1999年 本波 隆(ほんなみ たかし)福祉関係ニュース

1999年(平成11年)12月3日(金)富山新聞 富山県版
高齢者福祉を考える映画鑑賞会
■と き/12月3日(金)
■開催時間 13;00〜15:30
■ところ/宇奈月町中央公民館
●映画上映会 13:00〜
高齢者福祉啓発キャンペーン
上映『一本の手』入場無料
●フリートーキング 15:00〜
テーマ:映画から−これからの高齢者福祉を考える
※助言者 宇奈月町社会福祉協議会
会 長 大坂 吉郎
事務局長 本波 隆
主催/宇奈月町役場・中央公民館
共催/宇奈月町老人クラブ連合会
宇奈月町社会福祉協議会
協賛/富山新聞社
●お問い合わせ●
宇奈月町中央公民館
電話(0765)65−1818
1999年(平成11年)10月24日(日)讀賣本新聞 富山県版
くらしネット
ボランティア
つどい
大島町ボランティアのつどい
26日午後1時30分〜4時・大島町社会福祉センター。
▽内容=活動事例発表(手話、伝承紙芝居)、講演会「災害時における救援ボランティア」:講師は本波隆氏。
問い合わせは 0765-52-5010
1999年(平成11年)9月11日(土)FMとやま 11:30〜 富山県内放送
週刊とやま見聞録
1999年(平成11年)9月6日(月)FMとやま 9:00〜11:00 富山県内放送(生放送)
大地震!
そのときあなたは「できていますか?災害対策」
KNBアナウンサー 数家 直樹
FMとやまアナウンサー 牧内 直哉
ゲスト 神戸市市民局次長 桜井 誠一
宇奈月町社会福祉協議会事務局長 本波 隆
高齢者・障害者支援ネットワーク副代表 黒田 裕子
1999年(平成11年)9月6日(月)北日本放送ラジオ 9:00〜11:00 富山県内放送(生放送)
大地震!
そのときあなたは「できていますか?災害対策」
KNBアナウンサー 数家 直樹
FMとやまアナウンサー 牧内 直哉
ゲスト 神戸市市民局次長 桜井 誠一
宇奈月町社会福祉協議会事務局長 本波 隆
高齢者・障害者支援ネットワーク副代表 黒田 裕子
1999年(平成11年)8月9日(月)北日本新聞 富山県版
懐メロ、謡曲・・・
全国から善意
お年寄り向けの音楽サービステレビで紹介
宇奈月町社福協
LPやテープ 2カ月で1485点
一人暮らしのお年寄りらを対象に懐メロなどを聴かせる「聞いてみんけサービス」を行っている宇奈月町社会福祉協議会(大坂吉郎会長)に、全国から二カ月で千四百八十五点に上るレコード盤やカセットテープなどが届き、関係者を喜ばせている。
六月に協議会の活動がNHK教育テレビの三十分番組「ボランティアまっぷ」で紹介されたのがきっかけ。番組を見た視聴者が、しまい込んであったLPなどを続々と送ってきた。
「私も一人暮らしで、ぼけ防止のためにラジオから歌謡曲を録音していたテープを送ります」と書いてきた八王子の男性や、「主人を亡くして二十七年。まだまだできることがあれば人様のお世話をしたい」という大分県の七十五歳の女性ら温かい手紙が一緒に届く。
謡曲から歌謡曲までジャンルはさまざまで、美空ひばりがまだ子どものころ歌った松竹映画「父恋し」の主題歌「ひばりの花売り娘」や、「世界名曲大全集」全二十巻。宝生流謡曲大成のセットなどもある。レコードプレーヤー一台や謡曲本百九十一冊も届いた。
「聞いてみんけサービス」は、平成九年に民話を録音したテープで始めた。そのうちお年寄りの中から懐メロが聞きたいという要望が出て、十年四月にインターネットで全国から古いレコード盤を募集。
今回届いた分を合わせてこれまでに、レコード三千六百二十枚。CD五百四十一枚。カセットテープ二百二十二本が集まっている。
同協議会の本波隆事務局長はレコードの整理に追われながらも、「反響が大きく驚いている。大切に使わせていただきます」と話している。
白黒写真(省略)
全国から届いた大量のレコードを整理する職員
1999年(平成11年)6月4日(金)NHKETV 14:20〜15:00 全国放送(再放送)
