ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,515「白いすべりどめ用剤の袋と腰の後ろの四角い物と温泉と」    2022(令和4)年11月29日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路の横にある、すべりどめ用剤と書かれた緑色の箱の中に、大きな白い袋が入っているのに気がつきました。あれは、積雪の時、坂道など凍結防止のためにまく用剤。箱は児童等の通学路すぐ横にあり、もういつでも使える状態になっています。山に積もった雪は徐々に里へ近づいており、その対策も着々と進んでいるようで。

 信号に近づいたとき、腰の後ろに黒いものが見え隠させながら、こちらへ向かってくる男性がいるのが目に入りました。すれ違った後、バックミラーで見ると、ちょうどお尻が隠れる大きさの四角い黒いビニール製らしきのものです。座った時に、ズボンなどが濡れないようにと作ったものか。昔の、茶色や黒の敷皮なら覚えているけど。

 さて、海を隔てた対岸がやけに近くに見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、一年を通してやることはだいたい決まっており、それが多少早いか遅いかだけのこと、だから予測はつくしやらねばならないことだってしっかりと頭の中に入っているはずだけど、やるべき時期を逸して失敗しないよう確認を怠っていなかったか、考えるのも。。。



No.2,514「簡易駐車場3台のブルドーザーと山の中腹のライトと温泉と」    2022(令和4)年11月28日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある鉄パイプ製簡易駐車場の中、黄色いブルドーザーが3台止まっていのが目に入りました。大、中、小と大きさが異なっており、大型は新車なのか、ピカピカ輝いています。先週末までは空っぽだったブルドーザーの専用駐車場だけど、今週中旬には雪マークも出ており、いよいよ除雪の出番が近づいて来たか。

 職場へ近づいたとき、正面に見える山の中腹あたりに、森林の間からこちらへ向かって、ライトらしきものが光っているのに気がつきました。鉄塔ではなく、太い柱状のものがあり、そのてっぺんあたりに光源が。周りにある杉の木に比べても、群を抜いた高さです。どうして、あんなものをあんな場所に、と疑問は深まるばかり。

 さて、空気がとてもやわらかく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、きちんとした役割を持ちそのことに専念できているのならいいけど、あの人は何をやっているのかさっぱりなどと陰口を言われるようでは、自分のことが期待されていない証拠、あなたでなければと信頼を得るような働きをしていたか、考えるのも。。。



No.2,513「雪降る前に咲く桜と庭先に干した洗濯物と温泉と」    2022(令和4)年11月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路側にある家の庭、大きな木の枝に薄いピンク色の小さな花が、たくさん咲いているのに気がつきました。雪の便りが近づいてくると、毎年決まって開く花で、どう見ても桜。ただ、季節が違うし同じ花が咲いている木は他になく、何の花かなといつも悩まされる木。だけど、春にはどんな花を咲かせていた木だったっけな。

 信号に近づいたとき、家の庭先に白い洗濯物がずらっと干してあるのが目に入りました。山が近くにあるため、そこにはまだ太陽の光が射しておらず、薄暗く感じるところ。予報では今日一日晴れるとのことで、早々と洗濯を終えて外へ干したようです。太陽の光が当たるのを、ただじっと待っているより、やってしまえば気が楽で。

 さて、道路に設置の温度計が4度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつものことだから頭に残っているはず、なのにどうしてだか記憶の中からスポッと抜けていることがあるもの、そのままにしておくと生涯分からないままになってしまはずだし、どうしてと疑問に感じた時はすぐ調べるようにしていたか、考えるも。。。



No.2,512「階段奥の黄色い葉っぱと長柄のシダホウキと温泉と」    2022(令和4)年11月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家のコンクリート玄関にある階段奥に、黄色い葉っぱが一列になって重なりあっているのに気がつきました。強い風でも吹いたのか、隅の方へまるでくっつくようにして。ただ、あの重なり方は、昨夜落ちたものだけではなさそうです。きれいな葉っぱなので、多くの人に見てもらいたいけど、その落ちた場所が。

 道沿いにある生け垣の前、灰色の割烹着を着た高齢の女性が、長柄のシダホウキで地面を掃いているのが目に入りました。落ちた葉っぱなどを、ホウキできれいに片付けていたところ。あの生け垣前はいつもきれいになっており、どうしてかなと思っていたけど、あの女性のお陰だったようです。たまってからやると大変だけど、その都度なら。

