ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,535「傘をグルグル回しながらの男性と止まった大型観光バスと温泉と」    2022(令和4)年12月28日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、前方から黒いマスクをして、右手に持った透明の傘をグルグル回しながら、こちらの方へ向かって歩いて来る男性がいるのが目に入りました。空は晴れているけど、午後から雨の予報なので、念のため傘を持って家を出たのでしょう。子供の頃、傘を回して遊んでいた覚えがあり、そのときのことを思い出していたのかな。

 赤信号で停車したとき、反対側車線に白と紺色の大型観光バスが止まっているのに気がつきました。最近、このあたりではとんと見かけたことのない観光バスで、ナンバープレートには福島県の文字。遠くから、ようこそ足を運んでもらってと、頭を下げたい気持ちが心の中に。楽しい思い出をいっぱい積んで、どうか無事のご帰還を。

 さて、青い空と白い雪が目に眩しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつだって仕事を一生懸命やるのは当然のこと、だけどあまりにも根を詰めすぎると、見えるものも見えなくなり、うっかりミスが発生する原因にも、たまには肩の力を抜きお茶でも飲んで息抜きをしながら取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,534「家の前に立てかけた除雪道具と白い手袋の男性と温泉と」    2022(令和4)年12月27日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の前に、緑、黄、赤色などの除雪道具が横にずらっと並べて立てかけてあるのが目に入りました。スノーダンプ、スノープッシャー、スコップです。緑色は、スノッパ―と呼んでいた鉄製のスノーダンプ。黄色と赤は、プラスチック製のスノープッシャーなど。色が鮮やかなのは、鉄製よりやはりプラの方で。

 緩い坂道の途中、つばの長い帽子をかぶり、暖かそうな濃い緑色の防寒具を着た男性が、両手を大きく振りながら歩いているのに気がつきました。手は白色の手袋で、よく見ると軍手です。用事があって知人の家を訪ねるときなどの場合、軍手ではなく違う手袋にするはず。それに、あの元気いっぱいの歩き方からすると、朝の散歩かな。

 さて、雲の間の水色の空が、とても明るく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、黒色や焦げ茶色をしている物だと、とても強度がありそうに感じるもの、それに引き換えベージュ色などの場合、なんだか華奢なように思えるのは、その色が持つ特性のよう、我は他人から、白、赤、黒等どんな色で見られているか、考えるのも。。。



No.2,533「特殊トラック荷台のブルドーザーと白カッパ上下の男性二人と温泉と」    2022(令和4)年12月26日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、簡易駐車場の前、大型特殊トラックの荷台で、ランプを点けた黄色いブルドーザーが、ゆっくりと動いているのが目に入りました。ブルドーザーの運転席に人がおり、離れたところへ運搬するため準備していたところのよう。キャタピラー式のブルドーザーなので、速度はあまり出せないため、専用のトラックで連れて行ってもらうしか。

 坂道の先、右側にある細い道路の入口近くに、白ヘルメットに、白い上下のカッパを着た男性二人が並んで立っているのに気がつきました。それぞれが、手に赤い指示棒と旗を持って。おそらく、あの先で道路工事等が行われるため、通る人や車等へ交通指導をする人なのでしょう。あの道路、普段は車の往来が少ないところのはずだけどそれでも。

 さて、道路設置の温度計が−2度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなことでも上手にできるのならいいけれど、そんな人なんて世の中滅多にいないもの、得意なこともあれば不得手なことだってあるのが普通なのだから、苦手なことは素直に頭を下げて、得意な人に教えを請いながら協力を得るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,532「カーキー色カッパでの雪かきと街路樹の幹にくっついた雪と温泉と」    2022(令和4)年12月23日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路のすぐ横、カーキー色のカッパを着て、ママさんダンプを使いながら雪かきをしている人が目に入りました。途中見かけた除雪をしている人は、ほとんどが男性ばかり。なので、小柄だけどこの人も男性かなと思って、通りすがりに見ると女性です。積雪はそれほどでもなく、除雪しなくてもいいはずだけど、大雪の予報が気になったか。

