ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,186「ハイキング用のポールを持った女性とこまざらいの棒に通した袋と温泉と」    2021(令和3)年 7月30日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、ハイキング用のポールを腰の後ろで横にし、それを後手で持ちながら、こちらの方へやって来る高齢の女性が目に入りました。ポールの先端には、厚めのゴムカバーがついており、黒色のバッグを背負っているので、どこかへハイキングにでも出かけるのでしょう。白いマスクは、今、どこへ行くにも必需品だからしっかりと。

 公民館の先、大きな荷物を肩に持った男性が、道路を渡っていくのに気がつきました。水色の上下作業服に、緑色のヘルメット。大きな袋2つの持ち手部分を、竹製こまざらいの棒に通し、それを肩へ背負うようにしてです。袋は、人間がすっぽり入るほどの大きさで、どうやら草刈り後それを片付けるために、わざわざ持っていくようで。

 さて、橋の上を猿が走って横断したこんな日は、あったかい温泉に入り、暑い暑いとクーラーの効いた所ばかりにいると、体がなまって後々健康面で困ったことになりかねないもの、今の時期熱中症と人ごみには気をつけねばならないけど、それらをしっかり防御しながら、気持ちのいい汗をかくようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,185「顔半分を覆った白い手拭いと紺色のアサガオと温泉と」    2021(令和3)年 7月29日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い曲がり角の先道路横を、紺色長袖を着た女性が、大きな竹ぼうきを持って歩いているのが目に入りました。顔の下半分を、白い手拭いで覆ってです。手拭いを頭の後ろで縛ってなので、鼻から胸元あたりまでの広範囲をカバー。コロナ対策もあるけど、額からにじみ出る汗をぬぐうのには最適だし、いいものを使っている女性だ。

 地区公民館の近く、道路に面している家の軒下に、紺色のアサガオが5輪ほど咲いているのに気がつきました。また、地面の近くには、同じ色が2輪。ところが、その中間には全くアサガオの花が見当たらないのです。例年だと、数えるのに困るほど沢山咲いていた記憶があるのに、なぜか今年はなし。アサガオにも、当たり外れの年があるのかな。

 さて、ツバメが空を飛び回っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、白い手拭いを縦方向にたたみ、それを半分に折って腰の後ろのベルトへ下げている人は、バンカラな感じがして憧れたものだけど、あれは随分昔のこと、あの時目にした腰の手拭いは洗ってあり汚れなど見えなかったもの、あの頃の純真な心はどこへ行ったかなと、考えるのも。。。



No.2,184「並んで咲いたトウモロコシの白い花と車庫に立てかけられた脚立と温泉と」    2021(令和3)年 7月28日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある畑のトウモロコシの上に、白い花がずらっと並んで咲いているのが目に入りました。トウモロコシは、個人で消費するためではなく、どこかへ出荷するほどたくさんの本数が植えられており、収穫まではもう少しでしょう。強い太陽の光を浴びて、これから実入りがどんどん進むはずで、あれを見る限り、豊作間違いなしだ。

 道路の奥の方にあるコンクリートの車庫、灰色の脚立が立てられているのに気がつきました。脚立は伸ばした状態で、高さは屋根の上までです。あの脚立は、同じ場所で寒い時にも見た記憶があり、年間を通して屋根に上ることがあるのかも知れません。いま上るとすれば、落ち葉や木の枝等が落ちているのを、きれいに掃除をするためなのかな。

 さて、遠くの田んぼで機械を使って草刈中の人がいたこんな日は、あったかい温泉に入り、条件さえ揃っていれば、それだけで大きく成長する訳ではないけれど、ある程度の環境はどうしても必要なもの、太陽の光、田畑の土を潤す水、肥沃な土、適度な風、そして、収穫まで汗を流し続ける農家の人たちのことを忘れていなかったか、考えるも。。。



No.2,183「こぼれるような笑顔の男性と道路へ飛び出した子供と温泉と」    2021(令和3)年 7月27日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある生け垣の奥、白ヘルメットに水色長袖シャツを着た男性が、立っているのに気がつきました。長袖シャツの上に白い安全ベストを着け、手に赤い交通指示棒を持ってです。近くの道路で配管工事が行われており、そのための関係者なのでしょう。男性はこぼれるような笑顔で、他の男性と何やら話中。朝からの笑顔って、いいな。

