ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,081「シュロの木のピンク色の紐と屋根の真ん中の穴と温泉と」    2021(令和3)年 2月26日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の庭先、シュロの木に鮮やかなピンク色の紐がしばってあるのが目に入りました。高さは、大人の腰ぐらいのところで、よく見ると、その紐が隣の太い木の幹まで延びています。何かの目印ためにかと思ったらそうではなく、他の理由があってやったもの。雪対策でしばっていたのが、暖かく融けたら見えてきたようで。

 坂道の手前、近くに見える空き家の屋根の真ん中あたりが、落ちて穴が開いているのに気がつきました。平屋建てで、空き家になってから随分経っている家です。穴のすぐ上付近には、消えていない雪が残っており、融けた水はそのまま家の中へ落ちていくはず。あの家、この冬はなんとか壊れずに大丈夫だったようだけど、いつまで持つのかな。

 さて、白い雲が近くの山まで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、評価は、表に出ていることから判断しがちなもの、だけど人の本質は隠れたところにあることが多く、それをきちんと見極めることが大切、本性を丁寧に繕った上っ面などに惑わされることなく、隠れた部分もしっかりと見落とさないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,080「ピンク色毛糸帽の高齢女性と切り落とされた街路樹の枝と温泉と」    2021(令和3)年 2月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横、ピンク色の毛糸帽を目深にかぶり、手押し車を押している高齢の女性がいるのが目に入りました。上半身をすっぽりと覆う、暖かそうな厚手の防寒具を着てです。まだ肌寒い朝の時間帯だったけど、用事があって出かける途中だったのかも知れません。寒いからと、部屋の中に閉じこもってばかりより、外へ出かけた方が。

 職場へ近づいたとき、街路樹の道路側の枝が、どれもすっかり切り落とされているのに気がつきました。切り口が白っぽく、枝を切って間もないことが分かります。そんな街路樹が、たくさん。枝や葉が伸び、すぐ横を通る車にぶつかるなど邪魔にならないようにと、道路関係者が行ったもの。切り口から、枝はまだそんなに太くなかったようたけど。

 さて、家の表へ出ている人を多く見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、寒いときに外へ出て体を壊すよりはと、暖房の効いた部屋でテレビ三昧、歩くのはせいぜいトイレへ行くときだけ、それって、逆に体を弱らせるためにやっているのと同じこと、意識して少し大変かなと感じるぐらいの負荷を体にかけるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.2,079「外された田の字型枠と向かってきた大型ブルドーザーと温泉と」    2021(令和3)年 2月24日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、田の字型をした枠が、立てかけられているのに気がつきました。あの枠は、除雪した雪を側溝へ捨てる時、人が誤って落ちないようと、蓋の下に敷いてあるもの。ただ、固まった雪などを捨てる時、あの枠が邪魔になり余計な手間で時間のかかることがあるのも事実。だからと言って、取り外していいとは。

 坂道の途中、ガタガタと大きな音を立て、オレンジ色のランプを点滅させながら、こちらの方へ大型ブルドーザーがやって来るのが目に入りました。あの近辺、雪はそれほど積もっていなかったけれど、どこかへ除雪に向かっている様子。山の方でたくさん積もったところがあり、それを除雪してもらいたいと緊急で呼ばれて出動したのかな。

 さて、青空と雪の白が目に眩しく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、悪いとは分かっていたけれど、誰かに迷惑をかける訳でもないし、少しぐらいだったらいいだろうと深く考えもせずつい、事故が起こってから、そんな言い訳をいくら述べても通用しないもの、多少面倒でも守るべきことはしっかりと守っていたか、考えるのも。。。



No.2,078「緑色づくめの男性と大きくしなった竹と汚染と」    2021(令和3)年 2月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、黄緑色の帽子に、薄手で濃い緑色のウィンドブレーカーを着た男性が、自転車に乗って前の方へ向かっているのが目に入りました。首元にはチェック柄のマフラーが巻かれ、上半身を緑色系で揃えており、色にこだわっている様子が伝わってきます。緑色は目に優しくて春を予感できるし、この時季身につけるにはもってこいだ。

