ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,290「2階建ての軽四ワゴン車と小型除雪機の男性と温泉と」    2021(令和3)年12月28日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約50センチです。
 出勤途中、前からやって来た軽四ワゴン車の屋根に、まるで2階建てかと思うくらいたくさんの雪が積もっているのが目に入りました。あのワゴン車、おそらく、山の方の路天駐車場に止めていたものでしょう。運転中、暖房を入れているはずなので、車体が暖まり、急ブレーキを踏んだりすると、屋根の雪がまとまって前へドサッと落ち、運転に支障が生じる恐れも。

 坂道の先、道路横にある家と家の間、動力のある除雪機を使って、雪かきをしている男性がいるのに気がつきました。紺色の小型除雪機で、ホームセンター入り口近くに展示してあるのを、見かけたことがあります。価格は、決して安くなかったはずだけど、人力だけの除雪に比べ、その違いが歴然としているのは事実。少々のお金には、変えられないことってあるから。

 さて、道路の雪が少なくても安全運転でやってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、これまで、偶然も多分に味方し、その場しのぎでなんとか乗り越えて来たけれど、いつまでもそんな幸運が続くという保証はなし、前から気になっていたあのことなど、心配の種を一つでも消し去るために意識して動き、心をすっきりして明日を迎えられるよう、考えるのも。。。



No.2,289「噴き出した融雪装置の水と頼もしいブルドーザーと温泉と」    2021(令和3)年12月27日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約50センチです。
 出勤途中、道路左側の横道中央あたりから、水が勢いよく噴き出しているのに気がつきました。その高さは、電線の近くまで達しており尋常ではありません。機械で除雪しているときに、誤って消雪装置のノズル部分を壊してしまった可能性があります。あれだけの水量が噴き出しているから、早く地区の関係者等が行政へ連絡して、すぐに修理しなければ大変なことに。

 坂道の手前、黄色い大型ブルドーザーが、ガシャガシャと、タイヤに巻きつけた太いチェーンの大きな音を立てながら、こちらの方へ向かって来るのが目に入りました。正面左右のライトを点けてです。どこかの道の除雪が終わり、次にやる場所へ向かおうとしている途中なのでしょうか。ガタイも大きいし、雪のときは、特に頼もしく感じる、ブルドーザーだ。

 さて、道路設置の温度計が-5度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、このくらいならまだ大丈夫だろうと安易に構えていたら、しまいに手遅れになることってあるもの、あまりにも細か過ぎるのはいささか問題だけど、少々心配症ぐらいがちょうどいいのかも、不測の事態に出会った時、対応のため間髪を入れず動ようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,288「真新しい車庫の中の軽四車と紅白三角ポールの下の砂袋と温泉と」    2021(令和3)年12月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、真新しい車庫が建てられているのに気がつきました。道路から玄関先まで続いている石畳のすぐ横で、昨日の朝までは何もなくて広かった所。車庫の中、これまではいつも後ろ向きだった軽四車が、真正面を向いて止まっています。アルミ製の6本柱で支えられたピカピカの車庫は、風雪等からしっかりと、あの軽四車を守ってくれるはずで。

 橋の角に置かれた紅白三角ポールの台座部分に、砂袋が2つ置かれているのが目に入りました。強い雨や風の時など、どこかへとんで行ってしまわないように、重しがわりとしです。もちろん、それ以外に吹雪など、これから降る雪のことなども考慮してなのでしょう。基礎部分がしっかりしていれば、少々のことでは動じなくなるし、それって人にも当てはまるようだけど。

 さて、空気がなんだか暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、自分だけの力では限界があり、それを補うためいろんな道具や機器等の助けが必要になるもの、その中で決して忘れてならないのが人、でも助けてもらってばかりだと、しまいに誰からも見向きもされなくなるのは必定で、微力であっても普段から誰かの助けになるよう努めていたか、考えるのも。。。。