 緩い坂道の先、道路へ5歳ほどの子供が飛び出して、それを止めるかのように、男性が追いかけているのが目に入りました。追いかけている男性は、顔や腕など全身が真っ黒。近づいたときその男性を見ると、どうやら中学生ぐらいの年齢です。夏休みに入って間もないけど、外でたっぷり遊んであんなに黒くなったのか。いい夏休みを過ごしているようで。

 さて、爽やかに感じる風が窓から吹き込んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、難しそうな顔を自分から好んでしている訳ではないけれど、どうしてだかいつの間にかそんな表情になっているこの身、眉間に深く刻まれたしわはもう消せないようだけど、せめて口角を精いっぱい上げながら意識して笑顔で話すようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,182「バッグを背負った男子中学生とトラック運転席の足上げ男性と温泉と」    2021(令和3)年 7月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路を駅の方へ向かって歩いて来る、男子中学生がいるのが目に入りました。白の半袖Tシャツに濃紺の半ズボンで、黒いバッグを背負ってです。そのバッグは、背負うものではなく、手提げするタイプのようだけど、持ち手を両肩に通しているでは。だとすると、持ってもいいけど、背負ってもいいしと、両方できるようにしたデザインなのかな。

 緩い曲がり角の先、片側一車線道路横に灰色のトラックが止まっているのに気がつきました。非常灯は点滅していないけど、運転席に人影が。見ると、両足をフロント部分に足をのせて、スマホをさわっている男性がいるでは。仕事が始まる前の早い時間に到着したため、時間調整をしているのでしょうか。でも、あんなところへ足は上げない方がいいのに。

 さて、窓から生ぬるい風が入ってくるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつの間にか既成概念で物事を判断しようとする癖がついてしまい、手に持つのと背負うのは全く異なっているため、頭からそれを両方できるはずがないとの思い込みがあるけど、この社会にはそんなものを打ち破ろうとする新たな流れもあることを理解していたか、考えるのも。。。



No.2,181「新聞と草を手にした女性と半ズボンに黒いタイツでのマラソン男性と温泉と」    2021(令和3)年 7月23日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、右手に新聞、左手に草を持った高齢の女性が、玄関の方へ歩いているのに気がつきました。新聞は、郵便受けに入っていた、折られたそのままの形でです。新聞を取りに玄関先へ出たとき、伸びた草が目へ入り、引き抜いたのでしょう。新聞を読むには遅い時間のようだけど、そうだ今日は祝日だった。

 地区公民館に近づいたとき、前の方から紺色半袖ポロシャツに、灰色の半ズボンを履いて走って来る若い男性がいるのが目に入りました。素足だと太陽の光で焼けてしまうから、それを防ぐためにか、半ズボンの下がまっ黒いタイツです。本格的に暑くなる前の涼しい時間帯に、マラソンで走っていい汗を流せば、きっと気持ちもすっきり。

 さて、川の水が灰色に濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、朝は新聞を手に取って隅から隅まで目を通し、というのはある程度の年齢層、今は、スマホでいつでも最新ニュースを見られため、新聞をとってない家庭もあるのだとか、新聞時代を生きてきた身とすれば、祝日ぐらいじっくり活字に目を通していたか、考えるのも。。。



No.2,180「畑の隅の小型耕運機と紺色半ズボンの女子中学生と温泉と」    2021(令和3)年 7月22日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している、大きな畑の隅に、小型耕運機が置かれているのが目に入りました。あそこは、昔田んぼだったところで、その後畑に変わったところ。畑はすっかり耕されており、植えたばかりとおぼしき野菜の緑色した苗が、等間隔で頭をのぞかせています。あんな小さな家庭用の耕運機でも、人手だけでやるのとは大違い。

 坂道の先、紺色の半ズボンを履いた女性中学生が、道路近くで立っているのに気がつきました。そのすぐ近くに、灰色のワゴン車がゆっくり近づいて停車。どうやら、その車へ乗り込んだようです。ワゴン車の側面には、英語で役所名が書かれており、公共機関が行っている地域住民のための定期巡回車。今日は、部活のために登校かな。

 さて、セミが大きな声で鳴いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、力自慢知識自慢といっても、所詮人間には限界というものがあるもの、かといってあまり無理をしすぎると体を壊してしまうこともあるし、自分に不足しているものが何かを自覚し、足りない部分を積極的に他のものを使って活用するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,179「撤去された建設現場の鉄板と浴場腰かけでの草取りと温泉と」    2021(令和3)年 7月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くにある建設現場の鉄板が、一部撤去されているのに気がつきました。斜面にべったりと敷かれていた鉄板が、1枚も見当らないのです。手前側の地面には、まだそのまま敷かれているけど、建設作業員が何人か動いており片付けに入っているのかも知れません。鉄板よ、工事が終了するまで、あんな大きな重機によくぞ耐えて。

