ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,437「畑に咲いた一輪のひまわりと長袖の上に半袖重ね着の女性と温泉と」    2022(令和4)年 7月30日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路側にある畑の中、一輪のひまわりが咲いているのに気がつきました。そういえば、毎年あの同じ場所にひまわりが咲いているのを見かけており、今年もその時期がやってきたようです。畑のツル野菜は、すっかり枯れてもう終盤に。だけど、ひまわりは凛とした佇まいで東の方角を向き、太陽の光を真正面からしっかりと。

 公共施設の近く、道路沿いの家の前で、紺色つば広帽に、Kい長袖。その上にピンク色の半袖ポロシャツを着て、水色のじょうろでプランターの植物に水をやっている高齢の女性が目に入りました。長袖の上に半袖の重ね着をするのは、もう市民権を得たようです。長袖だと今なら、日焼けを防げるので、皮膚のためにもどれだけいいか。

 さて、生暖かい空気が暑い一日を予感させるこんな日は、あったかい温泉に入り、知らないうちに背中が曲がり、首が自然に前の方へと大きく傾き、それがガラスに写って、自分の姿だと知り愕然としたことがあるけど、せめて、外見だけでも元気よく見せるため、胸を張り背中を伸ばして大股で歩くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,436「一人体操の高齢男性と田んぼに伸びた茶色い稗(ひえ)と温泉と」    2022(令和4)年 7月29日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、信号機近くにある家の庭先、白い半袖Tシャツに黒の半ズボンを履いた高齢の男性が、体操をしているのが目に入りました。どうやらラジオ体操のようで、太陽を背にして西の方を向きながら、大きく両手を伸ばしていたところ。子供のころ、夏休みに出席カードを持って体操会場へ通った時は、大勢の仲間たちがいたものだけど。

 職場へ近づいた時、道路横にある田んぼに、濃い茶色をした麦のような穂がいくつも出ているのに気がつきました。背丈は稲の高さより、30センチほど高く、見るとすぐに分かります。あれは、稗(ひえ)。それがまとまって伸びており、田植えをしたときに撒いた除草剤が、あそこだけ弱かったためなのかも。今のうちにとっておかないと。

 さて、真っ青な空が夏を実感させるこんな日は、あったかい温泉に入り、体で覚えたことはどれだけ年月が経っても忘れないもの、それに引き換え一夜漬けで無理やり覚えたことは、その翌日には頭の中からすっかり消えて、周りの人たちと競争しながら体で覚えたことは、どれだけ経ってもきちんと活かすようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,435「密集した葉の間に見えた麦わら帽と自転車で片足をつけている男性と温泉と」    2022(令和4)年 7月28日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある大きな畑、密集した葉の間に、麦わら帽をかぶった人がいるのに気がつきました。でも、なんだか様子が少し変。なので、よく見るとかかしです。そういえば、あの畑は、昨年もかかしを何体か見かけたところ。害鳥被害を防ぐため、今年もまた登場だ。反対側へ隠れるようにして、青白野球帽の別のかかしが潜んで。

 信号のない横断歩道の向こう側、自転車に乗りながら、片足を地面につけたまま止まっている、白髪の男性がいるのが目に入りました。以前からよく知っている人ですが、顔を見たのは久しぶりです。開いている窓から大きな声で名前を呼び、「おはようございます」。すると、にっこりこちらへ手を振ってくれたでは。今日は、朝から笑顔にだ。

 さて、道路前を2匹の猿が小走りで横断していったこんな日は、あったかい温泉に入り、前回成功した経験があれば、その内容を踏襲して同じようにやっていると、大きな失敗にはつながらぬもの、ただ、いつまでも前と同じままだと進歩は見られずいつか衰退の道へとまっしぐら、常に進化しようとする心は忘れていないか、考えるもの。。。



No.2,434「コンクリート縁石をまたいでの立ち話と35キロ走行の赤い車と温泉と」    2022(令和4)年 7月26日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公共施設の近く、車道と歩道の境界にあるコンクリート縁石をまたいで、高齢の男女二人が立って話をしているのに気がつきました。男性は頭に白いタオルで左手に黒い長靴を持ちながら、女性は長袖のシャツを着てです。おそらく、近所に住む人たちの立ち話なのでしょうが、男女とは珍しく、余程の顔なじみだからかな。

