ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,850 「玄関先のタイヤ4本とプランターのチューリップと温泉と」    2020(令和2)年3月31日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関先に、タイヤが4本並べて立てかけられているのが目に入りました。どうやら、もう雪は降らないだろうと判断し、スノータイヤを普通タイヤへ交換したもの。立ててあるのは、タイヤが濡れており、それを乾かすためなのでしょうか。ガソリンスタンドなど専門のところへは頼まず、自分の力だけでやったな

 公民館に近づいた頃、道路へ面している家の前に置かれた白いプランターの中、チューリップの花が咲いているに気がつきました。白、赤、黄色の3色で、色はそれほど鮮やかではなく、これから徐々に濃く染まっていくはずです。丈はまだ短くて、花の大きさだけがやけに際立って見えます。きれいな春の花たちの競演が、いよいよ始まったか。

 さて、水色の空がとても爽やかに感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、タイヤ交換なんて家でやるのが当たり前、そんな時代もあったのに、専門のところへ任せるようになったのはいつ頃からだろう、ジャッキを使って車を持ち上げ、汗をふきながらタイヤ交換をしていた親の背中を、まさか忘れてはいなかったか、考えるのも。。。



No.1,849 「咲きかけの桜と中央線をまたいだ車と温泉と」    2020(令和2)年3月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公園にある大きな木に、数輪の白い花が咲いているのに気がつきました。まだ咲きかけの桜ですが、なんだか木全体がすっかりピンク色めいています。これで暖かくなれば、一気に開いて見事な桜を見せてくれるはず。外出自粛の声が大きくなっている昨今だけれど、職場への通りすがりに、車の中から楽しむ分には、問題ないかな。

 緩いカーブへ差しかかったとき、灰色の車が、黄色い中央線を、こちらへまたぐようにしながら進んで来るのが目に入りました。このままでは危ないかも、とハンドルを左に切ろうとしたとき、その車もハンドルを反対側へ。何か、考えごとをしながら運転していたのかも知れません。でも、あんな運転はいけませんよ。ねぇ、髪の長い素敵なお姉さん。

 さて、道端の花の根元に白い雪が残っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、なんにしてもルーズなのは問題外だけど、あまりにも四角四面だと、これまたいささか肩が凝ってくるもの、常識ある行動とはどんなものかを探りながら、少しぐらい窮屈でもそれを素直に受け入れ、その中での楽しみを見いだすようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,848 「小さなリヤカーとくわえたコッペパンと温泉と」    2020(令和2)年3月27日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公民館を過ぎてすぐ、左側の細い道路に、リヤカーのようなものを押している、中年の男性がいるのが目に入りました。一輪車を少し大きくしたぐらいで、左右にゴムのタイヤが2本ついています。荷台は四角なので、一輪車より物はたくさん積めそう。それにしても、引っぱるのではなく押すタイプ。あんなリヤカーを見たのは、初めてだ。

 坂道の途中、紺色のジャージに白ヘルメットの男子中学生が、慌てたように自転車を立ちこぎしながら下ってくるのに気がつきました。口元あたりに茶色い固まりが見え、よく見るとコッペパンをくわえているでは。寝坊したため朝食の時間がなく、近くにあったパンを取って、途中食べようと家を飛び出したのでしょう。まるで、パン食い競争だな。

 さて、家の近くで枯れ草等を燃やしている白い煙が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、その昔、物を運搬するのに使っていたのがリヤカー、重い荷物を積んで坂道を上るとき子供たちが後ろから「よいしょ、よいしょ」と声を揃えて押していたもの、実はさしたる役に立たずとも、互いに助け合うことを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,847 「一輪車荷台のカゴとアジサイの新芽と温泉と」    2020(令和2)年3月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある駐車場の前へ置かれた一輪車の荷台に、プラスチック製の茶色いカゴのようなものがあるのが目に入りました。中に種や肥料などを入れ、紐で首から下げて、腰の前あたりに持って使う物です。暖かくなって来たので、もう農作業が始まり、その準備をしているよう。農作業に汗を流している姿が、目に浮かぶようで。

 赤信号で止まったとき、窓のすぐ横に見える枯れたアジサイの木の、ところどころに新芽が出ているのに気がつきました。日当たりがあまり良くない所なので、目を凝らして見ないとよく分からないのですが、黄緑色した小さな葉がたくさんです。枯れた茶色い花の下に、新芽とは。新旧の比較がこの目ではっきり分かるのは、春先の今だけかな。

