データベース(福祉調査異動届) 




 1991(平成 3)年10月 福祉対象者等を対象にした、データベース(福祉調査異動届)の運用開始 
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 1991(平成 3)年10月に、宇奈月町社会福祉協議会で、宇奈月町の福祉対象者等を対象にした、データベース(福祉調査異動届)の運用を始めました

 データベースの基礎となるデータは、宇奈月町民生委員児童委員協議会理事会に「福祉調査異動届」の様式や流れ等を提案し、対象者異動発生時、事務局へ提出してもらう承諾を得ました。

 そして、市販されていたカード型データベースソフトNinjya(忍者)を入手し、各種設定等を行い、運用を始めました。

 データベースの設定等は、市販されていた書籍を購入し、それを参考に全て独学で行いました。

 データ入力以降、地域別一人暮らし高齢者の検索や、並べ替えなどが、瞬時に行うことができるようになりました。

 富山県内では、当時、福祉対象者・予備軍について、民生委員・児童委員と連携し、データベースで情報の管理・更新が行われているところは、ありませんでした。

 平成22年9月からは、黒部市全域で実施されています。


 民生委員・児童委員が、対象者の異動把握時に、「福祉調査異動届」を事務局に提出します。

 事務局では、提出された「福祉調査異動届」に基づき、随時データベースに入力、更新を行っています。


 「福祉調査異動届」記載の内容は、対象者によって異なります。

 事務局では、福祉対象者・予備軍について、常に、最新の情報が把握されています。

 行政情報ではなく、民生委員・児童委員が、その活動の中で把握した、実際の地域情報が更新されています。

 「福祉調査異動届」のデータが、平成11年3月から開始した、地図情報システム「えっ地図」にも活用されています。


 「福祉調査異動届」のモデルはなく、流れ・書類様式・記入項目など、独自に考え出したものです。

 このデータベース(福祉調査異動届)が、情報について考えるようになった一番最初のものでした。







本波 隆(ほんなみ たかし)

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