ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,914 「畑の青いトマトと白いエプロンの女性と温泉と」    2020(令和2)年6月30日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横にある畑の中、青いトマトがなっているのに気がつきました。大人のこぶしぐらいの大きさとのものと小さなのが2つ、まるでくっつくようにしてです。あの色だと、熟すまではまだまだ時間がかかるようで、雨の予報マークがしばらく続いており、早くても来週以降か。でも、楽しみが先にあるのは、いいことだけど。

 緩い曲がり角にある家の前、白いエプロンで長靴を履いた女性が、青いポリバケツを右手に持っているのが目に入りました。少しとは言え雨が降っているのに傘は持たず、家の近くにある小屋へ行くところだったようです。雨が降っていても朝から仕事とは、きっと働き者の奥さん。あの人のご主人、怠け者の奥さんでなくて、良かったな。

 さて、窓から入る風がヒンヤリと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、ただがむしゃらにやるのも分かるけど、それだけでは長続きせず、しまいに息切れし、もうどうでもいいやということになったりして、ところが、おいしい未来が待っているのが分かると頑張りも続くというもの、まず今日の夕食はどんなおかずかなと、考えるのも。。。



No.1,913 「畑の中の女性と荷台が上がったトラックと温泉と」    2020(令和2)年6月29日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い曲がり角近くにある畑の中、チェック柄の割烹着を着た女性がいるのに気がつきました。生育の早い野菜は頻繁にチェックしないと、大きく育ちすぎて食べ時を逃してしまうことがあるから、見にきたのでしょう。今なら、きっとキュウリやナスなど。もぎたての新鮮な野菜が、食卓へ出てくると、どれもとてもおいしいから。

 橋を渡って間もなく、非常ランプを点滅させた大きなトラックが止まっているのが目に入りました。通り過ぎてからバックミラーで見ると、その車の荷台片側が、まるで飛行機の羽根を持ち上げるようにスーっと上に。荷物の出し入れなどを簡単にするため、荷台が自動で動くようになっているようです。あれだと、まるで映画の世界だな。

 さて、山の頂付近まで白い雲が下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、ものには時期というものがあり、それを逸するとおいしかったはずの味が変わってまずいと感じることも、それが本当の意味での賞味期限というものなのか、自分自身の賞味期限については、常にこれからが旬なのだぞと胸を張って言えたか、考えるもの。。。



No.1,912 「道路ど真ん中の駐車と黄緑色のレインコートと温泉と」    2020(令和2)年6月26日掲載
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 今朝は、強い雨。
 出勤途中、ゴミ置き場の前、非常灯を点滅させた軽四トラックが、止まっているのが目に入りました。車の後ろからゆっくり運転席の方へ歩いてきたのが、高齢の男性です。ゴミを置きに来たのでしょうが、車を止めていた場所は、道路の中央部分。車が通行するど真ん中なのに、あの年齢で、みんなに迷惑をかけていることが分からないとは。

 公民館の先、灰色のつば広帽子、黄緑色のレインコートを着た男性が、道を横断しているのに気がつきました。傘は手にしてなかったので、きっと帽子も防水なのでしょう。コートは、幅広のゆったりとした作り。そして、足首まである長い丈で、このあたりではほとんど目にすることのないデザインです。雨の日だって、おしゃれを楽しまねば。

 さて、山が雲で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、年を重ねていくと経験をした分だけ、常識とはどんなものかが身についていくもの、だけど若いからと言って年配者に劣るわけでもなく、驚くぐらい気配りを身につけている人だっているのだし、年齢を問わず常識の道をはずれるようなことはしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,911 「プレハブ小屋の室外機とひび割れた田んぼと温泉と」    2020(令和2)年6月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の先にある空地に、これまでなかったプレハブ小屋が立っているのが目に入りました。出入口は道路反対側にあり、クーラーが設置されています。その室外機が、道路側に備え付けられており、これから暑い日が続いても大丈夫でしょう。プレハブ小屋で、クーラーのない夏なんて、仕事のできる環境ではないはずから。

