ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,828 「手押し車のゴミ捨てと歩道の雪融け水と温泉と」    2020(令和2)年2月20日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチ。
 出勤途中、道の横、チェック柄の割烹着で、手押し車を押している高齢の女性がいるのが目に入りました。手押し車の上などに、荷物などは見当たらず、どうやらゴミを捨てに行った帰りのようです。腰の曲がった女性でも、ゴミ捨てができるのは、あの車のお陰。高齢者の外出を手助けできる物など、もっともっと増えればいいのに。

 職場へ近づいたとき、歩道部分が濡れて黒くなっているのに気がつきました。それが、何百メートルもです。あれは、歩道の横に残っていた雪が融けて、流れ出したもの。いつもの年なら、今頃だとどこも凍って滑り歩けないほどなのに、暖かいからその心配はなし。融けたたくさんの水を見ると、いよいよ春が近づいて来ているんだなと。

 さて、空気がやわらかく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、足が不自由な時、たった1本の棒があるのとないのでは大違い、たとえ、近くに物が見当たらなくても、誰かに声をかけてもらえるだけで安心できるもの、心配そうな表情で立ち止まっている人に、知らない顔をせずどうしましたかと尋ねていたか、考えるのも。。。



No.1,827 「屋根から屋根への黒いはしごと大工事と温泉と」    2020(令和2)年2月19日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチ。
 出勤途中、道路沿いにある家の1階屋根から2階の屋根へ、黒い鉄製のはしごがかけられているに気がつきました。あのはしごは、常時備えつけられているもので、雪が降ったためわざわざ置いたものではなさそう。屋根が雪で白くなっているため、そこに黒いはしごがあると分かったけれども、そうでなければ到底気づくはずはなかったな。

 坂道の先、反対側車線に黄色いトラックに2台と、乗用車2台が停車しているのが目に入りました。その近くに、水色の防寒具に反射ベルト、白いヘルメットをかぶった交通作業員らしき人が、何やら準備中です。その向こう側には、黄色いヘルメットの、工事関係者らしき人もいます。どうやら、あの場所で、大がかりな工事が始まるようで。

 さて、頬で風が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、目につくような大きな変化があったときだけ記憶の隅に残るけど、毎日のことだと、近くで見ていてもうっかりしてることが多く、そこに何があったかなんて覚えてないもの、世の中のどんな小さな変化にもすぐ気づくよう、繊細な心を持つよう心がけていたか、考えるのも。。。



No.1,826 「逆さまにして振っている長靴と黄色い大型ブルドーザーと温泉と」    2020(令和2)年2月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチ。
 出勤途中、道路の近く、ママさんダンの横で、逆さまにした長靴を上下に振っている女性がいるのに気がつきました。雪かきをしている途中、長靴の中へ雪が入ってしまい、それを取り出しているのでしょう。そのままにしておくと、靴下が濡れてびしょ濡れになるから。雪がたくさん降っていたころ、あの片足立ち姿をよく見かけたものだったが。

 左折したとき、黄色い大型ブルドーザーが、大きなチェーンの音を立てながら、やってくるのが目に入りました。道路に積もった雪を除雪し終わり、次の場所へ向かうところだったのでしょう。残念なことに、この冬は、ほとんど働く機会がなかったはずで、今日が腕の見せ所。請われて、その実力を発揮できるのだから、仕事冥利に尽きるのでは。

 さて、家の前で除雪をしている人が多くいたこんな日は、あったかい温泉に入り、仕事の手を止めるのが嫌で、少しぐらいなら我慢すればいいからとそのままに、ところが気がついた時には収拾がつかずもう手遅れ状態、そのため、結局、余計な時間を取られるはめに、ほんの少しの時間を惜しんで大損することなどなかったか、考えるのも。。。



