ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,208「野球帽を前後反対にかぶった男性と白いランニングシャツでの水やりと温泉と」    2021(令和3)年 8月31日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある小さな畑、白と黒の模様がある野球帽を前後反対にかぶった高齢の男性が、立って下を向いているのが目に入りました。どうやら、起こしたばかりの畑を見ていたようで、秋物野菜をどこへ植え付けようかと、場所などの確認したのかも知れません。たくさん食べたトマトやキュウリ等の夏野菜は終わり、季節はいよいよ秋の入口へとその歩みを。

 地区公民館の近く、白いランニングシャツに、半ズボンの男性が、水色のじょうろでプランターの花に水をやっているのに気がつきました。雨は、明日まで降らないとの予報。なので、日中暑くなって植えた花が枯れないようにと、朝一番の仕事。そういえば、子供たちが真っ黒に日焼けし、ランニングシャツ姿で走り回っていたのを見なくなり、どのくらい経つのかな。

 さて、遠くから草刈り機の音が聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、四季があればこそ、旬の野菜を食べられるのに、やれ暑い、やれ寒いだのと、口から出るのは、満足感をちっとも感じられない非難めいた言葉ばかり、太陽の光と降る雨はもちろんのこと、吹く風や光を遮る雲など森羅万象に、心から感謝の念を抱くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,207「顔の黒い案山子と公園の中橙色の灯りと温泉と」    2021(令和3)年 8月30日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路沿いにある畑の中、黒い顔をした人が、麦わら帽をかぶって立っているのに気がつきました。それが、手前と奥の方に2人です。二人ともずんぐりとした体形で、それにしても顔が黒いな、と思ってよく見ると2体の案山子。顔の部分を、黒いシートを加工し覆っており、パッと見まるで人間そのもの。よくぞ、あんなに似せて作ったもので。

 職場近くにある公園の木の間、橙色の電灯が2か所点いているのが目に入りました。あの電灯、おそらく明るさを感知し自動的に点灯するもの。それが、点いていたということは、今朝はそれだけ薄暗かったということになります。運転中、スモールライトを点けている対向車は、1台もいなかったけど、いても決して不思議ではない、朝の薄暗さだったな。

 さて、窓からの涼しい風が秋を感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、物事上達するための方法の一つに、その道の名人の真似から始めればいいのだとか、間違えて本筋から離れた人の真似などから入ると、後で大きく修正するため相当な時間と労力のかかることは必定、我は、誰かに真似をされるような人間だったかなと胸に手を当てて、考えるのも。。。



No.2,206「歩道の青い洗面器と稲刈りの済んだ田と温泉と」    2021(令和3)年 8月27日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している生け垣前の歩道に、プラスチック製の青い洗面器があるのに気がつきました。離れた所からでも、黒くなっているのがわかるので、相当使い古された物です。あの生け垣は、高齢の男性がプラスチック製のバケツを持ち、枯れた葉などを1枚ずつ抜いているのを見た覚えがあり、きれいにしている所なのだけど。

 緩い坂道の先、家と家の隙間から、向こうのほうに稲刈りの終わった田んぼがあるのが目に入りました。見えたのは、田んぼ2枚ほどだけど、刈り取られてすっきり。コシヒカリはまだ成熟しておらず青いままなので、あそこは早生品種の田んぼです。昨日刈り取りをしたので、その後乾燥と脱穀。早ければ来週早々には、口へ新米が入るかな。

 さて、雲が山を覆い始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の敷地内ならいざ知らず、分かって公共の場所等へ物を置くのは許されないこと、それが、ついうっかりなら、気づいた時点ですみやかに撤去すれば、まだ許容される範囲なのかも知れないけれど、誰かに迷惑をかけるようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,205「御堂屋根のブルーシートと田んぼの上の赤トンボ集団と温泉と」    2021(令和3)年 8月26日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある寺院御堂前に足場が組まれ、屋根にブルーシートがかけられているのに気がつきました。ブルーシートは、横が三分の一程の大きさに畳まれており、雨漏りが見つかったので覆っているのか。ただ、軒先部分のようなので、直すにしても大修理にはならない可能性があるかも。もしそうなら、不幸中の幸いだと言わなければ。

 道路横にある田んぼの上、小さな赤トンボが飛び回っているのが目に入りました。それが、一匹や二匹ではなく、数えられないくらいたくさんなのです。おそらく気温の変化を感じ、ヤゴから一斉に羽化したのでしょう。稲は、少しずつ黄色くなってきており、トンボは、それを見守るかのように上へ下へと自由自在に。秋は、もうすぐそこまでだ。

