ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,062「膝から下にくっついた雪と電気の点いてない事務所と温泉と」    2021(令和3)年1月29日掲載
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 今朝は、吹雪。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、公民館の方へ向かって歩いて来る、女性がいるのが目に入りました。横なぐりの雪を避けるため、紫色の傘を、斜めにさしながらです。上半身は傘で守っているけれど、ズボンの膝から下には、白い雪がくっついたまま。いつもだと、手でパンパンとはたいてすぐに落とすはずだけど、あれだけの吹雪の中だから、そんな余裕なんてあるわけが。

 信号に近づいた頃、道路沿いにある事務所前の駐車場、今朝方積もった雪の上に足跡がまったくないことに気がつきました。事務所の中は電気も点いておらず、暗いままです。いつなら止まっているはずの車も見当たらず、人の気配はどこにもありません。雪のため、到着が遅れているか。それとも、暴風雪の予報で、先手を打って会社を休みにしたのかな。

 さて、降ってる雪の中から対向車のランプが急に見えて驚いたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもだと簡単に出来ることでも、切羽詰まると心と体に持っていたはずの、余裕という二文字が突然どこかへ消えてなくなり、慌てふためいておたおたすることがあるもの、どんな場にあってもしっかりと動じない心を持つようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,061「緑色耳当て帽の高齢男性とピンク色の小さなつぼみと温泉と」    2021(令和3)年1月28日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、緑色の帽子をかぶった高齢の男性が、こちらの方へ向かって歩いて来るのが目に入りました。その帽子が、耳当てのついているやつなのです。子供の頃、雪が降ったときは、紺色の暖かい耳当て帽子をかぶっていた覚えはあるけど、大きくなってからは、ほとんど見かけることが。いつも露出の耳、冷たい日でもよくぞ我慢をして。

 道路沿いにある家の庭木に、ピンク色の小さなつぼみが、たくさんついているのに気がつきました。木の高さは、家の2階ほどある大きなものです。あの木は他の木に比べて、早めに咲く花だとの記憶はあったけど、1月末にもうつぼみがあったかどうか定かではありません。明日は、また強い寒波が来るとか。つぼみの頭が、少し引っ込むかな。

 さて、厚い雲が空一面を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、知らないとは怖いことで、こんなものかと疑問にも感じないもの、ところが、他と比べる機会があるとそこではたと気がつき、そうだったのかと目が覚めることだって、黙っているから満足しているに違いないと、勝手に都合のいい解釈などしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,060「除雪具を包んだ毛布と電柱の下の黒いカバーと温泉と」    2021(令和3)年1月27日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路に面している家の玄関先、ベージュ色の毛布のようなものに包まれた、除雪具スノッパ―が置かれているのが目に入りました。壁に立てかけてあり、真ん中あたりを黒いテープのようなもので縛ってです。除雪具の持ち主が、外に出してあるから凍えて寒いはずだし、万一倒れても傷がつかないようにと、わざわざあの生地で。

 緩い坂道の手前、電柱の下あたりに、黒くて少し曲がった広い板のような物があるのに気がつきました。通りすがりによく見ると、どうやら車の下の部分を覆っていたカバー。道路が凍った寒い日に、車をあの電柱にぶつけ、その反動で取れてしまったのかも知れません。雪の下になっていたけど、雪が融けてしまったため、顔を出したのかな。

 さて、街路樹の枝の先端が赤みを増してきたように見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、物だから粗末に扱っていいということはなく、感謝の気持ちを持って丁寧に扱えば、きっとそれ以上に応えてくれるはず、自分のことは棚に上げうまく行かないのを物のせいなどにせず、心を込めて優しく扱うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,059「側溝の上の除雪具と直っていた紅白ポールと温泉と」    2021(令和3)年1月26日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路横にある側溝の上に、除雪具スノッパ―が逆さまに置かれているのが目に入りました。側溝の蓋がはずされており、そこへ誤って落ちないようにとの目印のためにです。側溝の幅は50センチ程もあり、うっかりして気がつかなければ、足を入れてしまうおそれが。狭いからといっても、水の流れがあるから、気をつけねば。

