ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,708「傘を持たない二人連れとゆうゆうと飛ぶ白い鳥と温泉と」    2019(令和元)年8月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、駅の方へ向かって歩いている、高齢の男女がいるのが目に入りました。男性は、半袖の白ワイシャツに黒っぽいズボン。女性は、山登り用、つばのある帽子で、背中に真っ赤なリュック。二人とも、雨の降るのが分かっているはずなのに、傘を持たないのはどうしてなのだろう。

 橋の手前、川の下流側を大きな白い鳥が、ゆうゆうと飛んでいるのに気がつきました。車からそれほど離れていなく、少しだけ高いところ。このあたりでは田起こしの時期など、たまにだけ見かける鳥です。普段は、海の近くで暮らしており、食べ物等を探して、山の方まで視察に来たか。

 さて、川の水が増えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、余程慌てていたか、それとも特別な理由があったのか、他人から見てどうしても理解できないことってあるもの、どんなときでも分からないときは素直に教えていただけますかと尋ねるようにしていたか、考えるもの。。。



No.1,707「玄関先の大きな脚立と初めての赤信号と温泉と」    2019(令和元)年8月29日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している公共施設の玄関先、大きな脚立が立てられているのが目に入りました。灰色の上下合羽を着た男性が、すぐ近くで物を運んでいるところ。生け垣の下に大きなシートが敷かれていたので、伸びた枝や葉などを切るのでしょうか。少々雨が降るぐらいなら、やれないことは。

 坂道の先、押しボタン式信号が赤になっていたので停車。横断歩道を渡って行ったのが、中年女性で、こちらを向きながらちょこんと頭を下げてくれました。交通法規を守っただけなのに、頭を下げてもらえるなんて、いい社会に生きているなと。朝、あの場所で止まったのは、初めてのことだけど。

 さて、山に雲が漂っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、暑いから、やれこんな雨が降ってるからなどと、単にやるのが嫌なだけなのにやりたくない自分勝手な都合を言いたい放題、そんなことが続くと呆れられ、しまいには周りから見向きも、最近頼まれることがあったかなと、考えるのも。。。



No.1,706「ゴミ置き場の前の2人と稲刈りが終わった田んぼと温泉と」    2019(令和元)年8月28日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにあるゴミ置き場の前、手に白いビニール袋を持ったまま、おしゃべりをしている高齢の女性2人がいるのが目に入りました。ゴミ出しに来たとき、顔見知りと出会い、よもやま話に花が咲いていたのでしょう。通りすがりに見えたその笑顔、やけに楽しい話題のようで。

 信号の手前にある田んぼの稲刈りが、すっかり終わっているのに気がつきました。刈り取られた青みがかったワラが、まとまって田んぼのあちこちに積まれています。今週はずっと雨の予報のため、晴れた時にやってしまえとコンバインが出動した模様。もう、新米が口へ入る時期になったか。

 さて、強い風が吹いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、寡黙も渋くていいけれど、自分の思いを伝えるにはそれを言葉にすることが必要、口にすることで説明も少しずつ上手になってくるのだから、時には度を超さないおしゃべりを楽しむようにしていたかと、考えるのも。。。。



No.1,705「種だけ残ったひまわりと空のペットボトルと温泉と」    2019(令和元)年8月27日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くにある畑の中、ひまわりの黄色い花が散り、焦げ茶色の種だけが残っているのに気がつきました。茎の先端が、力無く折れ曲がっています。そこに、大きな粒に育った種が、丸い形でびっしりと。大きくてきれい、遠くからでもあれだけ目を引いていた花だったのに。

 坂道の先、右手に、大きなペットボトルを手にした高齢の男性が、右側の細い道路へ向かっているのが目に入りました。取っ手のついた透明のペットボトルですが、見たところ中は空っぽ。途中、水道から飲料水などを入れ、畑へでも行こうとしているところだったのか。水がなければ。

 さて、日陰へ入ると吹き込む風が肌寒く感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、隆盛を極めていても、所詮それは一時のこと、それに気がつくかどうかで、その後の生き方が左右されることだってあるのに、所詮短い人生、精一杯悔いなく毎日を過ごしているか、考えるのも。。。



No.1,704「苔の中の一輪の白いユリと横切ったスズメと温泉と」    2019(令和元)年8月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある家の前庭に、一輪のユリの花が咲いているのに、気がつきました。一面敷き詰めたように苔のある庭で、他に草などは全く生えていません。そこに、すくっと一本だけユリの花が立っています。緑色の苔の中に、真っ白なユリの花。うーん。なかなか、絵になる庭だ。

