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1996(平成8)年3月 「ふくし災害マニュアル」の発行開始しました。
「ふくし災害マニュアル」とは、災害に備え、準備品や心構えなどの注意点を記載したマニュアルです。
阪神・淡路大震災の経験から、普段からの啓蒙が必要だと感じ、年1回の発行を決め、全世帯への配布を行うことにしました。
災害は福祉に直結する部分が多いため、災害に備えたマニュアルを社会福祉協議会から発行するのも、悪くないと考えたのです。
「ふくし災害マニュアル」の発行は、阪神・淡路大震災発生に近い月としました。
マニュアルの内容は、簡単で、読みやすいものにこだわっています。
阪神・淡路大震災の翌年(平成8年)から、毎年発行を続けています。
社会福祉協議会が発行するマニュアルですから、敢えて「ふくし」の3文字をつけました。
そして、マニュアルの中に、必ずボランティアに関する内容を紹介しています。
「ふくし災害マニュアル」を、実際に担当していたのは、女性職員でした。
富山県内の市町村社会福祉協議会で、災害に関するマニュアルの発行を続けているところは、他にありません。
市町合併後、黒部市社会福祉協議会でも、市内全世帯などへの発行が続けられています。
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