 坂道の手前、道路横にある竹林、その端にある1本の竹が大きくしなり、先端の葉が地面につきそうなほど曲がっているのに気がつきました。降った雪が葉や枝などにくっつき、それが凍って重量を増し、耐え切れなくなってしまったのでしょう。あれだけ大きく曲がっても折れないというのは、竹が持つ特性の一つ。普通の木なら、もうとっくに。

 さて、白い雲が山の中腹まで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、好きな色は個人によって異なるし、いつどんな理由があってその色を好きになったのかなんて覚えてはいないけど、その色の物を身につけているうちに、よく似合う色だねと言われてその気に、そうだ、まず好きになることから始めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,077「手に持った竹ぼうきと駐車場の中の古い麦わら帽と温泉と」    2021(令和3)年 2月22日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、生け垣の前、黒い毛糸帽に灰色と紫色のウィンドブレーカー、黒い長靴を履いた女性が、竹ぼうきを使って地面を掃いているのが目に入りました。一昨日までだと、手に持つといえばスコップに決まっていたものだけど、いよいよほうきの出番がやって来たようです。雪はまだあちこちに残っているけど、人が歩く所ぐらいきれいにしておこうとかな。

 坂道の途中、道路沿いにある小さな車庫の入口付近、古い麦わら帽がかけてあるのに気がつきました。長年使ったためにか、色はすっかりあせており、本番を迎える夏まで持つかどうか。あそこに置いてあるということは、おそらく雪が降っている時にかぶったもの。麦わら帽はつばが広いため、降る雪が顔にあたらないよう防ぐには、うってつけだから。

 さて、田んぼの雪融けが随分進んでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、事前にその時が来るのが分かっているのなら、少しでも早く準備しておくことは出来るはず、行き当たりばったりでやろうとしたりするから、漏れや間違いなどが生じることになってしまうのだからそれをきちんと理解し、常にゆとりを持って取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,076「ゴミ置き場の前身構えた女性とサイドミラーギリギリ運転と温泉と」    2021(令和3)年 2月19日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約60センチです。
 出勤途中、道路横にあるゴミ置き場の前、緑色のプラ製スコップを持った高齢の女性が、こちらの方へ振り返ったのに気がつきました。エンジン音で車の近づいたのが分かったらしく、身構えるような姿勢なのです。すぐ前の道路に消雪装置からの水たまりがあり、それを乱暴に蹴散らす不届きな運転手がいたようで、びしょ濡れにならないようにか。

 職場へ近づいた頃、幅の広い大きな乗用車が前方からやってくるのが目に入りました。雪のため道幅が狭くなっており、互いにそのまま進むと車のどこかを接触するおそれが。そこで、こちらの車は、その場所で一時停止です。対向車がサイドミラーギリギリで通り抜けてから、その運転手右手を上げたのがバックミラー越しに目の中へはっきりと。

 さて、ガタガタ道を通ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分がやられると腹を立てるくせに、他人にそれと同じことをやっても自分は知らんぷり、どうして他人の痛みに気がつかないのか不思議だけど、それだけ人間の度量が狭くなってきている証拠なのかも、まさか自分もその仲間の一員ではなかったかなと、考えるのも。。。



No.2,075「小型除雪機の男性と軽四トラック荷台いっぱいの雪と温泉と」    2021(令和3)年 2月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約60センチです。
 出勤途中、公民館の先の歩道の真ん中で、小型除雪機に乗り込もうとしている男性がいるのに気がつきました。歩道など狭い場所専用の、四角い形をした小型除雪機へです。後ろはきれいに除雪され、歩ける状態。ところが、前方には雪が積もっており、歩くどころか通ることさえできません。雪の状況を確認したので、エンジン再スタートかな。

