ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,497「染めた髪とクレーン車の排気ガスと温泉と」    2018(平成30)年10月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している屋根つきの駐車場に、私服の若い男性がいました。その髪の毛が、薄い茶色と黒っぽい色の2色です。髪を、複数の色に染めるのが、今のファッションなのかも知れません。とすると、理容室ではなく、美容院へ行ったのか。それも、時代の流れで。

 前をゆっくり走っていたのが、黄色い大型クレーン車。速度計を見ていると、制限速度をしっかり守っています。緩い坂道になると、それ以下に。時々、後ろからボワッと出てきたのが、黒い排気ガス。そう言えば、乗用車などでは、すっかり見かけなくなった黒い煙だよなと。

 さて、橋の欄干に真っ赤な顔をした猿が3匹いたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも目にしていたはずなのに、いつの間にか無くなり、それがあったことさえ記憶から消えてしまうことが、でも、大事なあの人の優しい笑顔と声を忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,496「白いつっかい棒と販売機の前の高齢男性と温泉と」    2018(平成30)年10月29日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、山の方の畑に置かれている、大人の胸の高さほどある物置小屋に、白いつっかい棒がしてあるのに気がつきました。それほど太くない棒で、側面から斜めにです。強い風などで倒れそうになった時、あれだと、支えきれないとは思うけれども、やらないよりは、まだましか。

 緩い坂道の先、自動販売機の前で立っている、高齢の男性がいました。すぐ横に、青色のトラックが止まっており、荷台には大きなU字型のコンクリートが並んで積まれています。現場へ向かう途中、温かい飲み物で喉を潤そうと選んでいたのかも。ボトル一本で、元気が出るのなら。

 さて、この時間になっても薄暗く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、それほど大げさでなくても、ほんの些細なことで気分は変わるもの、問題先送りだけの現実逃避は勧められないが、何かで行き詰まったときなど、いい意味でちょっと気分転換をしていたか、考えるのも。。。




No.1,495「五色の旗とビニールの風呂敷と温泉と」    2018(平成30)年10月26日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、神社前に五色の旗が立てらており、関係者らしき男性2人が、提灯の下で何やら作業中。秋祭り準備のため、飾り付けをしていたようです。ほとんどの田んぼでは稲刈りが終わり、今年は収穫も多かったとか。無事に収穫を迎えられた喜びは、地域をあげてやらねば。

 道路近くにある家の2階窓に、青色と薄いピンク色したビニールの風呂敷が干してあるのが目に入りました。あれは、おそらく弁当やオードブルなどが包んであったもの。捨てるにはもったいないと、乾かしているのでしょう。再利用って、地球環境のためにも積極的にやるべきで。

 さて、干し柿があちこちの家に下げられていたこんな日は、あったかい温泉に入り、年寄りたち、まだ使えるからもったいないと、頂き物の菓子箱や包装紙、紙紐などを大事にとっていたのはいつ頃迄だったか、今、物があり過ぎるからと簡単にポイ捨てしてなかったか、考えるのも。。。




No.1,494「軍手の男性と鎌を持った女性と温泉と」    2018(平成30)年10月25日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横を、白い野球帽をかぶり、黒っぽいウィンドブレーカーを着た高齢の男性が歩いていました。両手には、真新しい軍手をしてです。あれは、作業などのための軍手ではなく、おそらく防寒のため。まだ冷え込んではいないけど、いよいよ暖かいのが欲しくなる時期に。

 緩い坂道の先、塀の前で、草取りをしている高齢の女性がいました。右手に持っていたのが、稲刈り鎌。膝を伸ばし、腰を折り曲げながら、先でつっつくようにしての草取り。左手に持っていたのが杖かと思ったら、短いほうき。道具を両手で持ち、それを同時に使うとは、なかなか。

 さて、遠くに能登半島がうっすらと見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、やりもしない前から、出来ない理由を並び立てるなんて愚の骨頂、実際やってみて具合が悪ければそこを修正すればいいだけのこと、頭と手は有効かつ前向きに使うようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,493「前照灯を点けた大型トラックと大きな切り株と温泉と」    2018(平成30)年10月24日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、前からやって来たのが、前照灯を点けた大型トラック。雨のため薄暗くなっており、安全のためなのでしょう。ライトの色、正面真ん中が青色で、その外側が橙色です。そして、後部には真っ赤なランプが。暗がりでもすぐに目立つよう、いろんな色を有効に活用して。