 職場へ近づいた頃、道路沿いの田んぼの水が、すっかりなくなっているのに気がつきました。乾燥して、ひび割れている状態。苗には水が必要だけど、株を強くするため、敢えて落とすと聞いたような記憶があります。いつも水が湛えられ、生育する環境が整えすぎていても、弱くなることだってあるもの。それは、人間だって同じようで。

 さて、橋の上で、強い風が車の中を吹き抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、根性だけである程度はやれるにしても、それにはどうしても限界があるもの、寒い時.だったら着こめばどうにかなるけど、服を脱いでも暑さだけはどうにも、体のため少々お金がかかっても、冷房機器を上手に使うようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,910 「スケボでのゴミ捨てと花壇の準備と温泉と」    2020(令和2)年6月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ゴミ置き場からスケートボードに乗ってこちらの方へ向かって来る、青年がいるのが目に入りました。どうやら、燃えるゴミを出しにきた、帰りのようです。でも、ゴミ捨てにスケートボードを使う人を見たのなんて初めてで、あれが若いということなのでしょう。あのスケボとやらに、せめて一度ぐらいは挑戦したいものだけど。

 坂道の途中、道路敷地内にある花壇の草が、きれいに刈り取られているのに気がつきました。例年だと、春先に花を植えていたはずだけど、今年はそれがなくて草ぼうぼうだったのに。あのまま花を植えないのかなと思っていたけど、暑い夏を迎える前、花壇の準備が始まったようです。少しずつ、人の往来が出来るようになってきたのだし。

 さて、風がとても涼しいこんな日は、あったかい温泉に入り、やる前からあんなこと出来ないと拒否反応、それってなんだかものすごく損をしているようでもったいない話、若者にとって楽しいのなら、少々年を重ねている者にとっても楽しさの片鱗ぐらいは感じられるはず、食わず嫌いなんかせず挑戦の心を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,909 「紫色のアジサイ二輪と電柱の黄色いテープと温泉と」    2020(令和2)年6月22日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の生け垣の下、紫色のアジサイが二輪咲いているのが目に入りました。とても鮮やかな色をしており、それで目へ飛び込んできたようです。他の場所にもアジサイは咲いているけれど、どれもまだくすんだような色ばかり。雨があまり降らないため、色が映えてこないのかも。晴れてよし、降ってまたよしだ。

 地区公民館の近く、道路横にある細い電柱に、3本の黄色いテープが巻いてあるのに気がつきました。太い電柱には、黄色と黒で幅広の帯状のものが巻かれており、あれは、車や自転車などが、電柱に追突するのを避けるためのものです。どの電柱にも低い場所に巻かれているのは、車の運転席の高さを考慮して、敢えてそうしたものか。

 さて、窓から入る風が少し冷たいなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、晴ればかりの日でもダメ、雨ばかりの日でもダメ、その両方がいい塩梅にまじりあっているからこそ、動植物などは元気に生きていけるよう、たまに降った強い雨のため裾が濡れたぐらいで、天に向かって悪口雑言など口にしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,908 「黄色いカボチャの花と黄色いトラックと温泉と」    2020(令和2)年6月19日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から少し高いところにある畑の中、大きな葉っぱの隙間から黄色い花が咲いているのが目に入りました。あれは、色からして確かカボチャの花。それが何輪も見えたし、濃い緑色した葉が広がっているので生育はとても順調のようです。この後、病気などにやられなければ、夏頃にはおいしいカボチャが収穫できるかな。

 坂道の手前、空き地の前の歩道に、黄色いトラックが止まっているのに気がつきました。側面にホームという文字が見えたので、あの場所に家でも建てるのかも知れません。それにしても、上から下まで黄色一色のトラックって、これまで見たことがありません。黄色は、とても目立つので、普通の車にはあまり使わないもの。だからだ。

 さて、近くの山の中腹に雲がぽっかり浮かんでいるのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、同じ場所で、同じ肥料を与えて水をやり、同じように手間をかけていた野菜でも、育ち方も違えば収穫量だって異なるもの、それがいい意味での個性というもの、だったら人間だってその0個性を素直に認めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,907 「松の木のアルミ製はしごと浴室用腰かけと温泉と」    2020(令和2)年6月18日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の庭先、大きな松の木に、アルミ製のはしごが立てかけられているのに気がつきました。そのはしごは、専門の人が使っているような曲線のあるもの。奥の方に、たたんだブルシートも見えたので、やはり素人のやっつけ庭仕事ではなさそう。梅雨の合間に庭木の手入れをしておけば、きっと秋には最高の枝ぶりが。

