ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.2,022「長靴マスク姿の高齢女性とキッキッの鳴き声と温泉と」    2020(令和2)年11月30日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路に面している1階部分が駐車場の家、空っぽの駐車場の中に、黒っぽい防寒着のポケットに両手を入れて立っている、高齢の女性がいるのが目に入りました。出かけようとしていたのか、黒い長靴を履き、白いマスクをしてです。近くに傘や雨具などは見当たらず、雨の様子を見るため外へ出てきたのかも。マスクは、まっさらで新品のようだけど。

 職場の駐車場に着くと、山の方からキッキッと言う、声が聞こえてくるのに気がつきました。声のする方へ目を向けると、枝がゆさゆさと大きく揺れている木があり、ふさふさの毛をした猿の背中が見えるでは。両手で握った枝を上下に揺すりながらの、大きな叫び声です。何かを威嚇しているのでしょうが、やはり駐車場へ出入りする大嫌いな人間を、なのかな。

 さて、近くの山の頂付近まで雲が下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、風邪も引いてないのに、マスクを使う時が来るなんて、これまで思ってもいなかったこと、でも、うつらないうつらせないを徹底さえしていれば、人への感染はある程度防げるよう、他はなかなかできないけれど、マスクをつけるという基本ぐらいはしっかりと守っていたか、考えるのも。。。



No.2,021「黒い長めコートの女性とゴミ置き場の紅白ポールと温泉と」    2020(令和2)年11月27日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路のすぐ横、コンクリート斜面の下に、高齢の女性二人連れが立っているのが目に入りました。一人は白いマスクをして、もう一人はマスクなしです。マスクをしてない人は、黒い長めのコートを着ており、あれはウールのちょっと高いもの。たまに見かける二人は、おそらく今日も病院通いのようです。でも、マスクはした方がいいのに。

 坂道の途中、道路脇に設置してあるゴミ置き場に、紅白の細いポールが立てられているのに気がつきました。大人の背丈ほどもある高さで、除雪時ブルドーザーがぶつけないようにとの目印のため。ただ、ポールの傷み具合やペンキのはがれ具体などからして、年中つけっぱなしにしているのだと思われます。つけたり外したりするのは、面倒だからか。

 さて、空気が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんの少しの気の緩みで体調を崩すことってあるもの、薄い物1枚だけでも羽織っておけばよかったと、後になってから悔やんだ覚えがあるし、世間ではマスクマスクとやかましく言われている今、我が身に自信があるとしても外出時には必ず口を覆うようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,020「駐車場に置かれたタイヤ4本と田んぼの隅のもみ殻と温泉と」    2020(令和2)年11月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している家の駐車場に、タイヤが4本並べてあるのに気がつきました。隣の家との境界線、30センチほどの高さがあるコンクリートへ、斜めにしてです。近くの山の頂付近には、白いものが積もっており、このあたりいつ降っても不思議ではありません。雪の上、普通のタイヤのままだと危険だから、スノータイヤへ交換の準備だ。

 信号に近づいたとき、道路沿いにある小さな田んぼの隅、錆びたトタン板に囲まれた中に、積まれたもみ殻が頭を出しているのが目に入りました。そのもみ殻は、少し黒ずんでおり、置いてから随分時間が経っているよう。田んぼへ撒くには全く足りないけれど、横にある畑で使うとしたら十分すぎるほど。保管しておくのに、いい場所を見つけたな。

 さて、吹く風がなんだか強いなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、明日できることを、今日わざわざ無理してやることもないし、と怠け癖が出て例によっての先延ばし、ところが、いよいよ差し迫り、もう遅らせられないと泣きべそをかきながら、どうしてあの時やっておかなかったのかと、反省を繰り返していなかったか、考えるのも。。。



No.2,019「両手に下げたプラスチックゴミと鉄塔下のブルーシートと温泉と」    2020(令和2)年11月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある家から、黒いジャージ上下服を着た高齢の女性が、大きな袋を両手に下げながら歩いてくるのが目に入りました。今日はプラスチック類のリサイクル日なので、たまったものを袋に入れてゴミ置き場へ出しに行くところ。それにしても、両手で抱えきれないぐらいの大きさのが2袋。よくぞ、あれだけ食べたりしたものだ。