No.2,287「凍った車のフロントガラスとひっくり返された植木鉢と温泉と」    2021(令和3)年12月23日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横に止めてある車のフロントガラスが、薄っすらと凍っているのに気がつきました。明け方の冷え込みが強くて、屋根のない駐車場のため、凍ったのでしょう。太陽が顔を出しており、時間が経てば融けてしまうはずだけど、運転している時に前が見えづらいと何かと支障が生じるもの。いよいよ、出勤前など暖機運転をしなければならない、時期に入ったようで。

 坂道の手前、車道と歩道の境、茶色い植木鉢をひっくり返して底の穴に棒をさし、その先に赤い布切れがつけてあるのが目に入りました。棒は、大人の腰ぐらい位の高さで、斜めになっています。道路を通る車や、除雪機などのための目印として置いたもの。コンクリートの境界ブロックはあるけれど、間隔が広くその間を埋めるようにしてで、行政等に頼らず自己防衛のためか。

 さて、海岸沿いにある風力発電機の羽根がゆっくりと回っているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、同じようなことだと、月日が経って慣れてくると感覚で動くことができるようになるもの、ところが、気を緩め始めた頃に限ってやらかすのがうっかりを含めた初歩的なミス、大事になる前、常に原点へ戻り基礎的なことを振り返るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,286「駐車場に置かれた6個の三角ポールと重ねた杉の丸太と温泉と」    2021(令和3)年12月21日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、アスファルトできれいに舗装された駐車場に、紅白の三角ポールが、6個置いてあるのが目に入りました。雪が降った時に駐車する際、車がぶつからないようにとの目印。昨日の朝まではなかったのに、雪の降り具合などを見て、片付けてあったところから、出してきたのでしょう。あれだけの数あれば、余程のことがない限り安心できるはず。

 山の方に見える崖の上、太い杉の丸太が、何本も重ねて置いてあるのに気がつきました。丸太が崖の下へ落ちてしまわないようにと、大きな杭で止めてあります。崖の斜面には、切ってからそれほど時間が経過してないような、切り株がいくつもあり、崖付近にある木を切り、それをまとめて置いたもの。あれだけの太くて長い杉の木だから、使わなければもったないほどなのに。

 さて、灰色の雲が白く変わり始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、後ろ向きではなく、きっと大丈夫だろうと前向きな考え方も大切だけど、さしたる根拠もなく、やみくもにただの楽観論と直感だけでの大丈夫は、大丈夫ではないのとすぐ隣り合わせ、いつどんな時だって念には念を入れ、ほんの少しでも残る不安をしっかり払拭するよう心がけていたか、考えるのも。。。



No.2,285「曲がり角に立てられた棒と長靴で雪を蹴散らしていた男性と温泉と」    2021(令和3)年12月20日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、1センチです。
 出勤途中、緩い曲がり角に立ててある、大人の胸ほどの高さがある棒の先端部分に、ピンク色のリボンテープがつけられているのに気がつきました。鮮やかな蛍光色なので、白い雪の中ではとても目立ちます。立てたのは、通行する車などが、あそこへぶつからないようにとの目印。過去、車が縁石に乗り上げるなどのことが、あったのでしょう。危険予知は、大切だから。

 坂道の途中、右からの道路角に、水色の防寒具に黄色い安全ベストをつけた男性が、所在なげに立っているのが目に入りました。履いている長靴で、道路に残っている雪を蹴散らすなどしながらです。右手に赤い誘導灯を持っており、あそこで道路工事等が始まるのか、車などの通行指示担当者。まだ、工事は始まっていないようだったけど、しばらく待機しているのかな。

 さて、道路の温度計が0度だったこんな日は、あったかい温泉に入り、口で何度も言うより、目で見た方がすぐに分かりやすいもの、言葉だと、それを頭の中で映像等に変えてから理解せねばならずある程度の考察力が必要、だから、目で瞬時に確認できるというのはありがたいこと、我の発する言葉は誰にでも簡単で分かりやすいよう心がけていたか、考えるのも。。。