 職場へ近づいた頃、街路樹幹の海側に、雪がべったりとくっついているのに気がつきました。それが、どの木も同じようにで、くっついている雪の量は、積雪とほぼ同じくらい。それが、幹の真横について。昨夜から今朝方にかけ、とても強い風と雪になっていたという証。今日は一日冷え込むというから、木の幹にくっついた雪も融けないでそのままに。

 さて、細かな雪が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、なんでもケセラセラと楽天的な人がいる一方、小さなことでも度が過ぎるくらい心配症な人だって、それが両極端に過ぎると眉をひそめてしまうような気がするけど、普段にあって緊急時の備えに努めるというのは心配性ではなさそう、万一の場合に備えた心の持ち方について、考えるのも。。。



No.2,531「焦げ茶色の板で覆われた祠の前と破れた火の用心のぼり旗と温泉と」    2022(令和4)年12月22日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約2センチです。
 出勤途中、道路近くにある小さな祠の正面が、焦げ茶の板で覆われているのに気がつきました。いつも、祠の中から赤い帽子をかぶった石仏が、前を通る人を見守るようにしていたのに。冬期間は祠が雪ですっぽり埋もれてしまうため、関係者が対策としてあの板をつけたもの。祠の石仏が、次に太陽の光を目にできるのは、来年春の3月頃かな。

 消防屯所のちょうど前、ガードレールに結んで立ててある、火の用心と書かれた黄色いのぼり旗の1本が、破れているのが目に入りました。強い風と劣化のためなのでしょう、旗の上の部分が何か所も裂けて。長い期間、雨風にさらされながら、それだけ人々に火の用心を訴え続けた証拠です。我が身のことを顧みずにだから、ただ頭が下がるだけ。

 さて、対向車がどれもライトを点けていたこんな日は、あったかい温泉に入り、耐えているときはいつまでも暗い夜が続くような気はするけど、明るい朝は必ずやって来るもの、それが明日なのかそれとも何か月も先になるのかは誰にもわからないけど、耐えているときこそ明日への希望を信じてめげずに頑張るよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,530「200m先工事中の立て看板と両手に杖を持った女性と温泉と」    2022(令和4)年12月21日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、緩い坂道の歩道側に、「200m先工事中」と書かれた黄色い立て看板があるのに気がつきました。その先、文字だけを変えた同じ黄色い看板が4枚並んで。どうやら、あの近くで工事が行われるようです。右側にある空地に軽四車が3台止まっており、暖かそうな防寒着姿の男性が、ドアを勢いよく開けちょうど出ようとして。

 坂道の先、頭に紫色のスカーフ、ベージュ色のコートを着女性が、両手に杖を持って立っているのが目に入りました。道路を渡ろうとして、左右をキョロキョロと。ところが、間が悪かいのか車が続いてやってきており、その場所へ立ったままです。足が不自由のようなので、慌てることなく、時間をかけてでも安全最優先でいかねば。

 さて、どこを見ても白く染まっているこんな日は、あったかい温泉に入り、毎日のことだからと慣れて、つい惰性でやってしまうことが多いけれど、朝の始まりで自分自身へ気合を入れれば、その日一日の気分も変わってくるというもの、どうせ働かねばならないのだから少し高揚感を持って朝から元気よくなどと、考えるのも。。。



No.2,529「白っぽい耳当て帽の男性とアルミ製スコップで除雪中の女性と温泉と」    2022(令和4)年12月20日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。(12月20日8時55分現在)
 出勤途中、白っぽい耳当て帽をかぶり、水色の羽毛ベストを着た男性が、道路横にある駐車場の前に立っているのが目に入りました。今朝はとても冷え込んでおり、外気に触れるとゾクゾクするほど。なので、冷たさから耳を守るため、あの帽子を準備したのでしょう。たとえ短時間であっても、寒気から身を守るための対策は必要だから。

 曲がり角の手前、アルミ製のスコップで、歩道ガードレール下に積もっている雪を、除雪している女性がいるのに気がつきました。あのスコップは、幅が広くて少し大きめだし、アルミ製だから軽くて女性たちが使っても、それほど負担には感じないはず。鉄製の重いスコップに比べると強度の面では劣るけど、除雪だったら任せて大丈夫。

