ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,958 「倒れかけた田んぼの稲と落ちた栗のイガと温泉と」    2020(令和2)年8月31日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路から下に見える田んぼの稲が、倒れかかっているのに気がつきました。中央の部分がたくさんまとまってで、稲はまだ緑色のまま。あそこは、昨年も一昨年も倒れていた田んぼ、稲刈りが他より遅く最後まで残っていたところです。肥料や水の管理の仕方、あるいは、土壌に問題があるのか。毎年というのが、どうにも気になる。

 緩い坂道の道路脇に、小さな栗のイガが何個も落ちているのが目に入りました。茶色と緑色の2種類で、実が成熟する前に落ちてしまったようです。昔、友達と一緒に近くの山の麓へ行き、そこにある栗の木の周辺を探して、実を拾ったもの。大きい実や小さいのまで、たくさん収穫した覚えが。あれは、甘いおやつなんてなかった時代のことだ。

 さて、窓からの風が涼しく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、同じことを繰り返している人には2種類あるよう、そのままでいいと惰性でやっている人、そして、改革の余地はないかと向上心を持ちながら取り組んでいる人、そのどちらがいいかなどとは言わないけれど、同じ失敗を繰り返すようなことはしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,957 「開いたススキの穂と稲刈りが終わった田んぼと温泉と」    2020(令和2)年8月28日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館近くの空き地に、少し黄色みがかったススキの穂が、いくつも開いているのが目に入りました。そのとき、青い空にススキも、なかなか似合うものだなと。今、薄暗くなる頃から、南の方の空に、半舷の月が上っており、中秋の名月までは、あと1か月ほど。ススキよ、どそれまで枯れないで、しっかりと咲き続けてくれよ。

 信号に近づいた頃、道路のすぐ横にある小さな田んぼの稲刈りが、終わっているのに気がつきました。道路をはさんで左と右にある田んぼが、きれいに刈り取られており、切り株しか残っていません。早稲の品種で、田植えをしたのは、確かまだ涼しかった5月の初旬頃のこと。長雨の後、晴れの日が続いたため順調に生育したようで。

 さて、道路に設置してある温度計が27度を表示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、必要とする時に必要な量を確保、それが物作りの基本、あまりにも早すぎると在庫金額がどんどん増えるし、少しでも遅れると製造面で支障が起こることに、常に期限をにらみながら、納期に合わせた仕事の工程管理に努めていたか、考えるのも。。。



No.1,956 「田んぼ畔の稗と肩から下げた袋のペットボトルと温泉と」    2020(令和2)年8月27日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路側にある小さな田んぼの畔に、わざわざ植えたかと思うほど、たくさんの稗がたわわに実っているのに気がつきました。稗は田んぼの中にほとんど見あたらず、きっと除草剤の成果でしょう。その昔、畔に植えていたのが、小豆や大豆。空いているのがもったいないと、狭い場所でも探しながら植えていたものだっけ。

 紺色の野球帽をかぶった高齢の男性が、自転車で緩い坂道をこちらへ下ってくるのが、目に入りました。肩から斜めに下げていたのが、小さな袋。その中に入っていたのが、ペットボトルです。朝からとても日差しが強く、長時間自転車で走るのであれば水は必需品。喉が渇いた時すぐ飲めるよう、手の届くところにあれば安心だし。

 さて、黄色く染まり始めた田んぼが目についたこんな日は、あったかい温泉に入り、あの頃はそれほど収穫がある訳でもないのに、手間暇かけてこつこつとやっていたっけ、汗を流すことなんて当然のことだと意に介せず働き続け、だから収穫時の喜びは格別だったのかも、今、感動するぐらい働くことがあったか、考えるのも。。。



No.1,955 「前から来た軽四パトカーと白タオルを頭にしばった男性と温泉と」    2020(令和2)年8月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、反対側車線をこちら側へ進んで来る、軽四車がいるのが見えました。ゆっくりしたスピードで、少し離れた後ろには別の車も。このあたりではめずらしく、制限速度をきちんと守っている車だな、と思ったら軽のパトカーです。だから、後ろの車も前へくっつかず、離れての運転。こちらも、思わずアクセルから足を離して付け焼刃の安全運転だ。

 道路沿いにある事務所前に軽四トラックが止まっており、その後ろ側白いタオルを頭にしばった高齢の男性が、何人かいるのに気がつきました。その服装からして、これから山仕事などへ向かうため、集まっていたようです。この暑いさなか、外での仕事とは頭の下がること。こんな日なので、くれぐれも無理をせず、水分補給と熱中症には気をつけて。

