ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,346「咲いた水仙とトラックの荷台と温泉と」    2018(平成30)年3月30日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路のすぐ横、濃い緑色の葉っぱの上に黄色い花が並んで咲いてました。あれは、水仙です。昨日までは見えなかったのですが、暖かくなり一気に開いたのでしょう。この時期、白、赤、ピンク、薄い紫や、黄色など、いろんな花が目を楽しませてくれます。
 橋を渡ってすぐ、トラックが止まっていました。運転席の上部分に、トラックと同じ幅と長さがある荷台のようなものが。周囲に落ちないよう柵まであり、まるでベランダのようです。あれは、荷台部分がそのまま上昇し、作業をするための車。橋の作業、いよいよ本格的に。
 さて、山の雪が随分消えたと感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、仕事には手順というものがあるもの、その準備がしっかりとなされていれば順調に進むのに、楽をしようといきなり始めたため、後で最初からやり直しなんてことにならないか、考えるのも。。。




No.1,345「縛られた透明のプラスチック箱と白い煙と温泉と」    2018(平成30)年3月29日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ゴミ置き場の横に、大きな透明のプラスチック箱が3個積まれていました。そのうちの1個だけ蓋が紺色で、残りは透明。それが、白いビニール紐でまとめて縛られてです。衣類などの整理に使われていたのでしょうが、役割をきちんと終えての行き先が、あそこだったか。
 坂道の向こう側が、白い煙で覆われているでは。前が見えないほどではなく、うっすらとした煙です。近づくと、開けっ放しの車の窓から、木などを燃やしている匂いがぷーんと中へ。なんだか、懐かしく感じる匂いです。どうやら、重い雪で折れた木の枝などを、晴れた日に燃やして。
 さて、坂道の途中にある桜が咲いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、これは大事なものだから捨てられません、と片づけたことなどすっかり忘れ、いつの間にかゴミの山に、物を大切にするのもいいけれど、使ってないものなどは思い切って処分することを、考えるのも。。。




No.1,344「なくなった土砂の山と古い灰色折りたたみ椅子と温泉と」    2018(平成30)年3月28日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館のすぐ先、臨時プレハブ事務所の近くにあった土砂の山が、すっかりなくなっているのに気がつきました。平らになっており、大きめの石がゴロゴロと残っているだけ。視界が広く向こう側がよく見えるようになり、工事の進んでいる様子が、ようやくはっきりと。
 道路に面している家の前に、いささか古い感じの灰色折りたたみ椅子が置かれていました。家の人が日なたぼっこをするため、準備したのでしょう。椅子に座って手を伸ばすと、通る車にさわれるぐらいの距離です。近すぎるような気もするけれども、家の中にこもっているよりは。
 さて、やわらかな空気が感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、部屋の中でただひたすらパソコンに向かうのも仕事なら止むを得ないこと、でもこんな天気の良い日には、ちょっと電源をoFFにして、さわやかな風と優しい太陽の光を浴びに外へ出かけることを、考えるのも。。。




No.1,343「白手ぬぐいの女性と小さな石柱と温泉と」    2018(平成30)年3月27日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、離れた所に見える畑の中、白い手ぬぐいを被った高齢の女性が、立ちながら腰を折っての農作業。周りには、高さが膝下ほどある半円形の小さなハウスがいくつか。白いネットがまだで、骨組みだけのハウスもあり、朝晩の冷え込みと鳥などへの被害対策は着々と。
 道路横の斜面に、ブルーシートがかけられているのが目に入りました。いつもは水が流れている場所で、それに沿うように上から下まで。でも、今は水がありません。斜面の下に小さな石柱があり、特別な意味を持つ場所のよう。昔からのことは、大切に守って後世へ伝えねば。
 さて、自転車に乗った男子中学生を見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、時代に合わないからなどと止めてしまうのは簡単、しかし、一度途絶えると復活させるのは至難なこと、少しぐらい大変でも続けられてきたことの意味と、それを次代へどう伝えるか、考えるのも。。。