ボランティアまっぷ
”聞いてみんけ”
懐かしのメロディー
ゲスト 富山県宇奈月町社会福祉協議会事務局長 本波 隆
キャスター 千住 真理子
後藤 繁栄 アナウンサー
収 録 1999年(平成11年)5月26日(水) NHK放送センターCT413 12:00〜17:00
1999年(平成11年)6月3日(木)北日本新聞 テレビ番組欄
みもの
ボランティアまっぷ
教育7・10
宇奈月町では、町の社会福祉協議会のアイデアで昨年から始まった、ボランティアによる「聞いてみんけサービス」が好評だ。お年寄りのリクエストにこたえて、ボランティアがレコードやカセットテープ、プレーヤーを持って家を訪れ、一緒に音楽を聴いて楽しもうというサービスである。懐かしいメロディーがお年寄りの楽しみとなり、さらに安全を守る手段ともなっている。
1999年(平成11年)6月3日(木)朝日新聞 テレビ番組欄
ボランティアまっぷ
★教育7・10
富山県宇奈月町では、ボランティアによる「聞いてみんけサービス」が好評だ。お年寄りのリクエストにこたえて、ボランティアがレコードやカセットテープを持って訪れ、音楽を聴いて楽しもうというもの。このサービスを紹介する。
1999年(平成11年)6月3日(木)NHKETV 19:10〜19:40 全国放送
ボランティアまっぷ
”聞いてみんけ”
懐かしのメロディー
ゲスト 富山県宇奈月町社会福祉協議会事務局長 本波 隆
キャスター 千住 真理子
後藤 繁栄 アナウンサー
収 録 1999年(平成11年)5月26日(水) NHK放送センターCT413 12:00〜17:00
1999年(平成11年)4月21日(水)NHKBS1 17:00〜 東海・北陸地方放送(再放送)
ナビゲーション99
どう守る一人暮らしのお年寄り
1999年(平成11年)4月18日(日)NHK総合TV 8:00〜 東海・北陸地方放送
ナビゲーション99
どう守る一人暮らしのお年寄り
1999年(平成11年)4月17日(土)NHK総合TV 18:10〜 東海・北陸地方放送
ナビゲーション99
どう守る一人暮らしのお年寄り
1999年(平成11年)4月8日(木)北日本新聞 富山県版
宇奈月町社福協 地図上にデータ集約
独居老人の自宅一目で
災害、福祉面でフル活用へ
宇奈月町社会福祉協議会(大坂吉郎会長)は、町内の独り暮らしや寝たきり老人などのリストと住宅地図をドッキングさせたパソコンのデータベースを完成させ、活用している。災害時の救助や福祉サービスに威力を発揮しそうだ。
データベースは、独り暮らしや寝たきり、重度障害、母子・父子家庭、痴ほう性老人、施設入所者など十二項目に分けたリストをパソコンで作成。さらに、住宅地図を記憶させ、体の状態ごとに赤丸や青丸などの印を置いて、町内のどこに、どのような人が暮らしているのか一目で分かるようになっている。
作成のきっかけとなったのは七年前の阪神大震災。本波隆事務局長(四八)がボランティアで駆け付けたとき、どこに独り暮らしのお年寄りが住み、どのような助けを待っているのか、情報はほとんどなかった。「自分から助けてくれと声を上げられる人でないと、ボランティアが駆け付けることもできないと分かった」と話す。
データベースは地図をカラー印刷することもでき、だれが見てもすぐに活用できる。民生委員らの情報を基にデータを一カ月ごとに更新する。同社協は保育所園児や児童らがはがきを高齢者に送る「お便りネット」や、医師・看護婦の訪問なども行っており、「データベースをどんどん活用したい」と話している。
白黒写真(省略)
データベースを操作する本波事務局長
1999年(平成11年)3月5日(金)富山新聞 富山県版
お年寄りの所在や連絡先 即座に
地図情報システム稼働
723人分、万一の事態に対応
宇奈月町社福協 きょうから運用
