ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,475「紺色のジャージとトラック荷台の玄米と温泉と」    2018(平成30)年9月28日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の横を歩いていたのが、紺色上下の長袖ジャージに、灰色の野球帽をかぶった女性です。肩からさげていたのが、大きなスポーツバッグ。あの服装なので、スポーツ大会等へ出かけるところだったのでしょう。秋晴のもと、走って動いて汗を流すのは最高だから。

 すぐ目の前の道路を横切っていったのが、大型トラックです。荷台には、30キロ入りの玄米の袋が、整然と積み上げられていました。脱穀して乾燥が終わり、いよいよ出荷。おいしいコシヒカリが、家へ届けられるのももうすぐ。農家の人たち、八十八回手をかけた成果がようやく。

 さて、爽やかな青空が気持ちのいいこんな日は、あったかい温泉に入り、短絡的に結果だけを求めず、小さなことでも重ねていけば、やがてそれが大きな成果として表れてくるもの、安易な手抜きなどせず地道にこつこつ汗を流す努力を忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,474「青いネットと白ヘルメットと温泉と」    2018(平成30)年9月27日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路下で建設中の建物が、青いネットで覆われていました。それが、周囲全体で高さは2階の屋根ぐらいまで。だとすると、建物の高さも、あのあたりまでになるか。ネットは風よけなどのためでしょうが、きっと他にも用途が。家の姿を見られるのは、いつ頃になるかな。

 信号で止まっていたとき、信号機前に立っていたのが白いヘルメットに、白い上下の雨合羽を着た男性。右腕には、緑と白の横線の腕章。左手には、赤い指示棒を持ってです。あの人は、交通安全運動期間中のため、ボランティアでの立ち番。帰り支度をしていたけど、お疲れ様で。

 さて、稲刈りがまだの田んぼが目立つようになってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、ひけらかしたり自慢せず、謙虚にこつこつと務めを果たせばならないのに、あれをやったのは自分、これをしたのも自分などと、聞くのも嫌な自慢話ばかりしてなかったか、考えるのも。。。




No.1,473「はみ出た黒い車と石油タンクと温泉と」    2018(平成30)年9月25日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路をこちらの方へ向かってきたのが、大きな黒い車。道路の中央には、追い越し禁止の黄色い線が引いてあります。そこを、ずっと反対側車線へ大きくはみ出て走行。ここに車がいても遠慮の二文字なんて知らないぜ、との勢い。あんな運転だと、立派な車が泣くのに。

 道路に面している駐車場に、家庭用の石油タンクが置かれていました。あれは、お風呂などを沸かすための燃料用として、使っているものです。タンクの下には、長い脚が4本。見た目では、それほど古くないけど、どうして駐車場なんかへ出したのでしょう。見えない所に、問題がか。

 さて、しとしと降る雨が秋の冷たさを感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、外からはいくらしっかりしていてるように見えても、中のことは誰にも分からないもの、ほんのちょっとしたほころびから、大事にならないよう、常に目配り気配りに心がけていたか、考えるのも。。。




No.1,472「短パンと腰のタオルと温泉と」    2018(平成30)年9月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路の横を、野球帽をかぶって、黒い長袖シャツの上に白い半袖シャツを着た若い男性が、走っていました。下は、短パンです。平日は、やるのがちょっと難しいマラソン。連休の最終日、朝早く起きて汗を流していたのでしょう。なまった体、少しぐらいは鍛えねば。

 道路に面している小屋のシャッターを、ちょうど上げていたのが、白い長袖シャツに黒い腕抜きをした高齢の男性。そして、腰の後ろベルトにはさんで垂らしていたのは、白いタオルです。あれは、汗をふきとるためのもの。あのスタイル、昔よく見かけたけれども、今はすっかり。

 さて、転作で植えられている大豆の葉が随分黄色くなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、流行はその時々で変わるもの、去年買ったのが今年はもう時代遅れに、そんな世間の流れに右往左往などせずしっかり自分のスタイルを貫くようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,471「やぶれ障子と黄緑色の新芽と温泉と」    2018(平成30)年9月21日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くの家の2階の窓、ところどころ障子紙がめくれ上がっているのに気がつきました。あの家は、確か、年を召した女性の一人暮らし。足が悪いようなので、2階へ上がれなくなっているのかも知れません。近くで、ほんの少しでも手助けできる人、誰かいないかな。