No.2,284「赤と黒のショールを肩にした女性とグルグル巻きにされた蛇口と温泉と」    2021(令和3)年12月17日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、黒い傘をさして長靴を履き、赤と黒のショールを肩にかけた高齢の女性が、こちらの方へ向かって歩いて来るのが目に入りました。小さいおしゃれな、今ばやりのバッグを背負ってです。最近、ショールを使っている人は、あまり見かけることがないけど、大雪の予報が出ており、寒くなるからと持ち出したのでしょう。もし、暖かくなれば、手で持てばいいのだから。

 道路沿いにある家の前、水道の蛇口に気泡入りの緩衝材プチプチクッションが、巻かれているのに気がつきました。冷え込んだ時など、水道管が凍って破裂するのを防ぐために、あのクッションで覆ったもの。ぐるぐる巻きにしてあり、あれなら、少々冷え込んでも大丈夫だと思われます。蛇口は、来年3月頃まで太陽の光を浴びられないけど、それまでゆっくりと休んでもらうか。

 さて、橋の手すり部分にいた子猿が横を通る車をじっと見ていたこんな日は、あったかい温泉に入り、前もって準備してあれば足りなくなった時でも安心できるもの、ところが、甘くみてこのくらいなら大丈夫だろうと準備をしなかった時などに限って問題が発生し大慌て、少々面倒だなと思うことがあったとしても、普段から万全を期すように心がけていたか、考えるのも。。。



No.2,283「庭に敷き詰められた砂利とたくさんなっている黄色い柚子と温泉と」    2021(令和3)年12月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関横、これまであった土が掘り起こされ、真新しい砂利が敷き詰めてあり、近くに小型のパワーシャベルが止めてあるのが目に入りました。土だと、梅雨以降、生えて来る雑草などを、引き抜かねばならず大変。それを砂利に変えると、手入れはほとんどしなくてもよくなる上、見た目もきれいだし、その気持ちも分からないわけでは。

 坂道の手前、道路横にある家の庭先、緑の葉の間から顔を出すようにして、大ぶりの黄色い柚子の実がたくさんなっているのに気がつきました。あれが、ミカンなどのおいしい果実類だと、早い時期に家の人がとって、もう空っぽになっているはず。道路に近いし、欲しい人がいれば、勝手に手を伸ばして取っていくような気がするけど、あんなに残っているということは。

 さて、空気が生暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、便利さを追求していくと、その代わり失われていくものがあるのに、目先のことだけにとらわれ、失ったものが、かけがえのないものだったことに気がつくのは、随分経って取り戻せなくなってから、便利さももちろん大事なことだけど、失うものがあることも忘れないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,282「祠前につけられたエンビ波板と雨の中の自転車と温泉と」    2021(令和3)年12月15日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある小さな祠の扉前に、薄い灰色エンビの波板2枚が、つけられているのに気がつきました。あそこは、毎年、地区の関係者と思われる人たちが、雪の降る前、積雪等の被害を防ぐために設置しているもの。でも、外から祠がはっきり見える透明の波板を使わないのは、どうしてなのでしょう。尊いものだから、直には見えないようにしているか。

 坂道の先、緑色の上下カッパを着た高齢の男性が、自転車に乗ってこちらへ向かってくるのが目に入りました。速度はとてもゆっくりで、白いマスクをしています。今頃、雨の降る日に、自転車を使う人なんてほとんどおらず、余程の理由があるはず。自転車のすぐ後ろにトラックがくっついたけど、その速度は全く変わらず。あの男性、自分だけの道を進んでいるな。

 さて、近くの山が雲で覆われ始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、それを直接目にできないと、不思議なものでなんだかありがたみが増すような気になってくるもの、そして実態より大きく感じるのは多くの人に共通のはず、まさか、顔全面を黒い布で覆うことはできないけど、マスクは基本通り鼻の上から顎の下まで伸ばしてつけているか、考えるのも。。。