 橋を過ぎて間もなく、赤い車が前方をゆっくり進んでいるのが目に入りました。その車の後ろについて、速度計を見ると35キロです。制限速度が40キロの道路なので、違反ではないものの、どうしても低速感は否めず。その後38キロまでは速度を上げたけど、それでもイライラ感は継続。しばらくしてから左折したので、ようやくホッ。

 さて、あちこちからセミの鳴き声が聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、初対面や、会って間もない人だと躊躇するけど、以前から知っている人だからこそ言えることってあるもの、本音を口にできるのはそれなりに信頼関係が結ばれている証拠、逆に自分がどれだけ本音を伝えられる側の人間だったか、考えるのも。。。



No.2,433「たわわに実ったイナキビと白いライトが点滅した自転車と温泉と」    2022(令和4)年 7月25日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある大きな畑一面に、大人の胸近くの高さまで伸びた先に、イナキビらしきものが実っているのが目に入りました。外見はほぼ稲と同じような形で、緑色した丸い形の実がたわわに。晴れた日が続けば、実の色が緑から黄色へと変わっていき、収穫の日が近づくはず。倒伏しなければ、あれならきっと豊作だ。

 坂道の手前、紺色の野球帽に半袖ポロシャツを着た高齢の男性が、手で自転車を押しながらゆっくりと歩いているのに気がつきました。緩い坂が始まったところで、大変だからと乗るのをあきらめたようです。バックミラーに目をやると、白いライトが点いたり消えたりしているでは。自動点滅のようで、薄暗いから感知したのかな。

 さて、灰色の雲がすっかり空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、どれだけ順調に見えていても、強い台風等がやってくるとそれまでとは様子が一変することも、だから自然相手の仕事は最後まで気を緩めることができず、終わりを迎えてからようやく、まさか途中で安心し手を抜くようなことなどなかったか、考えるのも。。。



No.2,432「駐車場での煙草とひっくり返って落ちていた帽子と温泉と」    2022(令和4)年 7月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある家の広い駐車場で、紺色半袖シャツに、灰色七分丈ズボンを履いた中年男性が、立って煙草を吸っているのが目に入りました。今日は休みなので、のんびり朝の一服なのでしょう。職場では禁煙のはずだから、吸う時は人目を気にしながら指定された所へ。家でも外だから、喫煙者にはなんとも肩身の狭い時代に。

 坂道の手前、歩道の真ん中に紺色の帽子が、ひっくり返って落ちているのに気がつきました。農家の人がかぶっているのを、見かけたことがよくある帽子です。軽トラックの荷台にでも置いて忘れていたのが、飛ばされて落ちたのかも。長い間使った帽子のようで、持ち主にとってはきっと愛着がある物のはず。早く見つけてくれないと。

 さて、窓の外から鳥の鳴き声が聞こえているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰からも文句を言われることがなく、自由気ままにやっていたことが、時代の流れで一転苦情の対象に、そこでようやく、逆の立場にいた人たちの気持ちを理解することに、たまには一度立ち止まって今誰かに迷惑などかけていなかったか、考えるのも。。。



No.2,431「スズメがくわえた蛾のようなものとコンクリートに残った雨と温泉と」    2022(令和4)年 7月22日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤時、車を出そうとしていると、口ばしに蛾のようものをくわえたスズメが、すぐ近くへ舞い降りてきたのが目に入りました。くわえられた生き物は、羽根をバタバタしながら抵抗を。よく見ると蛾ではなく、羽化したばかりの小さなセミのようです。弱肉強食の自然界、生きていくための戦いを、朝から目の当たりにできるとは。

 緩い曲がり角にある家の玄関先、降った雨がコンクリートの上にたくさん残っているのに気がつきました。そのコンクリートの色が、白っぽくはなく濃い灰色。これまで、コンクリートはあんなに広く敷き詰められてなかったはずで、新しくしたようです。打ちたてなので、水分をたっぷり含んでおり、雨が地面に浸透しなかったな。

 さて、雲の間の青空が目に眩しかったこんな日は、あったかい温泉に入り、命を長らえるためには、いいか悪いか等は別の問題として、他の尊い命をいただかねばならないもの、それが動物であったり植物だったりの違いはあるのだけれど、食事の際、両手を合わせて心から感謝を込め「いただきます」と言っていたか、考えるのも。。。