No.1,342「五色の旗と灰色ネットと温泉と」    2018(平成30)年3月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、神社の前に大きな提灯と五色の旗があるのに気がつきました。昨日、あの地域の春祭り。家々を一軒ずつ訪れ、戻ってからも神事などがあったため、片づけが今日になったのでしょう。春の祭りが無事に済み、田んぼや畑の仕事も、いよいよ本格的に始まることに。
 橋の手前と、向こう側に設置されている修理用の足場が、灰色のネットで覆われていました。むき出しになったポールだと、落ちてこないか気になるけれど、すっぽり全体が覆われているのでそんなことは。見えすぎるより、ときには隠れて見えない方がいいこともあるようで。
 さて、公園の向こう側にピンク色の提灯の列が見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、あまりにも知らなすぎるのも問題だけど、全部分かってしまうとなんだと幻滅してしまうことも、適度な距離を保ちながら物ごとの本質を見失わないようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,341「掘られた穴と火の用心と温泉と」    2018(平成30)年3月23日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、公民館近くの家の横に、パワーシャベルが止まっていました。そのすぐ側に、大きくくの字型に掘られた穴が。形や深さなどからして、上下水道工事のようです。白いヘルメットをかぶった作業服の男性が、その穴を覗きこむようにして。様子を見ながら次の仕事の、算段か。
 道路横にある会社の駐車場に、数本ののぼり旗があがっていました。赤字に白い文字で、火の用心と。春の火災予防運動が始まり、その啓発のためです。地域社会のため、企業が貢献協力してくれるのはありがたいこと。みんなで支え合えば、火事だって、きっと防げるはずだから。
 さて、梅の花があちこちで咲き始めていたこんな日は、あったかい温泉に入り、私一人ぐらいがやっても変わる訳でなし、などと言わず、一人が動き始めればそれがうねりとなって世の中を変えれられる可能性が、と大きな夢を抱きながら最初の一歩踏み出すことを、考えるのも。。。




No.1,340「雨の桜と取り外した雪囲いと温泉と」    2018(平成30)年3月22日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、公民館近の家の庭に植えてある木に、薄いピンク色の花が咲いているのに気がつきました。あれは、たしか早咲きの桜です。しとしと降る冷たい雨の中、散らずに咲いてるなんて、けなげだけれど強い生命力。晴れた青空の下、早くその姿を通る人たちに。
 坂道の途中、道路に面している家の前にあった雪囲いが、きれいになくなっていました。大きな柱を使った、頑丈で本格的なもの。設置するのも大変ですが、片づけるのだって同じくらい。道路いにある部屋、雪囲いを取り外したので、さぞかし、明るくなったことだろうなと。
 さて、降った雨が田んぼにたまっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、慣れてしまうとこんなものだと思ってしまうもの、それが少し変わっただけで、こんなに違うのかと驚くことも、慣れてよどんでしまっている仕事に新鮮な変化を与えてみることを、考えるのも。。。




No.1,339「穴を囲んだ赤い三角ポールと橋の端の足場と温泉と」    2018(平成30)年3月20日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横、電柱のすぐ近くに、赤い三角ポールが3個置いてありました。まるで、くっつくようにしてです。見ると、アスファルトが四角い形で掘られており、赤いポールがその周りを囲むように。穴があいたため補修をするのか、それともアスファルトの下に何か。
 橋の端に、ポールで足場が組まれていました。始めたばかりで、まだほんの少しだけです。横に、ポールや留め具などが積まれており、あれを全部組み立てるとなるとまだまだ時間が。でも、足場がきちんとさえしていれば、修理や工事など、心配なく安全にやれるはず。
 さて、木の枝が赤っぽくなり始めていたこんな日は、あったかい温泉に入り、見えるところに気を配るのは誰でも同じ、しかし、目に見えず隠れている基礎の手抜きをすると全体が崩れることも、折角の苦労が台無しになる前、足下をきちんと固めていたか、考えるのも。。。




No.1,338「消えたブルドーザーと朝のタクシーと温泉と」    2018(平成30)年3月19日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、公民館近くにある簡易駐車場の中、ブルドーザーが見あたらないに気がつきました。除雪の期間はずっと駐車してあったのですが、その役割がなくなり活躍できる場所へと移動したのか。対象が雪と土砂等のため、一年を通して活躍できるから幸せなことで。
 空のタクシーが、横道から出てきました。あそこは住宅街なので、普段はめったに見かけない所です。早い時間帯だし、おそらく急用ができてのタクシー利用。電車などと違い、時間かまわず玄関先まで送ってもらえるからとても便利。でも、まさか、朝帰りだなんてことは。
 さて、白ヘルメットの人が桜の木を見上げていたこんな日は、あったかい温泉に入り、まだ大丈夫だろうと時計を見ていたはずなのに、うっかりしてたら手遅れの時間、熱中するのも悪くないけれど、ものには限度というものがあることを忘れてなかったか、考えるのも。。。




