ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,936 「灰色ランニングシャツの男性と肥料袋に入れた長ネギと温泉と」    2020(令和2)年7月31日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、サンダル履きの男性が、大きなごみ袋を持って歩いているのが目に入りました。着ていたのが、灰色のランニングシャツ1枚です。ランニングシャツは白だと思い込んでいたけど、そうではなく色つきだって悪くないなと。子供たちが洗い立て、よれよれのランニングシャツを着て、元気いっぱいとび回っていたのは、もう随分前のことになるか。

 坂道の先、大きな肥料袋の中に長ネギを入れ、それを右肩に背負ってこちらへ向かってくる高齢の男性がいるのに気がつきました。ゆっくりした歩みで、知人の所へでも、ネギを届けに行くところだったのでしょう。あの時間の30分程前は土砂降りだったので、朝採ったものではなく、昨日収穫していたのかも。でも、届けようというその気持ちが嬉しいな。

 さて、雲の間から青空が見えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、お金が少々あっても、どこか体に悪いところがあると、なんだか憂鬱なもの、その点体が元気だと、少しのケガぐらいだと痛みも感じないから不思議、お金をためることなんかより、元気をたくさん貯金するため、将来に備えしっかりと体を鍛えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,935 「竹製カゴを持った女性と枯れ始めたキュウリと温泉と」    2020(令和2)年7月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、白い長袖ブラウスで、手にバッグを下げた高齢の女性が、こちらの方へ歩いて来るのが目に入りました。そのバッグ、白っぽい色とこげ茶色の竹を交互に編み込んで作った、四角いカゴ状のもの。あれは、夏の時期だけに使う、期間限定の専用バッグです。少し重いかも知れないけど上品でおしゃれだし、価格も決して安くはないはず。

 小高いところにある畑の中、キュウリの大きな葉が、茶色く枯れ始めているのに気がつきました。例年だと、今頃が一番元気で青々としているはずなのに、キュウリの姿や形は全く見えません。長雨のため地面に水がたまり、弱い野菜たちはその影響で、生育途中力尽きてしまったようです。もうしばらくすれば、太陽が顔を出してくるはずなのに。

 さて、山の木々から白い霞のようなものが上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、労働に対する正当な評価、その原則は分かるけど誰かを評価するなんてそう簡単ではなく、きちんと物差しで測ったようになんてできないのだから、ただ、手をかけたという努力の姿勢は見落とさずしっかりと認めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,934 「電動四輪車の高齢女性と杉林からのセミの鳴き声と温泉と」    2020(令和2)年7月28日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、緩い坂道の上の方から、電動四輪車が、ゆっくりとこちらの方へ下がってくるのが目に入りました。昔の女性が履いていたような、モンペ柄模様に似たズボンを履いた高齢女性が乗っており、ランプを点滅させてです。今は、傘をささなくてもいい降り方だけど、いつ本降りになってもおかしくないから、早く、戻った方がいいかも。

 坂道の先、杉林からジージーと、セミの鳴き声が聞こえて来るのに気がつきました。それほど大きな鳴き声ではないのですが、耳をすましていると、集団で鳴いているということが分かります。一匹だけだと弱いけど、それが何匹かまとまると、大きな力になるもの。逆に言えば、大勢は一人ひとりに支えられていると言うことを、決して忘れては。

 さて、山の頂近くまで白い雲が下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、まだ大丈夫は、もうダメの場合があるもの、悲観論ばかりで前向きな意欲がないのも困るけど、意味のない楽観論を振りかざし、無鉄砲に前へ進むだけというのも問題あり、経験と知識をフルに生かし、その場その場の危機を乗り切るようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,933 「青と白のアサガオと畑見回り中の女性と温泉と」    2020(令和2)年7月27日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、地区公民館近くへ来たとき、道路に面している家の窓ガラス前、青と白のアサガオが咲いているのが目に入りました。それが、軒先近くで数輪だけです。最近、太陽の姿が見られず、なんだか雨の日ばかりだけど、そんなものに負けるものかとばかり、大きく開いたアサガオの花。梅雨明けまでは、もう少しの辛抱のはずだぞ。

 道路から下に見える畑の中、長袖シャツを着た女性が、両手を後ろに組んで歩いているのに気がつきました。野菜の生育状況などを、見て回っていたところなのでしょう。雨が続き、野菜などに悪影響が出てその確認や収穫のためのはず。すぐ横に、ネットをすっぽりかぶせたツル科で大きな葉の植物があり、あれはおそらくスイカだろうな。

