ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,871 「おしゃれなプレハブ小屋とあぜ道の男性と温泉と」    2020(令和2)年4月30日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある小さな空き地に、灰色と黒色のプレハブ小屋が立てられているのに気がつきました。すぐ横には、2棟並んで簡易トイレも置かれており、あそこの近くで建設工事等が始まるのでしょう。プレハブは、とてもおしゃれな感じです。あそこで働く人たちにすれば、同じ働くにしても、見た目のいい方がいいに決まっているはずで。

 坂道の先、白い野球帽に、灰色の作業ズボン、黒い長靴を履いた男性が、田んぼのあぜ道をこちらへ向かってゆっくり歩いて来るのが目に入りました。田んぼには、水が満々と湛えられており、田植えの日がすぐそこまで近づいて来ているようです。あの男性、田植えに備えた田んぼ回りのはずで、問題なければ一両日のうちに植えてしまうかな。

 さて、にぎやかな鳥のさえずりが聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、直接は関係なくても、間接的に影響を受けることってあるもの、案外、そちらの方が行動などに与える大きな力を持っていたりして、ペンキが少々はがれているぐらいなんかどうでも、などと言わず、身近なことに少しは気を配るようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,870 「くっつき運転と草をくわえた子猿と温泉と」    2020(令和2)年4月28日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、地区の公民館付近から、前を走る軽四トラックの後ろを、一定の距離を保ちながら、くっつくように運転。そこの制限速度は40キロなのに、速度計は35キロ近くで止まっており、少々遅めの運転が続きます。なので、ブレーキを踏んだり緩めたり。イライラが始まった頃、前の車がようやく違う道へ向かいホッ。私の臨界点は、あんなところか。

 小さな橋の手前、ガードレールの下に、猿が一匹いるのに気がつきした。こちらへ背中を向けたままの、大きな猿です。すぐ近くの草むらが揺れており、よく見ると子猿が草をくわえているでは。どうやら、母猿が子猿の動きを見守っているらしく、その背中からも愛情が伝わってくるようです。大きくなっても、親に見守ってもらっていたこと、忘れるなよ。

 さて、山の木々に薄い緑色が増えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、ここが限界だとあきらめれば、もうそれ以上進歩はなく完全におしまい、なにくそともう一山乗り越えれば、その先に別天地が待っている可能性だってあるのに、だったらそう簡単に音を上げたりせず、歯を食いしばってでも自分の限界に挑戦することを本気で、考えるのも。。。



No.1,869 「車へ乗りこもうとしていた姉妹と苗を持った高齢の女性と温泉と」    2020(令和2)年4月27日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある屋根つき車庫の中、紺色の軽四車に乗り込もうとしていたのが、小学校低学年らしき姉妹の2人。とてもカラフルな服装で、小さな袋を持ち、ちょうどどこかへ出かけようとしていたところ。学校が休みのため、退屈になって、祖父母の家へでも遊びに行こうとしていたのかも知れません。とうとう、我慢の限界を超えたかな。

 坂道の先、生け垣の前で、花の苗らしきものを手にした、高齢の女性が立っているのが目に入りました。口元には、白い大きなマスクです。自分の家の前へ出るときも、マスクをするようになったとは、啓蒙効果がきちんと表れている証拠。みんなが言われたことをしっかり守っていれば、結果はきっと出てくるはず。よし。ここが、踏ん張りどころだ。

 さて、山の杉の木から、雲のようなものが立ち上っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、我慢はいくつかの苦痛を伴うもの、それが体のあちこちだったり心だったり、先の見えることなら我慢もできるけど、いつまで続く分からないときは我慢もついつい途切れがち、でも、人々を救うためだからつらくてもなんのこれしきと、考えるのも。。。



No.1,868 「壁面に組まれたパイプとガードレールの旗と温泉と」    2020(令和2)年4月24日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から少し下にある家の壁面に、パイプが組んであるのに気がつきました。道路とは反対となる、川側にです。長い年月のため壁面が痛み、改修工事などを行うため業者に依頼し、その準備が始まったよう。家にいる時間が長くなっており、庭先に出た際にでも気がついたのかも知れません。手遅れになる前、気がついて良かったぞ。

