ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,580「御堂前の雪と消えた杉の木と温泉と」    2019(平成31)年2月28日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している寺院、参道の奥にある御堂前、屋根から落ちた雪が残っているが目に入りました。真ん中部分を除き左と右側、高さは大人の胸ぐらい程もあります。大屋根から落ちた雪が、積もって消えずにそのまま。近くには雪など全く見えず、やはり、まとまると強いもの。

 緩いカーブの先、薄暗かったはずの場所が、やけに明るいのに気がつきました。先日、杉の木が切られた所なのですが、その奥にも大きな木が、何本もあったはず。今朝は、それが、一本もないのです。あたり一面に、たくさんの杉の枝と大きな丸太が転がっており、根こそぎやったな。

 さて、山が霞で覆われていたこんな日は、あったかい温泉に入り、情けをかけるのも時には大事なこと、だけど、それが中途半端だと本人のためにならないことが、心を鬼にして引導を渡しそれを乗り越え新しい芽を出せれば本物、そんな強い心を持っていたかなと、考えるのも。。。



No.1,579「横切った鳥と布製の筒と温泉と」    2019(平成31)年2月27日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、鳥が、目の前を、右から左側へすーっと横切っていきました。車とほぼ同じくらいの高さのところで、一端下がったと思ったら、また急上昇です。胴体が、とても丸々としており、栄養状態はいいよう。公園の方へ向かうようで、あそこで朝食になる餌を探すつもりか。

 道路沿いにある小さな畑、膝ぐらいの高さがある、筒状の物を持っている女性がいるのに気がつきました。布製らしく灰色、直径は50センチ程ある大きなものです。ゴミ等が入っており、そのまま持って捨てに行ったのかも。あれなら、たくさん中へ入れられるし、軽くて便利だぞ。

 さて、並んで散歩している人を見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、小さなものより大きなものの方が、たくさん入るのは道理、子供の頃に比べ体は随分大きくなったけれど、心が狭いままでほとんど進歩が見られない、などというようなことはなかったか、考えるのも。。。



No.1,578「しばった枝2束と黄色い電柱と温泉と」    2019(平成31)年2月26日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ゴミ置き場の横に、しばった木の枝が置かれているのが目に入りました。大人の手で一抱えもありそうな、枯れたのと緑色の葉のついた、2種類の枝です。枝の上には、ゴミ廃棄用のシールが貼られており、これから焼却場へ行くことに。暖かくなり、枝打ち仕事が、始まったか。

 緩い坂道の先、上半分が黄色くなっている電柱があるのに気がつきました。色を塗ったのではなく、何かを張ったか、かぶせたか、そのどちらか。電柱の近くを通る電線は、どれも太い筒状の物で覆われています。電線をそのままあの電柱等に触れさせないため、そんな手間をかけた配慮が。

 さて、猿が田んぼの中で、大豆らしき物を拾っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、核となる本体を守るのは当然のこと、だけど、それを支える周りのものにもしっかり注意をする必要が、全体を俯瞰しどこにも漏れがないよう細かく気を配ることができているか、考えるのも。。。



No.1,577「並んだブルドーザーと煙突からの白い煙と温泉と」    2019(平成31)年2月25日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある簡易駐車場の中、黄色い大型ブルドーザーが2台並んで、こちらを向いているのが目に入りました。道路等の雪を除雪するため、冬期間だけの借り住まい。この冬はあまり出番がなかったようだけど、暖かくなって来たので、そろそろ違う場所へ出向いて活躍かな。

 道路から下の方に見える家の屋根から、白い煙がモクモクと上がっているのに気がつきました。屋根に黒色の四角い煙突あり、そこから煙が出ているを見たのは初めてのこと。家の近くに、薪がたくさん積まれており、なるほどそのためだったのか。家の中は、暖炉でさぞかし暖かかろう。

 さて、空気に和らぎを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、燃える火に手を伸ばし暖まっていると体の芯までポカポカしてくるよう、あれは暖房器具では得られない温かさ、あなたと話していると楽しくて心まで晴れ晴れしてきたよなどと言われることがあったか、考えるのも。。。