No.2,281「風になびく黄色いのぼり旗と道路を渡った小兵猿と温泉と」    2021(令和3)年12月14日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、緩い坂道の途中のガードレールに縛られた、黄色いのぼり旗が、風になびいているのが目に入りました。のぼり旗には赤字で、大きく交通安全運動と。これから年の暮れに向かい、交通量が多くなるため、事故を防止しようと啓発のためです。頭の中では分かっているつもりでも、目につけば、気をつけねばという気持ちになるし、知らせるのはすごく大事なことだから。

 坂道の途中、前方を黒っぽいかたまりのような物が、道路を右から左へころころと渡るよう動いていくのに気がつきました。そして、その後を追うようにしていく、小さな黒い物を見て、それがようやく猿だったのだと。渡り始めた場所の上の方を見ると、猿が3匹いて、うち1匹は体が大きく真っ赤な顔をしています。おそらく、あれがボスのはずで、小兵を先に行かせたのかも。

 さて、太陽がまぶしいこんな日は、あったかい温泉に入り、言わなくても分かってもらえるのは、相手が深い知識と経験等を有しており、全体のことまである程度理解している場合、普通だと、具体的に内容を伝えそれでようやく分かってもらえるけど、それでも間違って捉えられる場合だってあるし、言葉だけでなくメモ等を使い正確に伝えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,280「黄色いイチョウの絨毯とフロントに積もった雪と温泉と」    2021(令和3)年12月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある寺院の前庭、黄色い絨毯が、まるでびっしりと敷き詰められているようになっているのに気がつきました。横にある大きなイチョウの木の葉が1枚もなくなっており、空っぽ。昨夜から今朝方にかけての強い風のため、葉が全部吹き飛ばされ、落ちてしまったようです。でも、あれだけの敷地を埋めるとは、いったいどれだけの量の葉があったのか。

 緩い坂道で、前方からやって来た車のフロント部分に、白いものがあるのが目に入りました。屋根にも薄っすらと積もっているのが見え、あれはまぎれもなく雪。あの付近で降ったような形跡はなく、どうやら遠くの山の方から下りて来た車です。近くの山の麓あたりまで、雪がうっすら積もっており、冷え込んだため降ったようです。露天駐車だと、これから気をつけねば。

 さて、山の麓まで白い雲で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、小さな葉でもそれが数集まると地面を覆い尽くすまでになるもの、わずか1枚だけのように見えても、それだけの力を秘めている証拠、私一人の力なんてたかが知れている、などと後ろ向きにならず、みんなと力を合わせ世間を動かしてやるぞぐらいの気概を持つようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,279「郵便ポストサンタと鮮やかな橙色の防寒具の高齢男性と温泉と」    2021(令和3)年12月11日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している赤い郵便ポストが、サンタになっているのに気がつきました。赤い帽子をかぶり、大きな目をつけてです。実は、大きなシールなど貼って、サンタの顔を模したもの。気がつけば、もうそんな時期になってきたのかと驚くほど。今は、あちこちで、ジングルベルの音色が聞こえているはずだけど、元のような賑やかさを取り戻せるのは、いつになるのか。

 地区公民館へ近づいたとき、黒い野球帽に、橙色した防寒具を着た高齢男性が、道路の横に止めてある車の運転席へ、乗り込もうとしているのが目に入りました。見るからにふわふわで、暖かそうな防寒具は、若い人でも着るのを躊躇するような鮮やかな橙色。それを普通に着こなすとは、あの男性なかなかのセンスと見た。年を重ねると、あれだけ強い色も似合ってくるようで。

 さて、どんよりとした灰色の雲が空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、万全を期すのはとても大切なこと、それが、人の健康に関わることなら余計で、少々無理強いをしてでも守り抜かねばなりません、ただ、それが生活の中まで関わってくるとなると悩む人がいるのも分かる気がするし、今年のクリスマスは、いつもより少々奮発してなどと、考えるのも。。。



