ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,664「プランターから伸びたツルと電柱の下のユリと温泉と」    2019(令和元)年6月28日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面した家の前、白いプランターから、細い緑色の4本の棒が軒先まで伸びているのが見えました。棒と棒の間には緑色のネットが張られており、アサガオなのかも。ツルが、膝の高さぐらいまで伸びているけど、日差しを遮るようになるまでは、まだまだ先だ。

 坂道の先、電柱の根本に、ユリの花が置かれているのに気がつきました。とても大きな、真っ白いユリです。細い道路への曲がり角だけど、あそこで事故でもあったのか。それとも、通る人たちの目を楽しませようと置いたのか。花は、見るだけで人の心を和らげてくれるから。

 さて、川の水が濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かに文句を言うのは簡単で、あれも良くないこれも良くないと、探せばいくらでも出てくるもの、褒めることは滅多にないようだけど、せめてにっこり笑顔で場を和ませるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,663「自転車荷台のダンボール箱と真新し掲示板と温泉と」    2019(令和元)年6月27日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある家の前、荷台にダンボール箱を積んだ、自転車があるのに気がつきました。その箱は、灰色のロープでしばられており、畑で収穫した野菜などを、中へ入れるためのもののよう。ダンボールなので、雨が降ると駄目なはずだけど、厚手なので大丈夫なのかな。

 道路横に、真新しい掲示板が立てられているのが目に入りました。それが、途中何カ所もです。参議院議員選挙用の白い掲示板で、ポスターは6枚貼られるようになっており、立候補者は、6人以内で確定したもよう。もうすぐ、あちこちで、スピーカーから大きな声が、響いて来るか。

 さて、ツバメの鳴き声が聞こえるこんな日は、あったかい温泉に入り、体を使うのは当たり前だけど、負担をかけすぎる場合は、体であっても心であっても、それは大いに問題、少しでも無理かなと感じたら、頭を切り換えて違う手だてを活用しながら対応を探るよう、考えるのも。。。



No.1,662「松の木の脚立と草刈り機の音と温泉と」    2019(令和元)年6月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している庭の大きな松の木側に、脚立が立てられているのが目に入りました。その上で、葉を両手で選りながら取っていたのが、頭を白い手ぬぐいで覆い、薄い水色上下作業服を着た男性。なるほど、プロはむやみやたらと、便利そうに見える、はみなど使わないのだ。

 職場へ近づいたとき、ブーンという音が聞こえてきました。音のする方角を見ると、紫色の服を着た女性が、草刈りをしているでは。手前側に止められた軽四トラックの横で、連れ合いとおぼしき男性が、草刈り機を手にしています。朝から夫婦で一緒にとは、微笑ましく仲の良いことで。

 さて、ヒンヤリした風が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、満足に使いこなせないのに道具があるだけで安心し、無茶な使い方をしたあげくうまく行かず、結局なんとかの持ち腐れになったりして、道具に頼らずまず自分の腕を磨くことを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,661「移植ごてと田んぼの水と温泉と」    2019(令和元)年6月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横、黒の長袖シャツを着、白い小型犬を連れて歩いている高齢の男性がいるのが目に入りました。随分前かがみになっており、右手に移植ごてを持ってです。あの移植ごては、どうやら犬のうんちを取るためのもの。でも、肝心な物を入れる袋を持っていないのは、どうしてかな。

 職場へ近づいた頃、道路近くの田んぼの中の水が、すっかりなくなっているのに気がつきました。今、田んぼを干さねばならない時期のようで、水はけがよくなるよう、溝もしっかり切られています。干すことで、根がしっかり張るようになるのだとか。だから、水を抜いて敢えて厳しい状況に。

 さて、燕が低く飛び回っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、揃っていないと使えないものってあるもの、そのどちらか一方が無いからと言って、手抜きをしてやろうなどと不心得なことを頭に思い浮かべたり、よもや頭に浮かんだことを、そのまま実行してなかったか、考えるのも。。。