 信号で止まった時、ゆっくり前を横切っていった、白い軽四トラックが目に入りました。荷台には山盛りの雪があり、わざわざ積み込んだような四角い形になってです。もちろん、運転席の屋根にも雪が積まれており、屋外に駐車していたため、今朝まで降った雪を、そのままにして出発したのでしょう。降ったばかりの雪とはいえ、車も重いだろうに。

 さて、降った雪で真冬へ逆戻りしてしまったこんな日は、あったかい温泉に入り、時にはがむしゃらに突っ走るぐらいの行動力も必要だけど、事故やケガなどを起こすおそれがあるときは慎重にならねばならないのに、後先も考えずニ見切り発車でアクセルを思い切り踏み込んで高速で出発、なんてことのないよう安全第一でいたか、考えるのも。。。



No.2,074「庭木の雪おろしと線状に落ちてきた雪と温泉と」    2021(令和3)年 2月17日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路に面している家の前、長い棒状の道具を使って、庭木に積もった雪おろしている女性がいるのが目に入りました。その道具は、車の屋根に積もった雪おろしに使う、T字型をした物と同じ形。ただ、持ち手の部分がとても長くて、家の屋根の上まで届くほどのものです。とても立派な庭木の枝だから、雪の重さで折れないようと。

 緩い坂道の途中、道路の前方、まるで線状にまとまったような雪が、ドサッと落ちてきたのに気がつきました。それが、あちこちいくつもなのです。あれは、電線に積もった雪が、その重さに耐えきれず、落ちてきたもの。もし、雪が落ちずにそのまま凍ってしまうと、その過重で電線が切れることになり兼ねないから、途中で落ちてきて正解だな。

 さて、細かな雪が降り続いているこんな日は、あったかい温泉に入り、定期的に手入れをしていれば、何か不具合があってもそれほどの大事には至らないもの、ところが、手入れなんて面倒だしやっても無駄だからと、ついそのままに、その結果、取り返しのつかないことになり呆然と天を仰ぐなんてことのないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,073「屋根の格子状模様と取水口の白いライトと温泉と」    2021(令和3)年 2月16日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家々の屋根に薄っすらと雪が積もり、格子状の模様がはっきりと見えるのに気がつきました。屋根瓦の上に出ている部分や角が少し積もった雪から顔を出し、そこが黒い線となって見えるのです。雪が降り始めたときにだけの、ほんの短い期間に限って見られるめずらしい風景。あれが、この冬の見納めならいいけれど。

 道路近くにある用水の取水口付近、白いライトが2個点いているのが目に入りました。遠くからでも見えるやけに強い明かりなので、おそらくあれはLEDライトです。朝の時間帯、周りはすっかり明るくなっており、ライトは不要のはずだけど、自動感知機が作動して点いたままになっているよう。あそこは、明かりを要するよほど重要な場所なのかな。

 さて、雪が風で大きく舞っているこんな日は、あったかい温泉に入り、季節の移ろいを感じるのは、雪の間から顔を出した黄緑色の小さな草を目にしたときなどほんの些細なこと、久しぶりに何度も大雪で悩まされたこの冬だけど、せめて終盤ぐらいは、去る季節をいい思い出として残せることができよう大きな心でいたか、考えるのも。。。



No.2,072「角型スコップの跡と三角ポールの中の紅白ポールと温泉と」    2021(令和3)年 2月15日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、緩い坂道の手前、道路に面している駐車場に積もっている雪の断面が垂直になっており、スコップの切り口がはっきりと残っているのに気がつきました。雪の高さは大人の膝丈以上もあり、そこに、角型スコップを使った真新しい跡。雪は、そのままにしておいても消えるはずだけど、春が来るのを待ちきれず始末したのかな。