 さて、雲の隙間から見えた青空がとてもきれいだったこんな日は、あったかい温泉に入り、物事を行う場合、時と所、そして、その時の立場が重要で、三つのうち一つでも間違えると、誰かから非難を受けることになり兼ねないもの、少々気の張る場面などだと余計で、そのあたりについてはしっかりわきまえて対応していたか、考えるのも。。。



No.2,511「しゃがんでの大根手洗いと雪囲い準備中の二人と温泉と」    2022(令和4)年11月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある家の前、しゃがみながら水道を使って大根を洗っている女性がいるのに気がつきました。手袋などは使わず、素手のままで。横に積み重ねてある洗い立ての大根は、真っ白。あれなら、皮のまま、すぐにでも食べることができるはずです。あの大根、軒先にでも吊して干すのでしょうが、間違いなくおいしくなりそう。

 緩い坂道の手前、道路に面している家で、雪囲いの準備をしている中年の男女二人がいるのが目に入りました。女性が着ていたのはベージュ色の通勤着用コートで、家の外での作業で使うにはもったいないくらいです。木が、もう格子状に組んであり、そこへ塩ビの波板を取り付けようとしている最中。雨が降りだす前に、終わればいいけど。

 さて、灰色の雲が空に広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、自然のままがいいとはいうけど、だからと言って泥のついている野菜は口にすることは出来ないもの、水を使い丁寧に手で泥を落とすことでようやく野菜をおいしくいただけるのだから、知らない間に我の心についてしまった黒い汚れはどう洗い流すか、考えるのも。。。



No.2,510「黄色く染まった大イチョウの木と暖かそうな黒いブーツと温泉と」    2022(令和4)年11月22日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路近くにある寺院の境内、大きなイチョウの木全体が黄色くなっているのに気がつきました。木のてっぺんの方から下まで、見事なくらいきれいな黄色で染まっています。地面には雨で散った葉が落ちており、離れたところから見ても、日本の秋はいいよなと。車からではなく、近くで一度ゆっくり眺めてみたいものだけど。

 灰色のカーディガンに紺色スカート、黒いブーツの女性が、大きなごみ袋を両手で1個ずつ持って歩いているのが目に入りました。あの服装から見て、出勤する前のゴミ捨てなのでしょう。履いていた黒いブーツが、雪の降ったときなどに使う厚手の暖かそうな物。このあたり、まだ雪の便りは聞こえてこないけど、身支度はやっておいても。

 さて、公園に橙色の電灯が点いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、懸命に働くことはもちろん大事、だけど体を壊してまでとなるとそれは大いに違うはず、働いた分だけしっかり休養を取って次の糧にする、それが長続きするコツなのかも、だけどまさか休養ばかりに重きを置くようなことなどしていなかったか、考えるのも。。。



No.2,509「自転車を追い越した青いトラックと塀の上の青いネットと温泉と」    2022(令和4)年11月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、前の方から紫色のカッパフードをかぶった高齢の女性が、こちらへ自転車に乗ってゆっくりやってくるのが目に入りました。そのすぐ後ろに青いトラックが自転車を追い越そうと、ぴったりくっつくようにしています。すれ違ってバックミラーを見ると、案の定青いトラックが、中央車線からはみ出るようにして右側車線へと。

 坂道の先、道路沿いにあるコンクリート塀の上に、青いネットがつけられているのに気がつきました。あのネットは、海側から吹き込んでくる雪を防ぐために設置したもの。ネットなので風は通すけど、雪は遮られるため、それ以上敷地へは入って来ないはずです。ネットの家側には雪吊りをした庭木が何本かあり、あれを守るためにも。

 さて、山の谷に白い湯気のようなものが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、急いでいるときに限ってどうしてだか前の車がノロノロ運転、実は法定速度を少しばかり下回っている程度だけなのに、イライラが募りお願いだから横道へ行ってくれよなどと思う前、運転時は余裕を持って出発するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,508「お餅と書いたのぼり旗と土を掘り返していた男性と温泉と」    2022(令和4)年11月18日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している公園のすぐ手前、赤地に白い文字で、お餅と書いたのぼり旗が立てられているのが目に入りました。奥の建物では餅など食品の加工を行っており、師走が近づいてきたのでPRのためなのでしょう。昔なら、臼と杵を出し大量のもち米を蒸しながら、家族総出で餅つきをしていたものだけど、あの風景はもう。