 坂道の途中、道路に設置してある、除雪機械目印の紅白のポールが、まっすぐ立っているのが目に入りました。昨日の朝までは、雪でポールが曲がり、車道側へ倒れかけていたのにです。場所は、コンクリートで覆われた崖の、すぐ下あたり。雪が融けたため目立ち、誰かが直したのでしょう。根本部分には、曲がったところを戻した跡が。

 さて、川を流れる水の青い色がきれいだなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、蓋があるということは、そこをふさがねばならないための理由があるはず、だから、余程のことがない限り、開けっ放しはご法度、やむを得ない用事が済んだらすぐ元のように蓋をする、それは、おしゃべりな口も同じだったかと、考えるのも。。。



No.2,058「畑の雪かきとなくなった建設会社のプレハブ小屋と温泉と」    2021(令和3)年1月25日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路すぐ横、家と家の間にある小さな畑に、少し雪かきをした跡があるのが目に入りました。スコップで、畑の雪をL字にです。日陰になっているため、残っている雪は大人の膝丈ほども、あるかどうか。あれなら、放っておいても融けるはずだけど、持ち主春を待ちきれず、早く畑仕事をやりたいのか。それとも、野菜を掘り出すためにかな。

 坂道の手前、道路沿いにあった、建設会社のプレハブ小屋が、跡形もなくなっているのに気がつきました。昨年末までは車が何台も止まり、近くの現場等へ出かける拠点になっていたのにです。小屋と駐車場があった所だけ雪がなくなっており、地面がそのまま出ている状態。プレハブ小屋があった時大きく感じたけど、敷地は、あんなに狭かったのだ。

 さて、道路に薄っすらと霧が出ていたこんな日は、あったかい温泉に入り、他人からは一見無駄のように見えても、その実、深い意味があってやっていることだってあるもの、そんなことにも気がつかず、頭ごなしに叱るだなんてあまりにも配慮が足りなすぎ、責任は全て私が持つからと黙って見守るような大きな度量を持っていたか、考えるのも。。。



No.2,057「融けた屋根雪とあごにかけた黒いマスクと温泉と」    2021(令和3)年1月22日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約25センチです。
 出勤途中、道路近くの屋根に積もっている雪の量が、家によって大きく異なっているのに気が付きました。すっかり融けてなくなっている家もあれば、まだたくさん残っている家もあります。暖房を多く使っている家は早く融けるし、人の住んでいない家は、冷え込んだままだから、残ってしまうのか。それって、玄関先に足跡のない家だな。

 黒っぽい防寒具を着、両手をポケットに入れながら、駅の方へ向かって歩いている、若い男性がいるのが目に入りました。黒いマスクをしているのですが、かけていたのが本来の口にではなく、あごにです。せっかくのマスク、あごだとマスクの効果はないし、見た目もよくないのに、息苦しかったのかも。でも、絶対に褒められたことでは。

 さて、雨で雪が少しは融けた気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、寒さが続いているため家での暖房機器はフル回転、今シーズン昨年よりは光熱費はかかってしまうようだけど、暖房を控え寒さで体調を崩してしまうよりは、まだ良しとせねば、屋根だけでなく、玄関先に残った雪も、きちんと始末するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,056「2階屋根へのはしごと-4度の外に干された洗濯物と温泉と」    2021(令和3)年1月21日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路近くにある家の1階屋根から2階の屋根へ、はしごがかけられているのに気がつきました。そのはしご、下の方が雪にすっぽり埋もれており、見えたのは2階屋根近く上の部分だけ。雪に備えて、元々据え付けてあったのか、それとも大雪のときに出し、そのままになっているのか。本当は、それほど活躍しない方がいいのだけれど。

 地区公民館の近く、道路沿いにある家の2階軒下に、洗濯物が干してあるのが目に入りました。あの時間に干してあると言うことは、洗濯機を回したのが、遅くても朝食の時間頃になるか。今日はいい天気なので、これから温度が上がり暖かくなってくれば乾くはずだけど、冷え込みが強いため、洗濯物は乾くより凍ってしまう方が先になるかな。

