ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,979 「台車に載せたプランターと新しくなった白木の祠と温泉と」    2020(令和2)年9月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の玄関先で、台車に茶色いプランターを載せている女性がいるのが、目に入りました。道路側には、まだいくつかのプランターがあり、あれも一緒にどこかへ運ぶつもりなのでしょう。朝晩の冷え込みが本番を迎える前、寒さに弱い花などを、暖かい場所へ移動させるために。そう言えば、明日は、もう衣替えだし。

 公民館の先、道路すぐ近くにある小さな祠が、新しくなっているのに気がつきました。塗装などはされておらず白木のままで、奥には赤い布を身につけたお地蔵様が安置されて。まだ仕事の途中らしく、手前側には、紺色のトラックが止められたままになっています。前にあった祠は相当年月が経ち、古くなっていたので、雪が降りだす前に新築か。

 さて、雲が太陽をさえぎるようにしていたこんな日は、あったかい温泉に入り、昔から言い伝えられてきたことは、それだけの根拠があるもののはず、盲信は避けねばならないけれど、年配者の言うことを聞いて損することは滅多にないよう、またかとうるさがらず、たまには根拠に基づいた話に耳を傾けるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,978 「水色の電動四輪車の女性と紫色の帽子の男性と温泉と」    2020(令和2)年9月29日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、ゴミ置き場前に止められた水色の電動四輪車から、身を乗り出しそうにしている高齢の女性がいるが目に入りました。どうやら荷台に積んできたごみ袋を、出すためのよう。足が少し不自由な人でも、あの車があれば、あちこちへ出かけることができます。積極的に外へ出る気持ちがあれば、気持ちだっていつまでも若いときのままで。

 広い歩道を、紫色の野球帽をかぶり、白い長袖シャツに黒いサングラスかけた高齢の男性が、こちらの方へ向かって歩いて来るのに気がつきました。このあたりで紫色の帽子なんて、めったに見かけることがありません。強い色なので、あれを求める時、どんな気持ちだったのか知りたい気もするけど、それは個人の趣味。人は人、我は我だから。

 さて、開けた窓からの風が少し冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、体力的なことは別にして、若い時ならいざ知らず、もう年だからそれは無理、などと年齢を理由に挑戦する前戦意喪失するなんて、あふれるほどの経験を持っているのにもったいない、経験に裏打ちされた豊富な知識をどう新しいことに生かせるか、考えるのも。。。



No.1,977 「黄色い柿と赤く染まった街路樹の葉数枚と温泉と」    2020(令和2)年9月28日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路から下に見える柿の木のてっぺん、柿の実が黄色くなっているのに気がつきました。葉っぱは随分散っており、実だけがはっきりと見えます。なんだか数が少ないような気もするので、もしかすると、今年は柿のはずれ年なのかも知れません。多ければいいけれど、たとえ少なくても、味が良ければそれだけでも喜ばねば。

 職場に近づいた時、街路樹の葉数枚が、紅く染まっているのが目に入りました。緑色の葉の中に、鮮やかな赤ですから、とても目立ちます。あの街路樹の紅葉は、これから日を追うごとに少しずつ広がっていくのでしょう。田んぼに残っている稲も少なくってきたし、いま秋の真っ只中。なので、口と目の両方で秋を楽しめる時期が到来だ。

 さて、道路に設置してある温度計が14度だったこんな日は、あったかい温泉に入り、豊作を願うのは誰だって当たり前、ところが、天候等の影響で、予定が大きく違ってくることもあり、収穫が終わるまで油断は禁物、最後に少し気を緩めたため取り返しのつかないことになる、なんてことが絶対に無いよう努めていたか、考えるのも。。。



No.1,976 「道路わきに立てられた選挙用の掲示板と刈り残された稲と温泉と」    2020(令和2)年9月25日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、緩い坂道の手前、道路わきに選挙ポスター用の掲示板が立てられているのに気がつきました。県知事選挙が来月行われるので、候補者のポスターを貼るためのもの。2段で合計6枚分の枠があり、立候補者は、それ以内になる予定なのでしょう。選挙期間中、少し賑やかになるはずだけど、投票日はちゃんと体が空いてたかな。

