ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,241「黄色い箱とサングラスと温泉と」    2017(平成29)年10月31日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路の横にある立て看板の下、黄色い箱状の物が置かれていました。それも、割と大きな箱です。丸い青色キャップがついており、風などで倒れないよう中に水を入れ、重しとして使うものだなと。水なら運ぶ時は空で、砂などよりは便利。そうか、その手があったか。
 橋の手前、自転車に乗って坂の方へ向かっている男性がいました。カラフルなヘルメットに緑色のウィンドブレーカー、黒いサングラスをかけてです。曇り空なので眩しいはずがないのに、いったいどうして。もしかして、冷たい風にあたると涙が出てくることもあり、そのために。
 さて、紅葉が進んでいるのに気がついたこんな日は、あったかい温泉に入り、新しいことには見向きもせず、昔から慣れたことが一番とそれだけを続けた結果、時代から遅れつつあるこの身、決まりきったことだけでなく、柔軟な発想を持つようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,240「赤い旗と焦げ茶色の杖と温泉と」    2017(平成29)年10月30日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、郵便局の前、赤い旗がパタパタと風になびいていました。旗は赤地に白い文字で、年賀状。もうすぐ11月なので、年賀状の準備を始めてもおかしくありません。出しているのは、いつも決まって簡単なやつばかり。今年も時間切れで、なんだか同じになる予感が。
 職場に近づいた頃、道路を歩いていたのが、薄い紫色の雨具を着てそのフードをかぶった高齢の女性です。足が不自由らしく、焦げ茶色の木の杖を両手に持って。そして、右手の腕に、傘の柄を引っかけてです。でも、両手が杖でふさがっているのに、どうやって傘をさすのか。
 さて、街路樹の紅葉が鮮やかになっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、時間がたっぷりあるからまだ大丈夫と安心し、手をつけるのが結局ギリギリに、そんなことばかりしているこの身、今年の年賀状は早めの準備と心の込もった手書きの文面を、考えるのも。。。




No.1,239「黄色いパーシャベルと干し柿と温泉と」    2017(平成29)年10月27日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館を過ぎて間もなく、道路横にある用水の中に黄色いパワーシャベルが入り、ドーンドーンと大きな音を立てて作業中です。あれだけの用水の水が完全に止められ、大がかりな工事の様相。周囲の様子などからしても、どうやら長期戦の工事になるようで。
 緩い坂道の手前、大きな車庫の中に、干し柿がずらっと下がっていました。どれもが、皮を剥きそれほど時間がかかっていない、白っぽい色です。甘柿も終わりの時期に近づき、もう干し柿の準備をする頃になったのだなと。それにしてもあの車庫の持ち主、毎年忘れずに。
 さて、太陽の光がやさしく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、予定していたのに途中で邪魔が入ってどんどん遅れ、結局手抜きをしてなんとか切り抜けているこの身、時間のかかるものこそ、最初から最悪の状況を想定して進めていたか、考えるのも。。。




No.1,238「白いヘルメットと大型バスと温泉と」    2017(平成29)年10月25日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、白いヘルメットに薄い灰色の作業服を着、道路に背を向けて立っている高齢の男性がいました。細い道路側を、じっと見つめるようにです。通りすがりにそこへ目をやると、すぐ先、荷台に黄色い重機が積まれたトラックが。でも、あの人、雨具ぐらい着ればいいのに。
 信号に近づいた頃、道路横にライトを点滅させながら、大型バスが停車。乗車する人たちが、やって来るのを待っていたのでしょう。途中、きちんとした服装の高齢者が、何人も傘をさして道路横に立っていたのは、だからだったのかと。折角のお出かけ日、晴れれば良かったのに。
 さて、台風の影響なのか何カ所かで工事をやっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、このくらいならまだまだ大丈夫と自分の体を過信し、あとでひどい目にあったことのあるこの身、まだはまだではなく、本当は今すぐに動きなさいの意味だったことを、考えるのも。。。