 さて、風が車の中を吹き抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもこうだから、次もこうに違いないと予定していたことが何かの事情で遅れてしまうと、その後のことにも影響が出てくるもの、昨年も一昨年もそうだったからなどというのは単なる言い逃れに過ぎず、常に万一に備えた準備を怠っていなかったか、考えるのも。。。



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No.1,932 「長袖シャツの上の半袖Tシャツと追い越された救急車と温泉と」    2020(令和2)年7月23日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、白い長袖の上に黒の半袖Tシャツを着、黒い傘をさした中年男性が、こちらへ向かって来るのが目に入りました。顔のあたりがキラッと光ったので、見るとおしゃれな薄いサングラスをしてです。祝日なので、どこかへ出ける途中だったのでしょう。あのファッションなら、散歩や買い物、その他どこへ行っても大丈夫だな。

 前の方から聞こえてきたのが、聞き覚えのあるピーポー音。赤いランプを点滅させながら、救急車がやって来たのです。こちらは、すぐに左折。その救急車、こちらの車を追うように同じ道を曲がって来たでは。救急車が後ろから来た時は、どうするのだったかと頭をフルに働かせ左端へ寄って停車。なにせ、めったにないことだから。

 さて、吹く風が涼しいこんな日は、あったかい温泉に入り、シャツの裾はズボンの中へ入れるもの、子供の頃からそう教わって来た身とすれば、シャツの裾を出すのは妙な気分、ましてや、半袖シャツ下に長袖シャツを着るなんてことは頭の隅にもなかったことだけど、新しいことを受け入れる柔軟な頭を持っていたか、考えるのも。。。



No.1,931 「赤いランドセルの児童と階段前の黒いタクシーと温泉と」    2020(令和2)年7月22日掲載
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 今朝は、霧雨。
 出勤途中、道路沿いにある家の駐車場で、車に乗り込もうとしている、赤いランドセルを背負った女子児童がいるのが目に入りました。運転席側のドアを開けていたのが、母親らしき若い女性です。あの時間に外を歩いている児童はおらず、登校時間ギリギリになったため、車で送ることにしたのでしょう。忘れ物でも、したのかな。

 緩い坂道の途中、道路横にあるコンクリート階段の前付近に、黒いタクシーが止まっているのに気がつきました。あの場所は、時々高齢の女性2人が並んで立ち、誰かを待っている所。そのうちの1人は、いつも杖を持っていたような記憶があります。そうすると、待っていたのは、あのタクシーだった可能性も。車がないと、動けないか。

 さて、川の水が濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、うっかり忘れることってあるもの、それに気がつくのは、不思議なことにギリギリ間際になってから、どうせなら忘れっぱなしが気が楽なのに、少しは脳が働いている証拠のようだけど、中途半端ではなくいつでもきちんと動くよう脳を鍛えていたか、考えるのも。。。



No.1,930 「穂が出た稲と小さなセミの鳴き声と温泉と」    2020(令和2)年7月21日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路の横にある田んぼの稲に、穂が出ているのに気がつきました。雨や曇りの日が続いており、遅くなるのかなと思っていたけど、例年より早いくらいです。晴れた日がいいと思うのは、人間の側から勝手に見たこと。稲は、湿度が高くて雨が降ってくれれば、大きく育つようなので、これだけ雨が続けば早くて当たり前だったかな。

 坂道の途中、杉林からミーンミーンというセミの鳴き声が、耳に入ってきました。まだ小さな鳴き声で、それほど多い数ではないようです。7月も下旬に入り、いつもの年だと、うるさいくらいに鳴いているはずなのに、長雨の影響はこんなところまで出ているか。多ければうるさいと言うし、少なければ寂しいと、なんと自分に都合のいいことで。

 さて、窓からの風が生暖かく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分にとっていいと思うことでも、それが万人にとっていいかどうかは別な話、右へならえで、人の心が一斉に同じ向きに動くことなんて、まずないのだから、自分勝手な思いだけで我を通し、反対側の意見を無理に抑え込むようにしていなかったか、考えるのも。。。