No.2,278「庭に咲いた桜のような花と水色のスポーツシューズと温泉と」    2021(令和3)年12月10日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の庭先、大きな木に薄いピンク色した小さな花が、たくさん咲いているのに気がつきました。まるで桜のような花、毎年冬を迎える今頃、同じように咲いていたのを覚えています。椿等を除き、花を目にすることが少ないこの時期、優しい色が心まで潤してくれるよう。雪が降りだす迄、もうしばらく、目を楽しませてもらえるかな。

 緩い曲がり角の先、紺色のトレーナーを着た男性が、空の一輪車を押しながら歩いているのが目に入りました。足元を見ると、明るい水色の地に、太い白線が入ったスポーツシューズを履いてです。雪が降ると、長靴の出番。なので、スニーカーなどを履けるのは、もうそれほど多くないはず。軽い靴で、今のうちに、あちこち動き回っておかねばならないよう。

 さて、空気が暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、一斉に咲く花を見られるのは春の楽しみ、でも、その分個々の花の印象が薄くなるのは止むを得ないこと、花が少ないこの時期、小さな花でも目立つから、人目を引くなら今頃咲くのが狙い目か、いい意味で他の人が真似のできないようなことに取り組むよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,277「ゴミ置き場の黒いマウンテンバイクと積まれたコンクリート波消しブロックと温泉と」    2021(令和3)年12月 9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにあるゴミ置き場の横に、黒いマウンテンバイクが置かれているのに気がつきました。外見から、壊れたような箇所はどこにも見えません。もし、まだ使えるようなら、家へ持ち帰って乗りたいなと思うような自転車で、我が家のママチャリとは大違いです。できるものなら、廃棄物として処理場へ行くより、直して再利用できないものだろうか。

 坂道の途中、前方から水色の大型貨物運送車が、速度を落としながらこちらへ向かってくるのが目に入りました。荷台には、コンクリートの、大きな波消しブロックが4個積まれており、河川か海岸等へ持ち込むのでしょう。あの時間に運んでいるということは、積み込んだのが朝早い時間帯。のんびり屋さんが、家であたふたしている時間には、もう仕事を始めて。

 さて、久しぶりに太陽のまぶしさを感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、地球温暖化が大きな問題になっているけど、大きなことは会社や組織等へ任せざるを得ないとして、一人ひとりが気をつけて動くようにすれば、きっと解決への道が開けるはず、自分にできるゴミの分別や敷地内での物の焼却厳禁等について、しっかり守っていたか、考えるのも。。。



No.2,276「明るい店先と街路樹てっぺんに止まったワシと温泉と」    2021(令和3)年12月 8日掲載
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 今朝は、強い雨。
 出勤途中、道路に面している店の灯りが、こうこうと点いているのが目に入りました。いつもだと、暗いままだったはずなのに、今日はめずらしく明るい店先です。コロナコロナで明け暮れて、ちょうど2年。暗い世相の中、これまでどうにか過ごして来たけれど、そろそろ明るい未来が見たいもの。社会の隅々へ、元のようにまぶしいくらいの明りが灯るのは、いつになるのかな。

 道路横にある街路樹のてっぺん、薄茶色のワシのような猛禽類が、山の方を向いて止まっているのに、気がつきました。背筋をすっと伸ばし、まるで目を大きく見開くようにしてです。雨が強く降る中だから、雨宿りのできる木の下などへ隠れればいいのに、よりによって、逃げられない木のてっぺんにです。あの凛としたたたずまい、人間だって見習うべきなような気がするけど。

