ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,601「カゴの中の白ヘルメットと咲いた菜の花と温泉と」    2019(平成31)年3月29日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路の側にある家の前、自転車の前カゴの中、白いヘルメットがあるのに気がつきました。それが、ひっくり返っており、赤い横線が1本入っています。あのヘルメットは、地元の中学生が自転車通学の際に使っているもの。春休みだから、どこかへ遊びに行ってそのままにしたか。

 坂道から少し進んだ先、小屋の手前に菜の花が並んで咲いているのが目に入りました。黄緑色の葉と黄色い花が、なんだかとても優しく感じられます。そう言えば、この前、菜の花のおひたしが、我が家の食卓へ出てたっけなと。目で楽しめ、その上、味でも楽しめるなんて、いいことだらけ。

 さて、ダウンコートの人を見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、出来る人の所には次々に仕事が集まってくるもの、それをきちんとにこなすから、またこれもあの人へと頼まれることに、ところが口だけの人へは声もかからず、あれっ最近周りから声がかかっていたかなと、考えるのも。。。



No.1,600「パイプの足場と反対側車線へ向かった黒い車と温泉と」    2019(平成31)年3月28日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している閉じられたシャッター車庫の前、パイプで足場が組んであるのに気がつきました。一番上の段には作業をするための板が置かれており、仕事は順調に進んでいるようです。傷つけないため、車庫の側面に張られている茶色い紙が、少しめくれてヒラヒラと。

 緩い坂道で、前を走っていた黒い車が点滅ランプを点けながら、すーっと反対側車線へ向かったでは。止まったのが、道路沿いにあるゴミ置き場の前。向こうからやって来た車が進めず、手前で停車です。おいおい、自分の家のゴミを捨てるため、反対側車線に、車を止めるなんて。

 さて、雲が山の麓まで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、一番大事なのはもちろん自分のこと、それは誰でも同じなのは分かるけど、他人に迷惑をかけてまでとなるとまた別の話、地域社会で過ごしている以上、人として最低限の常識は守っていたか、考えるのも。。。



No.1,599「ボール遊びの姉弟とワシの形の凧と温泉と」    2019(平成31)年3月27日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から下の方に見える家の庭で、ボールを蹴とばして遊んでいる、小学生らしき姉弟がいるのが目に入りました。いつもだったら学校へ行ってる時間ですが、今は春休みなので、朝から家で外遊び。勉強すればいいのは分かっていても、宿題もなく、楽しいことをついつい優先だ。

 沢山のもみ殻が置いてある田んぼに、ワシの形をした大きな凧のような物があるのに気がつきました。半円形したビニールハウスの骨組みの上なので、遠くからでも目立ちます。あれは、カラスなどの鳥が、田んぼや畑で悪さするのを防ぐためのもの。外見だって、影響力があるのだから。

 さて、山の麓から何か燃やしている煙が上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、日頃の行いが良ければ人の信用も増すというもの、ところが、身だしなみがきちんとしてなければその評価はいっぺんに下落、どこかへ出かける時、鏡の前での確認を怠っていなかったか、考えるのも。。。



No.1,598「黒いベストと黄色い水仙と温泉と」    2019(平成31)年3月26日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、止めてある車へ乗り込もうとしている、一人の男性がいるのに気がつきました。野球帽をかぶり、チェックのカラーシャツの上は、黒いベストだけ。ポカポカとした陽気なので、上着がなくても寒くありません。堅苦しい服は、もう脱ぎ捨てたか。

 道路から一段高い場所にある空き地の隅に、黄色い水仙の花が並んで咲いているのが目に入りました。背丈は短いのですが、花の真ん中が黄色くて周りは白色。その横には、まだ咲いてない水仙がたくさんあり、暖かい日が続くと、あそこは、きっと可憐な花でいっぱいに。

 さて、山の雪が輝いて見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、花を咲かせるためにはそれなりの下地が必要で、寒くて長い冬をじっと耐え乗り切ったからこそ、さしたる苦労もせずにパッと咲かせようなんてとんでもない、努力の二文字を忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,597「五色の幟と屋根を指さす男性と温泉と」    2019(平成31)年3月25日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している神社の前、大きな五色の幟が立てられているのに気がつきました。今日は、地域の春祭り。参道入り口には、屋根つきの提灯も下げられており、雰囲気はもう祭り一色です。家々で神様をお迎えした後、今日の食卓には、きっといつもと違うおいしいご馳走が。

