ブログ「・・と温泉」 
本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.3,074「逆光のなか小さな白い花とべったり濡れた道路と温泉と」    2025(令和7)年 3月18日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路沿いにある2階の窓まで届きそうな木に、小さな白い花がいくつも咲いているのに気がつきました。逆光なので、はっきりとは見えなかったのですが、あれは白梅。昨日、あられが降るほど冷え込んだというのに、春の到来をはっきりこの目で確認です。白梅の次は、紅梅。そして、桜の声を聞けるのも、きっともうすぐだ。

 坂道の途中、道路が水でべったりと黒く濡れているのが目に入りました。あれは、道路中央に設置してある消雪装置から出た水。センサーが感知し、自動的に出たのでしょう。この冬、どれだけあの消雪装置に、助けられたことか。車通勤族の一員として、消雪装置関係者には、感謝してもしきれないほどです。次シーズンも、どうか。

 さて、田んぼに薄っすら雪が積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、わくわくどきどきするって楽しいもの。その日を迎えるまでが特に、のようだけど。当日になり思っていた以上に、ならそれは大成功。だけど、時にはがっかりする場合も。計画は後々悔いの残らないよう、心して立てるようにしていたか、考えるのも。。。



No.3,073「雨の中傘をささない男性と道路に落ちていた空き缶と温泉と」    2025(令和7)年 3月17日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、灰色のジャンパーを着た若い男性が、傘をささずこちらの方へ歩いて来るのが目に入りました。黒い小さなリュックを、右肩に背負って。それが、ポツポツとはいえ、雨が降っている中をなのです。地面のあちこちに水たまりがあるので、雨が突然降って来たわけではありません。あれだと、まるで風邪をこちらから、呼び込んでいるのでは。

 曲がり角近く、道路横に残っている雪との境界付近あたり、空き缶が落ちているのに気がつきました。それが、1個ではなくあちこちに。そして、形は円筒形のものや、太い牛乳瓶のようなものまで様々。冬期間、車の窓を開けて、誰かがポイ捨てしたもの。雪がとけてきたため、その姿を現したのでしょう。なんだか、恥のかたまりに見えなくもだな。

 さて、山の杉林から白い湯気のようなものが上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰も病気にはなりたくないもの。そのため、きちんと運動や飲食等に気を配っているはずなのだけど。今、健康だからといって、それが未来永劫続く訳でもないのは紛れもない事実。己の体を過信して無茶な行動などとっていなかったか、考えるのも。。。



No.3,072「切られた庭木の幹と取り外された雪囲いと温泉と」    2025(令和7)年 3月14日掲載
_
 今朝は、晴れ。積雪は、ありません。
 出勤途中、公共施設の手前にある家の庭木、幹の上の部分が斜めにスパッと切断され、真新しい切り口が白っぽく見えるのに気がつきました。切られた幹の向きは、道路側。そのままにしておくと、家の近くを通る人たちの迷惑になる、と考えたのでしょうか。おかげで庭先がなんだか明るくなったよう。あれだと、低い植木たちの元気に、弾みがつくかも。

 緩い坂道の先、道路沿いにある家の正面を覆っていた雪囲いが、すっかり取りはずされているのが目に入りました。残っているのは、支え用の縦の角棒と横板が数枚。雪囲いで、覆っていたのが木の板だったのか、それともエンビ波板だったのかは記憶にないのですが。だけど、大量にあったのは紛れもない事実。片づけ、二人がかりでなければだったはず。

 さて、ふさふさの毛をした猿が道路の先を横切って行ったこんな日は、あったかい温泉に入り、気がつかないことってあるもの。ところが、他人が自分に対して行ったことだとすぐ気づくのに、どうしてだかその反対は全く。だけど、受けた側は、そのことをしっかりと覚えて。まさか、自分の言動で誰かに迷惑などかけていなかったか、考えるのも。。。