 さて、空の青色が穏やかな一日を予感させるこんな日は、あったかい温泉に入り、毎年やっていることなら、これからどうなるかおおよその予定はつくもの、ところが、新しいことだとその日を乗り切るだけで精いっぱい、だから、先のことなんて全く、忙しいのは分かるけど、せめて心だけでも余裕を持つようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,846 「神社前の大きな提灯と背中のタンクと温泉と」    2020(令和2)年3月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある神社の入口に、大きな提灯が2個下げられているのが目に入りました。その横に五色の旗も掲げられており、今日は春祭りのようです。参道の中央付近、しゃがんで一眼レフカメラを本殿の方へ向けて構えていた男性は、祭りの関係者なのかも知れません。神事が済んで、お神輿の渡御が始まるのは間もないはずで。

 職場の駐車場へ近づいたとき、背中にタンクのようなものを背負った男性が、田んぼの畔近くを歩いているのに気がつきました。手に棒のような物を持ち、その先から水が噴き出しています。そうすると、おそらくあれは除草剤なのでしょう。畔の草はどれも枯れた茶色で、新芽の姿は見えないけれど、芽を出す前に撒けば先手必勝だからな。

 さて、空気が冷たいこんな日は、あったかい温泉に入り、あの時はこうだった、などとしたり顔で言っても、人間の記憶なんてあいまいなもの、過去にさかのぼっていくと、いつの間にかそこへ勘違いが紛れ込んでいることが分かったりして、その点、記録してあれば完璧でなくてもほぼ正確、記憶より記録を重要視していたか、考えるのも。。。



No.1,845 「割烹着での手押し車とトラック荷台のコンテナ袋と温泉と」    2020(令和2)年3月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路の横、黒と茶色の格子柄割烹着で、手押し車を押している高齢の女性がいるのが目に入りました。腰は曲がり気味で、少し前かがみになっています。荷物やバッグなどはどこにも見あたらず、用事があり、近くの知人宅へでも出かけるところだったのでしょう。誰だって、家に閉じこもってばかりでなく、たまには外出したいから。

 橋を過ぎてすぐ、道路沿いにある家の前に、大きなトラックが止められ、その側に紺色のカッパに白いヘルメットの男性2人がいるのに気がつきました。家の戸はどれも大きく開けられており、中が丸見えです。ところが、畳は敷いてあるのに、タンス等の家具は一切なし。トラック荷台に、大きなコンテナ袋がいくつか積まれて、ということは。

 さて、近くに見える山の木々に薄っすら雪が積もっているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、いくら好きでも同じことばかり長時間続けていると、生産効率は下がっていくもの、そんな時、誰かとのたわいのないおしゃべりなどが息抜きとなってまた効率アップに、でも、まさかそんな時間ばかりではなかったかなと、考えるのも。。。



No.1,844 「寝かされた立て看板となくなっていたすべり止め溶剤と温泉と」    2020(令和2)年3月23日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の手前に差しかかったとき、道端に置かれている立て看板のうち、2枚が寝かせてあるのに気がつきました。看板が裏返しにされており、その上には、飛ばされないよう重石がわりのコンクリートブロックも。このあたり、一昨日から昨日にかけてとても風が強く、心配になった工事の関係者、万全を期すため敢えて倒したな。

 坂道の手前、道路沿いにある緑色の箱の中、すべり止め溶剤の大きな白い袋がなくなっているのが、目に入りました。一緒に入れられていたスコップも見当たらず、関係者、雪などの心配はないと判断し、片付けたのでしょう。ほとんど使わなかったはずのあの白い溶剤、処分したのか、それとも、どこかで次回に備えその出番を待っているか。

 さて、日の光が目に優しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、きっと大丈夫だろうは、心の中の不安を打ち消すため、さしたる根拠もなく単に自分へ言い聞かせているだけのこと、きっとなどと抽象的であいまいなことではなく、絶対に大丈夫だと自信をもって言えるよう、念には念を入れ対策を講じるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,843 「紺色ヤッケの女性と街路樹根元の葉と温泉と」    2020(令和2)年3月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、細い横道に車を止め、そのすぐ隣で、紺色のヤッケを着て手帳に何かを書き込んでいる若い女性がいるのに気がつきました。この寒空の中、立ったままでです。どうやら自分の家の前ではなく、車を止めている場所が道路の中央付近なので、仕事をしているのでもなさそう。車をどこかにぶつけたりしたのでなければ、いいのだけれど。