 さて、道路に設置してある温度計が-4度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、一見無駄そうに見えても、その時がやってきたら、どうしても必要で大切な物ってあるもの、逆に、普段とても必要そうに見えていても、実はそうではない物だってあるのだし、我は、第三者から見ていったいどちらだったかなと、考えるのも。。。



No.2,055「寺院御堂前の雪とフロントガラスについた水と温泉と」    2021(令和3)年1月20日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路沿いにある寺院の御堂前、雪が山のようになっているのに気がつきました。あれは、雪が大屋根からどさっと落ちて積もったもの。いつもの年だと、御堂正面から人が入られるよう、きちんと道が開けてあるのに、片づける限界を越えたためにか、積もってそのままの状態です。あれだけあると、道をつけるのは、さすがに無理だ。

 信号へ近づいた時、道路中央部分に設置されている融雪装置からの水が、フロントガラスにくっつき、それが凍ってしまったでは。まるで氷が張り付いたようになり、ワイパーを動かしても消えるはずがありません。急いで、フロント部分を暖めると、それで融けて、ようやく前がはっきり見える状態に。今朝は、ものすごく冷え込んで寒かったからな。

 さて、久しぶりの青空が目にまぶしく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、できるかどうかギリギリの時は、少々無理をしてでもやれば、いい結果がついてくることが多いもの、ただ、限界を大きく超えたことに挑戦しても、それは結局労力の無駄遣いになったりして、そのあたりをきちんと見極め判断するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,054「雪で隠れた交通標識と棒の先の赤い布と温泉と」    2021(令和3)年1月19日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、赤信号で止まった時、すぐ横に立てられている交通標識が、雪で覆われ見えなくなっているのに気がつきました。雪の厚さは薄いのですが、標示の表面部分全面にです。海側から吹きつけた雪らしく、それが冷え込んでくっついたのでしょう。電柱も、雪がどれも海側の半分だけにへばりついており、風と雪は海を越えてやって来たことが。

 左折して間もなく、道路横の紅白ポールに棒が縛られ、その上に赤い布らしきものがついているのが目に入りました。それが、横に並んで3本です。ブルドーザーなどで除雪する時、そこにガードレールがあるとの目印で、紅白ポールを設置しているはず。あそこは、他の場所より余計に雪が積もるなどが原因で、紅白ポールの高さが足りなかったかな。

 さて、やけに冷え込みを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、あれもこれもと欲張りすぎて、結局どれもちゃんと物にならなかった経験なら山ほどあるのに、いつまで経っても凝りもせず、また同じことの繰り返し、優柔不断で何をやっても長続きのしないこの身、背筋を伸ばして一点集中、持てる力を一つに注いでみることを、考えるのも。。。



No.2,053「スカートの下白い素足の女性高生と玄関先の雪かきと温泉と」    2021(令和3)年1月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は約30センチです。
 出勤途中、緩い下り坂の途中、前の方から、白い防寒着に真っ赤なリックを背負った女子高生が、こちらへやって来るのに気がつきました。冷え込んでいる朝なのに、スカートの下、足はまっ白い素足のまま。若いとは言え、寒さを感じないはずはないのに、タイツ等を履くのは野暮だからと、敢えて素足のままにか。見栄えを優先し過ぎて、体、壊すなよ。

 橋を過ぎて間もなく、道路沿いにある家の玄関先、茶色い野球帽をかぶり、スコップで雪かきをしている高齢の男性がいるのが目に入りました。昨夜から今朝にかけて積もったのは、わずか5センチ弱だけ。だから、雪かきをしなければならない程の量ではないけど、気になったのかも知れません。歩道から玄関への足跡がついて無い、真っ白な雪を少しずつ。

 さて、一面真っ白でとても静かな朝を感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、その時々で優先する度合いや内容は異なってくるもの、若い時は他人の目を必要以上に気にしてしまうし、年を重ねると逆に他の人の目なんてどうでも、と逆に全く気にしなさ過ぎ、どちらもあまりにも過ぎる両極端はいけないようで、適度にしてるかと、考えるのも。。。