 さて、日陰に入ると涼しい風を感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰が見てようが見てまいが、心にやましいことさえなければ、胸を張っていられるもの、ところが、後ろめたいことがどこかにあると、いつしか声も小さく背中も曲がり気味に、他の人などに惑わされず、決められたルールはきちんと守るようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,954 「取り払われたアサガオのツルと腰に下げた橙色の道具袋と温泉と」    2020(令和2)年8月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、郵便局のガラス戸前にあった、アサガオのツルが、全部取り払われているのに気がつきました。下半分ほどがすっかり枯れており、弱弱しい青いアサガオが屋根近くに咲いているな、と思ったのは先週のこと。寿命になったからと、片づけてしまったのでしょう。アサガオの花で、しばらく目を楽しませてもらったし、感謝せねば。

 道路から下に見える畑の真ん中、両手を腰に置き、橙色の小さな袋を腰の後ろに下げた男性が、歩いているのが目に入りました。あの袋は、金づちやペンチ等の道具を入れるためのもの。畑で、そんな物を使うとすれば、害獣用の柵を修理するためぐらいかな。山のすぐ近くだし、エサを求めてサルなどが、これから出没するはずだから。

 さて、窓から入る強い風が心地よかったこんな日は、あったかい温泉に入り、生老病死、生まれてから老いていくのは自然の理、それは、誰にだってどうあがいても避けられないもの、若くて元気だから言いたい放題好き勝手もいいけれど、弱ってくる前自分を少し振り返り、誰かに感謝されるような働きをしていたか、考えるのも。。。



No.1,953 「色変わりし始めた庭木とホースで水やり中の女性と温泉と」    2020(令和2)年8月24日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している家の庭に植えられている木の葉が、どれも薄茶色へ染まっているのに気がつきました。確か、あれは、モミジの木だったはず。なので、枯れ始めたのではなく、紅へと色変わりし始めたのでしょう。暑い暑いと言っているうちに、そろそろ8月下旬へと。自然界が、夏から秋へと変わりつつあるのも、当たり前か。

 緩い坂道の途中、道路横にある家の前、紫色で足首近くまである長い丈、ふわっとしたワンピースを着た中年女性が、ホースで勢いよく水をかけているのが目に入りました。足元に、プランターが3個置かれており、その周辺へです。庭は全て、コンクリートが敷き詰められており、熱がこもっているから、水をやらねば植物の命にかかわるぞ。

 さて、開けた窓から生ぬるい風が入ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、まだまだ先のことだと楽になっており、そのことに気がついたのは直前になって、虫の知らせか嫌な予感が的中し大慌て、後々何度もそのことを夢見てうなされ寝ている途中に目が覚める、なんてことのないよう準備に抜かりはなかったか、考えるのも。。。



No.1,952 「除草中白ヘルメットの男性と田んぼ麦わら帽の女性と温泉と」    2020(令和2)年8月22日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂道の途中、小さな赤い看板が地面へ置かれ、そこに除草作業中の文字が書かれているのが見えました。近くに、白いヘルメットをかぶった男性が、草刈り機を手にして作業中です。斜面の下には、別の二人がいて、同じく機械で草刈り中。暑いためか防具やエプロン等はつけず簡易な服装だから、慣れている人と見た。

 職場へ近づいた時、道路のすぐ横にある田んぼの中、大きな麦藁帽をかぶった女性が、立っているのに気がつきました。手に何かを持っており、あれは、おそらく稗。稲刈りが近づいて来ているため、田んぼに生えている稗を探して、手で一本ずつ抜いているのでしょう。農作業のほとんどが機械任せだけれど、あれは人手でなければ。

 さて、ミンミンゼミの鳴き声が大きく聞こえたこんな日は、あったかい温泉に入り、月日が経ってやることに慣れてくると、どこで手を抜いてもいいかが黙っていても分かって来るもの、それがいい意味での要領のよう、ただ、物ごとには崩してはいけない基本と言うものがあり、それを簡単に逸脱するようなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,951 「黒いマスクの女性と道路真ん中に落ちていた花と温泉と」    2020(令和2)年8月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、白い半袖ポロシャツに、紺色ジャージズボン姿の若い女性が、こちらへ向かって歩いて来るのが目に入りました。太陽を背にしてなのか、暗くて顔がよく見えません。その人に近づくと、見えないのも道理、顔の下半分を覆うような黒い大きなマスクをしていたからです。目だけしか見えないけど、爽やかな感じが、こちらまで伝わって。