 坂道の先、ガードレールに黄色いのぼり旗が5本、風にひらひらと、なびいているのが目に入りました。旗には、大きく交通安全の文字が記載。交通安全運動期間が終わったのに、片付け忘れたのかなと思ったけど、そうではなさそう。交通安全は、期間中だけ守ればいいのではなく、年間を通して守るべきもの。だったら、いつ旗が立っていたって。

 さて、遠くの山の頂上付近に積もっている雪が白く輝いて見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、どうしてこんなことになったのかな、などとくよくよしているだけだと、物事はちっとも進展しないもの、そんな時だからこそ、普段うっかりして気にも留めていない我が足元に問題箇所がなかったか、しっかり確認することなどを、考えるのも。。。



No.1,867 「ゴミ収集車に立ち向かう犬と胴体部分が黄色い鳥と温泉と」    2020(令和2)年4月23日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道の途中、大きなゴミ収集車に向かって、跳びかかろうとしている白い中型犬がいるのが目に入りました。赤い首紐を両手で引っ張り、それを止めようとしていたのが若い女性の飼い主です。ゴミ収集車には感謝こそすれ、立ち向かおうなんてことをしてはいけません。人間だけではなく、犬にも言い聞かせておかねば。

 信号が赤のため止まったとき、右側斜面の細い枝に、小鳥が止まっているのに気がつきました。手を伸ばせば届くような距離で、顔が黒、くちばしが鮮やかな橙色。そして、羽根が黒くて、胴体部分が薄い黄色です。これまで、あんな近くで見たことのなかったその鳥は、一瞬目をそらしスキにどこかへ飛んでいき、姿が見えなくなって。

 さて、冷たい風が吹いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、何ごとも自分で判断し決められる人って、あまりいないもの、他の人に分かってもらえないのではなく、自分が分かってもらうための努力をしてなかっただけのこと、難しい言葉ではなく、誰にでも分かる簡単な言葉を使って意思を伝えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,866 「茶色いガードレールと止まった中型パワーシャベルと温泉と」    2020(令和2)年4月21日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、橋の手前にある小さなガードレールに塗られている茶色いペンキが、ところどころはがれているのに気がつきました。他のところは白だけど、そこだけが茶色です。だから、はがれているのが、余計目立ったのかも知れません。運転している側にすれば、ガードレールは白だとの意識があるのに、どうしてまた茶色に塗ったのかな。

 坂道から、ゆっくり下がってくる、黄色い中型のパワーシャベルがいるのが目に入りました。見上げるほど高い運転席に座っていたのが、紺色作業服上下に、緑色のタオルを頭にしばった男性です。こちらの邪魔にならないようにと、止まってくれたので、すぐ横を徐行しながら運転。後で、あれっ、ナンバープレートがどこにも見えなかったぞと。

 さて、雲の間から青空が見えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中こうあらねばならないというものがあるもの、最初に決めた時は、それなりの理由があったはずだけど、月日が経つとそれを知ってる人はほんのわずかになったりして、無駄なようだけど己の知識として納得できるその理由を調べてみるかなどと、考えるのも。。。



No.1,865 「駐車場の田植え機と浅瀬の鳥と温泉と」    2020(令和2)年4月20日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、神社近くの駐車場に、田植え機が止められているのが目に入りました。昨年使ってきれいに洗車し、ピカピカになったそのままの状態でです。車庫から出してきたと言うことは、田植えが近づいている証拠。明るく広い場所で、機械の最終調整でもするために、出してきたのかも。あとひと月もすれば、どの田んぼもきっと。

 橋の下に見える川の浅瀬に、足の長い鳥が、すっと立っているのに気がつきました。下流の方を見てたので、小魚でも探していたのでしょう。普段は、ほとんど見かけないあの鳥、魚が大きくなってきたころに、遠くから飛んでくるようです。立ってる場所のすぐ下には、深みがあり透き通った水たまりが。これから、鳥と魚たちの攻防だ。

 さて、黄緑色の桜の葉があちこちに目立っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、やっている途中より、済んでからの状態を見れば、きちんとした人かどうかが分かるもの、終わっても安心して手を抜かず、次に使うことを考えて片づけてあれば大丈夫、満点は無理でも、せめて及第点をもらえるぐらいはやってたかなと、考えるのも。。。