No.2,430「手にした青い交通誘導棒と田んぼの小さな赤い三角旗と温泉と」    2022(令和4)年 7月21日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、草刈作業中と書かれた白い看板が、道路前方に設置してあるのが目に入りました。そのすぐ先、白いヘルメットをかぶり黄色い安全ベストを着た女性が歩いており、右手に持っていたのが青い交通誘導棒です。誘導棒は、これまで赤色だけだと思い込んでおり、青色を見たのは初めて。注意喚起だから、どんな色でも目立てばいいか。

 職場へ近づいた頃、あちこちの田んぼに小さな赤い三角旗が立ててあるのに気がつきました。あれは、確か無人ヘリコプターで害虫等を防除するため、農薬を散布する田であるとの目印で立っているはず。例年、7月末から8月初旬頃にかけて散布し、時期的にはこれまでとそれほど変わってはいないようです。農作物、今年も、豊作だといいな。

 さて、爽やかな風が車の窓から吹き込んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、こうでなければなりませんと思っていたことでも、違う方法でやった方がより効率的なことだってあるもの、経験や教え等はもちろん大事にしなければならないけど、それに固執することなく、頭を柔軟にして対応するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,429「畑に咲いたヒマワリ一輪とガードレールに腰かけた男性と温泉と」    2022(令和4)年 7月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している畑の中に、背がそれほど高くないヒマワリが一輪だけ、咲いているのに気がつきました。黄色ではなく、橙色に近い色をしており、まん中は濃い茶色です。よく見るヒマワリに比べ、一回り以上小さいので、品種改良されたものかも。今日のように曇った日はパッとしないけど、青空が広がれば一気に主役の座へと。

 緩い曲がり角、黄色いタオルを頭に巻いて、白い長靴を履き、紺色の半袖ポロシャツを着た男性が、ガードレールに腰かけているのが目に入りました。両足を車道側へ、伸ばしてです。所在なげに通る車などを見ており、どうしてあんな所にと思って周囲を見ると、道路反対側の空き地にダンプカーが止まって。あそこが、今日の仕事場かな。

 さて、白い雲が山まで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、普段は全く目立たないようでも、底に秘めた力を出せる機会が来ると、まるで水を得た魚のように本領を発揮して関係者等へ貢献、そんな日がやって来るまで、日夜を問わず、そして怠けることなくしっかりと着実に地道な努力を重ねるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,428「タオルを頭に巻いて立っていた高齢女性と稲の穂と温泉と」    2022(令和4)年 7月19日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、タオルを頭に巻いた高齢の女性が、2階の屋根あたりを見上げながら、立っているのが目に入りました。それが、傘も持たずに濡れたままでなのです。雨がたくさん降ったため雨漏りなどが生じ、その場所あたりを確認していたのかも知れません。だけど、濡れないように、せめて傘ぐらいはささないと体に。

 道路の横にある小さな田んぼの稲に、穂が出ているのに気がつきました。どうやら、田んぼ全面ではなく日当たりのいい、道路に面している部分が多いようです。あれは、コシヒカリではなく、おそらく早生品種。例年だと、7月下旬に穂が出ていた記憶があるけど、今年はこんなに早いから、順調に育てば、稲刈りは8月中旬以降になるかな。

 さて、久しぶりに本格的な雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんの少しの時間だから濡れても大丈夫だろうと安易に外へ、ところが、思いのほか時間をとられ結局はずぶ濡れになって暑いなかくしゃみをしなければならない羽目に、そんなことにならないよう、雨具等はしっかり使うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,427「熊手や鎌を持った男女数人と濃い茶色の川と温泉と」    2022(令和4)年 7月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路山側斜面の下あたりで、白い長袖シャツに麦わら帽をかぶった、高齢の男女数人がまとまって作業をしているのが目に入りました。手にしていたのは、熊手と鎌など。すぐ横に、側溝から引き上げたと思われる、黒く腐った葉っぱなどが積み上げられています。地域の人たちが、ボランティアで行う夏の清掃活動かな。

 橋の上にさしかかったとき、下を流れる水が、濃い茶色になっているのに気がつきました。昨日振った強い雨のために、上流の方で土砂崩れなどが発生したのかも知れません。山には険しい谷などが多くあり、雨が続いたりすると崩れてしまうのは自然の理。被害が大きくならないのは、定期的に行っている砂防工事等関係者のお陰で。