 赤信号で止まったとき、反対側車線のど真ん中に、葉っぱのたくさんついた花が落ちているのに気がつきました。それも、中途半端な量ではなく、まとまってで、まるで道をふさぐかのようにしてです。どこかに飾ってあったものを、処分しようと運んでいる途中落としたものか。でも、まさか分かって、わざわざ落としていったものではないよな。

 さて、街路樹の葉が数枚枯れ始めて赤くなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、さらけ出すのも悪いとは言わないけれど、あまりにも無防備なのはちょっと問題なことだって、今のご時世、それを探し出してつけ込もうとする不逞の輩がいるのだから、秘すれば花、時にはわずかに見せ、相手の想像力を高めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,950 「髪を縛った女性と灰色ネットの前掛け男性と温泉と」    2020(令和2)年8月20日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横に置いてあるゴミ置き場の近く、長い髪を後ろで縛った中年の女性が、白地に薄い花柄模様の半袖Tシャツを着て、立っているのが目に入りました。おそらく、ゴミを出しに来た、帰りなのでしょう。朝から暑さを感じさせる日なので、あの長い髪がじゃま。きちんと縛ってさえおけば、首元が涼しくて、暑さも違うはずだ。

 職場へ近づいたとき、草刈り機を手にした男性が、田んぼの畔をこちらの方へ向かって歩いて来るのに気がつきました。前掛けが、普段よく見る化繊厚手のものではなく、灰色ネットなのです。あれだと、風通しもいいから涼しくて、きっと仕事もはかどるはず。時には我慢することは大切だけど、解決方する法があればそれを使う手だって。

 さて、山に薄い霞のようなものがかかっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんの少し手を加えるだけで、画期的に変化を感じられることってあるもの、長年の伝統を途絶やすことなくしっかり守り続けることは必要、ただ、現状にあぐらをかき、これでいいからと進歩挑戦努力することを見失っていなかったか、考えるのも。。。



No.1,949 「マフラーのようなタオルの女性と長袖シャツの若い男性と温泉と」    2020(令和2)年8月19日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、地区公民館の横から、自転車に乗って黒い野球帽をかぶり、長い髪を後ろでしばった女性が出てきたのが目に入りました。連れていたのが白い中型犬なので、朝の散歩の途中のようです。女性の首にしていたのが、まるでマフラーかと見間違うような、縦線のあるおしゃれな感じのタオル。タオルって、白だけではなかったのだ。

 緩い坂道の途中、前の方から、白いヘルメットに紺と白格子模様の長袖シャツを着て、スクーターに乗った若い男性がやってくるのに気がつきました。道路の左端を、ゆっくりと安全運転走行です。今だと半袖でもいいと思うけれど、腕の日焼けを防ぐため、敢えて長袖にしているのでしょう。目に見えないけど、紫外線は、まだまだ強いから。

 さて、車が日陰に入るとヒンヤリ感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、新しいことに挑戦するのはとても度胸がいるもの、失敗すると、それ見たことかと言われるし、成功したとしても、あれはたまたまだよと、やらない人からどんな風に言われようが構わず、常に挑戦する前向きな心を持ち続けるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,948 「生け垣のユリの花と口元からのタバコの煙と温泉と」    2020(令和2)年8月18日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある生け垣の下、大きな白いユリの花が3本咲いているのに気がつきました。きれいだなと思っていたら、少し先にある家の庭先にも、同じユリの花が咲いているでは。あの近辺、昨日から今朝にかけてがユリの開花日だったようで、気温等がちょうど適していたのでしょう。一斉にと言うのが、不思議でおもしろい。

 公民館の先にある横断歩道を、灰色のTシャツに黒っぽい半ズボンを履いた若い男性が、口元からタバコの白い煙を揺らしながら渡っているのが目に入りました。どうやら、ゴミを出しにきた帰りのようです。一仕事済んだ後の一服は、応えられないと聞いた覚えがあるけど、今は、人のいない所でしか思う存分タバコを味わえないようで。

 さて、雲が山の中腹まで下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、右へ倣えで足並みを揃えて歩かねばならない時、緊張して足と手がバラバラに、そして、焦れば焦るほど悪循環、そんな経験があるけれど、他の人たちとピタッと揃ったときの嬉しさは、また格別、仕事でも皆で一緒に協力しあいその成果を、と考えるのも。。。