 緩い坂道の先、家の庭先でしゃがんだ高齢の男性が、移植ごて持って土を掘り返しているのに気がつきました。あそこはまだ日が差しておらず、薄暗い場所です。あと1時間もすれば、太陽も出て暖かくなってくるのに、それまで待てなかったのには何か理由があるはず。夜中気になって早く目が覚め、それで朝一番にやり始めたのかな。

 さて、チ、チッという鳥の鳴き声が聞こえるこんな日は、あったかい温泉に入り、昔だと餅といえば口にできるのが祭りか正月だけで、食べるのが待ち遠しく餅つきと聞くとワクワクしたもの、当日、ついた餅を丸めるのは子供たちの役割、その時だけはつまみ食いも大目に、いま家族揃っての楽しい大事業は何があるか、考えるのも。。。



No.2,507「消防屯所を覆ったカバーと袖が真っ赤のジャンパーと温泉と」    2022(令和4)年11月17日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある消防屯所の建物が、薄い灰色をしたカバーで周りを囲まれているのに気がつきました。改修工事等を行うため、その下準備のようです。カバーのように見えたのは、空気が通過できるようになっている、細かい編み目のネットのもの。埃や騒音対策のためもあるはずだけど、密閉の中で作業はできないから。

 坂道の先、黒いジャンパーを着た女性が、一輪車に大きなごみ袋を2つ載せ、こちらの方へ向かってくるのが目に入りました。その黒ジャンパーは、袖だけが真っ赤で、見るとちょっとおしゃれな感じです。おそらく、最近買った物ではなく、長年大切に使っているものなのでしょう。好きな物は大事にするので、余計長持ちするかな。

 さて、山の麓に薄っすらと白い煙が漂っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、仕事は、できるものなら青空のもと、そよそよと吹く風を受けながら、寝そべってのんびりと、などという実現できそうもない夢は追いかけずに、晴れた日は少々寒くても窓を全開にして、外の空気を部屋の中へ通して頭を冷やすことなど、考えるのも。。。



No.2,506「重ね着の女性と坂道ですんば(枯れた杉の葉)を掃いている人と温泉と」    2022(令和4)年11月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、紫色の毛糸帽に手編みらしきベストを着た高齢の女性が、道路沿いにある家の方を向いて、立っているのに気がつきました。ベストの下に着ている長袖も厚手のもので、寒さ対策はしっかりと。ただ、山影になっている家のため、太陽の光は当たっておらず、まだ暖かくはなっていないよう。だから、重ね着をしているのかな。

 坂道の先、白いヘルメット、黒い防寒着に黄色い安全ベストをつけた人たちが、道路を竹ほうきで掃いているのが目に入りました。先日からの強い雨風等のために道路へ落ちたすんば(枯れた杉の葉)を、掃きながらきれいに片付けているもの。通行中の車が積み重なったすんばの上を走ると、スリップする恐れがあり、そのためにだ。

 さて、灰色の雲が空に広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、下着のシャツは1年を通して半袖だったのは随分前までのこと、雪の降る寒い日長袖に替えた途端、こんなに暖かいのならもっと早く替えるべきで、あの我慢はなんだったのかと心底悔やんだもの、寒い時期は見栄えより体を最優先にしていたか、考えるのも。。。



No.2,505「落ち葉掃きの女性と橙色に実った柿と温泉と」    2022(令和4)年11月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横に設置してあるゴミ置き場の前、黒い長靴を履いた高齢の女性が、玄関ほうきで落ち葉を掃いているのが目に入りました。ゴミ置き場の周囲は、まるで茶色と黄色い模様の絨毯を敷き詰めたようにさえ見えます。ほうきを持っていたのは、多分近所の人か地域の関係者のはず。利用する人たち、きれいにしてもらって感謝せねば。