 さて、黒い雲が空を覆い始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、地域では、年に1、2回道路などの清掃活動が行われ、それに参加するのが住んでいる者の役割の一つ、どちらかといえば、作業しながら情報交換の方が得るものが多いような気もするので、嫌がらず積極的に参加するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,426「置かれた赤い小型耕運機と拡声器をつけた車と温泉と」    2022(令和4)年 7月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある公共施設の駐車場隅に、小さな赤い耕運機が置かれているのが目に入りました。家庭菜園などをしている人たちが畑で使っている、小型で運搬しやすく小回りがきくタイプのもの。ただ、置いてある場所が、駐車場入り口あたりなので、出入りする車の数が少ないとはいえ、あそこからは早く移動した方がいいのでは。

 坂道の途中、屋根の上に拡声器をつけた灰色の車が、前方からやってくるのに気がつきました。それが、小型車なのです。拡声器をつけているのは、行政、警察・消防関係、あるいは河川の巡回車ぐらいしか頭に思いあたらないけど、すれ違ったのはそのどちらでもなさそう。不特定多数、大勢の人たちに知らせるのは、やはり生の声が一番で。

 さて、山の谷筋にある杉林から白い湯気のようのものが上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、車の出入り多くないし、短い時間だけだから入り口付近に駐車しても大丈夫だろう、だけど、もしそんな人ばかりだと通行に支障が出るのは明らか、自分本位による出来心で誰かに迷惑をかけることなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,425「咲いた青色のアサガオ一輪と鉄製スノッパ―3台と温泉と」    2022(令和4)年 7月14日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の前、地面から軒下まで伸びているアサガオの葉の間に、青色の花が一輪だけ咲いているのが目に入りました。あそこの家は、あの界隈プランターで、最初にアサガオを植えた家です。緑色の葉がびっしり覆って、窓はよく見えなくなっており、これからどんな色のアサガオが咲いて、楽しませてくれるのかな。

 緩い坂道の途中、道路近く設置してあるゴミ置き場に、大きさが異なるスノッパ―と呼んでいた鉄製の除雪具が、3台あるのに気がつきました。緑と赤の2種類で、赤色はおそらく自分でペンキを塗ったもの。物置などの片付けを行い、もう使うことはないだろうと、捨てることにしたものか。冬物の処分を、この暑い時にやるはめになったようで。

 さて、白い雲が空に広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、長い雌伏のときを経て、大輪を咲かせることもあれば、残念ながらつぼみのまま終えてしまうことも、それは時の運だけなどとは言えず、それまでどんな努力を重ねてきたかで結果が左右されるよう、自分への毎日の水やりは欠かさないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,424「大きな四角い袋を持つ男性と聞こえてきたセミの鳴き声と温泉と」    2022(令和4)年 7月13日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、黒い半袖Tシャツを着た男性が、道路の前を左側から横断しようとしているのが目に入りました。右手に持っていたのが、冠婚葬祭へ出席したときなどに受け取る、引き出物を入れる大きな四角い袋です。今日は、プラスチック類ゴミのリサイクル日。袋の中には、使用済みのものが入っており、きっと家人に言われて出しに来たな。

 赤信号で止まったとき、右側の崖の方から、セミの鳴き声が聞こえてくるのに気がつきました。雨が上がって、いよいよセミの季節を迎えたよう。昨日まで耳にしなかった鳴き声、木が近くにあるところを通ると、うるさいほどあちこちから聞こえてきます。一斉に羽化するのも不思議と言えば不思議だけど、鳴いているのが雄だけだったとは。

 さて、川の水が灰色に濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、毎日のことだとまず忘れないけど、月に何回かだけとなると、大事なその日を過ぎてから思い出し、大失敗と頭を抱え次回まで長い日を待たねばならないことに、そんなことがないよう、書き込み等をしっかりしてうっかりミスを防ぐよう心がけていたか、考えるのも。。。



No.2,423「雨どいから伸びた草とガードレールに立てられてのぼり旗と温泉と」    2022(令和4)年 7月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の屋根のすぐ下、雨どいの中から短い草が頭を出しているのに気がつきました。雨どいにたまった枯れた葉がなどを栄養にして、あんなところから芽をだしたもの。じめじめして水分はあるし、草が育つ場所としてはうってつけ。ただ、通る人たちに、雨どいの掃除を怠っていることは、分かってしまうけど。

 緩い坂道の途中、黄色いのぼり旗が何本も、並べてガードレールに立ててあるのが目に入りました。旗には黒く大きな文字で交通安全などと。どうやら、夏の交通安全運動が始まったようです。なので、警察や交通安全協会等の関係者が、地域のあちこち目立つところへ立てたのでしょう。あれだけ並んでいるので、しっかり目には入るぞ。