No.1,947 「ピンク色かわいいリュックの姉妹と道路を横断した猿と温泉と」    2020(令和2)年8月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から少し下にある屋根つきの駐車場の中、ピンク色のかわいいリュックを背負った小学低学年らしき姉妹が、車の横に立っているのが目に入りました。この時期、あまり遠出はできないけれど、親等の休みが取れたので、どこかへ遊びに出かけるのでしょう。短い夏休みも後半だけど、楽しい思い出を作られるかな。

 橋のすぐ手前、川の上流側から下流側へ、道路を横断していったのが一匹の猿。こちらを見て、どうやら渡れると判断したらしく両手と両足を使って駆けるようにしてです。渡り終えると、そのまま草むらの中へ姿を隠すようにして。まだ、それほど大きくなく、青年期を迎えたぐらいか。あれで手を上げて渡れば、言うことはないけれど。

 さて、田んぼの畔で除草剤を撒いている人がいたこんな日は、あったかい温泉に入り、楽しいことを計画し、その日が来るのを待っているときってワクワクドキドキ、ところが、いざ楽しいことが始まるとあっと言う間に過ぎるけど、それってとても充実している証拠、コロナが治まったときにはどこへ遠出するかななどと、考えるのも。。。



No.1,946 「おじぎをした高齢女性とつぼみのユリと温泉と」    2020(令和2)年8月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横に立って二人でおしゃべりをしている高齢女性の一人が、こちらへ向かっておじぎをしたでは。あの高齢の女性は、近所の人で顔見知り、私が車に乗っていることが分かっての挨拶です。家が近いため、誰がどんな車を使い、何時ごろに家を出るかなんて、すっかり頭へ入っているのでしょう。いい意味での、ご近所さんだ。

 道路沿いにある大きな庭に、ユリが3本あるのに気がつきました。まだつぼみのままで、咲くまではもう少し日数が足りないよう。それにしても、あの庭は、いつも手入れがしてあり、草が生えているのを見たことがありません。そんな庭だからこそ、他では見かけない珍しいユリを植えてあるのかも。盆が明けるまでには、咲いてくれるかな。

 さて、車の窓から入る強い風が、気持ち良く感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、何かあったとき頼りになるのは、普段から気心の知れた人、めったに会わない人だと、どんなに知ってていても意思の疎通がうまくいかないことがあり、近所の人たちと仲たがいすることなく、いつも笑顔で挨拶を交わせる関係でいたか、考えるのも。。。



No.1,945 「首を垂れたヒマワリと台車を押している高齢女性と温泉と」    2020(令和2)年8月11日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある畑の中、3本のヒマワリが横に並んで、東の方を向いて咲いているのに気がつきました。前に見かけた1本は、その真ん中にあって、重いのか折れるぐらいに首を垂れています。長雨のため、精魂尽き果てたのかも知れません。でも、あのヒマワリは、一番乗りで黄色い花を見せてくれたので、その記憶はしっかり残っているぞ。

 緩い坂道で、つばのある大きな黒い帽子をかぶった高齢の女性が、台車をゆっくりと押しながらやって来るのが目に入りました。台車には、新聞紙が敷かれ、その上には茶色の土のついた長ネギが広げてあります。どうやら、朝掘り、それを配って回っていたよう。家へ持ち帰るのなら、いつもの一輪車を使い、肥料袋などに入れそのまま運ぶはずだから。

 さて、窓から入る強い風が、とても涼しく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、活躍している時は、あれやこれやとちやほや声をかけてくれるけど、落ち目になった途端、元気でいるかと声さえかからなくなって、人間弱ったに声をかけてきてくれた人のことは決して忘れないものだけど、我はいったいどちらの側だったかと、考えるのも。。。



No.1,944 「若い夫婦のサイクリングとドローンでの薬剤散布と温泉と」    2020(令和2)年8月10日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、坂道の手前、自転車に乗った男女の二人連れがいるのが目に入りました。紺色の野球帽に青い半袖ポロシャツの女性と、灰色長袖シャツに青と黒の手袋をした男性です。若い夫婦が自転車で、おしゃべりを楽しみしながら、久しぶりに遠出を楽しんでいると見た。自然の中を二人だけでゆっくりと、あれならマスクは不要だな。

 職場へ近づいた時、稲の少し上を、黒いドローンが飛んでいるのに気がつきました。ドローンからは白い粒状の物が下へ落ちており、あれはおそらく防虫剤でしょう。これまで、小さなヘリコプターでの薬剤散布は見たことがあるけど、ドローンは初めて。手元の黒いコントローラーを使って操縦している男性が、なんだかまぶしく見えて。