 緩い坂道から見える、鉄塔下のコンクリート上に、ブルーシートがあるのに気がつきました。何かを覆っているようで、四角い形をしています。鉄塔のコンクリートに接している田んぼの人たちが、ほんの少しの時間、あそこに鍬や鎌などを置くことはあっても、あんな大きな物を置くはずがありません。鉄塔の近くで、工事でも始まるのかな。

 さて、近くの山の中腹あたりから白い煙が周りへ広がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、家から出たゴミなどは庭で燃やすことができ、その火を眺めながらゆっくり過ごす時間は、心までポカポカしてきたもの、だけど今は敷地内で燃やしてはいけないことになっており、どんなルールであってもきちんと守っているか、考えるのも。。。



No.2,018「道路に咲いた真っ赤なケイトウと玄関先の黒いシャツの男性と温泉と」    2020(令和2)年11月24日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横に、真っ赤なケイトウの花が咲いているのが目に入りました。それが、歩道部分、アスファルトとコンクリートの、境目から伸びてなのです。狭い隙間などへ種がころげ落ち、そこから芽を出したのでしょう。普通なら、邪魔になるからと引き抜かれてしまうのに、きれいな花だからもったいないぞと、許してもらっているのかな。

 緩い曲がり角の近くにある家の玄関先に、黒いシャツを着た高齢の男性が、立っているのに気がつきました。手に小さな白い箱のような物を持っていたので、あれは煙草なのかも知れません。ただ、厚手のようだけど、上着無しでシャツだけとは、今の時期寒さにちょっと無防備。朝の散歩などした後で、体が暖まっているとしたら、別だけど。

 さて、近くの山に薄っすらと雪が積もっているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、通常だと許されないことでも、時と場合などによっては、大目に見てもらえることってあるもの、でも、それには他と違うという何か特別な理由が必要、普段から、誰からもあの人の努力は秀でて抜きんでているよなとの評価を得ていたか、考えるのも。。。



No.2,017「干し柿の後の水色波板と荷台に積まれた丸石と温泉と」    2020(令和2)年11月23日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路沿いにある家の駐車場にあった干し柿が、すっかりなくなっているに気がつきました。横棒へ並べるようにして吊り下げられ、色も黒ずんできており、食べ頃がそろそろ近づいているなと思っていたもの。と、その場所で目にしたのが、薄い水色プラチック製の波板です。そうか、干し柿のあった所に雪囲いをしたからだ。

 職場へ近づいた時、大型ダンプカーが非常灯を点滅させ、道路で停車しているのが目に入りました。運転席から、黒いカッパを手にして降りてきたのが、灰色作業服姿の中年男性。トラック荷台を見ると、丸い形をした大きな石が、たくさん積まれています。すぐ近くの道路で工事をしている所があり、あそこで使うため持って来たのかな。

 さて、山の中腹まで白い雲が下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、早いか遅いかは別にして、いつか卒業しなければならない時期がやってくるもの、いつまでも学生気分でいられるのならいいけれど、そうはいかないと言うのがこの世の中、次のステップを見据えながら卒業後のことについてゆっくりと、考えるのも。。。



No.2,016「御堂前黄色いイチョウの絨毯と警備服男性の白いマスクと温泉と」    2020(令和2)年11月21日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している寺院の御堂前、イチョウの葉が、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたように広がっているのに気がつきました。太い幹の上には、目にも鮮やかな黄色い葉が、まだたくさん残っています。木の幹の根本付近の周囲だけ、円を描いたように茶色の地面が見えており、だから、余計黄色が映えてあんなきれいに見えるのか。

 道路の横、軽四車が4台並んで止まっており、そのうちの1台から青い警備服を着た男性が、車から出ようとしているのが目に入りました。その車の前には、車の後部扉を上げ、その下で白いカッパズボンを履こうとしている男性も。雨だけど、二人ともしっかりと白いマスクをしています。交通警備の仕事は大変だけど、今日も一日頑張って。

 さて、猿が渡った道路をすぐまた戻るのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、人間の力なんてたかが知れているもの、間違いや勘違いなどを周りの人に助けられ、それでようやく全うできるのだから、自分一人だけで出来るなんてめっそうもない、常に助けられている周りの人たちへ感謝の心を忘れてなかったか、考えるのも。。。