 職場へ近づいたとき、街路樹の根本あたりに、きれいな緑色した細い葉が、5センチほど伸びているのが目に入りました。それが、どの木の根元にもなのです。その中には、つぼみをつけているものも。周りがアスファルトのため、土があり花が植えられているのは狭いところだけど、暖かい日が続けば、すぐに花が開いて目を楽しませてくれるかな。

 さて、川の水が薄緑色できれいだなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、突発的なことが起こったとき、気が動転して何をどうしていいか分からなくなることってあるもの、そんなときこそ慌てず一度ゆっくり深呼吸をし、頭の中をすっきりさせた後、物事をきちんと整理し、どう動くべきかの判断をくだすようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,842 「畔に結ばれたピンクのリボンと安全パトロール員のマスクと温泉と」    2020(令和2)年3月19日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路から離れた田んぼの畔に、細い棒が立てられており、そこへピンク色のリボンのようなものが結ばれているのに気がつきました。そんな棒が2本あり、小動物等のため、畔に穴が開いていたなどの目印なのか。忘れることはないからと、うろ覚えのままでいると、しまいにどこだったか分からなくなることだってあるから。

 緩い坂道の途中、道路横をゆっくり歩いていたのが、緑色のジャンパーを着た高齢の男性です。背中に、大きく安全パトロールの文字。見ると、白いマスクをしており、新型コロナウィルスの影響は、こんなところまであるのだなと。巷では、マスク不足が言われ始めて、もう2か月近くに。そろそろ解決してくれないと、本当に困ることに。

 さて、風が生ぬるく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、こんなこと忘れるはずがない、と思っていたのに、後日いざその場になると、大事な部分が頭からすっぽり抜けており、なんとか記憶をたどってようやく事なきを、そんなことを繰り返す前、あいまいな記憶ではなく忘れないための対策をとっていたか、考えるのも。。。



No.1,841 「黄色い帽子に真っ赤なランドセルとごみ袋を抱えた男性と温泉と」    2020(令和2)年3月18日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、白いマスクで、黄色い傘に、黄色い帽子、真っ赤なランドセルを背負った小学生が、道路の横を歩いているのが目に入りました。新型コロナウィルスで休校してたけど、また始まっての登校。元気いっぱいの歩き方は、こちらまで見ていても気持ちよく、子供たちは、家の中で閉じこもっているより、やはり学校が一番いいようで。

 坂道の途中、道路沿いにある家の玄関から、大きなごみ袋を抱えるようにしながら、出ようとしている中年の男性がいるのに気がつきました。袋からして、あれは燃やせないゴミです。それを、2つも持ち、おまけに傘まで。消費拡大に協力し、スーパーなどで買った総菜用のトレイなどがたまりにたまって、あれだけの量になったのかな。

 さて、強い風で傘が持っていかれそうになったこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなところだろうが、自分の力を発揮できるようになるまでは、それなりの時間と経験が必要なもの、修行の足りないこの身とすれば、どこでもは無理だけど、せめて与えられた場だけでも、きちんと持てる力を出せるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.1,840 「咲いた水仙の花と緑色防寒具姿の5人と温泉と」    2020(令和2)年3月17日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の前にある空地の隅に、黄色い水仙の花が咲いているのに気がつきました。それが、境界線のコンクリートに沿って、ずらっとです。そこは、朝早くから太陽の光の当たる暖かいところ。なので、他の場所より早く花が咲いたのでしょう。白みを帯びた黄色い花びらの中央に、濃い黄色の花。ここでも、いよいよ、春の花が咲き始めたぞ。

 赤信号で止まったとき、斜め横の方に、暖かそうな緑色の上下防寒着に黄色い安全ベスト、白ヘルメット姿の男性がいるのが目に入りました。それが、5人が固まるようにしてです。道の向こうの方には、軽四車が何台か止まっており、どうやらあれに乗って来たようす。風は少し吹いているけど、雪がとけ、雨の心配もなく、外で仕事をするにはいい日かも。

 さて、吹く風が冷たく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、季節は、体で感じる気温、目で見る草花や木々、そして、舌で味わう野菜など様々あるけれど、うっかりしていると、日本が誇る季節の移ろいを感じることもなく、あっという間に過ぎ去っていくもの、どんなに忙しくても四季を楽しむ心の余裕を持っていたか、考えるのも。。。