 公民館へ近づいた頃、道路沿いにある家の前で、屋根のあたりを指さしている、2人の男性が目に入りました。近くに車が3台止まっており、道路の反対側歩道にはマスクをした女性が、様子を窺うかのように立ち止まって見ています。雨漏りなどがあり、朝一番で修理等の業者を呼んだか。

 さて、空が明るくなり始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の手でできることならいいけれど、そうでない場合は、少々お金がかかってでも、その道の専門家に頼むのが一番、財布と相談しながらは止むを得ないとして長持ちさせる方法をとっていたか、考えるのも。。。



No.1,596「置き去り一輪車とトタン屋根の穴と温泉と」    2019(平成31)年3月22日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路から少し高い所にある畑の中、一台の緑色一輪車が置いてあるのに気がつきました。一列ネギが植えてある畝の、すぐ横にです。暖かくなって畑仕事が始まり、道具などを運んできたけど、雨が降ってきたので置いたまま帰ったのでしょう。風邪を引くより、雨ざらしぐらい。

 道路の横、奥に入った所にあるトタン屋根の真ん中あたり、それほど大きくはないのですが穴が開いているのが目に入りました。手前側の屋根も壊れかけており、どうやら人の住んでいない家。屋根に穴があると、雨や雪などで傷むのも早くなります。もし、直さないのなら、そろそろ壊すことを。

 さて、風がひんやり感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、これぐらいならまだ大丈夫だろうと、だましながら使えるうちはいいけれど、いよいよダメになり、二度と使うことがないと判断したときは、未練を投げ捨てきれいさっぱりあきらめ、早めに処分を検討していたか、考えるのも。。。



No.1,595「外された黄色いシートと満開の桃の花と温泉と」    2019(平成31)年3月21日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路横道の奥にある寺院の雪囲いが、取り外されているのに気がつきました。御堂の屋根から下の方までを覆っていた、大きな黄色いシートです。総代などの関係者が、外仕事しやすい晴れた日を選んで片づけたのでしょう。外仕事は、天候が大きく左右するから。

 橋を渡って間もなく、道路へ面している庭先に、ピンク色した桃の花が満開になっているのが目に入りました。木の高さはそれほどでもないのですが、枝の先まで花がびっしりつき、今が盛りとばかりに咲き誇っています。近くに毛氈でも敷いて、梅の花見としゃれたいものだけど。

 さて、雨のため薄暗くなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、四季にはそれぞれ目を楽しませてくれるものがあるのに、毎日の仕事などに分刻みで追われ、それどころではない人生なんてもったいない、たとえ一輪でも花を愛でる心の余裕があったかなと、考えるのも。。。



No.1,594「真っ赤なエプロンと黒い御影石と温泉と」    2019(平成31)年3月20日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、真っ赤なエプロンに、籐製のカゴを手に持った高齢の女性が、こちらへ向かって来るのが目に入りました。エプロンの下は長袖だけで、もう、すっかり春の装いです。暖かくなって来たので、身も心も活動的になり、どこかへ出かけようかの気分になってくるのも、うん、分かる気が。

 橋へ近づいたとき、点滅ランプを点けたトラックが、停車しているのに気がつきました。見ると、橋のこちら側前、大きな字で川の名等が刻まれた黒い御影石が見あたらず、コンクリートがむき出しになったまま。それが、反対側もなのです。傷などがついたため、大幅な化粧直しで入院するか。

 さて、青空が目に眩しく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、少々の痛さなので、これならぐらいなら大丈夫だろうとやせ我慢するのもいいけれど、それが度を超してまでとなるといけません、どこか体の調子が悪いなと感じることがあったら、すぐ病院へ行くようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,593「畑の緑色ネットと白い長靴と温泉と」    2019(平成31)年3月19日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路から下に見える畑、緑色のネットで囲われている所があるのに気がつきました。側面だけではなく、天井部分もなのです。山に近いけど、あれなら絶対に猿の被害は防げるはず。畝には、植えたばかりらしき野菜の苗が。手を掛けた成果が、きちんと出ればいいけれど。

 職場へ近づいた時、手に鍬を持ちながら歩いている、男性2人がいるのが目に入りました。近くに軽四トラックが止まっており、畔の上をです。履いている長靴が、なんと白色。よく見かけるのは黒色だけど、敢えて汚れの目立つ白色を履くとは、きっとそれなりの理由があるはずだよなと。