No.3,071「トラック後部黄色と黒の縞柄模様板と落ちた黒い板と温泉と」    2025(令和7)年 3月13日掲載
_
 今朝は、晴れ。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路前方の横道から出て来たトラックの荷台に、ドラム缶と一輪車等が積まれているのが目に入りました。荷物の内容などからして、現場へ向かうトラックのようです。荷台後部板には、幅広黄色と黒の縞柄がトラック横幅いっぱいに貼られて。後続車に、一目で分かるからいいこと。だけど、交通法規で定められていたかどうかまでは。

 曲がり角の向こう側に、折れ曲がったトタン板のようものが落ちているのに気がつきました。ちょうど、積もっている白い雪との境目あたり。表も裏側も黒色をしており、厚さはとても薄いように見えます。落ちていた場所などから判断して、車の底の部分などが雪のため外れたのか。そのままにしておくと、大きな故障の元になりそうだけど。

 さて、田んぼに残っている雪が太陽の光でキラキラ反射していたこんな日は、あったかい温泉に入り、知らなかったでは済まないのが法律。なので、基本的なことは、ある程度理解しておく必要があるもの。だけど、六法全書を頭に入れるなんて土台無理なこと。せめて一般常識を磨き、普段から分別のある判断ができていたか、考えるのも。。。



No.3,070「花壇に咲いた黄色と薄いピンクの花と満開の蝋梅(ろうばい)と温泉と」    2025(令和7)年 3月12日掲載
_
 今朝は、晴れ。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の花壇に、黄色と薄いピンク色した小さな花が咲いていのが目に入りました。雪のとけた日から逆算してみると、どうやらホームセンター等で、苗を買い求めて植えたもの。他にはどこにも咲いておらず、余計きれいだなと。あそこは、毎年季節の移り変わりを、実感できる花壇です。だけど、そのための手入れはさぞかし。

 地区交流センターの近く、道路に面している家の庭木に、白っぽい花がたくさん咲いているのに気がつきました。あの花は、満開になった蝋梅(ろうばい)。昨日までは、木の上の方しか咲いてなかったのに、暖かい太陽のお陰で、一気に花開いたようです。紅梅はどうかと思って目を凝らしたけど、まだその姿は見えず。でも、もうすぐ花の饗宴が。

 さて、山の頂の白い雪がまぶしく見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、陰の苦労は人の目になかなか見えてこないもの。結果だけを見て、いい悪いを言うのはとても簡単なこと。だけどきちんと形になるまでが大変で、本当に苦労をしている人は、自らあまり口に出さないもの。陰の努力をしっかりと見極められる目を養っていたか、考えるのも。。。



No.3,069「三輪自転車白ヘルメットの男性と駐車場のパワーシャベルと温泉と」    2025(令和7)年 3月11日掲載
_
 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、白いヘルメットをかぶった男性が三輪自転車に乗って、道路の横をゆっくりペダルをこいでいるのが目に入りました。後ろにある荷台には、白いゴミ袋が積まれています。ゴミ置き場まで歩いて運ぶのは大変と、自転車を利用したのでしょう。家からゴミ置き場迄の距離は、いったいどのくらいなのか。たとえ短い距離でも、ヘルメットは。

 道路に面している事務所前の駐車場の隅に、黄色いパワーシャベルが止まっているのに気がつきました。見ると、昨日まで1階屋根ほどまで積まれていた雪の山が、すっかり消えているでは。そして、パワーシャベルの周りには、黒く汚れた雪がいささかでこぼこだけど、平らにならされた状態。機械を使うと、わずか1日でも、あんなふうになるのだな。

 さて、雲の中に白い太陽が見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、喉元過ぎればということがあるのは事実。その当座は、ある程度注意や備えなどをしていたはずなのに、月日が経つと影も形もすっかり。だけど、いつなんどきこの身に災害が降りかかるか。あれから14年。災害への備えについて、家族で真剣に話し合うことなど、考えるのも。。。