 道路から下に見える田んぼ、周りがコンバインで2周分ほど刈られているのに、真ん中が四角い形で残されているのが目に入りました。その稲は、緑色が強く、刈り取りにはまだ早いかもと思うくらいの色です。ところが、その稲は一面べったり倒れており、もしこれから雨が続くと、刈り取りはさぞ大変になるだろうなとの、嫌な予感が。

 さて、山の斜面の木の上にぽっかりと雲が浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、権利主張を声高に叫ぶことが多いこの身なれど、それに伴った義務を100%履行しているかと問われると、思わず背中をツーっと冷たいものが流れ落ちる気分に、権利権利と言う前に、与えられた義務はしっかりと守っていたか、考えるのも。。。



No.1,975 「小型パワーシャベルとシャツを腰で縛った男性と温泉と」    2020(令和2)年9月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道の途中、非常灯を点滅させて停車しているトラックがいるのが目に入りました。その手前側には、荷台から降ろしたのか緑色の小型パワーシャベルが1台止まって。庭先に、大きな袋を抱えるように持つ作業服姿の男性がおり、コンクリートを使う改修工事などが始まったようです。狭い場所だから、大きな機器は使えないのかな。

 橋の上に来たとき、ジーンズに青っぽい半袖ポロシャツで、腰に灰色の長袖シャツを縛った男性が、こちらの方へ向かって歩いて来るのに気がつきました。シャツの腕を紐がわりにして前で縛り、胴体部分は腰の後ろを隠すようにしているあのスタイル、テレビなどでよく見かけることがあります。あれも、若者たちの、おしゃれの表現方法の一つだ。

 さて、道路に黄色い蝶々が舞っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、大きなところの作業は機械を使ってやれるけれど、最後の細かな仕上げは人の手に勝るものなし、もちろん、それなりの経験と実績がものを言うのは当然のことだけど、大きな機器を上手に使いながら、細部の詰めは自分の目と手でしっかりと行っていたか、考えるのも。。。



No.1,974 「灰色ベストの男性と電柱下の黄色い帽子の女性と温泉と」    2020(令和2)年9月23日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横を、格子柄の長袖シャツに、灰色のベストを着た高齢の男性が、ゆっくりと歩いているのに気がつきました。背中が少し曲がり気味で、どうやら、朝の散歩の途中のようです。朝晩随分冷え込みを感じるようになっており、長袖1枚だけだとなんとなく物足りなく、ベストがあると、見た目もおしゃれだし暖かいから。

 交差点で止まったとき、前にある電柱の下に黄色い帽子をかぶった、中年の女性が立っているのに気がつきました。体の正面、両手で黄色い横断旗を持ってですが、なんだか手持無沙汰な感じ。紺色のジャケットとスカート姿なので、仕事へ出かける前、関係者が当番で立っているのでしょう。時間になれば、職場へそのまま直行だ。

 さて、秋晴れの空が目に優しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、一石二鳥なんてめったにないこと、もしチャンスが来れば機を逃さず挑戦すべきだけど、いつも躊躇して中途半端になり二兎を追う者は一兎も得ずの結果ばかり、判断を誤ることなくめったにない機会を見逃さないようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,973 「真っ赤な顔の猿と黒い箱型リュックと温泉と」    2020(令和2)年9月19日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、橋の手前にさしかかったとき、道路沿いにあるコンクリートの上、背筋を伸ばしてこちらをじっと見ている猿がいるに気がつきました。毛は少し濃い目の茶色で、顔が真っ赤です。近くに他に猿は見えず、あの一匹だけのよう。こちらの車の動きにあわせ、顔をぐるっと右から左側へ回転。すぐ横を通るから、やはり気になるのだ。

 道路に面している駐車場に、薄い水色の上下作業服を着て、黒いリュックを背負った男性がいるのが目に入りました。そのリュックが、縦長箱型のもの。最近、出かけた先で、あの形のものを見かけるようになっています。以前、リュックといえば、横長で、大きなサイドポケットがついていたものだけど、今はそんなものなど見なくなったぞ。

 さて、鳥がやけに低空飛行で飛んでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、何かに集中している時、近くを誰かが通るだけでも気になるもの、だけど、本当に夢中になっている時はどこかで大きな音がしても耳には入らぬのに、だとすると、中途半端な時だけ気になるのかも、いま本当に夢中になれるものに取り組んでいたかなと、考えるのも。。。



