ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,576「田んぼに広がった白い物と緑色ヘルメットでの駐車場整理と温泉と」    2023(令和5)年 2月28日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路近くにある田んぼの隅、薄っすらと白い物が広がっているのに気がつきました。昨日から今朝にかけて雪は全く降っておらず、目を凝らすと、このあたりでは珍しい霜がおりています。明け方、相当に冷え込んだのでしょう。そのとき気がついたのは、車のACスイッチを切にしたままだったと。寒いといっても、それだけ。

 公共施設を過ぎてすぐ、緑色のヘルメットに明るい橙色のジャンパーを着た男性が、道路沿いにある駐車場で、車の整理をしているのが目に入りました。そこへ、続々と車が入って来ており、もう満車に近く人と車が交錯状態です。奥にある事務所の関係者が、事故などないよう監視等をするために。どうやら、山の仕事がもう始まるようで。

 さて、強くて冷たい風のため思わず肩をすぼめたこんな日は、あったかい温泉に入り、まだまだ遠い先のことだと思っていても、その日が目前にやって来るのはすぐのこと、それって楽しいことだけでなく嫌なことも同じように、待ち遠しくて楽しいことより、嫌なことについては特にその準備を怠らないよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,575「濃い緑色ヤッケのフードをかぶった男性と屋根に開いた大きな穴と温泉と」    2023(令和5)年 2月27日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約2センチです。
 出勤途中、濃い緑色のヤッケを着た男性が、こちらの方へ向かって歩いて来るのが目に入りました。ヤッケのフードを頭からすっぽりかぶり、顔の前下部分は白い紐で縛ってあります。ヤッケを着ていれば少々の風なら防ぐことができるので、昔から使っているのをよく目にしたもの。デザイン等は少し変わるけど、いい物はいつまでも残るので。

 山側にある平屋建ての屋根に開いた穴が、大きくなっているのに気がつきました。あそこは随分前から空き家になっており、屋根に穴があるのは前から目にしていたところです。その穴が、いつの間にか以前の倍ぐらいほどの大きさになっており、あれだと、家の中は雨漏りなどで大変なことに。自然倒壊してしまう前、機械等で廃棄した方が。

 さて、水色の空と白い雪が暖かい日を予感させるこんな日は、あったかい温泉に入り、基本がしっかりさえしていれば、外見は変わることがあっても、本質的な部分はほとんど変化することはなし、それは仕事だって同じで、きちんとした人ならどんなことをやっても間違いはないけど、我はどんな仕事っぷりだったかと、考えるのも。。。



No.2,574「畑からニョキっと出た大根と紅白ポールのピンク色テープと温泉と」    2023(令和5)年 2月24日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路沿いにある小さな畑、茶色がかった太い大根が畝の上にニョッキっと出ているのが目に入りました。それが横に並んで何本もあり、どれも葉は1枚も残っていません。あの大根たち、冷たい雪の中を耐え抜いたけど、残念ながら人の口へ入ることはなかったようです。これから後進に道を譲って、畑の肥料として生きるのか。

 坂道の手前、道路脇に立っている除雪目印用の紅白ポールに、強いピンク色のテープが、しっかりと結ばれているのに気がつきました。そのテープは、ポールの真ん中あたりにある、丸い反射板のすぐ上にです。周りにある他の紅白ポールで同じようなテープはなく、あそこだけ特別。誰かが特に危ないか所だからと、わざわざのようで。

 さて、空が明るくなってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、どうせなら万人の役に立てるようなことをやりたいものだけど、どうあがいてもそれは到底無理なこと、出来ない高望みは詮無きこととし、せめて身近な人だけが喜こぶようなことでもいいから、さぼることなく汗を流してでも動くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,573「空を見上げながらのスマホ通話と棒を杖代わりにした高齢男性と温泉と」    2023(令和5)年 2月23日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、緩い坂道の真ん中あたり店舗前に止めてある黒色ワゴン車の前、灰色厚手のジャンパーを着た男性が、スマホで話しているのに気がつきました。立ちながら、まるで空を見上げるようにしてです。仕事で出向く先などとの、事前打合せなのかも知れません。もし、物が足りなかったりすると仕事にならず、その確認なのかも。