 道路の左側、赤い三角ポールの真ん中に、紅白の長い棒が立てられているのが目に入りました。赤いポールが置かれていたのは、道路から一段高くなっているコンクリートの上で、その角の部分です。察するに、道路の左側へ寄りすぎた車が、あのコンクリートの角にぶつかり、車の底を傷をつけたりしたため、同じことが起きないようにと。

 さて、山の麓付近に薄っすらと霧が出ていたこんな日は、あったかい温泉に入り、月日が経っても手の跡は残るから、後世の人にこんな仕事しかやれなかったのかと笑われないよう丁寧な仕事をするものだ、年寄りがそんなことを言っていたのを覚えているけど、最近手抜きを覚えまさか後で笑われるようなことなどしてなかった、考えるのも。。。



No.2,071「腿をたたいた物と置かれた鉄塔の先端部分と温泉と」    2021(令和3)年 2月12日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路に面している家の生け垣前、灰色のカーディガンを着た高齢の女性が、しゃがんで手で何かを拾っているのが目に入りました。そして、すぐに立ち上がり、右手に持っていた白いもので、腿のあたりを勢いよくパンパンと2度たたいたでは。たたいた物は、今朝家に届いた新聞のようです。新聞を取りに玄関へ出たついでに、ゴミでも拾ったかな。

 道路沿いにある建設会社の資材置き場奥に、電力会社の鉄塔らしき物が、横へ寝かせて置いてあるのに気がつきました。鉄枠で組まれた先の方が赤く塗られているので、鉄塔の中でも一番高い先端部分のはずです。おそらくクレーン車で持ち上げて組み立てるのでしょうが、あんなに大きな物を簡単に設置できるとは、建設関係の技術も大したものだ。

 さて、雪の中、緑色した田んぼのあぜ道が姿を現していたこんな日は、あったかい温泉に入り、そのためだけにわざわざ動かねばならないと、この忙しいのに面倒だなと思ってしまうことがあるもの、それが、ついでだとさして負担には感じないから不思議、時間がないなどと言わず、ついでをうまく活用するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,070「黒いブーツのような長靴の小学生と水色ウィンドヤッケの高齢女性と温泉と」    2021(令和3)年 2月10日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、紺色のコートで、赤いランドセルを背負った女の子が、学校の方へ向かって歩いてくるのが目に入りました。足元を見ると、まるで大人の女性が外出のときに履く、おしゃれな黒いブーツのような長靴です。小学生も高学年になると、大人の真似をしたくなってくるもの。ましてや、女の子はおしゃれに敏感なってくるから。

 緩い曲がり角、水色のウィンドヤッケを着、緑色のスノッパ―を使って、除雪している高齢の女性が、道路の横にいるのに気がつきました。雪は峠を越し、積もるような量は降らないようだけど、吹き溜まりがあって気になったのでしょう。それに、寒いからとこたつに入ってばかりより、少しぐらい体を動かした方が健康のためにもいいので。

 さて、吹く風が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、物事上達するには真似から始めるのがいいのだとか、それも、その道に長けた人の真似をそっくりそのまま、そして、真似ができるようになったとしても、その段階に留まることなく、どうすれば未知の部分である一歩上のレベルへ到達できるかについて、考えるのも。。。



No.2,069「建て始めた鉄塔と両手に持った大きなポリタンクと温泉と」    2021(令和3)年 2月 9日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路近くにある電力会社の鉄塔横に、新しい鉄塔が建てられているのに気がつきました。高さは、まだ10メール程しかなく、昨日組み立て始めたたばかりのようです。鉄柱のところどころ茶色くなっているところがあり、ぶつけて傷がつかないようテープなどで守っているのか。まさか、錆びてなんかいないはずだけど。

 道路すぐ横にある事務所の前から、白いヘルメットに青い上下カッパを着た男性が、両手に大きなポリタンクを持って倉庫の方へ向かっているのが目に入りました。そのポリタンク、長年使っているものらしく、色が白から薄茶色へと変わっています。ポリタンクには、タンクから本体へ注ぐための、筒のようなものがついており、両手で持っているということは、満タンにすると計40キロに。