 さて、道路に設置してある温度計が−2度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、気を張っているときは注意しているから大丈夫、ところが、山を越え緊張が緩んでホッとしたときなどに限って体調を崩すことがあるもの、ほんの少しだけでもいいから常に緊張感を持ちながら日常生活を過ごすようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,528「素足の小学女子児童とフロントガラス前に積もった雪と温泉と」    2022(令和4)年12月19日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約10センチです。(12月19日朝9時現在)
 出勤途中、黒い傘を持ち、赤い長靴を履いて歩道をこちら側へ向かって歩いて来る、小学女子児童紺色スカートの下が、素足なのに気がつきました。元気盛りの年代だとはいえ雪の降る寒い中、あんなに肌を出したままで大丈夫なのでしょうか。重ね着をして、体全体が太って見えても、誰も文句など言わないから、明日からは暖かいタイツなどをしっかり履いて。

 坂道の途中、対向車線、フロントガラス前にたくさん雪を載せた軽四車が、やって来るのが目に入りました。車の屋根運転席の上あたりには、20センチ以上の雪が残っています。どうやらブレーキをかけた時、屋根の雪がずり落ちてフロントガラスの前へ。ワイパーを動かした部分だけは空いているけど、他はそのまま。あれだけ残ると運転しづらいはずだけど。

 さて、雪がしんしんと降り続いているこんな日は、あったかい温泉に入り、おしゃれにこだわるのもいいけど、身体が悲鳴をあげるほど我慢してとなると、それはおそらく違うことになるはず、着る服などはその人の身を守るのが基本にあり、それに加えデザインなどでおしゃれを楽しむもの、勘違いをしその順番を間違えてなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,527「黄色い雨具をつけた犬と両手両足あご口作動中の男性と温泉と」    2022(令和4)年12月16日掲載
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 今朝は、雨。積雪は0センチ。
 出勤途中、緩い下り坂で、黄色い雨具を背中につけた白と灰色の中型犬が、道路横を飼い主に連れられてゆっくりと歩いているのに気がつきました。雨具は、頭と背中を覆うようになっており、それが胴体付近まで。犬の意見を聞いてから、あの雨具を買い求めたわけではないはずだけど、冷たい雨に打たれないようにとの飼い主の親心が。

 曲がり角の手前、両手に大きなごみ袋を持った高齢の男性が、こちらの方へ向かってくるのが目に入りました。首を右側へ大きく傾け、傘の柄をあごのあたりで抑えるようにしてです。そして、口にくわえていたのが白い煙草。両手だけでは足りなくて、あごと口を使ってとは。それに、足も動かしているから、体全体6か所同時に作動中だ。

 さて、山の斜面にある杉並木から湯気が立ち上っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなときでも相手の心を思いをはかりながら対応できればいいけど、いつも自分中心ばかり、他人の痛みを感じられない身は自分がその立場になって同じつらさを思い知ることに、これまでそんなことを繰り返してなかったか、考えるのも。。。



No.2,526「白くなった屋根と勢いよく噴き出した水と温泉と」    2022(令和4)年12月15日掲載
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 今朝は、小雨。積雪は、約1センチ。
 出勤途中、道路沿いにある家の屋根が、どれも白くなっているのが目に入りました。トタン屋根は全面真っ白だけど、瓦の屋根はまるで格子状に黒い線が浮き出るようになっています。雪が降ったときだけに見られる、珍しい屋根の模様。たくさん積もると真っ白になるし、融け始めるとあっと言う間に消えてしまうので、あれはなかなか。

 道路の真ん中にある消雪装置から、勢いよく水が噴き出しているところがあるのに気がつきました。ただ勢いがよすぎて、なかには歩道近くまで到達している箇所も。事前に点検はしたけど、微調整まではできなかったのかも。雪が本格的に降り始めると、道路に積もった雪は早く融けてもらいたいから、あのくらいなら大目になのかな。