No.1,929 「窓から下がった赤い布と畑の風車と温泉と」    2020(令和2)年7月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路側にある家の2階窓のあたりに、赤い布がさがっているのが目に入りました。あれは、旗かなとも思ったのですが、まさかそんなものを窓から出す訳はなく、洗ったTシャツなどを、外に干していたのかも。今朝方にかけて雨が降ったようだし、今日は雨の予報だったので、外で衣類を干すなんてことは、まずないはずだけど。

 坂道の手前、道路近くにある畑の中、白い風車が勢いよく回っているのに気がつきました。あれは、風車が起こす振動で、モグラが畑へ近づくのを防ぐために置いたもの。随分前からあちこちで見かけるので、きっと効果はあるのでしょう。ぐるぐる回っていたということは、それだけ風が強い証拠。だから、窓を開けていると涼しいのか。

 さて、空が明るくなり始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、雨が続くと洗濯物が乾かないので着るもの等が不足し、やむを得ず生乾きのまま身につけることがあったりするもの、乾燥機は誰にでもそうそう買える訳でなく、天気がよくて風がある日に外へ干せばすぐ乾くのだから、太陽と風の恵みに感謝していたか、考えるのも。。。



No.1,928 「寺院正面扉上の飾りと黒いマスクだけの草刈り作業と温泉と」    2020(令和2)年7月18日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある寺院正面扉の上、色鮮やかな布が並んで飾られているのに気がつきました。普段は、板などが見えるだけなのにです。今日は、あの寺院で特別な行事が行われ、おそらくそのための装飾。なので、離れたところからでも、いつもと違う雰囲気がこちらへ伝わってきます。特別な日におしゃれをするのは、人と同じだ。

 道路横の空き地で、紺色の野球帽をかぶった男性が、ブーンと音を立てながら、草刈り機を使っているのが目に入りました。朝早くからの草刈りは大変だなと思いながら見ると、黒い普通のマスクはしているけど、顔を防護するためのネットはつけておらず。着ているのも普通の白いシャツ1枚だけで、あれだとあまりにも身軽すぎないかな。

 さて、山の上の方に霞がかかっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、少しかしこまった所へ行かねばならぬことってあるもの、そんな時、このくらいならいいだろう、とちょっと手抜きをしたばかりに、そこへ行って恥をかくことがあるもの、常に時と場所などを意識して、服装等を整えてから表へ出るようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,927 「車庫前の掃除と横断歩道横交通安全パトロールの人と温泉と」    2020(令和2)年7月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している車庫の前、紺色花柄プリントブラウス姿の高齢女性が、腰を曲げながらほうきを持って掃いているのが目に入りました。雨が続いていたため、外掃除も思うようにできず、ようやくの気分なのでしょう。その背中が、やけに楽しそうに見えたのは、久しぶりに外仕事をできるようになったからだな。

 横断歩道の横、黄色い帽子に、緑色のジャンパーで、手に横断旗を持った男性がいるのに気がつきました。あれは、児童たちを見守る安全パトロールの人。でも、通学時間はとっくに過ぎたのに、どうしてとなのかなと思って気がつきました。ガードレールに交通安全ののぼり旗が立っていたぞと。交通安全運動が始まったか。

 さて、あちこちの田んぼの畔に白い表札のようなものが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の好きなことだと、うきうきするし、それが表情や動作などにすぐ表れてくるもの、ところが嫌なことになると、しかめっ面で動きも緩慢に、たとえ嫌なことであっても、せめて外面だけは取り繕うにしていたか、考えるのも。。。



No.1,926 「右側通行のパワーシャベルと電動カッターで切断中の手すりと温泉と」    2020(令和2)年7月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、坂道の上の方から、カタカタと大きな音を立てながら、パワーシャベルがこちらへ向かって来るのに気がつきました。キャタピラーを履いており、ゆっくりとです。右側通行で歩道寄りのため、ちょうどこちらの真正面からやって来る形。パワーシャベルのような特殊車両は右側通行でよかったかな、と交通法規についての疑問が脳裏を。

 橋に差しかかったとき、上流側の手すりがほとんど取り換えられ、2人の男性が残った部分を電動カッターで切断しているのが目に入りました。刃先から周囲に黄色い火花が飛び散っており、まるで花火のよう。ペンキがあちこち剥がれて、茶色い鉄さびが目立っていた古い手すり、帰るころには、すっかり新しいものに交換されているような気が。