 さて、むっとする暖かい風が窓から入ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、全部ならいいけど、中途半端しかやってないと、やったかどうか分かってもらえないことってあるもの、同じように汗を流していたのに認めてもらえないのはなんとも寂しいことだし、どうせやるなら、最後までしっかりやり遂げるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,204「はっきり見えた道路と草刈り機を置こうとした高齢男性と温泉と」    2021(令和3)年 8月25日掲載
_
 今朝は、雲り。
 出勤途中、緩い坂道にさしかった時、道路がとてもはっきり見えることに気がつきました。どうしてなかと目を凝らして見ると、道路の白線が塗り直されて、真っ白になっていたせい。アスファルトの道が、なんだか引き締まって見えたのはそのためです。塗り直したのは、少し行った横断歩道までだけど、あの先はいつやるのかな。

 坂道の先、道路に面している田んぼの横、持った草刈り機を置こうとしている、高齢の男性がいるのが目に入りました。後ろの畔の草がすっかり刈り取られており、あの時間なのに、もう一仕事終えてしまったようです。暑い日の後、しばらく強い雨が続いたりしており、天候が不順。なので、できるうちにやっておこうと、早仕事だ。

 さて、暖かい風が窓から入ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、全部ならいいけど、中途半端しかやってないと、やったかどうか分かってもらえないことってあるもの、同じように汗を流していたのに認めてもらえないのは寂しいことだし、どうせやるなら、最後までしっかりやり遂げるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,203「自転車での田んぼ見守りと街路樹の赤い実と温泉と」    2021(令和3)年 8月24日掲載
_
 今朝は、雲り。
 出勤途中、道路横、白い半袖Tシャツを着た高齢の女性が、手を後ろに組んで立っているのが目に入りました。近くに自転車が置かれており、前かごの中にはたくさんの荷物が。きっと、田んぼの水のようすでも来たのでしょう。稲は、畔の近くから少しずつ黄色くなり始めており、見守りできるのも、来月中旬頃までだけになるかな。

 職場近くの街路樹に、小さな赤い実がたくさんなっているのに気がつきました。長い間目を楽しませてくれた、ピンクと白い花が散ってから、まだそれほど日は経っていません。その次は、小さな赤い実が、季節の移ろいを感じさせてくれるようです。あの実は、漢方として用いることがあるとか。落ちたやつ、いつか拾いたいもので。

 さて、ミンミンゼミの鳴き声がやけに大きく聞こえたこんな日は、あったかい温泉に入り、春先からほとんど手をかけてなかったのに大豊作、なんて世の中そんな都合のいいことなんてことはあるはずが、たとえ人目につかずとも、毎日黙々と汗を流している人たちがいたお陰で収穫できることを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.2,202「元気な3人連れとシャツの背中がめくれた女性と温泉と」    2021(令和3)年 8月23日掲載
_
 今朝は、雲り。
 出勤途中、道路のすぐ脇を、揃いの白い野球帽をかぶった3人連れが一列で、元気に歩いているのが目に入りました。先頭が父親で、後ろには小学高学年らしき男の子が2人です。親の腕には、スマホのような機器がつけられており、歩数や距離等を確認するためにか。履いているのも全員揃って半ズボンだし、仲良し親子の楽しい夏休みだ。

 道路沿いにある家の前、青色のホースで、プランターの花などに水をかけている、高齢の女性がいるのに気がつきました。その背中、上のシャツがめくれ、下に着ているものが見えているでは。日がのぼる前に水をやろうと慌てて外へ出たため、着衣の乱れに気がつかなかったのでしょう。背中には目がついていないし、そんなこともあるさ。

 さて、空気が生ぬるく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、クーラーの効いた部屋でゴロゴロしながらテレビを見ているだけでは、思い出として残らぬもの、それより、暑い中汗を流し懸命に歩いたことの方が記憶として刻まれ、後々あの時は大変だったけど楽しかったよなと、今年はどんな夏の思い出を残せるか、考えるのも。。。



No.2,201「風を切りながらのオートバイと大きく蛇行の電動四輪車と温泉と」    2021(令和3)年 8月22日掲載
_
 今朝は、雲り。
 出勤途中、前方から黒ヘルメットに黒い半袖シャツを着た男性が、オートバイに乗ってこちらへやってくるのが目に入りました。ヘルメットは顔全面ではなく、頭だけを覆うタイプです。そのため、銀縁の眼鏡をかけていることが、はっきり。今の時期、風を切りながら、颯爽とツーリングだから、さぞかし、気持ちのいいことで。

