ブログ「・・と温泉」 
本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,781「キラッと光った田んぼの隅と灰色シートが取りはずされた橋と温泉と」    2023(令和5)年12月28日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路側にある田んぼの隅が、一瞬キラッと光ったのに気がつきました。今朝の冷え込みは、どうやらこの冬一番。田んぼの水のたまったところに薄氷が張っており、そこへ太陽の光が当たって反射したようです。気をつけて見ていると、道路アスファルトのあちこちにも凍ったところがあるでは。歩く人が、滑って転ばねばいいけど。

 山側にある橋を覆っていた灰色シートが、きれいに取り外されており、コンクリートの橋脚部分が直に目に入ってきました。工事予定等を記載した白い表示板も見えず、どうやら工事は終わった様子。ただ、青い簡易トイレはまだ残っており、あれを撤去すれば、工事は完了ということになるのでしょう。トイレは、待ってくれないから最後だ。

 さて、木の枝が風で揺らいでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも通り慣れたところとはいっても、そこに雪が降ると状況は一変、積もった雪にハンドルを取られて左右へふらふらは当たり前、ましてや凍った道路だと突然滑って大きくスリップすることだってあるもの、冬期間安全運転に徹するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,780「左右に開いたゴミ置き場の蓋と棒にかぶせた緑色の大きな肥料袋と温泉と」    2023(令和5)年12月27日掲載
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 今朝は、小雨。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路横に設置してあるゴミ置き場の蓋が、左右へ大きく開いているのに気がつきました。なので、前に立つと中が丸見えのはず。今日は、プラスチック類のリサイクル日で、横に簡易箱が置かれており、ゴミはそこへ入れることになっています。蓋をわざわざ開けたということは、ここは空っぽだから中へは入れるなよの意味か。

 道路から下に見える一面雪になっている畑の中、緑色の大きな肥料用とおぼしき袋が、棒の上からかぶせるようにして、立ててあるのが目に入りました。中の肥料等を畝に撒いたあと、不要になったけど持ち帰らず、近くの棒にかけたよう。乾かすためにか、それとも別の用途に使う算段があり、しばらだけのつもりで。でも、あれだと春まで。

 さて、ほとんど冷え込みを感じないこんな日は、あったかい温泉に入り、一人か二人の不行き届き者のせいで、そこにいる全体が迷惑を受けることってあるもの、一度ぐらいのうっかりなら誰でもあるけど、確信犯は悪いことだと分かっていてなのだから始末が悪い、社会の一員たる者決まりごとはきちんと守っていたか、考えるのも。。。



No.2,779「竹製ざるをコンクリートの角でトントンする男性と犬を連れた女性と温泉と」    2023(令和5)年12月26日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路沿いにある店の前、ベージュ色フードのついた防寒具を着た男性が、竹製のざるをコンクリートの角で、トントンとたたいているのに気がつきました。ざるは丸くて、大きなものです。ざるに何かがくっついたため、それを落としていたのでしょうか。我が家にも、あんなざるがあったはずだけど、今はもう使うことなど。

 公共施設の先、道路近くにある家の玄関先から、灰色の毛糸帽をかぶった女性が、大きな犬を連れながら道路の方へ出ようとしているのが目に入りました。女性が犬を連れてというより、白に薄い灰色模様の入った犬に引っぱられて、といった方が正しいようですが。歌にもあるよう、雪が降って庭駆け回るほど喜ぶのは、人間様より。

 さて、山の稜線から昇る朝日が目へまっすぐ飛び込んで来たこんな日は、あったかい温泉に入り、重宝していたのはそれの使い方を熟知している人がいたから、ところが代が変わってしまうと、どこで聞いてきたのかもっと便利でいい物があると大変換、物と一緒に昔の知恵まで簡単に捨てるようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,778「2階まで組まれた鉄パイプの足場と玄関先スコップでの雪かきと温泉と」    2023(令和5)年12月25日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路に面している家の前、鉄パイプで足場が組まれているのに気がつきました。パイプの右端には、網状の青いシートが丸めるようにして縛ってあります。鉄パイプは、2階の屋根近くまで組まれており、これから壁など側面の修理工事等が始まるのでしょう。ただ、雪が消えるまではやれないだろうし、年末年始だって休みのはずだから。

