ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,622「雨ざらしの家具と干されたもも引きと温泉と」    2019(平成31)年4月30日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路のすぐ横にある家の庭に、古い家具のようなものが雨ざらしになっているのに気がつきました。同じ敷地にある、昨年新築された家と、古い家との間にです。そこに、タンスなど大きな箱らしきものが、ずらっと置かれて。古い方の家、さては、取り壊しや大幅改修が始まるか。

 坂道の先、道路に面している家の2階、白いもも引きが干されているのが、目に入りました。あれは、高齢の男性などが多く履いているもの。肌寒い日が続いており、まだまだ必需品です。若い人たちからは敬遠されるもののようだけど、暖かさからすると、見た目と違って随分の優れもので。

 さて、空気がなんだか暖かいこんは日は、あったかい温泉に入り、新しい物と比較されたら古い物にはほとんど勝ち目なし、でも、いざ使ってみると、古い物にだってそれなりの良さがあったことに気づくことも、新旧に関わらずどんな物でも大切に扱うようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,621「お寺参りと一時停車の大型観光バスと温泉と」    2019(平成31)年4月28日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、前を走っていた車が、寺院の前にある駐車場付近で、ゆっくりと停車しました。追い越せるかな、と徐行しかけたところで発進し、右側にある寺院の境内へ。駐車場前に、式の文字が書かれている看板があり、その行事へ加するよう。朝から、お寺参りをするのも良し。

 職場へ近づいた頃、前からやってきた大型観光バスが、松の手前で一時停止したでは。道幅が少し狭くなっているところで、こちらの車とすれ違うため、気をきかせ止まってくれたのです。県外ナンバーで、見上げるとお客さんの顔がたくさん。どうか、楽しい旅行になりますように。

 さて、遠くの山の雪が増えていたように見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんのささいな心くばりが、ずっと心に残ることってあるもの、それは逆に悪い意味でも同じこと、どうせなら、素敵な思い出としていつまでも誰かの心に残るようなことをしていたか、考えるのも。。。



No.1,620「雨の中の作業と花壇のチューリップと温泉と」    2019(平成31)年4月26日掲載
_
 今朝は、強い雨。
 出勤途中、ゴミ置き場の前に止められたゴミ収集車から、濃紺と薄い緑色のカッパを着た2人の男性が出てきたのが目に入りました。頭にフードで、手には厚手の手袋をしてです。仕事とは言え雨の中でのゴミ集め、さぞ大変だろうに。出す側からすれば、せめてルールだけでもきちんと。

 信号の先、道路横の花壇に、赤、白、黄色のチューリップが咲いているのに気がつきました。あそこは、定期的にその道の専門の人たちが植えている所。でも、手入れは始まっておらず、草ぼうぼうの中から、ところどころチューリップが出ているでは。人手に頼らずとも、自分の力だけで。

 さて、山がすっかり雲で覆われたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分が困ったとき助けてもらったのに、誰かが困っているのを見ても知らんぷり、努力もせずいつだって簡単に助けてもらおうとばかりの輩はどうかと思うが、受けた恩の万分の一でも誰かに返すことなど、考えるのも。。。



No.1,619「緑色のジャンパーと満々と水が張られた田んぼと温泉と」    2019(平成31)年4月25日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、背中に安全パトロールの大きな文字が書かれた、緑色のジャンパーを着た男性が、道路横を歩いていました。横目でちらっと見ると、学校近くの横断歩道に、よく制服姿で立っていた、交通指導の人です。そう言えば最近見かけてなかったなと、今になってやっと気づいたぞ。

 山側にある田んぼに、水が満々と張られているのに気がつきました。それも、ほとんどの田んぼにです。あの様子だと、田植えはもうすぐのはず。何枚か残っている水のない田んぼは、おそらく転作で大豆等を植えるところなのでしょう。なんでおれだけ、とひがんでなければいいけれど。

 さて、川の水がなんだか多かったこんな日は、あったかい温泉に入り、あんな大事な人のはずだったのに、いなくなってしばらく経つと、もうすっかり忘れている人でなしのこの身、邪心なく素直に甘えられたあの人のことを、たまには写真でも見ながら懐かしむことなどを、考えるのも。。。