 地区公民館の近く、前の方、電動四輪車が左右へ小さく蛇行しながら、向こうへ進んでいるのに気がつきました。ゆっくり追い越した後、気になりバックミラーで見ていると、左へ大きく寄ったり、センターラインまで近づいたりと、蛇行が続いています。運転中の女性、ハンドルの異常にでも気がついて、調べていたのかな。

 さて、車の前を赤トンボが横切っていったこんな日は、あったかい温泉に入り、若い時やりたかったのに先立つものがなく、あきらめてからもう何十年、その後、お金については少しましになったようだけど、今度は時間と体力に大きな問題が発生、思い立ったが吉日でそのチャンスを逸していなかったか、考えるのも。。。



No.2,200「飾ったままの七夕と落ちた栗の青いイガと温泉と」    2021(令和3)年 8月20日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、七夕が立てられたままになっているのに、気がつきました。あそこには、8月初旬から飾ってあった覚えがあります。八月七日から2週間経過しており、葉も茶色に枯れてしまい、あのままにしておくのはいかがなものか。単に忘れているだけならまだいいけど、家で何かがあってそのままだと大変だ。

 緩い坂道の先、道路隅に栗のイガが落ちているのが目に入りました。それも、ぱっと見た目で30個ほどもあり、成熟するにはほど遠く、小さくてまだまだ青い状態です。あの場所では、落ちたイガを毎年見ているけど、今年は例年に比べ特に早いよう。あんな状況なら、長雨のため果物や野菜等に、悪影響が出ている可能性があるかも。

 さて、遠くの景色がめずらしくはっきりと見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、物忘れは誰にだってあるもの、忘れたことに気がついて、鬼の首でもとったかのように誰かを責め立てるのは、あまりにも心が狭すぎるというもの、忘れた人には、これ忘れてましたよ、と笑顔を添えてて優しく伝えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,199「コンクリートに腰かけた人と麦わら帽で自転車の男性と温泉と」    2021(令和3)年 8月19日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公共施設の近く、臨時の信号機が設置されており、その横で、コンクリートの低い塀の上に腰かけている、男性がいるのに気がつきました。白ヘルメットをかぶり、手に持っていたのが小さな赤い旗。交通指導の工事関係者で、作業が始まるまでの間の小休止のようです。これから、しばらく立ちっぱなしになるため、体力温存かな。

 緩い坂道の手前、前方から大きな麦わら帽で自転車に乗った男性が、こちらへやってくるのが目に入りました。白いTシャツの上、白地に紺色模様のある、爽やかな感じの半袖姿です。通りすがりに顔を見ると、以前からよく知っている人では。通勤途中でなければ停車して挨拶するのに、あの年代にしてはいつまでも若く、羨ましい限りで。

 さて、川の水が灰色に濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、少々の無理ぐらいなら簡単にこなせたのは若いときのこと、ところが、ある年代になると体の無理が効かなくなり、体力低下を実感することに、自分の力を過信して最初から全力疾走、結果、すぐ息が切れ誰かに迷惑をかけるようなことなどなかったか、考えるのも。。。



No.2,198「黒いベストの女性と作業服での写真撮影と温泉と」    2021(令和3)年 8月18日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、黒いベストに七分丈のズボンを履いた高齢の女性が、道路を渡ろうとしているのが、目に入りました。どうやら、ゴミを置きに行った、その帰りのようです。雨のため気温が下がっており、いくらなんでも長袖だと暑いし、半袖だけでは肌寒く感じられるためベストを着用したもの。それにしても、お盆明けが、こんなに涼しいだなんて。

 橋を渡ってすぐ、道路横で、黄色いヘルメットに薄い水色上下の作業服を着た男性が、小さなカメラで写真を撮っているに気がつきました。道路上に、小さな黒板が立てて置かれており、そこには白いチョークで何やら書き込みが。工事に関する写真撮影のため、作業を開始する前の状況を、撮っていたようです。とすると、もう工事が始まるのかな。

 さて、窓から入る風がとても涼しく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもこうだから、次も同じようになるはず、それが通っていたうちはいいけれど、変化が生じた途端に慌てて右往左往してしまい、きちんと対応できればいいけれど、中にはついていけないことだって、そんな時に備えた準備をしっかりとしていたか、考えるのも。。。