No.1,839 「起こされた小さな畑と勘違いしたペットボトルと温泉と」    2020(令和2)年3月16日掲載
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 今朝は、みぞれ。
 出勤途中、道路すぐ横にある小さな畑が、きれいに起こされているのに気がつきました。あれは、耕運機などではなく、鍬を使ったもので、後ろの方には空になった肥料袋が逆さまに置かれています。起こしただけで畝にはなっておらず、仕上げはまだこれから。天気が悪くなる前、一気にやってしまったようだけど、続きは天気が回復してからか。

 緩い坂道の手前、歩道の隅に黄緑色の物が見えました。あんな所だけど、遅ればせながらフキノトウでも芽を出したのか、と目を凝らすと、それは空のペットボトル。どこかの不行き届き者が、飲み終わったペットボトルをそのままポイ捨てし、それが転がっていてすっかり勘違いしたもの。ラベルの色が、春を感じさせるきれいで淡い黄緑色だもの。

 さて、久しぶりに空から白いものが降ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、外でのことは、どうしても天候に左右されることが多く、いつも晴れに恵まれる人もいれば、どうしてだか雨にたたられてばかりの人も、そんなことで一喜一憂せず、天から与えられたことだと素直に受け入れ、その都度最善を尽くすようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,838 「竹ほうき掃除とゴミ置き場前の反対向き停車と温泉と」    2020(令和2)年3月13日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、竹ほうきを使って掃除をしている女性がいるのが目に入りました。長袖の上に、薄手の緑色ベスト1枚だけ。外気が、それだけ暖かい証拠なのでしょう。それにしてもあの女性、竹ほうきを持つ姿が様になっておりきれい。余分な力が抜け、力を入れず簡単やっているようでも、要所はきちんと押さえているな。

 緩い坂道の途中、黒い大きな車が、反対側車線に止まっているのに気がつきました。その車の向きが、こちらと同じなので逆向きです。なので、紛れもなく道交法違反。止まっていたのは、ゴミ置き場の真ん前。ゴミを持って運ぶのが面倒だと、車をそのまま横づけしたもの。いくら面倒でも、あれはいけませんぞ。マスク姿の、女性の運転手さん。

 さて 空気が暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、全身に力が入っているのは、初心者のうち、それが、経験を積むと要のところだけに集中して力を入れることができるようになるもの、無駄な力を使って余分な汗をかきただ疲れ果ててしまうより、鍛錬を積み効率的な力の使い方ができるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.1,837 「防草シートから顔を出した草と子供用の青い自転車と温泉と」    2020(令和2)年3月12日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路から下の方に見える所に敷かれている黒い防草シートの間から、緑色の草が顔を出しているのに気がつきました。それが、1か所ではなく何か所もなのです。あの草たち、シートの弱った部分を察知し、そこを押し破って出てきたものでしょう。とすると、防草シートの寿命が、そろそろ近づいてきているような気もするけど。

 ゴミ置き場に、子供用の青い自転車が、立てかけられているのが目に入りました。おそらく、子供が大きくなって使うこともなくなり、ゴミとして処分することにしたもの。まだいくらでも使えるのにもったいないぞ、と思うのは赤の他人だからか。物を大事にしすぎて、家の中にゴミ予備軍の山を抱えてしまうより、早目の処分もいいかな。

 さて、道路横ののぼり旗が風で大きくなびいていたこんな日は、あったかい温泉に入り、これは、未来永劫いつまでも続くもの、深く考えもせず、漠然とそんな風に思っていたのに、ある日突然、そこでびっくり仰天大慌て、なんてことにならないよう、誰かに言われずとも常日頃から先を見越して十分な備えに努めていたか、考えるのも。。。



No.1,836 「開いたごみ置き場のふたと側溝から延びたホースと温泉と」    2020(令和2)年3月11日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横にあるゴミ置き場のふたが、大きく開かれているのに気がつきました。それが、左右両方ともなのです。通常、ごみは、片側のふたを開けて中へ入れるため、両方同時ということはありません。なので、これまで、ふたが開きっぱなしなんて見たことがなし。わざわざ箱の中を見せるため、何か特別な理由でもあったのか。