No.1,337「咲き始めた梅の花と犠牲になったポールと温泉と」    2018(平成30)年3月17日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くにある大きな木に、桃色の小さな花が咲いているのに気がつきました。あれは、確か梅の花。木全体まるでちりばめたようにたくさんなのですが、まだ咲き始めたばかりです。薄暗かった場所が、突然スポットライトを浴びたように、ぱっと明るくなって。
 トンネルの手前、歩道近くにある紅白のポール2本が、根本から大きく曲がっているのが目に入りました。どうにか倒れないよう、懸命に持ちこたえている様子。あれは、除雪機や車などのため、目印として設置されているポール。人を守り自らは、犠牲になってしまったか。
 さて、フロントガラスが凍っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、他の人はどうでも、自分だけがいい子でいれば、そんな輩があちこち垣間見られるこのご時世、世のため人のためとは大げさでも、せめて困っている人のため役に立つことはないか、考えるのも。。。




No.1,336「玄関先の小さな花とピンク色の顔をした猿と温泉と」    2018(平成30)年3月16日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横にある家の玄関先に、黄や赤色の花が植えられているのに気がつきました。きちんとした花壇などではなく、空いている場所を、少し起こして植えただけのよう。でも、そこに花があるだけで、周り明るくなって華やかに。とても小さな花だけど、その力は。
 信号に近づいた時、右側崖の下にいる2匹の猿が目に入りました。大きな猿で、薄茶色の毛がふさふさです。逃げるように崖をよじ上り、車を見下ろせる場所で止まって振り返り、車の方をじっと見つめて。薄いピンク色した顔の中に、なんだか優しそうな黒い目がこちらを。
 さて、雨のお陰で潤った気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、人の噂話などからあの人は怖くて近づきにくいと思うことが、でも実は気さくでいい人だったりして、誰かから聞いたことを鵜呑みにせず自分の目できちんと確かめるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,335「腰をくの字の高齢者と祠の幕と温泉と」    2018(平成30)年3月15日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の横を、黒い長靴を履き、茶色の長袖ポロシャツに白っぽいズボン姿の男性が、歩いていました。腰をくの字に曲げ、前かがみになってです。健康のため、朝の光を浴びながら、近くの道を散歩か。それとも、長靴だったので、畑へでも見に行くところだったのか。
 坂道の途中、道路近くにある、小さな祠の前面を覆っていた、プラスチック板が取り外されているのに気がつきました。あの前板は、雪から祠を守るためのもので、雪が消えて撤去。正面に紫色の幕が見え、前には花瓶に入ったツバキ科の花も供えられて。祠にも、ようやく春が。
 さて、上着が必要ないかもと思ったこんな日は、あったかい温泉に入り、やってもらいたいけれども自分からは言い出せない人も、それを察して動くのが心配りというもの、ましてや古くから脈々と大切に守り続けてきたものなら余計気を配るようにしてきたか、考えるのも。。。




No.1,334「杖の女性と移動式トイレと温泉と」    2018(平成30)年3月14日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路横にある玄関先、冬用の厚い灰色コートを着、黒い杖を手にした高齢の女性がいました。腰と背中が曲がっており、杖なしでは歩けない様子。寒いからと部屋に閉じこもっていると、気分も滅入ってくるだけ。暖かくなったので、外へ出る気分になったか。
 橋を渡ってすぐ、橋へくっつくようにプレハブ小屋が設置されているのに気がつきました。その隣には、移動式のトイレも。どうやら、橋の改修工事が始などまるようです。わざわざトイレを準備したので、工事が長期になる可能性も。トイレがなければ、困ることになるし。
 さて、家の窓を開けてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、たまにしか人が来ない玄関はそこそこきれいだけど、家族全員がよく使うトイレの汚れはそのまま、本当はきれいにするところが逆のようで、玄関以上にトイレをピカピカに磨き上げることを、考えるのも。。。