 地区交流センターに近づいたとき、白い長靴を履いて長い棒を杖代わりに持っている、高齢の男性がいるのが目に入りました。腰を大きく曲げ、歩く速度は一歩ずつ確かめるようにゆっくりとです。上に着ていたのはセーターだけで、暖かい防寒上着は身につけておらず。寒い日で、祝日とはいえ車も通るし、もう帰った方がいいような。

 さて、風がとても冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、たぶん大丈夫だろうは、こちら側の勝手な思い、そんなことはっきり伝えてもらえなければ分かるはずがないだいだろうというのが相手側の言い分、言葉にせずとも通じるのは余程身近な関係者だけだし、はっきり言語で伝えるようにしていたか、考えるもの。。。



No.2,572「簡易ゴミ箱を広げている男性と公園の隅に置かれたパワーシャベルと温泉と」    2023(令和5)年 2月22日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路すぐ横にあるゴミ置き場、暖かそうな黒い羽毛服を着た高齢男性が、黒手袋をして緑色の折りたたみ式簡易ゴミ箱を広げようとしているのが目に入りました。今日は、プラスチックゴミ類のリサイクル日。専用の簡易箱があり、それをセットしようと手に取っていたところです。濡れて凍っているため、きちんと開けばいいのだけど。

 道路に面している小さな公園の隅に、黄色いパワーシャベルが置いてあるのに気がつきました。大きなパワーシャベルなので、公園の中へ入るには、入り口近くに設置されている紅白柵等を動かしてからでないと無理。それを、わざわざやったということは、公共施設の管理者が認めたということ。だとすると、公園の改修等が始まるのかな。

 さて、屋根の雪が風でキラキラ光りながら舞っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰だって貧乏くじは引きたくないけど、思い起こせば引いてからしまったと頭を抱えた経験が何度も、誰もやらないため止むを得ず最初の人が動かねばならないこともあるけど、どこかの誰かがその姿を見ていることを忘れてなかったか、考えるのも。。。



No.2,571「水浸しの田んぼと灰色のような色で流れる川の水と温泉と」    2023(令和5)年 2月20日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路沿いにある小さな田んぼが、一面水浸しになっているが目に入りました。あの水は、積もっていた雪が融けたのと、降った雨がそのままたまったものです。粘土質の田んぼのため、水はけがあまりよくないのでしょう。周りの田んぼに、あれだけ水がたまっているところは他になく、あそこだけ特別な地質なのかな。

 橋から下を見たとき、流れる水が灰色のような色になっており、流れている量がとても多いのに気がつきました。この時期だと流れる水は透き通っているのに、昨日降った強い雨のため、上流で土砂崩れなどがあったのかも知れません。だとすると、水の量が多いのも納得できること。降った大雨の影響は、あんなところにも出たか。

 さて、田んぼの畔が薄っすらと白くなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、他の人がやっていたのと同じことをやっていれば波風は立たないけど、それまでと違うことをやろうとすると批判を受けることがあるもの、物事新しいことを始める時は根回しなど周到な準備をしてから行うようにしていたかと、考えるのも。。。



No.2,570「50センチほどの細いつららと倉庫煙突からの白い煙と温泉と」    2023(令和5)年 2月17日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路に面している家の2階屋根から、50センチほどもある細長いつららが、下がっているのに気がつきました。横にあるつららは、どれも30センチぐらいしかなく、短いものばかりです。他の屋根にはあまり見当たらず、家の建っている場所や、その向きなどが影響しているのでしょう。生き方としてなら、細く長くだって決して。

 道路近くにある倉庫壁側にある煙突から、白い煙がモクモクと上がっているのが目に入りました。最近、あまり見かけることがなくなったT字型の煙突で、煙は2か所から出ています。あの煙突から煙が出ているのはこれまで見た覚えがなく、急ぎの仕事などで朝早くから作業を始めたか。寒いところで燃えてる火があると、いいものだし。

