ブログ「・・と温泉」 
本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,863「穂を出した黄緑色の麦と代かき用の「いぶり」を持つ男性と温泉と」    2024(令和6)年4月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある畑の奥の方、植えてある麦が穂を出しているのに気がつきました。麦畑はそれほど広くなく、機械等は使わずに手作業だけで行っているもの。麦は淡い黄緑色をしており、目にとても優しく感じる色です。背丈はまだ短いけど、成長盛りのため、これから一気に伸びてくるはず。たわわに実るに違いない麦秋が、楽しみだ。

 職場へ近づいたとき、農道に止めてある軽四トラックの近くで、代かきをするための「いぶり」と呼んでいた、木製の道具を持っている男性がいるのが目に入りました。田植えをする前、田んぼを平らにならすT字型した大きな道具です。最近は機械での代かきがほとんどのようだけど、あの男性、最後はやはり手でやることにこだわって。

 さて、窓から涼しい風が入ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、人によって伸びる時期は違うもの、若くして頭角を現す人がいれば、ある程度年齢を重ねてからようやく花開く大器晩成型の人も、そのどちらも他人には見えない努力の積み重ねがあればこそで、ただ手をこまねいて待つようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,862「脱いだウィンドブレーカーと田植の終わった田んぼと温泉と」    2024(令和6)年4月26日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、自転車の横で、着ているウィンドブレーカーを脱いている途中の、女性がいるのが目に入りました。白いヘルメットをかぶり、中は白い長袖ポロシャツに、黒いベストです。暖かくなってきて、脱いだウィンドブレーカーは不要になるため、前のカゴへでも入れるのか。爽やかな風を感じながらのサイクリングで、春を実感だ。

 緩い曲がり角の手前、道路近くにある小さな田んぼ、田植えがもう終わっているのに気がつきました。細くて薄い黄緑色をした苗が見えるけど、全体の五分の一ほどは、まだ水の下に隠れたまま。でも、すぐに成長し、水の中から少しずつ頭を出してくるはずです。この春はじめて目にした、田んぼに植えられた苗たち。元気に、育てよ。

 さて、軽四トラック何台もすれ違ったこんな日は、あったかい温泉に入り、家の中でじっとしているよりは、体を動かした方がいいことぐらい言われなくても分かっているつもり、それなのに部屋でスマホ画面に目をとられ、時間の経つのを忘れてしまうなんてほめられることでは、せめて連休中は太陽の下で汗を流すことなど、考えるのも。。。



No.2,861「歩道へはみ出したシバザクラと満員の大型観光バスと温泉と」    2024(令和6)年4月25日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前庭から、紫と白色のシバザクラが、歩道へはみ出してきているのに気がつきました。歩くにはそれほど支障にはならない、家側の方にです。もしあれがシバザクラではなく、角材やゴミ等が出ていると、絶対苦情になるはず。だけど、可憐な花なので、誰もが笑顔で黙って眺めるだけ。同じことでも、大違いで。

 赤信号で停車した時、県外ナンバーの大型観光バスが、前を通っていくのが目に入りました。見ると、座席はほぼ満員です。昨日は温泉を楽しみ、今日は違う観光地などを巡って、家へ戻るのかな。と思っていたら、続いて別の大型観光バスが、やって来たでは。コロナで外出を控えていた人たち、待ちに待った旅行が、いよいよ解禁したか。

 さて、西の空が薄い水色になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、その姿を見ただけで、一方は邪険にされ、もう一方は笑顔で歓迎して迎えられる、どうやらそれは持って生まれたことが関係しており、後天的なものではないことが多いよう、物事見た目に捉われず本質を見極めながら対応するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,860「色が薄い茶色に変わった草と土手に並んで咲く桜と温泉と」    2024(令和6)年4月24日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路に面している空地、一面緑色だった草のところどころが薄い茶色に変わっているのに気がつきました。特に茶色になっているのは、道路に近いあたり。奥の方は、白っぽい黄緑色です。広い敷地のため、草刈り機で刈るのは時間がかかって大変だからと、おそらく除草剤を撒いたもの。周りに家はあるし、放置するわけには。