 さて、橋の上で、涼風が窓を吹き抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、一緒にいても、あまり言葉を交わさないことってあるもの、ところが、場所が変わると、いろんな話ができたりして、今の時期、遠出はあまり勧められないけど、夫婦での散歩やサイクリングで、普段と違ったおしゃべりをすることなど、考えるのも。。。



No.1,943 「鉄柱近くの白い鳥と軽四トラック荷台での燃料入れと温泉と」    2020(令和2)年8月8日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、送電線を支える大きな鉄塔の近く、白い鳥が山の方へ向かって、羽根を広げゆっくり飛んでいるのが目に入りました。このあたりではほとんど見かけることがない、大きな鳥です。餌になるものを探し、海の近くから山の方へ、出張してきたのかも知れません。とすると、海の近辺鳥たちにとって餌不足になっている可能性が。

 田んぼの横にある狭い道路の真ん中に軽四トラックが止められ、その荷台に置かれた草刈り機へ、液体燃料らしきものを入れている男性がいるのが目に入りました。曇った涼しいうちに草刈りを済ませてしまおうと、その準備をしていたところのようです。稲の穂も出てきているし、害虫たちのすみかになっている草は、刈り取らねば。

 さて、窓から入る風がエアコン以上快適に感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、時間になれば黙っていても料理が食卓へ出てくるので、それが当たり前に、でも、自分で食べ物を探しながら生きているものにとっては、見つからなければ死に直結するはず、その苦労を思えば、感謝の言葉の一つぐらい口にと、考えるのも。。。



No.1,942 「防草シート上の黄色いウリと車庫天井のキラキラテープと温泉と」    2020(令和2)年8月7日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路のすぐ近くにある畑の中、黒い防草シートの上に伸びたツルのそば、黄色いウリがあるのに気がつきました。葉は枯れ始めており、いつ収穫してもいいぐらいです。そう言えば、あのウリ、昨年も同じ畑に植えてあったのを覚えているけれど、結局、収穫せずそのままになっていたような。今年は、是非味わってもらいたいよな。

 道路に面している車庫の出入口、その天井部分に、金色や黒色などのテープが、下げられているのが目に入りました。長さは30センチほどで、それがびっしりと並んでです。考えられるのは、鳥などが車庫の中へ入ってくるのを、防ぐためにつけたもの。テープが風に揺れて、キラキラと輝いており、あれなら目立っているのは間違いないけれど。

 さて、雲が山の麓まであったこんな日は、あったかい温泉に入り、月日をかけ汗水たらして収穫にこぎつけたものを、食べずにそのまま処分するなんてもったいない話、自分が作り手側なら、きっと、おいおいどうして食べないのかと文句の一つも言いたくなるだろうに、天の恵みに感謝しながら残さずしっかりと味わっていたか、考えるのも。。。。



No.1,941 「ステテコ姿でのサッシ洗いと白いプランターへの水やりと温泉と」    2020(令和2)年8月6日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している家の前で、白い丸首半袖シャツにステテコを履いた高齢の男性が、しゃがんでアルミサッシを洗っているのに気がつきました。お盆が近づいたため、サッシの汚れをきれいにしなければ、と始めていたのでしょう。でもあの恰好、夏の暑い盛りでなければひんしゅくものだけど、今なら、仕方ないかと許されるかな。

 公民館の先、道路近くにある家の前、赤い野球帽をかぶった高齢の男性が、白いプランターに水をやっているのが目に入りました。小さな青いじょうろを、手に持ってです。ついこの間まで、雨が続いたため、水など一切不要。だけど、この何日か特に暑くなっており、花や野菜などに水不足は間違いなし。プランターだから、誰かがやらねば。

 さて、ミンミン蝉の鳴き声が聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、時処位という言葉があり、時と場所、そして立場考えて行動することが必要なのだと、だから、それを守らないでいると恥をかくことにも、恥だけで済めばいいけど、それ以上のことになりかねないし、まずは言葉遣いと服装に注意を払っていたか、考えるのも。。。



No.1,940 「左手の青い洗面器と紺色の大きなスポーツバッグと温泉と」    2020(令和2)年8月5日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿い、白い長袖ポロシャツに黒い手袋をした男性が、生け垣丸い形の濃い緑色の葉を、1枚ずつ取っているのが目に入りました。その葉を、左手に持った青い洗面器の中へ、入れながらです。長い生け垣だけど、いつもきれいになっていると感じたのは、あんな細かい手作業をやってるお陰。やはり、汗の積み重ねが必要だったのだ。