No.1,618「バイクの持ち手と雨の中の水やりと温泉と」    2019(平成31)年4月24日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、赤信号で停車していると、こちらの方へゆっくりやって来たのが大きな黒いバイク。ヘルメットは、頭全体をすっぽり覆うタイプで、黒い革ジャンです。後ろ座席には、同じ黒い革ジャン姿の女性が、座席にあるベルトのようなものを両手でしっかりと握って。あれは、どんなことがあっても離すなよ。

 坂道の途中、道路に面している家の軒先、灰色のトレーナーを着た高齢の女性が、プランターの中の花に、じょうろで水をやっているのが目に入りました。雨が降り始めているのに、どうして外で水やりかと思ったけれど、屋根があるため雨がほとんどあたらぬ場所のよう。だから、雨が降ってもたっぷり水を。

 さて、しだれ桜が満開のこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の身は自分で守るのが大原則、だけどそれには限界があるというもの、周りから受けた多くの恩にも気がづかず、ここまで来たのは自分の力だけとの勘違いは遅まきながら卒業し、世話になったあの人へ感謝の言葉を、考えるのも。。。



No.1,617「見上げた電柱と緑色の街路樹と温泉と」    2019(平成31)年4月23日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、緩い坂道の途中、水色の会社制服を着た男性が、電柱を見上げ立っているのに気がつきました。首から、紺色の紐で身分証明書らしきものを下げてです。見ると、電柱の先には、同じぐらいの太さの黄色い筒状のものが取り付けられているでは。さては、何か工事が始まるか。

 職場へ近づいたとき、街路樹の中1本だけが、緑色の葉で覆われているのが目に入りました。他の木は、ほとんどがまだ枯れたままの状態で、ほんの少し芽吹いているのが数本あるだけ。日当たりは同じ、肥料など栄養状態もほぼ同じはずなのに、あんなに成長が違うとは不思議なこと。

 さて、ツバメが目の前をスーッと飛んでいったこんな日は、あったかい温泉に入り、同じように年数を重ね同じように学んできたはずなのに、社会へ出ると人によってその差が歴然と現れるのはどうして、自分本位ではなく不断の努力と相手を思いやる心を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,616「自力歩行のパワーシャベルと麦の穂と温泉と」    2019(平成31)年4月22日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、橋へ近づいた時、前を進んでいた黄色のパワーシャベルを載せた大型トレーラーが、反対側車線へ向かってゆっくり停車。非常灯を点滅させてで、そこには傾斜の強い一本道があるでは。道幅が狭いためトレーラーは行けず、あそこからパワーシャベルが自力歩行をするようで。

 坂道を過ぎて間もなく、道路に面している田んぼの中、濃い緑色した葉の上あたりに、白っぽい穂が出ているのに気がつきました。あれは、転作のために植えられている麦畑です。背丈はまだ低く、大きく成長するのはこれから。麦秋の季節をこの目で実感できるのは、少し先になるのかな。

 さて、山の麓まで雲で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、まだ若いから、まだ経験が浅いから、役職に就いていないから、そんな理由だけで、自分より下に見る人がいるけれど、実は隠れたすごい能力を持つ人もたくさん、我以外皆我師の心を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,615「紫色の芝桜と一時停止無視の軽四自動車と温泉と」    2019(平成31)年4月19日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路へ面している家の庭先に、紫色の芝桜が咲いているのが目に入りました。畳三分の一ほどの広さで、緑色の葉の上に、紫色の可憐な花がびっしりと。同じ桜という名前がついているのに、本物とはひと味違います。どちらも、可憐という点においては、共通するようですが。

 坂道の途中、水色の軽四自動車が、こちらの車を追い越していきました。追い越し禁止区域ではないため問題ないのですが、その時手元の速度計はほぼ制限速度。やけに慌てているなと思って見ていると、随分先の方にある一時停止標識で止まらず、そのまま進んで行くでは。おいおい。

 さて、職場近くの公園の桜が見頃を迎えているこんな日は、あったかい温泉に入り、使える時間は全員平等なのに、それが足りない人もいれば、時間内にきちんとできる人だって、どうやらその使い方に問題がありそうで、法を犯してま無茶なことはやってなかったか、考えるのも。。。