 遠くに見える河原の土手、濃いピンクと薄いピンク色の桜の花が、交互に咲いているのが目に入りました。他の所にある桜は、もうほとんど散っており、葉桜状態です。ところが、土手の桜は、遠目でまだ八分咲きほどか、そろそろ散り始めた頃のよう。あそこには、敢えて遅咲きの品種を揃えて植えたもので、その意図はしっかりこの目に。

 さて、田んぼに張られた水がいっぱいになっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、土地を所有していれば自ずとその管理はついてくるもの、少しだけでも大変なのに、ましてや多いとなると負担はそれに比例し増加するのは当然のこと、持つ者の悩みは尽きないかも知れないが、誰かに迷惑をかけないよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,859「茶色い風呂敷包みを抱えた女性と戻ってきたツバメと温泉と」    2024(令和6)年4月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある車庫の前に、茶色い風呂敷包みを抱えた、高齢の女性がいるのに気がつきました。風呂敷で包んだのは、四角い形をした菓子箱のようなものです。出かけた先で、お土産として買ってきたの。あるいは、祝いごとなどがあり、親戚等へ届ける物なのかも知れません。だけど、風呂敷を見たのは、本当に久しぶりのこと。

 職場へ近づいた時、チチッという聞き覚えのある鳴き声と共に、黒っぽい鳥が速いスピードで飛んでいるのが目に入りました。あの姿、そして、飛び回る動きなどからして、あれは間違いなくツバメ。田んぼに水が張られるのを待っていたかのようにして、戻ってきてくれたようです。到着してすぐに巣作りだし、間もなく子育てが始まるな。

 さて、なんだか肌寒く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、バッグは入れられる形や量がきまっているけど、その点風呂敷だと少々大きな物やデコボコがあっても包めるので大丈夫、たたむと小さくなるし持ち運ぶにはとても便利、先人たちのそんな知恵のかたまりが身近にあるのに、使うことを忘れてなどいなかったか、考えるのも。。。



No.2,858「ピンク色花模様プリント柄の傘とパワーシャベル後ろの砂利と温泉と」    2024(令和6)年4月22日掲載
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 今朝は、霧雨。
 出勤途中、道路の前を、灰色フード付き防寒着に、白っぽい長靴を履いた女性が、薄いピンク色の傘をさしながら歩いているのが目に入りました。傘には、濃いピンク色で大きく花の模様がプリントされています。あの傘は、間違いなく桜の花をイメージして作られた物。うっとおしく感じる雨の日でも、桜の気分を楽しめるのは、いいな。

 道路に面しているプレハブ事務所の奥、中型の黄色いパワーシャベルが止められており、そのすぐ後ろに砂利が積まれているのに気がつきました。砂利は大人の腰ぐらいの高さがあり、きれいな円錐形をしています。もし、パワーシャベルで運んであの形に置いたのだとしたら、その運転操作技術は驚異的なもの。すごい人が、いるもので。

 さて、あたりがすっかり霧で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、明るい服を身につけると、どうしてだか心もウキウキして、すると自然に背筋がシャキッと伸びてきて、その服が似合ってくるから不思議、暗い服を着こすのは先へ延ばすことにして、今は明るい春のファッションを楽しむようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,857「ガードレールに掛けられた黒い帽子と公園の中でのスマホ撮影と温泉と」    2024(令和6)年4月19日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにあるガードレールの棒に、黒い帽子が掛けてあるのに気がつきました。帽子の正面に白くhと刺繍のしてある帽子で、生地は薄手。あのマーク、見る人が見れば分かるような気がするけど、ブランドとは縁のない身なので、何かの頭文字だろうぐらいしか分からず。誰かが落ちていた帽子を拾い、見えるようにとだな。

 公共施設の先にある公園の中、青いジャンパーを着た男性が、スマホを横にして写真を撮っているのが目に入りました。スマホの先にあるのは、公園に設置してある遊具の付近です。あの時間帯と、着ているものなどからして、建築工事等の関係者なのかも知れません。そうだとすると、もしかしてしばらくの間は使えなくなる可能性も。

