ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,331「道路の真ん中に開いた穴と落ちた街路樹の太い枝と温泉と」    2022(令和4)年 2月28日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路のど真ん中に、大人の握りこぶし大ほどの穴が、開いているのに気がつきました。それが、何か所かです。雪道や凍った所は、チェーンかスノータイヤを装着しなければ、危なくて運転できません。その上、スピードを落としての徐行運転が多く、もしかすると、そのあたりの影響が出た可能性も。どちらにしても、早く埋めてしまわないと、事故につながりかねないぞ。

 職場へ近づいたとき、街路樹の太い枝が一本、雪の上に落ちているのが目に入りました。枝の根元付近で折れており、雪や強い風などのため、とうとう力尽きてしまったようです。厳しい冬を乗り越えて、もうすぐ、春を迎えるという時期になって落ちるとは、さぞかし無念だったはず。残された枝たち、春の光を浴びながら、あの折れた枝の分まで、大きく育ってくれればいいけれど。

 さて、肌に触れる空気がとても優しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなに頑丈なものでも、年月と共に少しずつ劣化していくのは避けられないこと、ましてや、頻繁に使用するものだったら余計、劣化を抑えるには定期的な点検を欠かさないことと、少しでも異常を認めたら速やかに修理をする、それって人間の身体も同じだったよななどと、考えるのも。。。



No.2,330「初めての屋根雪下ろしと突然なくなった紅白ポールと温泉と」    2022(令和4)年 2月25日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路近くにある家の屋根に積もっている雪が、他に比べて少ないのが目に入りました。1階屋根部分だけなのですが、雪が自然に落ちたりしたのではなく、角ばったものを使った跡らしきものも残っています。一昨日から昨日にかけたくさんの雪が積もったため、屋根に上って雪下ろしをした可能性が。どうやら、あの家の人、今の冬、初めての屋根雪下ろしをやったようで。

 道路沿いに、坂道の途中まで一定間隔で立っていた紅白ポールが、突然のようになくなっているのに気がつきました。その先、しばらく進むと、また同じように紅白ポールが整然と並んでいるでは。あのポール、道路の除雪をする際等の目印になっており、とても大切なもの。どうやら、近くに人家があるかなしに関係しているらしいけど、誰がどうやって立てる場所を決めているのかな。

 さて、空気が妙に暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、そこまでやる必要はないようだけれど、あのままにしておくと、もしかするとこの先困ったことになり兼ねない、そんな不安な気持ちをいつまでも抱えながら過ごすより、そのとき多少は苦労することになるはずだけど、思い立ったが吉日で、常に先を見越した動きをするように心がけていたか、考えるのも。。。



No.2,329「雪道をゆっくり歩いている男子児童と2階屋根から伸びたつららと温泉と」    2022(令和4)年 2月24日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約50センチです。
 出勤途中、黄色い帽子をかぶって、両手にバッグを持った男子児童が、ゆっくり歩いているのが目に入りました。ただ、周りに学校へ向かっている子供の姿は一人も見当たらないので、登校時間が遅れ気味かも。朝の冷え込みで、暖かい布団の中から出るのが嫌になり、ぐずぐずしていたのかも知れません。雪道慌てて転んでけがをするのはだめだけど、もう少し早足の方が。

 緩い曲がり角の手前、道路沿いにある家の2階屋根から伸びたつららが、1階の屋根に積もった雪へ、まるで刺すようにくっついているのに気がつきました。つららは、それほど太くないのですが、どれも長いものばかり。今朝、どうやらこの冬一番のつららに成長したようです。子供の頃、これアイスキャンデーだと、おいしくもないのにペロペロ舐めた記憶があるのだけど。

 さて、水色の空が大きく広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、昔から時間には余裕を持って動きなさい、とよく言われたもの、それを守ったお陰で何度か助かったこともあったけど、今日はゆっくり行っても大丈夫だろうと気を緩めたときに限って、出がけに電話が入るなどして遅刻、次に予定のある集まりでは遅れないよう早目の準備をと、考えるのも。。。



No.2,328「玄関先のブルドーザーと雪交じりの水をかけていった車と温泉と」    2022(令和4)年 2月22日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関先、紺色の小型ブルドーザーを動かしている男性がいるのに気がつきました。小型とはいえ、運転席が大人の肩ほどもある高さです。昨夜から積もった雪が多くなり、スノープッシャー等では手に負えないからと、どこかからやって来たのでしょう。でも、あんな重機個人の家で持てるはずはなく、知っている会社にでも頼んだのかな。