No.1,825 「すれ違った軽四パトカーと赤い脚立と温泉と」    2020(令和2)年2月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、前方から、制服制帽姿の若い警察官が運転している、軽四パトカーがやってくるのが目に入りました。気がついた途端、思わず速度計に目を。制限速度を若干オーバーしている程度だったので、このくらいなら許容範囲だろうとそのままの速度で運転です。あそこで、パトカーとすれ違わなければ、速度の確認はしなかったはずで。

 緩い曲がり角に差しかかった時、灰色のワゴン車が非常灯を点滅させ、停車しているのに気がつきました。後部ドアは開けられており、そこから鉄製の赤い脚立を取り出していたのが、作業服の上下を着た中年の男性です。ワゴン車の棚には、機材などが並べられており、専門業者の人。脚立ということは、高い場所で修理などを行うのかな。

 さて、川の水が増え灰色に濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、心の奥ではまずいかもと思っていても、やった結果問題がなくそれが何度か続くと、これはもう大丈夫なのだと勘違い、でも、そんなことがいつまでも通ると思ったら大間違い、たとえ何度か逃れられたとしても、ダメなものは絶対にダメだなのだからと、考えるのも。。。



No.1,824 「竹ぼうきの女性と道路横に咲いていた白い花と温泉と」    2020(令和2)年2月15日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、竹ぼうきを手に持ち掃除をしている高齢の女性がいるのが目に入りました。緑色薄手のベストを、着てです。集められたゴミの中に何枚か濃い緑の葉が見え、生け垣として植えてある木から落ちたもののよう。それにしても、2月の中旬、厚着もせず朝早くから竹ぼうきで、外の仕事ができるなんて。

 坂道の途中、道路横にある木に、小さな白い花が咲いているのに気がつきました。咲いている可憐な花はわずか数輪なのですが、ふくらんだつぼみはたくさん見えます。いつもの年なら、月をまたいだ頃から咲くはずなのに、もう。雪はほとんど降らず、暖かい気温に誘われて、待ちきれず顔を出したい気持ちも分かるよな、白梅さん。

 さて、コートを脱いで出勤したこんな日は、あったかい温泉に入り、これまでこうだったから、前からやっていたことだから、そんなことばかり言ってると進歩はしないもの、日進月歩で世の中変化し続けているから、自分だって変わる努力をしなければいつか置き去りに、花だって簡単には咲かなかったよななどと、考えるのも。。。



No.1,823 「窓を開けた軽四車と屋根に重ねられた砂袋と温泉と」    2020(令和2)年2月14日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、向こうからやって来た、黒っぽい軽四自動車の窓が開いているのが見えました。上から三分の一ほどで、運転席側の窓です。暖かくなったとは言え、窓を開けるのはまだ早いのにどうして、と思って運転している男性を見ると、手に煙草。締め切った車内で吸うより、やはり新鮮な空気を入れながらの方が、おいしいのかな

 地区公民館の近くの家、1階屋根の隅に、小さな砂袋らしきものが何個も重ねられているのに気がつきました。置いてから随分経っているようで、袋の色が白から黄緑色へと変わっています。家の様子からして、人が誰も住んでいない家。屋根に置かれたあの袋、雨漏り等の対策用らしいけれど、たまにはちゃんと確認した方がいいはずだ。

 さて、空気が暖かく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、好きなことだと少しぐらいの我慢ならできるもの、ところが嫌いなことは、ほんの些細なことでも気になりすぐ顔と態度へ出てしまうのは不思議、人間が出来てないと言えばそれまでだけど、日頃から心の中で我慢の二文字を重ねるように念じていたか、考えるのも。。。



No.1,822 「御堂前に積もった雪と首に巻いたマフラーと温泉と」    2020(令和2)年2月13日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路に面している寺院の御堂前にだけ、腰下ぐらいの高さの雪が積もっているのが目に入りました。気温が上がって、大屋根に残っていた雪が落ちたものです。他の場所に雪は全く見当たらないけど、そこ一か所だけにまとまって。御堂へは、あの小さな雪の山を乗り越えて行けるとしても、人の通る場所だけは開けた方がいいかな。