 道路から下の方に見える大きな柿の木、橙色の実がたくさんなっているのに気がつきました。葉はすっかり落ちて、もう1枚も見当たりません。それに比べ柿の実は、上から下の枝まであんなにも。甘柿だと今の時期まで残るはずがないし、おそらく渋柿なのでしょう。あの柿が、熟して食べられるようになるまで、鳥たち待っているところかな。

 さて、川の水が薄茶色をしていたこんな日は、あったかい温泉に入り、その場所がきれいになっていると、気が引けてゴミを捨てようなどという気にはならないもの、ところが汚れている所だと、私もゴミの一つや二つぐらい捨てたってと思ってしまうから不思議、自分の周りを見渡して我はそのどちら側に属しているかなと、考えるのも。。。



No.2,504「自主防犯パトロールの青パトと目に飛び込んで来た虹と温泉と」    2022(令和4)年11月14日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の前方、青色灯を点滅させながら、停車している車があるのに気がつきました。軽四車で、部分的に青く塗られており、側面に、宝くじ号、自主防犯パトロール中と書かれた、マグネットシートが車の片側に1枚ずつ貼ってあります。ハンドルを握っていたのは高齢の男性で、不審者等からの児童見守り中。今なら、熊もかな。

 職場へ近づいたとき、目に飛び込んできたのが、きれいな虹です。半円形の右下部分で、その上は消えて見えず。左側へ目を転ずると、半円形の下の部分が、青空にくっきりとです。朝、虹を目にすることは滅多になく、おまけに、白い月が虹の上にはっきりと見えたでは。虹、月、青空。今日は、なんだかいいことがありそうな気分に。

 さて、木々が雨に濡れ緑色を濃くしているように感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、一日だけならできるけど、それが定期的にとなるとなかなか、見渡すと児童の見守り等で朝夕汗を流している人たちが何人もいるでは、その人たちと接したとき、せめて日頃の苦労に対し感謝する言葉をかけるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,503「雪吊りしてない2本の木と膝下ズボンでの煙草と温泉と」    2022(令和4)年11月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公共施設の道路側に植えてある木に、雪吊りなどがしてある中、何もしてない木があるのに気がつきました。 木には雪の重さなどで枝が折れないよう、荒縄できれいにしばってあるけど、2本だけがそのままの状態なのです。 その2本は他に比べ大きく育っており、枝も太くて関係者が、もう自立していると認めたのかな。

 道路から下に見える屋根付き駐車場、膝下までのズボンに紺色のパーカーを着た男性の膝あたりに、白い煙が漂っているのが見えました。右手の指先に、細くて白い物が見えたけど、あれは間違いなく煙草。食後の一服を、外で楽しんでいるところだったのでしょう。だけど、暖かいとはいえあの時間帯、外で膝下のズボンを履くとは。

 さて、山に薄い霞のようなものが漂っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、初心者に助言や手助けをするのは当たり前のこと、だけどある程度自立したと感じれば、そこからは見守るだけに、苦労しながら独り立ちできれば例え嵐や雪になっても耐えられるはずだけど、自分に甘い我の苦労は足りていたかなと、考えるのも。。。



No.2,502「細道から出ようとした軽四トラックと一輪車をはさんでの立ち話と温泉と」    2022(令和4)年11月10日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、左側にある家と家の間にある細い道から、軽トラックが出てこようとしているのに気がつきました。目に入ったのは、その車が一時停止する直前のこと。ビクッとして、反射的に持っていたハンドルを右の方へと。しかし、軽トラックが止まったので、ホッとしてハンドルを元へ戻したけど、驚いたのはあの車も同じだったか。

 坂道の手前、道路横に止めた軽四車の側、一輪車を間にはさんで立ち話をしている高齢の女性2人がいるのが目に入りました。一輪車の荷台には青いカゴのような物が置かれており、あの中にはおそらく野菜が入っているのでしょう。収穫した物の出来ばえを見ていたのか、それとも冬をまたいで来春用のため、これから植える苗などの話かな。

 さて、山の色が日毎に赤みを帯びてきているこんな日は、あったかい温泉に入り、交通法規を真剣に学んだのは免許を取った時のこと、あれから随分年月が経って法規とは縁が遠くなり免許更新時耳にする程度、法規はもちろん大事、だけどそれと同じほど瞬時のことに対応できる運転技術をしっかりと身につけていたか、考えるのも。。。