 さて、近くの山が白く染まっているこんな日は、あったかい温泉に入り、その機会を逃すと次回まで待たなければならないことってあるもの、それが、半年後、1年後、ときには10年後になったりする場合も、ただじっと待つだけより毎日を旬だと捉え、感性を研ぎ澄まし緊張感を持って新鮮な日を過ごすようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,525「真っ白に変わった壁とワシと二羽のカラスの戦いと温泉と」    2022(令和4)年12月13日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している家の壁が、真っ白に変わっているのに気がつきました。あそこは、以前から鉄パイプで足場が組まれ、改修中なのは分かっていたけどペンキを塗るものとばかり。壁の前に細い板を打ち付け、そこへ壁の代わりになる板を1枚ずつ張っているようです。壁は二重になるし、きれいだし、あんなやり方もあるのだな。

 街路樹の横を、小さなワシと二羽のカラスが、空中をもつれあうようにしながら飛んでいるのが目に入りました。どう見てもあれは喧嘩で、一対一ならワシに勝ち目のある可能性も。だけど、相手が2羽となると、いささか様子は違ってくるもの。それに、ワシの体格は、カラスより小さいようだったし、向こう傷を負わずに逃げ切れるか。

 さて、道路ののぼり旗が強い風でバタバタと揺れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、手入れさえ怠らなければほとんどの物が長持ちするのは、頭で分かっているつもりでも、それを普段からしっかり実行できるかと問われると大きな疑問符が、せめてこの年末前に、気になっていたあのことの手入れをすることなど、考えるのも。。。



No.2,524「見当たらなかった黄緑色のジャンパー男性と街路樹のタイヤホイールカバーと温泉と」    2022(令和4)年12月12日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂道の途中、道路の右側黄色い帽子に黄緑色のジャンパーを着た男性が立っているのが目に入りました。児童の登下校等を見守る、安全パトロールボランティアの人です。年末の交通安全運動が開始されたようだけど、いつも道路の左側に立っている男性の姿は、近くに見当たらず。病気などのためでなければ、いいけど。

 職場に近づいたとき、街路樹の下の方の枝に、車のタイヤホイールカバーが引っ掛けてあるのに気がつきました。それが、1枚。スノータイヤと同時に交換した際、取り付けが甘くなっており落ちてしまったのでしょう。カバーを落とした車の運転手君、戻ってから無いことに気がついて、またあの街路樹の道を通らないかな。そうすれば。

 さて、青い空がなんだか心をうきうきさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、元気なときはお金が一番だと思っていたけど体を壊したときに痛感するのは元気な体に勝るものはなしと、預金通帳の印字額を見てにやにやするよりは、体調管理を重要課題として捉えて、日頃から健康最優先に努めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,523「神社社殿前の雪囲いシートと一輪車を後ろ手で引く女性と温泉と」    2022(令和4)年12月 9日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、参道から奥の方に見える神社の社殿前が、灰色の雪囲いシートですっぽりと覆われているのに気がつきました。ただ、正面は参拝する人たちが出入りできるよう、三角の形で開けられています。近くにある寺院の雪囲いはまだのようだけど、来週中頃には雪のマーク。大晦日に間に合わせるためには、そろそろやらねば。

 道路から下に見える畑、灰色カッパのフードをかぶり、一輪車を後ろ手で引きながら歩いている女性がいるのが目に入りました。真っ赤な長靴を履き、一輪車の荷台には採ったばかりの野菜が見えています。あそこは、ちょうど山の影にあたるため、太陽がまだ顔を出していない時間。朝の薄暗いうちから畑へとは、働き虫さんだな。

 さて、富山湾を隔てた向こう岸に白い建物らしき物が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、横並びが全ていいとは言いたくないけど、皆とある程度歩調を合わせておいた方が無難なのは間違いなし、独立独歩はとりあえず横へ置いておいて、たまには周りを横目で見渡し、落ちこぼれになっていなかったか、考えるのも。。。