 公共施設の先、赤とベージュ色のマフラーを首に巻いた高齢の女性が、ゆっくり歩いているのに気がつきました。そのマフラーの巻き方が、とてもおしゃれ。ぐるぐる巻きにしながら、それを首から肩まで覆うようにしています。マフラーは、首に一回巻くことしか知らない私のと比べれば、見た目だと間違いなくあの女性の方に軍配が上がるぞ。

 さて、吹く風が暖かく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、大上段に構え、これ見よがしに大声で叫んでいる人より、口に出さずともほんの少し気を遣いながら動いている人の方が、心を打つことってあるもの、誰かさんに嫌味を込めてじくじく言われる前、ちょっと目についていたあれを先手を打って片付けることなど、考えるのも。。。



No.1,821 「凍った車のガラスと赤い旗を持った交通作業員と温泉と」    2020(令和2)年2月12日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約5センチ。
 出勤途中、道路沿いの家の前に止めてある車のガラスが、凍っているのに気がつきました。それが、全面にです。薄い氷なのですが、あれを融かすのはそんなに簡単ではなさそう。車の暖房温度を高く設定し、時間をかけて融かすか、それとも沸かしたお湯をバシャっとかけるか。時間ギリギリまで寝ていたとしたら、やっぱり後者だな。

 公民館の近くへ来た時、白ヘルメットに水色上下カッパを着て、赤い旗を持った交通作業員から停車せよとの合図が。見ると、反対側車線に、黄色い作業車が止められており、どうやら電線などの工事が始まるところのようです。やけに冷え込んでいるこんな日、いくら厚手のカッパを着ているとは言え、身に感じる寒さは尋常ではないはず。

 さて、雪に反射した太陽の光が目に眩しく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、早く起きねばと分かっているつもりでも、ぬくぬくとした布団の中から出るのはつらいもの、時間ギリギリまで寝ていて時計を見て慌てて飛び起きるなど、寒い外で頑張っている誰かさんにフンと鼻で笑われるようなことなどしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,820 「雪から頭を出した青い支柱と道路中央の手袋と温泉と」    2020(令和2)年2月11日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は約5センチ。
 出勤途中、道路横にある畑の中、ひざ丈ぐらいの小さなビニールハウスが雪の中に埋もれ、そこから曲がった青い支柱が頭を出しているのに気がつきました。どうやら、雪の重さに耐えきれず、つぶれてしまったようです。もう少し頑張れば、暖かい春を迎えられたかも知れないのに、降った雪が徐々に効いて我慢しきれずとうとうか。

 橋の手前、道路中央に、橙色の手袋の片方が落ちているのが目に入りました。人がめったに通る所ではないので、誰かがうっかり車から落としたのでしょう。あの手袋は、もうしばらくすると車にはじき飛ばされて跡形もなくなるはず。でも、残ったもう片方の手袋はまだ持ち主の手元にあるはずだから、捨てられずに使ってもらえよ。

 さて、山の斜面の木々から霧のようなものが上っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんの少しでも、それがしばらく続くと影響が出て致命傷になることだって、こんなことぐらいと侮り、手の打ちようがなくなってから大騒ぎをする前、中央で核となって支えていところに問題がないかと常に目を配っていたか、考えるのも。。。



No.1,819 「腰から延びた犬の紐と道路での除雪と温泉と」    2020(令和2)年2月10日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は約5センチ。
 出勤途中、緩い坂道の手前、灰色のダウンコートを着た女性が、しっぽをピンと上げた元気な白い中型犬を連れて散歩しているのが目に入りました。犬の首につながれている太い紐は、女性の腰あたりから延びており、そこにリング状の金具が見えます。腰にあれだけしっかり止めてあれば、犬が突然走り出しても、体全体で押さえることができるから安心だ。