 さて、黄砂のためか山がなんだか薄く見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、落し物を見つけた時は警察へ届ける、そんなことは親から言われたのか、それとも学校で聞かされたのか覚えていないけど、子供の頃にしっかりと心へ刻まれたこと、今落ちている物をじゃまだと足で蹴飛ばすようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,856「ゴミを押し込んでいる女性二人と夜間通行止め看板と温泉と」    2024(令和6)年4月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、黄色い割烹着と灰色のトレーナーを着た女性二人が、道路横にあるゴミ置き場へ両手を入れ、袋を押し込んでいるのが目に入りました。箱が満杯になり、ゴミ袋が入り切れず蓋が締まらなかったようなのです。ゴミを捨てに来た二人が、それならばと力を合わせて「ヨイショ」。笑顔が見えたので、どうにか袋を押し込めたようで。

 橋に差しかかったとき、夜間通行止めと書かれた、大きな看板が立てかけてあるのに、気がつきました。あの橋が通行止めになると、対岸側へ行くには大きく迂回しなければなりません。地域の道路に詳しい人だったらまだしも、夜間初めて通る人だと、間違えずに迂回できるかどうか難しいはず。略図が書かれており、あれで分かればいいな。

 さて、黄砂のため山がぼんやり見えているこんな日は、あったかい温泉に入り、一人だけの力なんて所詮たかが知れているもの、それが二人になると2倍以上の力になるから不思議、ましてや大人数が力を合わせるとどれだけ大きな成果につながっていくことか、だからこそ関係者が心を一つにして力を合わせるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,855「黒いカバーをかぶった角材とプランター満開のチューリップと温泉と」    2024(令和6)年4月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある空地の入口付近、コンクリートの上に、黒いカバーがかけられた物があるのに気がつきました。カバーのかぶっていない隙間から見えたのが、長方形の太い角材。端の部分が斜めに大きくカットされており、それが井桁の形で何段かに積んであります。あの角材、基礎工事などでも行うために準備したのかな。

 公共施設に近づいた頃、道路沿いある家のプランターの中、赤、白、黄色などのチューリップが、満開になっているのが目に入りました。その先、どの家のプランターも、目に入るのがほとんどチューリップばかり。桜が散り始め黄緑色の葉が出てきたところだけど、薄いピンク色の花と入れ替わるようにして、チューリップの番だ。

 さて、山の中腹杉林の上に白い湯気のようなものが立ち上っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、基礎を疎かにしていると、途中まではなんとかなっても、仕上げの段階で大きくつまずき、それから元へ戻そうと思ってもそう簡単にはいかないもの、時間優先ではなく基礎を最重要として行うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,854「庭に咲いたピンク色の芝桜と田んぼに入れられた水と温泉と」    2024(令和6)年4月15日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している家の庭、黄色い水仙の花の手前にピンク色の芝桜が咲いているのが目に入りました。気をつけて見ていると、その先にある家の庭先にも、同じようにピンク色と白色の芝桜が咲いています。本物の桜は満開の時期を迎えており、風に吹かれてなのか、一輪二輪と散り始めたところ。桜は、咲くもよし散るもまたよしだ。

 坂道の先、道路沿いにある田んぼの中に、水が入れられているのに気がつきました。入れ始めてから、まだそれほども時間が経っていないようで、黒っぽい土のかたまりが、水の中あちこちから頭を出しています。田起こしが終わり、水を入れてしばらくすれば、代かきが待ち構えて。それから田植えまで、田んぼの水面に写るのは、白い山々の姿。

 さて、晴れて穏やかに感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、調子がいいときは、何をやっても不思議なくらいうまくいくもの、ところがその時期が過ぎると、ほんの些細なことでもつまずいて、一時の調子の良さはいったいどこへやら、絶好調だと感じるときこそ、おごることなく気持ちを引き締めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,853「生け垣前の竹ほうき掃除と田んぼの隅の溝堀女性と温泉と」    2024(令和6)年4月13日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある生け垣の前、ベージュ色の割烹着を着た高齢の女性が、竹ほうきで掃除をしているのが目に入りました。地面には、生垣から落ちた枯れた葉などが、2か所にまとめて集められています。生け垣は濃い緑で、どこにあんな枯れた葉などがあったのかと思うくらい。どうやら、新旧の交代は、スムーズに進んでいるようで。