No.1,864 「リヤカーに乗った女の子と壊れたタイルと温泉と」    2020(令和2)年4月17日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館先の交差点近くで、小さなリヤカーを引いている、黒いセーターを着た中年の女性がいるのが目に入りました。リヤカーは一輪車ほどの大きさで、その荷台に乗っていたのが、小さな女の子です。かわいい手で、手すりをしっかりと握っており、ニコニコした笑顔がなんとも言えません。今日は、あのリヤカーで小さな冒険なのかな。

 緩い曲がり角の途中、道路横にある駐車場の隅、壊れた青色のタイルが雑然と置かれているのに気がつきました。おそらく、洗面所か浴室で使われていたもので、処分するためのもの。昔、タイルはあちこちで見かけたものだけど、今はほとんど目にしなくなっています。タイルの色やデザインで、雰囲気がガラッと変わり、センスが試されてたのに。

 さて、職場近くの公園の桜が見ごろになっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分だけの社会しか知らず、世の中なんてこんなものだと思っているけれど、世界はとんでもなく広いもの、狭い社会だけにとどまらず、少しばかりの冒険をしてでも、広い世界へ大きく飛び出すぐらいの強い心意気を持つようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,863 「撤去中のガードレールの旗と街路樹の芽と温泉と」    2020(令和2)年4月16日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂道に、左折のライトを点けた、軽四トラックが止まっているのが目に入りました。そのすぐ横で、灰色の羽毛ベストを着た高齢の男性が、ガードレールにしばってある交通安全の旗を撤去し、荷台に載せていたところ。春の交通安全運動期間が終わったので、片付けのため、設置した全てのところを回っているようで。

 職場へ近づいた時、街路樹の1本に、黄緑色の小さな芽が出ているのに気がつきました。その芽は、木の上から下までびっしり。それが、50本ほどもある街路樹の中で、わずか1本だけなのです。あそこだけ特別日当たりがいい訳でもなく、どうしてあの木だけが他の木より早く芽を。人間と同じで、なかには、せっかちな木もあるのかな。

 さて、道路沿いの花が目を楽しませてくれているこんな日は、あったかい温泉に入り、終わってもそのまま放りっぱなし、忘れた頃にようやく重い腰を上げて片づけを始める、なんてことをやっていると、しまいには信用がなくなるもの、準備はもちろん早目に、そして、片付けも準備に負けないくらい早くしていたか、考えるのも。。。



No.1,862 「段ボール箱を手にした男性と畔に置かれた肥料袋と温泉と」    2020(令和2)年4月15日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、交差点の近くへ来た時、野球帽、ジャージ上下に紺色羽毛ベストを着た高齢の男性が、家の庭先に立っているのが目に入りました。手に持っていたのが、小さな段ボール箱です。少しうつむき加減で、歩きながら何かを探している様子。暖かくなり、伸び始めた庭の草を取ろうとしていたのか、それとも、大事な物でも落としたのかな。

 職場へ近づいた頃、道路近くの田んぼの畔に、白い肥料袋らしきものが10個程重ねて置いてあるのに気がつきました。20キロ入りの大きな袋で、全体が透明のビニールですっぽりと覆われています。あのビニールは雨のため肥料袋が濡れたり、水がしみ込んだりしないようにと、わざわざ被せたもの。とすると、あそこへしばらく置いたままに。

 さて、山の中腹に雲のようなものが浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、どこへ置き忘れたか、必要な時に限って見当たらず、あちこち探しまわってようやく見つけたのが、なんだこんな所にだったのか、と拍子抜けするような場所だったりして、整理整頓と片づけは、言われなくても常にきちんとするようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,861 「助手席ドアを開けた女性とプランターのチューリップと温泉と」    2020(令和2)年4月14日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道の途中、足を引きずるようにしながら、止めてある車の助手席ドアを開けて乗ろうとしている、高齢の女性がいるのに気がつきました。黒っぽい防寒具で、白いマスク。買い物をするにしては、出かける時間が早すぎるし、こんな大騒ぎになっているとき遊びに行くはずはなし。とすれば、病院への定期受診で薬をもらいにだな。

