ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,262「注目の木と黒い人影と温泉と」    2017(平成29)年11月30日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、公民館の手前、道路沿いにある庭の木に、薄いピンク色の小さな花がたくさん咲いているのに気がつきました。毎年、寒くなる頃に花を咲かせている木です。花の形などからして、桜の一種なのかも。他に咲き始めている木はないし、今ならみんなの注目を浴びられるか。
 橋の手前、下の方に見える畑の中に、大きな黒い人影が2つ。寒いのに朝から何をしてるのか、と思ってよく見たら、黒いビニールで木全体を覆っているのを勘違いしただけのこと。あのビニール、雪対策らしいとは分かるけど、木が来年の春まで太陽を見られないのは、寂しいだろうなと。
 さて、山の中腹まで霧に覆われていたこんな日は、あったかい温泉に入り、みんなと同じことをやっていれば、悪い評価にはつながらないもの、だけど、どうせ一回きりのこの人生、誰かと同じではなくどこか違ってもいいきれいな花を咲かすよう努めていたか、考えるのも。。。




No.1,261「元気な女性と黄色いモミジの葉と温泉と」    2017(平成29)年11月29日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、暖かそうな紫色の防寒着に紫色のつば広帽子を目深にかぶり、駅の方へ向かって歩いている高齢の女性がいました。両手を、前後に大きく振ってです。背中が少し曲がっていたのですが、元気さが勝り、姿はまるで若人。実年齢もあるけれども、見た目でも随分違って。
 赤信号で止まった時、上の方からヒラヒラ落ちてきたのが、黄色く染まったもみじ。赤ちゃんが、手のひらを思いっきり広げたような大きさと形です。それが紅くはなっておらず、落ちてきたのがどれも黄色ばかり。イチョウの葉と間違いそうな色ですが、そんな種類のモミジ木なのか。
 さて、なんだか空気が暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、気分が滅入ってくると自然に肩が丸まって、それに比べ、いいことがあるとまるで肩で風を切るようにして、そう言えば最近、背中を伸ばし胸を張って歩けるような日を過ごしていたか、考えるのも。。。




No.1,260「白い煙と畔のカバーと温泉と」    2017(平成29)年11月27日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、小さな橋のすぐ側、黒いジャンパーに黄色いヘルメットをかぶった、男性がいました。近くで行われている、工事関係者のようです。すると突然、顔全体を覆うように、白い煙がふぁーっと。寒い外仕事、これから感張らねばとの気持ちを込めて、朝の一服か。
 職場に近づいた頃、道路に軽四トラックが止まっていました。すぐ横、頭に白いタオルをまいた男性が立っており、田んぼの方を眺めているでは。荷台に黒い筒状のものが3本あり、あれは畔に草を生やさないためのカバー。あそこの畔、来年は、草刈り不要がなるようで。
 さて、橋の上から山側を見ると、川の上に霧のようのなものがあったこんな日は、あったかい温泉に入り、気合いを入れると、思いもかけないような力が湧き出ることってあるもの、どうせやるなら、持てる力の限界を超えるぐらい高い上を目指すことを、考えるのも。。。