No.1,660「生花の青い包みと果物の木の白いネットと温泉と」    2019(令和元)年6月21日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、白い帽子をかぶり、細長い包み抱えた高齢の女性が、駅の方へ向かって歩いているのが見えました。お出かけのようですが、あの青い包みの中は、生花で使うための花。関係者に頼まれ、どこかで自慢の腕を披露するのでしょう。学んだ経験が、しっかりと生かせるはずで。

 学校への道を過ぎた頃、下に見える畑の中、果物の木々が白いネットですっぽりと覆われているのに気がつきました。周りだけではなく、天井部分もです。野生のサルや鳥などの被害から、果物を守るため、全部覆ったよう。あれなら、地面の下から以外は入れないし、もう万全だぞ。

 さて、開けた窓から強い風が吹き抜けていったこんな日は、あったかい温泉に入り、努力を重ねていれば、いつかそれを生かせる機会が必ずくるもの、途中であきらめることなく四角い檜舞台でスポットライトを浴びられる日まで、頑張って続けるようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,659「黒いTシャツの3人と緑色の帽子2人と温泉と」    2019(令和元)年6月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、揃いの黒い半袖Tシャツを着た若い男性3人が、公民館の方へ向かっているのが目に入りました。2人が灰色のズボンを履き、もう1人はベージュ色。胸に同じようなマークがついており、あれはきっと同じ会社関係の人たちです。でも、歩いて行くとは、何か特別なことが。

 緩い坂道の途中、緑色の帽子をかぶった女性2人が、ゆっくり歩いているのに気がつきました。確か、あの帽子は、いつも安全パトロールの人たちがかぶっているものです。でも、ベストは着用してなくて、手に黄色い旗も見当たらず。メンバーではないけれど、応援する関係者かな。

 さて、街路樹の花が満開に近かったこんな日は、あったかい温泉に入り、着る物が同じだと不思議なことにそれだけで仲間意識が強くなるもの、ユニフォームにはそんな力が込められているよう、ヒーローになれずとも側面から応援する気持ちを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,658「壁面の上の板と両手の杖と傘と温泉と」    2019(令和元)年6月19日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の周りが、鉄のパイプで囲われているのが目に入りました。外壁に幅10センチほどの板が、等間隔で打ち付けられており、改修が始まるよう。でも、壁面の上に板とはどうして。もしかすると、二重の壁にでもするつもりなのか。仕上がりがなんだか楽しみだ。

 道路横を、高齢の女性二人が縦に並び、杖と傘を手に持って歩いているのに気がつきました。まるで、スキーのストックのように、交互に動かしながらです。二人とも足が悪く、杖が必要なのでしょう。今日は、雨の予報で傘も必要。雨になる前、杖と長い傘を、有効に活用しているようで。

 さて、水がきれいな色へ戻っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、素人と専門家では、肝心なことになるとその違いがはっきりと出るもの、思いつきの素人アイデアなんて余程でなければ使えないし、先人の知恵を借りながら立ちはだかる壁を乗り切るようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,657「黒づくめの高齢女性と腰かけてのタバコと温泉と」    2019(令和元)年6月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横を、大人用の三輪自転車に乗った高齢の女性が、ゆっくり駅の方へ向かっているのが目に入りました。つばの広い、おしゃれな黒い帽子。シャツとズボンも黒で、おまけに背負っているバッグまで黒色です。全身を黒で統一しており、さては今年は黒が流行なのか。

 緩い曲がり角、車道と歩道の境目にあるコンクリートに腰かけている、高齢の男性がいるのに気がつきました。指先に見えたのが、白いタバコです。横にもタバコをくわえて立っている、別の男性が一人。家の中での喫煙を禁止されているようで、外へ出て顔見知りと一緒に心おきなく。

 さて、爽やかな風が清々しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、先端を行くというのは、なかなか出来ないもの、頭だけでなく他にも必要なことがいくつかついてまわるし、でも、世の中に後れをとらず少しでも先を行こうとのその気持ちは忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,656「キュウリの花と灰色の水と温泉と」    2019(令和元)年6月17日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある畑、小さな黄色い花がたくさん咲いているのに気がつきました。あれは、キュウリの花。降った雨のおかげで力を得、一気に花開いたようです。シャキシャキの新鮮なキュウリを口にできるのも、もうすぐ。梅雨が明けた頃、毎日、きっと嫌になるほど収穫だ。