No.1,972 「玄関先の茶色い砂利と白い郵便受けと温泉と」    2020(令和2)年9月18日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横にある家の玄関先に、茶色い砂利のようなものがまかれているのに気がつきました。畳2枚ほどの広さがあり、道路から玄関入り口迄の間に、びっしりとです。草が生えてくるのを押さえ、見栄えもいいので、最近、出かけた先で見かけること多くなっているもの。あれは、レンガ等を砕いて再利用したものか、それとも違う何か。

 公民館の近くにある家の前、白い郵便受けが、玄関の横に置かれているのが目に入りました。やけに手作り感がある家型のもので、白いペンキを塗ってあります。その正面に、赤色で郵便のマークがはっきりと。家庭にある昔の郵便受けは、全体が真っ赤な物がほとんどだったけど、今は白や灰色などが目立ち、色もその時代時代で変わるよう。

 さて、田んぼの中、コンバインのキャタピラー跡に水がたくさんたまっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、草取りなど手間のかかることは誰だって嫌なもの、昔からやっていることだし、どうにもならないから仕方がないとあきらめてはいるけれど、いい汗を流すため新しいことへの挑戦に、二の足を踏んでいなかったか、考えるのも。。。



No.1,971 「道路の草取りと小屋の前に置かれた布団と温泉と」    2020(令和2)年9月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、コンクリートとアスファルトの隙間から伸びた草を、腰を折り曲げながら引っ張っている女性がいるのに気がつきました。そこは、歩道と車道の、ちょうど境目にあたるところで、膝下ぐらいまで伸びている草が何本もあり、それをです。公道だから責任は役所にある、などと言わず気づいた人が、少しずつでも協力すればいいんだ。

 坂道の手前、道路に面している小屋のすぐ前に、広げた布団が置かれているのが目に入りました。少し古めの、厚い掛け布団です。誰かが捨てたものではなく、クッション替わりなどに用いようとして、置いたものか。片付けてないと言うことは、これから使う予定があることに。すると、あれを見て驚く通行人が、私の他にも出てくる可能性が。

 さて、雲が増え始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、自分ではほとんど考えず、言われたことだけをただ淡々とこなすだけ、いつまでもそんなやり方が通用するならいいけれど、月日が経つにつれて責任が増し周りへの気遣いも必要になってくるもの、誰かに言われての嫌々ではなく自ら率先して動くようにしていたか、考えるもの。。。



No.1,970 「玄関先の手すりと青いじょうろでの水やりと温泉と」    2020(令和2)年9月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の玄関先に、新しい手すりが取り付けられているのに気がつきました。あそこは、一人暮らしの男性高齢者宅で、入口にコンクリートの高めの階段が2段あるところ。足元が弱り杖を持ちながら歩いているのは見かけていたけど、あれだけ段差があるから、いつ転んでもおかしくはなかったので、安全のために。

 公民館先にある小さな畑の中、高齢の女性が、青いじょうろで畝に水をかけているのが目に入りました。すぐ後ろ側の畝2本には、新しいもみ殻が薄っすらとまかれており、そこに黄緑色した野菜の苗が、一列に並んで植えられています。じょうろの水は、これから植える野菜のためで、明日は雨の予報だけど、きっとそれも含めてのはずだ。

 さて、橋の上に来たとき山側から突風が吹き抜けたこんな日は、あったかい温泉に入り、普通にやっていたことでも、何かの事情でそれが出来なくなることってあるもの、それがたとえ体の一部であってもケガなどすると、生活に大きな支障が出てくるのだから、いつまでも万全だとの思いは捨てて、先を読むようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,969 「頭を覆ったヘルメットとバックで出てきた車と温泉と」    2020(令和2)年9月15日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、黒いヘルメットをかぶり自転車に乗って、こちらの方へ進んでくる男性が目に入りました。そのヘルメット、頭全体をすっぽり覆うタイプのもので、顔の前面も覆われているため、暗くて顔が全く見えません。あのヘルメットだと、一昨日迄なら暑いし蒸れるし、使う気にはならなかったはず。ようやく涼しくなってきた、証拠だ。