No.1,259「前かがみの男性と横になった一輪車と温泉と」    2017(平成29)年11月24日掲載
_
 今朝は、強い雨。
 出勤途中、道路横を、黒い傘をさした高齢の男性が、ゆっくりと歩いていました。腰が少し曲がっており、前かがみです。灰色のズボンなのですが、膝から下がびしょ濡れに。強い雨風なので、あの傘では防げないのでしょう。それにしても、朝からどんな用事があっての外出か。
 公民館を過ぎてすぐにある畑近くのあぜ道に、横になった緑色の一輪車が一台。持ち帰る農作物などがなかったため、畑仕事が終わり、そのままにして帰ったようです。それにしても、あの一輪車雨風に打たれると、痛むのも早かろうに。道具を大事にしない人は、収穫だって。
 さて、車が、道路にたまった水をはねながら運転していたこんな日は、あったかい温泉に入り、やらねばと思い込むと、誰が何と言っても止まらないことってあるけれども、目先のことだけにとらわれず、全体を俯瞰的に見ながら判断し動くようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,258「めくれたネットとなくなった花と温泉と」    2017(平成29)年11月23日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している駐車場の後ろ側にある、緑色のネットがめくれているのに気がつきました。正面を除いた三方がネットで囲われており、雪よけのためのものです。真後ろ部分の下側がねじれて、大きな隙間が。あれだと、雪になると吹き込んで積もってまずいよなと。
 トンネルの手前、きれいな花が植えられていた花壇が片づけられ、空っぽになっていました。掘り起こされた黒っぽい土だけが、残されているだけ。春から秋まで、時季の花々で目を楽しませてくれたのに、もうその役割が終わったよう。遅ればせながら、花たちに感謝せねば。
 さて、雨のおかげで寒さを感じないこんな日は、あったかい温泉に入り、このくらいのミスなら大丈夫だろうと見て見ぬふり、それが重なって結局取り返しのつかないことに、そんなことにならないよう小さなミスだからとあなどらずきちんと手を打つようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,257「元気な小犬と穴から育った枝と温泉と」    2017(平成29)年11月21日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、狭い歩道を小犬を連れた高齢の男性が、歩いていました。右手に移植ごてを持ち、小犬は赤色チェックのベストを着てです。犬を連れてではなく、まるで犬に連れられてのような動き。雪が降り、あの小犬嬉しくて元気にか。小犬なんかに負けるな、高齢者。
 橋を渡ってすぐ、コンクリート斜面のところどころに開いている丸い穴の一つから、育った木の枝が出ているに気がつきました。太くはないのですが、枝がたくさん出ており、枯れた葉が少し残っているだけ。あんな場所で、冬を越しながら生きていくのも大変だろうなと。
 さて、川の水の色が鮮やかな青に見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、実力を発揮できる時期というものがあるよう、それが早い人もいれば、なかには遅い人だって、でも逆境に強ければその力は紛れもなく本物、そんな力をしっかり蓄えていたか、考えるのも。。。




No.1,256「上げられたワイパーと赤い顔と温泉と」    2017(平成29)年11月20日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関先、止められていた軽四トラックのワイパーが、上げられていました。あれは、雪でワイパーのゴム部分などがやられるのを防ぐため。積雪が多くなると同じようにする車が多いのですが、今日見かけたのは、わずかあの一台だけ。
 坂道の途中、自転車に乗り、毛糸の帽子をかぶって黒っぽい防寒具を身につけた中年の男性とすれ違いました。帽子の後ろ部分に、背中まで伸びている長い髪の毛が見えましたから、サラリーマンではなさそう。顔が赤く見えたのは、冷めたい風にさらされたためか。
 さて、屋根の上にうっすらと雪が積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、頭ではやらねばと思っていたのに、まだ大丈夫だろうと先延ばし、それで痛い目にあった経験を生かせずまた同じことの繰り返し、その反省を踏まえてこの冬こそは、と考えるのも。。。