No.1,614「横断歩道の上の軽四自動車とバッグをさげた男性と温泉と」    2019(平成31)年4月18日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、公園の先、非常灯を点滅させた軽四自動車が、停車しているのが目に入りました。その車、横断歩道へ半分ほどかかっているのです。いくら、周りに横断する人の姿がないとはいえ、横断歩道の上はなかろうに。携帯電話も分かるけど、あと5mどうして前へ進めないのか。

 緩い坂道、右肩から斜めに水色のバッグをさげた高齢の男性が、向こうからやってくるのに気がつきました。明るい灰色のトレーナーを着て、とても軽やかな感じです。でも、片方の足は、引きづり気味。足の具合が少々悪くても、積極的に外へ出ようという、その気持ちがいいなと。

 さて、空気が妙に暖かいこんな日は、あったかい温泉に入り、痛いから、苦しいから、大変だから、ダメな理由は次々といくらでも出てくるけれど、本音はただやりたくないだけのこと、つらいことを克服しその先にある楽しみを見いだす努力を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,613「麦わら帽と膝を曲げて立つ猿と温泉と」    2019(平成31)年4月17日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある駐車場で、こちら側に背を向け、小さな台へ腰かけている男性がいるのに気がつきました。つばの大きな麦わら帽をかぶって、水色上下、揃いの作業服姿です。あそこは日影なのに、どうして麦わら帽なのかと不思議。そうか、すぐに日なたへ出て外仕事なのか。

 橋へ差しかかった時、黒っぽい銅像のようなものがあるのが見えました。それが、橋の端、コンクリートの上にです。近づくと猿がこちらの方を向き、膝を曲げちょこんと立っているでは。まるで、通る車をじっと監視しているようかのように。おっといけない、見られたかと、踏む足を少し。

 さて、祠の前に紫色のきれいな花が供えられていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰も見てないし、このくらいならいいだろうと、ついついスピードを、いけません近くに人の姿はなくても、人智の及ばぬところからしっかり見られていることを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,612「灰色のジョウロと水を湛えた田んぼと温泉と」    2019(平成31)年4月16日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関から、灰色のちいさなジョウロを持った女性が、出てくるのが目に入りました。顔全体を覆うような白っぽい帽子をかぶり、ピンク色のエプロンをしてです。どうやら、畑の野菜などに水をやりに行くところ。予報では雨が降らず、さては水不足とみたか。

 坂道の先、道路横にある田んぼに、水が湛えられているのに気がつきました。トラクターで耕した田んぼで、いよいよ田植えの準備が始まったよう。この後の農作業としては、代かきが残っており、田んぼが緑色の絨毯で染まるのも1カ月ほど経ってから。収穫に向けて、準備が着々と。

 さて、山の麓で何かを燃やす白い煙がモクモクと上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、計画を立ててもうまく行かないことが多いのに、ましてや無計画でやろうとするなんて無謀なこと、過去の経験等に基づいて緻密な計算をした上で動くようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,611「ピンクのモップと桜の若葉と温泉と」    2019(平成31)年4月15日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある家の前、側溝に置かれている蓋、灰色のグルーチングをモップで拭いている高齢の女性がいるのに気がつきました。モップにはピンク色のタオルが使われており、とてもカラフル。掃除だって、明るい気持ちでやるには、その色も大いに関係するから。

 公園に差しかかった時、満開の桜の木に黄緑色した葉が、ところどころ芽を出しているのが目に入りました。桜は、白っぽい色なのですが、その下あたりに緑色の葉が何枚もあります。桜の花もいいけれど、若葉だって捨てたものではありません。若い息吹を、この目で感じられるし。

 さて、桜の花びらが散る中を運転してきたこんな日は、あったかい温泉に入り、経験を積めば知識は増えていくもの、でも、情熱や活動力は若者の特権、最近頭でっかちになり、心と体にパワーがいささか不足気味のこの身、若い頃の熱い心を忘れてなかったか、考えるのも。。。。



No.1,610「くわえ煙草の男性と鳥居前の満開桜と温泉と」    2019(平成31)年4月12日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、紺色のアルミ製一輪車に荷物を載せた高齢の男性が、こちらへ向かってくるのが目に入りました。両手がふさがっているためか、口にくわえ煙草です。あのスタイル、昔はよく見かけたものだけど最近はほとんどありません。煙草好きにとっては、今、屋外がパラダイスか。

