ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,229「こちらへ頭を下げた女性と子猿を追いかけている母猿と温泉と」    2021(令和3)年 9月30日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、公共施設の近くへさしかかった時、右手に大きなごみ袋を持った女性が、道路前方を横断しているのが目に入りました。車の速度を落とさずとも、人が反対側へ渡ることができる離れた距離です。その女性、道路を渡り切る寸前に、こちら側へ向かって、きちんと頭を下げたでは。近くに人の姿はなく、運転中の私にだった。

 職場近く、子猿と、その後を追いかけるようにしている母猿らしき、2匹連れがいるのに気がつきました。子猿はどんどん先へいき、後ろからそれをしっかり見守るようにしてです。子猿は、コンクリート建物、非常口階段の方へ向かっており、あのまま2階にでも上ろうとしているのか。やんちゃもいいけど、誰かに迷惑をかけるなよ。

 さて、高いところを飛ぶトンボの羽が太陽の光でキラキラと輝いて見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、迷惑をかけたのならすぐに謝るのが鉄則、それを怠ると後で大事になることがあるもの、直接被害を与えていなくても、心にやましいところがあれば、先手を打って、ごめんなさいと口に出すようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,228「青い携帯電話の男性と軽四トラック荷台の耕運機と温泉と」    2021(令和3)年 9月29日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ゴミステーションの前で、青い携帯電話を耳にあて、何やら話をしている、高齢の男性がいるのが目に入りました。黒い長靴を履いており、これからどこかへ仕事に出かけるところのようです。見たところ、どうやら新しい機種ではなく、旧型携帯のよう。だけど、連絡を取りあうだけなら、電話機能さえあれば、それだけで充分か。

 坂道の先、車道に止められた軽四トラックの荷台に、水色の小型耕運機が積まれているのに気がつきました。離れた所にある畑を起こすため、あのトラックで持っていくのでしょう。もう夏物の野菜収穫が終わり、来年の春に向けてその準備。鍬やスコップなど手で耕すことを考えれば、小型とはいえ、耕運機を使えるなら短時間でできるから。

 さて、道路にある花壇の花が満開だったこんな日は、あったかい温泉に入り、新しい物は使いやすく機能も充実しており、価格が少々高くても支払うときは納得できるもの、一方、旧式でも使い慣れたものは体が覚えており、金額には変えられないほど重宝できるし、新旧甲乙つけがたく、どちらも大切に使うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,227「腕を抱きかかえられた男性と玄関脇の大きなベニヤ板と温泉と」    2021(令和3)年 9月27日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、白い長袖シャツを着た高齢の男性が、隣の女性に腕を抱きかかえられるようにして、こちらの方へ向かって来るのが目に入りました。歩き方はゆっくりで、体調の思わしくないことがうかがえます。寄り添っていたのは、白色の服を着た、奥さんらしき人。どこか具合が悪くなり、病院へ、受診にでも、出かけようとしている途中か。

 緩い曲がり角の手前、道路に面している家の玄関脇に、真新しい大きなベニヤ板が、横にして立てられているのに気がつきました。そして、いつもならしっかり閉じられている玄関が、開けられたままになっており、どうやら家の中で修理等が行われるようです。平日にやるということは、大工さんなどその道の専門の人に依頼しての修理だな。

 さて、開けた車の窓から赤トンボが飛び込んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、体の具合が悪い時、誰かが側にいてくれるとそれだけで安心できるもの、普段憎まれ口をきくような相手だとしても、そんな時はとても頼もしく感じられるのだから、弱った人を見かけた時、まさか見て見ぬ振りなどしていなかったか、考えるのも。。。



No.2,226「保育所グラウンドの万国旗と黒いバッグを背負った男性と温泉と」    2021(令和3)年 9月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路から下の方に見える保育所グラウンドに、鮮やかな色をした万国旗が飾られているのに気がつきました。どうやら、今日、運動会が開催されるようです。コロナ禍なので、以前とは異なり家族揃ってとはいかず、小ぢんまりと行われるのでしょう。青空のもと、元気あふれる子供たちの歓声は、多くの人に聞かせたいものだけど。