 橋の上から下を見ると、川幅いっぱいに灰色がかった水が流れているのが見えました。ゴウゴウと、大きくうねりながらです。上流のダムで、底にたまっていた泥などを流したのでしょう。あの流れに堪えられれば、それだけの生命力と強運を持つことになるはず。魚たち、頑張れよ。

 さて、長袖でちょうどいいこんな日は、あったかい温泉に入り、たまにだといいけど、それが続くとちょっと嫌になったりすることも、ありがたみを感じるのは足りないぐらいが丁度いいようで、それって食べ物だけではなくやる気をなくさせない誰かへの助言もだったよなと、考えるのも。。。



No.1,655「自転車2台と草刈り中の男性と温泉と」    2019(令和元)年6月13日掲載
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 今朝は、晴天。
 出勤途中、道路の側にあるゴミ置き場の横、自転車が置かれているのに気がつきました。今日は、金属類等を捨てる指定日なので出したもの。そんな自転車が、別の置き場にもあり、計2台もです。外見からすると壊れていないようだけど、家の中で使う人がいなくなったため、捨てたのか。

 職場近くにある田んぼの横、草刈りをしている人がいるのが目に入りました。顔全体を覆う網のついた帽で、着ていたのは、エプロンを除いて全身黒ずくめです。心地よいエンジン音が周囲に響き、草刈りはとても順調のよう。草は除草剤で枯れ、すっかり茶色だけど、刈れば安心だから。

 さて、青い空が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、どんな高価な物でも使わなければ何とかの持ち腐れ、大事にしすぎずて安心し、しまったことを忘れ気づいたときは時代遅れでもう人前へは出せなくなり、後ろ髪を引かれる思いで処分などしてなかったか、考えるのも。。。



No.1,654「雨どいの詰まりと山登りスタイルの男性と温泉と」    2019(令和元)年6月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある屋根つき駐車場で、台形した低い脚立に上ろうとしている、男性がいるのに気がつきました。雨どいが詰まったらしくて、葉っぱなどの異物を取り除こうとしていたところのよう。詰まったことは雨が降らないと分からないから、その点でも恵みの雨だ。

 橋を渡ってすぐ、白い帽子に赤いバッグを背負った人が、歩道を歩いているのが見えました。右手に杖を持ち、上から下まで山登りのスタイルです。バックミラーを見ると、高齢の男性で、左手を腰のあたりでくの字に曲げながら元気よく。あの道の先を、どこまで行くのやら。

 さて、風が寒く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中つらいことや大変なことが多いもの、でも、そんな経験こそが、自分を磨きより高いレベルへと導いてくれるはず、天から与えられた苦労に感謝しながらそれを楽しむだけの度量を持っていたか、考えるのも。。。



No.1,653「捨てられた掛け布団と廃材の上のパワーシャベルと温泉と」    2019(令和元)年6月11日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、公民館の先にあるゴミ置き場の横に、水色の布団が置かれているのが見えました。掛け布団をそのまま丸め、ガムテープでグルグル巻きにしたものです。ただ、上にラベルが貼られており、これは収集できませんよ、の意味。配られたカレンダーにある、捨ててもいい大きさにしなければ。

 新築の家の奥にあった家が壊され、ほとんどなくなっているのに気がつきました。壊した家屋の廃材の上に、黄色いパワーシャベルがどんと載ったままです。あれだと、順調にいけば、今週末には片づけられて全部なくなるはず。建てるには長い時間がかかるけど、壊すのは、本当にあっと言う間で。

 さて、強い雨が降っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、悪いとわかってちゃいるが、自分一人ぐらいならやっても大丈夫だろう、みんながそう思っていたとしたら世の中大変なことになってしまうはず、社会の決まりごとはきちんと守り秩序を崩さないようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,652「腕の傘と全開の運転席側窓と温泉と」    2019(令和元)年6月10日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、緩い坂道の途中、道路横を腕に傘を引っかけて歩いている、高齢の男性がいるのに気がつきました。ポツポツとは言え、雨が降っているのに、その傘をささずにです。その昔、あんな風にステッキを持っている、おしゃれな高齢者を見かけたことはあったけれども、最近はまったく。