No.2,015「家の前の柚子とカメラを構えた男性と温泉と」    2020(令和2)年11月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、子供の握りこぶしほどもある黄色い柚子が、緑色の葉の間から顔を出しているのに気がつきました。木の高さは、大人の肩ほどもあり、その上から下までびっしりとです。あんなに沢山なっていると、家庭内だけだと絶対使いきることはできず、大部分は、きっと親戚や知人等へおすそわけすることになるのかな。

 坂道の途中、灰色上下作業服を着た男性が、こちら側へ向かってカメラを構えているのが目に入りました。撮ろうとしていたのは、杉がうっそうと茂っている方です。あの人は、服装などからして工事関係者。木の枝が折れたりしているのを見つけ、その確認写真なのかも知れません。道路へ木の枝などが落ちると、事故になることもあるから。

 さて、街路樹の葉が1枚残らずすっかり落ちていたこんな日は、あったかい温泉に入り、一度手に入れたものは、もったいなくて手放したくないもの、だけど、使うことなくそのまま腐らせてしまうのだとしたら、誰かにあげればその分だけ笑顔の数は増えるのだし、見返りはどれだけあるかな、なんてさもしい心は消し去るようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,014「畑の小さなハウスと男子中学生のバッグと温泉と」    2020(令和2)年11月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある畑の中、大人の膝丈ぐらいの、小さな白いハウスが2つあるのに気がつきました。植えた野菜の苗を、朝晩の冷え込みや、雪などから守るためのものです。これから寒い冬へ向かうと言うのに、今頃植える野菜って、いったいどんな種類なのでしょう。寒さに強い品種だろうということだけは、なんとなく分かる気がするけど。

 緩い坂道の途中、黒い詰め襟の学生服を着た、男子中学生が前の方からやってくるのが目に入りました。背負っていたのが、紺色のランドセルスタイルで少し大きめのバッグです。その昔、男子中学生が通学用に使っていたバッグと言えば、肩から斜めにかける白いやつと決まっていたのに、いつ頃から、背負う形に変わってしまったのかな。

 さて、山全体が赤く染まって見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、広い世間にはごくごくまれに万能選手もいるけれど、誰だって得手や不得手があるもの、不得手なことはどうしても避けがちで、結局いつまで経っても出来ないままの状態が続くことに、ここは頭を切り替え、全く新しい角度から、不得手なものに挑戦することを、考えるのも。。。



No.2,013「打ち合わせ中の3人と庭木の雪吊りと温泉と」    2020(令和2)年11月17日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、ゴミステーション奥の方で、高齢の男性3人が、額をつけるようにして立っているのが目に入りました。1人が手に持つ白い紙を見ながらで、朝の仕事へ出かける前、場所や注意点等の確認なのでしょうか。時間つぶしの単なるおしゃべりとは違い、前傾姿勢で立つ姿勢が、男達の仕事への心をそのまま表しているようで。

 坂道の先、道路に面している家の庭木に、雪吊りがしてあるのに気がつきました。木の真ん中部分に、長い竹が1本立ててあり、そこから下へ向かって縄が放射線状に下りています。そんな雪吊りをした庭木が何本もあり、あれは素人ではなく、その道の専門家の手になるもののはず。雪囲いをしている家は少ないけど、もうそろそろ。

 さて、山に薄い霞のようなものがかかっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、心はその人の姿勢にも現れるのだとか、心がどこか変に曲がり気味のこの身とすれば、体が少し片側へ傾いているのは止むを得ないことで仕方ないよ、などと言わずに、せめて仕事に対しては前向きな姿勢でいるようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,012「首元の白いタオルと公園の中の橙色の明かりと温泉と」    2020(令和2)年11月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緑色のジャンバーを着た高齢の女性性が、透明のビニール傘を手に、道路沿いにある家の中へ入ろうとしているのが目に入りました。首元に、白いものが見えたので、マフラー替わりに近くにあったタオルでも首に巻いているのでしょう。暖かいからとうっかり気を緩めて薄着でいると、風邪などにつけ込まれてしまうから、ゆめゆめ。

 職場へ近づいたとき、近くにある公園の中、橙色の電灯が点いているのに気がつきました。ほとんど葉っぱが落ちてしまった桜の木の間から見える丸い明かりが、2灯です。あの時間になってもまだ薄暗いため、感知器が夜は明けてないと認識し、電源を切る自動のスイッチが入っていないのかも知れません。これから、こんな日が続くのかな。