 道路沿いにある刈り取りの終わった田んぼに、黄緑色の芽が10センチほど伸びているが目に入りました。あそこは、早稲で、8月に刈り取りが済んだところです。その切り株から伸びている新しい芽が、田んぼいっぱい広がって。全て刈り取られたのに、生命力のなんと強いこと。

 さて、山の木々の間に真っ白い雲が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、道が閉ざされ、もうだめだろうとあきらめかけたけど、実はそれから新しい道が開けることだって、やってる途中簡単に弱音など吐かず、持てる力を限界まで使うようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,470「白い角材と手にしたキンモクセイと温泉と」    2018(平成30)年9月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横、コンクリート基礎の上に、白い角材を置いて作業をしている大工さんが2人。黒い半袖Tシャツなので、動きやすい服装です。角材には、他の木と組み合わせられるよう何カ所かの切り込みが入っており、細かな下準備が済んで、いよいよ建物がその姿を。

 安全パトロールの黄色いベストを着た人が、左手に黄色い旗を持って、歩いていました。右手を見ると、葉っぱがたくさんついた木の枝を持って。葉の間から、橙色した小さな花が見えましたから、あれはキンモクセイ。ボランティアの途中、香りに引きつけられて1枝頂戴したか。

 さて、稲刈りの終わった田が増えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、了解を得てやったのなら問題ないけど黙ってとなると、それはいささか問題、ほんの出来心でも、なかにはそれを許せない人だって、誰かに疑われるようなことはやっていなかったか、考えるのも。。。




No.1,469「黒い絽の着物と灰色のスポーツカーと温泉と」    2018(平成30)年9月19日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路横をゆっくり歩いていたのが、涼しげな黒い絽の着物姿のお坊さんです。足元の真っ白い足袋が、ぴかっと輝いて。左手に茶色い数珠を持ち、月命日等のお務めに行くところだったのかも。仏壇の前で家族揃ってのお務め、いつまでも続けることができますように。

 前からやって来たのが、車幅が広くて、車体がやけに低い灰色のスポーツカー。すれ違ったとき、ブルブルッと腹の底へ響くようなエンジン音です。あれだと、よほどパワーのあるエンジンなのでしょう。運転手の顔は見えなかったけど、あんな高級車に乗る人だから、きっと。

 さて、車の前を赤トンボが横切っていったこんな日は、あったかい温泉に入り、その人らしい持ち物ってあるもの、いくら背伸びして持ってても似合わなければなんとかの持ちぐされ、立派な物は持てないけど己の品性品格をしっかり磨くことを忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,468「犬のチェック柄の服と小さなヒマワリと温泉と」    2018(平成30)年9月18日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、歩道を、白い小型犬を連れ、右手に移植ごてを持ちながら散歩している、高齢の男性がいました。その犬が着ていたのが、小さなチェック柄の服です。朝方冷え込むようになって来たので、犬にも上着をと思ったのでしょう。持ち主だって、もう長袖を着ているのだから。

 坂道の途中、ヒマワリが5輪、道路すぐ横に咲いているのが目に入りました。小さなヒマワリで、どれも少しうつむき加減にです。夏の盛りならいざ知らず、この時期になると元気がなくなるのは当たり前のこと。それにしても、日のあまり当たらない場所で、よくこれまで頑張って。

 さて、木々の間から湯気が立ち上っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰だって日の当たる場所に居続けたいもの、だけど時には日影暮らしが長くなる場合だって、そんな時でもめげずくじけず精一杯自分に課せられた務めを果たすことを忘れてなかったか、考えるのも。。。




No.1,467「黄緑色の芽と円陣の人々と温泉と」    2018(平成30)年9月17日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路横にある小さな畑のうねに、白っぽいもみがらが、きれいにまかれているのが目に入りました。黄緑色したかわいい芽が、もみがらの間から、ちょこっと顔を。秋物野菜を植えた後、雨のおかげで順調に育ち始めてるようです。あのもみがら、多分、今年収穫したもの。

