2009年 本波 隆(ほんなみ たかし)福祉関係ニュース






2009年 本波 隆(ほんなみ たかし)が、新聞で紹介されました・・・・



本波 隆が、紹介された回数




2009年(平成21年)3月26日(木)朝日新聞 富山県版
巡回映画 チラシ届けて7年余
黒部・社福協支所長、通算200日
 お年寄りを対象に開いている黒部市社会福祉協議会の巡回映画会のチラシ配りが、始めてから7年9カ月で200日に達した。旧宇奈月町時代から本波隆・宇奈月支所長(58)がほとんど1人で、チラシを上映地区の各家庭へ届けてきた。
 巡回映画「来て見てヤンバイ映画館」は、旧宇奈月町社会福祉協議会が01年6月から、お年寄りに楽しんでもらおうと、旧町内7カ所の公民館などで月2回、無料で懐かしい映画のビデオを上映している。08年6月からは旧黒部市内でも開始。これまでに「男はつらいよ」「愛染かつら」「旗本退屈男」など27本を計187回上映しし、延べ3901人が見た。
 チラシ配りは、第1回の上映会を開いた下立地区で50枚を配ったのが最初。1、2回目は会場近くの高齢者だけの家に配った。しかし高齢者宅を地図で探しながらの作業では時間がかかるため、3回目からは上映地区の全世帯への配布に替えた。
 家が比較的密集している宇奈月温泉や音沢地区は徒歩で、愛本や浦山地区は自転車でも5時間半、その他の地区でも2時間半〜4時間かかるという。降雪や積雪で自転車から徒歩に切り替えたり、途中で雨に降られたり、猛暑で汗だくになったりもした。
 200日目は、宇奈月公民館であった「王将」(1962年制作、三国連太郎主演)の案内チラシを宇奈月温泉地区で配った。郵便受けに入れ、顔見知りの家では声を掛けて手渡した。1時間半かけて108枚を配り、累計で4万2398枚に達した。
 本波支所長は「たくさんのお年寄りに映画を楽しんでもらえるよう続けている。家が新築されたり、人が住まなくなったりなど、地区内の変化がわかり、感慨深くなることもある」と語る。
白黒写真(省略)
チラシを配る本波支所長(右)=黒部市宇奈月温泉


2009年(平成21年)1月22日(木)朝日新聞 富山県版
子どもに16ミリ映画巡回開始
黒部市社福協
魚津の小坂さん285巻寄贈
 本格的な16ミリフィルムの子ども向け巡回映画会が20日、黒部市立中央児童センターで開かれた。市社会福祉協議会宇奈月支所が、昨年2月に寄贈されたフィルムを利用して初めて企画。学校から帰った子どもたち約60人と保護者らが、アニメの映画に見入った。子ども向け巡回映画は県内の社会福祉協議会では初めてで、4月からは定期的に開催する予定だ。
 この巡回映画会は「キッズヤンバイ映画館」と名付けた。「ヤンバイ」とは、県東部の方言で「よかったね」「いいあんばい」などの意味。上映されたのは97年制作の「かんすけさんとふしぎな自転車」。自転車屋さんのおじいさんと男の子に化けた子ダヌキとの交流を描いた心温まる話。文部省(当時)選定・教育映像祭動画部門優秀作品賞の受賞作。上映前、子どもたちにボランティアとして、ひとり暮らしのお年寄りに送る、はがきを書いてもらった。
 16ミリフィルムは、魚津市文化町の小坂陽子さん(76)が、昨年2月に285巻を寄贈した。小学校や保育園などで約45年間、出張映写会をしてきた夫の圭吾さんが06年に亡くなり、巡回映画会を開いている同協議会宇奈月支所に「役立ててほしい」と託した。同支所が整理し、幼児・子ども向け236巻、自然・ドキュメント22巻、娯楽4巻があることが分かった。
 フィルムの内容や上映時間が分からなかったが、同支所職員が小坂さん宅で捨てられる寸前だった大量の映画のチラシを見つけた。800種類以上あったチラシの中に、寄贈されたフィルムの233巻分もあった。そのチラシから内容や上映時間が分かり、今回の映画会にこぎつけた。故障していた16ミリ映写機の修理にも時間がかかっていた。
 同支所は、ビデオやDVDの映画約430本を所有しているが、16ミリフィルムの映画は初めて。2月10日に黒部市立東部児童センターで2回目を開くほか、4月以降は児童センターや保育所・幼稚園などを定期的に巡回する予定。
 本波隆支所長は「ほのぼのとした内容の映画が多い。子どもたちには、そんな映画を見て、やさしい心を持ち続けてほしい」と話した。
カラー写真(省略)
16ミリフィルムのアニメーションを映画に見入る子どもたち=黒部市金屋