 坂道の先、道路に面している田んぼの隅のあたり、スコップで土を掘り起こしている女性がいるのに気がつきました。横には鍬も1本置いてあり、水はけ用などにと溝を掘っていたのかも知れません。ただ、女の手だけであれだけの広さの田の溝を掘るとなると、それは大変なこと。それでも、やろうというその気持ちは、しっかりと見習わねば。

 さて、川の水がきれいに澄んでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、4月に新しく入った人たち、これまで緊張する毎日だったはずだけど、ようやく少し慣れてきたころか、前任から引き継いだことを今はそのまま踏襲するだけ、しかし学んで実行することで新しい挑戦の道が開けるのだから、新旧互いに伸びるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,852「青いネットを広げている男性と階段上鳥居近く満開の桜と温泉と」    2024(令和6)年4月12日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、歩道に軽四トラックが止められており、奥の方で、男性が大きな青いネットを広げているのが目に入りました。横の道に面している生け垣の、伸びた枝や葉などの剪定準備をしているところのようです。男性が持っていたあの青いネットは、剪定して切って落ちた枝や葉などが、あちこち散らばらないようにと。

 坂道の途中、急な階段の上の方に見える鳥居近く、横に並んだ桜がほぼ満開になっているのに気がつきました。見上げると真っ青な空とピンク色した桜の花のコントラストが、それはきれい。近くで見る桜も、悪くはありません。だけど、遠くから眺めるのもまた格別です。長く咲き続けてもらいたいけど、すぐ散るからありがたみがあるのかな。

 さて、暖かい日射しと吹く風が心地よく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、周りの人に迷惑をかけたらだめ、それを親から言われたのはまだ小さかった頃のこと、その言いつけは今でも脳裏に残っているけど、しっかり守っているかどうかとなると、はなはだ疑問に、我は気配りのできる大人に育っていたかなと、考えるのも。。。



No.2,851「ガードレールの黄色いのぼり旗と黄色いウィンドブレーカーを着た女性と温泉と」    2024(令和6)年4月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂道のガードレールに、交通事故死0(ゼロ)とかかれた黄色いのぼり旗が、縛って立てられているのが目に入りました。のぼり旗は何本もあり、運転席からとても目立つ場所です。春の交通安全運動が始まったようで、その一環として関係者があの場所を選んで立てたものなのでしょう。どうか、事故がなくなりますように。

 そこから少し先、紺色の野球帽かぶり、黄色いウィンドブレーカーを着た女性が白っぽい犬を連れ、歩いているのに気がつきました。犬は腰ほどの高さがある、中型のシベリアンハスキー犬です。隣にいる、緑色で安全パトロールと書かれ、同じようなウインドブレーカーを着用した女性と話ながら。あのウインドブレーカーは、人気のようで。

 さて、チチッという鳥のさえずりが聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、重厚長大から軽薄短小がもてはやされる時代へ変化していったのは昭和50年代のこと、 昭和45年が交通事故死過去最悪だったそうで、それから事故防止装置や運動等の成果があり徐々に減少、我もゼロを目指し安全運転に心がけていたか、考えるのも。。。



No.2,850「手編み毛糸ベストの高齢女性と立てかけられたテニスラケットと温泉と」    2024(令和6)年4月10日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、灰色の毛糸帽をかぶり、手編みの毛糸ベストを着た高齢の女性が、手押し車を押しながら、ゆっくりこちらへ向かってくるのが目に入りました。手押し車には何ものっておらず、近くの畑へでも出かけるところだったのかも知れません。肌寒く感じる朝なので、暖かくしていないと体調を崩しそう。毛糸品、まだまだ手放せないな。

 坂道の手前にあるゴミ置き場、テニスラケット2本が重ねて、斜めに立てかけられているのに気がつきました。相当使った感のあるラケットですが、この春現役卒業の時期を迎えたようです。もしかすると、ラケットの持ち主も卒業し、新たな道へと進むのかも。あるいは、何らかの理由があって心機一転、新しいラケットを買い求めたのか。

 さて、遠くの山が真っ白になっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、もういいだろうと処分してしまってから間もなく、あれは捨てなければよかった、という反省をこれまで何度も経験、それがよりによってなので余計悔しくて、時には処分することも必要だけど、捨てる前ゆっくり一呼吸置いてからにしていたか、考えるのも。。。



