ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,560「道路真ん中の三角ポールと事故と温泉と」    2019(平成31)年1月31日掲載
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 今朝は、小雨。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路進行方向の先、真ん中に、赤と白の三角ポールが置かれているのが目に入りました。近づくと、ポールは並んで2個あり、その間にあるコンクリートの色が、部分的に白っぽく見えます。どうやら、小規模な工事などをして、セメントを新しく入れ直し乾燥させているか。

 信号に近づいたとき、道路左側から中央へ向かって、雪を投げたような跡が2カ所。誰かが、歩道の雪を道路へ投げ捨てたかなと思ったけれども、その先、反対側の電信柱に正面からぶつかっている車があるでは。左の雪でスリップし、そのまま斜めに突っ込んだか。気をつけねば。

 さて、なんだか薄暗くなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、他の人はどうでも私だけは絶対に大丈夫、さしたる根拠もないのに、そんな勘違いがいつまでも通用するとは限らないもの、急いでいるときこそ落ち着いて注意の上に注意を重ねていたか、考えるのも。。。




No.1,559「凍ったフロントガラスと立った花瓶と温泉と」    2019(平成31)年1月30日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、約20センチ。
 出勤途中、道路に面している屋外駐車場に止められていた車のフロントガラスが、凍っているのが目に入りました。うっすらとなのですが、氷の線がはっきりと見えたので、今朝方、それだけ冷え込んだ証拠です。おそらく、この冬一番の寒さ。でも、このくらいなら、まだまだ。

 信号へさしかかった時、道路横にある小さな祠の右側、花瓶が立っているのに気がつきました。一昨日、強い風などのためか、その花瓶が倒れていたのを見て、あれあれと思っていたところです。近くに住む関係者が、それを直したよう。正面には、橙色のミカンが1個供えられて。

 さて、雪に反射した太陽がまぶしく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、上辺だけの優しさは、1回だけなら分からないけれど、長い間のつきあいでは、それがばれてしまうもの、口先だけではなく温かい思いやりの心を常に忘れないよう心掛けていたか、考えるのも。。。




No.1,558「上半分の白ペンキとあいさつ返しと温泉と」    2019(平成31)年1月29日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路横にある家の丸い灯油タンク上半分に、白いペンキが塗られているのに気がつきました。あれは、タンクが錆びて腐食するのを防ぐためです。下半分を塗ってないのは、多分ペンキがなくなったため。あるいは、上だけで大丈夫と判断したのか。それとも、もったいないから。

 職場へ近づいた時、向こうからやって来たのが黒い軽四車です。すると、その運転手、こちらへ向かって頭を下げたでは。朝の時間帯、あんなところで知人とすれ違うはずがないのに。それに、こちらはマスクをしており、どうして私だと。誰だか分からぬまま、慌ててこちらも頭を下げたけど。

 さて、また雪が降り始めたこんな日は、あったかい温泉に入り、こちらは気がつかなくても、向こうはこちらのことを全てお見通し、心にやましいことがある時に限ってそんな気配を感じてしまうが、いつでもどこでも、そして誰にだって堂々と胸を張っていられたかなと、考えるのも。。。




No.1,557「見上げた屋根雪と早咲きの梅と温泉と」    2019(平成31)年1月28日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、駐車場から、道路を隔てて家の屋根を見上げている、高齢の女性がいました。ベストに黒い長靴、体が不自由らしく右手に杖を持ってです。一昨日からの雪で屋根には随分積もり、心配になったのかも知れません。でも、あのくらいなら、まだ雪下ろしの心配はせずとも。

 緩いカーブの先、大きな木に小さな赤い花が、たくさん咲いているのに気がつきました。木の高さは、家の2階ほどもあり、上から下まで花がびっしりです。どうやら、あれは早咲きの種類の梅の花。寒い寒いと言ってうち、春の足音は確実に、こちらへ向かって近づいているようで。

 さて、あまり寒さを感じないこんな日は、あったかい温泉に入り、こんな大変なことがいつまで続くのかと頭が痛くなることが、でも、それって一生続く訳ではないし、いつか必ず解決するもの、めげずに慌てず焦らず、そしてくさらず解決へ向け努力を重ねていたか、考えるのも。。。