 道路横にある事務所の玄関先、黒い上着を来た男性が、スコップで雪かきをしているのが目に入りました。事務所の手前側は駐車場スペース兼用で、きれいに除雪されています。玄関のすぐ横には、機械で除雪できなかった雪が少しばかり残っていたため、気になったのかも知れません。雪を投げるとき、持ったアルミ製の銀色スコップが、ピカッと。

 さて、どんよりした雲が空一面を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、どうしてこんな時に限って、などという時を狙ったようにして問題は生じるもの、日頃の行いがいいか悪いかは横へ置くとして、起きたことは事実として受け止め、そんな時こそあたふたせず、今、そしてこれから、いったい何をすべきなのかを、考えるのも。。。



No.2,777「家の前に止まった黄色いタンクローリー車とシャッターつき車庫前の除雪と温泉と」    2023(令和5)年12月22日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、黄色いタンクローリー車が、非常灯を点滅させながら停車しているのに気がつきました。あの家で使っている灯油が切れたため、朝一番に連絡し配達してもらったのかも。灯油ボイラー等を利用してお湯を使っている場合、厳冬期の燃料切れは命取りになることも。電話一本で来てもらえることに、感謝だ。

 緩い曲がり角の手前にある、シャッターつき車庫前、赤いママさんダンプを使って雪かきをしている、高齢の男性がいるのが目に入りました。道路や歩道は機械で除雪されているけど、近いとはいえ車庫と歩道の間には距離が。そこは、もちろん雪が積もったままになっており、車を出すには少々不都合です。だから、人力の出番になったな。

 さて、街路樹から焦げ茶色の猛禽類が飛び立ったこんな日は、あったかい温泉に入り、普段当たり前に使っていても、何かの理由で突然使えなくなることがあるもの、そのため生活に支障が生じる場合があり、平時から緊急時に備え万一の場合の対応や、担当者への連絡方法等についてきちんと把握するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,776「並べて置かれた臨時信号機と対向車の屋根に積もった雪と温泉と」    2023(令和5)年12月21日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、ありません。
 出勤途中、臨時信号機2台が道路と平行に、同じ向きで並べて置いてあるのに気がつきました。先日まで道路工事が行われており、手前側と向こう側へ、それぞれ設置してあった信号機です。道路を掘り返してからまだ土のままになっている所が、途中何か所もあり、工事はまだ完了していません。だとすると、あの信号機近々復活することに。

 緩い坂道、対向車の屋根とフロントガラスに、雪が1センチほど積もっているのが目に入りました。その後続車も、同じように車の屋根へ薄っすらと雪を積んでいます。あの車2台、山の高い方からやって来たので、一足早く雪とご対面したもよう。こちらは、30分ほど前まで雨だったのに、つい先ほどから大きな雪が降りだし、周りが急に白く。

 さて、交通安全の黄色いのぼり旗が風でバタバタと揺れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、見つからないようそっと隠れるようにしていても、力を秘めていれば、いつか誰かから声がかかるもの、もちろんそれだけの力量を持っているのが大前提なのだけど、じっと待機しているときこそしっかり己を磨くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,775「ゴミ置き場のスノーブラシ2本と立てた黒い軽四車のワイパーと温泉と」    2023(令和5)年12月20日掲載
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 今朝は、小雨。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路横にあるゴミ置き場の上、車用のスノーブラシが2本しばって、置いてあるのが目に入りました。今日は、確かダンボール等紙類リサイクルの日だったはずです。スノーブラシだと、リサイクルではないプラの日でなければ、出してはいけない物。ゴミとして処分する日が、同じ曜日のため、つい勘違いをして出してしまったか。

 道路沿いにある露天駐車場、黒い軽四車のワイパーが立ててあるのに気がつきました。このあたり、明日から明後日にかけて大雪になるとの予報です。おそらくそれを知った車の持ち主、昨夜から、早々に降雪対策のためにとワイパーを立てたのでしょう。ただ、それほど冷え込まず、降ったのが雨なので、心配したようなことにはならずで。