 道路に面している駐車場から、バックで出てこようとしている、灰色のワゴン車がいるのに気がつきました。その駐車場の手前側に家があり、あそこからだと道路へ出ないと、こちらが見えないところです。こちらが、ハンドルを右にきったとき、その車は気がついたのか、バックの途中で停車。どうして、反対向きで止めなかったのかな。

 さて、稲刈りの済んだ田んぼがあちこちに目についたこんな日は、あったかい温泉に入り、ないものねだりで、こちらにないものを、あれもこれもと求めがち、だけど、ものには一長一短があり、どうしても満足できない部分って残ってしまうもの、不満をたらたら述べるより、満足できないところをどう克服したらいいかと、考えるのも。。。



No.1,968 「エプロンにくっついた草片と田んぼの畔の白い鳥と温泉と」    2020(令和2)年9月14日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある、小高い畑の近くで、ブーンと音を立てながら草刈りをしている男性がいるのが目に入りました。顔の前はネットで覆われ、足首までもある長い紺色のエプロンをしてです。そのエプロンには、飛び散った草がべったりとくっついており、朝から随分刈ったであろうことが窺え、足元がすっかり広くて、明るくなっていたぞ。

 職場に近づいたとき、田んぼの畔に、一羽の白い鳥がいるのに気がつきました。伸びた雑草の間、まるで隠れるようにしており、最近よく見かけるようになってきた鳥です。虫など餌になるものを探し、離れたところから出稼ぎにきたのでしょう。あの大きさや形などからして、おそらく海の方からやって来たもの。生態系が、違ってきたのかな。

 さて、開けた窓からの風がとても冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、口先だけで言っているのと違い、取り組んだ手の跡は見ればはっきりと分かるもの、自分に自信がない人ほどなんだか口数が多くなるようだけど、実際に手を動かしている人の場合たとえ無口であったとしてもしっかり伝わって、我はどちらかなと、考えるのも。。。



No.1,967 「一輪の青いアサガオと倒伏した稲と温泉と」    2020(令和2)年9月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家のガラス戸前、屋根近くに青いアサガオが咲いているのに気がつきました。あんなにたくさんあったアサガオの花も、残っているのは、あの一輪だけ。それにしても、大きなヒマワリが早々に姿を消したのに、小さなアサガオが長く目を楽しませてくれるというのは、どうして。やはり、その生命力の違いか。

 職場へ近づいたとき、道路の左右にある田んぼで、稲がべったりと倒れているところがあるのが目に入りました。まだ熟しておらず、青いままなのにです。あの色だと、刈り取りは、随分先でなければできず、あれだけ倒伏しているから、立ち上がることは、もう絶対に無理でしょう。予報では雨のマークも続いており、どうする困ったな。

 さて、日陰へ入ると風がとても冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、どうしても大きさなど外見から判断しがちなもの、大きければ力があり、小さければ弱いなどと、ところが、小さなものにだって内に大きなパワーを秘めていることがあるもの、小さいからと見下しあなどるようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,966 「捨てられたギターと紺色長袖ジャージ服と温泉」    2020(令和2)年9月10日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、ゴミ置き場の側面に、ゴミシールを貼られたギターが立てかけられているのに気がつきました。随分古いようですが、その気になれば、まだまだ使えそう。ギターをつま弾き楽しんでいた持ち主、新しいものに乗り換えたか、それとも、物置等へしまいっぱなしになっているのを見て、もう使うことはないだろうと処分したのかな。

 坂道の上の方から、紺色の長袖ジャージ服を着た高齢の男性が、自転車に乗って下りてくるのが目に入りました。パラパラと小雨が降っているのに、雨具等なしでです。昨日迄は半袖でも暑いと感じたのに、今日は涼しくてもう長袖が欲しいくらい。自転車のあの高齢者、長袖はいい選択だったけど、雨に濡れたままにしてると風邪を引くぞ。

 さて、久しぶりの雨で乾燥から解き放たれた気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、これは大事だから捨てられません、と取ってあったものでも、年月が経って見るとただのゴミにしか過ぎないなと思ったりして、とすると、今大事にしているものでも1年後にはどうなるか、何が本当に大事で何が不要なのかをしっかり、考えるのも。。。