 道路から下に見える畑の中、麦わら帽をかぶった男性が、草むしりをしているのが目に入りました。日焼けをしないようにと、白い長袖シャツに黒い腕抜き。しゃがんでやるのは大変だからと、浴室で使うプラスチック製の小さな腰かけを使ってです。あれなら、座るから腰も痛くならず、長時間できるのでとても楽。仕事は、体をいたわりながらやらねば。

 さて、冷たい風が車の中を吹き抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、やってすぐ結果を求めても、そうそういい結果がでることなんてめったにないもの、時間と手間暇かけて後日ようやくそれが形となって現れてくるのだから、仕事だけにこだわらずどんなことでも常に先を読み、計画を立てながら物事を進めるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,906 「ピンク色のスニーカーと田んぼの隅の金銀テープと温泉と」    2020(令和2)年6月16日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、前の方からピンク色のスニーカーを履いた女性が、ゆっくり走ってやって来るのが目に入りました。灰色の野球帽に、サングラス。日焼け予防のためか、半袖ポロシャツの下に黒い長袖の重ね着。そして、イヤホンで音楽などを聞きながらです。ファッションも決まっているし、風を受けながらのジョギングは、体だけではなく心にもいいぞ。

 坂道の先、道路に面している田んぼの隅、緑色の棒につけられた、金色と銀色のテープが風になびいているのに気がつきました。苗の育ちがよくなくてまばら、土がはっきりと見える場所に数枚です。カラス等が悪さをし踏み荒らすことで、苗に被害が及ぶのを防ごうとして立てたもの。あの場所なら、苗が少なく、鳥には虫等を捕りやすくていい場所か。

 さて、全開の窓から入る風が爽やかに感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、体のためにいいことだとは頭で分かっていても、いざ、体を動かすとなると、やれ面倒だ、暑い日だから、雨が降りだしそうなので、涼しくなってからなどと出来ないための屁理屈をいくつか並び立て、結局肥満への道をまっしぐらに進んでいなかったか、考えるのも。。。



No.1,905 「落ちたつつじの花と川幅一杯の流れと温泉と」    2020(令和2)年6月15日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、地区公民館の前に植えてある、赤と白のつつじの花が、昨夜の雨でたくさん落ちているのに気がつきました。つつじの木の下は、細い線で描いたように、横一直線に赤く染まっています。降ったのは、それだけ強い雨だったという証拠。出勤時などのとき、きれいなつつじが目を楽しませてくれたのに、もう花はまばら。次のお楽しみは、来年か。

 橋の上へ差しかかったとき、水が川幅一杯に広がって流れているのに気がつきました。色は、薄い茶色。それが、勢いよく濁流となって怖いくらいに。どうやら、ダムの底にたまった泥等を流す、連携排砂が行われているようです。あんなに強く降った雨にあわせてだから、排砂は時期を得たもの。年に1度や2度の大掃除は、どこだって必要なのだから。

 さて、太陽の光がとても優しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつまでも強く光り輝き続けられるのならいいけれど、そうはいかぬのが世の常というもの、栄光なんてわずか一時のことだと自覚し、調子のいい時こそ身辺を改め、身についた汚れを落とし気を十分に引き締めながら、次に備えた一手を打つようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,904 「農作業用大きな帽子の女性と横断歩道上の木くずと温泉と」    2020(令和2)年6月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道の途中にある横断歩道を、農作業の時などに使う大きな帽子をかぶった女性が、ゆっくり歩き始めているのに気がつきました。なので、随分手前の方からゆっくりブレーキをかけて停車。すると、その女性、こちらを向いて、頭を下げ軽く会釈を。当たり前のことをしただけなのに、頭を下げてもらえるなんて嬉しいことだ。

 信号機付近、歩道の手前、反対側車線で非常灯を点滅させながら停車している、青いトラックがいるのが目に入りました。車の向こうに見える歩道の上に、木くずらしきものが散乱しており、尋常ではありません。それを、何人もの作業員が手に持って撤去中です。通るときに見ると、山側から太くて大きな木が逆さまに倒れており、だからか。