No.2,052「雪に半分埋もれた米びつと道路沿いの茶色い雪と温泉と」    2021(令和3)年1月16日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、緩い坂道の途中、歩道に右側が半分ほど雪で埋もれた、灰色の大きな筒のようなものがあるのに気がつきました。高さは大人の腰以上もあり、両手では抱えられないほどの大きさです。あれは、玄米を保存するための米びつ、昔農家などで使っていたもので、空になったやつを外へ置き風などでとばされ、あんな所へたどり着いたか。

 職場へ近づいた頃、道路から少し離れた所に、1メートルぐらいの幅で、茶色い雪が道に沿ってずっと続いているのが目に入りました。除雪機で道路の汚れた雪を吹き飛ばし、それが落ちた跡です。道路中央あたりは大きなブルドーザーで除雪するけど、歩道近くをするのは、小型の吹き飛ばすタイプ。それが、あんなに働いてくれていたのだ。

 さて、白い雲が周りをすっぽりと覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、それまで大切に使っていた物が、時代の流れとともに新しい物へと変わって行くのは止むを得ないけれど、長い期間に渡って受けていたあれだけ多くの恩をすっかり忘れ、まさかもう用がなしだからとゴミ扱いするようなことなどなかったか、考えるのも。。。



No.2,051「長い柄のほうきを持った女性と雪に埋もれた軽四トラックと温泉と」    2021(令和3)年1月15日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路横にある家の玄関先で、長い柄のほうきを使って地面を掃いている高齢の女性がいるのが目に入りました。すぐ近くには、ピンク色の小さなちり取りが置かれています。ただ、周りが雪で覆われており、ほうきを使えるのは狭い場所だけ。ほうきで掃くよりスコップで雪を消す方が先だと思うけど、あの女性のこだわりかな。

 道路沿い東屋の後ろ側、雪の中へ閉じ込められたような、白い軽四トラックがあるのに気がつきました。雪は、運転席ガラス窓の高さぐらいまで積もり、周囲をすっぽりと覆っているのに、近くに人の足跡などは全く見当たらず。車を動かすには、雪が融けるのをただ待つしか方法はないはずだけど、あそこは確か駐車場ではなかった気が。

 さて、山のすぐ上に白い太陽が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、右へ倣えで、周りや前と同じことをやっていれば、あまり大きな問題は生じないもの、遺産を後世に残す仕事などにはそれも重要だけど、日常業務にあてはめると、進歩なしの結果に、時には批判されても、我が道を行くぐらいの気概を持っていたか、考えるのも。。。



No.2,050「ゴミ置き場前に積もった雪と長靴から出た白いカッパズボンと温泉と」    2021(令和3)年1月13日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約70センチです。
 出勤途中、道路沿いに設置されているゴミ置き場、やけに高い所からゴミを入れている、女性がいるのが目に入りました。積もっている雪の高さが、女性のちょうどお腹あたりです。通りすがりに見ると、ゴミ箱前がほとんど除雪されておらず、積もったままの状態。ゴミを捨てに来た人が順番に踏み固め、あんな高さまでになったようで。

 緩い坂道の途中、白いカッパズボンを履いた高齢の女性が、道路反対側車線をゆっくりと歩いているのに気がつきました。そのカッパズボン、片方は長靴の中に入っているけど、もう片側の裾が長靴の外へ出たまま。見た目は、あまりよくないのですが、本人はそれに気がついていないのでしょう。家を出る時、忙しかったのかな。

 さて、家の前を除雪した所とそうではない家が、はっきりと分かったこんな日は、あったかい温泉に入り、誰も見てないし、私一人ぐらいならいいだろう、そんな人が何人も続くと、結果は推して知るべし、世の中を少しばかり変えてみようなどと大上段に構えずとも、せめて私一人だけでもの気持ちを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.2,049「車の屋根に積もった山のような雪と屋根に上っての雪下ろしと温泉と」    2021(令和3)年1月12日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約80センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、駐車している車の屋根に、山のような雪が半分ほど残っているのに気がつきました。真新しいスコップの切り口が見えたので、除雪している途中で疲れ一休みしているところなのかも。今日は、仕事の人がほとんどだから、3連休で車を動かさなかった人たちは、一からの除雪。だったら、きっと大変だ。