No.1,255「寒い仏様と橙色の電球と温泉と」    2017(平成29)年11月18日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、坂道の途中にある小さな祠の扉が、閉じられているのに気がつきました。閉められた扉の正面には、花瓶に入った白い菊の花が。雪になると祠の中の仏様も寒かろうと、誰かが冬支度を。扉を閉め花を供えた人の優しさが、こちらまでふんわか伝わってくるようで。
 職場近くの公園の中に、橙色の大きな電球が2個点いていました。雨模様で薄暗いため、あの時間でも消さずにいたのでしょう。白っぽい色の電灯が多い中、黄色みがかった橙色はなんだか温かみを感じさせます。古い家に住んでいた、子供の頃のあの頃と同じ色のような気が。
 さて、細かい雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、ちょっとしたことをやっただけなのに、これをしたのは私です、と声を大にして自己PR、そんな輩が多い中、何も言わず黙って仕事に取り組んでいる人たちがいることを忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,254「使途不明オレンジ色のベストとダンプカーと温泉と」    2017(平成29)年11月17日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、軽四トラックの横に、大きなビニール袋を手にした高齢の男性が立っていました。黄色い帽子に、オレンジ色のベストです。あの色のベストを着ている人は、ほとんど見かけたことがありません。目立つためにとは分かるのですが、どこでなんのために使うのか。
 信号で止まっていると、大型ダンプカー3台が連なって山の方へ向かって行きました。荷台は、空っぽ。これから砂利や石などを積んで、どこかへ運ぶのでしょう。雪の便りが聞こえ始めているので、冬将軍がやって来る前、外仕事でやらねばならないことは、もう後がないかも。
 さて、青い空に白い雲がきれいだなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、物ごとにはきちんとした理由があるのにそんなことにも気がつかずただ漫然と、いくつになっても、何故、どうして、少しでもそんな疑問を感じたら、すぐ調べるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,253「プラスチックの椅子と素手の中学生と温泉と」    2017(平成29)年11月16日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にあるゴミ箱の上に、プラスチック製の黄色い椅子が置いてありました。あれは、生まれて間もない子供を、食事の時などに座らせるためのもの。壊れておらず、体が大きくなり使えなくなって捨てることにしたか。健康ですくすく育っているなら、喜ばねば。
 赤信号で止まった時、前の方に自転車に乗った男子中学生がいました。細い赤線の入った白いヘルメットをかぶり、紺色上下の雨カッパを着てです。見ると、素手でハンドルを握っており、降る雨に濡れてさぞ冷たいだろうなと。学生君、指先からの冷えで、風邪など引くなよ。
 さて、すぐ近くの山まで雪が積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、もっとお金が欲しいと思うのは誰だって同じ、でも、健康を損ねてまでお金に執着するのは本末転倒、一生懸命働くのもいいけれどそれには元気な体があってこそということを、考えるのも。。。




No.1,252「なくなった干し柿と警察官と温泉と」    2017(平成29)年11月15日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある駐車場に下げられていた干し柿が、3列ほどなくなっているのに気がつきました。残っている干し柿は、随分黒くなっており、堅くなる前のやわらかくておいしい食べ頃感がしっかり伝わって。毎日、目にしていた家人ら、我慢できなくなり、とうとう口にしたか。
 坂道を登り切った先にある横断歩道に、白ヘルメット、白いカッパを身につけた警察官が立っていました。前で組んだ手に、赤い交通指示棒を持ってです。あの時間帯だと、通学の子供たちはいないし、車だってそれほど通ってないのに。でも、立ってるだけで大きな抑止力には。
 さて、空気がやわらかく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、物には旬というものがあり、それを逃すとせっかくの味が台無しになることも、それは人間だって同じ、でも期間や時期は人それぞれ、年齢に関係ないことを信じつつ我はまだこの先などと、考えるのも。。。




No.1,251「黄色いブルドーザーと白いビニールと温泉と」    2017(平成29)年11月14日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、道路に面している除雪機用の大きな簡易車庫の中、黄色いブルドーザーが入っているのに気がつきました。あの車庫は、大小2台のブルドーザーのためのもので、あったのは大きなやつです。小さい方は、車庫へ入る前、除雪にまだ早すぎるからと、もう一汗流しているか。
 公民館を過ぎたあたりで、高齢の女性がちょうど自転車から降りて、畑の方へ向かうところ。格子柄の割烹着で、頭には白いてぬぐいです。てぬぐいの上から、白いビニールを三角巾のようにかぶっており、あれは雨で頭が濡れないための方策。頭は大丈夫でも、体が雨で濡れるだろうに。
 さて、空気が妙に暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、準備をせずその場に行き当たって右往左往、結果なんとか切り抜けられたと反省もせず、切り傷程度で済んだのは不幸中の幸いで復帰できないほどの大失敗をする前、万全を期すようにしているか、考えるのも。。。




No.1,250「灰色作業服の高齢者とマイクと温泉と」    2017(平成29)年11月13日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路横にある家の玄関先に、白髪の高齢の男性がいました。右手に焦げ茶色の杖を持ち、左手を軒先のタイル部分にかけてです。髪はぼうぼうで、腰が曲がり気味。灰色の上下揃いの作業服を着ていたのですが、さすがに外仕事は無理のはず。でも、気持ちは。
 緩い坂道の途中、自転車に乗った男性がやって来ました。黒いヘルメットに黒い服で、全身黒づくめ。口元に、小さなマイクのようなものが見えたのですが、もしかするとあれはカメラかも。今、携帯を使えば、ライブ中継とやらができるとか。いやはやすごい時代になったものだと。
 さて、街路樹の葉が随分落ちていたこんな日は、あったかい温泉に入り、あの人もう無理だろうから声をかけるのはやめよう、などと勝手に判断し、後から言わなかったのは何故かと気分を損ねさせたことが、駄目は承知でも礼をつくして一声かけていたか、考えるのも。。。