 さて、ツバメの鳴き声が聞こえたこんな日は、あったかい温泉に入り、特にお返しを求めているわけではないけれど、やったことに対して優しい言葉などがあれば、人って嬉しくなるもの、それが、次へのやる気につながることもあるし、だったら、誰かが何かをやってくれた時、そのお礼をきちんと口にするようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,903 「捨てられた手押し車と交換された橋の防護柵と温泉と」    2020(令和2)年6月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くあるゴミ置き場の横に、紺色の手押し車が置いてあるのに気がつきました。あの手押し車は高齢者用で、使い古し感があり、金属類の収集日を待って処分したもののよう。足腰が悪いと、なにか支えになるものが必要です。その点、手押し車は移動するのに、とても便利で重宝。あの持ち主、奮発して新車を買ったのかな。

 橋へ差しかかった時、下流側の防護柵が、全部交換されているのが目に入りました。もとあったのは、鉄製の柵に、緑色のペンキが塗られていたもの。それが、ステンレス製のシルバー色のものにです。デザインも、とてもおしゃれな感じで、今様だなと感心。あれなら、錆びることはないし、ペンキも塗らなくてもいいし、いいことづくめだ。

 さて、窓から入る強い風がとても心地よかったこんな日は、あったかい温泉に入り、物を大切に使うのは当たり前のこと、丁寧に扱っていれば、愛着がわいてきて、使える期間だって長く延びていくもの、年数が経過しどうしても使えなくなったときは、心の中でありがとうと感謝の言葉をかけてから処分するようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,902 「鉄砲型ノズルのホースと刈り取られた麦畑と温泉と」    2020(令和2)年6月10日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、緩い曲がり角の先、道路沿いにある車庫の前で、黒い半袖Tシャツの男性が、庭木に水をやっているのが目に入りました。水色ホースの先に、鉄砲型のノズルがついているやつを片手で持ってです。その先から、勢いよく水が飛び出しており、あれなら、きっと庭木も大喜びでしょう。今日も30度越えとか、とにかく暑くなるぞ。

 坂道の先、なんだか空間が広く感じられ、どうしてかと思ったら、あったはずの麦がすっかり刈り取られているのに気がつきました。随分遠くに見える麦畑も、全部です。麦畑の隅に、刈り残された背丈の短い麦があったけれども、あのままにするのかな。稲の刈り取り後だったら、落ちた1本ずつ落穂ひろいをするくらい、残さないのに。

 さて、風もなく朝から暑さを予感させるこんな日は、あったかい温泉に入り、夏は暑いのが当たり前、だけどそれが梅雨入り前だと、暑さにまだ体がついていかず少々不調をきたすこともあったりして、そんな日は、何度も冷たい水で顔を洗い、窓を大きく開け、片付けたままになっている扇風機を取り出し涼むことなど、考えるのも。。。



No.1,901 「ゴミ置き場前での携帯とトラック荷台の黄色いタンクと温泉と」    2020(令和2)年6月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、ゴミ置き場の前、灰色の半袖Tシャツに細身の白いズボンを履いた、中年の女性が立っているのが目に入りました。小首をかしげながらで、携帯を持っての話中です。ゴミを捨てに来たので、家からはそんなに離れていないはず。せいぜい2、3分ぐらいかも。今は、そんな短い距離でも、携帯を手離せないようになった時代なのか。

 道路から少し高い所にある畑の横、軽四トラックが止められており、荷台に大きな黄色いタンクが置いてあるのに気がつきました。畑の方を見上げると、高齢の女性が、青いホースを引っ張っていたところ。晴れの日が続いており、野菜はもちろん水不足。そのため、タンクに水を入れて、運んで来たのでしょう。高台の畑は、水に困ることも。

 さて、窓からの風がとても爽やかに感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、固定電話が普及する前、何軒かで共有する有線電話というのが家にあり、それで連絡を取っていたことがあるもの、電話機が汚れないようきれいなカバーで覆い大切に扱っていたけど、今の携帯もあの頃の電話と同じよう大切に扱っているか、考えるのも。。。