 道路に面している家の屋根に上って、雪下ろしをしている中年の男性がいるのが目に入りました。下には、家族らしき高齢の女性が、作業を見守っています。屋根に積もっている雪は、大人の胸ほどの高さも。雨が降り、そこにまた雪が積もると重量を増し、家が壊れることもあるし気をつけねば。まだ大丈夫だと思うけど、出来る時にか。

 さて、雪で狭くなった道、対向車よこっちへ来ないでくれと念じながらやってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんの小さな積み重ねだけど、それが長い間継続されていくと大きなものに、それって、仕事や勉強などにもつながることで、やれ面倒だ、やれ汗をかくのがつらくて嫌だなどと、つい先延ばしにしてなかったか、考えるのも。。。



No.2,048「ゴミ置き場除雪中の高齢女性と駐車場前の黒い傘と温泉と」    2021(令和3)年1月11日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約1メートルです。
 出勤途中、道路横にあるゴミ置き場の前、黒いカッパを着た高齢の女性が、雪かきをしているのに気がつきました。角型スコップを使い、ゴミ箱の前だけではなく、上と左側の部分が空けられています。ゴミ箱の前扉も半分開いており、ゴミはもういつでも中へ入れられるようになっている状態。冷たい雪の中での働き、感謝の言葉だけでは足りないかも。

 道路沿いにある屋根付き駐車場の入口、真っ白い雪の上に黒い傘が半開きで立ててあるのが目に入りました。雪は、大人の腰の高さ以上も積もっており、そこへ斜めに刺すようにしてです。除雪をするため家を出る時に使っていた傘、作業が終わって一安心し、持ってきたのを忘れたのかも知れません。車庫の前に雪があると、どこへも行けないから。

 さて、道路沿いの雪が大人の背丈ほどもあったこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かにやってと言われた訳でもないのに、困っている人のためにと黙って汗水を流す人がいるもの、いつも口先ばかりで実行を伴わないこの身とは大反対で、そんな人を見かけたら心の中だけでなく、はっきりと声に出してありがとうと言っていたか、考えるのも。。。



No.2,047「道路で除雪中の若い女性と移動してくれたブルドーザーと温泉と」    2021(令和3)年1月8日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約60センチです。
 出勤途中、反対側車線に車を止め、車の除雪をしている、若い女性がいるのに気がつきました。雪で狭くなった道路の左側へ寄り、車用のT字型除雪具を使ってです。おそらく、車の屋根に積もった雪が運転中前へ落ちてきたため、運転できなくなり緊急停車したのでしょう。屋根には、まだ雪がたくさん残っており、後ろには車の列が。

 坂道の途中、前方を大型ブルドーザーが、ゆっくりと進んでいるのが、目に入りました。速度が遅いため、追い越しをしようかどうか迷っていると、ブルドーザーが左側へ移動。お陰で、追い越しはスムーズに。ブルドーザーは、除雪のために横へ移動したのかと思ったけど、バックミラーで見るとまた道路中央へと。すると、わざわざ。

 さて、制限速度以下の超安全運転で職場へやって来たこんな日は、あったかい温泉に入り、どうしても時間がなくなって見切り発車を、それがうまく行けばいいけど、やはり案の定の結果ばかり、誰かの手を煩わせて乗り切られることなど期待せず、常に先を予測し、己に出来る限り最善の手を打つよう心がけていたか、考えるのも。。。



No.2,046「バラバラに置かれた除雪具と隙間から見えた赤いランプと温泉と」    2021(令和3)年1月7日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにある屋根付き駐車場の中、除雪用スノッパ―2台と、T字型の除雪具が置いてあるのが目に入りました。予報によると、午後あたりから大寒波がやってくるとか。なので、その準備のためなのでしょう。整理してではなく、無造作バラバラに置かれているのは、いささか気になるけれど、準備しようというのその気持ちがいいな。

 道路から下の方に見える集落、家と家のちょうど隙間あたり、赤いランプが点いているのに気がつきました。他は、どこにも電気の点いている家はなく、そこの建物だけです。地域にある消防屯所等のランプが、見えたのかも知れません。年末年始の休みがやけに短かったなと思っていたけど、世間には年中24時間休みのない職業だってあったのだ。