No.1,556「灰色のダウンコートと雪の下の白菜と温泉と」    2019(平成31)年1月25日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチ。
 出勤途中、道路横を歩いていたのが、紺色の毛糸帽に、灰色のロングコートを着ている高齢の女性。そのコートが、ダウンなのです。ダウンコートを、見かけるようになって随分経ちますが、昔は高値の花だったもの。今でも少々値は張るが、もう手の届くところまで来たようで。

 道路の横にある小さな畑、真っ白な雪の中、白い固まりが2つあるのに気がつきました。雪の間から、ほんの少しだけ緑色の葉が見えており、あれは白菜。収穫を忘れたのか、それとも後で取ろうと残したままにしたのか。でも、雪の下にある野菜の味は、とてもおいしいとか。

 さて、木々に積もった雪がきれいに見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、さしたる経験もせずいきなり脚光を浴びるより、苦労を重ねて来た人の方が人間的に深い味わいが出てくるもの、渋い人だなどと言われるのは期待してないが、大変なことを笑っていられたか、考えるのも。。。




No.1,555「重ねられた杉の木と車庫の前の軽四と温泉と」    2019(平成31)年1月24日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、緩いカーブの先、崖の方がやけに明るくなっているのに気がつきました。昨日まであった太い杉の木が、何本も切り倒されており、そのためです。切った木は、ほぼ同じ長さに切って重ねてあり、上にはうっすらと雪が積もっています。寒いなか、あのクレーン車、大活躍したな。

 坂道の先、反対側車線に白い軽四自動車が止まっているのが、目に入りました。右からの横道、ちょうど曲がり角の家で、車庫の中には車が1台置いてあります。あれだと、車庫から車を出すことができません。曲がり角の手前だし、あのまま道路に止めておいたら、事故になりかねないぞ。

 さて、雲の間から少しだけ水色の空が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、急いでいたからと許してもらえるものなら、どんなことでもやっていい理屈に、ダメなものはダメ、急いでいる時こそ深呼吸をして心を落ち着かせ、周りをゆっくり見渡す余裕を持っていたか、考えるのも。。。




No.1,554「止められたクレーン車と青いハンカチと温泉と」    2019(平成31)年1月23日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチ。
 出勤途中、緩いカーブの先、黒っぽい防寒服を着た男性数人が、崖を見上げながら話しているところ。森林組合と書かれた車が近くに止まっており、何があったのかと横目で見ながら進むと、その先に大きなクレーン車が止まっているでは。さては、雪のため倒木の被害でも出たか。

 橋を渡ってすぐ、歩道側に止められていたワゴン車運転者席側の窓から、青いハンカチをパタパタと振っている手が見えました。病院への送迎ワゴン車だし、人目のつくところで小さいとは言え外へゴミを捨てるってあまり褒められたものでは。隠れてやろうとして、運悪く見られたな。

 さて、強い風が吹いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰にも見つからないようにと思っている時に限って、どこからか人がやってくるもの、いささかやましい心を見透かされる前、誰にも恥じることがなく、いつだって堂々と大手を振っていられたかなと、考えるのも。。。




No.1,553「庭先のブルドーザーと半歩下がった男性と温泉と」    2019(平成31)年1月22日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の庭先、黄色い小型ブルドーザーが置いてあるのに気がつきました。屋根の下ではなく、外へそのままです。どう見ても普通の家なので、ブルドーザーを使う必要はないはずなのに。あれを、除雪用に準備したとしたら、昔、よほどひどい目に合ったか。

 坂道の途中、道路横に黒い傘を持って立っている、高齢の男性がいるのが目に入りました。そこへ近づいた時、水混じりの雪を跳ばさないよう、ブレーキを踏んで速度を落としたのに、その男性、半歩後ろへ下がったでは。さては、これまで何度もずぶぬれになった嫌な経験があるな。

 さて、職場近く反対側車線車の踏み跡がなかったこんな日は、あったかい温泉に入り、口で何十回言うより、一度でも手痛い目にあえば身に染みるもの、でも乱暴な運転等が原因で体が自然に動くとはなんて嫌な世の中、まさか己もそれに加担してなかったよな、と考えるのも。。。




No.1,552「車の屋根の黄色い傘と橋の上の軽四トラックと温泉と」    2019(平成31)年1月21日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路に面している駐車場に止められている車の屋根に、黄色い傘があるのに気がつきました。その傘が、広げたままなのです。車の周りに靴の踏み跡はあるのですが、近くに人の姿は見えず。立てたワイパーを下げるためなどで傘をさして家を出、そのまま屋根に忘れたか。