 公民館の向かい側にある空き地に、消防用の長いホースらしきものが、側溝から延びているのが目に入りました。側溝のホース付近には、工事中の小さな赤い看板がいくつか立てられており、水を必要とする工事が行われるよう。ホースは随分使ったものらしく、汚れて色が灰色に変色しており、根本部分の赤色が、やけに目立っていたぞ。

 さて、低い山の中腹、雲が右から左へゆっくり動いているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、口で言っても分からぬときは、身振り手振りを含めた態度などでで示すことでようやく伝わることが、眉間に刻まれた深いしわばかりではなく、口角の上がった口元を、周りにいる人たちへ見せるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,835 「おしゃれな服の小型犬と右折途中で停車中の車と温泉と」    2020(令和2)年3月10日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路の横を、小型犬を連れて歩いている高齢の男性がいるのが目に入りました。体の部分が紺色で、下は、足首まである真っ赤な服。そんなおしゃれな服を着ていたのは、小さな犬の方なのですが。飼い主、雨の中の散歩で、犬が濡れないようにと、わざわざ着せたもの。それが、あの犬にとって迷惑でなければいいけれど。

 坂道の先、右折しようとしている車が、非常灯を点滅させたまま途中で止まっているのに気がつきました。ちょうど、曲がり角付近で、どうしたのかと思って見ると、その先に、工事用の黄色い車2台が止まっているでは。その奥、紺色のカッパを着た作業員が、動き回っています。電線関係などで問題が発生し、そのための緊急工事かな。

 さて、近くの山の雪が少なくなっていたような気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、よかれと思ってやったことでも、余計なおせっかいで、本人にとってはた迷惑なことってあるもの、そのあたりの見極めをしながら、こちらの好意がそのまましっかりと伝わり、心から喜んでもらえるような気遣いをしていたか、考えるも。。。



No.1,834 「田んぼに敷かれた鉄板と肥料散布車と温泉と」    2020(令和2)年3月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路から下の方に見える田んぼに、大きな鉄板らしきものが敷いてあるのに気がつきました。田んぼを斜めに横断し、隣の田んぼまで連なっています。あれは、重機が軟らかい田んぼの土の中に沈まないようにと敷いたの。あの鉄板だって、運搬設置するだけでも大仕事なのに。とすると、工事は相当大がかりなものになるか。

 職場へ近づいたとき、前からトラックがやって来るのが目に入りました。トラックの荷台には、田んぼへ肥料等を散布するための専用の車が載っており、後続車には、白っぽい大きなコンテナ袋がいくつも積まれています。田起こしをする前、肥料を撒くため、田んぼへ向かっているところだったのでしょう。田の仕事が、いよいよ始まるぞ。

 さて、水色の空が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、しっかり足場を固めておかないと、いい仕事は出来ないもの、始まる時このくらいならいいだろうと手を抜いてしまうと、それが最後までたたって、結局後で悔いが残ることに、準備の段階から手を抜かず笑顔で収穫の日を迎えられるよう努めていたか、考えるのも。。。



No.1,833 「畔に積もった雪とびっしり咲いた杉の花と温泉と」    2020(令和2)年3月6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある田んぼの畔に、うっすらと雪が積もっているのが目に入りました。約1センチほどもあるでしょうか、あれは昨夜から今朝方にかけて、降ったもの。また、路上駐車している車のフロントガラスにも、一面雪が積もっています。でも、あれくらいだったら、お日様が上ってくれば、お昼ごろには消えてしまうかな。

 坂道の途中、道路横にある大きな杉の木の枝の先が、やけに茶色くなっているのに気がつきました。見ると、そこには小さな杉の花が、びっしり。気をつけて見ると、どの杉の木も全体が茶色く染まっており、あんなにたくさん花がついていれば、花粉症だと騒ぐわけが分かるような気も。場合によっては、多すぎるのもいろいろ迷惑で。

 さて、山の木々の間から湯気のようものが上がっているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなに大変なことでも、それが永遠に続くわけではなく、大きな山場を乗り越えさえすれば、きっとその先には明るい光が見えてくるはず、少しのことで大騒ぎなどせずじっと耐えながら明日を目指すようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,832 「顔を覆った白い煙と流れるような右折ライトと温泉と」    2020(令和2)年3月5日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横、左手に大きなごみ袋をさげ、顔のまわりが白い煙で覆われている高齢の男性が、歩いているのに気がつきました。右手に、白い小さな棒のような物が見えたので、あれは煙草の煙。雨の中、濡れてもいいからと傘は持たず、煙草吸うことを優先です。煙草愛好家の人たちにとって、家の中はすっかり窮屈になっており外は天国か。