 道路横にある大きな小屋の軒先、白いプランターに植えてあるチューリップが、きれいに開いているのが目に入りました。茎がすっと真っすぐ伸び、その上に赤、白、黄色などの大きな花。隣同士、背丈に少しの違いはあるけれど、どれもほぼ同じ高さです。植えた時期は同じだし、土や肥料なども同じ。だったら、成長するのもほぼ同じになるか。

 さて、少し冷え込みを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、ダメだと言われると反対にやりたくなるもの、それがどうでもいいことなら許されることもあるけれど、他人に害を与える可能性があるとなれば話は全く別、こんなに束縛されて大変だなどとわがままなんて言わず、ここは素直に人との接触8割削減をどう守るか、考えるのも。。。



No.1,860 「庭先の芝桜と田んぼに張られた水と温泉と」    2020(令和2)年4月13日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の庭先に、紫と白色の芝桜が咲いているのが目に入りました。可憐な花が、たくさんです。あの芝桜、毎年広がっているようで、濃い緑色の葉の間にきれいな花を見られるから、心まで和んでくるようです。あれだけきれいに咲かすためには、草取りだってやらねばならないし、肥料だってまかなければ。

 坂道の先、道路横にある田んぼに、水が張ってあるのに気がつきました。たっぷりではなく、入れている途中なのか、まだあちこちに土が見えます。田起こしが終わって代かきに入る前の準備段階ですが、道路を挟んだ反対側の田んぼでは、田起こしがまだこれからのところが何枚も。水が満々と湛えられるのは、早くやった順番になるな。

 さて、枝垂れ桜が濃いピンク色になっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、きれいな花を見られるのは、手入れをしている人のお陰、ただ大きくなったと思ったら大間違い、ってそれは人間にも当てはまること、自分だけで大きくなれるものではなく、苦労をいとわず育ててくれた人へ感謝の心を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,859 「黄色い旗と橙色の杭と温泉と」    2020(令和2)年4月10日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いのガードレールに、黄色い旗が並んで立てられているのに気がつきました。それが、何か所もです。旗に書いてあったのは、交通安全、飲酒運転などの文字。春の交通安全運動が始まり、注意を促すため交通安全協会等が設置したのでしょう。ただ、黄色い旗の中に1本だけ紫色の旗があったけど、あれはいったい。

 道路から下に見える畑に、橙色した杭のようなものが、等間隔で立てられているのに気がつきました。畑を囲むようにして立っている杭と杭の間には、黒い電線のようなものが張られています。だとすると、あれは、猿やイノシシなどから農作物を守るための電気柵。民家がすぐ近くにあるけど、動物たちはあんなところまで来ているのか。

 さて、近くの山の中腹まで雪があったこんな日は、あったかい温泉に入り、横並びでいるとなんだか安心できるもの、良くても悪くても、皆と同じだから、だけど一人だけ違っていたときは、よほど心臓が強くなければ、その場にはいたたまれなくなるかも、人と違っていいのだけれど緊急時だけは足並みを揃えていたか、考えるのも。。。



No.1,858 「ゴミ箱の上の家庭用ガスボンベと空に舞う桜と温泉と」    2020(令和2)年4月9日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い曲がり角の手前にあるゴミ箱の上、白いビニール袋が置かれているのに気がつきました。その中に入っていたのが、橙色した家庭用ガスボンベ数本です。使用済みのガスボンベは、ガス抜きをしてからでないと処分をすることができない決まりに。決められた袋ではないし、指定のシールも貼られていないということは。

 公園へ近づいた時、大きな桜の木の下に、桜の花びらがまるで誰かに撒かれたように、散っているのが目に入りました。そして見上げると、桜の花がひらひらと舞っているでは。満開の桜もきれいだけど、風に吹かれて散る桜を見るのも、また一味違っていいもの。これから黄緑色の芽も出てくるし、葉桜を見られるのでまた別の楽しみが。

 さて、風が冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、悪いことだけど誰も見てないから大丈夫、このくらいなら皆がやっていることだし私だって、もしそんな不心得者がいると、それに感化され真似を始める輩が出てくるもの、己の心に恥ずべきような行動は、お天道様からこらっと叱られる前、慎むようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,857 「ゴミ箱前でのよもやま話と鍬を振り上げていた男性と温泉と」    2020(令和2)年4月8日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の近くにあるゴミ置き場の前、黄色い割烹着を着た高齢の女性とジーンズ姿の中年女性が、立っておしゃべりしているのが目に入りました。ゴミを捨てに来て、顔見知り近所の人とのよもやま話です。新型コロナウィルスで緊急事態宣言が発令された都府県もあるけれど、ゴミ捨てのため外出する分には大丈夫のはずだから。