 さて、空気がなんだか暖かいこんな日は、あったかい温泉に入り、これはこうあらねばなりませんとの既成路線を守っていたら、道ははずれないにしても、大きな進歩は得られないもの、時にはいいものはいいのだからと、違う新しいものに挑戦する勇気を持っていたか、考えるのも。。。



No.1,592「側溝の赤い三角ポールと凍ったフロントガラスと温泉と」    2019(平成31)年3月18日掲載
_
 今朝は、快晴。積雪は、約1センチです。
 出勤途中、道路横にある側溝の中に、赤い三角ポールが入っているのに気がつきました。手前に、葉がついたままの杉の枝があり、その近くには別の三角ポールも。せっかく注意を促すために置いたけど、強い風などで吹き飛ばされたのかも知れません。赤色は目立つけど、あの場所では。

 坂道の途中、道路沿いにある家の玄関先、車のフロントガラスの雪をとっている、男性がいるのが目に入りました。今朝は冷え込み、外に駐車してある車のガラスは、どれもバリバリに凍っています。早くとかさないと、運転席から前が見えぬため運転出来ず、時間に間に合わなくなる恐れも。

 さて、山の木々から湯気のようなものが上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもの通りに準備して、いつもの通りに出かけるはずだったのに、突然予定外のことが生じて右往左往し冷や汗が、忙しい時こそそんな貴重な経験をきちんと活かすようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,591「立ったススキと供えられた菓子袋と温泉と」    2019(平成31)年3月15日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある広い空き地の中、ススキがたくさん立っているのが目に入りました。花や葉などは、どれも枯れて、白と薄茶色だらけ。あそこは、雪がたくさん積もる場所のため、ススキはすっかり雪の下だったのにすごい復活力です。負けてたまるか、の生命力か。

 信号近くにある小さな祠、白い袋に入ったお菓子が、供えてあるのに気がつきました。それが、3個もです。袋から出して供えると、鳥などが悪さをするので、それを防ぐため袋へ入れたままにしたもの。祠を大切に守っている人たちの優しい心が、道を隔ててこちらまで伝わって。

 さて、青空が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、手柄は全て我がやった成果だと大きな声でまくしたてるけれど、本当は周りでそれを支える人がいたからこそなのに、言葉に出さずもしっかり責任を全うしている人たちのことを忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.1,590「玄関先での喫煙と黄色いヘルメットと温泉と」    2019(平成31)年3月14日掲載
_
 今朝は、曇り。積雪は、約1センチです。
 出勤途中、道路横にある家の玄関先、灰色厚手のカーディガンを着た高齢の男性が、道路に背を向けて煙草を吸っているのに気がつきました。顔の前あたりから、白い煙がふわーっと。家での煙草が禁止されており、いくら寒くても外でと言明されたか。今のご時世、喫煙は、つらいな。

 道路に面している会社の駐車場から、黄色いヘルメットに肩ひものある緑色のカッパズボンを履いた人が、出てくるのが目に入りました。両手で重そうな物を持ち、ヘルメットの下に見えた髪の毛がやけに長めなのです。まさか、と思って横目で見たら女性。男性職場の中で、うん、なかなか。

 さて、街路樹の幹に雪がくっついていたこんな日は、あったかい温泉に入り、口先だけの男女同権なら、いくらでも唱えられるもの、男性に比べ体力的に劣っている女性が、男性社会で同等に戦うには口では言えないような相当の苦労が、そんな頑張る女性を応援していたか、考えるのも。。。



No.1,589「ベランダの猛禽類と橙色のスキーストックと温泉と」    2019(平成31)年3月13日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路沿いにある家の2階ベランダ手すりに、鳥が一羽止まっているのに気がつきました。背筋をスッと伸ばした、猛禽類です。なんであんな所にいるのか、と思って見直すと、よくできた作り物。遠目からだと、本物そっくり。でも、まさか、手すりに鳥の置物とは、一本やられた。

 坂道の途中、ゴミ置き場の上に、橙色のスキーストック2本が、しばって置いてあるのが目に入りました。スキーシーズンも終わり、使わなくなったため捨てることにしたのか。どうやら、壊れたのではなく、古くなったのがその理由のよう。散歩用の杖としてなら、まだいくらでも使えるのに。