 さて、遠くの西の空が明るくなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、あんなにしっかり学んだはずなのに、時間が経つとその内容をすっかり忘れ、覚えているのは、あのとき木の椅子は固くて座りづらかったよな、などと、どうでもいいことばかり、もし忘れたかなと思ったら、常に最新の情報を確認するようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,925 「首からカメラを下げた男性と咲いたヒマワリと温泉と」    2020(令和2)年7月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道で、白ヘルメットに灰色ズボン、首から小さなカメラをぶら下げた男性が、こちらへ向かって来るのが目に入りました。業者の人のようだけど、何の関係者かは不明。どうしてカメラなんか下げて、と思ったら少し先の道路脇に置かれていたのが、草刈り機です。なるほど、あれは草刈り前と後の、証拠写真撮影用だ。

 地区公民館へ近づいた時、道路に面にしている家の前のプランターに、ヒマワリが咲いているのに気がつきました。それが、大人の膝ぐらいの高さなのです。似ているけど、いつも見るヒワリの花より随分小さくて、どこかが違うよう。咲く時期も早いし、プランターの中でというのも怪しい。ヒマワリでも、あれは改良異種の品種だったか。

 さて、白い雲が山の麓近くまで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、口で、いくらやりましたと言っても、その証拠がなければやったことの証明にはならないもの、そういうこの身も、口だけで実際にはやらなかった覚えが何度もあるし、いつ誰に問われても、やったことをすぐ明らかにできるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.1,924 「電柱支線のツルと回覧板を持った女性と温泉と」    2020(令和2)年7月14日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある電柱の細い支線に、ツルがしっかりと絡まっているのに気がつきました。それが、地表から電柱本体まで延びており、てっぺんまではもう少しです。雨が続いているためツルなどの成長にとって、今は、とてもいい環境なのでしょう。でも、あまりにも雨が続くから、大事な野菜は腐り始めているし、もういい加減止んでくれないと。

 坂道の途中、紺色の半袖ポロシャツを着、水色の長靴を履いた中年の女性が、家の玄関の方へ向かっているが目に入りました。右手に傘、左手に持っていたのが、長方形した板状のものなので、あれは、おそらく回覧板です。スマホ全盛の時代だけど、各世帯への大事な用件は、回覧板に限るよう。一軒ずつ手渡しをするから、間違いないので。

 さて、車の窓をほんの少しだけ開けてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、ものには適度にということがあるもの、足りないと困るし、たとえ良かれと思い善意で行ったことだとしても、それが過剰なら問題が生じたりすることがあるのだから、それは人間も同じ、もしかすると過保護過ぎて相手を弱らせていなかったかと、考えるもの。。。



No.1,923 「自転車荷台のダナンボール箱と一輪車を押す高齢女性と温泉と」    2020(令和2)年7月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路すぐ近くにある家の玄関先、自転車が置かれて荷台に小さな段ボール箱があるのに気がつきました。箱の中から、鎌の刃先が少し頭を出しています。雲の間から青空が見えており、しばらくの時間は雨が降らないようなので、畑へ出かける準備をしているところなのでしょうか。帰りは、きっとキュウリなどが箱の中にいっぱい。

 坂道を上って間もなく、一輪車に白いごみ袋を積んで、こちらの方へ向かって来る高齢の女性がいるのが目に入りました。紺色のベストに、ピンク色チェックの長袖を着てです。雨が続いていたためか、半袖だと朝晩寒く感じる日があり、それで長袖を着ているのでしょう。でも、7月中旬を迎えたと言うのに、寒いだなんていったいどうして。

 さて、途中、セミの鳴き声が聞こえたような気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、その昔、畑などへ行ったら手ぶらで帰ってくるものではない、そんなふうに年寄りから聞かされた覚えがあります、そして、たとえ枝一本でも持って帰ってくるものだぞと、言われたようについでを利用し、しっかり時間の有効活用をしていたか、考えるのも。。。



No.1,922 「お地蔵様の赤い肩掛けと2階屋根の廃材と温泉と」    2020(令和2)年7月10日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路すぐ横にある小さな祠の中、お地蔵様が赤い帽子と肩掛けをしているのに、気がつきました。赤い布地を使って、誰かが手作りしたもの。小さな屋根がついているため、雨が降ってもさほど濡れたりはしないけど、寒くて風邪など引かないようにと優しい心の持ち主がです。たとえ布1枚でも、その温かさは、羽毛などには勝るはずで。