 坂道を、黒い野球帽に、長袖シャツ、黒いリュックを背負った若い男性が、こちらの方へ下って来るのが目に入りました。足元を見ると、黒いスニーカー。あの恰好からすると、ハイキングなどへ出かける様子。天気はいいし、高い山あたりでは紅葉が進んでいるとか。おいしい空気を思う存分吸いながら、目で秋を楽しめるのは、これからだ。

 さて、空気がとても爽やかなこんな日は、あったかい温泉に入り、秋は運動会シーズン、例年だと、学校や地域等あちこちで行われ、遠くのスピーカーから聞き覚えのある曲が流れてくる頃、止むを得ず昨年今年と2年連続して中止になったところがほとんどだけど、怠けずにしっかり体を鍛えることを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.2,225「逆に持った一輪車と横断中の黄色い旗を持った女性と温泉と」    2021(令和3)年 9月24日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、麦わら帽に水色の長袖シャツを着た男性が、高い所にある道から、一輪車を逆に持って下りて来るのが目に入りました。荷物を入れる台の部分が背中側にあり、それを引っ張るようにしてです。荷物を積んでいない時、一輪車に慣れた人の持ち方で、近くに軽四トラックが止められており、これからいったい何を積むつもりなのかな。

 信号で止まった時、黄色い帽子をかぶり、両手で横断中の黄色い旗を持った女性が、前方にある信号機近くで立っているのに気がつきました。今は、秋の交通安全運動期間。地域の関係者が交替で、子供たちを見守っているのでしょう。その女性、腕時計を何度も見ながら、意を決したように、急ぎ足で止めた車の方へ。約束の時間が来たようで。

 さて、赤トンボが高く飛んでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、同じ運転でも、初心者と慣れた人では違うもの、力が入ってどこかぎこちないのが新人、ベテランはそれほど力を入れずともスムーズで見ていて安心、それは仕事も同じで、単に年月を重ねるだけでなく内容共にベテランの域に達するよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,224「透明のビニールを抱えた女性ときれいに咲いたコスモスと温泉と」    2021(令和3)年 9月21日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路に面している家から、右手に稲刈り鎌、左手で使い古されたのか少し黒ずんでいる透明のビニールを抱えた高齢の女性が、出てくるのが目に入りました。つばの広い帽子、長袖の上に模様のある腕抜きをし、黒い長靴なので、畑仕事へ出る恰好です。それにしても、あんな地面へ垂れるほどのビニール、いったい何に使うのでしょう。

 公民館の先にある畑の中、ピンク色と白色のコスモスの花が、たくさん咲いているのに気がつきました。ちょうど見頃になっており、可憐な花が真っ青な空にとても似合っています。できるものなら、気持ちのいい風に吹かれ、花の横に寝転び時間の経つのを忘れゆっくり眺めていたいもの。そんなことが出来るのは、いったいいつになることやら。

 さて、紫色がかったススキの穂が風にそよそよと揺れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、準備していたものが足りなくなると、仕事はそこでストップ、だけど余るくらいあれば、そんなことを心配せずに進めることができ、心に余裕があるからいい仕事につながるもの、今、時間に追われギリギリの仕事などしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,223「自転車を手で押している女性と野球ユニフォームを着た男性と温泉と」    2021(令和3)年 9月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、顔をすっぽり覆う帽子をかぶり、白いマスクに長袖姿の高齢女性が、自転車を手で押しながら、こちらへ向かって歩いてくるのが目に入りました。自転車前のカゴと、後ろに積んだ箱の中は、白いビニール袋でいっぱい。どうやら、自転車に、乗れないほどの荷物を積んでいたようで、野菜などのおすそ分けかな。

 坂道の先にある、公共巡回バス乗り場、野球のユニフォームを着た高校生らしき男性が、自転車で前を通った人を、声をかけて呼び止めたのに気がつきました。呼び止められた男性は、ハンドルを大きく切り、近くへと移動。どうやら、顔見知りの同級生か遊び友達だったらしく、学校のことなど、話はどれだけでもあるはずで。

 さて、空気が涼しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、家の畑で食べきれないほどの農作物が収穫できたとき、知人等へ届ければ、とても喜ばれるもの、自然の恵みは、余ったからと捨ててしまうより、生かすべきなのだから、でも、もらいっぱなしではなく、後日きちんとお返しをしていたか、考えるのも。。。