 赤信号で止まった時、フロントガラスの前を、すっと横切っていったのが雀。行った先の茂みあたりから、チュンチュンという、元気な鳴き声が聞こえてきます。頭の中で、そういえば、最近ツバメの姿を見かけなくなったよなと。暑さも峠を越したため、南国への長い旅路に飛び立ったのか。

 さて、見上げると高い秋の空を感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、毎日のことだと、それが当たり前になっていて、少々汚れてようがお構いなし、でも、他人が見ればあれっどうしてこんなままにしてと、一度他人の目になり自分の周りをじっくり見ることなどを、考えるのも。。。



No.1,703「白いビニールと開いた物置小屋の扉と温泉と」    2019(令和元)年8月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の前、首にタオルを掛けた高齢の女性が、両手で広げるように持つ白いビニールのようなものを、上からふーっと吹いているでは。細かな、何かを吹き飛ばしていたようです。外でやってるということは、よく見えるように、わざわざ明るい場所を選んでのことだ。

 山側に見える畑にある小さな物置小屋の扉が、きれいに開いているのに気がつきました。中には、白い袋などが整然と並べられており、隅から隅までびっしりです。必要な物を、そのつど家から運ぶより、近くに置いてあればそこから出すだけで済むから便利。でも、開けたらきちんと閉めた方が。

 さて、吹き込む風がなんだか寒く感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、物事を進めるために、まずはやる気、そして、計画を立て、それを順番にこなしていく細かな作業が必要なもの、もちろん環境だってその大切な要素の一つ、自分の中で欠けてるものはなかったかなと、考えるのも。。。



No.1,702「ビニール袋の熟れたトマトとタイヤ掃除と温泉と」    2019(令和元)年8月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横、透明なビニール袋を手に持った、高齢の女性がいるのに気がつきました。花模様のある腕抜きをして、袋の中には真っ赤なトマトがいっぱいです。雨の上がった朝方畑へ行って、トマトを収穫してきたのでしょう。袋に入っていたのは、食べ頃の、熟れたやつばかりだ。

 地区公民館の近くで、軽四トラックの前輪付近にしゃがんでいる男性がいるのが、目に入りました。横に、赤いプラのバケツが置かれており、そこにブラシをつけながらの掃除です。タイヤ付近を、ゴシゴシと一生懸命に磨いて。強い雨が続いたため、汚れたところをきれいにしていたのか。

 さて、川の水の色が灰色に濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、その日が来るまで我慢できればいいけれど、もういいだろうとつい、結果、どうしてもう少し待てなかったのかと反省するはめに、目先のことに目がくらみそんな失敗を何度も重ねてはいなかったか、考えるのも。。。



No.1,701「雨具なしの男子中学生と橙色のコンクリートパネルと温泉と」    2019(令和元)年8月22日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、青線のついた白ヘルメットをかぶった男子中学生が、自転車に乗って学校の方へ向かっているのが目に入りました。白い半袖Tシャツに、青色の半ズボンです。振り向いて後ろを確認していたけれど、大事な雨具がどこにも見あたりません。今日は、大雨の予報だったはずだぞ。

 公民館を過ぎて間もなく、道路近くにある空き地に、橙色のコンクリートパネルが立てられているのが目に入りました。内側には目印らしき白いロープが張られており、そこを囲むようにしてです。どうやら、家を新築するための基礎工事が始まるところ。なるほど、家はあの大きさになるか。

 さて、窓から入る風が心地良いこんな日は、あったかい温泉に入り、時には無茶をするぐらいの心意気も大切、それが世の秩序を乱すことになるなら論外だけど、突っ走り少々痛い目にあえば、それが後々自分の財産になるし、決められた枠から飛び出す勇気を持っていたか、考えるのも。。。



No.1,700「伏した稲とブルドーザーへの草と温泉と」    2019(令和元)年8月21日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から下の方に見える田んぼ、広範囲で伏したようになっている所があるのに気がつきました。昨日の強い雨で、堪えきれなかったのでしょう。思い起こすと、あそこは、毎年稲がべたっと倒れている田んぼのはずです。土壌が影響しているのか、やってる肥料等の関係か、それとも。

 信号の先、反対側車線に、黄色いブルドーザーがいるのが目に入りました。すぐ横に、白ヘルメット、作業服姿の男性が一人。山側斜面の途中に別の男性がいて、刈り取ったらしき草のかたまりを、ブルドーザーの受け手部分へ投げ入れているでは。ゆっくり移動しながらの作業とは、頭を使ったな。