 白い半袖シャツに、紺色の七分丈ズボンを履いた男子中学生が、横に2人並んで駅の方へ向かって来るのに気がつきました。肩からさげていたのが、紺色の大きなスポーツバッグです。夏休みの学生にしては早い時間帯なので、遊びに出かけるのではなく、公認の部活のため学校などへ行くのでしょう。学生諸君、この夏思いっきり青春の汗を流せよ。

 さて、山がすっかり薄いもやで覆われていたこんな日は、あったかい温泉に入り、出た結果だけを見て、あのくらいなら一朝一夕にできるはずだろうと思っていたのに、実際やってみると、それが思いもしなかった以上に手がかかっていたことが分かったりして、自分より他人が流した汗の中身をしっかり理解するようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,939 「黒いマスクの若い女性と電柱に生えている草と温泉と」    2020(令和2)年8月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、濃紺の上下ジャージ姿の若い女性が、公民館の方からこちらへ向かって歩いて来るのが目に入りました。前髪が眉あたりまでかかっており、大きな黒いマスクをしてです。そのため、顔の中で見えているのは目だけしかありません。せっかくの顔を隠すようにしなければならないのはコロナのせいだけど、もうしばらくは辛抱を続けよう。

 道路横にある電柱の根本部分に、濃い緑色の草が生たくさん生えているのに気がつきました。まるで、電柱が茎で、その茎から伸びている葉のようにです。草は細くて長く、それがかたまって生えており、電柱とアスファルトの間に、よくあんな隙間があったなと思うくらいの数。植物だって生きていくため、必死になってあの狭い場所を見つけたか。

 さて、田んぼの稲が風でゆらゆら揺れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、上から下まで全て明らかにするより、少しぐらい隠されていた方が神秘性があって人を引きつけることがあるもの、人の心は裏表がなく素直で明るいに限るけど、よもや、そんな心を何かで覆い隠さねばならないようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,938 「隠れた七夕飾りと伸びた田んぼの稗と温泉と」    2020(令和2)年8月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くの木の陰にまるで隠れるようにして、七夕が飾ってあるのが目に入りました。高さは1階の屋根より低く、時間が経ったのか竹の葉は枯れて、すっかり薄茶色になっています。あれは、8月7日旧の七夕に合わせて飾ったもの。短冊、金と銀色の飾りなどが、まるで竹を覆うように占拠。七夕が飾ってあったのは、途中あの家だけだ。

 信号に近づいたとき、道路側にある田んぼの中、稗が何本も大きく伸びているのに気がつきました。稲の高さより20センチ以上も高くてなっており、見るとすぐ稗だとわかります。他の田んぼで稗見かけることはほとんどなく、このあたりだとあれだけ生えているのは珍しいこと。今はやりの無農薬農法とやらで、こだわった育て方をしているのかな。

 さて、橋の上で涼しい風が窓から吹き抜けていったこんな日は、あったかい温泉が入り、昔からの伝統は誰かが守らなければすたれて途絶えてしまうもの、一度無くなると復活するのは並大抵のことでなく、たとえ復活したとしても以前とはどこか違ってしまうはず、親から聞かされていたしきたり等をきちんと守るようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,937 「1本だけのヒマワリと立ちこぎ自転車の若い女性と温泉と」    2020(令和2)年8月1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある畑の中に、大きなヒマワリが咲いているのに気がつきました。大人の背丈ほどの高さがあり、黄色い花が、東の方を向いて立っています。その周りにヒマワリは見当たらず、今年はあの1本だけなのかも知れません。途中アサガオも咲いているし、セミの大きな鳴き声だって聞こえており、いよいよ、夏の役者が揃ったか。

 坂道の左端、立ちこぎをしながら自転車に乗っている、若い女性がいるのが目に入りました。長い髪の毛を後ろでしばり、黒地に肩の部分が紫色になっているスポーツ用の半袖。その下に、黒い長袖を着てです。バックミラーを見ると、二十歳過ぎぐらいの年齢だと見た。今日は休みなので、自然を肌で感じながら楽しもうと、やって来たのかな。

 さて、白い鳥が山の麓をゆっくり飛んでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、所詮一人だけの力なんて限界があるもの、だから何かをやり遂げようと思ったときは徒党を組んでやるに限るか、でも烏合の衆では意味がなく、一人ひとりの力と熱意が重要、どんな時と場所にあっても背筋を伸ばして前を向くよう心がけていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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