21世紀は「グローカルな時代」! 研究所は扇状地の情報を発信します。
黒部川扇状地の変容状況を総合的に調査研究し、より豊かな地域社会の形成を図ることを目的として昭和51年に設立。現在会員数は約150名である。
研究例会では専門家による講演会や研究員による研究発表会が行われ、会員同士が研究成果を共有し、情報交換を図りながら研究を深めている。
また、地域への出前講座をはじめ、地元小中学校、高校への出前授業や中学生の「社会に学ぶ14歳の挑戦」受け入れなど、地域住民・学校に対して積極的な支援や協力にも努めている。これらの成果を所報や紀要にまとめて累積し、貴重な資料として各界の研究者に有効活用されている。
研究は地理・地学・歴史をはじめ、環境・人口・食糧・水・エネルギー問題など多方面にわたり黒部川扇状地の自然環境と調和した地域社会の構築並びに振興、そして地域の枠を超える課題解明にも結びつき大きな成果をあげている。