宇奈月町社会福祉協議会は五日から、町内の独り暮らしや寝たきり、重度障害者らの所在や連絡先確認が簡単に出来る地図情報システム「えっ地図」の運用を開始する。同システムは四年前の阪神淡路大震災で「膨大な個人情報をスピーディに処理できる新たな管理システム」として注目されるようになり、同協議会でも昨年夏から準備を進めていた。
新システムは、コンピューター上の住宅地図の上に様々な個人情報を入力し、必要に応じてデータを検索できる。これまでに独り暮らしや二人暮らし、重度障害者、痴ほう性老人ら七百二十三人の情報を入力し、緊急連絡先や担当の民生委員、施設入所先などのほか、地図上に丸や四角など色分けした印を付け、地域全体の独り暮らしや寝たきり老人の分布も即座に把握できるようにした。
本波隆事務局長によると、同協議会では平成三年から民生委員の協力で、パソコンで福祉データを管理してきたが、阪神淡路大震災の応援に行った際、全国から駆けつけたボランティアの人たちが地理不案内もあって立ち往生する場面を目撃し、福祉分野に地図情報システムを取り入れる必要性を痛感したと言う。
使用しているのは数十万円の市販ソフトで、各地の消防本部などが導入している大規模な地図情報システムとは異なるが、名前や電話番号、住所の一部からでも探している個人の家を探し出すことができる。
同協議会ではプライバシーの保護にも気を配り、将来は写真も入力できるようにするなど、レベルアップしていくことにしている。
カラー写真(省略)
5日から運用を開始する地図情報システム=宇奈月町社会福祉協議会
1999年(平成11年)3月5日(金)BBTTV 18:25〜 富山県内放送
スーパーニュース
えっ地図で変わる!
そこには福祉に情熱をかける男の姿が・・・・・
住民情報の新システム
1999年(平成11年)3月5日(金)チューリップTV 17:00〜 富山県内放送
チューリップTVニュース
万が一に備え新たな地図システム
1999年(平成11年)3月4日(火)NHK総合TV 20:45〜富山県内放送
ニュースとやま
宇奈月町 緊急対応福祉地図
1999年(平成11年)3月4日(火)NHK総合TV 18:30〜富山県内放送
とやまイブニングワイド
宇奈月町 緊急対応福祉地図
1999年(平成11年)2月14日(日)北日本新聞 富山県版
県内で相次ぐ高齢者の孤独死
見守り態勢に限界
プライバシー大きな壁 困難な全体数把握
(一部省略)
「毎日だれかが訪問」目標
宇奈月町社会福祉協議会
宇奈月町社会福祉協議会は、毎日地域を訪れる郵便や新聞、牛乳配達員らに参加してもらい、五年から町内の独り暮らしの高齢者を支援する「見守りネットワーク」を継続している。
高齢者宅への配達時に、郵便受けの新聞が二日以上取り出されていない、などの異常を見つけたときに同町社福協に連絡してもらう。八年四月からは水道、ガス、電気の検針者にも加わってもらい、声掛けを実践している。
独り暮らしの高齢者に、園児や児童に書いてもらったはがきを送ることにも取り組んでいる。郵便局員が訪れる機会を増やすことが目的だったが、高齢者から好評を得ている。
民生委員や在宅介護支援センターから情報を集め、独自に独り暮らし高齢者の人数や状態でコンピューターに入力して月一回、内容を更新。住民票では高齢者夫婦の二人暮らしだが、実際は夫が入院し妻が独りで家にいるなど、町が把握しきれない動向を細かくつかんでいる。
同町社会福祉協議会の本波隆事務局長は「電気などの検針は月一回で、毎日にの見守りにはすき間がある。データの更新も月一回では不十分。さらに迅速に高齢者の動向をつかみたい」と課題を挙げる。
高齢者の毎日の動向を町が把握するには限界があり。「手厚い福祉サービスを準備しても、名簿から漏れていれば受けられない。社福協が高齢者のデータを積み上げて行くべきだ」と話した。
以下省略
1999年(平成11年)2月9日(火)讀賣新聞 富山県版
宇奈月のIネット
全国に広がる電子メール
ML「うなそーす」開設1周年
福祉関係者 情報交換の輪に威力