No.1,576「荷台のローラー車と睨んだ猿3匹と温泉と」    2019(平成31)年2月22日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、ありません。
 出勤途中、赤信号で止まっている大型トラックの荷台に、砂利道などを整地する、車が載せられているのに気がつきました。前方に、車の幅ほどもある、大きくて重いローラーがついた車です。冬凍結した上、スノータイヤやチェーン使用車などで傷んだ道路を直すためだな。

 橋へ差しかかったとき、真ん中あたりの柵の上に、茶色い動物がいるのが目に入りました。そのすぐ手前には、薄い茶色で一回り小さな固まりが2つ。近づくと、同じようなを顔して、こちらを睨みつけていたのが、親子らしき猿3匹。太陽のあたる場所へ出て、ひなたぼっこか。

 さて、頬をなでる風が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、その昔、部屋の中ばかりいないで外へ出なさい、とよく言われたもの、あれは邪魔だからではなく体のことを心配してのこと、暖かい日射しのもと外の散歩などで軽い汗を流すことなど、考えるのも。。。



No.1,575「紅白の梅と田んぼの白い板と温泉と」    2019(平成31)年2月21日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路に面している家の庭、白梅が咲いているのに気がつきました。すぐ近くには、紅梅の木があり、目にも鮮やかな朱色の花が目を引きます。紅白の梅の花が、そろっての開花しており、一年中で、これを見られる期間は、もう少しだけ。なら、目へしっかりと焼き付けておかねば。

 職場へ近づいたとき、道路横にある田んぼに、小さな白い板状の物が立てられているのが目に入りました。そこには数字などが書かれており、田ごとに管理するための、表示板のようです。どの田んぼの畔にも同じ板が立てられており、雪どけと共にいよいよ田植えの準備が始まったようで。

 さて、元気な鳥の鳴き声が聞こえているこんな日は、あったかい温泉に入り、物事を管理するには個々の情報をきちんと把握することが大切、それを怠ると、不都合なことなどが生じた時その原因を究明することが困難に、どんな時でも基本は何かを忘れないよう努めていたか、考えるのも。。。



No.1,574「頭の上のダンボールと流された太い丸太と温泉と」    2019(平成31)年2月20日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、ありません。
 出勤途中、両手で広げたダンボールを頭の上に持ち、ゴミ置き場の方へ向かっている女性が目に入りました。首元には、とても青色の素敵なスカーフです。今日はダンボールなど紙類のリサイクル日で、捨てに行く途中だったのでしょう。それを、雨避けに使うとは、なかなかやるな。

 橋の上から下を覗くと、川から一段高い所にあるコンクリートの上、大きな丸太が転がっているのに気がつきました。大水などの時、上流から流されてきたものです。屋根の高さぐらいある重くて太い丸太が、いとも簡単に流れてくるとは。普段は穏やかな川でも、怒るとそれが一変するか。

 さて、日影を除いてほとんどの雪が消えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも黙っているからとみくびり、強圧的な態度や見下した口調でいると、いつかしっぺ返しを食らうことになったりして、たとえどんな人であってもきちんと丁寧な対応に心掛けていたか、考えるのも。。。




No.1,573「雪の中のトラックと濡れた歩道と温泉と」    2019(平成31)年2月19日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約2センチです。
 出勤途中、道路に面している駐車場の中、ワイパーを上げた白いトラックが止めてあるのに気がつきました。トラックの周りには、どこにも踏み跡のない雪が残っており、ワイパーの根本部分にもです。車を長い期間動かした形跡はなく、バッテリー上がってないかと、ちょっと心配。

 職場へ近づいた時、歩道がびっしょり濡れ、アスファルト全体が黒くなっているのが目に入りました。歩道の両端には、雪がまだ残っており、それがとけ出したのでしょう。いつもの年だと、とけても凍ってバリバリに。寒い寒いと言っても、もうそれだけ暖かくなって来たということか。