 さて、ほとんどの車がライトを点けながら運転していたこんな日は、あったかい温泉に入り、先の方に出口の見えるトンネルなら、どんなに暗くても歩いていて心配にはならないけど、それが真っ暗なままだと、心細くて歩みも滞りがちに、小さな灯りだけでも見えるのと見えないのでは大違いで、常に前を向きながら自分の心に希望の光は持ち続けるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,275「ビニールハウス骨組みの中の肥料袋と折り畳み椅子に座った男性と温泉と」    2021(令和3)年12月 7日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から下に見える畑、ビニールハウスの骨組みの中に、水色の肥料袋らしきものが、何個も積み上げられているのが目に入りました。ビニールはもう撤去してあり、雨ざらし状態です。袋に入っているからといっても、雪や雨など自然の厳しさに耐えて、破れることなく、無事暖くなる来春を迎えることができるかどうか。せめて、上に板1枚でも置けないものかな。

 坂道の途中、右からの道路の角に、橙色のカッパ上下を着た男性が、黒い折り畳み椅子に座っているのに気がつきました。こちらの車を見て、何かを書き込んだ様子で、道路工事関係者かと思ったけど、どうやらそうではなさそうです。何かの調査で、道路を通る車の数や、その種類などを調べていたのかも知れません。寒い中、ただ座っているというのも、なかなか大変なことで。

 さて、山の中腹まで、白い雲が下りてきているこんな日は、あったかい温泉に入り、確たる裏付けもないのに、安易に大丈夫だろうと思うことってあるもの、ところが、しばらくしてそれが間違っていたことに気づかされたときは、もう後の祭りで冷汗が背中をっすーっと腰の方まで、常に石橋を叩いて渡るぐらいの気持ちを忘れず、物事に対応するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,274「黄色いシートで覆われた電線と紺色カッパズボン3本の横線と温泉と」    2021(令和3)年12月 6日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路の上を横断している電線が、黄色いシートらしきもので覆われているのに気がつきました。道路の左と右側にある電信柱を支柱にし、まるで道路をまたぐつり橋のよう。遠目からは太い1本だったのに、近づいて見ると、細い電線3本が別々に黄色いシートで覆われています。右側の電柱下部分に、青いシートも巻かれており、近日工事が始まるかな。

 道路沿いにあるゴミステーションの前、紺色上下カッパを着た男性3人が、動き回っているのが目に入りました。うち1人のカッパズボンは、膝下あたりに太くて白い3本の横線が入っており、他の2人とは違う物。なので、3人の中では、あの人がリーダーかなと思ってしまいます。他とどこか違うと、そんな目で見られてしまうことがあることを、改めて実感だ。

 さて、近くの山の下の方まで白いものが見えているこんな日は、あったかい温泉に入り、悪い意味でならもってのほかだけど、いい意味で目立としたら、それはむしろ褒められてもいいこと、目立つことで自分を磨きながらより上を目指していけば、いいのだから、いつも下ばかり見てないで、胸を張って堂々と天を見上げるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,273「空地の隅の本格的な紅葉と並んだママさんダンプと温泉と」    2021(令和3)年12月 4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路のすぐ横空き地の隅にある大きな木が、本格的な紅葉を迎えているのに気がつきました。半分ほどが黄色味を帯びた濃い橙色。そして、枝の先端あたりが真っ赤に染まっており、橙色との対比で、なんときれいなことか。山の紅葉はもうすっかり終わったけど、里の紅葉は、まだ見頃を迎えているところもあり、あまり目立たぬ所だから、なんだかもったいなくて。

 道路沿いにある家の壁側に、ママさんダンプが並んで立てかけてあるが目に入りました。大、中、小の3台で、そのうちの1台は緑色した鉄製です。先日の夜半に降った雪で、これは大変だと、慌てて雪かきの道具を出しながら、冬支度を始めたのでしょう。広い場所なら大きいのでいいけれど、物などが置いてある狭い所だと、小さくなければ動きが取れません。やはり、適材適所で。

 さて、周りがすっかり白い雲で覆われたこんな日は、あったかい温泉に入り、同じ仕事でも、一人だけでやっていると、あいつはいったい何をやっているのだ、となりかねないもの、その点、大勢の目に触れていると、よく頑張っているなと認められることも、誰かの視線の有無で評価が分かれるなんて不思議なことだけど、どんな時でも手は抜いてなかったか、考えるのも。。。