No.1,249「雪つりの縄とすんばの枝と温泉と」    2017(平成29)年11月11日掲載
_
 今朝は、雨。
 出勤途中、学校へ近づいた時、道路横の家の庭木に、雪つりがしてあるのが目に入りました。ていねいに仕上げてあり、横へ回した縄と上から下がっている縄をきれいに結び、まるで専門の人が手をかけたかのよう。あれは、きっとどこかできちんと学んだ人の手だなと。
 坂道の途中、道路上にすんば(枯れた杉の葉)が、重なるように落ちていました。その上を通っていたら、後輪のあたりからガタガタという音が聞こえるでは。慌てて、近くの空き地へ緊急停車です。車から降りて後ろを見ると、案の定、枯れた杉の枝がくっついて、おいおい。
 さて、前照灯をつけている車が多かったこんな日は、あったかい温泉に入り、実際やってみて形になると、それが口先だけだったかどうかが分かるもの、基礎を学んだ人ほど自慢などせずきちんと仕事をこなしていたっけなと胸に手を当ててみることを、考えるのも。。。




No.1,248「白いワイシャツとプレハブ小屋と温泉と」    2017(平成29)年11月10日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路脇に止めてある車に乗り込もうとしている、若い男性がいました。着ていたのは、白いワイシャツ1枚だけ。暖かくなるとの予報とは言え、まだ寒い時間帯です。若さゆえ寒さを我慢できるかも知れないけれど、そんなことやってると、風邪を引いてしまうぞ。
 小さな橋を過ぎたところに、灰色のプレハブ小屋が立っていました。会社の旗が揚げられており、工事事務所として使うために設置したもののよう。先日の大雨の際、近くで土砂崩れがあったとか。もしかするとその復旧のためで、小屋があると言うことは長期戦になるかも。
 さて、ひんやりとした風が寒さを感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、年配者の言うことはうるさいけれども、それは経験から裏打ちされたものが多いもの、同じことばかり何度も言うのはご愛敬として、少しは聴く耳を持つようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,247「クリスマスツリーと白い手袋と温泉と」    2017(平成29)年11月9日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にある空き地に、小さな木が植えてあるのに気がつきました。黄緑色した50センチから30センチほどの高さの木が、3本横に並んで。まるで、クリスマスツリーのようです。いやいや、あの木は、若い人たちがクリスマスのために準備したものなのかも。
 職場に近づいた頃、黒っぽい野球帽に、白い手袋、首元に白いタオルを巻いた高齢の男性が、歩いていました。少し冷え込んでいるため、暖かくしての散歩なのでしょう。マフラーではなく、タオル。手袋は軍手のようですが、しているのとしていないのでは大違いだから。
 さて、山の麓に白いもやのようなものが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、年代などによって大切だと感じる物は違うことがあるよう、どうしてこんな物にお金を、などと口から出かかっても、時にはそこをぐっと我慢しこらえるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,246「紺色ダウンベストと高齢者用の手押し車と温泉と」    2017(平成29)年11月8日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、公民館を過ぎてすぐ、白っぽい長袖シャツの上に、紺色のダウンベストを着た高齢の女性がいました。両手をポケットに入れたまま小走りでです。健康のために走っているようですが、あれだと中途半端。体のためになら、歩くか走るどちらかに決めねば。
 坂道の途中にあるゴミ置き場の横に、高齢の人が使う手押し車がありました。上の蓋部分、腰かけるところに赤い紙が張ってあったので、ゴミとして捨てたもの。随分使い込んだもののようでしたが、持ち主、足が回復し自力で歩けるようになったのならいいけれど。
 さて、空気が妙に暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、あれこれ迷って結局どっちつかずの中途半端に、結果は押して知るべし、なんてこともよくあるようで、どうせやるなら思い切って徹底的にやり通す、そんな気概を持っていたか、考えるのも。。。