 坂道の途中、小高いところにある神社鳥居の周りの桜が、満開になっているのに気がつきました。普段、全く見ないところです。あんな所にも、桜が植えてあったのかと眺めていたら、その先にあったのが大きな鳥居。日本の春、桜越しの鳥居も、情緒があってなかなか絵になってるよなと。

 さて、しだれ桜の蕾が赤くなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、来週のことがきちんと計画できないのに、1年先のことなんて、ましてや十年先のことになるともうダメ、先人が何十年も先のことを思って植えた桜を見られる幸せに感謝することを忘れてなかったか、考えるのも。。。



No.1,609「玄関の自転車とサビだらけの一斗缶と温泉と」    2019(平成31)年4月11日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の玄関の中、黒い自転車が置いてあるのに気がつきました。ガラス越しに見えており、雨で濡れないよう入れたものでしょう。前にカゴのあるもので、買い物など家族みんなが使うやつ。雨風に直接さらされるより、屋根の下ならサビも出ないか。

 緩い坂道の手前、道路横にあるゴミ置き場のすぐ近く、サビだらけの一斗缶が置かれているのが目に入りました。ブリキの一斗缶を見るのは、久しぶりのことです。昔だったら、蓋つきの一斗缶が、家のどこかに1個か2個あったものだけど、あれはいったいどこへいったのやら。

 さて、山の中腹に白い雲が浮かんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、大事に取っておいたはずなのに、時間とともにすっかり忘れてしまい、見つけたときは時代遅れになってもう使えず、なんてことのないよう、新鮮なうちから活用するようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,608「プラスチックのゴミ出しと灰色のTシャツと温泉と」    2019(平成31)年4月10日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、公民館近くに置かれているゴミ置き場の前、フードのある紺色カッパを着て、ゴミを出している高齢の女性が目に入りました。両手には、ビニール製らしき手袋をしてです。プラスチックゴミ類リサイクル日のため、分別して保管してたものを、自分は濡れながらでも箱の中へとは。

 橋に近づいたとき、手すりのすぐ下、青い洗濯ハンガーに掛けられた、灰色の半袖Tシャツがあるのに気がつきました。まさか、地元の人があんな所へ干すはずがありません。ましてや、あんな所で冬を越したとは思えないし。さては、遊びに夢中になり、干していたのをうっかり忘れた、旅の人か。

 さて、近くの公園の桜が咲いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、人間だから忘れることだってあるもの、それを、どうして、なんで、と強い口調で責められても、答えに窮して、ただただうつむくしかないけれど、この我に他人の間違いを許せるだけの度量があったか、考えるのも。。。



No.1,607「アルミ製の筒と黒い背負いバッグと温泉と」    2019(平成31)年4月9日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している資材置き場に、アルミ製の大きな筒状の物が、いくつも積まれているのに気がつきました。種類別にまとめられており、それが広場いっぱいにです。どこかで工事が始まる前、その準備は着々と進んでいるよう。あの筒たち、どこでその役割を果たすのか。

 黒いバッグを背負い、駅の方へ向かって歩いている、女性が目に入りました。そのバッグ、一本の紐で肩から斜めにかけるタイプのものです。最近、あちこちで見かけることがあり、若い人たちにとても人気があるもの。バッグにも流行廃りがあるようだけど、若い者なんかだけには。

 さて、橋の下の桜がきれいに咲いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、常に流行を追いかけることなんてどだい無理なこと、上手に身につけるだけのセンスもなければ、それについてまわるお金だって枯渇気味、せめて身だしなみはきちんと整えていたかと、考えるのも。。。



No.1,606「公園の桜と交換したスノータイヤと温泉と」    2019(平成31)年4月8日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、公園へ差しかかったとき、大きな桜の木の上から下まで全体が、薄いピンク色になっているのが目に入りました。3日前に咲いていたのは、ほんの数えるほどだけだったのに、この2日間で一気に花開いたよう。地面には1枚の花びらも落ちてなく、楽しみはいよいよこれからだ。

 信号へ近づいた頃、道路に面している小屋の前、タイヤが8本並べて置いてあるのに気がつきました。どうやら、冬用のタイヤから普通のタイヤへ交換をしたようで、そのスノータイヤか。もう、小屋の奥などへ片づけるのでしょう。雪は降らないとの読み、はずれなければいいのだけれど。