 さて、冷たくて強い風がヒューヒュー吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、パッと咲いてパッと散るのも人生、だから一発勝負で太く短く、そんな生き方もあるようだけど、小心者の身とすれば先の見通せない大冒険は意識して避け、平々凡々とした毎日を過ごすだけで精一杯、小さな幸せはどちらにあるのかなと、考えるのも。。。



No.2,569「バス停留所前の除雪とゴミ置き場太いY字型の枝と温泉と」    2023(令和5)年 2月16日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路横にある、地域巡回公共小型バス停留所の前が、きれいに除雪されているのに気がつきました。その周りの雪は積もったままの状態で、誰かがスコップなどできれいにしたもの。利用者は決して多くないかも知れないけれども、車を持たぬ人たちにとって、あのバスは重要な交通資源の一つだから大切にしなければ。

 坂道の途中、道路沿いにあるゴミ置き場の持ち手部分に、Y字型の太い枝が挟んであるのが目に入りました。あの太い枝をはずさないと、ゴミ置き場の蓋は開けることができません。地域以外の人が出勤時、家から持ってきたゴミを、指定日に関係なく勝手に置いていくのを防ぐための手段。地域で困っていることが、わかる気も。

 さて、青空がとてもきれいなこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の家だと汚さないようにするのに、みんなで使う場所だと少々汚れていても私の責任ではないし、どうせ誰かがやってくれるのだからと見て見ぬ振り、誰かではなく自ら率先して動けばいいだけなのに、頭を切り替え前へ一歩踏み出すことを、考えるのも。。。



No.2,568「黄色い帽子の女性と道路中央に置かれた紅白コーンと温泉と」    2023(令和5)年 2月15日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、歩道の角の方で、黄色い帽子をかぶり緑色のジャンパーを着た女性が、黒い傘を持った高齢の女性と立ち話をしているのに気がつきました。黄色い帽子の女性は手に横断旗を持っており、登校時間子供たちの登校時の見守りをしてから戻る途中、知人と出会っての世間話。スマホもいいけど、情報交換はやはり直に顔を見ながらが。

 公共施設の手前、道路中央に、赤と白色のコーンが1個置かれているのが目に入りました。ちょうど、消雪装置の噴き出し口あたりを防ぐようにしてです。噴き出し口に不都合等が生じたため、修理が終わるまで、あそこは踏んで通るなとの目印なのかも。中央黄色線のすぐ横なので、通行にはあまり支障がないから、不幸中の幸いと言えそう。

 さて、細かい雪が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、久しぶりに聞く電話口の声だけで、その人が誰だかすぐに分かるのは、そこまでのつながりがあるから、ましてや、道路で会って気軽におしゃべりができるのは、お互いのことをよく知っている証拠、心の奥のことまで本音で話せる人が身近にいたかなと、考えるのも。。。



No.2,567「黒いワゴン車屋根の雪と車道へはみ出し歩きの女性と温泉と」    2023(令和5)年 2月14日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路前方からやってきた黒いワゴン車の屋根に、雪が10センチほど積もっているのに気がつきました。フロントガラスの隅の方にも、ワイパーで落とせなかった雪が残っています。路上駐車していたため、今朝方降った雪を、そのまま積んできたのでしょう。急ブレーキを踏むと、屋根の雪が前へずり落ちるから気をつけねば。

 地区の交流センターへ近づいたとき、左手で黒い傘をさし灰色防寒具のフードをかぶった女性が、車道へはみ出しながら歩いているのが目に入りました。歩道付近に雪があるためか、歩きやすい車道へ入り込んで。バックミラーで見ると、半分に折った白い紙を、抱えるようにして持っています。車道ではなく左側へ寄らないと危ないのに。