 緩い坂道の途中、道路に面している小さな畑、紺色の野球帽をかぶり、鍬を振り上げている高齢の男性がいるのに気がつきました。起こしたばかりの、新しい畝が何列かできており、朝早くから作業した成果が目に見える形で、そこにはっきりと。畝を作り終えてから、野菜などの種や苗を手に入れて植えれば、次は草取りが待っているはずだ。

 さて、桜の花が満開のこんな日は、あったかい温泉に入り、私一人ぐらい守らなくても大丈夫だろう、そんなことを言っていると、世の中しまいに収拾がつかなくなるもの、こんな時だからこそ、他の人はどうあれ、せめて私一人だけでも守るべきことはきちんと守る、そんな強い気持ちと行動を徹底して貫くようにしているか、考えるもの。。。



No.1,856 「毛糸帽子の中年男性と緑色のスコップと温泉と」    2020(令和2)年4月7日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、向こうからこちらの方へ歩いてきたのが、緑色と黄緑色の毛糸帽子をかぶった中年の男性。両手に厚手の手袋をし、暖かそうなジャケットを着てです。随分暖かくなったとはいえ、朝方は、まだ冷え込みも残っており、薄いと寒くて風邪を引きそう。暑くなれば脱げばいいだけのことだし、予防するに越したことはないのだから。

 坂道の先、道路近くにある車庫の中に、大きなスコップが置いてあるのに気がつきました。プラスチック製で、太い柄は黒。そして、先の部分は四角く、濃い緑色です。除雪用に置いたもので、まだ降るかも知れないと、そのままにしているのでしょう。あれだけ大きいと、片付けるにしても場所をとってしまうし、どこへ置くつもりかな。

 さて、山の道に沿って植えられている桜が、遠くからでもはっきりと見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、我慢するにも限度というものがあるもの、無理をしすぎて体を壊しては元も子もないのだから、全力疾走して息切れ途中退場するより、心と体に、ある程度の余力を残しながら仕事に取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,855 「白い上下カッパに白ヘルメットの人と軽四トラック3台と温泉と」    2020(令和2)年4月6日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道の先、白い上下カッパに、白いヘルメットをかぶった人がいるのに気がつきました。警察の人かな、と思わずドキッとしたけど、近づいて見ると工事関係の交通作業員です。横道の奥に、同じカッパ姿の人が他にも2人いて、どうやら道路の工事が始まるよう。あの横道は急な坂だから、作業もきっと大変だぞ。

 橋を渡って間もなく、歩道に、軽四トラックが3台止まっているのが目に入りました。その3台とも、荷台にアルミ製の大きな脚立が積まれており、庭木等の関係者の車なのかも。運転席や車の近くには人の姿が見えず、家の中で打ち合わせでもしているのでしょう。庭木がたくさん植えてある家だから、やりがいは大いにあるはず。

 さて、近くの山の頂付近に、新しい雪が積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、心にやましいことがあるといつもビクビクし、ほんの些細なことでもドキッとするもの、精錬潔癖なればいいけれど、すねのあちこちにいくつかの傷を持つ身とすれば、ドキドキ人生の卒業式を迎えるにはどうしたらいいか、考えるもの。。。



No.1,854 「キャタピラーの泥掃除と玄関前の雪囲い外しと温泉と」    2020(令和2)年4月4日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公園の桜が、八分咲きほどになっているのが目に入りました。ほんのりとピンク色めいており、とてもきれいです。今日あたり、ほぼ満開になるはずで、例年だと朝から桜を見上げている人の姿があるのに、今朝はゼロ。周りが静かな桜も悪くないけど、年に一度の楽しみだから、本当は家族や友人たちと一緒に美しい花を愛でたいのに。

 道路に面している家の玄関にあるガラスを拭いている、女性がいるのに気がつきました。黄色いタオルと、もう片方の手にスプレーを持ってです。ガラスが汚れており、それをきれいにしていたところ。ところが、その拭き方が雑でいけません。タオルをつまんで、上から下へ、ただなでおろしているだけ。あれでは、きれいになるはずがないだろう。