 橋へ近づいた時、橋の上で、別の車を追い越しながら向こうからやって来たのが、白い軽四トラック。橋の上は片側一車線で、対向車が来ると、ぶつかってしまいます。追い越された側の水色の軽四車、速度が遅くのろのろしてるからと言っても、それは別。安全運転には、気をつけて。

 さて、一面雪で覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中そうそう自分の都合に合わせてくれず、逆に自分が世の中に合わせなければ、そんな心遣いがあるからこそ社会全体がうまく回るはず、それを守れないときは頭から冷たい水でもかぶって、などと考えるのも。。。




No.1,551「真っ赤なリュックの女子高生と屋根のハシゴと温泉と」    2019(平成31)年1月19日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約2センチ。
 出勤途中、向こうからやって来たのが、灰色の短いコートに、真っ赤なリュックを背負った女子高校生。コートの下は、学校の制服です。今日は、大学入試センター試験日だけど、あの時間から行っても間に合うはずがないのに。全く慌ててる様子がないので、違う用事でお出かけか。

 坂道を上りきった先、道路に面している家の2階屋根に、鉄製のハシゴがかけられているのが目に入りました。備え付けられたハシゴで、1階の屋根から2階の屋根へです。今は、雪がないので、無用の長物。だけど、大雪の時、雪下ろしのため大屋根へ上がるときには必要だから。

 さて、冷たい風が吹いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、まさかの時に備えて準備、それを見て「なんで、あんなことまでやるんだ」と陰口を言う人だっているけれど、悪口の一つや二つなんか右から左へ聞き流し、万一の時に大きな声で笑ってやろうか、と考えるのも。。。




No.1,550「噴き出した水と足跡のない玄関先と温泉と」    2019(平成31)年1月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路中央に設置されている消雪装置、並んで何カ所も水が噴き出しているにの気がつきました。あれだけ出ていると、横を通ったとき、服が濡れてしまうほどです。雪が降り出す前定期点検はしたはずなのに、重い車に踏まれて噴き出し口がちょっとだけ横へ曲がったか。

 道路から玄関先までの間、積もった雪の上に、足跡のない家が何軒もあるのに気がつきました。新聞をとってない家が、こんなにもあったのかと不思議に感じるぐらい。まてよ、新聞配達の人たち、雪が積もる前に配り終えたとすれば、足跡がなくて当たり前だったよなと、ようやく。

 さて、枯れ木の枝についた白い雪がきれいに見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、忙しそうな振りをしてこんなに働いていると自慢してるけど、実はそれ以上頑張っている人たちが山ほど、自慢の鼻をへし折られる前、少しではなく大いに謙虚になることを、考えるのも。。。




No.1,549「荷台カバーと点滅した三角ポールと温泉と」    2019(平成31)年1月16日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、地区公民館の駐車場に止められた軽四トラックから、何かを下ろすそうとしている女性がいました。荷台を覆っている、緑色カバーの隅の方をめくってです。横にゴミ置き場があるので、捨てる物でも持って来たよう。仕事をしているときのチェック柄割烹着が、とてもよく似合って。

 橋を渡った先、赤と白色の三角ポールの上、ランプがピカピカ点滅してるのが目に入りました。その近くに、工事用の柵などが置かれており、車へ衝突防止を知らせるためのものです。あの三角ポール昨日もあったけど、点滅してなかったよな。そうか、今朝は薄暗いから、自動で感知したか。

 さて、久しぶりに雪が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、機械なんて、とあなどるなかれ、文句も言わず決められた仕事を正確にこなすのは並の人間にはそうそうできるものでは、機械のような仕事ぶりは到底無理でも無駄なおしゃべりは止め口を閉じることを、と考えるのも。。。




No.1,548「蛇口のビニール袋とながら運転と温泉と」    2019(平成31)年1月15日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路に面している家の玄関先、水道蛇口部分に、ビニールの黄色い肥料袋がかぶせてあるのに、気がつきました。あれは、雪が積もって、蛇口などが痛むのを防ぐためです。それに、あそこで泥まみれになった長靴などを洗うのは、これから春先までないはずだから。

 坂道の途中、前からやってきた白い軽四トラックの運転手、右手だけで運転をしてるでは。あれっと思ってよく見ると、左手に持った携帯を耳に当てての、ながら運転です。いくら交通量が多くないとは言え、あれだけ運転中の携帯電話はダメだと言われてるのに、いけませんぞ。