 さて、ひんやりした空気がとても気持ちよく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも目に入る細かなところが変わっていたりするとすぐ気がつくけど、全体を見渡さねばならない場所だと、大きなところでもうっかり見逃すことがあるもの、自分の足元はもちろん、全体を俯瞰しての確認は怠っていなかったか、考えるのも。。。



No.2,422「基礎コンクリートの上のパワーシャベルとよしず2枚と温泉と」    2022(令和4)年 7月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある、壊したばかりの家の基礎コンクリ―トの上に、大きな黄色いパワーシャベルがあるのが目に入りました。基礎の部分だけを見ると、こんなところに建っていた家だったか、と思うほどの狭さです。建屋部分は全部撤去され、残っているのはコンクリートだけ。帰る頃には、あれも全部なくなっているかな。

 道路から下に見える家の窓をすっかり覆い隠すように、よしずが2枚立てかけてあるのに気がつきました。色は濃い茶色で、おそらく竹製です。窓は東側を向いており、あれだと朝からお昼頃まで直射日光が射す部屋のはず。太陽の光をしっかり遮る、本物のよしずを使ったもので、あれなら設置や片付けも簡単にできるからいいはず。

 さて、窓から入る風がとても涼しく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、基本をおろそかにしていると、途中までは順調に進んでいても、何か事が生じたときなど、また振り出しへ戻らねばならないはめになどということがあるもの、常に基本を忘れず、その上に努力の二文字を重ねるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,421「無線機で交信中の警察官と久しぶりに見た草取り高齢女性と温泉と」    2022(令和4)年 7月 8日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、寺院近くで、車の上の赤色灯を点滅させながら停車している、パトカーがいるのが目に入りました。パトカーの側に立っていた警察官が、黒い無線機を使ってどこかと交信中です。そのすぐ横、白いランニングシャツを着た高齢の男性が、ブロックの上に座っていたけど、何か関係があるのか。事件などでなければ、いいのだけれど。

 道路から少し上にある小さな畑、麦わら帽子をかぶりしゃがんで草取りをしている高齢女性がいるのに気がつきました。昨年まで頻繁に見かけていた人だけど、今年になって始めてです。いつも道路に置かれていた水色の電動4輪車は見当たらず、家族に車で送ってもらったのかも。でも、あれだけ伸び放題になっている草を取るのは、大変だ。

 さて、あちこちで何人も花壇に水をやっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、収拾がつかなくなってから「どうしたらいいですか」と尋ねられても、解決方法なんてそうそうあるものでは、大ごとになる前には必ず何かの予兆がありそのときに手を打てば軽傷で済むはず、まさか動くべき時期を逸することなどなかったか、考えるのも。。。



No.2,420「ツルの下に見えたアマウリとホウキで掃除中の中年男性と温泉と」    2022(令和4)年 7月 7日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している畑の中、ツルの葉の下に黄色いアマウリがなっているのに気がつきました。別名マクワウリとも呼ばれており、スイカと並んで庶民の夏の代表的な果物の一つだったものです。近くに、緑色した小さなアマウリが、何個も実っており、この夏豊作は間違いなし。外見と甘さでは、本物のメロンには勝てないけれど。

 緩い曲がり角の手前、道路横にある事務所の前、ホウキを持って掃除をしている中年男性がいるのが目に入りました。半袖白ワイシャツに、黒ズボン姿でです。以前、同じところを、女性が掃除をしていたのを見かけることがあったけど、交代でするようになったのかも知れません。男女共同参画社会は、身近なところから進めねばならないか。

 さて、遠くの山の方から青空が見えてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、昔からメロンは高根の花で口に入ることなんて滅多に、それに引き換え畑で採れる真っ赤に熟したトマトや、もぎたてのキュウリなどの味は決してメロンに引けをとるものではありません、それぞれの長所はしっかりと認めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,419「大きな丸太を積んだトラックと支柱に巻きついたツルと温泉と」    2022(令和4)年 7月 6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緑色の大型トラックが、荷台にたくさんの杉の丸太を積んで、こちらへやってくるのが目に入りました。その丸太、1本が一抱えほどもある、とても太いものです。長さはきちんと揃えてあり、トラックで運搬できる寸法に切ったことが一目瞭然。切り口は新しく、まだ白いまま。早く運搬すれば、加工したとしても消費者の手元へ早くはずだ。