 さて、小鳥のさえずりが聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、一人で楽しめることってあるけれど、それを誰かと共有できれば楽しみも倍増するというもの、笑い声を耳にするだけでも心が和んでくるのだから、コロナのせいであれもこれも自粛ばかりの昨今だけど、せめて家の中での笑顔は忘れないようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,853 「キャタピラーの泥掃除と玄関前の雪囲い外しと温泉と」    2020(令和2)年4月3日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、先日家を壊したばかりの敷地に、黄色いパワーシャベルが止まっており、そのキャタピラーについた泥を取っている男性がいるのが目に入りました。すっかり整地され、向こう側がはっきりと見通せます。重機の手入れを始めているということは、作業が終わり片付けに入ったということ。でも、大きな家だと思っていたけど、あんなに狭い敷地だったのか。

 坂道の途中、作業服姿の男性二人が、道路沿いにある玄関前の雪囲いを取り外しているのに気がつきました。太い木の枠組みが半分ほど見えており、手分けしながら透明な波板を運んでいたところです。もう雪が降る心配はないはずだから、天気が良くなる日を待っていたのでしょう。天気予報を見て、今日なら絶対に大丈夫だと判断し、次の冬まで物置等へ保管だな。

 さて、冷たい風が吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、あんなに大きく感じていたのに、実際はそれほどでも、後になってそんな風に思うことってよくあるもの、でも、亡くなった親の背中だけは、年を経るごとにどんどん大きくなっていくように思えるのはどうしてなのか、天を仰ぎ手を合わせながら心の声で尋ねてみることなど、考えるのも。。。



No.1,852 「車庫の中の黄色いカッパと取り外された祠前の板と温泉と」    2020(令和2)年4月2日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横にある車庫の中、フードのある黄色いカッパが2枚、柱にかけてあるのが目に入りました。少し色あせているようですが、裏地が灰色で、ちょっとおしゃれな感じです。雨が降りだしたとき、わざわざ靴を脱いで家の中へ取りに行かなくても済むよう、車庫へ置きっぱなしにしてあるのでしょう。決して、手抜きのためなどではなくて。

 坂道の途中、道路近くに設置されている、小さな祠の前を覆っていた板が取り外され、なくなっているのに気がつきました。あの板は、強い雨風や雪などから祠を守るためのもので、この冬もその役目はしっかりと果たしたはず。祠の正面に格子扉があり、暗くて中の様子は窺がえないけれど、奥の方で明るくなり喜んでいる顔が浮かんでくるよう。

 さて、今朝がたの雨で田んぼに水がたまっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、一度苦労し翌年も全く同じ苦労を重ねるなんて愚の骨頂、最初の経験で得たことからその原因を探り改善することで翌年につなげれば、そのあとは苦労も半減するというもの、苦労から逃げるのではなく、いい意味での手抜きに努めていたか、考えるのも。。。



No.1,851 「家の間の緑色ネットと持ち帰りませんゴミと温泉と」    2020(令和2)年4月1日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある家と家の細い隙間に、緑色のネットが張られているのが目に入りました。支柱は丸いパイプで、ネットの高さが、おおよそ2階の屋根ほども。山側の家は、窓がベニヤ板で打ち付けられており、誰も住んでいない空き家のはずです。あの家これから改修のはずはないだろうし、いよいよ取り壊すことにしたのか。

 坂道の途中、道路わきに置かれているゴミ置き場の上、大きな白い布袋があるのに気がつきました。その袋の前面に、四角い赤札が貼りつけてあるでは。このゴミは収集対象物でないため、持ち帰りませんと表示した専用の紙です。あのゴミを出した人、それに気がついて持ち帰り、後日、正しい収集日に出し直しすればいいけれど。

 さて、山の中腹に雲がぽっかりと浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、箱の中にまとめて入れておいた野菜など、1個が腐ると、それが隣へ次々と、気がついたときには箱の下の方がカビだらけで大多数が廃棄処分に、そんなことにならないよう、最初ダメになった1個はすぐ処分するようにしていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

前のページに戻ります
トップページに行きます