No.2,197「電柱に巻きつけられたブルーシートと除草作業中の男性と温泉と」    2021(令和3)年 8月17日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある電柱に、青いシートが巻きつけられているのに気がつきました。地面から大人の肩ぐらいまである高さで、全体をビニールテープでぐるぐる巻きに。誤って車がぶつかったのか、あるいは腐食が進むなどして、緊急に修理をする必要が生じたのかも知れません。傷んだのであれば、手当は、早めにしなければ。

 緩い坂道の手前、道路横に除草作業中の看板が立てられ、そのすぐ近くで白ヘルメットに青い上下カッパを着た男性2人が、作業をしているのが目に入りました。1人は、草刈り機を使っての作業。もう1人は、刈った草をこまざらいで集める仕事です。雨の降る中、カッパなのでとても蒸せるはずだし、動いていると、きっと汗まみれに。

 さて、山のあちこちに小さな雲が浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、何か変だなと感じたとき、すぐ対応すればいいのに、このくらいなら大丈夫だろうとついついそのままに、月日が経ち知らないうちに傷みが増してしまい、気がついたときにはいきなり大手術が必要、などということはなかったか、考えるのも。。。



No.2,196「塀へくっつくように止めた車と祠の前の白い百合と温泉と」    2021(令和3)年 8月13日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路に面している家の駐車場に、いつもは見慣れない大きな黒い車が止まっているのに気がつきました。広い庭なのに、まるで塀へぴったりとくっつくようにしてです。塀の隙間からちらっと見えたナンバーは県外で、おそらく実家へ里帰りしたもの。帰省は中止して、との要請があるため、近所の人などへ見られないようにか。

 信号機の横に設置されている小さな祠の前、大きな白い百合の花が供えられているのが目に入りました。まるで、花瓶からこぼれるかのようにして数輪です。あの祠の前には季節ごとに、時期の花や果物などが供えてあるところ。いつも祠の世話をしている人が、お盆に入るからと、わざわざ百合を選んで、家から持ってきたもののようで。

 さて、雨でなんだか薄暗くなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、普通にしていれば見逃してしまうのに、隠れるようにしているから逆に目立ってしまうことってあるもの、心にやましいことがあるから堂々とできないのは分かるような気がするけど、最近人の目をまっすぐ見られないようなことなどしてなかったか、考えるの。。。



No.2,195「ゴミ置き場横のピンク色スノッパ―と一時停止した観光バスと温泉と」    2021(令和3)年 8月12日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにあるゴミ置き場の横、ピンク色の除雪具スノッパ―が立てかけられているのに気がつきました。今日は、月に1度の金属やガラス類等を捨てる日。なので、物置の隅にでもしまってあった古いスノッパ―に気づいて、処分することにしたのでしょう。真夏の暑いこの時期、汗を流しながらの片付けは、なかなかできないもので。

 職場へ近づいたとき、道路幅が少しせばまっている所へ差し掛かったとき、前方から向かってきた大きな白い観光バスが、一時停止したでは。こちらの車を優先して通させるため、わざわざ止まってくれたのです。通り過ぎるときに、何気なく見ると、遠方の県外ナンバー。コロナ感染が拡大する前に計画を立てたため、中止できずやむを得ずかな。

 さて、雨のためとても涼しくなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、すぐやればいいのについつい後回し、そのことをすっかり忘れていたのに、ひょんなことから思い出し、遅ればせながらと取りかかったのまではよかったけれど、思いのほか時間がかかってしまい、またまた延期へと心が動き、なんてことはなかったか、考えるのも。。。



No.2,194「帽子で顔を隠した女性と黒い長靴を履いた男性と温泉と」    2021(令和3)年 8月11日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、黒い帽子をかぶり、両手に大きな袋を持った女性が、こちらの方へ向かって歩いて来るのが目に入りました。帽子かと思ったら、頭部のない、大きなつばだけのものです。顔が全部隠れているため、どんな人なのかその表情は窺えず。あれは帽子というより、他人から自分の顔を見られないようにするため、かぶっているものだ。

 坂道の途中、道路沿いの家の前に止められた車の側、青い帽子に、黒い長靴を履いた男性が立っているのに気がつきました。そのすぐ横に、ポットを入れた籠のような物が2個置いてあり、これからどこかへ仕事で出かけるのでしょう。長靴だということは、足が泥などで汚れるところか、水のあるような場所のはず。今なら、山か畑へかな。