 さて、西の雲の隙間から水色の空が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、きちんと覚えていたつもりでも、思い違いということがあるもの、やって何か変だなと感じたのに面倒だからついそのまま、しばらくしてようやく間違いに気づき、大慌てでやり直すはめに、違和感を覚えた時は一度立ち止まるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,774「道路へ出ての見送りと靴下なしのサンダル履きと温泉と」    2023(令和5)年12月19日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路沿いにある家から大きな黒い車が道路へ出て、こちら側へ向かって進んでくるのが目に入りました。その家の前には、高齢の女性が両手を後ろに組み、まるで背筋を伸ばすようにしながら、立っています。あの女性、家族が仕事のために出かけるのを、道路まで出ての見送りなのでしょう。今日も元気で、頑張って働いて来いよと。

 緩い曲がり角の先、灰色トレーナー上下を着た高齢の男性が道路横を歩いており、その足元がサンダルなのに気がつきました。靴下は履いておらず、素足のままです。雪が融けてなくなったとはいえ、冷え込みはまだ強いままほでとんど変わらず。おしゃれは足元からというけれど、風邪だってこっそり足元からやって来ないとも限らないのに。

 さて、遠くの山に煙のように曲線の白い線が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、朝「いってらっしゃい」の声を聞くと、今日も頑張らねばという気持ちになってくるもの、ましてや家から出て見送られると、バックミラー越しにチラチラその姿が見えなくなるまで確認、離れても心の声は届くし今度見送る立場の時には、と考えるのも。。。



No.2,773「黒い長靴を履いた小学女子児童と橙色の柿の実に積もった雪と温泉と」    2023(令和5)年12月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は1センチ。
 出勤途中、黄色い帽子に赤いランドセルを背負い、長い傘を右手に持ってこちらへ歩いて来る、小学女子児童がいるのが目に入りました。足元は、黒い長靴です。昨日から降った雪は、思っていたほど積もっていません。それでも、吹き溜まりなどでは、普通の靴だと中へ雪が入り込むことも。これから春まで、長靴と長いおつきあいが始まるな。

 緩い坂道の下の方に見える、大きな柿の木に、雪が積もっているのに気がつきました。太い枝などだけではなく、橙色の柿の実を、白い雪が半分ほど上からすっぽりと覆うようにしてです。木にはまだ実がたくさん残っており、雪の白と柿の橙色との対比が、目にも鮮やか。地面には薄っすら雪が積もって、柿の橙色を余計際立たせているようで。

 さて、周り一面真っ白いこんな日は、あったかい温泉に入り、好き嫌いなどに関わらずどうしてもそうせざるを得ないことがあるもの、それが自分の好きなことならめっけものだし、たとえ嫌なことだとしても好きになるよう努めていれば、いつしか取り組む姿勢も違ってくるもの、どんなことでも長く上手なつきあいを、と考えるのも。。。



No.2,772「捨てられた透明ビニール袋の空き缶と上が途切れた鉄塔と温泉と」    2023(令和5)年12月14日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にあるゴミ置き場の上、空き缶が数個、透明の小さなビニール袋に入れて置いてあるのが目に入りました。指定されたゴミ袋ではなく、おそらく市販品、ゴミ収集のための指定券も貼ってありません。出かけるついでに、こそっとあそこへ置いたもの。出しさえすれば、ゴミ収集の人たちが、簡単に持って行ってくれるだろうとだな。

 緩い坂道の途中、前に見える山の中腹あたり、鉄塔が上の部分で途切れているのに気がつきました。途切れた上は、1本の柱状のものだけが真っすぐ、鉛筆の芯のように出ています。鉄塔の上あたりに普通は目にする、電線をつなぐ三角の形のものも見えず、まだ工事の途中なのかも。だとすると、あの下道路横にあるプレハブ工事事務所設置の理由も。

 さて、冷たい風が吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、悪くても人目につかなければ大丈夫だろうだなんてとんでもない、その時は誰にも見つからずラッキーだと思っていても、天知る地知る我知る子知る、いつかきっとばれるのに、後ろめたいことをして、汚れたままの心を捨てぬまま後生大事に持っていなかったか、考えるのも。。。