 地区交流センターの駐車場に、30人ほどの男女が円陣を組むようにして立っていました。人々の周りには、軽四トラックなどが何台も停車。長袖シャツに黒い腕抜きをした人や、頭に手ぬぐいの人など、見るからに外仕事の服装です。山での枝打ちや、下刈り作業などがあり総動員か。

 さて、風がひんやりと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、たくさんの仕事でも、大勢でやればあっという間に終わるのに、一人だけだと大変、休む時間もなく必死に働いている人を横目に、暇人同士お茶などゆっくり飲みながら見て見ぬ振りをしてなかったか、考えるのも。。。




No.1,466「枯れ始めたアサガオと黄色いモミジと温泉と」    2018(平成30)年9月15日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路に面している家の軒先、1階の屋根まで伸びていたアサガオが、枯れ始めているのに気がつきました。屋根の近くだと、まだ葉は黄緑色なのですが、根本へかけて徐々に薄茶色へと変わっています。あれだけ目を楽しませてくれた花も、すっかり元気がなくなって。

 坂道を上って間もなく、道路沿いの庭に植えてある太いモミジの葉が、黄色くなっていました。木の上の部分は切ったようで、枝は少しだけ。そこに、小さな子供の手のようなモミジが見えます。これから日を追うごとに染まっていくはず。鮮やかな紅い色を見られるのが、楽しみで。

 さて、川の水が透き通っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、物事一朝一夕に出来あがっている訳ではないのに、結果だけを見て、枝振りがどうとか色が今一つだとかの評価をすることも、その裏に日頃の手入れがあるからこそ楽しめることを忘れてなかったか、考えるのも。。。




No.1,465「灰色ベストの男性とL字型の鉄棒と温泉と」    2018(平成30)年9月14日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前で、伸びた草をとっていたのが、灰色ベストを着た高齢の男性。白い長袖下着の上にベストなので、ファッション的にはもう一つ。ただ、朝方は冷え込んでるので、暖かさの面からすると立派な優等生です。見た目なんかより、実の方が大事だから。

 公民館を過ぎてすぐ、プレハブ小屋のある敷地で、L字型の鉄の棒を縛っている男性がいました。何本かずつまとめ、束にしてです。横に、数え終わったらしい棒が並べられており、これから縛っていくよう。近くにトラックも止めてあり、準備が終わったらどこかの現場へ向かうはず。

 さて、雨で倒れかかっている稲があったこんな日は、あったかい温泉に入り、段取りがきちんとしてあれば、その仕事はうまく行くもの、ところがそれって他から見えにくくとても地道な作業、そんな苦労から逃げて楽をしながら目立つことだけやろうとしてなかったか、考えるのも。。。




No.1,464「もみすり機の筒と鉄パイプと温泉と」    2018(平成30)年9月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くにある納屋の窓から、丸い筒が側溝の中へ出ているのに気がつきました。色は白っぽく、とても太い筒です。年月が経っているようで、少し汚れも。あれは、もみ殻を排出するための筒です。稲刈りが順調に進み、脱穀、もみすりの後、残すは精米だけに。

 地区の交流センターを過ぎたころ、道路に面している家の前面が、鉄パイプで囲われていました。家の改築や修繕などのため、足場を組み始めたもの。足場用の長い鉄板を置けば、工事はいつでも開始できるはず。雪が降り始める前には、どうしても終わらねばならないから。

 さて、職場近くの田んぼの稲刈りが終わっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつでもいいよと言われたけど、実は、どうしても終わらせなければならない期日があるもの、誰かからの言葉をそのまま鵜呑みにし、ずっと先送りになどしてなかったか、考えるのも。。。




No.1,463「ブリキのバケツと街路樹の赤い実と温泉と」    2018(平成30)年9月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している生け垣の前に、小さなブリキのバケツを持っている高齢の男性がいました。かがみながら、落ちた葉っぱ拾っていたよう。だから、歩道には1枚の落ち葉も見あたらず、すごくきれいになっています。ゴミを手でコツコツ拾うその積み重ねが、あの結果に。

 職場へ近づいた時、街路樹に赤い実がたくさんなっているのに気がつきました。小さな実なのですが、その赤色がとても鮮やかで目へ飛び込んできます。なかには熟してしまい、太い木の根本付近に落ちている黒っぽい実も。あの色具合からすると、きっと口に入れても大丈夫。