 さて、吹く風が涼しく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かに顔を隠したいと思うのは、迷惑をかけた人や嫌いな人などと出会った時、逆に、見た途端こちらから声をかけたくなるのは、好意的に接してくれている人や、いつも笑顔で語りかけてくれる人など、この身はそのどちら側に位置していたかと、考えるのも。。。



No.2,193「橙色雨具着用中の男性とうつむいたヒマワリと温泉と」    2021(令和3)年 8月10日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、公共施設の駐車場の中、降っている雨を避けるためにバックドアを上げ、橙色の雨具に袖を通している男性がいるのに気がつきました。その横には、同じ色のズボンを履いている途中の別の男性がおり、支給された揃いの雨具を身につけて仕事に就くようです。着る順番、上着からの人もいれば、ズボンを先にする人もいるようで。

 緩い坂道の途中、道路沿いにある小さな畑に、十本ほどのヒマワリが咲いているのが目に入りました。どのヒマワリも、向いているのが西の方で、首を垂れたうつむき加減。昨夜からの大風と大雨で、朝太陽が昇る東の方角を向くことができなかったようです。そういえば、ヒマワリを植えている家、ほとんどない年だったな、と今頃気づいて。

 さて、川幅いっぱいに茶色い水がゴウゴウと流れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、なぜそうなったのか定かではでないけれど、いつの間にか身についたことってあるもの、子供の頃こうしなさいと家族に言われたのが、そのまま記憶の底に定着した可能性が大きいようで、たまには教えてくれた人たちのことなど、考えるのも。。。



No.2,192「塀に立てられたアルミホイールカバーと柄を地面にさしたひしゃくと温泉と」    2021(令和3)年 8月9日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある白い塀の前、車のアルミホイールカバーが立てかけられているのが目に入りました。1枚だけなので、おそらく通行中の車からはずれて、そのまま落ちたもの。塀の家の人がそれを見つけ、探している落とし主に分かるよう、わざわざ目立つように置いたのでしょう。通行の車、ここのところ多くなっているから。

 道路に面している大きな畑の隅に、柄の部分を地面にさした長いひしゃくが、立てられているのに気がつきました。高さは、大人の肩ほどもあり、水を入れる部分は黒いプラスチック製です。水が流れる側溝のすぐ近くに立ててあり、あそこから水を汲んで畑の野菜にかけていたようです。あれだけ大きな畑なので、続きは、後でやるのかな。

 さて、車の窓からアブが飛び込んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、悪気はなくても、本人の気がつかないうちに、誰かに迷惑をかけることってあるもの、それが笑って済ませるうちならいいけど、もしケガや事故につながったりすると大ごとに、車だけでなく身近にある機具等の整備はきちんとするようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,191「薄手の白い手袋をした男性と赤い短パンと靴の男性と温泉と」    2021(令和3)年 8月6日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の近くで、白ヘルメットに長袖シャツ、白い安全ベストを着た男性2人が、立ちながら向かい合って話をしているのが目に入りました。2人とも手に赤と白の手旗を持っているので、道路工事の関係者。うち一人は、両手に薄手の白い手袋をしています。別の一人は素手のままなので、どうやら白い手袋を使うのは強制ではなさそう。

 緩い坂道の先、黒い半袖シャツに膝下まである赤の短パンを履いた若い男性が、こちらへ向かって走って来るのに気がつきました。靴も真っ赤で、帽子はかぶっていません。あの時間帯に出会うことは非常に珍しい、若年層。巷はオリンピック一色なので、それに触発され走り始めたのかも知れません。どうせなら一過性でなく、続けばいいけれど。

 さて、家から外へ出ると涼しく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、夏休みは朝から晩まで外で遊び放題、そして友達同士どっちが黒いかの自慢競争、子供の頃の夏はそんなこともあったけど、日焼けも過ぎると皮膚によくないのだとか、あちこちに目立っている古いシミをこれ以上増やさないためにはどうすればいいか、考えるのも。。。



No.2,190「鍬と鎌を持った女性と道路真ん中で立ち止まった子猿と温泉と」    2021(令和3)年 8月5日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している車庫の前、麦わら帽をかぶって鍬と鎌を持った女性が、白い軽四車の後ろにいるが目に入りました。鍬を持っているということは、おそらく畑仕事。鎌は草刈りか、野菜収穫等のために使うのでしょう。それにしても朝から暑くなっているこんな日に、外での農作業、熱中症にはくれぐれも気をつけて。