 さて、やけに風が強いこんな日は、あったかい温泉に入り、長年使っている物だと愛着がわき、少々汚れたぐらい気にならず使い込むほど大切にするもの、普段使っている物も同じだといいけど、他人の物だとついぞんざいに扱って、誰の物でも感謝の気持ちを忘れずにいたか、考えるのも。。。



No.1,588「駐車中の携帯電話と田んぼへの板と温泉と」    2019(平成31)年3月12日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横に車を止め、運転席で携帯電話をしている男性がいるのが目に入りました。助手席には女性が座っており、おそらく奥さん。急な電話がかかってきたのか、それとも忘れ物等を思い出し、家へ連絡でもしていたのか。今は、いつでもどこでも便利すぎるぐらいで。

 職場へ近づいたとき、道路から田んぼの中へ、灰色した板状のものが斜めに2枚掛けられているのに気がつきました。あれは、トラクターなどの農業用機械が、田へ入る時に利用する橋のようなものです。いよいよ田起こしが始まるようで、田植えの準備は、着々と進んで来たか。

 さて、空が明るくなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、少々無理をすれば出来ないことはなくても、その結果、後々悪影響が出る可能性があるのなら、やらないことを選択した方がいい場合もあると言うもの、まず足もとだけはきちんと固めていたかと、考えるのも。。。



No.1,587「紺色と青色のカッパと取り払われた雪囲いと温泉と」    2019(平成31)年3月11日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路のすぐ横を、紺色の上下雨カッパを着て、自転車に乗っている男性がいるのが目に入りました。そのカッパが、紺色と薄い青の2色で、洗練された色遣いとそのデザイン。雨を防ぐため単なる実用性だけの追求ではなく、おしゃれを楽しもうというセンスの良さが、カッパの世界にも。

 坂道の途中、道路近くの家の前を覆っていた、雪囲いがすっかり取り払われているに、気がつきました。屋根付近から太い角材を斜めに立て掛け、幅のある横板で、そこに波板が。あれだけきちんとしていたので、雪の心配はなかったはず。雪囲いとしての出番も、ほとんどなかったようだけど。

 さて、雨のため山の中腹あたりまで曇って見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、基礎さえきちんとしていれば、少々のことがあっても動じないもの、ところが、どうせ大丈夫だろうとあちこち手を抜いていると、いざと言うとき慌てふためくことに、我はどちら側だったかなと、考えるのも。。。



No.1,586「雪の瓦とめくれた障子紙と温泉と」    2019(平成31)年3月8日掲載
_
 今朝は、小雪。積雪は、5ミリほどです。
 出勤途中、道路近くにある家々の屋根に、うっすら雪が積もり、瓦の形がはっきり見えるのに気がつきました。小さく、波打つような形で、それが屋根全体へと広がっています。瓦の色が黒いため、普段はその境目等が分からず、1枚ずつの形が定かではないけど雪の時は、あんなにはっきり。

 緩い坂道で、道路近くにある家の2階窓、障子紙がめくれているのが目に入りました。障子紙全体ではなく、枠の1枚ずつが全部です。2階の日当たりのいい部屋なので、きっとその影響もあるはず。あの家の住人、まさか部屋の外から誰かに見られているとは、決して思ってもいないだろうに。

 さて、冬へ逆戻りしたようなこんな日は、あったかい温泉に入り、顔や服装だけきれいに取り繕っていても、心が汚れていれば、いつか本性を見破られてしまうもの、よもやと思うが、まさか自分のことしか考えず、思いやりのない自分勝手で小さな心の持ち主ではなかったか、考えるのも。。。



No.1,585「鉄製の枠と立て看板と温泉と」    2019(平成31)年3月7日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横、立ち入り禁止のローブが張られている敷地の中に、長方形をした鉄製の大きな柱のような物が積み重ねられているのに気がつきました。塗られている灰色のペンキは、どうやら少しはがれ気味。間もなく、大きな工事が始まるようで、その出番をじっと待っているか。

 信号で停車した時、白ヘルメットをかぶり、白っぽいカッパの上に黄色の安全ベストを着て、看板を立てている人がいるのが目に入りました。その看板には、大きく赤い文字で、消雪点検中。立て終わると、向こう側軽四トラックの横で待つ仲間2人のところへ、駆け足で。これから仕事だ。