 坂道の手前、道路横で、草取りをしている高齢の男性がいるのが目に入りました。家の浴場で使う、水色の腰かけに座ってです。しゃがむと、膝や腰に負担がかかるし、肉体的につらくなるもの。その点、腰かけてだと楽だし、あちこち痛くなることもなし。ちょっとしたことで作業効率が上がるのなら、それを上手にを活用しない手はないから。

 さて、空に白い雲が広がり始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、普段だと足元なんて全く気にしないもの、余程のことがない限りほとんどの道路などがそれだけ整備されている証拠で、そんな社会を支えている人たちに感謝せねば、我も、手抜きで楽ばかり追い求めず、世の中の何かの支えになれるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,178「出た稲の穂と家の周りの灰色シートと温泉と」    2021(令和3)年 7月20日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路沿いにある小さな田んぼで、稲の穂が出ているのに気がつきました。それも一部ではなく、たくさんの稲にです。稲の丈は、それほど高くないようで、まだ成長途中のはずなのですが。あの田んぼは、確か他より遅く田植えをしたはずなのに、先に穂が出たのは日当たりが良いなど、いくつかの要因が重なったためなのかな。

 緩い曲がり角の先、道路から一軒奥にある家の周りが、半分ほど上まで灰色のシートで囲われているのが目に入りました。横目で見ると、古い家を取り壊している途中で、廃材の上に大きな重機が載ったままの状態です。あのシートは、周りの家に、ほこりやゴミなどが飛び散らないようにとの配慮で、家が近くあると壊すのも大変だ。

 さて、風がなく暑さを予感させるこんな日は、あったかい温泉に入り、同じように手をかけても、どれもが全く同じに成長する訳ではなく、早いのもあれば、随分遅くなるものだってあり、それが個性というもの、少々早いか遅いなどで一喜一憂したりせず、じっくり時間をかけながら成果を確認するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,177「撤去されたプレハブ小屋と黄色い半袖Tシャツの若い男性と温泉と」    2021(令和3)年 7月19日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路横にあった、建設会社のプレハブ小屋が、撤去されているのに気がつきました。あのプレハブにはエアコンが整備され、隣にトイレ棟もあり、1年を通して使われていたのにです。長い間敷地内に置かれていた、中型黄色いパワーシャベルも見当たらず。あそこを基点にしていた工事が、全て完了したらしく、もうすっきりきれいに。

 緩い坂道、白い野球帽に黄色い半袖Tシャツを着た若い男性が、自転車でゆっくり下りてくるのが目に入りました。黒いバッグを背中側、右肩から斜めにさげてです。まさか、あの恰好で会社へ行くとは思われず、サイクリングを楽しんでいるのでしょうか。暑いからとクーラーの効いた家の中ばかりに閉じこもらず、外の空気を吸うのもいいことで。

 さて、あちこちでセミの大きな鳴き声が聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、終わってから、そこにゴミ等が一片も残されていなければ、きちんとした性格の人が管理していたことが分かるもの、ところが、あちこちゴミが落ちたままになっていると、片づけるのが苦手な人の可能性が大、我はいったいどちら側だったかなと、考えるのも。。。



No.2,176「屋根にスピーカーのついた車と異なった挨拶と温泉と」    2021(令和3)年 7月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、臨時信号機が赤のため止まり、青色へ変わったのに、前の車がすぐ動き出さないことに気がつきました。どうしたのかなと背伸びして見ると、先頭の車の屋根にスピーカーがついており、それがゆっくり出発し大きな音で「歩行者が横断している時は」などと。夏の交通安全運動で、その関係者。だから、見本を示していたのか。

 緩い坂道の途中、緑色の安全パトロールベストを着た男性が、道路すぐ横に立っているのが目に入りました。その人が、反対側車線からこちらの方へ進んで来たワゴン車の運転手と知人だったようで、片手を上げて挨拶です。私も知っているパトロールの人なので、頭を深く下げてあいさつを。すると、向こうも同じように頭を下げて。

 さて、空に雲が広がりつつあるこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かに「こうしなさい」と言う人は、自分がそれを守ることは当たり前、もし、それが誰も見てないような場所であってもきちんと守らねば示しがつかないというもの、そんなことも出来ないのに簡単に口に出すようなことはやっていなかったか、考えるのも。。。