 赤信号で停車した時、前に止まっていた車の右折ライトが、左から右側へゆっくりと流れるように点いているのが目に入りました。細いライトが2個ついており、左と右が、時間差で点いたり消えたりしており、だから、ライトがまるで流れているように見えたのです。その車の後ろについていたマークは外国製で、我がオンボロ中古愛車とは大違いだ。

 さて、近くの山の中腹まで雪が下りていたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の好きなことだと、少々つらくても我慢できるもの、ところが嫌いなことは、ほんの些細なことでも気にくわず体がすぐに拒否反応、それが私ごとだけで済んでいるならいいけれど、仕事でも同じように顔や態度へはっきりと出としていなかったか、考えるのも。。。



No.1,831 「ピンクの椅子での草取りと交差点の事故と温泉と」    2020(令和2)年3月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している小さな庭の前、浴室で使うピンクの椅子に腰かけている、高齢の女性がいるのが目に入りました。白い野球帽に、白いジャンパー姿で、青いゴム手袋をしてやっていたのが草取りです。太陽が雲の間から顔を出し、暖かくなってからやればいいのに、わざわざ早い時間から始めたとは、何か夢でも見たのかな。

 信号のない交差点近くに、屋根の赤色灯を点滅させたパトカーが止まっているのに気がつきました。見ると、別の大きな警察車両と、乗用車2台が止まっており、そのすぐ横で警察官と立ちながら話をしている女性が2人。どうやら、あの交差点で事故を起こしたようですが、道路に車の破損物等は見当たらず、けがなどはなかったようで。

 さて、道路沿いに何人もの人がいるのを見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、さしたる根拠もないのに、胸騒ぎのような何かを感じることってあるもの、それが心の隅に引っかかり、後になってからあの時感じたのはこのことだったのかと思いあたることが、人が持つ不思議な力を無視するようなことはなかったか、考えるのも。。。



No.1,830 「消雪装置からの水と田んぼ畔の白い板と温泉と」    2020(令和2)年3月3日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、交差点の先、道路中央にある消雪装置から、水が出ているのに気がつきました。朝冷え込んでおり、感知器が作動し、自動で動き出したのでしょう。道路横に設置されている温度計は、3度と表示。ただ、出ていた水の量が多くて、まるで噴水のよう。あのままだと歩く人にかかって濡れるから、来シーズンは、ノズルの調整をしなければ。

 職場へ近づいたとき、道路横にある田んぼの畔に、20×30センチほどもある小さな白い板が、何か所も立てられているのに気がつきました。あれは、田んぼの場所等を示すための看板。と言うことは、田植えなどの準備が近づいた証拠で、田起こしなどが、間もなく始まるようです。雪が降らなかったこの年、稲作などに悪影響がなければいいけれど。

 さて、山の麓近くまで白い雲で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、随分先のことだから今ではなく、日が近づいてからやればいいと楽な気分で後回し、ところが日が近くなりやろうとした時に限って、違う用事が重なり余裕がなくなって、もうだめだとばかりに中途半端で見切り発車、そんな綱渡りなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,829 「五分咲きの白梅と日影に残った雪と温泉と」    2020(令和2)年3月2日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いの家の庭に植えてある大きな木に、白い花が咲いているのが目に入りました。白梅が五分咲きぐらいで、これからが見ごろになるはず。一方、紅梅は、今が盛りとばかりに、紅い花で木全体を覆っています。どうやら、紅梅が兄貴分で、白梅は弟のよう。きれいな花が時間差で咲いてくれるから、見る側も長く楽しめていいぞ。

 道路すぐ近くの崖の下、大人ひざ丈ほどの高さの、白い塊があるのに気がつきました。その上に、枯れた杉の葉などが積もっており、少し汚れた感じです。先日降った雪を除雪、日影なのでそれが融けずにそのまま残っているよう。同じ日に降った雪でも、すぐ融けてなくなるのもあれば、しぶとく残るやつだって。あの雪、いつまで頑張れるかな。

 さて、青空がすがすがしく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、どうしてだか同じように育っても、考え方などは全く違うもの、人それぞれで良い点もあれば欠点だって、良い点はより伸ばせばいいし、足りないところは誰かに補ってもらえれば問題なし、誰かと違うことを武器と捉え前向きに歩むようにしていたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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