 さて、道路横の温度計が-5度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、中古品ならいざ知らず、買った物に傷がついていると誰だって即返品、だから、売り手側は納品が済むまで細かく気を遣うもの、それが少々過多だと思われてでも返品されるよりは増しなのだから、仕事もそんな気持ちで取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,068「センターラインを踏んだ車と紅白ポール先端のピンクリボンと温泉と」    2021(令和3)年 2月 8日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、反対側車線を、相当な速度を出しながら、こちらへ向かって来る白い車が目に入りました。出勤時間に間に合うようにと、少々速度オーバー気味なのは分かるけど、道路中央白いセンターラインをタイヤで踏みながらです。なので、こちらは車のハンドルを左側へ。まさか、こちらの車に気がつかないなんてことは、ないはずだけど。

 坂道の途中、道路横に設置してある紅白ポールの先端に、ピンク色のテープが巻かれているのに気が付きました。そのポール、雪のためにか道路側へ斜めに傾いており、車が少し左側へ寄ると接触するおそれがあるため、道路を通る車がぶつからないようにと誰かが巻いたのでしょう。真っ白い雪の中、あの強いピンク色なら、やけに目立つから。

 さて、ボタン雪が音もたてず静かに舞っているこんな日は、あったかい温泉に入り、急いでいる時は、頭がそのことだけに集中しているため、他のことはほとんど目や耳に入らないもの、だからと言って誰かに迷惑をかけてもいいとの理屈にはならないし、そんな時こそ落ち着いて目の前のものなどをしっかりと見るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,067「燃料タンク前のはしごと屋根以上に積まれた茶色い雪と温泉と」    2021(令和3)年 2月 6日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路に面している家の燃料タンクの前に、アルミ製のはしごが伸ばして立てかけられているのに気がつきました。そのはしご、少し斜めになって2階の屋根へ向けてなのですが、あれだと上れないし、給油する時にじゃまになるはず。雪が降ったときに使って、そのままにしたのでしょう。使ったらきちんと片付ける、そんなことって。

 坂道の途中、道路すぐ横に、1階屋根以上の高さほどの雪が積まれているのが、目に入りました。その雪は、全体が茶色く汚れており、あちこちから集めてきたものだということがわかります。ブルドーザーで集めたけど雪の捨て場がなく、きっとあの場所を選んで運んだもの。茶色く汚れているということは、地表近くの雪だったということか。

 さて、雪がなんだか少なくなっていたような気がしたこんな日は、あったかい温泉に入り、後始末した様子を見ればその人の性格がおおよそ分かるもの、きちんとした人と雑な人とでは、大違いなのだから、どちらがいい仕事をやれるかなどは別として、周りに迷惑をかけないよう先のことを頭に入れながら動くようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,066「資材の上での雪下ろしと青い手作りバッグの高齢女性と温泉と」    2021(令和3)年 2月 4日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路沿いの広場、緑色のヘルメットに、上下水色のカッパを着た男性が、高く積まれた資材の上で雪下ろしをしているのが目に入りました。積もっている雪の高さは、15センチ前後。なので、そのままにしておいても、いいはずなのにです。それに、資材を下へ降ろすのは、機械を使うはずだから、雪が少々残っていても問題は。

 坂道の途中、灰色の毛糸帽をかぶり、手に杖を持った高齢の女性が、背中に青いバッグを背負って道路を渡ろうとしているのに気がつきました。青いバッグの上の方から覗いていたのが、もやせないごみ袋。どうやら、道路の反対側にある、ゴミ置き場へ持って行こうとしていたところのようです。背中のバッグ、見ると手で編んだものだ。