 さて、川の水がきれいな色に戻っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いくらうわべだけを取り繕ろうとしても、人柄は立ち居振る舞いや話し方などでこちらへ伝わってくるもの、誰からも、ほんの少しでも不信感を抱かれることのないような人間だったか、考えるのも。。。

果実



No.1,462「すくっと立ったススキと黒いアゲハチョウと温泉と」    2018(平成30)年9月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある家の生け垣の向こう側、背筋を伸ばしたように、すくっと立っているススキがあるのに気がつきました。色は白っぽく、穂先もまだ天を向いたままです。そうだ、中秋の名月も、近づいて来ているのだったなと。どちらかと言えば、団子の方が魅力だけど。

 職場へ近づいた時、車の前をヒラヒラ舞っていたのが、黒いアゲハチョウ。とてもゆっくりした動きで、なんだか元気がなさそう。この夏アゲハチョウを見たのは、わずか2〜3回だけです。強い暑さが続き、それが影響して少なかったのかも。本格的な寒さを迎える迄、頑張れよ。

 さて、冷たい風が吹き込んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、大変な時期を乗り越え、これで少しは楽が出来るかなと思っても重なるときは重なるもの、そんな時こそ実はいい仕事ができたりして、よもや仕事量の多いことを天を仰いで嘆いてなかったか、考えるのも。。。




No.1,461「残された一輪車と橙色のトラクターと温泉と」    2018(平成30)年9月10日掲載
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 今朝は、強い雨。
 出勤途中、道路から一段高い所にある畑の横に、緑色の一輪車がこちら側を向いて置かれていました。昨日、雨の合間をみながら畑仕事をしている途中雨になり、慌てて一輪車を置いたまま家へ戻ったのでしょう。予報では、明日まで降り続くようで、まだ雨に打たれたままに。

橋を渡って間もなく、道路沿いにある家の前に、橙色のトラクターが止まっていました。前の部分に、黒いビニールシートがかけられており、もう稲刈り後の準備かも。稲刈りは雨で遅れそうですが、それでも晴れれば一気に進むはず。晴れの日もあれば、雨の日だってあるのだから。

 さて、公園の木々の間から黄色い電灯が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、毎日晴れなら言うことはないけど、世の中、そんなに都合良くいかないもの、雨があれば、嵐もあるし、雪の日だって、だから晴れた日のありがたみをしっかり実感できることを、考えるのも。。。




No.1,460「クレーン車と残った甘うりと温泉と」    2018(平成30)年9月7日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路から下の方にある家の庭に、クレー車が止まっていました。それほど大きくはないのですが、運転席には男性が座って。そのすぐ前、コンクリート基礎の隣で、手にした設計図を見ながら話をしている作業服姿の男性が二人。建物の基礎が終わったので、次の段階へか。

道路横にある小さな畑の野菜などが引き抜かれ、すっかりきれいになっていました。残っていたのは、甘うり。それが、十個以上も、無造作に残されたままです。見ると、緑色のやつもあれば、黄色くなり始めているものも。収穫量が多すぎて口に入らず、畑の肥料になる運命だったようで。

 さて、前照灯を点けた車を何台も見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、需要と供給の読みは誤ることってあるもの、誰かに喜んでもらいたい、食べさせてあげたい、例えそんな気持ちが空振りになったとしても、優しさはいつまでも心の中に残すようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,459「開けられた寺院の扉と花壇の花と温泉と」    2018(平成30)年9月6日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある寺院正面の板戸が、何枚も開けられているのに気がつきました。中の様子は、暗くて窺えないのですが、なんだか清々しくて重厚な感じさえ。いつも閉じられている戸なので、敷居が高いような気はしていたけれども、そこが開いてるだけでとても親近感が。

 道路横にある花壇の中、赤や橙、黄色などの花たち、今が盛りと咲いています。よく見ると、花の背丈がそれぞれ異なっているでは。ちょっと背伸びしたのもあれば、地面へくっつくような低い高さの花も。花の色や形にそれぞれ個性があり、その背丈だって、違うのは当たり前のこと。

 さて、開けた窓から冷たい強い風が吹き込んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、全部同じである必要なんてどこにもないはず、だけど、出過ぎたなんとやらにならぬよう、敢えて個性的な色を覆い隠しているけど、いい意味でそろそろから横並びからの脱却を、考えるのも。。。