 坂道の手前、道路の先を黒っぽい猫のような動物が、左から右へゆっくり歩いているのに気がつきました。その途中、反対側車線の真ん中付近で立ち止まり、こちらをじっと見ているでは。近づくと小さな猿です。上の方から、ワゴン車が向かってきたのに気づいたようでノロノロと崖の方へ。まだ、車が危険だと知らないのかな。

 さて、セミの声が大きく聞こえているこんな日は、あったかい温泉に入り、クーラーの効いたところにいると、外の暑さが全く分からないもの、室内から出た時の第一声が「こんなに暑いがなら、外へなんて出られんわ」、そんな暑さの中でも、汗をながしながら黙々と働いている人たちのことを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.2,189「飾った七夕の短冊と白い手拭いをかぶった女性の草取りと温泉と」    2021(令和3)年 8月4日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くにある家の前、七夕が飾ってあるのが目に入りました。高さは、大人の背丈ぐらいで、それほど大きくありません。紺やピンク色などの短冊が下げられていますが、どうやらプラスチック製。あれならどんなに雨が降っても、破れて落ちたりはしないので、最近の主流。でも、環境的にみると、いったいどうなのかな。

 公民館の先、一段高くなっている畑の道路側、頭に白い手拭いをかぶった高齢の女性が、かがんで草取りをしているのに気がつきました。その周辺、伸びている草は全く見当たらず、数ミリのものが残っているだけ。どうやらあの女性、とてもきれいな仕事をする人のようで、若い者に真似をしろと言っても、おいそれとできるものでは。

 さて、荷台に橙色の大きなタンクを積んだ軽トラックが走っていったこんな日は、あったかい温泉に入り、便利さを優先すべきか、それとも、地球全体のことに思いをはせるべきなのか、そんなきれいごとを言っても、人はどうしても目先のことに囚われてしまいがち、でも、子々孫々に与える影響のことなどについてゆっくり、考えるのも。。。



No.2,188「素敵な黒い日傘の女性とプランターの中の草取りと温泉と」    2021(令和3)年 8月3日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横を、黒い日傘をさしながら歩いている女性がいるのに気がつきました。首元に、黒い布を巻いてです。どこかへお出かけなのかなと思ったら、右手に持っていたのがも小さなやせるゴミ袋。近所へのゴミ出しだけど、日差しが強いため、日傘を使うことに。いい物だからと大事にしすぎるより、どんどん使った方がいいようで。

 道路沿いにある家の前、高齢の女性が腰を折り曲げるようにして、茶色いプランターの中の、草取りをしているのが目に入りました。右手に持っていたのが、取ったばかりらしき黄緑色した長い草。箱で隔離されているあんな場所へ、どこからどうやってもぐりこんだのでしょう。草取りが終わってから、後はじょうろでたっぷり水やりかな。

 さて、ひんやりとした風が窓から通り抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、これは高価な物だから特別のときにしか使わないぞ、と保管したのはいいけれど、結局そんな特別のときなんて滅多にあるものでは、大事にしすぎてどこへ置いたのかさえ忘れてしまい、開けたときには時代遅れなんてことはなかったか、考えるのも。。。



No.2,187「庭木の上に干した籠と張った2枚のよしずと温泉と」    2021(令和3)年 8月2日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある家の庭先、丸い形をした植木の上に竹で編んだ籠が干してあるのが目に入りました。白っぽい色と焦げ茶色の竹2種類を、交互に組み合わせたもの。大きな木がすぐ側にあり、日差しを遮っています。籠に直射日光に当てると竹を痛めるため、わざわざ日影を探してあの場所に置いたもの。強すぎるのも、害の一つで。

 道路から下に見える家に、2枚のよしずが張られているのに気がつきました。まだ新しいもので、置いてからそれほど日数は経っていないようです。場所は、東向きにある部屋のガラス戸前。朝から太陽の光が差しており、よしずがないと、室温どれだけ上昇するのか。でも、最近、よしずを使っている家をほとんど見なくなった気がするけど。

 さて、むっとした暖かい空気が窓から入って来るこんな日は、あったかい温泉に入り、必要なものでも、それが過ぎると大きな迷惑になることがあるし、かといって足りなくなるとこれまた支障を来たすから難しいもの、やはりどちらにも偏らず物ごと中庸であるのが一番かも、最近我が身どこか変な方へ傾きすぎてなかったか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

前のページに戻ります
トップページに行きます