No.2,771「イチョウの木を見上げていた黒い着物の僧侶と白い光の点滅と温泉と」    2023(令和5)年12月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している寺院の境内、黒い着物姿の僧侶が、大きなイチョウの木を見上げているのが目に入りました。イチョウの木は、黄色く染まった葉がまだたくさん。地面には落ちたイチョウの葉が、まるで絨毯をびっしり敷き詰めたようになっています。見るのはきれいだけど、あれだけの落ち葉の掃除をするのは、さぞ。

 坂道の先、道路の正面、家と家の間に、白い光がチカチカ点滅しているのに気がつきました。光っているのは、遠い海の近くです。これまで目にしたことはなく、灯台等などしては光の部分が小さすぎるし、まるで大きな鉄塔の上について光っているライトのよう。と思って、脳裏へ浮かんだのが風力発電機。電気はお手の物だし。

 さて、寒さをあまり感じないこんな日は、あったかい温泉に入り、楽しいだけならいいけど、それには必ず後始末がついてまわるもの、後始末が手に負えなくなると、それならいっそのこと全部止めてしまえと乱暴なことに、でも、一度止めると復活させるのがどれだけ大変か、どちらを優先させるべきかよくよく、考えるのも。。。



No.2,770「赤い傘と赤い手袋の女性と道路に背を向けて立つ男性と温泉と」    2023(令和5)年12月12日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路のすぐ脇、女性二人が赤と灰色の傘をさして、立ちながらおしゃべりをしているのに気がつきました。二人とも長靴を履き、赤い傘を持った女性は手袋も同じ赤色でコーディネート。暖かそうな防寒着を身につけており、すっかり冬仕様です。雨など、もろともせずにおしゃべりのようで、目新しい話題が次々とだな。

  地区交流センターへ近づいたとき、横断歩道の左右両側に、揃いの黄色いジャンパーを着た男性が立っているのが目に入りました。冬の交通安全運動が始まったようで、地域の交通安全関係者が歩行者の見守りを。ただ、右側の男性が道路に背を向けて立っており、少し違和感が。顔を見たくない理由があるのか、それとも他に何か。

 さて、周りが雲ですっかり覆われたこんな日は、あったかい温泉に入り、他人から見ると、どうしてあんなことをやるのかと思うようなことでも、本人から言わすと、こんな楽しいことが分からない人の気持ちなんて理解できないと互いに平行線、食わず嫌いの門前払いなどせず、一度実際に体験してみることなど、考えるのも。。。



No.2,769「フードをすっぽりかぶってのジョギングと壊れそうな軒先と温泉と」    2023(令和5)年12月11日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、黒いウィンドブレーカーに緑色の細身ジャージズボン、真新しいスニーカーを履いた男性が、歩道を走っているのが目に入りました。そんなに寒くないけど、ウィンドブレーカーのフードを、頭からすっぽりかぶってです。本格的なマラソンではなく、ジョギングで軽く足慣らをしているのかも。少々大変でも、健康のためには。

 道路に面している家の、トタン屋根の軒先が、壊れそうになっていのに気がつきました。玄関横に少しばかり物を置けるようになっている、小さな屋根付きのところです。あの家は、確か空き家だったはず。あのままにしておくと、母屋部分まで影響が出てくるはずだから、早く直さなければ。家の持ち主、たまに見に来ることはないのかな。

 さて、雲が山を覆い始めたこんな日は、あったかい温泉に入り、それまで全くやろうとしなかったのに、ある日思いつきで突然闇雲な動きを、そんなことでは身につかないし成果も決して上がらないもの、予定した通りにいくことなんて決して多くはないけど、それでもきちんと計画を立てて取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,768「あごにマスクを掛けた女子児童と切り口を覆った黒いビニールと温泉と」    2023(令和5)年12月 8日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、黄色い帽子に白マスク、そして赤いランドセルを背負った女子児童が、こちらへ向かって歩いてくるのが目に入りました。つけていたマスクは、口を覆うのではなく、あごへ掛けるようにようにしてです。あれだと、マスク本来の役割は果たせず、ただつけているというだけ。気の緩みが、そのままはっきりと外へ現れてきたか。