 坂道の途中、立ち入り禁止柵奥の斜面に、切ったばかりの木の株があるのに気がつきました。大きな杉の木で、それが3株もです。切り口が白く、切ってまだ間もないもの。手前側に地面を掘り返した跡があり、邪魔になって伐採したよう。あの杉の木たち、育つ場所を間違えたか。

 さて、遠くから公園の明かりが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、途中ある程度までならなんとか修正できるけど、それがあまりにも進んだ後だと、もう手の打ちようがなかったりして、やり始めたことは途中何度も見直しながら行うようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,492「椿科の白い花と紅白のポールと温泉と」    2018(平成30)年10月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公共施設の道路側にある生け垣に、椿科の白い花が咲いているに気がつきました。濃い緑色の葉が太陽の光に反射してキラキラする中、白い花なので目立ちません。通り過ぎてバックミラーを見ると、そんな花が何輪も咲いているでは。もう、椿の時期に入ったか。

 交差点を過ぎて間もなく、道路沿いに紅白のポールが立てられているのが目に入りました。あれは、雪が積もったときなどに、車の運転の注意を促すためのもの。雪がなくなると片づけられ、冬が近づくとまた設置されます。どこかの誰かが忘れず、きちんと守ってあのポールを。

 さて、畔の草が乾いて黄色くなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつものことでも、それを守り続けるのは大変、でも、一端途絶えるともう二度と復活しないことだって、止めるのは簡単だけど敢えて続けることの大変さを選ぶようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,491「スマホを持った女性と鍬を振り上げた男性と温泉と」    2018(平成30)年10月22日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館前を、こちら側へ向かって歩いてきたのが、白いコートを着た若い女性。手にしたスマホを見ながら、笑みを浮かべてです。SNSサイトなどで、知人・友人の写真やメッセージを見て、思わず嬉しくなるようなことがあったか。朝から、笑顔があるのはいいことで。

 職場へ近づいた頃、道路横にある田んぼの中、高齢の男性が鍬を振り上げていました。コンバインの跡に水がたまり、デコボコ状態。そこを、平らにしていたところのようです。稲刈りの時期は雨が続き、土が軟らかくなってあんなはめに。最後の仕上げは、やはり人の手で。

 さて、澄んだ青空が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、得意な分野なら任せておけと胸をたたけるけど、苦手な分野だと尻込みしてばかり、苦手なことでも克服し、あの人でなければと、あちこちから声がかかるよう少しずつでも努力を重ねていたか、考えるのも。。。




No.1,490「白っぽい干し柿とジャンプしている男性と温泉と」    2018(平成30)年10月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の2階に、干し柿が吊してあるのに気がつきました。皮を剥いたばかりとおぼしき白っぽい柿の隣には、ちょっと黒ずんだ柿も。あれだと、皮を剥いた日が、少し異なるのでしょう。白っぽい柿も、お日様にあたりさえすれば、きっとすぐいい色具合に。

 橋に近づいた時、堤防の上で両手を大きく広げ、ジャンプしている男性の姿が目に入りました。散歩へ出かけたついでに、場所を見つけ軽い運動をしていたのか。いつも体を動かしてればいいけれど、それがなかなかできなくて。部屋にこもっているより、たまには外へ出ていい汗を。

 さて、なんだか肌寒く感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、忙しいことを理由にして嫌なことは後回し、結果、問題が生じてから、頭を抱えることに、そんな経験なら山ほどやってきたのに、いつも同じことを繰り返してばかり、意を決して今度こそはと、考えるのも。。。




No.1,489「残った稲と止まった大型バスと温泉と」    2018(平成30)年10月19日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路から下の方に見える田んぼに、刈り取られていない稲があるのに気がつきました。色は、まさに黄金色。それが、隅の方に、一部だけまとまって残されているのです。稲刈りの時、色がまだ青すぎて、そのままにしたのでしょう。でも、今なら、いつ刈り取っても。

 坂道の途中、大型バスが、非常ランプを点滅させながら止まっていました。バスを降りて道路を横断、ちょうど向かい側にある家の玄関を開けようとしている高齢の男性が。車で迎えに来たのに、待っている姿が見えなかったため、声をかけたところだったか。早くしないと、時間が。