No.3,068「家の前の灰色キャンピングカーと小型ブルドーザーのタイヤチェーンと温泉と」    2025(令和7)年 3月10日掲載
_
 今朝は、快晴。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、灰色の大きなキャンピングカーが止まっているのに気がつきました。外見からして、どうやら新車ではなさそう。以前、あの家の前に、子供用の自転車が2台あるのを見た覚えがあります。学校の春休みなどを利用し、キャンピングカーに乗って、家族で遠出をする計画を立てたのかも。家族、きっと忘れられない思い出に。

 緩い曲がり角の手前、倉庫の横に止めてある小型ブルドーザーのタイヤに、太いチェーンが巻いてあるのが目に入りました。あれは、おそらく個人が所有するブルドーザーで、近所の道路や敷地内などの除雪をしていた専用のもの。その他に、頼まれて出かけたこともあるのでしょうが。あの太いチェーンを外す時期は、もう目の前にやって来ているはずで。

 さて、水色の空が広がるこんな日は、あったかい温泉に入り、子供の頃両親に連れられ百貨店へ行った記憶が。父親はスーツを着、レストランで白いカップに入った黒い色の飲み物を飲んでいたっけ。小さな旗が立てられていたから、子供たちはお子様ランチだったか。スマホから離れて、久しぶりに家族揃ってどこかへ出かけることなど、考えるのも。。。



No.3,067「しなびた柚子の実と交流センター奥に見える雪の山と温泉と」    2025(令和7)年 3月 7日掲載
_
 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路に面している家の庭先、大人の胸ほどの高さがある木の枝に、ピンポン玉より一回りほど大きな黄色い実がついているのが目に入りました。あれは、柚子の実です。雪が降る前からなっており、春を迎えるこの時期まで残っているとは驚き。ただ、少々しなびた感じで、人間でいうと間違いなく高齢者の仲間入り。でも、よくぞここまで風雪に耐えて。

 地区交流センター駐車場の奥、雪が山のように積まれているのに気がつきました。この冬、道路に積もったたくさん雪を、ブルドーザーなどで何度も除雪。その捨て場として、あの駐車場をつかっているもの。しかし、あれだけ残っていると桜の開花が過ぎても、まだ積もった雪が消えずに見られるかも。暑い時の雪ならありがたいけど、寒いときの雪の山はちょっと。

 さて、青い空が見えているのに小さな雪が舞っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、月日を重ねると、いい味が出てくるものってあるもの。手作りの漬物や、家で作った梅酒などは、その一例かも。そこに見える、しわの一本一本に、確かな歴史が刻まれているのでしょう。人に誇れるような深いしわを、この身にしっかりと刻んでいたか、考えるのも。。。



No.3,066「咲いた黄色い蝋梅(ろうばい)の花とミルクと書かれたシールと温泉と」    2025(令和7)年 3月 6日掲載
_
 今朝は、雨。積雪は約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにある生け垣の向こう側、黄色い蝋梅(ろうばい)の花が咲いているのに気がつきました。聞くところによると、蝋梅はとてもいい匂いがするのだとか。これまでその香りに接した記憶はなく、どんな匂いなのかは知らないのだけど。枝にはこぶりの黄色い花が、たくさん見えています。花の少ないこの時期には、とても希少で。

 赤信号で停車した時、前の軽四ワゴン車の後部に、小さくミルクと書かれたシールのようなものが、貼られているのが目に入りました。あれは毎朝、牛乳を家まで配達している、車なのでしょうか。昔だと、もちろん丸い形をしたガラス瓶。それが時代と共に四角いパックへと。そうそう、三角形のパックもあったけど、入っていたのは何だったか。

 さて、強い雨が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、競争相手が多いとその中で頭角を現すのはなかなか難しいもの。その点、周りに同じような人がいなければ、すぐに目立つよう。そして、他と比較されることがないから、思う存分好きにやれるような気がするし。自分は他にはないどんな武器を持っていたかなと、考えるのも。。。