宇奈月町社会福祉協議会が、インターネットを利用して全国の社協職員らの間の情報交換を目的に開設したメーリングリスト(ML)「うなそーす」が、今月で一周年を迎えた。配信された電子メール総数はすでに一万通を超え、社協職員らの仕事上の悩み相談の場となっているほか、全国の福祉関係者のネットワーク作りに威力を発揮している。「うなそーす」の開設を全国に呼びかけた同社協の本波隆事務局長(48)は「阪神大震災のような災害時の迅速な情報交換と全国的な支援活動に、このネットワークを生かすことがこごが出来るのでは」と期待している。
メーリングリストは、ある共通の興味を持つ集団の中で電子メールのやり取りをする手段。メンバーとして登録されると、メンバーが発信した全てのメールを受け取ることが出来る。
「うなそーす」は昨年二月、同社協が中心となって十一都県の社協職員ら二十七人で開設。その後、メンバーが増え続け、現在では北海道から沖縄県まで全国三十三都道府県の百一人が参加している。そのうち九割が社協職員だ。このほか、ホームヘルパーやボランティアらも参加している。県内のメンバーは現在十三人。メール交換も盛んで、一日平均三十−五十通、多い日は百通を超える日もあるという。
「うなそーす」では、介護保険やホームヘルプサービスなどについて、当事者同士が抱く疑問や悩みなどの相談や意見交換も行われている。また、昨年九月に発生した台風の際、リアルタイムで風雨の状況が各地から報告されたほか、先月のコロンビア西部で起きた大地震では、救援金の振り込み先や問い合わせ先などの情報が配信された。
「重宝しています」メンバー
「社協職員対象の研修会の後に懇談会を開いたり、メンバー間の直接の交流も広がっている」と本波事務局長。「うなそーす」でのやりとりも固い話だけではなく、メンバーの近況や冗談などもあり、なごやかな雰囲気で進んでいるという。
メンバーの一人で民間の有料ホームヘルプサービスに携わっている入善町の渡辺菜美さん(31)は「町などに所属していないため、これまでは必要な情報が入りにくかったが、全国の人に相談できる『うなそーす』は重宝。毎晩メールをチェックするのが楽しく、夜更かしぎみですが・・・・・」と笑う。また、中心的なメンバーの一人、熊本県宇土市社協の林和正さん(45)も「『うなそーす』に入ったのがメールを使い始めるきっかけだったが、今ではもう、仕事に欠かせない道具になっている」と話している。
カラー写真(省略)
「うなそーす」のホームページを見る本波事務局長
1999年(平成11年)2月4日(木)北陸中日新聞 富山県版
電子メールで福祉を語ろう
全国から意見続々 利用件数1万突破
宇奈月町社福協『うなそーす』が好評
宇奈月町社会福祉協議会(大坂吉郎会長)が、全国の福祉関係業務に携わる人たちの情報交換を目的に、昨年二月開設したメーリングリスト「うなそーす」の利用件数が、一年間で一万件を突破する実績を挙げている。介護保険導入を目前に控え、最近は運営手法や費用試算などの意見交換が活発に行われており、同協議会の本波隆事務局長は「全国の福祉関係者の間に、ネットワークを浸透させたい」と意気込んでいる。
「うなそーす」には現在、北海道から沖縄県まで全国三十三都道府県の七十九組織百一人が参加。参加者は、パソコンを使って「うなそーす」のメールボックスへ電子メールを送信すると、自動的にメンバー全員へメールが届く仕組み。
自分の意見に対するメンバーの指摘や提案、他のメンバーがどんな情報のやりとりをしているのかも一目で分かる。パソコンを活用した現代の伝言板だ。万一の災害時に被災地の情報を伝達し、全国的な支援活動に役立てる狙いもある。
当初はメンバー二十七人で立ち上げ、最初の五カ月のメールのやりとりは約五百件だた。その後、同協議会のホームページでの紹介や口コミなどでメンバーも徐々に増え、メールも急増。先月二十一日で一万件を突破した。今では一日平均約五十件。百件を超える日もあるという。