No.1,245「カリフラワーと黒いワゴン車と温泉と」    2017(平成29)年11月7日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、上げた右手に大きなカリフラワーを持ちながら歩いている、高齢の女性がいました。左手にも、小さなカリフラワーです。畑で採れたものなのか、それともスーパーなどで買ったのものか。知り合いにでもあげるのでしょうが、せめて新聞紙などで包めば。
 そのあたりから、黒いワゴン車が、後ろへピッタリとくっつくように。制限速度5キロほどオーバーで、遅くないはずなのに、後ろの車が近すぎて、なんだか妙な気分です。バックミラーを見ると、若い女性ドライバー。そんなに急いでいるなら、もっと早く起きたらどうよ。
 さて、赤いトラクターが動いているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、良かれと思ってやっても、時にはそれが逆効果になることだって、最低限の常識とやらを守っていればいいけれど、ついうっかり、すっかり、などやってなかったか、考えるのも。。。




No.1,244「紺色の前掛けと大型観光バスと温泉と」    2017(平成29)年11月6日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、橋を渡ってすぐ、非常灯を点滅したトラックが止まっていました。そのすぐ近くに紺色の前掛けをして、プロパンボンベを運んでいる若い男性が。ボンベ重量があるようで、横に抱えてです。あまり見かけなくなっていた前掛け、まだあんなところで活躍して。
 坂をのぼり切って間もなく、大型観光バスが向こうからやって来ました。道路が狭くなっているところだったので、こちらが一時停止。そのバス、スピードを落としてゆっくりと通過です。関東ナンバーのバスなので、昨夜近くの温泉に泊まり、紅葉見るをため朝早く出発か。
 さて、橋の手前にある木の葉の色が赤くなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、時代遅れだと最近見向きもされなくなった物たち、時代や場所などを変えてもコツコツと次代へ向けた歩みを続けている物などがあることを見落としていなかったか、考えるのも。。。




No.1,243「黒っぽいマフラーとコンバインと温泉と」    2017(平成29)年11月4日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、自転車に乗り慌てた様子で駅の方へ向かっている、若い女性がいました。ぐるっと巻いた黒っぽいマフラーを、目のすぐ下まで覆ってです。前髪は長いし、見えるのは目の回りだけ。せっかくの顔見たい気もするのですが、そんなことを言うと、なんとかハラの時代か。
 職場近くの田んぼに、大豆用らしきコンバインが置かれていました。やけに草が伸び、転作用で大豆を植えてあるところ。手前側横一列だけ刈り取られており、遅くなったためか途中で中止したままの状態です。雨予報の今日は無理でも、明日には、刈り取りが終わればいいのに。
 さて、川の水がきれいな青色だったこんな日は、あったかい温泉に入り、あまりにも隠してばかりだと、人間性を疑われることだって、逆に、手の内を包み隠さず全部さらけ出していると、それはそれで軽んじられる場合も、物事ほどほどにするようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,242「運転席の犬とカラスと温泉と」    2017(平成29)年11月3日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、向こうからやって来た軽四トラックの運転席、ハンドルの上あたりに白い動物の顔が見えるでは。よく見ると、犬です。運転手の膝の上にいるようで、飼い主と一緒にドライブを楽しんでいたのか。でも、ハンドル操作のとき何かあると大変、あれはまずいよ、運転手君。
 職場に近づいた頃、転作で大豆が植えられていた田んぼを、トラクターが起こしていました。隅の方から、ちょうど起こし始めたところで、トラクターのすぐ先に一羽のカラスがいるでは。田んぼが起こされた後、土の中にいる虫でも食べようと待ち構えいたよう。頭のいいやつめ。
 さて、街路樹の中で、葉がすっかり落ちた木があることに気がついたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分たちだけで楽しむのはいいけれど、それが誰かに迷惑をかけるとなると話は別、よもや薄々気づいていながらそんなことはやっていなかったよな、と考えるのも。。。








本波 隆(ほんなみ たかし)

前のページに戻ります
トップページに行きます