 坂道の手前、道路沿いにある家の2階窓が取り外され、その手前側屋根の上に、廃材らしきものが置かれているのが目に入りました。それが、何本も積み重ねられてです。どうせ処分するのだからと、雨が降ってびしょびしょに濡れるのを承知で置いたもの。これまで家をしっかり守ってきたはずの木材だけど、用が済んだとなれば、あんなものか。

 さて、山の中腹に煙のような霧が浮かんでいるのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、心の中で思っていても、それを表に出さなければ人には伝わらないもの、それが言葉であったり形であったりするけど、人知れず善行を積んでいる人たちの真似はすぐに出来ないけれど、せめて人には優しくの心を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,921 「紫色のアサガオと水色の電動4輪車と温泉と」    2020(令和2)年7月9日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の前に、紫色のアサガオが咲いているに気がつきました。大きく花開いたアサガオは、3輪。ツルは、1階窓の半分ぐらいまでしか到達していないのにです。今は、あちこちアジサイの花が、真っ盛り。多くみかけるアジサイは紫色で、アサガオも紫色。どちらも甲乙つけがたいけど、同じ日に見られるとは。

 公民館の先、道路わきに、水色の電動4輪車が止められているのが目に入りました。近くに畑があり、そこへ行くため利用してきたもの。乗っているのは、おそらく何度も見かけたことのある、女性の高齢者。ここしばらく雨が続き、外へ出られなかったため、うずうずしていたはずです。きっと、キュウリ等が大きく育っているはずだから。

 さて、畔で草刈りしている人を見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、その時季にならなければ見たり食べたりできない物ってあるもの、その日が近づいてくるのが楽しみだったりして、気が早いのか他より早く出てくるものもあるけど、他と同じでなければならぬ理由はないし、個性をしっかり認めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,920 「花壇の花と立て看板のツルと温泉と」    2020(令和2)年7月8日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路の大きな花壇に、花が整然と植えられているのが目に入りました。手前から、白、ピンク、黄、橙、赤の順になっており、計5種類です。花は、まだ開きかけで、しばらく経ってから見頃になるはず。花と花の間隔は、どこを見ても同じぐらいきちんとしています。造園業者の手になると、同じ花でも、あんなきちんと植えるものなのだ。

 曲がり角の先、「工事用車両出入口」の立て看板に、ツルがあるのに気がつきました。看板の右側部分に絡んで上まで伸びており、緑色の大きな葉が何枚も。あの看板が立てられたのは、随分前のことです。全く動かさないので、ツルはいい所があったとばかりに天を目指すことにしたのでしょう。元気にいられるのは、工事が終わるまでの間だけなのに。

 さて、霧のような雲で山がすっぽり覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、外からは同じように見えたとしても、素人と専門家がやったのでは大違い、その時は分からなくても、時間が経つにつれて差がはっきり明らかになってくるもの、専門職の技量はしっかり認め、それに見合ってきちんと評価するようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,919 「立ったままの傘修理と田んぼの中の稗と温泉と」    2020(令和2)年7月7日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路の横、傘を広げながら立ち止まっている、高齢の女性がいるのが目に入りました。露先に手を伸ばしながら指を動かしていたので、どうやら露玉がはずれ、それを直していたところだったようです。傘は使う時しか広げないことが多く、不具合があっても気づくのは使うその場になってから。あの女性、すぐに直せて、良かったけど。

 緩い曲がり角の手前、道路に面している小さな田んぼの中、苗より20センチほど上に伸びている葉があるのに気がつきました。それが何本もで、見た目麦に似ているような気がしたけれど、あれは間違いなく稗です。苗の中に紛れて、自分も実をつけようとする、自然界の姑息な生き残り戦略。だけど、あれだけ大きければ、すぐにバレてしまうぞ。

 さて、川の水が灰色に濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、日頃からチェックしてればいいのに、前は大丈夫だったから、この次もきっと大丈夫だろうと楽観論を振りかざし、場当たり勝負をして大失敗、忙しいからと時間のないのは分かるけど、それを言い訳に、やるべきことから目をそらすようにしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,918 「花壇の白い紐と家の横の臨時トイレと温泉と」    2020(令和2)年7月6日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路横にある大きな花壇が、白い紐で区割りされているのに気がつきました。縦横に、いくつかの部分に分けられてです。草刈りもきれいに済み、あとは花を植えるだけ。あの枠内には、色別等にして、これから一本ずつ手植えしていくのでしょう。夏の盛りには見事な花壇になるはずだけど、見てくれる人が、どれだけいるか。