 坂道の先、道路沿いにある柿の幹から出た枝が切られており、その切り口に黒いビニールがつけられているのに気がつきました。切り口の太さは15センチほどで、上からすっぽりとビニールで覆い、そこを巻くように白いロープで縛ってあります。どこかで、木を枯らすために切り口を黒いビニールで覆う、と聞いたような覚えがあるけど。

 さて、山全体にもやがかかっているこんな日は、あったかい温泉に入り、当初は違和感があっても、慣れてくるといつの間にかそれが当たり前になってくるもの、年月を経過し元へ戻ることになると、逆にまた違和感さえ感じるように、マスク生活も長くつけない人が増えてきているようだけど、守れるのは自分自身だけだと、考えるのも。。。



No.2,767「二十四節気大雪の日にひっそり咲く桜と畑の黄色味がかったもみ殻と温泉と」    2023(令和5)年12月 7日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、公共施設に近づいたとき、道路横にある大きな木の枝に、小さくて白っぽい花がたくさんついているのに気がつきました。葉はすっかり落ちているけど、毎年寒くなり始めた頃に咲く桜の木です。確か、春にも目を楽しませてくれており、お披露目が年2回あるとても珍しい桜。春に比べてそんなに目立たないけど、なんと言っても桜は桜だ。

 道路から下に見える畑に、黄色味がかったもみ殻が、細長い形できれいに撒かれているのが目に入りました。緑色の小さな葉が等間隔に見えており、おそらく植えたばかりなのでしょう。本格的な寒さを迎える時に植えたとは、野菜が雪の下になると分かった上でのこと。だとすれば、収穫はおそらく春先になるだろうから、それまで雪の寒さに耐えねば。

 さて、空気が少し暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、少々みすぼらく見えても、他とはどこか違ったように見えることがあり、それはその物の持つ品格などが自然に醸し出すもの、言い方に語弊はあるかも知れないが、まさに腐っても鯛、本質を見極めず上っ面だけでその物の評価等をするようなことはしていなかったか、考えるのも。。。



No.2,766「公園の真っ赤に染まった1本の木と家の前で組まれた鉄骨と温泉と」    2023(令和5)年12月 6日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路沿いにある小さな公園の中、真っ赤に染まった木が1本あるのに気がつきました。周りには、大きな杉の木が何本もあり、まるでその中へ埋もれるようにしてです。他の木は葉っぱがほとんど落ちてしまい、枯れ枝ばかり。12月に入って紅葉を見られるのは、これまであまり記憶にないけど、これも地球温暖化の功罪か。

 坂道の途中、道路に面している家の前、茶色い鉄骨が斜めに組まれているのが目に入りました。そこに脚立が立てかけてあるので、どうやら雪囲いのための準備です。こんな晴れた日を逃すと、雪になる前、外仕事に適した日なんて、もうあるかどうか。今日、あちこちの家では、雪に備えた最後の準備などで忙しくなるような気が。

 さて、太陽の光がとても眩しいこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなものにも完璧ということはほんとんどなく、いい点と悪い点を兼ね備えているもの、そのどちらを高く評価するかで、使用に耐えられるかどうかの判断に、これって人も同じ、いい点を伸ばすのはもちろんだけど、悪い点をなくすため努めていたか、考えるのも。。。



No.2,765「小さな車輪のキャリーバーを持った女性と風で揺らぐすすきの穂と温泉と」    2023(令和5)年12月 5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横を白い毛糸帽に薄い紫と白のチェック柄割烹着姿の女性が、キャリーバーらしき物を持って歩いているのが目に入りました。小さなゴムタイヤの車輪が2個ついており、あれで物を運んだ帰りなのでしょう。キャリーバーは、用事が済むと小さく折りたためるようになっているタイプです。小さくできるのは、いろいろ便利だ。

 緩い曲がり角の途中、崖の上にはえている白いすすきが、風でそよそよ揺らいでいるのに気がつきました。すすきの数は多く、それが横にずらっと並んでです。ふわふわしたすすきの穂は、とても暖かそうな感じで、なんだか手に取ってそっと触りたくなってくるほど。枯れてもなお、その存在感を持ち続けられるというのはすごいことで。