 さて、道路横にある温度計が16度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、私は寒いのに強いから、少々薄着でもどうってことないぜ、などとカラ元気が通用していたのは大昔のこと、年齢を重ね体の衰えを認めたくない気持ちは分からないでもないけれど、やせ我慢などはドブへ捨て、コロナや風邪からしっかり身を守ることを、考えるのも。。。



No.2,011「軍手をした安全パトロールの人と真っ白い排気ガスと温泉と」    2020(令和2)年11月13日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、背中に安全パトロールと書かれた、緑色ジャンパーを着た高齢の男性が、道路の横を歩いているのが目に入りました。通学と退学時、子供たちが安全に登校できるよう、交差点などで見守りをしているボランティア。朝晩冷え込みが強くなってきたせいか、手に白い軍手をしてです。指先が冷たくなると、体全体まで寒くなってくるから。

 地区公民館近くにある、道路から出てこようとしている黒い車の後ろ側から、排気ガスが出ているのに気がつきました。それが、真っ白でモクモクと、まるで入道雲のように。黒煙ではないため、人体への影響はないはずだけど、重い車を動かすには、あれだけたくさんの力が必要。うっ。あれは、もしかしたら排気ガスではなく、蒸気だったのかな。

 さて、赤くなった街路樹の3分の1ほどの葉が落ちていたこんな日は、あったかい温泉に入り、服でしっかりと覆われているところは暖かくていいけれど、露出している肌の部分は外気の冷たさに直接触れるもの、格好いいか悪いかなどは二の次にして、ちょっと暖かいからなどと0気を緩めず、寒さで体を壊すことがないようにしていたか、考えるのも。。。。



No.2,010「キラキラ輝くススキの穂とピアノのような骨組み機械と温泉と」    2020(令和2)年11月12日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、神社近くの空き地で、太陽の光を受けたススキの白い穂が、キラキラと輝いているのが目に入りました。時期は、もうとっくに終わりのはずだけど、どっこいススキは、まだまだ元気。青空をバックにしてなので、その分余計きれいに見えます。秋に咲く、赤や黄の花もいいけれど、枯れたススキだって、なかなか捨てたものでは。

 道路沿いにある駐車場の隅、ピアノと同じような骨組みの、大きな鉄製機械が置かれているのが目に入りました。濃い緑色の塗装がなされているのですが、ところどころ黒ずんでおり、相当な年代物。故障等のため使えなくなり、処分することにし外へ置いたのかも知れません。骨董品としてだと、とても価値があるような気はするけど。

 さて、太陽が目にまぶしく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、今が盛りと咲き誇り、その存在を輝くように発揮しているけど、時間が経てばいつか枯れてしまうのは必定、たとえ枯れる日が近づいて来たとしても、実はそれからが本当の腕の見せ所、これまで積み重ねてきた苦労の山をどう色付けしていくか、考えるのも。。。



No.2,009「カーブミラー支柱下の紅白ポールと2階屋根の箕(み)と温泉と」    2020(令和2)年11月11日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、丁字路に設置されているカーブミラー支柱の根本付近に、紅白ポールがあるのが目に入りました。まるで、ミラーを支えるよう斜めになってです。紅白ポールは、事故等を防ぐため、車道と歩道の堺、コンクリートの突起近くに目印として立てられているものだけど、あそこは別。ミラーが弱って、もう倒れそうになっていたのかな。

 緩い坂道の途中、道路沿いある家の2階屋根の上に、灰色の小さなプラスチック製箕(み)が置いてあるのに気がつきました。他にも、修理道具らしき黒っぽい物が、いくつか周りに置かれています。雨漏りでもしたため、業者の人に修理をお願いしたのでしょう。雪が積もってしまうと、雨漏りしている場所を探してから直すのはことだから。