 さて、冷え込みが緩んでいるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもそうだから次もまた同じはず、と自分の都合のいいように解釈し手抜きをした途端、突発的な事が発生、慌てふためきミスを連発しどうにもならぬとの悪夢が正夢にならならぬようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,572「立てかけられたスコップとポリバケツの中の花束と温泉と」    2019(平成31)年2月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路近くに置かれている箱の前、先の尖ったスコップが、立てかけらているのに気がつきました。雪が降った時に出して、使ってから片づけるのを忘れたのでしょう。あれは、この冬2月の初旬から中旬にかけて、それほど雪が少なかったという証拠のスコップになるはずで。

 緩い坂道の途中、道路沿いにある家の玄関先、透明なカバーに包まれた沢山の花束が、青いポリバケツの中に入れてあるのが目に入りました。葬儀などが終わってから、家を訪れた人たちに持ち帰ってもらうためのものののはず。きれいな花を見ながら、懐かしい笑顔の故人を偲ぶのも。

 さて、空気に冷たさを感じられなかったこんな日は、あったかい温泉に入り、いる時はそれほど感じなかったのに、いなくなってから、ようやくその人の大きさに気がつくことがあるもの、元気でいる今だからこそ繰り返す同じ昔話であっても笑いながら頷いて聞いていたか、考えるのも。。。




No.1,571「窓ガラスの霜と朝の散歩と温泉と」    2019(平成31)年2月15日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、歩道に止められている軽四自動車の窓ガラスに、霜がついているのに気がつきました。それも、全面にべったりと。今朝方、相当冷え込んだことが、見ただけでも伝わってきます。屋根のある車庫の中へ入っている車とは大違い。あの車、さぞかし寒かっただろうに。

 道路のすぐ横を、黒いニット帽に、白地に水色模様のある防寒着、上にふわふわの毛のようなものがある長靴を履いた高齢の女性が、歩いていました。手ぶらで、どうやら散歩の途中のよう。明るくなるのがとても早くなっており、雪も少ないし、朝外へ出かける気分になったのか。

 さて、雪が随分なくなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、寒いときには暖かいところが一番と、こたつの中から出ようとしないけれど、それでは徐々に体が弱っていくだけ、少々やせ我慢をしてでも、外の冷たい空気を思いっきり吸うよう心掛けていたか、考えるのも。。。




No.1,570「暖かそうな耳当てと表示板から落ちた雪と温泉と」    2019(平成31)年2月14日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路沿いにある事務所の前、スコップで雪かきをしている若い男性がいるのに気がつきました。黒地に赤色の縁取りがある、暖かそうなそうな耳当てをしてです。雪になっているので、寒さはそれほど感じないけれど、肌が露出しているところは、やはり相当冷たいのかも。

 緩い坂道の途中、反対側車線、道路の上に設置されている表示板から、雪がどさっと落ちるのが目に入りました。そのとき通行している車は1台もなく、特に被害などはありません。もし、あれが凍っている雪片などで、車にぶつかると傷がつくはず。前だけでなく、上にも気をつけねば。

 さて、家の前で除雪をしている人たちを多く見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、うっかりしている時はどうってことなく通り過ぎるのに、注意している時に限って逃れられないことってあるもの、それでもしっかり注意の上に注意を重ねるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,569「神社の屋根と道路に立った男性と温泉と」    2019(平成31)年2月13日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路から続いている参道の奥にある神社の屋根に、うっすらと雪が積もっているのが目に入りました。昨日まで、屋根の真ん中あたりには全く無く、端の方に少し残っていただけだったのに。傾斜のきつい屋根なので、ある程度積もるとその重さに耐えきれず、自然に下へ。

 坂道の途中、左側からの道路の中央、白ヘルメットに橙色の防寒服を着た男性が、立っているのに気がつきました。工事関係者のようですが、すぐ手前には紺色の車が止められており、非常灯がピカピカと点滅。緊急事態などが発生したため、あの道路の通行を規制することになったか。

 さて、小雪が降り続いているこんな日は、あったかい温泉に入り、手遅れになって頭を抱えて悔やむより、陰で、どうしてこんなことまでと悪口を言われようとも、万一に備え早めの対処に努め、後で何もなくて良かったと笑うことができるように心がけていたか、考えるのも。。。




