ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,454「満開のアサガオと稲刈りが終わった田んぼと温泉と」    2018(平成30)年8月31日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している小さな畑の中、紺と紫色のアサガオが咲いているのが目に入りました。それが、みごとに満開です。雨のおかげで元気さを取り戻したらしく、どれもみずみずしくて鮮やか。花たちだって、小さくしぼんでいるより、満開で咲き誇っていたいだろうに。

 坂道を登りきって間もなく、左側の田んぼの稲刈りが終わっているのに気がつきました。田んぼ5枚ほどが横に並んでです。コンバインの踏み跡に水がたまっており、昨日雨が降る前、急いで刈り取ったのでしょう。色づいてきたので、稲刈りは近くなったなとは感じていたけど。

 さて、川の水が薄茶色に濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、まだまだ先だと思っていても、日が近づくにつれ時間はすぐに過ぎてしまうもの、早めに準備しておけばいいのにそれがなかなか、普段から計画を立ててそれをきちんと守るようにしていたか、考えるのも。。。。




No.1,453「ピンク色のベストと白い手ぬぐいと温泉と」    2018(平成30)年8月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、歩道を歩いていたのが、薄いピンク色のベストを着た高齢の女性です。白い半袖Tシャツの上に、紫色のエプロン、そしてベスト。朝、随分涼しくなっており、上にちょっと羽織るものが欲しくなったよう。暑い暑いと言ってるけど、それだって、もうすぐ終わりが近づいて。

 小さな空き地に、車が2台止まっていました。すぐ横、折りたたみ椅子に座って煙草を吸っていたのが、白い手ぬぐいを頭にかぶった若い男性。近くにいた他の男性2人も、同じように頭に白いてぬぐいです。外での仕事らしきあの若者たち、手ぬぐいがなんだかとても似合って。

 さて、川の水が茶色く濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、アイロンをかけピシッと折り目のついた制服もいいけれど、所々土や塗料の跡が残っている洗濯したばかりの服の方が本当はもっと素敵かも、外見のきれいさばかりに目がいってなかったか、考えるのも。。。




No.1,452「地面の白い紐と黒いタクシーと温泉と」    2018(平成30)年8月29日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路の少し下にある家の庭に、白い紐のようなものが張られていました。きれいな四角い形になっており、それが複数です。横に小型のパワーシャベルがあり、小屋などでも作るのか。家がすぐ近くにあり、決して広い場所ではないけれど、使いようによっては素晴らしいものが。

 しばらくして、前からやって着たのが、黒い車です。全体が丸みを帯びており、前の部分が大きくて、まるで某外国高級外車のよう。屋根に白い箱状のものがあり気づいたのですが、なんとタクシー。タクシーは箱形ばかりだと思い込んでいたけど、どうやら個性を発揮し始めたようで。

 さて、雨のお陰で気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、みんな同じでなければならない理由はどこにもないはず、でも、出る杭はなんとやらで目立たぬようにとの自主防衛策がついつい優先、いい意味で目立ってやろうぐらいの気概を持つようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,451「ガスボンベと上げられた後部ドアと温泉と」    2018(平成30)年8月28日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、横道から出てきたのが、大きなプロパンガスボンベを10本以上積んだトラックです。運転していたのは、紺と白の横縞ポロシャツを着た若い男性。朝早くから、家々へ交換しに行くところだったのでしょう。炎天下でやるより涼しいうちなら、流す汗も少なくてすむので。

 道路横にある、プレハブ事務所の駐車場に車が2台止められていました。うち1台の後部ドアが上げられており、中で腰かけながら携帯を見ていたのは、若い男性です。上げた後部ドアは、濡れないよう雨よけの傘代わり。携帯は、ちょっとした時間つぶしに、もってこいだから。

 さて、山の杉の木の間に白い雲のようなものが漂っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、忙しい時はこれでもかと思うくらい次々重なるくせに、突然空いた時間はどうしていいかもてあますことも、仕事ってやはり忙しいくらいがちょうどいいかななどと、考えるのも。。。




No.1,450「物置小屋の中と黄緑色の柿の実と温泉と」    2018(平成30)年8月27日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、畑の奥、胸の高さぐらいある小さな物置小屋の前扉が開いていました。普段は、閉じっぱなしになっており、中が全く見えないのに、今日ははっきりと。肥料や防虫剤らしき袋などが、雑然と積み上げられており、満タン状態です。余計なことだけど、少し整理したらいいかも。