 橋を過ぎて間もなく、高齢の男性が、車道側でスコップを使いながら除雪をしているのに気がつきました。雪が歩道から車道にかけてたくさん残っており、それを片づけるためです。道路の管理をするのは行政のはずですが、家の近くに雪が残っているので気になったのでしょう。道幅が広い所とは言え、完全に車道側なので、車にはくれぐれも気をつけねば。

 さて、冷たい風が吹いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、根拠があっての大丈夫だろうなら問題はなし、それが、ただの楽観論だけでの判断だとしたら、決して大丈夫などとは言えないもの、たとえ見切り発車で出発したとしても、常に安全を最優先しながら、危ないと感じたらいつでも途中で中止できる気持ちで対応していたか、考えるのも。。。



No.1,818 「ヨロヨロ歩きの女性と水が流れるような雪のシーンと温泉と」    2020(令和2)年2月7日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約10センチ。
 出勤途中、灰色のコートを着て、駅の方へ向かって歩いている中年の女性がいるのが目に入りました。足元は長靴なのですが、ちょっとばかりおしゃれなやつ。今朝は、道路が凍っており、靴底のでこぼこがあまりないようなので、歩くのがおぼつかなくヨロヨロ。あの歩き方だと、駅へ着くまで相当時間が、かかってしまうかな。

 職場へ近づいた時、道路の上を、細かな雪が右から左へすーっと横切っていくのに気がつきました。地面のすぐ上で、砂粒ぐらいの大きさ。それが、キラキラとまるど水が流れるようにです。そんな所が、途中いくつかあり、見ると農業用道路と交差しているところ。なるほど、風の通りやすいところだけで見られる、貴重な雪のシーンだ。

 さて、家の軒先につららが何本も見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、ある程度年齢が高くなると色やデザイン等より実用面を優先するもの、ところが若年層はどうしてもおしゃれの方へ目がいくよう、道路が凍ってバリバリのこんな日は滑ってスッテンコロリンするより、野暮でも選ぶのは長靴にせねばなどと、考えるのも。。。



No.1,817 「紺色カッパで除雪の男性と大きな袋を抱えた女性と温泉と」    2020(令和2)年2月6日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約20センチ。
 出勤途中、フード付き上下紺色のカッパを着、鉄製の除雪具スノッパーを使って除雪をしている高齢の男性がいるのが目に入りました。降った雪の量はさほどでもなく、片付けなくてもいいくらいですが、気になって始末しているのでしょう。こたつに入って横になりテレビを見ているよりは、運動を兼ねて汗を流した方がいいに決まっているから。

 学校へ近づいた時、大きな袋を2個抱えるように持った女性が、急ぎ足でこちらの方へ向かって歩いて来るのに気がつきました。遠目からでも慌てている様子が覗え、顔がこわばっているようにさえ見えます。どうやら時間に追われているようで、子供の忘れ物でも学校へ届けに行くところだったのかも知れません。あの時間なら始業時間ギリギリだ。

 さて、電線に積もった雪がひらひらと舞い落ちてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、体を動かさずじっとしている方が楽でいい、そんなことを続けていると、いつの間にか体がなまって薬を飲まなければならないはめになることも、風邪を引かないよう暖かい物を身につけるなど万全の備えをし、寒くても汗ばむぐらい動くことを、考えるのも。。。



No.1,816 「土手の巡回車と後部ドアでの雨宿りと温泉と」    2020(令和2)年2月5日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、川の土手に、橙色の車が止まっているのに気がつきました。それが、右岸と左岸の両側にです。あの車は、河川に異常などがないかを、定期的に巡回しながら見守っているもの。水の量がそれほど多くない今の時期でも、万一に備えた巡回は欠かさず、遠隔カメラ等ではわからないものを、人間の目でしっかり確かめているな。

 坂道の手前、軽四ワゴン車が、道路横に止まっているのが目に入りました。そこへ、反対側車線から右折しようとする、別のワゴン車がもう1台。停車中の後部ドアは上げられており、作業員らしき人が青い上下のカッパを着て、雨宿りしながら持っていたのが交通指示棒です。これからの外仕事で、雪になる前工事が終わればいいけれど。