No.1,900 「伸びたアサガオのツルと干してあった白いズボン下と温泉と」    2020(令和2)年6月8日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、郵便局の正面にある大きなガラスの前、ツルが大人の腰あたりまで伸びているのが目に入りました。緑色のネットをつたってで、あれは、アサガオのツル。暖かい日差しを受け、日ごとに少しずつ成長しているようです。でも、成長が早すぎて、夏休みの宿題が始まる前に咲いてしまわないかと、なんだかそちらの方が心配になってくるな。

 緩い曲がり角近く、家の前に干してある洗濯ものの中に、男性用の白いズボン下があるのに気がつきました。あれは、寒いときに履く昔ながらのもので、高齢者がよく愛用しているやつです。日中、じっとしているだけでも暑く感じる日があり、もう使わなくなったからと、来シーズンまで保管するために洗濯したものか。この前、衣替えも済んだことだし。

 さて、山の残雪がきれいだったこんな日は、あったかい温泉に入り、予定していたように物事が進めばいいけど、そう簡単に行かないのが世の中と言うもの、遅くなるのは問題外だけど、あまりに早過ぎても、どんな計画を立てていたのかと問われることだってあるもの、計画は実績や経験等を基にきちんと立てるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,899 「風よけカバーのバイクと苗を持った高齢男性と温泉と」    2020(令和2)年6月6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、左への曲がり角のところで、白ヘルメットに白いマスクをし、バイクに乗って停車している中年らしき男性がいるのに気がつきました。透明の風よけカバーがついているため、あれなら少々風があっても大丈夫。背筋をすっと伸ばしており、随分乗り慣れている感じです。今の時期、爽やかな風を切っての運転とは、なんだかうらやましいな。

 職場へ近づいた時、道路横にある田んぼの中、手に苗の束を持っている、高齢の男性がいるのが目に入りました。腰につけていたのが、青い田植えかご。田植え機が植え残したところを見つけ、そこへ苗を植える補植と言われている作業です。足元が不安定で腰を深く曲げねばならず、体には随分つらいけど、一粒でも多く収穫をとの気持ちがあるから。

 さて、山の麓まですっかり雲で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、パソコンに向かうことが多いためか、いつも前かがみになっている気分、仕事に対して前向きならいいけれど、どうやらそれは違うような気が、一度椅子から立ち上がり、固まった腰を後ろへ大きく伸ばし、深呼吸をしてから、仕事にとりかかることなど、考えるのも。。。



No.1,898 「青いTシャツの若い男性と草刈りの後と温泉と」    2020(令和2)年6月5日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の近くで、青いTシャツに肩から小さな皮のバッグを斜めにかけ、細身のズボン、白いスニーカーで歩いている若い男性がいるのが目に入りました。まるで、都会で見かけるような、おしゃれな恰好ですが、どこへ出かけるところのよう。これからファッションを楽しめる季節だし、うっとうしい梅雨なんか、吹き飛ばしてしまえ。

 坂道の途中、山側の歩道近くに、草刈りの終わった草を、小さくまとめてあるのに気がつきました。少し茶色く枯れ始めており、刈ってから一日以上経ったもの。そんな小さな山が、何か所もあります。この後、軽トラックなどで運んで、まとめて処分するのでしょう。刈りっぱなしだと見栄えもよくないし、後始末をきちんとするのは大事だから。

 さて、風がとても爽やかに感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、身に着けるもので、心まで変わってくることがあるもの、暗い服だとなんだか気分まで、それが真っ白の洗い立てだと、新鮮な気持ちになり元気がわいてきたりして、そんなことで気分が変わるのだったら、普段からおしゃれの心を忘れないようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,897 「一輪車の上の青いじょうろと運転中のスマホ女性と温泉と」no    2020(令和2)年6月4日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、遠くに見える畑近く、一輪車の荷台に青いじょうろがあるのが目に入りました。しばらく雨の降らない日が続きそうで、野菜などに水をやるため持って来たのでしょう。天気が良いのはいいけれど、植えて間もない野菜などにとっては、雨が降らないと死活問題です。足りないところは、植えた人が、きちんと補ってやらねばだ。