No.1,568「顔を出した長ネギと道路に止められたワゴン車と温泉と」    2019(平成31)年2月12日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、小高いところにある畑、雪の中から長ネギが並んで顔を出しているのに気がつきました。真ん中は濃い緑色なのですが、周りは枯れて茶色になっています。短いうねに植えたネギが、そのまま残されているよう。周りは雪だらけだし、収穫するにも雪解けが進んだ後でなければ。

 坂道の途中、進行方向の先、道路に黒いワゴン車が止まっているのが目に入りました。道路中央ではなく、気持ちだけ左側へ寄ってです。近くに家などは無く、追い越すとき横目で見ると、携帯を持ちながらハンドルに手に添えての電話中。運転中に電話が鳴り車を止めてとは、感心なこと。

 さて、川の水がやけに澄んでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、物ごとには守るべきものがあるもの、それを逸脱するようなことがあると世間から大きなひんしゅくを買うことだって、たとえ誰かに見られてなくてもきちんと王道を行くような生き方を守っていたか、考えるのも。。。




No.1,567「手にした高枝切鋏と細いつららと温泉と」    2019(平成31)年2月11日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにある生け垣の前、アルミ製の棒らしき物を持っている、高齢の男性がいるのが目に入りました。近づいて見ると、手にしていたのは高枝切鋏です。雪のこの時期、まさか葉の剪定などのはずはなく、枝などが折れたためきれいに整えようとしていたか。

 どの家の軒先からも、つららが下がっているのに気がつきました。長いものは50センチ程あるのですが、殆どは20センチ足らず。太さも、大人の親指ぐらいしかないものばかり。この冬、太くて長いつららを見かけないのは、寒い寒いと言っても冷え込みはそれだけ緩いことに。

 さて、交通量がやけに少なかったこんな日は、あったかい温泉に入り、こんなことはこれまでに無かったのにと言うけれど、人間の記憶なんていい加減なもの、大事なことは忘れて覚えているのはどうでもいいことばかりを勝手に脚色、その逆にするためにはと、考えるのも。。。




No.1,566「前輪タイヤと真正面から来た車と温泉と」    2019(平成31)年2月8日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路横にある広い駐車場の真ん中、1台の軽四車が止まっていました。運転席側の前輪のところに、黒い防寒服を着た男性が、しゃがんで何かの作業中。あの様子からして、タイヤに緊急の不都合が生じたのは間違いなし。パンクか、それとも何かを巻き込んでしまったか。

 職場へ近づいた直線道路で、前から前照灯をつけた白い車がやって来ました。雪のため周りはほとんど見えないのですが、その車、どう見てもこちらと同じ車線です。このまま進むと正面衝突か、と思ったら、ゆっくり反対側車線へ移動。除雪が間に合わぬ道路のため、ついついだな。

 さて、道路の気温計がー2度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、ダメだと分かっていても、誰も見てないからとついついやってしまうことがあるもの、いけません、ダメなものはダメなのだから、その場の安易なよこしまな心に流されることはなかったか、考えるのも。。。




No.1,565「錆びた鉄製のスコップと杉花粉症の源と温泉と」    2019(平成31)年2月7日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、坂道の脇に置いてある、すべり止め用剤箱の横側に、スコップが下げてあるのに気がつきました。そのスコップ、柄は木製で、剣先が変形し茶色く錆びているでは。今、軽いアルミやプラ製が全盛だけど、少々古いが重い鉄製だって、新しい物には負けてはいられぬぞと。

 道路の横に鬱蒼と繁っている、杉の葉の先部分が、全面薄茶色になっているのが目に入りました。吹いている風のため、杉の葉がゆらゆらと揺れています。薄茶色したものは杉の実で、あれが全て杉花粉症の源。でも、あれだけたくさんあると、少々の対策ぐらいでは手に負えないことが。

 さて、空き地の隅、黄緑色した小さな草が目についたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の力だけではどうしようもないことってあるもの、そんなとき戦う前からあきらめることが多いけど、なにくそ負けるもんかと、一矢を報いるべく知恵を振り絞っていたか、考えるのも。。。