 さて、ミンミンゼミが賑やかに鳴いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、あれだけ注意していたつもりだったのに、どうしてだかまた同じ過ちを、結局注意してなかったことを広く世間に証明したようなもの、二度と同じ失敗を繰り返さないため常に頭をフル稼働しているか、考えるのも。。。



No.1,699「駐車場のコンバインと追い越しされた白い車と温泉と」    2019(令和元)年8月20日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横空き地の奥にある駐車場の中、大きなコンバインが置かれているのに気がつきました。他の農機具などと一緒に、並んでです。稲は順調に生育しているようで、9月に入ると刈り取りは、それほど遠くないはず。整備が終わり準備万端、その日が来るのを、じっと待っているか。

 坂道の途中、前にいた車が、その前にいる白い車を追い越していったでは。追い越し可の区間ですが、あの上り坂での追い越しは珍しいこと。でも、どうして前の車を追い越したのかすぐに分かりました。制限速度40キロのところを、35キロでノロノロ運転しており、だからだったのかと納得。

 さて、久しぶりにワイパーを作動させて来たこんな日は、あったかい温泉に入り、出番をじっと待つのは大変、その時が分かっている場合でもそうなのに、ましてや、いつか分からない時などは途中で心が折れそうになるもの、どんな長丁場だって我慢してじっと堪えられるか、考えるのも。。。



No.1,698「立ちこぎ自転車と倒れた紅白ポールと温泉と」    2019(令和元)年8月19日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂を立ちこぎで自転車に乗り、前を進む母親を追いかけている、男の子がいるのが目に入りました。小学校低学年ぐらいで、母親は、黒のノースリーブ上着に、おしゃれな麦わら帽。自転車に乗って振り向きはせずとも、子供のことを考えゆっくりした速度です。やはり、親だよな。

 橋を渡ってすぐ、道路脇に設置されている積雪時目印用の長い紅白ポールが、歩道側に倒れているのに気がつきました。根本部分から、完全に折れ曲がってです。あれは、おそらく車などを運転している時にぶつかって、そのままにしたもの。いけませんぞ、知りながら黙って立ち去ったとしたら。

 さて、田が黄色くなり始めていたこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中全て自分だけで切り開いてきた気になっているけど、多くの人に支えられてきたことにも気がつかないなんて情けない、本物の薄情者にならぬため感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,697「撤去された電柱と体育館からの折りたたみ椅子と温泉と」    2019(令和元)年8月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、駅へ向かう道の角、間近に立てられていた電柱のうちの1本が、撤去されているのに気がつきました。隣と1mほどしか離れておらず、どうしてあんなにくっついて立っているのかなと思っていた場所。電柱のあった所には、灰色の円形部分が跡となって残されており、そこにあったことが。

 地区体育館の横に軽四トラックが止められており、高齢の男性4人が、折りたたみ椅子などを運んでいるのが目に入りました。トラックには白い角材が何本か積まれており、地域で行われる行事の準備などが始まったところだったのか。夏は地域の行事が目白押しで、それを支える裏方さん達は大変だ。

 さて、車の窓から涼しい風が吹き込んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつまでもあると思っていたのに、それがある日突然なくなって、心の準備もなく右往左往しとまどうばかり、いつどんな緊急事態に行き当たっても少しも動ずることなくきちんと対応するようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,696「生け垣剪定中の男性と雨戸前のよしずと温泉と」    2019(令和元)年8月12日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くにある家の生け垣前、紺色のポロシャツを着た若い男性がいるのに気がつきました。その生垣に沿って、地面にブルーシートが敷かれており、その上に、切り取った枝や葉がたくさん広がっています。お盆前の連休、育ち過ぎて目立つようになった枝や葉を、刈り取っていたか。

 緩い坂道の先、道路に面している家に、よしずが立てかけられているのが目に入りました。屋根のあたりから斜めになのですが、どうしてだかそこの雨戸が閉まったままの状態です。あれだと、わざわざよしずを使う意味がないような気はするけど、雨戸を開けた時、あると無しでは大違いだから。

 さて、街路樹に真っ赤な葉があるのを見つけたこんな日は、あったかい温泉に入り、普段はどうでも、お客さんが来るときぐらいは、少しでもきれいにしておきたいもの、暑いからとクーラーがガンガンに効いた部屋の中でゴロゴロばかりせず、ほうきや雑巾で家を磨くことなど、考えるのも。。。