 さて、高い空が秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、予定時間の5分前には集合と、よく言われたもの、ところが、分かっていてもそれがなかなか守れないことも、ゆっくりし過ぎて誰かに迷惑をかけるような自分勝手な時間で動いてなかったか、考えるのも。。。




No.1,488「並んだ簡易トイレと川下を向いた鳥と温泉と」    2018(平成30)年10月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公園の先にある空き地、プレハブ小屋のすぐ横に灰色の簡易トイレが設置されているのに気がつきました。あそこは、建設工事関係者が使っており、そのための簡易トイレが並んで2台です。1台だけだと誰かが使っていると困るし、男女別にした方がいいに決まって。

 橋の上から下を覗いたとき、川下を向いて立っている鳥が2羽いるのが目に入りました。1羽はコンクリートの角、もう1羽は大きな石の上です。どうやら、餌にするための魚などを探している様子。自然界で生きるための厳しさが、緊張気味に見えるその背中から伝わるようで。

 さて、草や木などを燃やす煙が山の麓に広がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、時間になると食事が目の前へ出てくるのが当たり前だと勘違いしているけれど、影で苦労しながら一生懸命汗を流している人などへ、両手を合わせ心から感謝していたか、考えるのも。。。




No.1,487「カゴの中のゴミ袋と放射状の白いテープと温泉と」    2018(平成30)年10月17日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、自転車に乗って、赤い線の入った白いヘルメットをかぶり、紺色上下の雨具を着た男子中学生が、こちらの方へ向かってきました。前のカゴの中には、指定の大きな白いゴミ袋。あの袋、濡れないようにと親に言われ、嫌々ながらバッグ等を入れてきたような気はするが。

 離れた山側にある家の窓に、白いテープが放射線状に貼られているのに気がつきました。太い幅のテープで、それが、隅から広がるような形でです。おそらく、窓ガラスにヒビが入ったための応急措置だと思うのですが、あれだけきちんと貼ってあると、あのままでもいいかななどと。

 さて、道路の温度計が13度を示していたこんな日は、あったかい温泉に入り、きちんとするにはこしたことがないけど、あまりにも四角四面で完璧を求めると行き詰まることだって、手抜きはせずに少し肩の力を抜きながら、合格点の上をめざすようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,486「葉の落ちた桜とクレーン車と温泉と」    2018(平成30)年10月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横、公園に植えてある大きな桜の木の葉が、半分ほど落ちているのに気がつきました。木の下にある歩道は、すっかり枯れた葉で覆われています。残った葉は、多くが黄色くなっており、あとどれだけ頑張られるか。春の葉桜、あんなにきれいだったのに、その面影は。

 職場へ近づいた頃、道路の向こう側に見える駐車場で、クレーン車が大きな鉄製らしき板を動かしているのが目に入りました。その板を、横に止めてある大型トラックの荷台へ、きれいに積み重ねて。もし、あれだけの大きで重い物を、人の手で運ぶとなると大変です。機械、様々だ。

 さて、山が木が少し黄色く見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、その時は感謝してたのに、時間が経ったら、そんなことあったのかというような態度、お世辞笑いなんていらないから、困った時に助けてもらったことを、頭の中から忘れてなどいなかったか、考えるのも。。。




No.1,485「柿の実と真っ赤な街路樹と温泉と」    2018(平成30)年10月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いの石垣に上って、柿の実をとろうとしている高齢の男性がいました。アルミ製の、長い枝切り鋏を使ってです。大きな石垣でも、そこに立つには少し不安定な感じ。どうやら上の方にある実をねらっていたようですが、背筋がすっと伸びて、あれはいい姿勢だ。

 職場近くにある街路樹の葉が、真っ赤に染まっていました。全部の木ではなく、まだ5本に1本ぐらいの割合で。それが、葉一枚残らず、鮮やかな朱色。あの木を眺めているだけでも、一足早く紅葉を楽しめるはずです。自然の移ろいをこの目や肌で感じられる幸せ、満喫せねば。

 さて、窓からの風が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、四季のあるいい国に生まれたのに、忙しい毎日だからと心の余裕を失って、木の葉の色が変わったことにも気がつかないなんてもったいない、ここは一息ついてゆっくり自然を愛でることを、考えるのも。。。