 坂道の途中、紺色のワゴン車が、速度を落とさないままこちらへ向かって来て、すれ違いざまに雪交じりの水を、バシャっとかけていったでは。一瞬フロントガラスが見えなくなるほどで、道路に水がたまっているこんな日、どうして速度を緩めないのか不思議で。免許を取得するとき、自動車教習所では教えてくれなくても、最低限人としての常識ぐらいあるだろうに。

 さて、道路の150mほど先が真っ白で見えなかったこんな日は、あったかい温泉に入り、困った時はその道の専門職に頼むのが一番、所詮素人が何人集まったとしても太刀打ちなんてできないのだから、ただ、万一の場合慌てて探そうと思ってもそう簡単には見つからないもの、日頃から非常の場合に備え緊急連絡先一覧等をしっかり作るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,327「バックで家へ向かっている保冷車とスコップとヤカンを持った女性と温泉と」    2022(令和4)年 2月21日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、非常灯を点滅させながら、バックで道路沿いにある家の玄関の方へ向かおうとしている、車がいるのに気がつきました。小型の保冷車で、車の横には牛乳瓶が描かれています。配達で定期的に訪れている家なので、周りに雪が積もっているあんな細い道でもバックで行けるのでしょう。最近の牛乳は、ほとんどが紙パックで、瓶を見かけることなんてほとんどないな。

 緩い曲がり角、ピンク色フードのついたポンチョスタイルの雨具を着た女性が、右手に角型スコップ左手にヤカンを持って歩いているのが目に入りました。とても冷え込んでおり車を動かすために、家からお湯を持参した様子。フロントガラスを凍ったままにしておくと、運転するとき前が見えず、危険この上なし。車の暖房を使っても時間がかかるし、そんな時はお湯が一番で。

 さて、道路に設置してある温度計が−4度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、うっかりもあるけど、気がつかないうちにすっかり変わってしまっていることってあるもの、容器等もその一例、ましてや牛乳を入れるのはガラス瓶以外になんて考えられなかったのに今はすっかり様変わり、世の中の動きに遅れずついていけるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,326「用水門を開けている男性と道路左側ギリギリの除雪と温泉と」    2022(令和4)年 2月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、フード付き紺色上下のカッパを着て、道路横にある狭い用水門を開けている男性がいるのに気がつきました。取っ手を使いながら、グルグル回してです。あの用水、本来は田んぼへ水を入れるためだけど、冬期間は雪を捨てるのにも使用しているはず。下流に住む人たちから、水が流れておらず雪を捨てられないとの連絡が、用水を管理している関係者へ届いたのかな。

 赤信号で止まったとき、前の方に、車の屋根の黄色いランプを点滅させながら、ゆっくり進んでいる大きなブルドーザーがいるのが目に入りました。それも、道路の左側ギリギリにです。車道部分の雪は、もうすっかりなくなっており、人が歩くための歩道部分を除雪している様子。あれだけきれいになっていれば、道路が広く使えて、人も車も安心して行き来することができるぞ。

 さて、海の方に薄っすらと青空が見えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、そんなことなんて言わなくても分かるだろうはこちら側の勝手な言い分、よほどでなければ阿吽の呼吸とはならないのだから、独りよがりのわがままなどは論外として、誰かから困っていると助けを求められた時には、嫌な顔などせず二つ返事ですぐ応えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,325「美容院玄関前の電灯と、次々に飛んできた雪の塊と温泉と」    2022(令和4)年 2月17日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路沿いにある美容院の玄関扉の斜め上、橙色の電灯がついているのが目に入りました。いつもは消えているのに、今朝は雪が降って薄暗く感じられるため、わざわざつけているのでしょう。でも、明かりが見えると、なんだかほっとした気分になるのは、誰でもきっと同じはず。何もしてないのに、人の心へ安らぎを与えられるって、とても羨ましいことで。

 坂道の先、道路横にある小屋の横の方から、雪の塊が次々に飛んでくるのに気がつきました。連続し、まるで水が流れるようにです。通りすがりに横目で見ると、吹き飛ばすタイプの除雪機を使って、男性が家の前の除雪をしていたところ。小型だけど、あんなに馬力があるのなら、スコップなどで汗を流すより、お金を出してでも求めたくなる気持ちは、よく分かる。