No.2,849「雨のなか空の台車を押す女性と道路中央に落ちていた茶色い器と温泉と」    2024(令和6)年4月 9日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、フードのついた黄色い雨合羽の上着を着て、空の台車を押しながら、こちらへ向かって来る女性がいるのが目に入りました。手袋はつけず、素手のままです。ゴミ出しをした帰りのようで、手に持ちきれないほどの量があったのでしょう。ただ、合羽ズボンは履いておらず、下はびっしょり濡れになったはず。早く着替えないと。

 緩い坂道の手前、道路中央に、洗面器大の茶色い器らしきものが落ちているのに気がつきました。あれは、おそらく花の鉢用として作られたプラスチック製の器です。今朝吹いた、強い風にあおられてゴロゴロ転がり、一番行ってはならない場所へ落ち着いてしまったよう。あのままだと、車の通行に支障が生じるはずだから、誰かなんとか。

 さて、なんだか寒く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、楽観主義でいきたい気持ちも分からない訳ではないけれど、そうは問屋が卸さないのがこの現実の世界、自分が思っていたより悪い方へと転がるようにして、そんなことにならないよう、初手は誤るようなことのないよう熟慮して動くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,848「公園四分咲きの桜とプランターの黄色いチューリップと温泉と」    2024(令和6)年4月 8日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公共施設の隣にある公園の桜が、四分咲きほどになっているのに、気がつきました。ほんの少しだけピンク色がかった、白っぽいソメイヨシノです。一昨日の朝までは、開花の気配もなかったのに、昨日の暖かさで一気に開花したようです。多くの人々が、待ち焦がれていた桜。これから、どれだけの人の目を楽しませてくれるか。

 緩い坂道の途中、紺色チェック柄の長袖シャツを着た女性が、家の前を長い玄関ホウキで、掃除しているのが目に入りました。玄関横には茶色のプランターが置いてあり、そこに3本並んだ黄色いチューリップの花が、きれいに咲いているでは。チューリップの横には、小さな紫色の花も見えており、プランターの中は、いま春が真っ盛りに。

 さて、あちこちに桜の花が咲いているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、待ちに待ったことだと、その日を迎えると嬉しさは格別、そして事前に予測ができない場合はそれがなおのこと、だから期待値が余計高まるのかも、我をようやくやって来てくれたと、満面の笑顔で迎えてくれるような人たちがいたかと、考えるのも。。。



No.2,847「側溝に手を入れている男性と取り外した太い竹さおと温泉と」    2024(令和6)年4月 6日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂道の手前、灰色の長袖シャツに黒いベストを着た男性が、家の前にある側溝へ、しゃがんで手を入れているのが目に入りました。手袋などはつけず、素手のままでです。枝や枯れ葉などが側溝に詰まってしまい、それを取り除こうとしていたのかも知れません。田畑等では水を使う時期を迎え始めており、下流の人たちのためにもと。

 地区交流センターの前に人だかりが見え、そのなかの数人が、生け垣にしばってある太い竹さおを、取りはずしているのに気がつきました。あの竹さおは、生け垣を雪の被害から守るため、昨年暮れ頃につけたもの。もう雪の心配はなくなったので、晴れた土曜の朝、関係者が一斉に撤去作業を。遅くなって、前を通る人たちに笑われないようにとも。

 さて、街路樹の根もとにスイセンが咲いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、頭にあるのは自分のことだけ、だから他人のことなんてどうなろうが知ったことではない、そんな人ばかりだとどれだけ寂しい社会になるか、もし自分が逆の立場になった時のことを思って、誰かが困らないようにと手を差し出す心を持っていたか、考えるのも。。。



No.2,846「寺院御堂の黄色い雪囲いシートと電線に巻きついたツルと温泉と」    2024(令和6)年4月 5日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある寺院の御堂に、屋根から黄色い雪囲いシートが下げられたままになってきるのに気がつきました。下に空いている隙間から、横にして置いてあるアルミ製の長いはしごが見えています。あの寺院は、確か僧侶不在で総代の人が管理しているところ。これまで人の手配などができず、シート撤去は今週末頃か、それとも。