 さて、一面真っ白になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、ある程度予測はしていても思っていた以上のことが生じる場合があるもの、備えは万全にというけど、目先のことに捉われ先の準備までなかなか手が回らないというのが正直なところ、だけど、事故につながる可能性があれば最優先で動くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,566「屋根ほどの高さまで積まれた雪と赤いブレーキランプのトラックと温泉と」    2023(令和5)年 2月13日掲載
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 今朝は、雨。雪は、日影に積もっている程度です。
 出勤途中、道路沿いにある公共施設駐車場の隅に、1階屋根ほどの高さで雪が積まれているのが目に入りました。あれだけ雪が残っているのは、あの周辺で他にはありません。それでも、昨年の今頃に比べると、半分ほどぐらいかも。あの付近は雪の捨て場がなく、駐車場へ積み上げているもの。例年、場所が決まっており、あれが消えるともう。

 坂道の手前、下の方に見える道路に、赤いブレーキランプを点けた大きなトラックが、止まっているのに気がつきました。すぐ近くに黄色い大型パワーシャベルも止められており、あの道路か近くにある崖などの工事が行われているようです。午前8時前なのにもう車が動いて仕事が始まっており、職場を出たのはいったい何時頃だったのかな。

 さて、薄い霧が山の麓付近を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、黄緑色のフキノトウを目にすると春の到来を実感するけれど、畔の雪が消えてなくなったのに今年はまだその姿は見えず、果たしてこの身は、誰もがやって来るのを待ち焦がれているような人間だったか、それとも待たれることもない寂しい人間だったか、考えるのも。。。



No.2,565「雪の中から出た長ネギと田んぼの中の黒い点線と温泉と」    2023(令和5)年 2月10日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路から少し高いところにある畑で、雪の中から黒っぽい畝が出ており、そこに長ネギがあるのが目に入りました。畝の長さは2メートルほども、あるかないか。ネギは外側が枯れて薄茶色になっているけど、真ん中部分はきれいな黄緑色です。長い間雪の下で耐え、ようやく太陽の光を浴びることができたよう。

 職場へ近づいたとき、広い田んぼの中、白い雪の上にまるで黒い点線でも引いたように、稲の切り株が出ているのに気がつきました。短い切り株がはっきり見えるほど、積もっていた雪が少なくなったということ。田んぼの隅の方は、雪が融け始めており水混じりの状態。畔もはっきり見え、遠かった春の足音がようやくかな。

 さて、なんだか薄暗く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、苦労を重ねることでそれが肥やしとなり、結果、人としての幅を大きく広げ成長につながるもの、だから昔の人たちが苦労は買ってでもしろと、心の内に雌伏してでもその時が来るのをじっと待つことができる、秘めたる強さを持っていたか、考えるのも。。。



No.2,564「立てかけられた鉄製井桁と見えなくなったフロントガラスと温泉と」    2023(令和5)年 2月 9日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路に面しているコンクリート塀に、鉄でできた井桁のようなものが2枚、立ててあるのに気がつきました。あれは、グルーチングの下に敷いておき、作業などのため開いた側溝の中へ人が落ちたりしないようにするもの。ただ、大きな雪の固まりだと、あの井桁があるとなかなか落ちず不便。だから、はずしたようで。

 坂道の途中、左側消雪装置のノズルから噴き出した水が、フロントガラスにビシャッとかかったでは。そのとき一瞬前が見えなくなったけど、すぐワイパーを動かしたので、運転に支障はなし。今日は、あちこちの消雪装置から水が噴き出しており、なかには勢いよすぎるなと感じた所が何か所も。過ぎたるは、及ばざるがかな。

 さて、雪が随分減ったなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、便利さを追求するのは悪くないことだけど、もしそれが、ケガなどにつながる可能性があるのだとしたら、その便利さは本来のものとは違う道を向いている証拠、たとえ少々不便なことでも、身体を守れることなら我慢するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,563「除雪された広い空地と薄いピンク色の紐でつながれた犬と温泉と」    2023(令和5)年 2月 8日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにある大きな空地の半分ほどが、きれいに除雪されているのに気がつきました。泥まみれの雪が空き地を囲むように積まれて地面が見えており、どうやら昨日除雪をしたようです。以前から、空き地の隅の方に黄色いパワーシャベルが一台止めてあり、いよいよあの場所で本格的に稼働するための準備が始まったのかな。