 緩い坂道の途中、道路すぐ横にある柿の木に、大きな実がたくさんついていました。そのうちの一部が黄緑色に変わっており、もうしばらくすると橙色になるはずです。梅雨以降、雨が少なく、暑い日が続いたので柿にとってどんな影響が。聞くのは、今年、果物はどれも甘いのだとか。

 さて、山からのひんやりとした風が気持ち良かったこんな日は、あったかい温泉に入り、甘やかされて育つと、ちょっとひ弱になることも、その点、厳しくもまれていると心身ともに磨かれていつか素敵な大人に、めげずくじけず人間としての幅を広げるよう努めていたか、考えるのも。。。




No.1,449「逆さまになった花鉢と閉じたアサガオと温泉と」    2018(平成30)年8月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路のど真ん中に、茶色い物がありました。高さ30センチほどもある、花の鉢が逆さまになってです。強い風で吹き飛ばされてきたのでしょうが、もし瀬戸物だと車の大事故になりかねません。最近見かけることがあるプラスチック製なら、ぶつかっても、さほどの被害は。

 道路の横にある家の軒先、アサガオのツルが1階の屋根まで到達しているのが目に入りました。ただ、葉の大きさはそれほどでもなく、その隙間から家の壁が見えるほど。花は紫色とピンク色で、ほとんど閉じた状態です。アサガオ、あまりの暑さにやられ、成長が途中で止まったか。

 さて、後ろから生ぬるい風が車を押すように吹いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、物ごとを進めるにはある程度の環境が必要、劣悪だと支障が出るし、良すぎると怠け心が生じたりして、極端でなければ不平不満や文句など口にせずコツコツと励んでいたか、考えるのも。。。




No.1,448「赤いリュックと緑色のペットボトルと温泉と」    2018(平成30)年8月23日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、灰色の野球帽に、紫チェック柄の長袖シャツを着た、高齢の女性が歩いていました。背中に赤いリュックを背負い、白いスニーカーを履いてですから、山へでも出かけるところだったのか。天を仰いで、暑い暑いと嘆いてばかりではなく、涼しさを求めて、いい汗流すのも。

 赤信号で停車した時、停車線のすぐ横に、緑色のペットボトルが落ちていました。蓋がなく、中はもちろん空っぽ。こう暑いと、喉が渇くのはわかるけど、ポイ捨てはいけません。もし、誰かが家の玄関先に、空のペットボトルを投げていったらどんな気持ちになるか、分かりそうなもの。

 さて、橋の上風が車の中を吹き抜けたこんな日は、あったかい温泉に入り、知らずにやるならまだしも、分かっていて道にはずれたことをするなんて言語道断、そんな人に限って誰かの小さな過ちに目くじらを立て悪口雑言の数々、待てよ自分はそんなこと、などと考えるのも。。。




No.1,447「プラのリサイクルと用水の中の青ヘルメットと温泉と」    2018(平成30)年8月22日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、自転車に乗り、片手で透明の大きな袋を持って、ゴミ置き場の方へ向かっている女性がいました。袋の中には、白いトレイがたくさんです。今日はプラスチック類のリサイクル日なので、収集車がやって来る前に急いで。慌てなくても、指定の時間はまだ少し先ですよ。

 道路近くの橋の上から、身を乗り出して用水を覗いている人がいました。横目で見ると、用水の中に青いヘルメットの、頭の部分が2つ見えるでは。今の時期、水の量が少ないとは言え、ある程度の流れはあり、その中に人が。緊急で待ったなし、修理せねばならぬ所が生じたか。

 さて、赤トンボがあちこちにいたのが目についたこんな日は、あったかい温泉に入り、普段と変わらぬのなら慌てることもなく、たんたんと進めるだけ、ところが緊急事態が発生すると、そこで人間の本性が明らかに、何があって動じないよう心もしっかりと鍛えていたか、考えるのも。。。




No.1,446「紺色のスニーカーとトラックの枝豆と温泉と」    2018(平成30)年8月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の前に、紺色のスニーカーが干してありました。あれは、高校生や中学生などが履いているもので、夏休み期間中出かける機会が多く、汚れたのでしょう。汚れは、早いうちだと落ちるし。学生諸君、夏休み、心に残るいい思い出、たくさん作れよ。

 前の方に軽四トラックが止められ、横にランニングシャツを着た高齢の男性がいました。相当使い込み、色あせた麦わら帽をかぶってです。荷台には緑色のものが山のように積まれており、葉の形などからしてあれは大豆。塩ゆでにして食べる枝豆、さぞかしおいしいだろうな。