 さて、街路樹の幹いつもとは反対の山側に雪がべったりとついていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かさんの気を引こうと、あの手この手を使って画策しても、下心が見え見えだと一時は近づいても、その後離れていってしまうもの、打算で物事を進めようとするのではなく、己を磨き黙っていても向こうから人が寄ってくるような人間だったか、考えるのも。。。



No.2,324「鮮やかな色の防寒具での雪下ろしと見えなくなった交通標識と温泉と」    2022(令和4)年 2月16日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、公共施設の駐車場、鮮やかな青色の防寒具に、黄色い毛糸帽をかぶった女性が、車の上に積もった雪を下ろしているのが目に入りました。あのままスキー場へ行っても、全く違和感がないような服装です。でも、仕事で職場へ行くから、地味でなければならないなんて思う方が、もしかして変なのかも知れません。服の色づかいは明るく、そして、心も明るくか。

 坂道の途中、道路脇に立てられている交通標識の表面に雪がくっついて、何が書かれているのか、全然見えないのに気がつきました。注意して車の中から見ていると、他の標識も、同じ状態です。なので、今のところ標識の意味は無し。交通標識が隠れて見えず、そのまま運転して結果的に違反をしてしまった場合、いったいどうなるのでしょう。一度、調べてみたいもの。

 さて、雪が舞い続けているこんな日は、あったかい温泉に入り、スーツを着れば自然に背筋が伸び、身だけでなく心もシャキッとするもの、それに引き換え、休日用のジャージだと、だらけてヨレヨレ状態、着るものだけでそんなに変わるのだから、黒っぽい物より明るめの色で、ブランドものでなくていいからこぎれいなものを身につけるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,323「雪の中のトンネルとゴミを持ち帰った男性と温泉と」    2022(令和4)年 2月15日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路近くにある寺院の御堂前、屋根から落ちた雪が山のように積もっており、その真ん中に、まるでトンネルのような穴が開いているのに気がつきました。大人がちょうど一人だけ通れるぐらいの、幅と高さです。それも、きれいな長方形で、まるで物差しで測ったようにまっすぐと開けられたもの。手ではなく機械掘りなのでしょうが、そんな機械がいったいどこに。

 道路沿いにあるゴミ箱の中を、覗き込むようにしている、黒色上下ジャージ姿の男性がいるのが目に入りました。ゴミを捨てに来たのだろうとと思って、何気なくバックミラーを見ていると、赤い大きな袋を取り出して戻ろうとしているでは。あの赤い袋はビニールなど、もやせないごみ袋用に使うものです。今日は燃やせるゴミの日だったことに、置いてある袋を見て気づいたな。

 さて、山の木々がやけに黒く見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、困難な局面に立ち向かった時、それをどう克服するか悩んだ末にうまく解決する方法を見いだすことが出来ればいいけれど、いつも中途半端なところでもういいやと投げ出してばかりだから、悩みが消えることのないこの身、頭をフル活動させ真剣に解決できる道を探るよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,322「車の前を横切った鳥と両肘を前後に大きく振る女性と温泉と」    2022(令和4)年 2月14日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、緩い坂道の途中、車のすぐ前を、薄茶色の鳥が、右から左側へゆっくり飛んでいくのが目に入りました。しっぽが長くて、体も大きめ、このあたりではあまり見たことのないような鳥です。一時の寒さはもう峠を越し、鳥たちの活動も少しずつ活発になってきているのでしょう。空から眺める景色、地上から見るのとどれだけ違うのか、一度ぐらい見てみたいものだけど。

 道路の前の方から、黒いダウンジャケットを着て、急ぎ足でこちらの方へ向かってやって来る、女性がいるのに気がつきました。帽子はかぶっておらず、上げた両肘を前後へ大きく振るようにしてです。あの歩き方からして、健康のためか運動で汗を流そうと、朝から散歩に出かけた様子。冷え込んではおらず、道路の雪も少なくなってきているので、体を動かすにはいい日なのかも。