No.2,501「残された階段手すりと街路樹てっぺんの白い猛禽類と温泉と」    2022(令和4)年11月 9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いの空き地に、3段ほどのコンクリート階段と手すりがあるのが目に入りました。確か、独り暮らしをしていた女性の家があったところです。介護サービス関係の車が、家の前に止まっているのは、何度か見かけたことがあったけど、壊してすっかり撤去。残されたのは、玄関先の小さな階段と、手すりだけか。

 職場へ近づいたとき、街路樹のてっぺん付近に、1羽の大きな白い猛禽類が止まっているのに気がつきました。胸を張り、まるでにらみつけるような鋭い眼光で見つめていたのは、山の稜線から昇ったばかりの太陽です。胸の毛はふさふさで、あれなら、きっと寒さにも耐えられはず。孤高を感じるたたずまい、あれが自然界だ。

 さて、大きな杉の木の枝が風で揺れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、元気なうちは関係ないと思っていたけど、足腰が弱ってくると階段の上り下りなどの際、設置してある手すりのありがたさが身に沁みてくるもの、我は日頃から手すりのように弱い人たちの支えになれるよう努めていたかなと、考えるのも。。。



No.2,500「花壇で回る風車と停車線前方に落ちていた黄色い葉と温泉と」    2022(令和4)年11月 8日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している家の前にある花壇の中、風車がクルクルと回っているのに気がつきました。その風車、黄、青、赤等の色が混ざって見え、まるで1枚の円盤が回っているようにも見えます。鳥や害虫等から、咲いた花を守るためなのでしょうが、花壇の花は散ってどこにもなし。風車を片付ける時期が、そろそろ来たかな。

 赤信号で止まった時、停車線の前方付近、アスファルトの半分ぐらいを覆うように、黄色い葉が落ちているのが目に入りました。枯れた葉が、山側の斜面に生えている木から落ちてきたもので、同じ種類の少し広い葉ばかりです。ほぼ同じ時期に芽吹いて、育ったのも同じ環境。だったら、枯れて散るのも同じであるのは十分納得。

 さて、赤いのぼり旗が風でゆらゆらと揺らいでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、物事を始めるときはなんだか力が入るもの、ところが、終わりにするときはすっかり力が抜けてしまい、当初の気配りなどどこへ行ったかと思うほど、終わる時こそ気を緩めることなく有終の美を飾るように努めていたか、考えるのも。。。



No.2,499「鉄パイプの青いカバーとやけに小粒な稲穂と温泉と」    2022(令和4)年11月 7日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある木造2階建ての家の周り全体に、鉄パイプで足場が組んであるのが目に入りました。どうやら大がかりな改修工事が始まるようで、そのうちの一部に、青いカバーの被せてあるパイプがあるでは。見ると、それは入口扉近くの左右と上の方の部分。なるほど、人が出入りする際、ぶつからないようにだな。

 緩い坂道の途中、道路から少し上に見える田んぼの畔側、黄色い稲穂が首を垂れているのに気がつきました。米は実っているけど、やけに小粒です。稲刈りの終わった田んぼで、切り株の隙間から出て伸びたものが、あれだけに育ったもの。もったいないけど、肥料不足で手入れもしないため背丈が短く、口へ入るまでは成熟せずか。

 さて、ススキの穂が風にゆれていたこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんの少しの気配りが、大きな事故を防げることってあるもの、世の中気配りの出来る人ばかりだといいけれど、そんな人はなかなかいなくて、などと己のことは棚に上げ、他人や周り人たちの文句ばかり口にするようなことなどなかったか、考えるのも。。。



No.2,498「剥いだ長ネギの薄皮とトラックへ積む途中のパワーシャベルと温泉と」    2022(令和4)年11月 4日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路から少し高いところにある畑、長ネギが1畝(うね)収穫してあるのに気がつきました。畝だったところ所は平にならしてあり、そこに剥いて捨てた、薄皮などがあちこち散らばっています。とても小さな畑で、畝の長さは1m足らず。でも、あれだけあれば、家族がしばらく食べる分には、十分の量が収穫できるのだ。