 緩い坂道の途中、灰色の帽子に灰色厚手の手袋をした女性が、灰色の犬を連れて歩いているのが目に入りました。女性の腰ほどの高さがある、大きな犬です。女性の腰にぐるっと巻かれ、へそあたりから真っすぐ伸びた薄いピンク色の太い紐が、犬の背中まで。それが、首輪ではなく紐を肩の後ろの方でつなぐとは、相当に力のある犬と見た。

 さて、山が白く霞んで見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、急ぎたい気持ちはよく分かるけど、中途半端なところから始めてしまうと、うまく行かず結局最初からやり直さねばならないことにも、物事満を持して土台をしっかりと固めてから、慌てず焦らず少しずつでも堅実な方法で取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,562「御堂前に開いた通路とショールを持って走る女性と温泉と」    2023(令和5)年 2月 7日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路近くの寺院御堂前、雪が大人の腰ぐらいの高さまで積もっており、その真ん中あたりが大人一人通れるよう開けられているのに気がつきました。あれは、誰かがスコップで開けたもの。去年の2月頃だと背丈の倍ほども積もっており、あの時は専用の機械などを使って除雪していたはず。今年は、機械に頼らずとも。

 緩い坂道、黒いコートに白いスニーカーを履き、左手にベージュ色のショールを持った女性が、髪の毛をなびかせながら走っているのが目に入りました。出勤のため、近くにある駐車場へでも行く途中かなと思ったけど、止まる気配なし。追い越した後バックミラーで見ると若い人だから、免許は持っておらず電車を利用するのかな。

 さて、コートは不要かもと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、機械でやれば手間が省けて一度にできることがあるけど、そんな機械がみんなの家にあるわけでもなし、その点スコップだったら持ってるし、少しずつでもコツコツやればあんなに積もっている雪だって、不断の努力は続けるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,561「シャッターの下からもぐり込んだ猫と紅白ポールの横棒と温泉と」    2023(令和5)年 2月 6日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路の前方を白色に黒い模様のある猫が、右から左へ小走りで渡っていくのが目に入りました。その猫、歩道からシャッターの下が少し開いている車庫の中へと。あの車庫は、おそらく猫の勝手知ったる場所。それにしても、外で猫を見かけたのは、本当に久しぶりのことです。そういえば、野良猫なんてもう目にすることが。

 道路横に立っている、積雪時目印用としての紅白ポール上の方に、細い棒があるのに気がつきました。それが、まるでプラスの形に。雪はポールの下の方に残っているだけで、あの棒は自然にくっついているのではありません。だとすると、誰かがわざわざ紐などで縛ったものか。前後、他に棒のついてるポールはなく、なんだか不思議。

 さて、強い風がコートの裾を大きく揺らしたこんな日は、あったかい温泉に入り、犬や猫ならその昔どこででも目にしたものだけど、今は飼い主が散歩等で連れているのを見かけるだけ、人間の一番近くにいる動物だから飼い主と暮らすのが一番か、犬猫だってそうなのだからましてや人間はできるだけ家族一緒に、などと考えるのも。。。



No.2,560「事務所に点いた電気とながら運転の男性と温泉と」    2023(令和5)年 2月 4日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約25センチです。
 出勤途中、道路近くにある公共施設の1階事務所に、電気が明々と点いているのが目に入りました。あそこは、確か平日勤務の職場のはず。土曜日に電気が点いていることなんて、これまで見た記憶がありません。もしかすると、年度末がそろそろ近づいてきたので、事務処理などのため休日出勤したのかも。ギリギリに迫ってからよりは。

 緩い坂道の途中、橙色のジャンパーを着た若い男性が、車の運転席で片手運転しながら、もう片方の手でスマホを耳に当てているのに気がつきました。あれは、どうみても誰かと通話中。あれだけ、運転中の携帯電話はいけないといわれているのに、それを知らないはずは。道路交通法違反で痛い目に合う前、心を入れ替えて止めるべきかと。