 緩い坂道の途中、道路路横にある電信柱の支柱の半分ほどの高さまで、ツルが伸びているのに気がつきました。下の方にいくつも見える葉は、手のひらのような形をしており、先端は黄緑色の細いツルが、支柱へグルグルと巻きついています。どうせなら、高い木へ巻きつきたいだろうに、近くにないから、止むを得ず人工物の電柱てっぺんを目指すか。

 さて、林の中からセミの鳴き声が聞こえたこんな日は、あったかい温泉に入り、その昔のこと、杉の丸太を積み、砂利道をゆっくり進んでいる荷馬車を見つけた悪ガキたち、後ろからこっそり荷台に飛び乗りガタゴト揺れを楽しんでいると、馬の手綱を持っている御者が振り向いて「こらっ」、いま誰かの仕事の邪魔などしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,418「ピンクと青色のアサガオと窓が取りはずされた家と温泉と」    2022(令和4)年 7月 5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の前、ピンクと青色のアサガオの花が、きれいに咲いているのが目に入りました。花があるのは、まだ下の方なのですが、そこだけはもう真夏のど真ん中。こんなに早く咲いてしまうと、いつまで持つかが気になるけど、ところがどっこい案外長持ちしたりして。アサガオの優しい色が、目と心の中に染みてくるようで。

 公共施設の近く、道路横にある家の1階窓や扉などがすっかり取り外され、室内がはっきりと見えているのに気がつきました。2階の窓もなくなっており、取り壊すのか、それとも大改修するのか、その準備が始まったようです。あそこは、確か独り暮らしの高齢女性が住んでいた家。最近、見なくなったなと思っていたけど、施設にでも入ったのかな。

 さて、白い雲が広がりつつあるこんな日は、あったかい温泉に入り、早くから頭角を現し青年期になった途端トップへ上り詰める人もいれば、若い時は鳴かず飛ばずだったのに、大器晩成で人生後半にスポットライトを浴びる人も、そのどちらにも属さないこの身とすれば、せめて誰にでも優しくを心がけて実践するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,417「青い前カゴの自転車と全身ほぼ黒ずくめの女性と温泉と」    2022(令和4)年 7月 4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、麦わら帽をかぶった高齢の男性が、自転車に乗ってこちらの方へ向かってくるのが目に入りました。青色の前カゴがついており、それがプラスチック製なのです。スーパー等買い物の時に使うカゴより、大きさが一回り小さいだけで、他はほぼ同じ。元々あったカゴが壊れたりして取り換えたのでしょうが、代わりにいいものを見つけたな。

 道路沿いにある大きな畑に、灰色つばの広い帽子をかぶり、顔は目だけが出ている黒い布カバーで覆い、黒い長袖に黒ズボンを履いた女性がいるのに気がつきました。なので、ほぼ全身黒づくめです。手にした20センチほどの細長い苗を、しゃがみながら1本ずつ植えており、あの様子だと全部植え終わるまでは、相当どころか夕方まで時間がかかるぞ。

 さて、窓から入ってくる風がとても涼しく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、万一に備え予備品が手元にあれば緊急時とても助かるもの、買った時は添付されていたはずなのに、管理が悪くていざという時に限ってあたふたと探しても見つからず、そんなとき頭を切り替え代用品などでの対応で乗り切るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,416「開けられた御堂正面扉と白い半袖下着シャツ1枚の高齢男性と温泉と」    2022(令和4)年 7月 1日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路に面している寺院御堂の正面扉が開けられており、その上に、黄色や紫色などの大きな布が掲げられているのに気がつきました。今日は、何か特別なお勤めなどがあるのでしょう。扉が開いているだけで、大きな御堂が、より広々としているようにも見えます。朝から暑くなっているけど、たくさんのお参りがあればいいのにな。

 緩い曲がり角の先、白い半袖シャツに黒っぽい七分丈ズボンを履いた、高齢の男性がゆっくりと歩いているのが目に入りました。どうやら、ゴミを出してきた帰りのようで、手ぶらです。上は下着のシャツ1枚、ズボンも短くて薄い夏用のもの。梅雨どきにあんな格好をすると、間違いなく不審者だけど、これだけ暑くなっているので許されるか。

 さて、街路樹の花が随分散ってしまっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、今日は暑くて汗が出るから嫌、雨が降っているから、寒くて冷たいから、いい天気でもったいなくて、でどんな日も動こうとせず、結局やらず延々とそのままになっているあのこと、暑い日だからこそ、えいっと気合を入れて動くことなど、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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