No.2,522「トラック荷台の逆さまの竹ぼうきと電線にぶら下がった枯れたツルと温泉と」    2022(令和4)年12月 8日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、坂道ですれ違った紺色トラックの荷台に、竹ぼうきが逆さまに立ててあるのが目に入りました。場所は運転席のちょうど真後ろあたりで、竹ぼうきを立てるための、間仕切りのようなものの中に入ってです。作業で汚れたりしたとき、すぐ掃けるよう、持ち運びをしているのでしょう。近くにあれば、いつだってできるから。

 坂道の途中、電線に枯れたツルがぶら下がってっているのに気がつきました。それも、まとまったかたまりで、枯れた葉がくっついたままになっています。あれは、遠くから飛ばされてきたものなどではなく、地面から伸びてそれがそのまま枯れたもの。近くに大きな杉の木が何本もあるから、それをつたって電線までたどり着いたのかな。

 さて、灰色の雲が空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、わざわざ取りに行かねばならないのだったら、そんなこと面倒で大変だから止めてしまおうとなり兼ねないもの、だけどそれが手元近くにあるのだったら、気がついた時すぐにでも使えるから便利、必需品の管理は普段から怠らないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,521「空っぽのビニール袋を持った男性と2階物干し棒の大根と温泉と」    2022(令和4)年12月 7日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある生け垣の横を、灰色の野球帽で、紺と白色のスポーツウェアを着た男性が、歩いているのが目に入りました。右手に、透明の小さなビニール袋を持ってです。ただ、ビニール袋の中には何も入っておらず、雨が強くなってきたためか、小走りで。この時期、外へ出るときは、傘を持っていかねばならないのに。

 緩い坂道の途中、道路に面している家の2階屋根軒下に、大根が干してあるのに気がつきました。あそこは、いつも洗濯物が干してあるところで、その場所の半分ほどを占めています。大根2本葉の部分を縛り、その片方ずつ物干し棒をまたがせるようにして。少し汚れたような色に見えているので、干し始めてから何日も経ったのかな。

 さて、雲の向こうの青空がとても眩しく見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、弁当は忘れても傘は忘れるな、と言われるほど気候の変化が激しい我が北陸地方、朝晴れていても急に雨や雪になったりすることがあるから傘は必需品なのに、ましてや黒い雲が空を覆い始めているときだったら傘は忘れないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,520「勝手口の女子中学生とくっついてきた紫色の車と温泉と」    2022(令和4)年12月 6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の勝手口で、紺色のバッグを背負った女子中学生が、家の人としゃべっているのが目に入りました。何か理由があり、学校の始業時間が遅れているのなら別だけど、そうでなければ完全に遅刻のはず。だけど、特段慌てている様子は見られないので、今朝方テレビのサッカー観戦による寝坊ではなさそう。

 坂道の手前、後ろにいた紫色の車が、こちらへやけに近づいて来るのに気がつきました。それも、まるでくっつくようにしてで、心の中で思わず、なんだこの車はと叫んだほど。その車が、中央車線へ寄り始め、対向車がいないことを確認したのか、速度を上げて追い越しです。だけど坂道で、法定速度の20キロ以上超えとはまずいな。

 さて、強くてやけに冷たい風が吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、目が覚めたのが完全に遅刻の時間、それならあきらめもつくけど、ギリギリの時は、顔も洗わず着替えて家を飛び出し着くまでずっと走りっぱなし、そんな悪夢なような経験を二度としないため、早寝早起きに努めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,519「Uターンした牛乳配達車とクレーン車の横で目だけ見えた男性と温泉と」    2022(令和4)年12月 5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路前方で大きくUターンした灰色軽ワゴン車後部座席の窓に、MILKと書かれたシールが貼られているのに気がつきました。どうやら、家々へ牛乳を配達している車のようです。途中で、届け忘れの家があったことに気づいて、慌てて戻ろうとしたところだったのかも知れません。待っている人がいるのだから、どうしても行かねば。

 坂道の先、道路近くにある駐車場へ止めた大きなクレーン車のすぐ横、橙色の防寒具を着た二人の男性が、並んで立っているのが目に入りました。頭に黒いニット帽らしきものをかぶり、鼻から下は黒い布地で覆っているため、見えているのは目だけ。キョロキョロしながら周囲を見ていたので、作業をする現場の確認をしていたところかな。