 さて、窓からの風が生ぬるい気がしたこんな日は、あったかい温泉に入り、食卓で口に入れるだけなら簡単至極、なのにやれこれは固いだの味が悪いだのと口から出るのは文句ばかり、口にできる食材を育ててくれた人たちへ感謝の気持ちを忘れてなかったか、考えるのも。。。




No.1,445「黄緑色の丸いものとUターンした軽トラと温泉と」    2018(平成30)年8月20日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、緩い坂道の途中、大きな木の下に黄緑色した、丸いものが落ちていました。子供のこぶしぐらいの大きさで、それが数個です。目を凝らしてよく見ると、どうやら栗のイガ。実る途中で力尽き、枝から落ちてしまったのでしょうが、成熟するまで全うしたかっただろうに。

 前を進んでいた軽四トラックが、ゆっくりUターンして戻っていきました。荷台には、草刈り機が3台並んで積まれており、入る横道を通り過ぎてしまったか、それとも忘れ物でもしたのか。乗っていたのは、運転手一人だけだったので、現地で待っている人が、他に2人はいるはず。

 さて、ブーンという草刈り機の音があちこちから聞こえていたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分一人だけならどうでもいいけれど、誰かを巻き込むとなると話は別、常に準備万端怠らぬよう心がけ、慌てることなくいざその場へ臨むように努めていたか、考えるのも。。。




No.1,444「ポイ捨てとプレハブ小屋への電線と温泉と」    2018(平成30)年8月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の庭先から、黒いTシャツに黒い半ズボン姿の男性が、歩道の方へ向かってくるところ。指先に細くて白いものが、ちらっと見えましたから、あれは煙草。少しかがんで、それを側溝へポイッとです。煙草のポイ捨てなんて、誰からも褒めらてもらえないのに。

 公園の先にある、プレハブの建物に、電線が引かれているのに気がつきました。横に丸い柱が立てられており、それを利用してです。事務所に、電気は必需品。ただ、他ではプレハブ小屋に電線が引かれているのを、見かけたことがありません。それは、単に気がつかなかっただけか。

 さて、畑に白い煙が上がっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分の興味のあることだと、どんな細かなことでもすぐ気がつくのに、毎日目にしていても全く頭に残らないことがあるようで、褒められなくても誰かの心にしっかりと残るような働きをしていたか、考えるのも。。。




No.1,443「ピンク色の屋根と赤トンボと温泉と」    2018(平成30)年8月17日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、建前が終わって間もない家の屋根が、ピンク色になっているのに気がつきました。瓦は、まだ葺かれてれておらず、どうやら防水シートの部類。瓦がなくても昨日の大雨にしっかりと耐えており、防水力はこれで照明されたか。ただ、いつまでも瓦なしという訳には。

 赤信号で停車したとき、フロントガラスの前を、すーっと黒っぽい赤トンボが横切っていきました。そのすぐ後を追いかけるように、大きなトンボもです。山の方からミンミンゼミの鳴き声が聞こえ、田んぼの色も黄色くなり始めており、季節は秋へ向かって足早にその歩みを進めて。

 さて、開けた窓から冷たい風が入ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、汗をかくのは嫌だ、暑いのは嫌だ、嫌だ嫌だと家の中でゴロゴロしてばかり、少し涼しくなってきたので動き始めるかと思いきや、その気配もなし、そろそろそんな怠け心からの脱却を、考えるのも。。。




No.1,442「寺院の提灯と街路樹の紅葉と温泉と」    2018(平成30)年8月11日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している寺院の境内に、赤や白の提灯がたくさん下がっているのに気がつきました。盆が近づいてきたため、盆踊りの準備などをしているのでしょう。その昔、盆踊り会場は、寺院や学校の校庭等と決まっていたもの。あの頃の、ごった返す賑わいが、懐かしくて。

 職場に近づくと、街路樹の葉っぱが、真っ赤に染まっているが目に入りました。まだ、ほんの数枚だけなのですが、それが同じところにまとまっているから、目立ちます。その部分だけを見ると、もう紅葉の最盛期。暑い暑いと言ってても、秋は、少しずつ確実に近づいて来ているようで。

 さて、車の窓から入る風が涼しく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、今が盛りと思っていたけれど、実は、足下から次の動きが始まっているのに気がついていないだけ、今を楽しみ満喫しながらでも、少し先を見越してこれからに備える準備をしていたか、考えるのも。。。