No.2,222「うつむき加減のヒマワリと空を見上げる男性と温泉と」    2021(令和3)年 9月18日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある畑の中、小さなひまわりの花が、うつむき加減で咲いているのに気がつきました。以前先端の方に見えていた大きなひまわりは、いつの間にか姿を消し、咲いていたのは幹の中ほどあたりです。9月も下旬を迎える頃になると、あれだけ元気があり競うように咲いていたひまわりも、その力を失っていったようで。

 地区公民館側にある家の軒先、チェック柄長袖シャツに紺色のジャージズボンをはいた高齢男性が、両手を腰にあて、空を見上げているのが目に入りました。台風の影響が気になり、雲の流れ具合など、天気の確認していたのでしょう。土曜は仕事が休みなので、普通だと遅くまで寝ていたいはずだけど、台風だからそんなことなど言っては。

 さて、稲刈りの済んだ田んぼがとても広く見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、栄枯盛衰、どんなに力を誇っていても、それには限りがあるというもの、他を圧倒し我が世の春だとどれだけ咲き誇っても、いつしか衰えて散っていくのは必定なのだから、どんなときでもおごらず、常に謙虚な姿勢を崩さないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,221「布製の丸い筒と2階窓の破れた障子と温泉と」    2021(令和3)年 9月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある小屋の窓から、布製の丸い筒が、近くにある側溝へ伸びているのが目に入りました。一抱えもありそうな白くて太い筒で、米のもみすり乾燥機等の排気口として、暖かい空気を外へ出しているもの。個人でやっている農家のようだから、使用機器は、全て自前のはず。もみすり、乾燥が終われば、いよいよ新米を出荷だ。

 道路から下に見える家の2階窓、障子が何枚か破れているのに、気がつきました。横に並んだ窓の、全面に障子が張られています。それが、白から変色し始めており、長年太陽にあたって少しずつ変化してきたのでしょう。普段は、ほとんど使わない2階のため、窓は締めっぱなしのよう。なので、家の人たち、破れたことにも気がつかないのかな。

 さて、橋の上、強い風が窓を吹き抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、毎日の楽しみの一つが食事、なかでもお腹がすいたとき食卓へでてくる白いご飯は、見ただけで思わずつばをごっくん、家へ新米が届くのはもうすぐのはず、おいしく食べられる幸せに、両手を合わせ感謝の言葉を忘れず口にするようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,220「抱えた茶色のバッグと大型トラック荷台のコンバインと温泉と」    2021(令和3)年 9月16日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、茶色の小さなバッグを抱え、駐車場に止めてある車へ乗り込もうとしている、高齢の男性がいるのに気がつきました。あのバッグは、財布や携帯、ティッシュなどの小物を入れる革製のものです。少々気の張る所へ出かけるとき、おしゃれな感じの人たちが競って持っていたもの。若年層より、年配者の人たちに人気のあったバッグで。

 職場へ近づいたとき、横道に止められた大型トラック荷台に積んである、コンバインの運転席に、男性が座っているのが目に入りました。そのあたりからエンジン音が聞こえたので、バックでトラックから下り、目指す田んぼへと向かうのでしょう。予報によると、明日は、雨だとか。今日は、あちこちで星が見えるまで、稲刈りの行われる予感が。

 さて、日影に入ると窓からの風が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなに人気のあったものでも、年月と共にその影が薄くなっていくのは当然のこと、だからといって、新しいものだけが必ずしもいい訳ではなく、古くても優れたものが0、古い新しいに関わらず、どんなものでも大切に扱うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,219「草刈り機の先を持った男性と青いビニールひものバッグと温泉と」    2021(令和3)年 9月15日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、用水を過ぎてすぐ、緑色ヘルメット、黒い長袖に黒エプロン姿の男性が、草刈り機の先端部分を手に持っているのが目に入りました。使い始めたところ、どこか都合の悪いところに気がついて、確認していたのかも知れません。近くでブーンという音が聞こえ、他に誰かいるのかと思ったら、同じ服を着た人が、そのすぐ横で草刈り中だった。