No.2,175「道路を竹ぼうきで掃く男性とミーンミーンの鳴き声と温泉と」    2021(令和3)年 7月14日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の先、工事のため臨時信号機が設置されている手前側、竹ぼうきで道路を掃いている男性がいるのが目に入りました。現場の道路上に細かな砂利等が残っているため、それをきれいにしていたようです。灰色半袖ポロシャツの下に黒い長袖シャツで、最近よく見かける組み合わせだけど、口にはきちんと白マスクをして。

 信号機の手前、山側の木々の間から、ミーンミーンというセミの鳴き声が聞こえてくるのに、気がつきました。昨日までは全く鳴いておらず、幕が突然開いたかのように一斉にです。あのセミたち、地面の中で長雨が終わるのをじっと待ち、止んだと感じた途端一気に表舞台へ出てきたのでしょう。これから晴れた日は、特にうるさくなるぞ。

 さて、夏の雲が浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、暑い時は、ついついだらしのない恰好になりがち、首元は大きく開けておきたいし長ズボンより半ズボン、でも、それだとなんだか気持ちが緩んでしまい、生活態度まで引きずられてしまうけど、暑くてもマスクと手洗いは欠かさないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,174「手の甲の白いマスクと花壇の黒いビニールシートと温泉と」    2021(令和3)年 7月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、歩いている安全パトロールの帽子をかぶった女性左手の甲に、白いマスクがあるのが目に入りました。まるで、左手甲をマスクで覆っているかのようにしてです。子供たちを安全に学校へ送ってからの帰り、息苦しくなってはずしたのでしょう。長時間歩くときなど、マスクをしていると、つらくて体が悲鳴を上げることがあるので。

 橋の手前、道路崖側の下にある細長い花壇に、黒いビニールシートが敷かれているのに気がつきました。それも、端から端まで全体にびっしりとです。シートには、大きめの黒い穴が等間隔で開けられており、花を植えるのはあそこになるはず。日陰だけど、草はどこでも生えてくるので、シートがあればそれを防げるし、花だって守れるから。

 さて、窓から入る涼しい風が心まですっきりさせてくれる気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、つらいのは嫌だからと横になってゴロゴロしているより、体にある程度の負荷をかけることは必要なこと、だからといって体が悲鳴を上げるまでやるとなるとそれは逆効果、つらいばかりでなく適度な息抜きも忘れずにしていたか、考えるのも。。。



No.2,173「オレンジ色上下服の男性2人とランプ点滅停止中の軽四車と温泉と」    2021(令和3)年 7月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横のある空地に、白いヘルメットをかぶり、オレンジ色の上下服を着て、手に赤い小旗を持った男性2人が立っているのに気がつきました。道路手前で掘削工事が行われており、交通指導等のため掘った穴の前後場所に立つ準備をしているのでしょう。あの、やけに目立つ強いオレンジ色の服は、雨に備えてのカッパだ。

 大きな松の木の下付近、黒い軽四車がランプを点滅させながら、止まっているのが目に入りました。気になって通りすがりに見ると、運転席で体を左側へかがめ、何かを探しているような姿勢の女性が。その様子等からして、特に緊急事態が生じたわけでもなさそう。途中で忘れ物でも思い出し、どこかになかったと確認をしていたのかな。

 さて、橋の上、車の中を強い風が吹き抜けたこんな日は、あったかい温泉に入り、時と場所と立場よって、身に着ける服等を変えねばならないことがあるもの、改まった席でのTシャツは、まったくいただけないし、逆に、遊ぶ場所でのネクタイはとても窮屈に感じるもの、今、身に着けているのはどんなだったかと、考えるのも。。。



No.2,172「たるんだ紐の下の小型犬と咲いた一輪のアサガオと温泉と」    2021(令和3)年 7月10日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路の横にある電柱の近く、紺色半袖ポロシャツを着た高齢の男性が、腰を半分に折りながら白い小型犬の、首からの紐を持っているが目に入りました。腕は、地面とほぼ水平で、少したるんだ紐の下を、犬がゆっくりと歩いています。まるで、操り人形を持っているかのようにも見えるけど、もし、大型犬だとあの形は絶対に無理。

 地区公民館へ近づいた時、道路沿いにある家の前、屋根の軒下から張られているネットの下の方に、青いアサガオが一輪咲いているのに気がつきました。確か、あそこは、毎年アサガオを植えている家だったような記憶があります。どうやら、家庭での年間行事の一つに入れているようで、今年も、前を通る人たちの目を楽しませてもらえそう。