 さて、山の中腹まで雲で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、仕事を無事に終え、ほっとしているだけでは、なんら進歩がないというもの、終わったその日から内容を振り返り、良かったところはより伸ばし、問題点等があれば速やかに対応するようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,584「花壇の手入れと屋根の枯れた杉の葉と温泉と」    2019(平成31)年3月6日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関先、小さな花壇の前で、土を掘り起こしている女性がいるのが目に入りました。白っぽい野球帽に白と赤いチェック柄のエプロンを着、しゃがんでです。花を植える準備でも、始めたところだったのでしょうか。これから、どんな色の花が咲くのか、楽しみで。

 坂道の先、道路に面している家の2階屋根に、黒っぽいものがたくさんあるのに気がつきました。それが、屋根全体に広がり、瓦の雪止めなどではなさそう。目を開いて見ると、枯れた杉の葉です。周りが杉林のため、雪の重みなどで落ちたもの。だけど、あのままにしておくと、雨樋が詰まって。

 さて、畔に立って田んぼを見ている人がいたこんな日は、あったかい温泉に入り、このくらいならまだ大丈夫だろうと見逃していると、それが積み重なり、しまいには収拾のつかないことになることだってあるもの、気がついたときは、とにかくすぐ動くようにしていたか、考えるのも。。。



No.1,583「桜のつぼみと荷台の一輪車と温泉と」    2019(平成31)年3月5日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、公園の桜の木に、小さなつぼみが、たくさんあるのが目に入りました。どれも、キラキラと光るようにです。暖かいとは言え、まさかいくらなんでも、と近づいた時によく見たら、降った雨が水滴となって枝の先にくっついていただけ。勘違いでも、そうかと思わせるようなポカポカ春先で。

 公共施設の駐車場から出てきた軽四トラックの荷台に、セメント運搬用らしき一輪車があるのに気がつきました。ひっくり返されており、横には四角いスコップも。その一輪車、受け皿の裏側部分に、灰色の物があちこちくっついたまま。あれは、懸命に汗を流しながら働いた、立派な証の一つか。

 さて、山から湯気のようなものが上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、人は着ている立派な服等を見て評価するもの、だけど上に立つ人ほど質素な物を使うことがあるとか、金も無く上には立てぬこの身なれど、せめて身だしなみぐらいはきちんと整えていたか、考えるのも。。。



No.1,582「あぜ道の赤い傘と立ち入り禁止の看板と温泉と」    2019(平成31)年3月4日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、山の方にある田んぼの畔、赤い傘をさし、もう片方の手に白いビニール袋を提げて、こちらへ向かって歩いて来る高齢の女性が目に入りました。あそこは、普通の人が通るところではなく、近道を知っている人です。近くの田んぼや畑の持ち主か、あるいはその関係者だな。

 橋の手前、立ち入り禁止の赤い看板が、長い間そのまま置かれているのに気がつきました。いつ頃から置いてあるのか、覚えてないくらいなので、1か月以上は経ったかも。その中へ入れぬよう、手前には鉄パイプで柵がしてあります。緊急を要する工事など、始める訳ではなさそうだけど。

 さて、雨がポツポツと降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、物事には優先度合いというものがあるもの、その順番を間違えると、後々大変なことになったりするもの、常に大局を見極め、今一番にやらねばならないことは何かを熟慮しながら決め動いていたか、考えるのも。。。



No.1,581「黒い眼鏡の女性と噴き出した茶色い水と温泉と」    2019(平成31)年3月1日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、黒地で腕の側面に赤い線が入っている、ウィンドヤッケを着た女性がいるのに気がつきました。黒い眼鏡をかけて、こちらを横目でチラッと。なんだか見覚えがある人だな、と思ったら昔一緒に働いていた人です。気づいたのは通り過ぎてからで、昔は、眼鏡なんかかけてなかったのに。

 学校への曲がり角付近、白いヘルメットをかぶった作業服姿の男性3人いるのが目に入りました。しゃがんでいた1人の男性が、慌てたように走ってその場を離れた途端、茶色い水が噴き出し、屋根の高さぐらいまで上がったでは。水道管等の修理らしく、その水は徐々に透明な色へと変わって。

 さて、田んぼに小さな緑色の芽が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、濁った水はそのままでは飲めず、その原因を探った素早い対応が必要、いささか汚れきった心も同じはずで、ねたみ、さげすみ、悪口などが次々と口から出てくるようなら、冷たい水でもかぶることを、考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

前のページに戻ります
トップページに行きます