 さて、道路がバリバリに凍っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、すぐ仕事へ取りかかれるというのは、その前準備がしっかりしている証拠、人目を気にしながらのつまらないおしゃべりなんかで大事な時間をつぶすさず、誰かが見ていようが見ていまいが、まずやるべきことをきちんと済ますようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,065「道路真ん中での雪かきと右へ大きくハンドルを切ったワゴン車と温泉と」    2021(令和3)年 2月 3日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路の真ん中に高さ10センチ程残っている雪を、スコップを使って動かしている高齢の男性がいるのが目に入りました。ブレーキを踏みながらゆっくり進むと、その男性が慌てて歩道側へ移動し、こちらへ向かって頭をペコリ。家の除雪をしていて道路にあった雪が気になり、それで動かそうとかな。でも、車が来るから気をつけねば。

 信号に近づいた頃、すぐ前を走っていた白いワゴン車が、右側へ突然大きくハンドルを切ったのに気がつきました。道路に、落下物でもあったのかと、こちらの車も同じように、ハンドルを右への方へです。その横、道路沿いの家で、高齢の女性が雪かきをしており、そのすぐ前の道路上に大きな水たまりが残っているでは。道理で、水をはねないようと。

 さて、ヒューと音を立てて風が吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、善意だから何をしてもいいという訳ではなく、相手や周りのことなどを総合的に判断してから行動に移さねば、有難迷惑の結果になることも、だけど、まさか困った人がいても、知らぬ顔の半兵衛で見て見ぬふりを通すようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,064「故障した融雪装置と車のフロントガラスを覆った布と温泉と」    2021(令和3)年 2月 2日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、歩道をこちらの方へ向かって歩いてくる、若い男性がいるのが目に入りました。片手に、小さな黒いバッグを持ち、もう片方の手はポケットの中へ入れて、背中を少し曲げ気味にしながら急ぎ足でです。黒い防寒具のフードは、頭からすっぽりかぶっていたけど、朝から雨の降っている日に、どうして傘を持たずに家を出たのか。

 坂道の先、道路沿いにある車庫の下、黒い物が動いているのに気がつきました。小さな動物でもいるのかとドキッとしたけど、近づいて見ると、車庫の扉前につけてある、灰色のシートが強い風に揺れていただけです。あのシートは、車が出入りする時、中へ雪が吹き込むのを防ぐためにつけたもので、そんなものに驚くだなんて情けない。

 さて、まるで夜を迎えるような暗さのこんな日は、あったかい温泉に入り、いくら自信があるといっても、無茶を続けていると、いつか体を壊してしまうことが、ただ、反対にあまりにも体と頭を使わず楽をしていると、これまた体には良くないし、少々忙しいぐらいが丁度いいのだけど、雨の日には濡れないよう傘をさすようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,063「故障した融雪装置と車のフロントガラスを覆った布と温泉と」    2021(令和3)年 2月 1日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、緩い坂道の先、道路横に設置されている融雪装置から、水が噴き出しているのが目に入りました。他の噴水口からは水が全く出ておらず、どうやらあそこだけ故障したようです。丁字路の、ちょうど付け根部分にあたるところなので、通る車のタイヤがよく踏みつける場所。まだそれほど水は出てないけど、早目に直した方がいいようで。

 坂道の途中、道路沿いにある家の前、露天の駐車場に止めてある車のフロントガラスに、灰色の布のような物が掛けてあるのに気がつきました。それが、まるで、測ったように、きれいにフロントガラスの全面をです。夏、暑い直射日光を遮るため、ガラスを覆うことはあるけれど、冷え込む寒い冬の日に同じことをするなんてこれまで見たことが。

 さて、まぶしい太陽が山の稜線の少し上にあったこんな日は、あったかい温泉に入り、困った時あんなに助けてもらったのに、喉元過ぎれば、感謝の言葉どころか、もう関係ないと見向きもしない人でなしの我なれど、もし、世話になった物や人が困っていることに気がついたときは、すぐ救いの手を差し伸ばすようにしていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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