No.1,564「緑色の電線と杉の切り株と温泉と」    2019(平成31)年2月6日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、電信柱の上の方、輪にしてしばった電線があるのに気がつきました。その色が、緑色なのです。気になって、電信柱を見ていると、輪になった電線の色は、他に黄色や青色などが、あちこちに。工事で余った電線などのあることが一目で分かるよう、敢えて色付きの線をか。

 坂道の途中、斜面の下にある、真新しい杉の木の切り株に目が止まりました。見ると、切り口が、大きくVの字になっていたのです。木が斜めに伸びていたようで、倒れる角度などから真横には切れなかったのでしょう。でも、根本の部分からあんなに短く切るとは、さすがはプロの腕前。

 さて、寒さが和らいでいるこんな日は、あったかい温泉に入り、同じ仕事でも慣れた人と新人では大違いで、それが経験の差と言うもの、ましてや専門職となるとまるで雲の上、そんな高根の花は望まぬけれども、せめて電信柱ぐらいの高さまで仕事を極められないかと、考えるのも。。。




No.1,563「歩道の花びらと掛けられた紺色バッグと温泉と」    2019(平成31)年2月5日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路沿いにある生け垣の花びらが、歩道へたくさん落ちているのに気がつきました。濃い緑色の葉の下へ、並べたようにずらっとで、あれは椿科の花。落ちていたのは、真っ赤な色をした細かい花びらです。地面に落ちていても気にならず、逆に、あれは絵になるよなと。

 信号の先、歩道との境目に設置されている、注意喚起用の紅白ポールに、紺色のバッグが下げられているのが目に入りました。ポールの膝上あたりにある丸い反射板の上に、落ちないよう引っ掛けられてです。拾った人が落とし主へ気がつくようにと、わざわざ目立つあの場所へ。

 さて、公園から湯気が上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、みんなと一緒のことをやっていても、高い評価は得られぬもの、他の人と違ってはじめてあの人はやり手だぞと、数少ない個人の評価よりみんなから認められるような働きを心掛けていたか、考えるのも。。。




No.1,562「残った屋根の雪とたまった田んぼの水と温泉と」    2019(平成31)年2月4日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路沿いにある家の屋根に、雪の残っている家が何軒かあるのに気がつきました。影になっている部分と、主に北側です。それも、たくさんではなく、うっすらとだけ。日当たりのあるなしで、雪のとけるのがあんなに違うなんて。太陽の力は、やはりすごいものだ。

 職場へ近づいた頃、田んぼに、水がたまっているのが目に入りました。なかには、田植えが近づいたときのように、田んぼ一面すっかり水で覆われているところも。積もっていた雪がとけたのと、昨夜から降った雨のためです。たとえ雨水の一滴でも、それが積み重なっていくと。

 さて、川の水が茶色く濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いきなり大きな成果を出そうとしても、よほどのことがない限りそれは無理と言うもの、こつこつとした努力を避けて、目先へちらつく楽そうに見える道ばかり選ぶようにしていなかったか、考えるのも。。。




No.1,561「迷惑軽四車と雪で埋もれたゴミ置き場と温泉と」    2019(平成31)年2月1日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約30センチ。
 出勤途中、前から速度を落とさずにやって来たのが黒い軽四車。雪で消雪装置も稼働しており、こちらは徐行です。すれ違う時、案の定雪混じりの水をバシャッ。フロントガラスが、一瞬で凍りついたでは。おい、対向車に迷惑をかけてることにも気がつかないのか、若いお姉さん。

 道路横に置かれているアルミ製のゴミ置き場が、すっかり雪で埋もれているのに気がつきました。周りには踏み跡が見当たらず、蓋を開けた形跡もありません。雪が降っていたため、みんなゴミ出しは来週へ持ち越したのか。でも、ゴミ収集の人たちは、ゴミがなくても行くのが仕事で。

 さて、雪が降り続いているこんな日は、あったかい温泉に入り、寒いから嫌だ、濡れるから嫌だ、嫌だ嫌だといくつも理由を並び立てているけど、結局は単にそれをやりたくないだけのこと、そんな心の奥底を見透かされる前、黙って自らの責任を全うしていたか、考えるのも。。。





本波 隆(ほんなみ たかし)

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