No.3,065「車を見送る白髪の女性と見えてきた紅白ポールと温泉と」    2025(令和7)年 3月 5日掲載
_
 今朝は、雨。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、両手を後ろに組んで立っている、白髪の女性がいるのが目に入りました。どうやら、少し前に出ていった、灰色の大きな車を見送っているようです。雨が降っているのに、傘もささずじっと立ったまま。家族が職場へ出かける時の見送りのよう。それも、ご主人ではなくお子さんか。だって愛情のかけ方が違うから。

 曲がり角の付近から、紅白のポールがやけに目に入ってくるのに気がつきました。運転や除雪する際などの目印として、冬に入る前から道路横に立てられているポール。これまで雪の中に隠れていたけど、雪が雨でとけたため久しぶりに明るい世界へと。この冬、除雪は何度も行われ、我々はどれだけその恩恵を受けたことか。ポールにもお礼を言わねば。

 さて、薄っすらともやのようなもので覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、大事に育てたものには愛着が。手数をかければかけるほど、それが強くなっていくもの。愛情を受けた側に、それが分かってくるのは、逆の立場になったからようやく。月日は経たけれど背中で受け止めた温かい眼差しを、よもや忘れてなどなかったか、考えるのも。。。



No.3,064「家の前の雪かきと黒いジャンパー長い袖の中の両手と温泉と」    2025(令和7)年 3月 4日掲載
_
 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路横にある家の前、茶色の毛糸帽をかぶった女性が、スコップで雪かきをしているのが目に入りました。防寒着姿ですが冷え込んでいるため、相当に寒いはずです。玄関前に積もった雪が気になり、朝早くから除雪をしているのでしょう。今日は、夕方頃から雨の予報なので、放っておいてもとけるはずだけど。それまで待てなかったか。

 公共施設の近く、暖かそうな黒いジャンパーの袖をぶらぶらさせた女性が、ゆっくりと歩いているのに気がつきました。両手とも、手は袖の中に入ったまま。あれだと、手袋をしてなくても、手は冷たくは感じることがないはず。歩いている場所からして、どうやらゴミを出した帰りのようです。なので、両手ともにふさがってはいないのは、うん納得。

 さて、田んぼの畔が雪の中から所々見えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、大概のことは時間が解決するもの。だけど、それまで待てないことがあるのも、これもまた事実。時の経つのをただ待つか、それとも先手を打ってこちらから動き出すか。さて、いったいどちらを選択。どうするか迷った時は、より困難な道の側を選ぶようしていたか、考えるのも。。。



No.3,063「屋根に積もった2種類の雪と大きな葉が描かれた観光バスと温泉と」    2025(令和7)年 3月 3日掲載
_
 今朝は、雪。積雪は、約25センチです。
 出勤途中、道路沿いにあるどの家の屋根にも、雪が薄っすらと積もっているのが目に入りました。ただ、積もっているのは、わずか2センチほど。なので、瓦の盛り上がっている部分は、雪に覆われず黒いままの状態。以前から屋根に残っている雪と比較すると、同じ白でもその色がどこか違います。新参者と古参では、やはり見た目からして違うようで。

 緩い坂道の途中、側面白地に緑色の大きな葉が描かれた大型観光バスが、こちらの方へ向かってくるのに気がつきました。県外ナンバーなので、冬の温泉を楽しんだ観光客が乗っているのでしょう。雪にいささかうんざりしている身とすれば、こんな時期どうしてわざわざかと思うもの。だけど、雪が珍しい人たちにとっては、念願の夢がかなったのかな。

 さて、小さな雪が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、風格というものは意識せずとも自然に醸し出されてくるもの。背伸びして無理に作り出そうとしても、それは所詮無理なことだから。あれは、重ねた経験と深い知識などに裏打ちされてだからこそ。上っ面だけの真似より、見えない内面の努力にしっかり目を向けていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

前のページに戻ります
トップページに行きます