 さて、肌を刺す冷たい風が吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、大きな物は使わなくなると片づけが大変、広い場所があればいいけどそんな余裕のある家なんてそう簡単にあるものでは、日本はかつて小型化で世界を席巻した歴史があり個人的にもその恩恵に、今せめて整理整頓で少しでも片づけることなど、考えるのも。。。



No.2,764「赤いサンタの帽子をかぶったポストと大中小3台並んだ黄色いブルドーザーと温泉と」    2023(令和5)年12月 4日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している郵便局のポストがサンタの帽子をかぶっているのが、目にはいりました。正確にはかぶっているのではなく、上についているなのですが。大きな目や白い髭などが投函口の下に貼ってあり、もうすっかりクリスマスモード。以前あった年賀状の赤いのぼり旗は見当たらず、雨やどりのためどこかへ一時避難したのかな。

 公共施設の前、簡易車庫の中に大中小3台の黄色いブルドーザーが、横に並んで止まっているのに気がつきました。あのブルドーザーは冬期間除雪をするためだけに、あの車庫を利用するもの。おそらく、これまで工事現場などで活躍していたはずけど、今シーズン請われてあの場所へと移動。声がかかったということは、実力を認められてのはずで。

 さて、肌を刺すような冷たさのこんな日は、あったかい温泉に入り、子供たちにとってクリスマスは1年の中でも重要な位置を占める行事の一つ、その後、すぐに大晦日、正月と楽しいことが連続して待ち構えており、年の終わりと始まりぐらいは、家族揃ってみんなで笑顔で迎えられるよう、今からしっかり準備をなどと、考えるのも。。。



No.2,763「稼働を始めた消雪装置と水色カッパズボンを履こうとしている男性と温泉と」    2023(令和5)年12月 2日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、緩い坂道を上っているとき、センターライン付近から、水が噴き出しているのに気がつきました。降った雪を水で融かすための、消雪装置が稼働し始めたようです。稼働はその都度人の手によるものではなく、おそらくセンサーが感知し自動で行うもの。だけど、その少し先にある消雪装置が動いてなかったのは、どうしてかな。

 橋の手前、右側にある屋根のある歩道入口近くで、男性が水色のカッパズボンを履こうとしているのが目にはいりました。野球帽に、黒っぽいカッパの上着を着てです。同じような格好をした男性が他に2人いて、おそらく仲間なのでしょう。ただ、着ている物や帽子などがばらばらなので、同じ会社等の関係者ではなさそう。だとすると。

 さて、山がすっかり雲で覆われたこんな日は、あったかい温泉に入り、機械に全て任せっきりにしていると故障が生じた時は大慌て、すぐに直ればいいけど原因が分からぬ場合、どうしてもその道の専門家を呼んで頼むことに、ところがそんな時に限って連絡がとれなかったりして、たまには自分の目で確認などしていたか、考えるのも。。。



No.2,762「口でくわえたピンク色のタオルと灰色ダウンコートの女性と温泉と」    2023(令和5)年12月 1日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の横、肩にかけたピンク色タオルの端を口でくわえ、ゴミ置き場の取っ手に手をかけている高齢の女性がいるのに気がつきました。ゴミ置きなどで、汚れた手を拭くために準備したタオル。口元からだと、手であちこちさわらず簡単に持つことが出来るので、気分的にも安心です。あの姿、昔だといろんな場面でよく見かけたものだけど。

 坂道の手前、毛糸帽に灰色ダウンコートを来た女性が、こちらへ向かって歩いて来るのが目に入りました。今ばやりの、小さな背負う黒いバッグで、両手をコートのポケットの中へ入れてです。ダウンコートは、膝下あたりまである上品そうな長い丈のもの。あれなら、下からの冷え込みは、ある程度抑えることができるはず。ダウンは、もう一般的に。

 さて、山の中腹の木々にまで白い雪が積もっているこんな日は、あったかい温泉に入り、昔見聞きしたことの中で、まるで昨日のように覚えていることがあるもの、どうしてそんなスイッチが入ったかは分からないけれど余程印象に残ったよう、昔が全部良かったなどとは言わないけど、いいことだけはしっかり残すようにしていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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