No.1,484「錆びたガードレールと枯れた大豆と温泉と」    2018(平成30)年10月13日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩いカーブに設置されているガードレールの道路側が、茶色くなっているのに気がつきました。それも、ほとんど全面べったりです。白いペンキが残っているのは、下の部分にほんの少しだけ。あれだけ錆が出ていると、ある意味、すっきりして気持ちいい気分にさえ。

 職場へ近づいた時、道路沿いの田んぼに植えられている大豆の葉が、全部落ちていました。枝や実などが茶色く枯れており、いつ収穫してもいい状態なのに。天気と相談しながら、稲刈りを優先させた結果ああなったのかも。順番が回ってくるのは、いったいいつになることやら。

 さて、秋晴れの空が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、物事には優先順序というものがあるもの、なのに、途中で横やりなどが入ると、予定が大幅に狂うことだって、少々のことがあっても動ぜず、いつでもすぐにきちんと対応できる態勢でいたか、考えるのも。。。




No.1,483「白っぽい丸太と竹製のハシゴと温泉と」    2018(平成30)年10月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の庭に、白っぽい丸太があるのにのに気がつきました。それが、何本もです。奥の方には、割った薪が整然と積み上げられて。あの丸太、色や長さなどからして、河原から持ってきたもの。先月から続いた雨などのため、上流から恵みが多かったか。

 職場へ近づいたころ、ハシゴを持って車庫へ入ろうとしている男性が2人いました。そのハシゴが、竹製なのです。長さは大人の背丈ぐらいで、片手でつかめないほどもある太さの竹。アルミ製の脚立が全盛の今、あの竹製ハシゴはきっと貴重品のはず。いつまでも、大事に使わねば。

 さて、落ち葉が目立っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、使っている物の形や材質は、長年の経験などから生まれたもの、それが時代と共に、より使い勝手がいい物へと変化して、でも昔の人たちが大事にしてきた物とその心を忘れないようにしていたか、考えるのも。。。。




No.1,482「橙色の農機具と旧型石油ストーブと温泉と」    2018(平成30)年10月11日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横にある空き地の隅に、鮮やかな橙色した農機具が置かれていました。あれは、田んぼを起こすため、トラクターの後部に取り付けて使う、大きな鋤(すき)のようなもの。必要な時に必要な物を交換して使えるなんて、設計者君なかなかのアイデアを出してきたな。

 ゴミ置き場の横に、丸い芯が出てくるタイプの黒い旧型石油ストーブ2台が、向き合うようにして。おそらく、最新の石油ファンヒーターやエアコンなどに押され、お役ご免になったもの。ただ、あのタイプだと停電の時にも使えると再評価されつつあるのに、なんだかもったいない。

 さて、山に霞がかかっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、時代遅れと見向きもされなくなっても、実直に真の通った生き方を貫き通していると、また日のあたることもあるだろうに、優柔不断にならず正しいと信じる道を真っ直ぐ歩むようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,481「荷台の木の枝と起こされた田んぼと温泉と」    2018(平成30)年10月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している駐車場に軽四トラックが止められ、その荷台に葉のついた木の枝が積まれているのが見えました。車のすぐ横に高齢の男性。駐車場の斜面は、木などがきれいに切り取られており、すっきりです。あんな所で大きく育つ前、切っておけば安心だから。

 職場へ近づいたとき、道路横にある田んぼが、起こされているのに気がつきました。溝が縦に何本かつけられており、もう来年の準備です。少なくなったのですが、稲刈りがまだのところもあるのに、早いこと。でも、鬼が笑うことぐらい気にせず、準備は早いにこした方がいいに。

 さて、川の水の量が少なかったこんな日は、あったかい温泉に入り、人の噂なんて気にしていたらきりがないもの、本質を捉えて動いているのなら怖いものなんてないのだから、自信過剰にならず慎重居士でもなく、いったん決めたら一気呵成に前へ向かって、などと考えるのも。。。




No.1,480「小屋のLEDライトとアルミの一輪車と温泉と」    2018(平成30)年10月5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある小屋の上部に設置されている、LEDライトが点いているのに気がつきました。青みがかった白色で、道路の方を向いてです。小屋の持ち主、朝出かける時に点けたのはいいけれど、慌てて消すのを忘れたよう。うっかりは、誰にでもあることだから。

 信号に近づいたとき、空の一輪車を押しながら、道路を横断している高齢の男性がいました。荷台部分が、黒っぽい紺色。手持ち部分等が、重い鉄製ではなく白いアルミです。あれだと、軽いので物を運搬する時には便利なはず。これはいいと判断すれば、変えることだって。