 さて、雲の向こうに白い太陽がうっすら見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、何度言われても直せないことってあるもの、それが笑って過ごせるうちはいいけど、いつか取り返しのつかないことになり真っ青な顔をする前、そろそろ素直に受け入れることを、考えるのも。。。




No.1,547「狸の出迎えと道路上のカメラと温泉と」    2019(平成31)年1月12日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路に面している家の玄関先に、大人の膝上ほどもある狸の石像があるのが目に入りました。顔や手などは黒いのですが、お腹の部分だけが白っぽい灰色なのです。違う色の石を組み合わせているのか、それとも別のやり方なのか。でも、玄関での出迎え、決して悪い気には。

 信号に近づいた時、車道の真上、横にある電信柱から伸びた棒があるのに気がつきました。よく見ると、棒の先小さな三角形の物が、下を向いているでは。あれは、おそらくカメラ。交通状況などを確認するために、設置したものなのでしょう。緊急時、生の情報はとても大切なので。

 さて、やけに冷え込みを感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、勘に頼ってばかりだと、その時々の気分などで違ってくることがあるもの、情報は数値で把握それを分析して次へ活かすようにする、勘違いなどによる失敗を避けるためそんな取り組みをしていたか、考えるのも。。。




No.1,546「黒ずんだ柿の実と駐車場に積まれた雪と温泉と」    2019(平成31)年1月11日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約 5センチです。
 出勤途中、道路すぐ横にある空き地の木に、黒ずんだ実が何個もついているのに気がつきました。色はくすみ、形が小さくなってるけど、あれは紛れもなく柿。よくぞ、これまで落ちずに堪え忍んだもの。鳥の被害からも免れ、しっかり年を越せたということは、相当強い運を持ってる柿たちだ。

 公民館の前にある駐車場、雪が山のようになっているのが目に入りました。あれは、道路などに積もった雪を、ブルドーザーで運んで、積み上げたものです。除雪した雪の捨て場は、どうあっても必要だから。記憶をたどると、確かあの場所には、毎年春先まで雪がたくさん残ってたよなと。

 さて、太陽が少し顔を見せたこんな日は、あったかい温泉に入り、やったらやりっぱなし、出したら出しっぱなし、早く片づけんと、と言われたのは随分昔のこと、だけど身の回りを見るとギョッとするほど進歩なし、誰かに言われずとも目の前にある物をきれいに片づけることから、考えるのも。。。




No.1,545「車道の軽四とシャッターの灰色シートと温泉と」    2019(平成31)年1月10日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、雪の積もった軽四自動車が、歩道に止められているのに気がつきました。ワイパーが上げられており、どうやら昨夜からではなさそう。でも、あそこだと、雪が降ったとき邪魔になり、除雪車が通れず困るのぐらいは分かるはず。公共のことより、自分のことだけを優先したか。

 坂道の先、道路に面している駐車場のシャッターに、灰色のシートが下げられているのが目に入りました。シャッターの高さの、ちょうど真ん中あたりで、あれは、吹雪などのとき、雪が駐車場の中へ入り込むのを防ぐための対策です。頭を使えば、いろんなアイデアが出てくるもので。

 さて、道路の温度計が-3度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、やろうともせず、これは出来ません、あれも出来ませんと、出来ない理屈を並べ立て自己保身だけの責任逃れ、いけません、まずやって、それで駄目なら次の手を、それでも駄目ならもう一手と、考えるのも。。。




No.1,544「紫色のカッパと道路の除雪と温泉と」    2019(平成31)年1月9日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、緩いカーブの先、紫色の上下カッパを着た高齢者が、歩道の雪かきをしていました。手にしていたのは、プラスチック製で柄を持って押しながら除雪する、先が黄色の除雪具です。あれは、雪を手早く片づけられるから、よく見かけるもの。残りは、あと半分ほどあったか。

 職場へ近づいたとき、道路が除雪してあるのに気がつきました。道幅いっぱい、まるでほうきで履いたかのようにきれいにです。人々が寝静まっている暗くて早い時間帯から、ライトを点けた除雪車がフルに動いていたのでしょう。そのお陰で、出勤時間には、余裕しゃくしゃくで到着だ。