No.1,333「入り口の竹ほうきと黒い瓦と温泉と」    2018(平成30)年3月13日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、ありません。
 出勤途中、公民館の先、臨時に設置されているプレハブ工事事務所の入り口に、竹ほうきが二本置かれていました。コンクリートの上へ、並べたようにです。すぐ横に、石や砂利などが積み上げられており、運搬する車の出入りは多いよう。そのため、ほうきは必需品か。
 道路横にある小さな畑、うねを覆っている黒いシートの下に、瓦が置かれているのが目に入りました。まだ使えそうな瓦で、それが数枚です。シートが風などでめくれるのを防ぐため、押さえとして置かれたもの。屋根から畑へ、その場所は変わっても、活躍してるなと。
 さて、暖かい空気が春を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、出来る人は何をさせても無難にこなすもの、それに引き替え、たった一つのことさえ満足に出来てないこの身とすれば、必要とされたとき、すぐ声を掛けられるような努力をしているか、考えるのも。。。




No.1,332「ランドセルのようなバッグと大人用三輪車と温泉と」    2018(平成30)年3月12日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関から、飛び出してきたのが若い男性。白いシャツの上に緑色のパーカー、灰色のバッグを背負ってです。そのバッグが、まるでランドセルのような長方形。それを、小学生のようにきちんと背中に。ファッションも、どうやら原点復帰のようで。
 公園の先、道路横に大人用の三輪自転車が置かれていました。サドルに白いビニール袋がかけられており、見覚えのある少し古びた自転車です。離れたところにある物置の戸も開いており、いよいよ畑仕事が開始。朝晩冷え込んでいるけど、そんなことなど言ってる場合では。
 さて、車の暖房温度を下げてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、こんな寒いのに、こんな忙しい時に、などと出来ない理由は山ほど口から出てくるけど、どうせやらねばならぬのなら、周りの一歩先を行くぐらいの積極的な気持ちで取り組んでいたか、考えるのも。。。




No.1,331「洗い場のタイルとコンクリートの枠と温泉と」    2018(平成30)年3月 9日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路近くにある家の前、水道の蛇口に青色ホースがつけられているのが目に入りました。その下、洗い場がセメントの打ちっ放しではなく、内側と外側の両面が、青と白のタイルで飾られて。その昔、家で使っていた台所も、あんなタイルだったよなと、なんだか懐かしく。
 坂の途中、横道にコンクリートの四角い枠のような物が、いくつか置かれていました。高さは、人の背丈ぐらいも。手前側に掘り起こされた大きな穴があり、周りは崩れないようにきちんとブルーシートで覆われています。どうやら、あそこに埋もれて、その役割を全うすることに。
 さて、川が濁っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、光を浴び華やかな場で仕事をしている人もいれば、誰かに振り返られることもなく静かに業務をこなしている人も、でも仕事に対する人の心に違いがあるはずはなく、後者のことを忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,330「ゴミ箱の金魚鉢と消雪装置と温泉と」    2018(平成30)年3月 8日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路横に設置されているゴミ置き場の上に、大きな金魚鉢が置いてありました。今日は、金属やガラスなどのゴミを出す日。どこも壊れてないガラス製の四角い金魚鉢だけど、使わなくなったために処分か。そう言えば、昔、家にも上が青色でアサガオの形をした金魚鉢が。
 坂の途中から左へ下がっている道の真ん中あたり、水が噴き出しているのに気がつきました。どうやら、降った雪をとかすための消雪装置が、作動したためのよう。他のところは、全く水が出ていないのにです。センサーが誤って感知したか、それとも誰かが人為的に作動させたのか。
 さて、コートを脱いできたこんな日は、あったかい温泉に入り、右へ倣えで一斉に進むなか少しでも違う動きをすると、周りからひんしゅくを買うもの、独りよがりでなく客観的に正しいと判断したのなら、たとえ横道でもそこへ一歩大きく踏み出す勇気を持っているか、考えるのも。。。




No.1,329「断層のような雪と窓の洗濯物と温泉と」    2018(平成30)年3月 7日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、ありません。
 出勤途中、緩い坂道を上り切った横に、雪が残っていました。ところどころ黒い横線が入り、それが何層にも重なっているのがはっきりと分かります。まるで、断層のよう。少なくても、あの黒い線の数だけ、雪が降った証拠。なるほど、だからこの冬は寒かった訳だなと。
 道路に面している家の窓の外側に、洗濯物が干してあるのが目に入りました。まてよ、と。あの時間に干してあったと言うことは、逆算して洗濯を始めたのが、午前7時を過ぎた頃か。誰かさんなどは、家でぬくぬくしていた時間帯なのに、もう仕事を始めていたとは。
 さて、街路樹の根本に黄緑色の芽があったこんな日は、あったかい温泉に入り、先んずれば何とやらとは言うけれど、いざ実行となるとそれがなかなか、出来ない言い訳はたくさん出るくせに、やるための努力はさっぱり、せめて早く起きることからなどと、考えるのも。。。