 さて、とても和らいだ空気を感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも同じ場所で、同じことの繰り返し、なので世界はこんなものだと勘違いをしがち、ところが、同じものでも、ほんの少し視点を変えることで、見えてくるのはいつもと大違い、仕事で行き詰った時など、全く違った角度からもう一度見直し、新たな解決方法を探るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,321「雪に吹きかけた赤いスプレーと公園に積み上げられた雪と温泉と」    2022(令和4)年 2月11日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、坂道の途中、道路脇にある家の入口近く、雪の壁へもたれかからせるように、長い紅白ポールが置かれているのに気がつきました。そのポールの後ろ側、白い雪に赤いスプレーを吹きかけたような跡が何か所もあるでは。ポールの赤い部分、色が薄くなったため、スプレーを使って濃く塗り直したようです。立てかけたまま塗るとは、なんと利口なことで。

 職場近くにある公園の中、二階建ての屋根ほどの高さに、雪が積み上げられているのが目に入りました。道路などにあった雪を、除雪用のブルドーザーで運んできたもの。これまで降った雪の量が、少々のものではなかったことが、見ただけでも分かります。あそこは、たくさんの桜が植えられており、とてもきれいな公園なんだけど、あの雪、いつ頃、融けるかな。

 さて、雲の間から水色の空が見えているこんな日は、あったかい温泉に入り、できるものなら手抜きをしたいというのが、いつだって心のどこかにあるもの、単に楽をしたいだけの手抜きなら褒められたことではないけど、業務などの簡略化に努め余った時間をより有意義なことに使うのなら申し分なし、我はどんな時間の使い方をしていたかなと、考えるのも。。。



No.2,320「車庫の新しい自転車2台と田んぼの中にいた雄のキジと温泉と」    2022(令和4)年 2月10日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路に面している車庫の中、車の隣に真新しそうな自転車が2台、置いてあるのが目に入りました。前にカゴのついているもので、大人用にしては高さが少々低め。どちらも、似たようなやわらかい感じの色なので、通学している児童たちが使うものかも知れません。あの自転車たち、雪が融け、思う存分野原を駆け巡ることができる日を、車庫の中でじっと待っているよう。

 坂道の先、道路側にある田んぼの隅、雪が融けて地面が見えている所に、黒っぽい大きな鳥が1羽立っているのに気がつきました。カラスかなと思ってよく見ると、緑色の羽根を持つ立派な雄のキジです。あそこは、雪が融けている場所なので、餌になるものを見つけやすく、それであの場所へ出てきたのかも。雪の中、外敵などに見つからないようにして、どこへひそんでいたのかな。

 さて、厚い雲が空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、長い人生だから、その日が来るまで耐え忍ばねばならないことだってあるもの、途中嫌気がさして、あきらめてしまうと、それまで続けてきたことがすべて水の泡に、何もせずただじっと待つのではなく、これまでより大きく飛躍できるよう研鑽を積みながら、昇る太陽の光を待つようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,319「雪のない屋根の隅と軒下に干された洗濯物と温泉と」    2022(令和4)年 2月 9日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路すぐ近くにある玄関前の物置屋根、左の隅だけ雪がないのに気がつきました。見ると、そこだけトタン板がなくなっており、その隙間から下へ雪が落ちているようです。屋根としてあったトタンは、長年に渡る劣化と強い雨風等のため、吹き飛ばされたのかも知れません。あそこは、確か空き家のはず。しっかり見る人が誰もいないと、あんなことになるのか。

 公共施設の先、道路沿いにある家の2階軒下に、洗濯物がずらっと干してあるのに気がつきました。洗濯物は、雪が降っているとき乾かないので、外へは干せません。ましてや、冬期間太陽の顔を見ることが少ないこの地方、朝から外へ干せるなんて、めったにあるものでは。今日外へ出すにはうってつけの日だけど、太陽が落ちる前に取り入れないと、凍ってしまうかも。

 さて、久しぶりの青空が目に染みるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、最初は小さな穴でも、それをほったらかしにしておくと、どんどん大きくなり、しまいには屋台骨を脅かすまでにだってなりかねないもの、ましてや、自分の物なら早目に手当てをし、それ以上穴が広がらないようにするのは誰かに言われなくても、周りにそんなところがなかったか、考えるのも。。。



No.2,318「ブランド物バッグの男性と折り畳み式のゴミ箱を広げている女性と温泉と」    2022(令和4)年 2月 8日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約50センチです。
 出勤途中、黒くてスリムなズボンを履いた男性が、小さなバッグを手にし、こちらの方へ向かって歩いて来るのに気がつきました。そのバッグ、薄茶色で、特別なマークらしきものがいくつかついており、いわゆる高級ブランド物。あれなら女性が持っていても全然不思議ではなく、とてもおしゃれな感じです。ただ、小さいため、中にあまり物は入れられないのかも。