 左折した時、反対側車線の車、運転席の窓が、全開になっているのが見えました。その運転手窓から身を乗り出すようにして、右側から車が来るかどうかを確認です。窓から雨に入ってくるけど、そんなことは全く意に介していない様子。本線へ進入するとき、安全確認は念を押してでもやらねば。

 さて、川の上流に霧が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、物の持ち方を見ただけでも、人柄が表れてくることってあるもの、持って生まれたものか、それとも育ったところの影響か、上品とは縁遠いこの身なれどせめて身だしなみのチェックぐらいは怠っていなかったか、考えるのも。。。



No.1,651「畑のタマネギと点滅してる街路灯と温泉と」    2019(令和元)年6月8日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路から少し高い所にある畑の中、タマネギが顔を出しているのに気がつきました。黒いシートの上、丸々としたタマネギが、根っこの部分だけを残してずらっとです。あれなら、もう食べ頃。スライスして食べたらシャキシャキしておいしいのに、と思わず、つばきがごっくん。

 交差点で、前の方にある街路灯が、チカチカ点滅しているのが目に入りました。他の街路灯はどれも消えており、点いているのはそれだけです。蛍光灯が古くなり、寿命が近づいてきたのかも知れません。地域の関係者、早く気づいて交換しないと、蛍光灯が切れて歩くとき暗くて困ることに。

 さて、雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、同じものでも、新鮮だと口へ入れた途端、なんだかひと味違ってそれがしっかり分かるから不思議、でも人間と同じで古くなれば味に深みが出るものもあるし、どちらにしても賞味期限は確かめながらなどと、考えるのも。。。



No.1,650「軍手と長靴の女性と麦の刈り取りと温泉と」    2019(令和元)年6月7日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、ベージュ色の帽子に、ピンクと白のチェック柄長袖シャツ、黒い長靴で白い軍手の女性が、道路横を歩いているのが目に入りました。リュックを背負い、軍手と長靴なので、どうやらこれから外仕事へ行くところ。背筋をすっと伸ばして歩く姿勢から、元気が満ちあふれて。

 職場へ近づいた頃、道路に面している麦畑2枚が、すっかり刈り取られているのに気がつきました。茎の部分が、少し長めに残っており、コンバインの刈り取り部分をそのように調整したからなのでしょう。機械類は、使い方さえ誤らなければ、文句も言わず人間以上によく働くから。

 さて、雨で寒く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、部屋の中なのに、やれ暑い、やれ寒いだのと、口から出るのは不平不満ばかり、たまにはいい環境で働かせてもらって幸せだとの一言ぐらいあっていいのに、そんなだと機械にやってる仕事を奪われないか、考えるのも。。。



No.1,649「カボチャ科の黄色い花と緑色のヘルメットと温泉と」    2019(令和元)年6月6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある畑の中、濃い緑色の葉っぱの間から、黄色い花が顔を覗かせているに気がつきました。とても大きな花で、あれは確か、カボチャ科のものです。今、花が見られたと言うことは、収穫できるのは、おそらく本格的に暑くなる前のはず。枯れずに、大きく育てよ。

 地区公民館の近く、緑色のヘルメットをかぶった男性二人が、道路を横断しようとしているのが見えました。上下作業服姿で、右手に黒いサブザック、左手にノコギリを持ってです。ノコギリは、ホームセンターなどでよく見かけるカバーつきのもの。小さいけども、とてもよく切れるやつだ。

 さて、草刈りの匂いが、車の窓から飛び込んできこんな日は、あったかい温泉に入り、植えてから咲くまでが大変、それを乗り切れば、次は日々の水やりや病害虫等の被害から守らねばならないし、いくらか手間でも小さなものを大きく育てる苦労を厭わずにいたかなと、考えるのも。。。



