ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,494「雪吊りの2本の木と手編みの丸い毛糸帽女性と温泉と」    2022(令和4)年10月31日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある公共施設の敷地内、屋根の高さぐらいある木にもう雪吊りがしてあるのに気がつきました。葉は残っているけれど、木のてっぺんから、白っぽい荒縄が下の方へ向けて放射状に。たくさんある木のなか、まだ2本だけなので、雪吊りは始まったばかりのようです。これから、植えてある木1本ずつ順番にかな。

 坂道へ差しかかった時、丸い形の毛糸帽をかぶった高齢の女性が、こちらへ向かって来るのが見えました。たくさんの色を混ぜて編み込んだ帽子で、おそらく手作りのものです。同じような色使いで、羽織っていた肘ぐらいまである短い肩掛けもおそらく自作品。ようやく、自慢の手編みの品を、身につけられる時期が到来したようで。

 さて、道路に設置してある温度計が5度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、全部まとめて一緒にやりたいけれど、千手観音様でもあるまいし、やれるのは一度に一つだけ、それも手あたり次第にやれる訳ではなくその順番が大切、常に優先度合いを頭に入れながら物事へ取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,493「水道管入れ替え工事と前を横切った焦げ茶色の固まりと温泉と」    2022(令和4)年10月29日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路前方に「この先工事中」と書かれた、小さな看板が立てられているのに気がつきました。その先、細い横道への入り口に水道工事と表示された、一回り大きな看板が設置。どうやら、古くなった水道管を新しいものに交換するための、工事が始まるようです。これから寒い時期へ向かうので、雪が降ってくる前にだな。

 坂道の途中、こげ茶色の大きな黒い固まりが、早いスピードで横切っていくのが目に入りました。それも、車のすぐ前のあたりをです。見ると、毛がふさふさ、体も大きな、おそらくボス猿なのでしょう。人家近くの畑など、餌になるような場所の、下見をしているところだったのかも知れません。行ってから無かったでは、だから。

 さて、どの田んぼにも水たまりが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、ギリギリでやるより早い方がいいに決まっていることは分かっているのに、まだ日があるから大丈夫だと従来の怠け癖からついつい先伸ばし、結局、直前になって苦しい言い訳をしながらの手抜きで大失敗、よもや同じことの二の舞などはと、考えるのも。。。



No.2,492「アルミ梯子を積んだ軽トラ3台と大きな黒い袋を持った女性と温泉と」    2022(令和4)年10月28日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、前方から軽四トラックが3台、連なってこちらの方へやってくるのが目に入りました。すれ違うときに横目で見ると、どれも荷台にアルミ製の大きな梯子が積まれています。高い所で梯子を使う仕事があり、揃ってその現場へ向かう途中なのか。運転していたのが3台とも高齢男性なので、シルバー人材センター関係の人たちかな。

 道路横にある広い歩道、紺色の帽子をかぶった高齢の女性が、大きな黒い袋を手に持ちながら、ゆっくり歩いているのに気がつきました。女性のすぐ前には、白い帽子をかぶった夫らしき男性がいるけど、手ぶら。黒い袋、それほど重くはなさそうに見えるけど、小柄な女性が運ぶのは大変なはずです。でも、男性が手を貸さないのはどうして。

 さて、山の上の方が茶色く染まっているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、培ってきた経験を生かせないというのは、もったいないこと、一から学び始めるとその域に達するまで相当に年月を要するのだから、決して若い人たちの邪魔などはせず、己が持つ経験を誰かのためいつまでも生かせるように努めていたか、考えるのも。。。



No.2,491「土寄せのきれいなネギ畑と白黒流線型のヘルメットの女性と温泉と」    2022(令和4)年10月27日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路から少し高いところにある畑、植えてあるネギの土寄せが、とてもきれいにされているのに気がつきました。もちろん草などは一本も生えておらず、土は急峻な山のような形で、まるでネギを根もとから支えるように。あれだけ土寄せがきちんとなされているので、少々雪が積もっても大丈夫。やはり、根本が一番大事。