 坂道の先、緑色の折り畳み式簡易ゴミ箱を両手に持って、広げている女性がいるのが目に入りました。どうやら、今日がプラスチックのリサイクル日。そのため専用のゴミ箱を、準備し出していたようです。後片づけは、ゴミ収集車の人がやってくれるけど、あの箱を出すのは地域の人たちの役割。それも、最初に来た人がやらねばならず、今日はあの人の番だった。

 さて、雲が山の頂付近まで下りてきているこんな日は、あったかい温泉に入り、あれもこれもと欲張ると、結局どっちつかずで中途半端なものになりがち、己が求めているのは、いったい何を一番優先しようとしているのかを見極めて、一つのことに特化すれば自ずと選択の幅も狭まって来るはず、どっちつかずの優柔不断はそろそろ卒業するかななどと、考えるのも。。。



No.2,317「ワゴン車側面に書かれた文字とガードレール隙間の雪かきと温泉と」    2022(令和4)年 2月 7日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約60センチです。
 出勤途中、左側の細い道路から出てこようとしている灰色のワゴン車の側面に、水回りのことなら、という文字が大きく書かれているのに気がつきました。おそらく、水道関係の工事などを、専門に行っている会社の車なのでしょう。朝の冷え込みで、水道管が破裂するなどして電話が入り、それで向かっているところか。早く修理をしないと、家の中が水びたしに。

 坂道の手前、非常灯を点滅させながら止まっている軽四車の横、男性がスコップを持って雪かきをしているのが目に入りました。そこは、ガードレールとガードレールの間で、近くに家はなくどうしてあんな所を、と横目で見たら、そこは雪ですっぽりと埋もれたゴミ置き場の前です。雪のため、ゴミを捨てられないほどたくさん積もっており、地域関係者がスコップで。

 さて、道路に設置してある温度計が-5度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、思いもかけなかったことが起きると、誰だって慌てふためいてしまうもの、そんな時、何をどうすればいいか落ち着いて次の一手を打てればいいけど、それがなかなかできないもの、事前に、緊急時対応できそうな会社等の目星はつけるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,316「大小2台の除雪機と緑色の大きなスコップを持った高齢女性と温泉と」    2022(令和4)年 2月 5日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路の前方、歩道などを除雪する一人乗りで幅の狭い小さな除雪機が、左の方へ雪を飛ばしながら進んでいるのが目に入りました。その少し前には、大きなブルドーザーが、黄色いランプを点滅させながら除雪作業中です。まず、大型車で大まかにやってから、仕上げは小型車でしっかり行う。まさに理にかなったやり方だから、あんなきれいになっているのか。

 坂道の途中、緑色の大きなプラスチック製スコップを持った高齢女性が、慌てたように道路から奥にある家の方へ戻っていくのに気がつきました。あれは、車が跳ね飛ばす雪交じりの水が、体などへかからないようにと、道から離れた場所へ移動のため。その女性腰が曲がっていたようだけど、大雪の予報が出たため身体のことは後回しにして、雪かきをしていたようで。

 さて、道路の横で、雪かきをしている人たちを多く見かけたたこんな日は、あったかい温泉に入り、一人でいくら頑張っても限度というものがあり、よほどの人でなければ完璧になんてできないもの、全体の把握が得意な人もいれば、細かなところだったら誰にも引けを取らないという人も、日頃から自分の得意な分野を生かすように心がけてしていたか、考えるのも。。。



No.2,315「ほうきで掃いたようなコンクリートと空き地に止められた車と温泉と」    2022(令和4)年 2月 4日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、黄色いスノープッシャーで雪かきをしている、中年の男性がいるのが目に入りました。その家の敷地は、地面が全面コンクリートで覆われており、そこに残っている雪は、もうわずかだけ。まるで、ほうきを使ってチリ一つ残さないよう、きれいに掃いたかのようにです。積もった雪は、10センチ足らずだけど、それがあるとなしでは大違いで。

 坂道の途中、道路横にある狭い空き地に止められた車の屋根に、30センチほど雪が積もっているのに気がつきました。車の周りに人の踏み跡は全く見当たらず、窓の高さあたりまですっぽり雪に埋もれたような状態です。あのままだと、運転しようとしてもすぐに動かせないし、長い日数路上駐車しているため、バッテリーが上がってしまってないかと、それが少々気になるけど。