2009年(平成21年)1月21日(水)北日本新聞 富山県版
寄贈フィルム 初上映
黒部市社福協宇奈月支所
子ども対象 定期的に
 黒部市社会福祉協議会宇奈月支所(本波隆支所長)は二十日、同市金屋の市中央児童センターで、児童や園児を対象にした巡回映画会「キッズヤンバイ映画館」を開いた。昨年冬に寄贈を受けた十六ミリフィルムを活用した初めての取り組みで、今春から市内の公共施設で定期的に開催する予定。本波支所長は「優しい心をはぐくむことにつながれば」と話している。
 黒部市社会福祉協議会宇奈月支所は、旧宇奈月町社会福祉協議会時代の平成十三年六月から、市内各地で高齢者を対象にした巡回映画会「来て見てヤンバイ映画館」事業を続けている。高齢者に外出の機会を提供し、介護予防につなげるのが狙いで、合併前の旧黒部市域を含めこれまで計百九十一回開催している。
 子ども向けの映画上映会に乗り出すことにしたのは作年二月、魚津市文化町の小坂陽子さん(76)から16ミリフィルムの寄贈を受けたのがきっかけ。小坂さんの夫は生前、県内の学校などで巡回映画を上映する仕事に携わっており、生前に集めたフィルム二百八十五本を無償提供した。
 フィルムを整理すると、娯楽作品に交じって児童向けの映画も数多く含まれていたことから、「キッズヤンバイ映画館」を企画した。
 初回はアニメ「かんすけさんとふしぎな自転車」を上映した。訪れた約八十人の子どもたちと保護者がスクリーンに見入っていた。上映に先立ち、子どもたちは市内の一人暮らしのお年寄りにあてた絵入りの手紙を書き上げた。
 次回は、二月十日午前十一時から、同市東部児童センターで開く。
カラー写真(省略)
16ミリフィルムのアニメ映画に見入る子どもら


2009年(平成21年)1月17日(土)富山新聞 富山県版

寄贈のフィルム285本活用
黒部市社福協の「ヤンバイ映画館」
20日から子供向け初開催
参加の児童 高齢者に絵入り手紙を書く
 黒部市社内各地で高齢者を対象とした巡回映画「来て見てヤンバイ映画館」を上映している同市社会福祉協議会は二十日、初の子供向けの巡回映画「キッズヤンバイ映画館」を開催する。
 魚津市文化町の小坂陽子さん(76)から昨年二月に寄贈された十六ミリ映画フィルムを活用し、一、二月に各一回試験的に実施、四月以降も月一回以上のペースで開催する。
 小坂さんの夫圭吾さんは生前、県内の学校などで巡回映画を上映する仕事をしており、陽子さんが「ヤンバイ映画館でぜひ使ってほしい」と、自宅にあったフィルム二百八十五本を黒部市社協に寄付した。
 初回は二十日午後三時半ごろから、市中央児童センターで開かれる。アニメ映画のほか、参加した児童に一人暮らしの高齢者に宛てた絵入りの手紙を書いてもらうことにしている。同社協宇奈月支所の本波隆支所長は「巡回映画が世代間交流のきっかけになるとうれしい」と話している。
カラー写真(省略)
黒部市社福協に寄贈された16ミリフィルム。「キッズヤンバイ映画館」で活用される=同社福協宇奈月支所




本波 隆(ほんなみ たかし)

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