 さて、雲が近くの山の頂付近まで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、本人が誰かのためにやっているつもりでも、実は、それが自分自身のためになっていることがあるもの、せっかくやって上げているのに感謝の一言もないのはどうしてなのだ、などと言わず、やらせてもらえることに心から感謝していたか、考えるのも。。。



No.2,171「玄関横の水道ホースと古い掲示板と温泉と」    2021(令和3)年 7月9日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関横、水道の蛇口にホースのつながれている家があるのに気がつきました。それが、1軒だけではなく何軒も続いてなのです。ホースは、それほど長くなく、短めの家ばかり。その近くには、花を植えたプランターが置いてあり、暑い日が続いた時など、水やりで使うのでしょう。活躍は、来週あたりからか。

 坂道の途中、道路すぐ横に、古い掲示板があるのが目に入りました。前面の部分は相当傷んでおり、ベニヤ板が一部はがれそうになっています。あそこに掲示物が貼られているのを見かけるのは、選挙が近づいたときぐらいだけかも。だとすると、公共の掲示板ではなく、私的に設置している可能性がありそう。場所も、道路の上の方だから。

 さて、雨が続いているこんな日は、あったかい温泉に入り、晴れの日ばかりではだめ、雨の日ばかりでもだめ、動植物等にとっては天気が適度に変化することで生きるための恵みとなるもの、もし足りないときはそれを補うのが持てる者の務めのはず、自分だけ天を仰いで悠々と知らぬ存ぜぬを通してはいなかったか、考えるのも。。。



No.2,170「宙に浮いた細いパイプと並んで埋め込まれた細い角材と温泉と」    2021(令和3)年 7月8日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、緩い曲がり角の先、道路反対側車線に簡易信号機が設置され、赤色ランプが点滅しているのが目に入りました。信号機の後ろ側に、ぽっかりと大きな穴が開いており、その中で、鍵型に曲がった細いパイプが宙に浮いたままの状態になっています。あれは、おそらく水道管で、長年使用による劣化のための、交換工事が始まったようで。

 山側にある、起こされて間もないように見える畑の畔側に、細長い角材が、並んで埋め込まれているのに気がつきました。頭を出していたのは、30センチほど。その出ている角材の長さと、ほぼ同じぐらいの狭い幅で、横へきれいに並んでなのです。野菜などの植え付けをするため、その前準備なのでしょうが、あんな間隔でいったい何を植えるのかな。

 さて、川の水の色が茶からきれいな青へ戻りつつあったこんな日は、あったかい温泉に入り、使い始めの頃は、新しいだけで嬉しく、それがどれだけの年数持つかなど頭になく、使えなくなることなど夢にも見ないものだけど、人間を含め全てのものが、年月とともに確実に劣化が進むという事実をうっかり忘れてはいなかったか、考えるのも。。。



No.2,169「白い紐で縛った段ボールとコンクリート斜面からの草や枝と温泉と」    2021(令和3)年 7月7日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにあるゴミ置き場の横、まとまった段ボールが白い紐で縛って置いてあるのが目に入りました。その中、きれいに印刷された化粧箱などは見当たらず、茶一色です。この何年か、無駄な資源を使わない簡易包装が広まっており、その影響が出ている証拠。外側の箱を飾りたてて見栄えをよくするより、一番大事なのは中味だから。

 道路すぐ横、コンクリートで覆われた斜面から、長い草や枝が伸びているのに気がつきました。それも、コンクリートの継ぎ目や、水抜き用の丸い穴などからです。草や木など、どこから顔を出してやろうかと、あちこち場所を探し、ようやく見つけたのがあそこ。なんてことは、ないにしても、生き延びるための努力は、人様だって見習うべきか。

 さて、西の空の下の方に青空が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、最初はどうしても外見から判断することが多いけど、会ってしばらくすると、徐々にその人の本性が分かってくるもの、外見重視でさしたる努力もせず、いい結果だけを求めてもそれは土台無理なこと、内面をしっかりと磨くため汗を流すよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,168「赤に白色縦線ベストを着た中型犬と花壇の上の肥料袋と温泉と」    2021(令和3)年 7月6日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、赤地に白色の幅広縦線が入ったベストを着た中型犬が、白い傘をさした飼い主と歩いているのが目に入りました。首から伸びた紐を持っていたのが飼い主の女性で、黒い長袖Tシャツの上に、真っ赤な色の半袖Tシャツです。女性と犬は同じ赤色を身につけており、あの犬可愛がられていることが窺え、なんだかほほえましく。