No.1,441「裾にゴムのズボンと空き地の刈り取りと温泉と」    2018(平成30)年8月10日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、手押し車を押しながらゆっくり歩いている、高齢の女性がいました。裾の部分にゴムが入っている、柄のあるズボンを履いてです。あのズボン、まるで昔あったもんぺのような形。あれだと、裾がまとわりつかず動きやすいので、足の不自由な人たちにとっては、いいかも。

 坂道の先、道路沿いにある空き地が、きれいになっているのに気がつきました。一面伸びていた草が刈り取られ、茶色く枯れた草がところどころに落ちてる程度で、まっさらな状態。でも、あれだけの広さなので、刈るのに相当時間がかかったはず。盆前、持ち主腹をくくって頑張ったな。

 さて、久しぶりに傘をさしたこんな日は、あったかい温泉に入り、やらねばならぬと頭で分かっていたのに、まだまだ大丈夫だと先延ばし、いよいよ日が迫ってどうにもならず泣きべそ、どうしたらいいかと、そこで目が覚めたけどまさか正夢になるなんてことはなどと、考えるのも。。。




No.1,440「草刈りと荷台のパワーシャベルと温泉と」    2018(平成30)年8月9日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、細い道路の先に軽四トラックが止められており、その奥の方からブーンという音が聞こえてきました。見ると、顔の前面マスクに長い前掛けなどの完全武装をして、畔の草刈りです。日が照り出す前に、伸びた草を刈りとってしまおうと、朝早くから動きはじめたようで。

 職場へ近づいた時、向こうからやって来たのが大型トラックです。すれ違う際、こちらの車が左側へ寄らねばならないほどの車幅。荷台に、大きなパワーシャベルが積まれており、どこかで工事が始まるのでしょう。トラックが向かっていたのは山の方だったので、川か、それとも谷か。

 さて、稲穂が黄色くなり始めてるのに気がついたこんな日は、あったかい温泉に入り、準備万端満を持していざ出陣、いつもそうならいいけれど、付け焼き刃で見切り発車してばかりこの身、周りの誰かにあれこれ言われる前、先を見越してこちらから動き始めることを、考えるのも。。。




No.1,439「不在の小屋と捨てられたジャーと温泉と」    2018(平成30)年8月8日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にあるプレハブ小屋の前で、毎朝集まっていた人たちの姿が、見えませんでした。いつもは、朝のミーティングなどのため、大勢の人がいたのにです。今日は、車も一台も止まっておらず、人の姿が全く。仕事の一段落がついて、別の新しい現場へ向かったか。

 坂道の途中、ゴミ置き場の上、白地に模様のあるジャーが置かれていました。あれは、電気炊飯器などて炊いたご飯を、冷えないように移し替え電気で温めておくためのもの。昔、どの家庭でも置いてあったのに、今は炊飯器とジャーが一体化しており、すっかり見られなくなって。

 さて、田んぼの方から米の甘い香りがぷーんと漂ってきたこんな日は、あったかい温泉に入り、それ迄とても重宝していたのに、新しい物が出た途端見向きもしなくなることがたびたび、物に限らずよもや恩恵を受けたことを忘れるような冷たい人間でなかったか、考えるのも。。。




No.1,438「ゴロゴロした石と真っ白な柱と温泉と」    2018(平成30)年8月7日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路からすぐ下にある家の庭で、小型のパワーシャベルが動いているのに気がつきました。側に、大きな石がゴロゴロ置かれており、垣として積み上げられていたものを取り崩していたよう。あれだけの石、どこかへ捨てるわけにもいかず、処分は、どうする。

 坂道を上る途中、大きなクレーン車のアームが見えてきました。近づくと、道路すぐ横に置かれたブルーシートの上に、積み重ねられた白い角材がたくさん。その奥の方にあったのが、コンクリート土台の上へ、すくっと立った何本もの真っ白な柱。今日は、めでたい建前か。

 さて、冷たく感じられる風が心地良かったこんな日は、あったかい温泉に入り、形あるものがいつか無くなるのは必定、それは物であったり人であったり、あまたいる人のうち、我はいい意味で誰かの心の中にいつまでもしっかり残るような人間であったか、考えるのも。。。




No.1,437「枝葉の剪定とランドセルに傘と温泉と」    2018(平成30)年8月6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、開けっ放しの車の窓の外から、ザクザクッという、何かを切るような音が聞こえてきました。見ると生け垣前にアルミ製のハシゴが立てられており、繁った枝や葉などを剪定している人が。盆が近づいたため、朝の涼しい時間帯にやろうと、一汗流し始めたところのようで。