メールの内容は、各地の福祉サービスの現状報告や事例紹介、日常業務での疑問点やその回答など多岐にわたる。本波事務局長は「意見を求めたり、疑問を提示すると、一日待てば数多くの意見や回答が得られるので非常に助かっている」と話す。
開設一周年を記念して、メンバーの間から福祉に関するハンドブック作製の案が持ち上がるなど「うなそーす」を基にした新たな活動も出始めている。
「うなそーす」の概要は宇奈月町社会福祉協議会のホームページで紹介している。
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パソコンで全国からの情報を見る本波さん=宇奈月町社会福祉協議会で
1999年(平成11年)2月2日(火)北日本新聞 富山県版
宇奈月町社福協
メーリングリスト
「うなそーす」開設1周年
メンバー100人突破
情報交換活発に
宇奈月町社会福祉協議会が全国の福祉関係者を対象に開設したインターネットのメーリングリスト「うなそーす」が、一周年を迎えた一日までに、メンバー百人、メール総数一万件を突破した。「うなそーす」では福祉現場のさまざまな情報が活発にやりとりされており、同社協では「福祉は情報が命。今後さらに全国と連携を深めたい」と張り切っている。
メーリングリストは、登録された複数のメンバーと電子メールを同時にやり取りする方法。「うなそーす」は昨年二月一日、全国の福祉関係者と意見交換、災害時の情報収集を目的に同社協が開設した。
開設当初二十七人(十一都県、十七組織)だったメンバーは、一年間で百一人(三十三都道府県、七十九組織)に増加。
メール数も、一日平均五十通までに増え、総数は一日正午現在で一万五百七通を数えた。
メールでは、介護保険の運営方法、ホームヘルプサービス、講座の案内など、現場の悩みや情報について意見を交換。「介護保険はわが町では黒字試算を出した」「運営方法をぜひ教えてほしい」といったやりとりが活発に行われているという。
一周年記念として、全国のメンバーが協力して会員を紹介するホームページを制作した。管理人を務める本波隆同社協事務局長は「一年間でこんなに広がるとは思っていなかった。福祉関係者で興味のある人はぜひ参加してほしい」と話している。
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福祉関係者のメーリングリスト「うなそーす」を管理する本波隆宇奈月町社会福祉協議会事務局長
1999年(平成11年)2月1日(月)KNBラジオ 10:40〜 富山県内放送
ラジオで茶ちゃチャ
ビタミンわいど
福祉地図
1999年(平成11年)1月31日(日)富山新聞 富山県版
会員数、早くも100人突破
宇奈月町社福協「うなそーす」
メール交換も1万件超す
開設から1年経過
宇奈月町社会福祉協議会が全国の社会福祉関係者を対象に開設した「うなそーす」メーリングリストが、開始から約一年の三十日までに、登録会員数が発足当初三倍強の百一人、メール総数も一万件を突破していることが分かった。
メーリングリストは、インターネットの電子メールを複数の会員と同時に交換できる新しいコミュニケーションの方法で、四年前の阪神淡路大震災では被災地の様子を知らせるのに大きな威力を発揮した。
宇奈月町社協では本波隆事務局長が中心になり、全国の社会福祉協議会職員らに加入を呼び掛け、これまでに北海道から沖縄まで三十三都道府県、七十九組織、百一人の大きなネットワークが広がった。最初は十一都道府県、二十七人でスタートしたが、現在では一日平均二十八通、多い時は百通以上のメールが交換されている。
万一の災害時には同ネットと通じて、被災地の様子なども瞬時に把握することができ、本波さんは「残る十四県にも早く情報ネットを広げたい」と、二年目への抱負を語っている。
白黒写真(省略)
メール交換数が一万件を突破したメーリングリストと本波さん−宇奈月町社会福祉協議会
1999年(平成11年)1月30日(土)NHK総合TV 7:30〜 東海・北陸地域放送
ウィークエンド中部
聞いてみんけサービス
本波 隆(ほんなみ たかし)