 さて、薄い雲が空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰か自分を待っている人がいると思うと、やる気になるもの、ところが、全く声もかからないようでは、やる気がすっかり失せ怠け心に支配されてしまう羽目に、たとえ一人だけでも笑顔になってくれる人たちの顔を思い浮かべながら働くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,518「交流センター駐車場に並んだ軽四トラックと空の一輪車と温泉と」    2022(令和4)年12月 3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある地区交流センターの広い駐車場に、20台近くの軽四トラックが止めてあるのに気がつきました。車の奥の方には作業服姿の高齢男性が、大勢集まっており、山仕事などへ出かけるため待機しているところか。でも、あれだけの人が一斉に動くとなると、事故などないようにせねばならないし、統率者の責任は重大だ。

 道路から下に見える畑、毛糸で編んだ長いベストを着た高齢の女性が、一輪車を押しているのが目に入りました。通っていたのは畑の間にある細いあぜ道で、一輪車の荷台には、まだ何もなく空っぽのまま。これから、白菜や大根などの野菜を、とりにいくところだったのかも知れません。冷え込んだ日の後に収穫した野菜は、おいしいから。

 さて、近くにある山の頂付近が雪で白く見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、何でも好き放題言えるのは平職員だったときのこと、役職に就いた途端、上からは言われるし下からは突き上げられるし、その間に挟まれてただただ忍の一字、でも、与えられた責任を苦ではなく、楽しみとして捉えるようにしていたか、考えるもの。。。



No.2,517「黒色迷彩柄の防寒具男性と緑色大型観光バスと温泉と」    2022(令和4)年12月 2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、黄緑色の毛糸帽子に、黒白迷彩柄の防寒着、黒い手袋をした男性が、横断歩道のこちら側を歩いているのが目に入りました。上から下まで防寒対策は、もうばっちり。雪が近くの山まで下りてきており、外へ出るときはあのくらい着こまないと、風邪を引きかねない寒さです。暦通り、季節はいよいよ本格的な冬へ突入だ。

 職場へ近づいたとき、前の方から緑色の大型観光バスが、やって来るのが目に入りました。あのような観光バスを目にするのは、久しぶりのこと。ようやく、温泉でも楽しもうか、という気分になった人たちが増えているようです。どうせなら、このあたりの紅葉を楽しめる、10月から11月中旬頃迄に来てもらいたかったものだけど。

 さて、道路に設置してある温度計が1度だったこんな日は、あったかい温泉に入り、長袖下着にズボン下、そんなものは年配者たちが着るもので、ワイシャツの袖口から白い長袖下着が見えるなんて恥ずかしい、などと言わず体には暖かいのが一番だし、まさか冷えて体を壊すような薄着にこだわっていなかったか、考えるのも。。。



No.2,516「紺色作業服での点検と祠の正面の塩ビ波板と温泉と」    2022(令和4)年12月 1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある用水路の敷地内、灰色のヘルメットに、紺色のおしゃれな作業服を着た若い男性二人がいるのに気がつきました。首元に、赤い線のある首掛けのようなものも見え、手に黒い何かを持ってです。普段人は入らず草が長く伸びている場所で、それをかき分けながら。用水路定期点検などのため、見回りをしているのかな。

 坂道の手前、道路近くにある小さな祠の正面が、2枚の薄い水色塩ビ波板で覆われているのが目にはいりました。しっかりと打ち付けられているようで、あれなら雪で埋もっても大丈夫。祠の横には白い紐が2本見えており、波板補強などのため強く縛ったもののよう。あの板が外されるのは、春の声が聞こえてくる、来年の3月暖かくなった頃。

 さて、あちこち山の杉林の間から白い湯気が上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、手入れさえ怠らなければ長持ちするのは分かっているけど、忙しいことを理由にあげてついそのままに、不調になってからようやく事の重大さに気づき、大騒ぎのあげく専門の緊急部隊へ要請を、などということはなかったか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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