 緩い坂道の手前、道路横にある駐車場の前、白黒流線型のヘルメットをかぶり、紺色のジャンパーに、肩から斜めにかけた白いバッグを背負っている女性がいるのが目に入りました。立ったままスマホを見ており、すぐ横には高級そうなサイクリング自転車が置かれています。あれなら、あのサイクリング車にぴったりあう恰好だな。

 さて、空気がなんだか優しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、上っ面をどれだけ飾っても、大事な場面になるとちょっとしたことですぐボロが出てしまうもの、それに引き換え根っこの部分がきちんとしていれば、少々のことでは動じないし、しっかり耐えられるけど、己の根っこはどうだったかと、考えるのも。。。



No.2,490「紺色ジャンパーの女性が右手に持った新聞と川の中に置かれたフレコンバッグと温泉と」    2022(令和4)年10月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、紺色ジャンパーを着た女性が、新聞を右手に持って、こちらの方へ歩いてくるのが目に入りました。家へ届いた新聞に、顔見知りの関係者のことなどが掲載されており、知人の家へでも見せに行くところだったのかも。今、ニュースは、スマホなどで瞬時に知る時代。だけど、新聞を広げ、じっくり読むと違うものも見えて。

 橋の上から下へ目をやると、ベージュ色のフレコンバッグが10個程、横に並べ置いてあるのに気がつきました。そこだけ、川の水がたまっており、場所は、コンクリートのすぐ下あたりです。フレコンバッグが置かれた下の方にも、水たまりができており、川の水の流れを止めるためだけど、布製だからそれほど長持ちはしないはずで。

 さて、秋晴れでとても清々しく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、情報はラジオからテレビ、そして、パソコン、スマホへと大きく変わりつつあるけど、一貫して変わらないのが新聞、どんな雨風の日でも、家へしっかりと届けてもらえるからありがたいこと、感謝しながら隅々まで目を通すようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,489「青いネットで守られた果実と緑色の小さな芽と温泉と」    2022(令和4)年10月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している家の前、鳥かごを大きくしたような青いネットが下げられているのに気がつきました。中に2段の仕切りがあり、茶色い果実のようなものが何個かずつ置かれています。干した果実を鳥や小さな虫等の被害から守るため、ネットの中へ入れて乾燥しているのでしょう。風通しがいいし、太陽の光も浴びられるので。

 職場へ近づいたとき、道路横にある田んぼ、緑色の小さな芽が一面にびっしり頭を出しているのが目に入りました。あれは、確か麦で、種をまいてからもう芽が出てきたようです。水はけをよくするため、田んぼの中に何カ所かの溝が切られており、整備は万端。雪の積もる寒い冬を乗り越えると、春には黄金色した麦の穂が一面を覆うはず。

 さて、頬をなでる風がとても冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、全て順風満帆に事が進んでいるのならいいけど、ときには身を守らねばならない事態が生じることも、とてもうまく行っているように見えるときこそ気を引き締め、最悪のことが生じた場合について、頭をフル活動させ検討するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,488「キャタピラーでできた窪みの水溜りと満開の花壇と温泉と」    2022(令和4)年10月24日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路から下の方に見える遠くの田んぼ、コンバインのキャタピラーでできたらしき窪みに、水が溜まっているのに気がつきました。あの田んぼ水はけが良くなかったためか、他にも水たまりが何か所も。9月に入ってから天気の悪い日が続き、雨の合間をみつけての稲刈り。だから、土が軟らかくても、やらざるをだったようで。

 道路沿いにある花壇、赤と黄色の花が並んで、きれいに咲いているのが目に入りました。あの花壇は、大型バスなどで紅葉を見にくる観光客の人たちなどを迎えるため、植えて手入れを続けているもの。コロナの影響で観光客の姿は決して多くないけれど、それでも昨年よりは。来年こそ、大勢の観光客が、花壇の花を楽しめますように。

 さて、山の中腹に小さな雲がぽっかりと浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、事業等を開催したときはその日の天気に大きく左右されるもの、快晴で風がそよそよと、なら申し分ないけれど、そうはうまく行かないのが世の常、たとえどんな天気になろうが、それを見越して計画を立てるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,487「白く覆われた山の頂と前照灯点滅の自転車と温泉と」    2022(令和4)年10月22日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、正面に見える遠くの山の頂が、白く覆われているのに気がつきました。先日からの冷え込みは、降ったあの雪のせい。ただ、ところどころ黒っぽい土のようなものが見えており、天候しだいではまだ根雪というわけでもなさそう。青い空に真っ白な雪は、いつ見ても心を洗われ、清々しい気持ちになるから不思議だけど。