No.1,328「寺院の大きな白いシートと屋根からの煙と温泉と」    2018(平成30)年3月 6日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、ありません。
 出勤途中、道路に面している寺院の本堂前に、大きな白いシートが下げられているのが目に入りました。シートの左右には、大きく寺院の紋も。雪から建物を守るためのシートで、手前には屋根から落ちた雪がまだ山のように残って。うん。役割は、きちんと、果たしたな。
 橋を渡ってすぐ、屋根から煙が上がっている家があるのに気がつきました。これまで、何度か煙を見たことのある家ですが、今日の煙はとても濃い白。家の手前側、小さなトタンの下に薪が積まれており、あれを使っているのだろうなと。家の中は、さぞ暖かくてポカポカ。
 さて、奥からまたコートを取り出してきたこんな日は、あったかい温泉に入り、途中の経緯や苦労などを知らずに結果だけを見て、どうしてもっとよくできなかったのか、などと文句を言ったりせず、たとえ小さな努力でもしっかりと認めるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,327「残った屋根雪と朽ちた赤いポールと温泉と」    2018(平成30)年3月 5日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、ありません。
 出勤途中、屋根の上にたくさん雪が残っている家があるのに気がつきました。他の家は、ほとんどなくなっているのにです。その家の前を通ると、玄関前にも雪が残っており家主のいない空き家。人が住んでいないと家も暖まらず、屋根の雪どけがあんなに遅れるのだなと。
 橋を渡ってすぐ、ゴミ置き場の横に、朽ちた赤い三角ポールが。以前、横たわっていたのは見かけていたのですが、この厳しい冬を越すことができず、一部を除いてバラバラに。素材の限界を超えたため、形が一気に崩れ落ちてしまったようです。そう、形あるものはいつか。
 さて、田んぼの雪がほとんどとけていたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつまでも続くものだと思っていたのに突然それを失い呆然と、心に残るのは悔いばかり、そんなことになる前、今日の感謝は今日のうちにしっかり伝えることを忘れていなかった、考えるのも。。。




No.1,326「消えた雪と大きな黒いワゴン車と温泉と」    2018(平成30)年3月 2日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、ガードレールの道路側にあった雪が、すっかりなくなっているのに気がつきました。除雪してなかった雪の固まりが、ガードレールを守るかのようにあったのにです。それが、昨日の雨と強風で、すっかりとけて跡かたもなし。道路がやけに広く見えたのは、そのせいか。
 前からやって来たのが、黒い大きなワゴン車。その車、中央線をはみ出しながらの運転なので、こちらがブレーキを踏んで左側へ。ところが、そのワゴン車、速度も落とさず雪混じりの水を思いっきりこちらへ。おい運転手、車が大きいからと勘違いしてのその振る舞い、いつかは。
 さて、何台もの車に水をかけられたこんな日は、あったかい温泉に入り、ある一線までは忍の一字で堪えていても、それを超えると爆発することだって、人間が小さいので持ってる袋もどうやら小さいようだけれど、袋の緒が切れないようしっかり補強することを、考えるのも。。。




No.1,325「雪で隠れたゴミと青いビニール紐と温泉と」    2018(平成30)年3月 1日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにある家の横、ゴミのような物があるのに気がつきました。昨日までは雪で覆われ、見えなかったのにです。降ると除雪が大変なので、雪を歓迎したいとは思わないけど、ボロ隠しのためにだったらいいかも。でも、ゴミを散らかさないのが先のようで。
 坂道の途中、コンクリートを打ったばかりとおぼしき所の上側に、青いビニール紐がしばってあるでは。それが、大きな杉の木2本にです。雪の時期にコンクリートをするとは、余程の理由があって。紐は目印だと分かるけれども、そこから先へは絶対に入るなということか。
 さて、山が霞んで見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、こんなこと言わなくても分かるだろうと思っていたのにそれが伝わらないことも、向こうからするときちんと教えてもらってないからだとの反論も、誰にでも分かるよう伝える努力をしていたかと、考えるのも。。。








本波 隆(ほんなみ たかし)

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