 さて、雨粒がフロントガラスにくっついたこんな日は、あったかい温泉に入り、昔からやってことは大事にすべき、だけど、時代の流れや環境等を総合的に判断し、ときには一部変えていくこともやむなし、などと偏屈でなく柔軟な頭を持つようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,479「黄色い柿の実とつるはしと温泉と」    2018(平成30)年10月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の庭に植えられている柿の実が、どれも黄色くなっているのに気がつきました。まるで、食べごろのみかん色です。中には、まだ、緑がかった色もありましたが、真っ赤になっているものも。天気さえ続けば、秋の味覚が口へ入るのは、あと数日で。

 緩い坂道の先、灰色の作業上下服に、黄色いヘルメットをかぶった男性数人が、道路の真ん中に。こちらの車に気がついた1人が、手で反対側車線へ誘導です。道路を真横に掘り返しており、手にしていたのがつるはし。なるほど、機械でできないところは、やはり人の手でないと。

 さて、窓からの空気が冷たく感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中便利な機器が多く、それを使いこなせれば重宝、だけど機械に頼りっぱなしだと、それがないと何も出来なかったりして、機器に勝る知恵と経験を持つための努力をしていたか、考えるのも。。。




No.1,478「見頃のススキとバイクと温泉と」    2018(平成30)年10月3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横、たくさんのススキがあるのに気がつきました。どれも、白い穂先が広がり、今がちょうど見頃です。月夜に見ればもっときれいなのでしょうが、朝日を浴びたススキもなかなかいいもの。ススキでお腹はいっぱいにならないけれど、その分、心が満たされて。

 赤信号で止まっていた時、交差点を通り過ぎて行ったのがバイクの男性。黒い革ジャンに黒いズボンで、顔全体を覆っているヘルメットは黒と白の2色です。あのスタイルだと、通勤ではなく観光。山の方では紅葉が進んでおり、今の時期、どこかへ遠出するのも悪くないから。

 さて、トンボが乱舞していたこんな日は、あったかい温泉に入り、頑張って働くのも大切なこと、だけどずっと根を詰めて働きっぱなしだと体を壊すことだって、四季の移ろいをこの目に焼き付けるため、たまにはたっぷり時間をとってちょっと遠出することなど、考えるのも。。。




No.1,477「白い角材と取り外された窓と温泉と」    2018(平成30)年10月2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にあるゴミステーション前に、軽四トラックが3台止まっていました。見ると、奥の方に作業服姿の高齢男性が数人、積んである白い角材の側で仕事中。あそこで同じ長さの角材だと、どうやら掲示板がらみのはず。また、しばらくの間、賑やかになるのか。

 道路から下の方に見える家の窓が、全部取り外されているのに気がつきました。屋根瓦もなくなっており、どうやら家を取り壊すよう。空っぽになった家の中が丸見えで、あるのは古畳だけ。いつもあんなにすっきりしてればいいけれど、生活している時、まずそんなきれいには。

 さて、街路樹の紅葉がすすんでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、物でやたら飾り立てるのもいいけれど、整理してないと、ただごちゃごちゃしてるだけ、すっきりしていいなと感じるのはまっさらな状態なのに、なんだそれは人と一緒だったかなどと、考えるのも。。。




No.1,476「満タンの水たまりとねじ曲がったよしずと温泉と」    2018(平成30)年10月1日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横にある稲刈りの終わった田んぼ、コンバインの踏み跡の中に水がたまっているのに気がつきました。台風の影響で、昨夜から今朝方にかけて降った雨のため、どこも満タンに。稲刈りの済んでない田んぼがまだあちこちに残っており、そろそろ晴れてくれないと。

 少し高い場所にある家の窓、日よけのために下げられているよしずが、ねじ曲がっていました。ちょうど真ん中あたりで、強い風のため、ねじれてしまったのでしょう。西日を避けるため夏場は必要だったけど、そろそろ片づけねば。もしかすると、そう思っていた、矢先にだったか。

 さて、薄茶色の川水がゴウゴウと流れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、頭の中でやらねばならぬことは分かっていたつもりなのに、まだまだいいだろうとつい先延ばし、それで失敗した経験があるくせに性懲りもなくまた、などとならぬようにしていたか、考えるのも。。。





本波 隆(ほんなみ たかし)

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