No.1,695「紺色格子柄のもんぺとTシャツにジーンズと温泉と」    2019(令和元)年8月10日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある家の勝手口で、高齢の女性が蛇口から流れる水で手を洗っているのが目に入りました。その女性、紺色格子柄、裾の部分がすぼまったもんぺスタイルのズボンです。畑仕事などをした後で、一段落し家へ戻ったところなのでしょうか。それにしてももんぺとは、懐かしい。

 緩い坂道の先で、白い半袖Tシャツにジーンズを履いた女性が2人、並んで歩いているのに気がつきました。右手に、灰色のジョウロを持っていたので、花壇等へ水をやりにいく途中だったのかも知れません。こんな暑いときでも、ちょっと厚めのジーンズとは、ファッション優先で若さの特権だ。

 さて、山側からの風が車の窓を通り抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、昔よく見かけていたのに、その後廃れてほとんど目にしなくなったものってあるもの、そのうちにあったことさえ忘れたりして、あの時代のことをしっかりと後世へ伝えるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,694「小屋のつっかい棒と白いステテコと温泉と」    2019(令和元)年8月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、山側に見える畑の中、小さな物置小屋の前と横の2箇所、つっかい棒がしてあるのに気がつきました。強い雨風などで、倒れるのを防ぐため支えをしているのでしょう。立ててしばらくはいいけれど、時間が経つと、どうしてもあちこちにガタがくるので、あんなに細い棒でも役には。

 橋を渡って間もなく、白いステテコにゆったりとした半袖シャツの男性が、緑色のホースを両手で引っ張っているのが目に入りました。ホースの先からは水が強く流れ出ており、庭木などに水をやろうとその準備です。遠くから見ただけでも、ステテコを履く年代は、すぐに分かるから不思議だ。

 さて、山の上に白い夏の雲が浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分一人で何でもできると思ったら大間違い、周りの人たちに支えられそれでようやくだから、いつも支えられる側ばかりではなく、積極的に支える側の人間になるよう自分磨きに努めていたか、考えるのも。。。。



No.1,693「長袖白ワイシャツと頭だけのトレーラーと温泉と」    2019(令和元)年8月8日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、地区公民館を過ぎてすぐ、灰色のジョウロで、道路に面している庭の花に、水をやっている男性がいるのに気がつきました。白い帽子に、長袖の白ワイシャツ、黒い腕抜きをしてです。あれは、その昔、役場等の公的機関で、よく見かけたスタイル。とても暑いけ日だけど、やはり長袖だ。

 坂道の途中、道路へ半分ほど頭を出して止まっている、トレーラーがいるのが目に入りました。前へ出るでもなく、下がるのでもなく、止まったままの状態です。通りすがりに見ると、その車の後ろの方で、パワーシャベルがアーム部分を振り上げているでは。あそこで、一体何が始まったのやら。

 さて、田んぼがほんのりと黄色くなってきた気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、どうしてこんなことをと思っていても、後になってやっぱりそうだったのかと分かるのは年寄りの言うこと、経験に裏打ちされたその言葉を、けんもほろろに聞き流してなどなかったか、考えるのも。。。



No.1,692「白ヘルメットのケーブル工事と編み笠の男性と温泉と」    2019(令和元)年8月7日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂道で道路交通作業員が、大きな赤い旗を横にして止まれの合図。そのすぐ先で、白ヘルメットに、青色シャツ青いズボンの人たちが、黒くて太いケーブルを引っ張りながら伸ばしているところ。横には、作業車が3台止められており、電線張替などの大がかりな工事が始まったようで。

 前の方から、坂道を下って来たのが、小さな編み笠にのぼり旗を手にした男性です。ただの散歩にしては、少しばかり雰囲気が違います。どこかを目指して歩いているようですが、それがいったいどこなのか。こんな暑い日に歩こうとしているので、生半可な気持ちでないことだけは、伝わって来たが。

 さて、稲の穂が目立つようになっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、事業などを行う時には、大勢の手が必要になってくるもの、そんなとき全員一糸乱れぬが理想だけれど、それがなかなか、己の役割を認識し、常に周りへの気配りを忘れることなく取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,691「鈴の音と白い日傘の女性と温泉と」    2019(令和元)年8月6日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の横、リンリンと鈴の音を鳴らしながら歩いている、半ズボン姿の男の子がいるのに気がつきました。あれは、熊よけなどに使う鈴です。住宅街なので、熊が出てくる心配はないとは思うけど、どこかへ出かけた際お土産にでも買ったのか。友達に、少しは自慢できるしな。

 緩い坂道の先、白い日傘をさしながら、こちらへ向かってくる高齢の女性が目に入りました。腰を、大きく曲げてです。農作業などの無理がたたり、腰が曲がってしまったのでしょうか。それでも、杖などは使わず、一歩一歩ゆっくりと坂道を。思わず、心の中で、頑張れ頑張れと声を上げて。