No.1,965 「田んぼの中建設中の鉄塔と赤トンボと温泉と」    2020(令和2)年9月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、川側の方にある田んぼの中、送電線用の大きな鉄塔が、建設中なのに気がつきました。これまである鉄塔のすぐ近くで、高さなどが一回り大きくなっています。ただ、先端部分が未完成で、まだこれから。今日にでも設置するのでしょう。それと、本体から横へ張り出す部分もこれからで、あれだけの大仕事、いつの間にやっていたのか。

 緩いカーブ、道路横にある小屋の前、小さなトンボが一匹飛んでいるのが目に入りました。大きさや色などからして、あれは赤トンボです。9月も中旬を迎え、あちこちに赤トンボがいても、不思議なことではありません。ただ、真夏以上に暑い日が続いており、暦の上では秋だとしても、体感的にはまだまだ夏の気分のままなので、なんだか妙だぞ。

 さて、黄金色に染まった田んぼがやけに増えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、小さな仕事も大仕事も、結局やるのは同じこと、どちらも一つひとつの積み重ねで、それが多いか少ないかだけなのだから、ほんの少しでも気を緩めて手を抜くと、その結果に支障が出てくるのは同じ、まさか小さいからと手抜きなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,964 「前輪タイヤ3本の特別車両と窓から伸びた太い筒と温泉と」    2020(令和2)年9月8日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、前の方から、トラクターかと見間違えるような大きな車が、やってくるのが目に入りました。全体が黄色く塗られており、真正面に大きなタイヤが3本見え、それが後ろに4本もついている特別車両です。これまで、ほとんど見かけたことのない車で、タイヤがたくさんついているということは、きっと、どんな道路でも行けるようにだな。

 緩い坂道の手前、道路に面している小屋の窓から、太い筒状の布が、そのまま側溝へ伸びているのに気がつきました。あれは、確か米用の大型乾燥機についている、送風機からのもの。あちこちの田んぼで、本格的に稲刈りが始まっており、収穫作業が終わった夜間等に、乾燥しているのでしょう。とすると、あれが八十八回目最後の手間か。

 さて、橋の上で、山側からの突風が窓を通り抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、どんな時でも持ってる知識と能力で対応できればいいけれど、如何せん限界がありその道の専門家にはかなわないもの、自分の手に負えないと感じたときは、素直に知識を有する人へ頭を下げ、教えを乞うようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,963 「玄関先の白いウサギと田んぼの隅の稲刈りと温泉と」    2020(令和2)年9月7日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の手前、道路横にある家の玄関先に、白っぽいウサギがいるのに気がつきました。小さくてかわいいウサギが、あんな所に一匹じっとしているのはどうして、と思ったら作り物です。あそこは、おそらくウサギ好きな家族。なので、知人などからのいただきものか、それともホームセンター等で買ってきて、一番目立つ所へ置いたな。

 職場へ近づいたとき、道路に面している田んぼの隅、使い古した感のある麦わら帽で手に稲刈り鎌を持った高齢の女性が、腰を曲げて作業をしているのが目に入りました。田んぼの角の場所なので、コンバインでの刈り取りが難しく、そのため稲を手で刈っていたようです。と、言うことは、今日か明日中は、待ちに待った稲刈りのコンバインの出番だ。

 さて、雲がやけに高いなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、本物志向は誰だって当たり前のこと、だけどどうしても手に入らない時や金銭的に無理な場合は、代用品で我慢するという手もあったりして、この身などはもっぱら懐具合を確認してから指をくわえてばかりだけど、いつかは本物をとの望みは捨てていなかったか、考えるのも。。。



No.1,962 「ランニングシャツから出た赤銅色の腕と相談中の高齢者4人と温泉と」    2020(令和2)年9月4日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家から、灰色のランニングシャツに、半ズボンを履いた男性が出てきたのが目に入りました。シャツから出ている腕とズボンからの足が、赤銅色。夏休み明け、小学生が登校したときのように、まっ黒に焼けています。新型コロナの影響で、遠くへ出かけられず、近くの田んぼや畑などで働いて過ごしたと見た。

 曲がり角にある空地、高齢の男性4人が1台の草刈り機を手に、まるで額を寄せ合うようにしながら話し込んでいるのに気がつきました。すぐ横に軽四トラックが3台止めてあり、外仕事で使う草刈り機に問題が生じたため、解決方法などを相談していたようです。使う機械が動かねば仕事にならず、早く直さないと嫌になるほど暑くなるぞ。