 細い坂道から、青いビニールひもを編んで作ったバッグを背負い、こちらの方へ下りてくる女性がいるのが目に入りました。頭全体を白い手拭いで覆い、足元は長靴です。背中のバッグの中は、休憩時のおやつや飲み物。そして、作業で使う軍手などが入っているのでしょう。今の時期、おやつを取らねばならないような農作業となると、やはり稲刈りかな。

 さて、見渡す限り、黄金色の田んぼが秋本番を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、仕事で、いざ使おうとしたのに、それがどうしても動かないとなると一大事、慌てて原因を探りながら、時にはその場で修理をしなければならないことだって、場に当たり右往左往する前、日頃から手入れはきちんと行うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,218「畑の中紺色つなぎ服の男性と漂って来た香りと温泉と」    2021(令和3)年 9月14日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある畑の中、紺色帽子をかぶり青いつなぎ服で、ずんぐりした体形の男性が、こちらに背を向けて立っているのに気がつきました。と思って見たら、なんだ、案山子です。つなぎ服の背中には、白抜きで大きく米の文字が書かれており、農家の人が使い古したのを着させたもの。あの畑、案山子が1体増えて、計4体だ。

 坂道の先、道路に面している田んぼの稲刈りが終わり、広々となっているのが目にはいりました。横に並んで3枚が済んでおり、4枚目は周囲だけが何列か刈り取られています。車の窓から、稲刈り後特有の香りがプーンと漂ってきて、秋本番を実感。これから日を重ねるごとに、あちこちの見事な黄金色の田が、徐々に消えていくはずで。

 さて、空気がとても爽やかに感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、鳥たちだって生きて行かねばならないのは分かるけど、せっかく育てた作物を、我が物顔で食い荒らすのを黙って見ている訳には、それを防ぐため今の時期だけ目にできるいろんな形をした案山子を見て、鳥獣の襲来に備えて作った人の汗と苦労を、考えるのも。。。



No.2,217「生け垣前のポリバケツと背負った灰色の四角いバッグと温泉と」    2021(令和3)年 9月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の生け垣前、紺色の長靴をはいた女性が、しげった葉や枝などの始末をしているのが目に入りました。足元近くには、青いポリバケツなど大きな入れ物が3個。その中には、切り取ったばかりの葉などが、もう山盛りになっています。とても涼しい朝、体を動かしながらの庭仕事は、どんどんはかどるようで。

 橋に差しかかったとき、長袖シャツを着た若い女性が、こちらの方へ歩いてくるのに気がつきました。背負っていたのが、灰色の四角いバッグ。あの形のバッグ、最近あちこちでよく見かけるようになっており、最近の流行なのかも知れません。手で持つバッグなどより、背負っていたほうが両手も使えるし、動きやすくて、いいのかな。

 さて、窓から入る風がとても冷たく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、働くうえで環境はとても大切なもの、暑すぎてもだめだし、寒すぎてもだめ、ほどほどが一番だけど、そうはうまくいかないのが世の中というもの、少々のことぐらいだったら文句を言わずに目をつぶって我慢するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,216「ネット外しの男性と車道で巻き尺を持った二人と温泉と」    2021(令和3)年 9月10日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している畑で、紺色の野球帽をかぶった高齢の男性が、張られている青いネットを外しているのに気がつきました。あのネットは、キュウリなどツル科の野菜に使っていたもので、収穫時期が終わり、片付けに入ったもの。だけど、ネットは、収集ゴミとして捨てることができないとか。だとしたら、来年以降もずっと使うことに。

 緩い坂道へさしかかった時、巻き尺を持った二人の男性が、車道へはみ出しながらゆっくり歩いているのが目に入りました。テープの先端を持っていたのが、高齢の男性。もう一人の若い男性が大きな本体部分を持ち、地面の方を指さしながら何か話しています。道路修理等をする前、現場の気になる所を確認をしていたようで、すぐにでも始まりそう。

 さて、あちこち黄金色に染まった田んぼが増えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなに気に入っているからといっても、いつまでも同じ物ばりでは飽きがきてしまい、新着物を目にした途端、思わずそこに手が伸びて体に当ててみたりして、だけど、まさか1シーズンだけの利用で処分するようなことなどなかったか、考えるもの。。。