 坂道の手前、灰色の帽子にジャンパーを着た高齢の男性が、自転車に乗ってこちらの方へ向かってくるのが目に入りました。前照灯がチカチカと、自動で点滅です。前照灯が、はっきり見えるほどなので、それだけ曇っている証拠。せっかくの土曜なのに、天気はあまり良くなさそう。あの男性、雨具を用意して出かけたのかな。

 さて、海の向こうの陸地がはっきりと見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、ただ馬齢を重ねているこの身、心の成長もなく、年数と共に、ねたみ、そねみ、ひがみの数だけが着実に増え続けている気がするけど、そんな濁った心を真っ白に洗い直すため、たとえ多忙でも四季の移ろいに目をやることなど、考えるのも。。。



No.2,486「空地の小型パワーシャベルと風に揺れるピンク色のテープと温泉と」    2022(令和4)年10月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いの空地に、緑色の小型パワーシャベルが置かれていのが目に入りました。以前、畑だった所で、長い間ずっと手が入っておらず、草が伸び放題になっている土地です。掘り起こされた土が、小さな山のように連なって見え、これまでとは違う場所になる予感。この次は、どんな、新しい表情を見せてくれるのかな。

 坂道の途中、道路の横に立てられている細い棒の先、ピンク色の小さなテープが風にひらひらと揺れているのに気がつきました。棒は、少し離れた所に2本立てられており、駐車する際の目印なのでしょう。雪が降る季節になると、駐車のための境界線などが見えなくなるため、車同士ぶつからないよう目印が必要。もう、その準備か。

 さて、山の麓から白い煙がモクモクと上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、物事継続するのは大切なこと、だけど、ただ惰性で行っているのであるのならばそれはまた別の話、継続しながら、そこへ新たなものを加えることで、より良いものへと進化するのだから、常に挑戦する気持ちを忘れずにいたか、考えるのも。。。



No.2,485「ひなたぼっこの2匹の猿と空の台車運搬中の女性と温泉と」    2022(令和4)年10月20日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、坂道の真ん中付近道路すぐ横に、焦げ茶色の固まりがあるのに気がつきました。近づいて見ると猿が2匹、ひなたぼっこの最中です。親子連れらしく、子猿の方は、地面へ腹ばいの形。日影から少しはずれており、お日様の当たっている場所なので、暖かいのは間違いなし。野生の猿だって、寒いより暖かい方がいいに決まっているか。

 坂道の先、頭に白いタオル、格子柄割烹着姿の女性が、台を取り外した一輪車を押しなが歩いているのが目に入りました。空の段ボール箱などは積んでおらず、骨組みだけしかない一輪車です。だとすると、収穫する畑にある野菜の運搬ではなく、多少傷がついいてもいい物などを運ぶためのお出かけ。一輪車の台の重さって、決して軽くはないから。

 さて、空気がとても冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、怠ける訳ではないけれど、我慢には限界があり、寒くなったら暖かい所で過ごしたくなるのが人情というもの、無理なやせ我慢で身体を壊してしまうと、それこそ本末転倒、季節の変わり目、寒くなってきたなと感じたら一枚余計に羽織るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,484「素早い小型犬と真っ赤に染まった街路樹と温泉と」    2022(令和4)年10月19日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い曲がり角の手前、黒い上下のジャージを着た高齢の男性が、白い小型犬を連れて歩いているのが目に入りました。小型犬は、前へ進んだと思ったら、すぐにまた電柱の近くへ戻ったりするなど、とても素早い動きです。紐を手にした男性は、犬の動きを追いかけているだけで、どうやら主導権はあの犬の方へと移って。

 職場へ近づいたとき、道路横に真っ赤になっている、街路樹があるのに気がつきました。ほとんどの街路樹の葉は、まだ緑色が残っていますが、そのなかの3本ほどだけ、全部もう紅く色づいています。わざわざ高い山などへ行かなくても、身近なところで紅葉を楽しめるから、とても恵まれた環境。自然に囲まれて、幸せを実感だ。