 さて、橋のうえ山側から吹いてきた強い風が心地よかったこんな日は、あったかい温泉に入り、これはどうあっても曲げられませんと、かたくなに拒否してきたことでも、世の流れ等でどうしても変わらざるを得ないことってあるもの、嫌だ嫌だとすねてごねるより、変化を素直に受け入れられる度量を持っていたか、考えるのも。。。



No.1,961 「荷台に干された半袖シャツと流線型の黒いサングラスと温泉と」    2020(令和2)年9月3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している車庫の中、軽四トラックの荷台に、白い半袖シャツと紺色のズボンが干してあるのに気がつきました。今朝一仕事終わり汗で濡れたため干したのか、それとも、昨晩水洗いして、そのままかけておいたもの。どちらにしても、洗濯機を使ったものではなく、手洗い程度のよう。外仕事で、たくさんの汗を流している証拠だ。

 公民館の近くへ来たとき、つば広の帽子をかぶり、おしゃれな長袖ブラウスを着た高齢の女性が、自転車に乗ってこちらへ向かってくるのが目に入りました。あの年代にしてはめずらしく、流線型の黒いサングラスをかけており、日差しが強くて紫外線を避けるため、目の弱い人たちには必需品だ。それに、あのおしゃれな形が、似合っていたぞ。

 さて、太陽の光がとても眩しく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、たとえ黙っていてもその人の背中を見ていれば分かることってあるもの、口先だけで行動が全く伴っていないこの身などは論外として、言葉数は決して多くはないけれど黙々と己の責務を果たしている人の背中を、うっかり見逃してはいなかったか、考えるのも。。。



No.1,960 「コンクリート打撃機と長いマスクのメーター検針員と温泉と」    2020(令和2)年9月2日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横空き地の前、白いヘルメットをかぶり、乗車型の機器を使って、側溝のコンクリートを砕いている男性がいるのが目に入りました。まるで、ハンマーを連続して打ち下ろすようにし、すごい音を立て砕いています。コンクリートの幅は狭いけど横の長さは相当あり、雨が続いたとき、ゴミでも詰まって水が溢れたかな。

 緩い曲がり角の横から、つばの広い帽子をかぶり、手に黒い計算機のような物を持った女性が出てきたのに気がつきました。目の下から胸元までもある長いマスクに、長袖のシャツ、白い手袋をしてです。あの人は、たぶん電気メーターの検針員。ここのところ暑くて、冷房機器を使っている家庭が多いから、今月のメーター量は激増だ。

 さて、あちこちに黄金色に染まっている田んぼが目についたこんな日は、あったかい温泉に入り、応急処置で済む場合と、根本から直さないといけないことがあるもの、大丈夫だろうと場当たり的なことを繰り返しているうち収拾がつかなくなることだって、面倒だからとつい手抜きし初期の判断を誤ることはなかったか、考えるのも。。。



No.1,959 「荷台の黄色いプラスチック製の箱と秋冬用の野菜の種と温泉と」    2020(令和2)年9月1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、横道から出てきた軽四トラックの荷台に、黄色いプラスチック製の箱が置かれているのが目に入りました。机ぐらいの大きさがあり、中に入れるのは水ですが、飲料用ではなく除草剤の類だと思われます。そろそろ稲刈りの時期が近づき、カメムシ等の害虫を防除するため、畔の雑草を刈るか、枯らす必要があるはず。あれは、後者用だ。

 道路から下に見える畑の中、腰を曲げた高齢の男性と、その奥さんらしき女性がいるのに気がつきました。畑の周りには、全面に電気柵が張り巡らされており、猿などへの対策は万全です。ただ、畝には収穫するような野菜などが全く見えず、秋冬用の野菜の種でも、植えようとしていたところなのかも知れません。もう、冬の支度が始まったのかな。

 さて、稲を刈り取った田んぼから甘い米の香りが漂ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、物事を解決するための方法って一つだけではないもの、それに近道もあればすごい遠回りだって、そんなことは出来ませんと、やりもしない前から妙な自慢の声を上げるより、頭を絞りどうにかして解決を探るための努力をしていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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