No.1,648「道路沿いのプランターとゴミ引き戸の紐と温泉と」    2019(令和元)年6月5日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、きれいな花が植えられているプランターがあるのが目に入りました。それが、何軒もです。見ると、プランターが置かれているのは、どこもコンクリートの上ばかり。周りに土は見あたらず、なるほど、植えるのはプランターだけしかなかったか。

 坂道の途中、ゴミ置き場で、前かがみになって何かをしている女性がいるのに気がつきました。近づくと、ゴミ置き場の持ち手を、紐で縛っていたところ。あの道は交通量が多く、住民ではない人が通りすがりにゴミを置くようになり、防衛策として紐を使うようになったと見たが。

 さて、橋の上で上流からの風が車の中を吹き抜けたこんな日は、あったかい温泉に入り、合理化もいいけれどそれが、あまりにも進むとギスギスしてくることが、だから心は原点回帰へと動いたりして、家のゴミだって自分のところで指定通りきちんと処理していたか、考えるのも。。。。



No.1,647「電柱根本のコンクリートと草刈り作業と温泉と」    2019(令和元)年6月4日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、赤い三角ポールが、道路へはみ出すように、置いてあるのに気がつきました。通りすがりに見ると、電柱を囲うようにしてです。根本周辺のコンクリートが、水を含んだような濃い灰色だったので、流し込んでまだ間もないもの。だから、完全に乾くまで近づいては、いけないか。

 信号の先、ヘルメットをかぶった作業服姿の男性が、草刈りをしているのが目に入りました。手前半分程は終わっており、手にした草刈り機から、ブーンというかすかな音が響いています。斜面を先に刈ってから、道路の近くは最後の仕上げのよう。草を刈るのも、ただ漠然とではないようで。

 さて、田んぼの苗の緑が濃く見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、中途半端にゴーサインを出すと、後で取り返しのつかなくなることってあるもの、少々我慢の期間が長くなってもじっとそれに耐え、スタートする機会を窺いながら先を読んで取り組むようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,646「取り外された瓦と腰の曲がった高齢者と温泉と」    2019(令和元)年6月3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している家の奥にある古い家の屋根瓦が、全て取り外されているのに気がつきました。瓦の下には、長い年数を経たのが一目でわかる、茶色い板がびっしりと敷き詰められています。あれのお陰で、空から降ってくる雨や雪などを防いでいたのだなと、今になってようやく。

 緩い坂道を、白い帽子に白いポロシャツ、紺色のジャージのズボンで、右手に杖を持って、ゆっくり歩いている高齢の男性がいるのが目に入りました。腰は少し曲がり気味で、背中に小さなバッグを背負ってです。晴れて、とても気持ちのいい日。だから、ちょっとお出かけ気分になったのか。

 さて、橋の上、川を流れる水の音が聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、目立つのはどうしても表へ出ている人ばかりなのは当然のこと、裏でしっかり支えている人のことはついつい忘れがちになるけれど、そんな人たちこそ、いつか表舞台へ登場させることを、考えるのも。。。



No.1,645「首から下げたカメラと車からの音と温泉と」    2019(令和元)年6月1日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある寺院の前、カメラを首からぶら下げた男性がいるのに気がつきました。寺院で催し物が開催されるらしく、その関係者なのか。最近、写真はスマホで撮る人が多く、カメラを持つ人の姿はあまり見かけません。一眼レフを持つのが、夢だった時代もあったのに。

 赤信号で停車したとき、後ろからズンズンという、響くような低い音が聞こえてきました。バックミラーを見ると、灰色の車が止まっており、音はその車からのもの。窓を開けたままにしているようで、スピーカーからの音がそのまま外へ漏れ出して。自分だけで楽しむのなら、その音量は。

 さて、緑が目にまぶしいこんな日は、あったかい温泉に入り、夢が叶うまでの間は、わくわくどきどき、だからそれが実際手に入ったときの喜びは最高、でも、そんな時でも外へ向かってあまり大きな声で嬉しさを現さず、抑えめの方がおくゆかしくていいかななどと、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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