 さて、前から来た車の屋根に雪がたくさん積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、普通に生活できることが当然だと思っているけど、その裏には多くの人たちの努力が隠されているもの、日常生活が支障なく過ごせるそんな人々への感謝の念を忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,543「通路用の雪よけと大きなゴミ袋と温泉と」    2019(平成31)年1月8日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路から奥に見える寺院の御堂前、通路用として三角形の雪よけが設置されているのに気がつきました。高さは、プレハブの屋根ほど。その左右側には、屋根から落ちた雪が随分積もっており、落雪で怪我などする前きちんと手を打つことは、やはり必要なのだなと。

 学校に近づいた頃、大きなゴミ袋を手にした高齢の女性が、こちらの方へ向かって歩いて来ました。薄いピンクと白色の格子柄割烹着に、紺色の長靴姿です。ゴミ袋は、大きくぱんぱんに膨れており、あれを見ただけで正月の賑やかだった飲み食いなど、その片鱗が窺えるよう。

 さて、ほとんど冷え込みを感じないこんな日は、あったかい温泉に入り、お腹いっぱい食べられるなんて幸せなこと、などと口にすると、だから昔の人はと憎まれ口を聞くことがあるけれど、どんな豊かな時でも、貧しかった時代のことを忘れないようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,542「庭先の柚子と駐車場の車と温泉と」    2019(平成31)年1月7日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、公民館の手前、道路に面している家の庭、おおぶりの柚子の上に白い雪が積もっているのに気がつきました。あの柚子たち、冬至の日に、お風呂への入浴は免れ年を越すことができたようです。庭先であのまま朽ちるか、それとも、これから食卓できれいな色を添えるのか。

 職場へ近づいたとき、道路沿いにある事務所の駐車場にある車の上、雪が積もったままになっているのが目に入りました。あれは社有車で、他に車は1台もなく、どうやら今日は仕事が休みのよう。建物がなんだかひんやり見えたのも、あながち、気のせいだけではなかったようで。

 さて、小さな雪がゆっくりと舞い降りているこんな日は、あったかい温泉に入り、ふとした胸騒ぎ、それがなんだか気になり、あとでやっぱり、なんて経験をした覚えがあったのに、目に見えず何も聞こえて来ないからとそれらを全て否定するようなことはなかったか、考えるのも。。。




No.1,541「小型犬のウンチとしばった笹の葉と温泉と」    2019(平成31)年1月5日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、公園の手前、茶色い小型犬を連れた女性が、雪の上のウンチを取っていました。おしゃれな赤いベスト着た犬は、その間動かずにじっとして。ところが、飼い主プラの袋へ入れ終わった途端、ピョンピョン元気に飛び跳ね始めたでは。犬も動いていいかどうかが、分かるようで。

 緩い坂道の途中、道路横にある家の玄関先、しばった笹の葉があるのに気がつきました。赤や橙などの色はなく、緑色の葉だけです。あれは門松の類で、きっと代々家に伝わって来たやり方を踏襲しているのでしょう。先人がしっかり守り続けて来たことは、いつまでも大切にしなければ。

 さて、猿が道路を渡っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、こんなこと今の時代に合わないし、面倒だからと止めてしまうのは簡単、だけど一度途切れると復活させるのは至難の業、口から口へと伝わってきたことはきちんと次代へ継承するようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,540「きれいな除雪と雪のない屋根と温泉と」    2019(平成31)年1月4日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は約10センチ。
 出勤途中、緩い曲がり角の手前、道路沿いにある家の前が、きれいに除雪されているのに気がつきました。車道を含め、雪はほとん残っていません。相当朝早い時間帯から、雪かきをしたのでしょう。あれだけきれいな仕事を見ると、なんだか心まですがすがしくなってくるよう。

 職場へ近づいた頃、道路横にある事務所の屋根に、雪がほとんど残ってないのが目に入りました。ほかのところは、しっかり積もっているのにです。あれは、おそらく屋根の傾斜角度や日当たりなどの関係。積もらなければ、雪下ろしの心配はしなくていいし、いいことばかりかも。

 さて、太陽が山から顔を出したこんな日は、あったかい温泉に入り、みんな喜ぶ人ばかりならいいけれど、場合によっては逆に泣く人だっているもの、だから喜怒哀楽はあまり表へ出さずにおくべきか、そんな人の心の奥まで思いやれる優しい心を持っていたか、考えるのも。。。





本波 隆(ほんなみ たかし)

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