 さて、あちこちで桜が咲いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、予想していてそれがうまく当たればいいけれど、時にははずれることだって、その人の実力が問われるのはそんな問題が生じた時など、いつでもどんなときでも慌てずにきちんと対応できていたか、考えるのも。。。



No.1,605「白い割烹着と緑色のジャンパーと温泉と」    2019(平成31)年4月5日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の横、しゃがんで何かをしている高齢の女性がいるのに気がつきました。着ていたのが、真っ白い割烹着です。右手に、移植ごてを持っていたので、おそらく花壇の手入れなどでしょう。でも、白い割烹着で土いじりとは、高齢者ならではの姿になるかも。

 緩い坂道の先、緑色の帽子に、緑色のジャンパーを着た男性2人が、話ながら歩いているのが目に入りました。右手には黄色い旗があり、ジャンパーの背中に安全パトロールの文字。新学期が始まり、ボランティアによる通学時間子供たちの見守り活動も、いよいよスタートしたようで。

 さて、空気が柔らかく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰の世話にもならず自分だけで生きてるつもりでも、有形無形で多くの人たちのお世話になっているもの、せめてそれに気がついたときだけでも「ありがとう」と感謝の言葉を口にしていたかなと、考えるのも。。。



No.1,604「御堂前の白い物と外された板と温泉と」    2019(平成31)年4月4日掲載
_
 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路の面している寺院参道の奥、御堂の手前側に、白い物があるのが目に入りました。まるで、布団を横へ並べたようにです。白色がやけに濃くて、それであれは雪だったのだぞと。屋根に積もっていた雪が落ちてきたもので、だからあんな所へ。もう、4月に入ったというのに。

 坂道の手前、道路の横にある小さな祠の前にあった、雪よけ用の板が取り外されているのに気がつきました。前に置かれた花瓶の中には、きれいな花が生けられ、扉の隙間から、紫色した幕が見えています。前を覆っていたものがすっかり無くなり、世界が急にぱっと明るくなったかも。

 さて、公園の桜の木が全体に赤くなって見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、よく見ているつもりでも、それは外見だけのこと、内心のことなんて誰にも分かるはずが、でも心は顔に表れるとか、顔のあちこち問題あるけどさしあたり眉間に刻まれたしわでものばすことを、考えるのも。。。



No.1,603「桜の白い花と長靴と温泉と」    2019(平成31)年4月2日掲載
_
 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、公園にある大きな桜の木の枝に、白い花がたくさん咲いているように見えました。近づくと、つぼみは、いくつもあるのが見えるのですが、白いものが花なのか、昨夜から積もった雪なのか定かでは。雪で、冷え込んでさえいなければ、きっと、今ごろ開花してるはずなのに。

 緩い坂道の先、道路横に止められたワゴン車の側、長靴に履き替えている男性がいるのに気がつきました。近くに、男性2人が立っていて、何やら談笑中。車の側面には、大きく森林組合の文字です。仕事に出かける前、まず、足下をきちんとしてからとは、基本中の基本だったか。

 さて、一面銀世界に逆戻りしていたこんな日は、あったかい温泉に入り、髪や顔などの手入れは大事なこと、だけど、そのことばかりに気をとられ、足下をおろそかにしていると、本体そのものにガタが来たりすることも、常に基本は何かを確認しながら動いていたか、考えるのも。。。



No.1,602「駐車場の案内と咲く寸前のチューリップと温泉と」    2019(平成31)年4月1日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある寺院の前、「駐車場はこちらです」と書かれた、看板が立てられているのが、目に入りました。何かの行事が催されるようで、来客者向けの案内なのでしょう。4月は、確かお釈迦様の誕生日だったはず。遠い国に生まれた人のお祝いが、こんな所でもか。

 学校に近づいた頃、道路横にある屋根付きの駐車場、白いプランターの中に、チューリップの花が開く寸前なのに気がつきました。背丈は短いのですが、白や黄、赤色など何種類もです。これで暖かくなれば、一気に花が開くはず。春は、可憐な花たちが、目をたくさん楽しませて。

 さて、山の雪が真っ白に見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、人にはそれぞれ得意不得手な分野があるもの、得意なものはもっと伸ばせばいいし、苦手なものだってコツコツ取り組めばいつかきっと得意なものに変わるはず、そんな努力を忘れていなかったか、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

前のページに戻ります
トップページに行きます