No.1,458「落ちた柿の実と倒れかかった稲と温泉と」    2018(平成30)年9月5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、空き地にある木の下、青い実がたくさん落ちていました。まだ黄色くなっていない、小さな柿の実です。昨夜の台風で、落ちてしまったのでしょう。あれだけ強い風だったので、頑張りきれなかったのも分かるけど、もう少し経てば、秋の味覚をお腹いっぱい堪能できたのに。

 道路から下に見える田んぼの1枚が、まるで上から手で押さえられたようになっているでは。あれは、台風の影響で倒れかかっているもの。これから晴れの日が続けば、元へ戻るはず。けれども、今週末は雨の予報が連続しているので、もしかすると昨年の二の舞になってバッタリと。

 さて、道路に杉の木の葉と枝がたくさん落ちていたこんな日は、あったかい温泉に入り、もう二度とこんな失敗するものかと思っていても、時間が経つとそんなことはすっかり忘れ、また同じ過ちをしたりして、1度味わった痛みはしっかり脳裏に刻んでいたか、考えるのも。。。




No.1,457「腰の曲がった女性と川の中の丸太と温泉と」    2018(平成30)年9月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ゴミ置き場から家の方へ向かって歩いている、高齢の女性がいました。可愛らしい、ピンク色のエプロンをしてです。後ろ姿なのですが、腰が少し左へ曲がっているでは。農作業などで体を酷使したため、痛めてしまったのかも。あれは、一生懸命頑張って働いた立派な勲章。

 橋の上から下流側を見た時、太い丸太が中央付近に引っかかっているのが目に入りました。先日の豪雨の際、上流から流されてきたのでしょう。その昔、燃料のための流木を拾いに、朝早くから河原へ行ったとか。最初に、その木の上へ石を載せた人の所有物になったと聞いた覚えが。

 さて、小学校安全パトロールの人を久しぶりに見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、ボタンを押せばそれで大丈夫、そんなありがたい世の中なのに、感謝の言葉一つ言う訳でもなく出るのは嫌味と文句ばかり、よもやそんな曲がった口を持っていなかったか、考えるのも。。。




No.1,456「非常灯点滅のワゴン車とチェック柄の長袖シャツと温泉と」    2018(平成30)年9月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、アルミ製の長ハシゴを屋根に積んだ灰色のワゴン車が、非常灯を点滅させながら止まっていました。でも、運転席に人の姿は見えず。大型台風がやって来るとの予報で心配になり、家屋の修理などを頼むため電話をかけて来てもらったか。

 そこから、少し進んだ家の玄関先で、道路の方を見ていたのが高齢の女性。チェック柄の、長袖シャツを着てです。特に出かける用事があるのではなく、外の様子を見ていた感じ。朝方は、涼しくなっているし、それに雨上がり。多分、外へ出て新鮮な空気をお腹いっぱい吸おうと。

 さて、川がきれいな清流に戻っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、時間に追われ根を詰めて仕事に打ち込んでいると、周りのことが見えなくなるもの、いつもやってるとあいつは休んでばかりだと言われるけど、時には深呼吸でもして気分転換を図ることを、考えるのも。。。




No.1,455「大型コンバインと茶色いドラム缶と温泉と」    2018(平成30)年9月1日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路近くにある大きな倉庫の中、黄色い大型コンバイン等の機器が、4台あるのに気がつきました。以前は、1台だけだったのにです。稲の収穫時期が近づいたため、関連する機械を一か所に集約したのでしょう。雨が上がってしばらくすれば、いよいよその出番で。

 緩い坂道を下りてまもなく、側溝の上をふさぐように茶色いドラム缶が横たわっていました。上の部分に白いペンキが塗られた跡がおり、古びた缶です。おそらく用済みになって、あそこへ置いたもの。敷地内だから歩道をふさいでいる訳ではないけれど、見た目決して良いとは。

 さて、ゴウゴウと川幅いっぱいに水が流れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰にも迷惑をかけている訳ではないので、文句を言われる筋合いはない、などと強がっても、そこはみんな社会人、少しは世間に配慮する気持ちを忘れないようにしていたか、考えるのも。。。





本波 隆(ほんなみ たかし)

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