 緩い曲がり角の手前、道路の横にある事務所の駐車場、緑色の小型パワーシャベルを、トラックへ積む準備をしようとしているのが目に入りました。トラックはクレーンが設置されている。中型のものです。作業は運転手らしき人が行っており、トラックの荷台から地面へパワーショベル走行用の鉄板を。それも、全部一人だけで。

 さて、白い雲が山の中腹まで下がってきているこんな日は、あったかい温泉に入り、足りなくなると嫌だからと念を入れて余分に準備、ところが余ってしまい結局廃棄する羽目になったことが何度も、どんな物でも無駄だからと捨ててしまうのではなく、それを必要としているところでまた生かせるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,497「年賀状と書かれた赤いのぼりとスマホからの大きな警告音と温泉と」    2022(令和4)年11月 3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、郵便局前に立っている赤いのぼりに、白文字で年賀状と書いてあるのに気がつきました。いつの間にか、もうそんな時期になったようです。ただ、年賀状を出す枚数と受け取る数は年々少なくっており、増える気配が全くなし。年賀状をもらうのは嬉しいけど、書いて出すのは面倒。そんな風潮が、社会全般に広がっているのかな。

 坂道の途中、スマホから、これまで聞いたこともないような大きな音が鳴り響いたでは。どうしようか迷ったけど、緊急ならやむを得ないだろうと画面にタッチし内容を確認。あの国から、我が国の方角へ向けてミサイルが発射されたとか。これが、あのJアラートだったのだと、ようやく認識。関係機関からの緊急時情報配信は、悪くないぞ。

 さて、高い空が秋を感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、11月頃から届くのは、家の事情で年賀状を送れないとの案内はがき、それを見ると、この人からは1年先まで届かないのだなとちょっぴり寂しくなり、頭へ浮かぶのはその人の筆跡、我も賀状に印刷だけの文章ではなく自筆の一行を加えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,496「赤い帽子をかぶった石仏と道路に落ちた黄色い柿の実と温泉と」    2022(令和4)年11月 2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある祠の中の石仏が、赤い帽子をかぶっているのに気がつきました。ずっと以前からなのか、それとも、朝晩冷え込むようになってからかぶったのか、どちらか定かではないのですが。寒さはこれからが本番。一日ごとに冷え込みが厳しくなるはずなので、外気にさらされている石仏、帽子があるのとないのでは。

 緩い坂道の途中、道路脇に握りこぶしより一回り小さな、黄色い実が落ちているのが目に入りました。それが、何個もバラバラと。なかには、まだ緑色が残っているのもあり、熟す前に落ちてしまった柿の実です。甘柿か渋柿なのかは分からないけど、人や鳥などの口へ入る前とは残念なこと。栄養が、少々足りない実だったのかな。

 さて、公園の木が赤く染まっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、若い頃は自慢して冬でも薄着で過ごしていたものだけど、年齢を重ね寒さが身に応えるようになってからは止むにやまれず一枚余計に、寒い日少々恰好が悪くなるのは二の次にして、体のためしっかり暖かい物を身につけるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,495「真っ赤な防火水そう看板と駐車場の干し柿と温泉と」    2022(令和4)年11月 1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横に設置してある、赤地に白抜き文字の、丸い「防火水そう」看板が、とても見えづらくなっているのに気がつきました。看板のすぐ後ろにある木の葉が、真っ赤に染まっており、看板の色とほぼ同じなのです。そのため、看板と紅葉の色がすっかり同化。互いに助け合うのはいいけど、非常時に見づらいのは。

 道路に面している屋根付き駐車場に、干し柿が並んでぶらさげてあるのが目に入りました。ただ、駐車場の幅四分の一ほどで、あの場所例年だと半分以上は埋まっていたような気がします。いま渋柿を収穫している最中で、これから皮むき作業に入るのかも知れません。手間暇かけてから太陽の光を浴びれば、おいしくなるな。

 さて、空気がとても暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、一人だけの力より、助け合うことで結果がその何倍もの力となって表れるもの、それがいい方だけではなく悪い方へだって同じこと、仮に己の意志とは全く関係ないとしても、よもや悪事に加担する一員になるようなことなどなかったか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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