 坂道の途中、向こうからやって来た車の運転席の女性が、誰かと話している様子なのに気がつきました。左手を耳もとまで上げていたので、どうやら携帯を持ってのおしゃべり最中。笑顔だったのはいいけれど、運転中のスマホって、絶対にやってはいけないことです。どんな理由があったとしても決して言い訳は通じず、いけませんぞ。

 さて、田んぼの畔に何人もの人が出ていたこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中に器用な人はいるけれど、何でもできる人って、そうそういないもの、どうしても自分で出来ないことは、その道に通じた人に頼むしかないのだから、ただ、自分がやろうと手がけたことは、最後までやり遂げるための努力をしていたか、考えるのも。。。



No.1,896 「スモールライトを点けた黒い車と地下足袋の男性と温泉と」    2020(令和2)年6月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、前の方から、スモールライトを点けながらやって来る、黒い車が目に入りました。ボンネットについているマークから、外国製の高そうな車です。少し曇っているとはいえ、暗いわけでもなく、ライトを点けている車は他にありません。あの車には何かを感知する特別な機能が装備されており、それで自動的に点灯したのかな。

 信号の先、道路の斜面側に生えていた草が、すっかり刈り取られているのに気がつきました。除草作業中の赤い看板が立てられており、朝から作業を始めたよう。曲がり角の近くに、白ヘルメットで上から下まで黒ずくめの男性が、草刈り機を持って立っています。見ると、足もとは今どき珍しい地下足袋。専門職は、物にこだわるから。

 さて、窓から入る風がとても気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、最近の機械ものにはいろんな機能がついており、それを使いこなすのは至難の業、結局のところいつも使うものしか理解できず、他の機能はさわることもなく宝の持ち腐れ状態に、たまには取扱説明書を開いて、じっくりと読んでみることなど、考えるのも。。。



No.1,895 「顔を覆う黒マスクと田んぼ溝切用の機械と温泉と」    2020(令和2)年6月2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、地区公民館の駐車場で、軽四トラック荷台に載った人と話している、女性がいるのが目に入りました。チェック柄の長袖を着て、顔半分を覆うような大きな黒マスク、両手を腰に手を当てて見上げながらです。仕事で出かける前の、打ち合わせをやっているのでしょうか。動く時のマスクは息苦しいけど、行く前からきちんとつけてるな。

 職場へ近づいた時、道路に面している田んぼの中へ、溝切用の小型機械を持ち込んでいる、高齢の男性がいるのに気がつきました。水はけをよくするため、田んぼに溝を掘るための機械を、まるで抱えるようにしてです。あの機械が出始めるまでは、コンクリートブロックなどを人が引っ張ってやるしかなく、随分足腰を鍛えられたものだったけど。

 さて、川風がヒンヤリと感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、面倒なことは嫌、ましてや、負担を感じることなどまっぴらごめん、だけどそんなことばかり言ってると、段々と世間で暮らすのがつらくなってくるだけ、少々我慢を強いられてでも、もしそれが我が身と他人を救えるのなら、少しの息苦しさぐらいなんて耐えねばと、考えるのも。。。



No.1,894 「ひっくり返ったボールと水の張られた小さな田んぼと温泉と」    2020(令和2)年6月1日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある車庫の前、洗面器のようなボールがひっくり返っており、側に野菜のクズらしき物が散らばっているのに気がつきました。あんな大きなものを、落とした人が、そのままにしているとは思えません。とすると、犬などが、遊んでいてやったものかな。場所が歩道なので、そろそろ片付けないと、じゃまになってまずいかも。

 道路に面している小さな田んぼに水が張られ、中に小型のトラクターが入っているのが目に入りました。これまで、田植えをする様子が全く窺えず、今年は減反で大豆などを植えるのかなと思っていたけど、そうではなさそう。遅ればせながらでも、いよいよ田植えが始まるようです。大きい田んぼから始まり、やはり小さな田は最後だったか。

 さて、なんだか蒸し暑く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、家の中ではどんなことでも自由にできるけど、一歩外へ出るとそうはいきません、それが社会のルールというもの、まさか外を裸では歩けないし、誰かを大声で叱ることだって控えねば、自分が出したゴミ等は、もちろん最後まで責任を持って処理していたかと、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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