No.2,215「切られた庭木ともみ殻のなか黄緑色の双葉と温泉と」    2021(令和3)年 9月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の庭、うっそうと茂っていた木が切られて、すっかりなくなっているのに気がつきました。地面から長く伸びていた草も刈り取られ、以前とは、まるで見違えるようにです。植えてあった木の枝が、横道へはみ出すように伸び始めていたため、他人ごとながら気になっていた場所だけど、あれなら、もう大丈夫だな。

 道路横にある小さな畑、きれいにまかれた黄色いもみ殻の中、黄緑色した小さな双葉が、顔をそっとのぞかせているのが目に入りました。畝の幅は広めに作られており、種がまかれてから、まだそれほど日数は経っていないはずです。だとすると、あれは秋冬物の野菜なのでしょう。察するに、寒い時期鍋などにするとおいしい、白菜や大根など。

 さて、青空が目に眩しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の敷地内ならいいけど、隣人等へ迷惑をかけるようになると話は別、近くの人にすれば喧嘩をするのは嫌だからと我慢していても、何かのきっかけでそれが爆発することだって、気がつきながら周りの人へ忍従を強いるようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,214「畑を覆った赤いネットとトラック荷台のトイレと温泉と」    2021(令和3)年 9月8日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路横にある家の敷地に、紅白の三角ボールが置いてあるのに気がつきました。まるで、何かを囲むような形にしてです。その真ん中あたりに、真新しい青いカバーのようなものが見えており、あれは、おそらく水道メーターの蓋。古くなったメーター一式の交換をしているようで、だからあの近辺で、ずっと工事が続いているのか。

 信号の先、反対側車線をこちらへ向かって来るトラックの荷台に、プレハブ小屋のようなものが積まれているのに気がつきました。ただ、プレハブにしては小さいし、窓もありません。すれ違ってから、バックミラーを見て分かりました。横に2つ並んだ簡易トイレが、2組積まれていたのだと。工事関係者、多忙のようで、必要な所があちこちに。

 さて、細かな雨が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中すべてが善人ならいいけど、残念ながらそうではなさそう、だから身を守るためにはそれなりの対策が必要なことに、今の時代まさかこの身を鉄の鎧で身を固めることはできないけど、忙しくても心の中に開いてしまった隙間を埋めるために努めているか、考えるのも。。。



No.2,213「敷地の紅白三角ポールと肩からタンクを下げた女性と温泉と」    2021(令和3)年 9月7日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある家の敷地に、紅白の三角ボールが置いてあるのに気がつきました。まるで、何かを囲むような形にしてです。その真ん中あたりに、真新しい青いカバーのようなものが見えており、あれは、おそらく水道メーターの蓋。古くなったメーター一式の交換をしているようで、だからあの近辺で、ずっと工事が続いているのか。

 道路に面している車庫のシャッターを大きく開け、真っ赤な長靴を履いて、肩から小さなタンクを下げた女性が出てくるのが目に入りました。タンクの中は、きれいな水色をした液体です。右手に持っていたのが、先端からタンクの液体を霧状にして噴き出す棒状のものなので、撒くのは除草剤のはず。今日は晴れており、薬を撒くには最適の日だ。

 さて、橋の上、山からの突風が窓を吹き抜けて行ったこんな日は、あったかい温泉に入り、同じ時期に使い始めたものでも、長持ちするのもあれば、早々に使えなくなるものもあり、ものによっては大違い、ただ、乱暴に扱えば、傷みが早くなるのは当然のことなので、どんな物でも日頃から心を込めて丁寧に取り扱うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,212「田んぼの畔のススキと沈んだ穂と温泉と」    2021(令和3)年 9月6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、信号の近くへ来たとき、田んぼの畔に、ススキの穂が出ているのが目に入りました。草刈りをしてないような畔のため、草が随分伸びており、そこから頭一つ出るようにしてです。中秋の名月までは日があるため、ちょうどそのころには見頃になるような気が。ススキたち、もしかすると中秋の名月に合わせて、ぐんぐんと成長かな。