 橋の先、道路沿いの空地に止めてある灰色のワゴン車から出てきたのが、白い野球帽に緑色Tシャツ姿の男性です。隣の家へ向かおうとしているようで、その家の横には臨時のトイレが設置されているでは。どの家でも、中には必ずトイレがあるのに、と思って気がつきました。今、家の中で改築工事などをやっており、それで使えないのだなと。

 さて、濃い緑色の田が多くなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、何でも最初が肝心、最初に手を抜くと、あとボロボロになることだってあるもの、頭の中だけの計算より、それをしっかり形に表すようにしてから手を加えていけば、より良いものが出来あがるのだから、時間が無いを理由に手抜きなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,917 「郵便局前ツル科の黄色い花と腰を折り曲げての草取りと温泉と」    2020(令和2)年7月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、郵便局の前に植えられているツル科の植物に、小さな黄色い花がびっしりと咲いているのに気がつきました。ツルが伸び始めたときは、アサガオかなと思ったけど、花が全て黄色なので、どうやらそうではなさそう。黄色い花でツル科だとしたら、思いつくのはキュウリかヘチマぐらい。何が実るか、これからが楽しみだ。

 緩い坂道の先、道路に面している家の庭に、立ったまま腰を折り曲げて草を取っている高齢の女性がいるのが目に入りました。左側地面に、長いほうきが置いてあると思ったけど、よく見ると杖です。膝が悪くて痛いため、しゃがんで草取りができず、それで立ったままあの姿勢だったよう。あんなになるまで、よく働いた証拠かな。

 さて、風が冷たいと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、種をまいて花が咲き実をつける、そして、収穫できるまでは、雨や風などに耐えながら、それからまだまだ時間が、何気なしに育ったものを見ているけど、そこまでたどり着くのって本当は大変なこと、どんなものでも命の尊さを忘れないようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,916 「家の前の鉄パイプと用水近くでの草刈りと温泉と」    2020(令和2)年7月2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路すぐ横にある家の前面に、鉄パイプが組んであるのに気がつきました。壁の色が灰色で、出来上がって5年ぐらいしか経っていない、まだ新しい家です。鉄パイプを設置したと言うことは、修理等が必要になったためかも知れません。ここのところ雨が続いており、そのため雨漏りなど始まったのかも。新しくても、手を加える必要が。

 用水の近くにある空地で、草刈り機を使っている男性がいるのが目に入りました。ブーンという大きなエンジン音が聞こえ、小石等が飛んできても大丈夫のように、顔全体を帽子と緑色のネットで覆っています。もう、空地の半分ほどが刈り取られてきれいになっており、終わるまであと一頑張りのよう。雨の合間を、しっかり有効活用しているな。

 さて、川を流れる水が増えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、新しいのは気持ちがいいもの、それが物や人などにこだわらずで、ただ、どんなものでも時間と共にその劣化は避けられないもの、人間年を重ねると体力が衰えるのはやむを得ないけど、せめて、頭の中へ新しい情報を取り入れる努力は怠っていなかったか、考えるのも。。。



No.1,915 「逆さまの赤い三角旗と黄色いタオルのハチマキと温泉と」    2020(令和2)年7月1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある臨時建設作業所の入り口に、アルミポールが2本立てられているのに気がつきました。ポールとポールの間には白いロープが張られ、赤い三角旗が横に並んで逆さまに下げられています。あれは、大型トラックなど積載物が出入りする際、高さをチェックするためのものなのでしょう。毎回というのが、忘れないからいいな。

 橋のすぐ先、黄色いタオルをハチマキのように頭へ巻いた高齢の男性が、軽四トラックの方へ向かっているのが目に入りました。ポケットがたくさんついた灰色のベストを着てですから、あの人は建築関係者なのかも。以前、白い手拭いを頭に結んだ人や、腰にぶら下げている人たちを、よく見かけたものだけど、今はすっかり見かけなくなって。

 さて、霧が山の中腹まで下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつものことだから忘れるはずがないと、メモにも書かず頭の中にだけ記憶、ところが、そのことが頭からすっかり抜け落ち、後で慌てふためいてやり直しをするはめに、なんてことがないよう、毎回チェックを怠らないようこまめに行うようにしていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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