 さて、公園の街灯が点いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いくら確認したつもりでも漏れというものがあるもの、その漏れを如何に少なくする知識を持っているかが、経験者と初心者の大きな違い、ただ、経験者には慣れがつきもの、決して慢心せず基本を大事にする初心者の気持ちも忘れず仕事に臨んでいたか、考えるのも。。。



No.1,815 「手押し車の高齢女性と久しぶり雪のシーンと温泉と」    2020(令和2)年2月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路のすぐ横、白いごみ袋を載せた手押し車を押している、高齢の女性がいるのが目に入りました。手押し車の下には、スーパーなどで使う黄色いプラスチック製の買い物カゴが置いてあり、ごみ袋はその真上に。足腰が悪く、重いごみ袋を持ち運ぶのに苦労する高齢者などにとっては、運搬するためのものが必需品なのかも。

 職場へ近づいたとき、前の方に見える山と田んぼに、薄っすら雪が積もっており、それがとてもきれい。あんな雪のシーンを目にしたのは、本当に久しぶりのことです。きれいだと感じたのは、地面や木など黒っぽいところが雪に覆われ白くなっていたから。一夜にして汚れ等を覆い隠してくれる自然界は、すごい力を持っているものだなと。

 さて、道路横に設置されている温度計が0度だったこんな日は、あったかい温泉に入り、気持ちはあるのに体がついていかないことってあるもの、それを補うものが近くにあればいいけど、そんな時に限って何も見当たらず、困った表情でうろうろしている人を見かけたとき、どうされましたか、と声をかけるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,814 「柿の木の下のカラスと青色バーナーの火と温泉と」    2020(令和2)年2月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある空地、大きな柿の木の下でカラスが短い草をついばむようにしているのが目に入りました。どうやら、土の中で餌となる、小さな虫などをとっている様子。自然界の動物たち、冬のこの時期、食べるものを見つけだすのは大変のはず。だけど、生きてくためには、なんとしてでも見つけ出し、その口の中へ入れねば。

 前の方、車道に赤い矢印看板が立てられているのに気がつきました。真っ赤な地に矢印部分が太い白なので、よく目立つこと。白ヘルメットをかぶった3人の男性が、看板の内側で何やら作業中です。マンホールの横、青色バーナーの火が見えましたから、アスファルトを溶かしていたところだったか。寒い朝早くから、ご苦労様なことで。

 さて、風が強く吹いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、お金さえ出せばいつでも手に入るし、残ったらゴミとして捨てればいいや、などと昨今食べ物への感謝の気持ちが少し薄らいできているよう、額に汗水たらして農作物を作っている人たちのことを思えば、感謝こそすれ食べきれず処分することなんて、と考えるもの。。。



No.1,813 「畑の小さなビニールハウスとトラック荷台の発泡スチロールと温泉と」    2020(令和2)年2月2日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、遠くに見える畑の中、半円形の小さなビニールハウスがあるのに気がつきました。畝1本の幅で、長さは畑の半分ほどです。冬の厳しい寒さから野菜を守るため設置しているもので、あの中は外と比べて随分暖かくなっているはず。例年だと、積もった雪の下にすっぽり埋もれて見えるはずのないビニールハウス、やはりこの冬は特別だ。

 道路に面している家の横、白い発泡スチロールが透明のビニール袋に詰められ、軽四トラックの荷台に置かれているのが目に入りました。どうやら、家電製品等のクッション用だったようで、大きな固まりが山のようにです。地域のごみ置き場へ出すには量があまりにも多すぎるようで、それ用にと決められている場所へ、車で持参するつもりかな。

 さて、太陽の光がやけにまぶしく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、これまでこうだったから、これからも同じはず、そんな気持ちでいたのに、予想と違う状況になってしまい、心の準備してないからその場になって右往左往しての大騒ぎ、なんてことだといくらなんでも情けない、常に変化に対応できる心構えでいたか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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