 坂道の途中、枯れたツルが電線に、巻きついているのが目に入りました。太いツルで、それが複数本です。外からは枯れているように見えるけど、少し暖かくなってくると広くて大きな葉が出てくるはず。そして、ツルはどんどん伸びて、あのあたりを支配することに。そうなる前に誰かが根元を切ってしまわないと、電線にも被害の出るおそれが。

 さて、空気が暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いくら前もって予定していてもその通りに進まないことぐらい経験上承知しているはず、だから念には念を入れる必要があるのだから、これまでどうにかなったのだから、これからもきっとどうにかなるさ、そんな甘い夢物語からはそろそろ卒業することを、考えるのも。。。



No.2,845「畝に撒かれたもみ殻と残されたコンクリートの基礎分と温泉と」    2024(令和6)年4月 4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある畑の畝に、黄色いもみ殻が、きれいに撒かれているのに気がつきました。長い畝で、もみ殻をまるで上からかぶせるようにして、全体へです。その畝には、もう黄緑色の短い苗が等間隔で植えてあり、どうやら植え付け作業は終わった様子。ただ、もみ殻が撒かれたのは2本だけで、他の畝はこれからかな。

 道路から下に見える家の敷地、トタン波型屋根の駐車場だけを残し、家がすっかりなくなっているのが目に入りました。以前、家を取り壊しパワーシャベルで、その撤去作業が行われていたところです。家財や建材などは一片も残っておらず、見えているのはコンクリートが敷かれた基礎の部分だけ。でも、駐車場を残したということは。

 さて、白い雲が山の麓近くまで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、稲や果物等には、早生(わせ)と晩生(おくて)があり、それぞれ味などに特徴が、そのどれも先人が苦労を重ねて現在の形に作り上げたもの、早い遅いで優劣がつくものではなく、人も早い遅いだけで評価などをしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,844「持ち手が赤いトートバッグを持った男性と田起こしの終わった田んぼと温泉と」    2024(令和6)年4月 2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道、青いウィンドブレーカーを着て、左手に大きな白いトートバックを持った男性が、こちらへ向かって歩いて来るのが目に入りました。トートバックは、持ち手と底の部分が赤色になっている、おしゃれなデザインのものです。背中にそれほど大きくはない黒いリュックを背負い、お出かけの様子。どこかへ、遊びにでも行くのかな。

 坂道の先、道路に面している田んぼ2枚の、田起こしが終わっているのに気がつきました。長いコンクリート畦畔(けいはん)の真ん中あたり、男性がスコップらしき物で、田んぼの土を掘っているでは。トラクターでは起こしきれなかったところを、手作業で直していたのかも知れません。確かあの畔の長さは、直線距離で百米あったはずだと思うけど。

 さて、山が霞んで見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、春は旅行シーズンで、桜を見るもよし新緑を楽しむもまたよし、ただ地震の被害にあった地域では、復旧がまだまだ先になる所も多いのだとか、もし復旧が進んで、外からの受け入れが可能になってくれば、楽しい旅行の行き先としての計画は優先的に被災地を選ぶことなど、考えるのも。。。



No.2,843「咲いた薄いピンク色の桜とアスファルト路面の掘削と温泉と」    2024(令和6)年4月 1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から見える家の奥の方に、薄いピンク色の桜が、咲いているのに気がつきました。咲いているのは、屋根の向こう側で、桜の木の上の方だけなのですが。公園にある太いソメイヨシノは、まだ咲く気配が全くなし。なので、見えた桜は、早咲きの違う種類のようです。春は毎朝、きれいに咲く花が、運転中に目へ飛び込んで。

 信号機近くの電柱のすぐ横で、アスファルト路面を削岩機らしきもので、ガガッと掘っているのが目に入りました。その横では、白いヘルメットに青い作業上下服、黄色い安全ベストをつけた男性が、通る車に赤い交通指導棒を振っています。早い時間帯から作業を始めているので、急ぎの仕事なのでしょう。作業が、順調に進めばいいけれど。

 さて、あちこちから鳥の鳴き声が聞こえているこんな日は、あったかい温泉に入り、その存在だけで、心を安らげてくれるものなどがあるのに、どうしてだか虚飾を交えた甘い言葉の方へすっと引かれることが、悲しいかなそんな欲深さが、人の心の奥に潜んでいるのかも、一度素直で真っすぐな生き方についてゆっくり、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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