 曲がり角近くに設置されている花壇の上に、大きな黄色い袋が、置かれているのに気がつきました。肥料が入っている袋らしく、無造作に置いたものではなく、測ったようにある程度の間隔で置かれています。花はまだ植えられておらず、準備はこれから始まるのでしょう。梅雨本番の今の時期に植えれば、根付きもきっといいはずで。

 さて、赤くなっている街路樹の葉を見つけた日は、あったかい温泉に入り、誰かを好きになると、どうしただか同じ物を身に着けたいと思うようになるもの、映画を見てその主役に憧れ、スクリーンの中で着ていたのと同じ服がないか探すのもその一例、画面上ではなく身近で同じ衣服を一緒に楽しめる人などがいたかなと、考えるのも。。。



No.2,167「車道に落ちていた黒いトタン板と橋の上橙色ベストの男性2人と温泉と」    2021(令和3)年 7月5日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、反対側車道の上に、1枚の黒いトタン板が落ちているのに気がつきました。雨に濡れたアスファルトとほぼ同じ色なので、気をつけていなければ見落としてしまうほどです。机より少し小さいくらいの大きさがあり、落ちていることを知らずに速度を出してくると、タイヤにからんだりして、事故へつながってしまう可能性があるかも。

 川にさしかかった時、橋の真ん中あたり、橙色のベストを着た男性二人が、下を覗いているのが目に入りました。雨のため、川の水は茶色く濁っており、めずらしく川幅いっぱいに水が流れています。男性の一人が見ていたのが、大きな長方形をしたカメラのような機器。水量や流れる水の速度などが測れる、最新式のものなのかな。

 さて、雨で道路横の大豆畑に水がたまっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもの時間に、いつもの道、なので余程のことがない限りボーっと前の方を見ているだけ、でも一寸先は闇だとの言葉もあるし、先にどんな災難が転がっているかも知れず、常に足元や前を確認しながら歩みを進めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,166「寺院御扉上の五色の旗と右から飛び出した黒い軽四車と温泉と」    2021(令和3)年 7月2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している寺院本堂正面御扉の上に、赤や黄色等の大きな旗がかかげられているのに気がつきました。あれは、たしか五色の旗で、特別な行事等が開催される時に用いられるもの。とすると、今日は檀家などの人たちが、集まるのかも知れません。こんな時期、もちろん蜜は避けねばならないし、伝統行事もあり、痛しかゆしで。

 緩い曲がり角の先、右の道路から黒い軽四車が飛び出てくるのが、目に入りました。その車が右折しようと進んだのはいいけれど、こちらの車がいることに気づいて急ブレーキ。そのため、反対車線を完全にふさいだ形で、停車です。右側から来る車の有無は確認したようだけど、こちら側は寸前まで、ちらっと見もせず。あれは、いけませんぞ。

 さて、全開の窓から入る風が心地よく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、どちらを選ぶか迷うことがあるもの、悩めば悩むほど迷路の真ん中へ突入したりし、そんな時に限って選択結果は良くないことが多いもの、迷った時こそ、普段から鍛えている己の直感力を信じ、悔いの残らないような道を選ぶようにしているか、考えるのも。。。



No.2,165「空き地に置かれた灰色の土管とプランターの中の小さなヒマワリと温泉と」    2021(令和3)年 7月1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公民館近くの空き地に、灰色の長い土管のような物が何本も置かれているのが目に入りました。素材は鉄でもなく、アルミでもなく、まるで鋳物のような質感です。とても重量感があり、あれなら長持ちしそう。ただ、両端に蓋のようなものがついているため、あれは普通の土管などでなく、特殊な所で使用するものだと見た。

 道路沿いにある家の玄関横、白いプランターに、小さなヒマワリのような花が、何輪も咲いているに気がつきました。色は黄色で、まるでヒマワリそっくりなのですが、大きさと背丈が違って、やけに小ぶりなのです。あれは、おそらく、ヒマワリに似せて品種改良をしたものなのでしょう。本物を見られるのは、もう少し経った後でか。

 さて、肌が妙にねっとりと感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、オールマイティで、何でもこなせるスーパーマンのような人なんて世の中そうそういるものでは、二つのことが重なった途端に慌てふためき顔色を変えて右往左往してばかり、そんな身とすればせめて一つのことだけでも完璧にやれるようにしていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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