 さて、西の方の空に黒い雲が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、前もって分かっているのだから、準備は入念にそして万全に、それをしっかり守ってさえいれば、今頃この人生少しは変わっていたかも知れないのに、過ぎたことはさておき、生命等に関わることが分かっているときは、重い腰を無理にでも上げていたか、考えるのも。。。



No.2,045「ブルドーザーの場所の軽四トラックと停車中の救急車と温泉と」    2021(令和3)年1月6日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにあるブルドーザー用簡易駐車場の中、白い軽四トラックが止まっていのに気がつきました。いつもだと、小さいブルドーザーが止めてある場所にです。一番大きなブルドーザーの場所が空いており、トラックでやって来た人が、除雪に出向いているのでしょう。融けて少なくなったけど、ある所にはまだまだたくさんあるはずから。

 地区公民館へ近づいたとき、道路のすぐ横、灰色のジャンパーを着た高齢の男性が、こちらへ背中を向けて立っているのが目に入りました。緊張した雰囲気で尋常ではなく、何かあったのかと顔の方向へ目をやると、その先赤色灯を点滅させた救急車が停車しているでは。サイレンは鳴らしておらず、家の中へ入ったところか。大事なければいいけれど。

 さて、山の麓まで霞のような真っ白い雲が覆っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の近くがそうだからと言っても、日本中同じことは絶対になし、地域が違えば環境や風土だって異なるのは当然のことなのだから、広い世界のことも知らず自分の頭の中だけを基準にして、変な判断をくだすような狭い心など持っていなかったか、考えるのも。。。



No.2,044「斜めに落ちた車と見当たらないスコップと温泉と」    2021(令和3)年1月5日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、公民館を過ぎて間もなく、道路から一段下がっているところへ、灰色の車が斜めになって落ちているのに気がつきました。フロント部分はそのままのようで壊れておらず、ガラスも割れていません。大事故ではなさそうだけど、昨夜から今朝にかけてスリップし突っ込んだのでしょう。あそこから引き上げるには、クレーン車などを頼んで使わねば。

 坂道の手前、道路すぐ横に設置してある、すべり止め用剤が入った緑色の箱の中、スコップがないのが目に入りました。箱の下段には、白い大きな袋が1袋入れてあったけど、いつもの年だと、その上の段に角型のスコップが斜めに置かれていたはずです。スコップが近くに見当たらないのは、用剤が進化し撒くだけで用が足りるようになったからなのかな。

 さて、田んぼの雪が融け、茶色い地面の一部が見えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、私には関係ないと思っていたのに、まさかの場面に遭遇したとき、その道に長けた人のお世話にならねばならぬことがあるもの、だから専門の人はいつだって必要、口ばかり達者もいいけど、せめて口以上、手足を動かすようようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,043「除雪された歩道の除雪と立てかけられた緑色の肥料袋と温泉と」    2021(令和3)年1月4日掲載
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 今朝は、曇り。約30センチです。
 出勤途中、車道側にガードレールのある歩道部分、大人二人がすれ違うことができる程の幅で、除雪されているのに気がつきました。あれは、小型の除雪機械で、きれいにしたもの。ただ、歩道全てではないため、左右側には、まだ雪がたくさん残っています。それを、一片の雪も残さず片づけてある家もあれば、まったく手つかずのままになっている家も。

 公民館の近く、緑色の肥料袋が小屋の前に、立てかけられているのが目に入ました。雪のある時にどうして肥料などを、と思ったら、空になった袋をすっぽり水道の蛇口にかぶせたもの。冷え込んで水道管が凍り破裂するのを防ぐため、蛇口から下全体を覆ったようです。農作業等の外仕事が終わり、帰った時などに使っているやつだから、春までゆっくり冬眠だ。

 さて、公園の手前に、除雪した雪が山のように積まれていたこんな日は、あったかい温泉に入り、時間がないからそんなことはできません、と口では言いながら、スマホ等を見る時間ならたっぷりすぎるくらいあるのに、どうしてまた、まずは元気が一番だけど、頭ばかりではなく体もしっかりと動かし、率先して汗水を流すように努めていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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