No.2,272「御堂前に下げられた白いシートとゴミ袋を持った男性のマスクと温泉と」    2021(令和3)年12月 3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある寺院の御堂前に、白いシートが下げられているのに気がつきました。出入口部分だけを除き、大屋根から軒下までをすっぽりと覆うようにしてです。あれは、雪囲いで、来年の春まで、あのままの状態になるもの。だとすると、御堂の中へは外からの光がほとんど入らず、薄暗いまま冬を越すことに。いいことの裏側には、悪い面もついているか。

 緩い曲がり角の先、両手にゴミ袋を持った男性が、歩道部分を歩いているのが目に入りました。黒い帽子に、ふわふわした紺色のダウンコート。そして、口元には白いマスク。今、ゴミを捨てるため家から出るときなどにも、マスクをつけている人がほとんど。誰かに言われ、嫌々やるのとは違い、それだけ新型コロナに対する人々の意識が高まっている証拠。いい傾向で。

 さて、冷たい風が頬をすっとなでていったこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも完全を求めようなんて虫のいいこと、世の中、いいこともあれば悪いことだって多々あるのだから、いいことがあれば、意識して気を引き締めるようにし、悪いことがあったら、明日にはきっといいことが待っているはずだと、いつも前向きに捉えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,271「簡易駐車場のブルドーザー2台と濡れたままの男性と温泉と」    2021(令和3)年12月 2日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路横にある簡易駐車場の中に、黄色い大きなブルドーザーが2台、道路側を向いて止まっているのに気がつきました。長い間、空っぽになっていたところで、冬季期間限定、除雪ブルドーザーの専用駐車場にです。雪が降りはじめたため、すぐ来てもらいたと出先から呼び戻され、急いでやってきたのでしょう。乞われての業務だから、きっとやりがいが。

 地区公民館の近く、厚手の防寒具を着て、右手に黒いバッグを持った高齢の男性が、歩いているのが目に入りました。みぞれ交じりの冷たい雨が降る中、傘もささずにです。家を出るとき外へ出れば、雨具を持たないとどういうことになるのか、分かっていたはず。濡れてもいいといっても、あのままだと風邪を引いて体調を崩すのではと、他人事ながらいささか心配に。

 さて、あちこちの屋根瓦に格子状の白い雪が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、同じ仕事でも、決められていることを淡々とこなすのと、あなたでなければ、と言われて取り組むのでは大違い、どうやら本当の実力を発揮できるのは後者のようで、精神的なものがすごく関わっているよう、我は最近誰かから声のかかったことがあったかと、考えるのも。。。



No.2,270「軒先に干された白い大根とコンクリート橋の上の猿と温泉と」    2021(令和3)年12月 1日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある家の2階軒先に、白い大根が横に並べて干してあるのに気がつきました。物干しざおに2本ずつ互い違いに、してです。干した大根を、漬物などにしておけば、おいしいし、長持ちするし、農家の人などにとっては、欠かせないものの一つ。厳しい寒さを迎える時期、食事の楽しみの一つが、もうすぐ食卓へのぼるはず。

 コンクリートの小さな橋の上、猿が、ちょこんと座ってこちらを見ているのが目に入りました。毛はふさふさで、顔は真っ赤になっており、見ていたのは前を通る車をです。物おじする様子もなく、車の動きに合わせ、首をゆっくり右から左側へと回転。車や人に慣れているようで、近くにある人家などへ、いたずらなどしなければいいけれど。

 さて、山の木々から、白い湯気のようなものが上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、季節毎においしいものがあり、その時期でなければというものがいろいろと、そのどれも手間暇かけた分おいしさが増し、より味わい深くなるもの、年数だけは自慢できる気がするこの身、人間としての味はどうだったかなと、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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