 さて、黒い雲の間から青空が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、自力でなんでも出来る時は、出来ない人の苦労なんて気がつかないもの、ところが、体が弱ってくると、どうして周りの人たちはこんなことにさえ気がついてくれないのだと怒りさえ、元気なときから弱い人たちへ寄りそう優しい心を持つようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,008「体の前側のバッグと畑の中の麦わら帽と温泉と」    2020(令和2)年11月10日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路のすぐ横を、紺色の野球帽に、緑色のジャンパーを着た女性が、灰色の中型犬を連れて散歩しているのが目に入りました。肩から斜めに背負っていたバッグは、背中にではなく体の前側に荷物を入れる小さな袋が。前だと、必要な物を取り出す時、わざわざ下ろしてから中を開けずに済むし、歩いている途中だってすぐ出せるから。

 道路から下の方に見える畑の柵近くに、麦わら帽があるのに気がつきました。かかしかと思ったけど、そこまで手が込んでなく、帽子の下に白い布らしきものが下げられているだけ。山に近い所なので、猿などがやってきて、せっかくの野菜などを盗んでいくのでしょう。帽子などだけで被害を防げるはずはないけれど、やらないよりはやった方が。

 さて、近くの山の頂が雪で白くなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、発想の転換が必要なことは分かるけど、長年やってきたことをガラッと変えるのは、誰でも抵抗があるもの、だって、新しいことなんてやらない方が楽なのだから、楽に甘んじいつまでも進歩のないのがいいか、それとも新しい視点で将来に挑戦すべきか、考えるのも。。。



No.2,007「運搬用車両出入り口看板と玄関先の黄色い大輪の菊と温泉と」    2020(令和2)年11月9日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いに運搬用車両出入り口と書かれた看板が、立ててあるのに気がつきました。その先にある休耕田の地面には鉄板らしき茶色い板が、隙間なく敷き詰められており、奥にはプレハブ小屋と臨時のトイレまで設置。これから、相当大掛かりな工事が始まるようで、大型トラックや重機等があの出入り口を通る日も、もうすぐか。

 緩い坂道の先、道路から見える家の玄関先に、大きな鉢が置かれており、背の高い黄色い大輪の菊が咲いているのが目に入りました。そんな鉢が奥にもう1個置いてあり、あそこまで咲かせるには、どれだけ手入れをしてきたかが、遠目からでもはっきりと窺えます。自分だけのものにせず、広く見てもらおうというその気持ちが嬉しいな。

 さて、道路横の温度計が5度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、心の準備がなくいきなり始まると、いつもだと問題なくできるのに、慌てふためいてミスを連発、そんな経験がある身とすれば、自分のやってる仕事で他の誰かが関わることがあるとしたら、注意点等について早くから公表するようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,006「雑然と積まれたタイヤと壁面のブルーシートと温泉と」    2020(令和2)年11月6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の横、雑然と積まれたタイヤがあるのが目に入りました。おそらく、スノータイヤで、雪に備えて保管しているもの。その周りには、使い古しの発泡スチロール箱が置かれたままで、段ボール等も一緒にです。ひさしの下なので多少雨風は避けられるにしても、あのままにしておくと人目につくのにどうしてまた。

 緩い曲がり角の手前、道路沿いにある家の側面に、ブルーシートが下げられているのに気がつきました。2階から下までの、壁にです。ただ、パイプで足場などは組まれていないため、それほど大がかりな改修ではなさそう。西の壁側なので、大きな窓はないにしても、外からの光が入らないので薄暗いはず。家の中は、さぞ、不便なことで。

 さて、近くの山の中腹まで雪が下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、前もって準備しておくのはいいにしても、きちんと整理整頓しておかねば、いったいどこに置いたのか分からなくなり、結局一から探すはめになったりして、誰かに言われるからではなく、せめて人の目につく所ぐらいはきちんとするようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,005「玄関先石段でのおしゃべりと赤色灯点滅のパトカーと温泉と」    2020(令和2)年11月5日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い曲がり角の手前、道路に面している家の玄関先に腰かけている、若い男性二人がいるのに気がつきました。休みなのか普段着で、玄関の石段へ直に腰を下ろしての談笑中です。日当たりのいい場所なので、太陽の光を全身で浴びており、体にも良さそう。日向ぼっこは年配者の特権でなく、若い人たちにもいいのは変わらないから。

 公民館の先、道路の向こう側から、パトカーが赤色灯を点滅させながらやって来るのが目に入りました。サイレンは鳴らしておらず、ランプを点滅しているのは啓蒙のためのよう。パトカーを見ると、どうしてだか踏んでいる足がブレーキペダルへ移ろうとします。そして、無意識のうちに速度計へ目が行き、今日は大丈夫だったなと、ホッと一安心。