 坂道の先、黒いランドセルを背負い、長い傘を右手に持った男子小学生が歩いていました。今日は、夏休み期間中に決められた登校日のよう。でも、他に小学生の姿は一人も見あたらず、時間的にどうみても遅刻の可能性が大。登校日だとすると、長い休みでいささか気が緩んだか。

 さて、遠くで田んぼの見回りをしている人が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、怠惰な生活を続けていると、それに慣れてしまい元の生活へ戻るのが一苦労、休みが続く時など途中で自分の気持ちをリセットし、怠け癖を払拭するようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,436「電工のワゴン車と円陣の人たちと温泉と」    2018(平成30)年8月4日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路にワゴン車が止まっており、その横で、家を見上げながら話をしている人たちがいました。車の側面には、大きく電工の文字。エアコンなどが壊れ、修理のため朝一番に電気店関係者に来てもらっていたのかも。この暑さで冷房が使えないと、もう最悪だから。

 橋を渡って間もなく、工事現場事務所の駐車場で、円陣を組んでいる人たちがいました。黒っぽい服を着た関係者で、頭にはてぬぐいや帽子などです。仕事が始まる前、注意事項などを確認してから、現場へ向かうのでしょう。暑い中、事故も無く、順調に進めばいいけれど。

 さて、車の窓を開けてもムッとした空気しか入ってこなかったこんな日は、あったかい温泉に入り、暑い暑いが口癖のようになり、日に何度も冷蔵庫の中からアイスや飲み物などを取り出しているけれども、きちんと栄養のある物を口にするようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,435「ワイヤーのツルとズボンの下の腰痛ベルトと温泉と」    2018(平成30)年8月3日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂の途中、電信柱を支えている斜めのワイヤー途中まで、ツルが伸びているのに気がつきました。元気なく、葉は暑さでしおれかかっているようですが、それでも上を目指して真ん中あたりまで。電柱本体へたどり着けるのは、順調にいって盆入りの頃になるか。

 橋を渡ってすぐ、小さな畑の中に、青色ポリバケツを持った高齢の男性がいました。黒っぽいズボンの下から、白い腰痛ベルトが半分ほど顔を出しているのが見えたので、どうやら腰痛持ちの人のよう。幅広いあのベルトをしていれば、少々のことでは。でも、油断をしてると。

 さて、ミンミンゼミの鳴き声が聞こえたこんな日は、あったかい温泉に入り、順調にいっていたのに、もう安心と気を抜いた途端やらかして大失敗、問題なくうまく進んでいるように見える時ほど、気を引き締めて慎重にやらねばならぬことを忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,434「枯れた竹の葉と害虫防除の機器と温泉と」    2018(平成30)年8月2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関に、七夕が飾ってありました。竹の葉は枯れてどれも薄い茶色なのですが、色鮮やかで大きな短冊がたくさん。遠目から見ても、どうやらあの短冊はビニール製のようです。紙だと、雨が降ると濡れてすぐ落ちてしまうし、時代の流れがあんな所にも表れて。

 坂道の先、横から出てきた軽四トラックが、そのまま右折。荷台に置かれていたのが、病害虫等を防除ために薬剤を散布する機器です。背負うタイプのもので、つながれた白いホースがダンボール箱の中へぐるぐると。今日、散布が無事に済めば、豊作へまた一歩、確実に近づくようで。

 さて、花壇の花の色がやけにきれいに見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、目的を達成するためには、いくつかの壁を乗り越えねばならないもの、途中であきらめるか、それともめげずに最後までやり遂げるか、誰かに言われなくても選ぶのはこっちの方しか、などと考えるのも。。。




No.1,433「薄紫色の花と止まったミニパトカーと温泉と」    2018(平成30)年8月1日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路沿いにある庭の木に、薄紫色の花が咲いているのに気がつきました。高さが屋根ぐらいある木で、うっそうと繁った濃い緑色の葉の間から、その顔を出しています。暑さ厳しいこの時期、大きな木に咲く花は珍しく、その分余計きれいさが際立つようで。

 横断歩道左側に、麦わら帽で右手にポリタンクを持った高齢の男性がいました。立ち止まっていたため、そのまま進むと、前方から来たのがミニパトカー。バックミラーを見ていたら、ミニパトカーその高齢者のため横断歩道手前で一時停車です。そうか、交通法規では。

 さて、街路樹の葉が一部赤く変わっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、上に立つ人は下の者の手本、もし間違ったことをすると皆が同じことをやりかねません、だから率先して正しい道を示さねば、でもそれは上下に関わらず誰だってなどと、考えるのも。。。





本波 隆(ほんなみ たかし)

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