 さて、川の水の色が灰色になっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、こんな物なんかと思っても、本人にとっては宝物のことが、自分だけの大事な宝をこっそり隠していたあの小さな箱、いったいどこへやったのやら、夢を追いかける心まで無くしていなかったか、考えるのも。。。



No.1,690「チョークのような白い石と中学生の真っ黒な腕と温泉と」    2019(令和元)年8月5日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している車庫の前、大人の拳ぐらいの白い石が、箱の中にぎっしりと詰められているのに気がつきました。まるでチョークのような白い石、このあたりでは見たこともないような種類です。屋根から落ちてくる強い雨水を受けるために置いたのか、それとも違う何かなのか。

 赤信号で止まった時、自転車を引っ張りながらゆっくり横断歩道を渡っている、男子中学生が目に入りました。半袖白ワイシャツからの細い腕が、真っ黒なのです。今日は、夏休み中数少ない登校日のよう。あれだけ黒くなっているということは、それだけ遊んだ証拠。とにかく元気が、一番だ。

 さて、窓からの風がひんやり感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、偉そうな顔をしているけれど、実は知らないことだらけ、特に今のスマホなどに関しては完全にお手上げ状態、びくびくせず失敗は承知でワクワクしながら新しいことに挑戦する心を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,689「白いビニール袋と大きな立て看板と温泉と」    2019(令和元)年8月3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横に、白いビニール袋を持った女性がいるのが目に入りました。その隣には、黄色いペットボトルを握りしめた、小学校低学年の女の子です。お母さんが持っているビニール袋の中は、その形からしてどうやらナスのよう。朝採った野菜を、近所へお裾分けのため、一緒に親子して。

 地区の公民館へ近づいた時、「この先段差あり」の立て看板があるのに気がつきました。すると、間もなくガタンと車が大きく揺れたでは。アスファルトを新しくするらしく、10mほどが掘られたままの状態です。もし立て看板がなかったら、びっくり仰天驚いてハンドル操作を誤ったりしたかも。

 さて、川の水が少なく見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、一緒にいるだけで安心できる人っているもの、万人から好かれるというのは無理でも、このと人ならいつまでも一緒に仕事をしたいものだなと思ってもらえるよう、裏表なく何事にも真摯に取り組んでいたか、考えるのも。。。



No.1,688「空き地の白いテントと追い越し禁止区域の追い越しと温泉と」    2019(令和元)年8月2日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、家を取り壊した空き地に、白いテントが張られているのに気がつきました。下に白いシートが敷かれており、その上に折りたたみ椅子が1脚。家を新築するので地鎮祭を行うことになり、その準備なのか。今日、雨の心配はしなくてもよいが、強い日差しの方が大いに心配だ。

 地区公民館へ近づいたとき、右側からすーっと追い越していったのが、紺色の軽四自動車です。こちらは、制限速度を少し超過気味で運転中、だからそれを追い越したとは、確実に速度違反。おまけに、そこは追い越し禁止区域だし。2つの違反をしながらの運転とは、いくらなんでも。

 さて、窓からの風が生暖かかったこんな日は、あったかい温泉に入り、準備をしておけば、予想外のことがあっても慌てずに対応できるもの、それが経験となって次のときにも生かせるし、でも、自分勝手で無理を通して道理が引っ込むようなことはやってなかったか、考えるのも。。。



No.1,687「紫バッグの高齢女性と草刈りの3人と温泉と」    2019(令和元)年8月1日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、信号の先、白い帽子に紫色のバッグを背負って歩いている、高齢の女性がいるのに気がつきました。長袖シャツを着ており、山へでも出かけるような恰好をしてです。これだけ暑くなってくると、避暑のため涼しい所へ行きたいなと思うのは、誰だって同じ。だから、少しでも暑くない所を目指して。

 橋を渡って間もなく、道路横で、草刈りをしている男性3人いるのが目に入りました。家の周り、やけに伸びた草に草刈り機で向かっており、ブーンという大きな音が聞こえてきます。太陽の光が差す前にやってしまおうと、朝早くからの外仕事。汗だくになってるはずのお昼前には、刈り取られてすっきりと。

 さて、車の中に稲穂の甘い香りが漂ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、暑いなか頑張るのもいいけれど、自分の体を壊してまでとなると、それは論外のこと、最近いささか疲れ気味かなと感じたときには、頑張りすぎて疲れた体や心が悲鳴を上げる前、意識して労わることなど、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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