 さて、道路の温度計が7度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも中心で活躍していた人だけど、いつしか姿を見かけなくなってしまい、風の便りを耳にする程度だけに、今人生謳歌ならいいけどそうではない場合も、脚光を浴びていた頃から、しっかりと計画的に先を見通すようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,483「厚手チェック柄の長袖シャツとぶら下げられた白っぽい干し柿と温泉と」    2022(令和4)年10月18日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から少し下にある家の近く、白いごみ袋を手に持った高齢の男性が、ゆっくりとコンクリートの坂を上ってくるのが目に入りました。着ていたのは、暖かそうな厚手のチック柄長袖シャツ。ここのところ、朝晩冷え込むようになっており、夏物では寒くて風邪を引きそう。季節の変わり目、面倒でも衣替えは早くした方がいいようで。

 橋の近くから見える家の、山側壁面に、白っぽい柿がたくさんぶらさがっているのに気がつきました。渋柿の皮をきれいにむいて、ひもでしばり、並べてぶら下げた干し柿です。まだ白色だけど、これから太陽を浴びていけば、日毎に少しずつ黒くなっていくはず。だけど、渋柿を、あんなに甘く変える干し柿は、いったい誰が思いついたのだろう。

 さて、あちこちに見える山の木々の間に小さな雲が浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、暑い時はエアコンをつけた涼しいところで、寒くなると暖房器具の目盛りを強にしてぬくぬくと、そんなことばかりだと体がなまってしまい、結果的として体のために決していいはずは、そんな時こそ意識して体を動かすことなど、考えるのも。。。



No.2,482「剣先スコップに開けられた穴と満開の青いアサガオと温泉と」    2022(令和4)年10月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いの家の玄関横に止めてあった自転車の後部荷台、剣先スコップが1本積んであるのに気がつきました。剣先部分に、大きな丸い穴が何カ所か開けられており、あれは重さを軽減するためわざわざ。長時間の作業だと手や肩などへの負担が増してくるために、軽量化が必要。持ち主、最初から長い時間作業の予定で購入したか。

 緩い坂道の途中、道路に面している家の軒先、青いアサガオの花がきれいに咲いているのが目に入りました。それも、屋根の下から地面近くまでたくさんの数です。夏の間は、花が少なく寂しく感じるほどだったのに、この時期になってから、あんなに。まさか、10月中旬を過ぎてアサガオを楽しめるなんて、地球温暖化はこんな所にも影響が。

 さて、空一面に真っ黒い雲が広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、このくらいなら大丈夫と思っていたのに、時間の経過と共に影響が出始め、しまいには我慢できずとうとうギブアップ、どうしてだか自分の体については過信になりがちだけど、どんなささいなことでもあなどることなく、初期対応に努めていたか、考えるのも。。。



No.2,481「おしゃべり散歩と畔の枯れた草刈りと温泉と」    2022(令和4)年10月16日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、灰色のトレーナーを着た女性が、小学低学年とおぼしき兄妹とおしゃべりをしながら、こちらの方へ向かって歩いて来るのが目に入りました。あの女性は、間違いなく兄妹の若いお母さん。休みの日、揃ってのお出かけのようだけど、朝の早い時間帯から大きな行事なんてないはず。手ぶらだったし、家族だけでの、楽しい散歩かな。

 職場へ近づいた頃、遠くに見える田んぼの畔に生えている草を、草刈り機で刈っている男性がいるのに気がつきました。稲刈りは、もちろん終わっている田んぼで、茶色い土煙を上げながら草刈りの真っ最中です。秋から冬へ向かえば、草刈りをせずとも枯れてしまうけど、それをわざわざ手をかけて。それが、本当の仕事というものなのかも。

 さて、秋を感じる澄んだ空気がとても心地よく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、家族の何気ない日常の会話が、実はとても素晴らしいことだったのに気づくのは、それから何年も経ってからのこと、仕事一筋もいいけれど、今の自分とは大違いのおしゃべりに夢中だったあの頃の、純真で素直な心を捜すことなど、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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