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1997(平成9)年5月に、「お便りネット」事業を開始しました。
この「お便りネット」は、高齢者の見守り活動を支援するものとして、始めたものです。
高齢者の孤独死対策等のため、1993(平成5)年から「見守りネットワーク」事業を行っていました。
「見守りネットワーク」には、郵便職員も協力しており、その訪問回数を増やしたいと考え、開始したものです。
一年を通して、ハガキを募集しています。
募集しているハガキは、引き出しの奥に眠っている未使用や、書き損じのはがきなどです。
募集は、広報誌やホームページなどで行っていました。
寄付されたハガキを、「お便りネット」に協力している所へ持参し、本文を書いてもらい、ポストへ投かんします。
そのハガキを、郵便職員が届けます。
ハガキを届けた際、郵便職員が、二日以上郵便物がたまっていないか、日中でも電気がつきっぱなしなど不審な状況はないかを確認。
訪問宅に、異常があった場に、事務局へ連絡するというものです。
「お便りネット」は、1997(平成9)年、宇奈月町の全(5)保育所と個人の協力を得て始めることが出来ました。
そして、1998(平成10)年には、宇奈月町の全(4)小学校の協力を得ることができたのです。
その後、関西電力(株)黒部川システムセンター、黒部峡谷鉄道、宇奈月中学校、公民館絵手紙教室受講生など、協力の輪が広がって行きました。
年1回、「見守りネットワーク」「お便りネット」協力者を対象にした、説明会・研修会などを開催しています。
「お便りネット」協力依頼には、本波が直接訪問し説明、了承を得てきました。
「お便りネット」のモデルなどはなく、独自に考え出したもので、名称も本波が名付けたものです。
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