 職場へ近づいた頃、道路沿いにある田んぼの中、ほんの一部だけ穂が沈んでいるように見える所があるのに気がつきました。どうやら、そこだけ実入りが良く、穂が重くなってのよう。今年は、あれだけ大雨が降ったのに、稲の倒れている田んぼは、ほとんど見かけません。農家の人たち、それだけ、田の管理がよかったという証拠になるよう。

 さて、窓から入る風が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、目標があればそれに向かって頑張れるけど、漠然としている場合、最初はやる気があっても月日が経つと共に熱意があせて、しまいには、もうやめたとなりかねないもの、だとしたら自分の意識を持続させるためにも、常に目標を定めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,211「茶色く枯れたアサガオの葉と黒いマスクの中学生と温泉と」    2021(令和3)年 9月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、地区公民館近く、駐車場の山側に植えられているアサガオの葉が、茶色く枯れ始めているのに気がつきました。上の方に水色の花が数輪残っているけど、地面近くの葉は茶色で、それが、上へいくにつれ徐々に薄くなり、てっぺんあたりは、すっかり黄緑色になっています。暑い盛りに目を楽しませてくれたアサガオを見られるのももう少し。

 緩い坂道の途中、白い長袖シャツを着た男子中学生が、黒いバッグを背負い、片手でスマホらしき物を見ながら、ゆっくり歩いてくるのが目に入りました。口には、黒いマスクです。あの時間だと、登校時間には間に合わないはずで、何か理由があっての遅刻かも知れません。最近、日によって気温差が大きくなっており、体調でも崩したのかな。

 さて、ひんやりした風がとても気持ちのいいこんな日は、あったかい温泉に入り、太陽が真上にあるときは、それがいつまでも続くと思っていたのに、日が傾き始めると、落ちてしまうまでその時間の早いこと、栄枯盛衰、日がすっかり暮れてしまった後から、盛りだった頃にやり残したことを悔いるようなことなどなかったか、考えるのも。。。



No.2,210「透明のビニール袋の中の夏ミカンと稗のない田んぼと温泉」    2021(令和3)年 9月2日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路脇を、おしゃべりをしながら歩いている、二人連れの女性がいるのが目に入りました。そのうちの一人が持っていた透明ビニール袋の中、大きな夏ミカンのような物が5個ほど入って。お土産としてどこかへ持っていくのか、それとも、出かけた先で食べるつもりなのか。二人ともマスクをしてなかったのが、少々気になるな。

 職場へ近づいた頃、道路沿いにある田んぼに、稗がほとんど生えてないのに気がつきました。稗を見つけたのは、途中にある田の隅に伸びていた、緑色の長い1本だけ。あれだけの数がある田んぼで、他に見当たらないとは、昔なら絶対にありえないことです。田を管理している関係者の人たちの汗の成果が、あんな形になって、はっきりと。

 さて、山の麓まで白い雲で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、ワクチン注射は打ったし、近くで感染した人がいるとの噂も聞かないし、久しぶりにマスクを外して知人と思う存分おしゃべりを、そんな気持ちも分からなくはないけれど、ほんの少しの気の緩みが大きな感染につながることを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.2,209「切られた柿の木の枝と橋の台工事と温泉と」    2021(令和3)年 9月1日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している空地の角、大きな柿の木の枝が切られ、根本近くに重ねて置いてあるのに気がつきました。あのあたり、毛虫が異常発生しているようで、葉の枯れた木が、あちこち目につきます。小さな木だと防虫剤等で処置できるけど、大きな木になると、それは無理なこと。なので、枝を切る方法を選ぶしか、他に手はなかったようで。

 橋に近づいた時、工事中の看板が立てられ、臨時設置ランプが点滅しているのが目に入りました。橋の手前側にあったコンクリート台が既に撤去されており、どうやらあそこでの工事が始まる様子。以前あった台には、河川名が表示されていた記憶があり、長い間ブルーシートがすっぽりとかけられていたけど、ようやくそのときを迎えることに。

 さて、道路の温度計が18度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、どうせなら穏便に済ませたいけど、被害の広がるのが確実だとしたら、泣いて馬謖を斬らざるを得ないことってあるもの、たとえその場の痛みは大きく伴うとも、それが全体を守ることになり、少々つらくともその時機を逸することなどなかったか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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