 さて、枯れ葉が車の前を舞っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、内に秘めることも大切だけど、心の中にたまったものは吐き出した方がいい場合も、鬱々とした感情を持ち続けると、ある日突然爆発することだってあるのだから、ただ、誰かさんの悪口で憂さを晴らすのではなく、建設的なおしゃべりを楽しんでいたか、考えるのも。。。



No.2,004「紺色バケツへの水入れとコンクリート斜面の肥料袋と温泉と」    2020(令和2)年11月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、紺色プラスチック製バケツに、水道の蛇口からホースで水を入れている高齢の女性がいるのに気がつきました。黒と白色のジャンパーを着ており、外仕事の服装です。雨がポツポツと降り始めてきたところで、どうして水が必要なのかと少し疑問に。そうだ、朝の一仕事を終えて、野菜などを洗っていたのかな。

 緩い坂道の途中、道路から上の方へ向かっているコンクリート斜面に、肥料らしき大きな白い袋が2個置いてあるのに気がつきました。畑で使おうと購入したけれど、運んでいる時に雨でも降ってきたため、途中で止めたのかも知れません。畑の土は、いつも野菜等に養分を取られっぱなし。なので、たまには、しっかり栄養を補給してやらねば。

 さて、雲の向こうに見える水色の空が目に優しいこんな日は、あったかい温泉に入り、冷え込んだ日の朝は、暖かい布団からなかなか出られず、ちらっと見上げた時に目に入った時計の針に気づいて大慌て、それって怠け者の日課だけど、寒い朝でも冷たい水仕事を厭わず勤しんでいる人へ感謝の言葉を忘れないようにしていたか、考えるのも。。。



No.2,003「田んぼ入口の鉄板2枚と透明カッパでの手押し車と温泉と」    2020(令和2)年11月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある田んぼ入口に、大きな鉄板が2枚敷かれ、ちょうどそこをトラックが通っているのが目に入りました。トラックの荷台には、四角い業務用の発電機らしき物が積まれており、白ヘルメット姿の作業員が赤い三角ポールを手に持ちながら、トラックを誘導中です。静かだったあの田んぼで、大がかりな工事が始まるのかな。

 職場へ近づいた頃、道路横にある広い歩道を、フードのついた透明の長いビニールカッパを着て、手押し車を押しながら歩いている高齢の女性がいるのに気がつきました。雨は降っていないけど、カッパは風よけのためなのでしょう。昨夜の雨で地面が濡れており、乾くまで畑仕事などはできないはず。だとすると、足腰を鍛えるための散歩。

 さて、柔らかい日差しが秋本番を感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、上だけをいくら着飾っていても、足元がきちんとしてなければ、どこかちぐはぐで見た目も変だし、しっくりとはこないもの、どんなに大変でも基礎になる部分をしっかりと押さえ、少々の雨風ぐらいでは動じないような体力づくりに努めていたか、考えるのも。。。



No.2,002「生け垣の白い花と斜面の下に駐車した軽四車と温泉と」    2020(令和2)年11月2日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している生け垣の葉の間に、白い花が咲いているのに気がつきました。椿科の植物で、これからの時期、長い期間目を楽しませてくれる花です。よく見かけるのは赤と白の2種類で、これまでどちらが先に咲いいていたのかはっきり記憶にないけれど、今年は白が一歩先んじたよう。赤と白い花の競演が見られるのも、もうすぐだ。

 コンクリートで固められた斜面の下、軽四自動車が左側のランプを点滅させながら止まっているのが目に入りました。それが、反対側車線で、車の向きがこちらと同じなのです。通勤時間帯なので、車が何台も続いてやって来るため、なかなかこちらの車線へ戻ることができない様子。後先考えず、あんな止め方をしてしまったとしたら、そのせいかな。

 さて、街路樹の葉が赤く染まっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、単独で存在感を示せることがあるけれど、それって余程の力量がなければ難しいもの、複数まとまれば見た目は違ってくるし出せる力の量だって大きくなるはず、その場限りの単なる思いつきではなく、己が持つ力を何倍にもして発揮できる方法をじっくり、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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