 さて、正面から強くて冷たい風が吹いてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、期日が決められており、その日までどうしてもやらねばならない仕事ってあるもの、それが遠い先のことだと、まだ日があるからとついつい先へ延ばしがち、嫌で面倒、そして手間のかかることこそ、早目に手をつけるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,559「スコップの柄の白いビニール紐と小走りで横断した女性と温泉と」    2023(令和5)年 2月 3日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路から少し離れた雪の中から、黒っぽいスコップの柄が出ているのに気がつきました。その持ち手のところには、白いビニール紐が結んであり、自分の物だということを示すための目印のよう。外へ置きっぱなしのため、雪や雨風に打たれ、柄があんなにも黒くなって。これまでどれだけの期間、あの場所にいるのかな。

 坂道の途中、ベージュの毛糸帽に同じ色の防寒着姿の女性が、道路を小走りで横断していくのが目に入りました。道路反対側にある駐車場へ向かうところだったようで、そのため近道をしているのでしょう。こちらはまだ距離があったから問題なかったけど、反対側車線は車が近づいており危ないなと。危険なことは、もう止めた方が。

 さて、とても冷え込みを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、一日二日ならいざ知らず、それが長期間になるとなんらかの形で影響を及ぼしてくるのは間違いなし、それがいいことの積み重ねなら喜ばしいけど、逆に負の部分へつながるのだとしたら悲しむべきこと、我は今どんなことを続けるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,558「参道に積もった雪の中の黒い足跡と立てかけたアルミの梯子と温泉と」    2023(令和5)年 2月 2日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路近くにある寺院への参道、薄っすらと積もった真っ白い雪の中に黒い足跡があるのに気がつきました。どうやら足跡は一人だけのもののようで、本堂の方へとまっすぐ。あの足跡をつけたのは、参拝かそれとも新聞配達の人でしょう。静寂な境内、一面真っ白な雪の中を歩いているとき、さぞ心もきれいに洗われたのでは。

 坂道の手前、道路すぐ側の家に、アルミ製の梯子が立てかけてあるのが目に入りました。脚立を長く伸ばしたもので、1階屋根の雪は少なくなっており、雪下ろしをしたことが分かります。2階の屋根雪も減っているようで、どうやら大屋根にも上って雪下ろしをした様子。雪はまた降るだろうからと、梯子は片づけずそのままにしたか。

 さて、白い雲が太陽の光でキラキラと輝いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、これまで真っすぐに生きてきたつもりだけど、いろんな経験をして汚れがあちこちにくっついたことは否めず、土の汚れは洗えばとれるけど、心についた妬み恨み僻み等は洗っても無理、白い雪を見つめながら己を振り返ることなど、考えるのも。。。



No.2,557「水玉模様の袋を持った男性と横へ移動したブルドーザーと温泉と」    2023(令和5)年 2月 1日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、黒っぽいジャンパーに白色の長靴を履いた高齢の男性が、右手に杖、左手に黒地で白い水玉模様の手提げ袋を持って歩いているのに気がつきました。左足を引きずるようにしながらで、腰も少し曲がり気味。歩く速度はゆっくり、道路の上雪のないところを、選ぶようにしてです。転ばないよう、くれぐれも気をつけて。

 坂道の先、道路の幅が細くなっているところで、前方から橙色の大きなブルドーザーがやってくるのが目に入りました。こちらは、ブレーキを踏んですぐに減速。すると、ブルドーザーはハンドルを切って、反対側の少し空いているところへと。お陰で、こちらの車は、そのまま前に進むことが。思いやるその気持ちが、嬉しくて。

 さて、空気が暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、頭の中ではどんなに気をつけていたつもりでも、体がそれについていかないことってあるもの、だからやるな、という極論などは聞き流すことにして、己の知力と体力をしっかりとわきまえ、常に余力を持ちながら行動するよう心掛けていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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