 さて、まるで入道雲のような雲の上に水色の空が見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、性格は持って生まれてきたものだけど、そればかりではなく成長の過程で培われてきたものもあり、それらは随所に出てくるもの、あの人はきちんとやらないなどと影でコソコソ言われるより、あの人なら任せても大丈夫と誰からも言われるよう、日頃から努めていたか、考えるのも。。。



No.2,314「雪のない御堂の大屋根と赤色灯を点滅させた白い車と温泉と」    2022(令和4)年 2月 3日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路に面している寺院御堂の大屋根に、白い雪がまったく残ってないのに気がつきました。周りにある民家や小屋などの屋根には、まだたくさんの雪が積もっており、なくなるまで、相当時間がかかりそうなのにです。寺院近くにある神社の屋根にも雪は全く見当たらず、社寺建築に関わる宮大等建築関係者等の持つ技術は、すごいなとただ感心させられるだけ。

 坂道の途中、屋根の赤色灯を点滅させながら、右側の道から左折し、ゆっくりとこちらの方へ向かって下りて来る、白い車がいるのが目に入りました。ランプが見えてから少し後を追うようにして、救急車のサイレン音が。あの道の奥の方で、具合の悪い人がでたのか、その人を乗せ病院へ向かう途中のようです。朝の寒い時間帯、血圧等で体調に変化が生じたのかな。

 さて、近くの山が水墨画のように白と黒の2色だけだったこんな日は、あったかい温泉に入り、必要に迫られ、その時々で仕事をやりやすいように変えていくことはあるけど、それが後々まで続くかとなると、ほとんどがその場限りのこと、何十年、いや何百年経っても後世の人へ引き継がれるような仕事ぶりを見て脳裏に刻み、我にも何かできないかと、考えるのも。。。



No.2,313「電気が半分点いた事務所と噴き出した融雪装置の水と温泉と」    2022(令和4)年 2月 2日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路沿いにある公共施設、いつもは薄暗い事務所の左半分ほどに、電気があかあかと点いているのに気がつきました。職員の誰かが、期限の前まで仕事を済ませねばと早出をし、パソコンに向かっているのかも知れません。事務所全体に電気を点けてないということは、自分の机付近だけを点灯していることに。節電意識を、しっかり持っている職員のようだ。

 坂道の先、道路の中央に設置してある融雪装置から、勢いよく噴き出した水が、フロントガラスへ飛んでくるのが目に入りました。気温が下がっているため、自動的に水が出ているのでしょうが、それにしても勢いが強すぎ。おそらく、水を噴射する部分を、重い車などが踏んだりしたため、不具合が生じたようです。あんなに出ていたのは、あの1か所だけだったけど。

 さて、道路に設置してある温度計が−2度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、個人で負担しなければならないときは、たとえ1円でも、これは高い安いと言うくせに、自分でお金を支払う必要がないとき、どうせ誰かが払うのだからと、ついつい無駄遣いしがち、みんなのお金の意味は、最終的に己へ降りかかることを忘れてなかったか、考えるのも。。。



No.2,312「手押し車で車道を行く高齢の女性と白い花が満開の桜の木と温泉と」    2022(令和4)年 2月 1日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、腰を曲げ、ゆっくり手押し車を押しながら、車道の真ん中を横断しているる高齢の女性がいるのに気がつきました。少し離れた歩道上から、それを心配そうにじっと眺めていたのが、灰色の毛糸帽をかぶった女性です。交通量はそれほど多くないけど、朝の通勤時間帯に、車道を歩くとはあまりいただけません。見つめていた女性、あれも見守り活動のひとつで。

 職場近くにある公園の桜の木、白い花が満開に咲いているようになっているのが目に入りました。木のてっぺんから下の方まで、枝にくっついた雪がまるで花そのものです。幹の山側面は黒っぽい木の肌が見えており、どうやら反対側の海からの風に乗ってやってきた雪のようです。寒い時期だけに見られる、雪の花。次に、楽しませてもらえるのは、いつになるのかな。

 さて、雲の間から見える水色の空が一瞬だけ寒さを忘れさせてくれるこんな日は、あったかい温泉に入り、直接ではないけどあなたのことを見ていますよとのシグナルが、少しでも伝わってくればなんだか安心できるもの、ましてや危ないから気をつけてなどと、声をかけてもらえれば嬉しくて尚更、そうだ、気になるあの人の姿を、最近見かけていたかなと、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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