No.1,237「ダンボール箱と黄緑色の帽子と温泉と」    2017(平成29)年10月24日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の前、小さなダンボール箱を手にし、落ちている葉をしゃがんで拾っている高齢の女性がいました。玄関前が生け垣で、濃い緑に囲まれいい環境です。ところが、昨夜の雨風で葉が落ち、その後始末。やはり、いいことは、二つないのか。
 橋の上、自転車に乗り、黄緑色の帽子をかぶった男性が、ゆっくりこちらの方へ向かって来ました。その帽子、鮮やかな蛍光色をしており、太い毛糸で編み込んだもののよう。あれなら、遠くからでも目立し、冷たい風も防いでくれるし。あれっ、こちらはいいことが二つ。
 さて、ほうきを持って掃いている人たちの姿を何人も見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、悪いことは重なるとか、そう言えば最近。と思い当たるふしがあるこの身、いいことをただ口を開けたまま待つのではなく、積極的に打って出ることを、考えるのも。。。




No.1,236「消防自動車と水たまりと温泉と」    2017(平成29)年10月23日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、消防自動車が、赤色灯を点滅させながらちょうどバックで車庫へ入ろうとしていたところ。消防分団の、消防車です。台風の影響で雨風がものすごく、被害状況などを調べていたのでしょう。戻って来たということは、管轄区域内、おそらく大丈夫だったということか。
 目の前、車が水をバシャバシャはねながら通っていきました。道路が交差するあたりに水がたまっており、そこを通る時にです。少し低くなっている所があるようで、そこに山側から大量の水が流れ込んで。左側に寄りながら、ゆっくり進んだのですが、同じようにバシャッと。
 さて、川の水が茶色くゴウゴウと流れていたこんな日は、あったかい温泉に入り、俺が、私が、と声を大にして言わなくても、やっていることは伝わるのに、小さな自分の実績を過大に喧伝したがるこの身、口先ばかりでなく実際の行動を忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,235「黒いウィンドブレーカーとバスガイドと温泉と」    2017(平成29)年10月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横の広い場所を、男女の二人連れが歩いていました。男性は、右手に小さな袋を持ち、出勤するところのよう。女性は、黒いウィンドブレーカーを着ており、それがすごく大きめ。どうやら男性服らしく、家族から借用したものかも。使えるものは、使わねば。
 坂道の先に、大型バスが止まっていました。バスのすぐ前に、普段あまり見かけないような、紺色の帽子をかぶったバスガイドが。その帽子、まるでカンカン帽のような形なのです。解説よし、説明よし。そして、おしゃれも兼ね備えた人と一緒なら、さぞかし楽しい旅に。
 さて、空気が暖かく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、これは違うからなりません、あれはあわないからだめです、などと拒否してばかりのこの身、頭からいきなり否定する前にいったん受け入れるだけの大きな度量を持つようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,234「銀色のバッグと猿と温泉と」    2017(平成29)年10月19日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横に傘をさして立っている高齢の女性がいました。銀色のバッグを背負い、道路に背を向けてです。どうやら、迎えの車を待っているようで、お出かけスタイル。雨の日、暗い家の中にいるより、仲の良い友達と遊びに出かけるのも悪くは。んっ、それとも病院。
 小さな橋の上、猿が右側に3匹、左側に3匹。そして、右側車線の真ん中に、体の一番大きな猿が周りを見渡すようにどっしりと構えて。左右どちらにも小さな猿の姿が見え、家族揃って食料でも探しに来たのか。それにしても、道路に座っていた猿、堂々として、やけに貫禄が。
 さて、山に霞のようなものがかかっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、出かける前計画を立てたのに、行った先でもっと調べておけば良かったと反省が多いこの身、たまにしかないことは、念を入れすぎるぐらい細部にわたって調べるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,233「紅白のポールと自転車と温泉と」    2017(平成29)年10月18日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、ガードレールの横、紅白ポールが立っているのに気がつきました。土台部分は年間を通してあるのですが、冬が近づくと、その上に長いポールが。雪が積もった時、除雪機などがガードレールにぶつからないようにとの目印です。でも、こんなに、早くからだったか。
 橋を通り過ぎた時、車が3台連なってやって来るでは。見ると、自転車に乗った女性が車の先頭におり、ゆっくりした速度です。だから、後続車がスピードを緩めていたのかと納得。道路が広くなって自転車が左側へ寄ると、その車たち、いきなりスピードを上げて追い越しを。
 さて、空気が暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、失敗したことは隠すくせに、ほんの少しやっただけで、これは私が私が、と功績を吹聴したがるこの身、責務を全うするため黙って地道に仕事をこなしている人たちのことを忘れてはいなかったか、考えるのも。。。




No.1,232「窓の布団と黒いバイクと温泉と」    2017(平成29)年10月17日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の2階の窓に、布団2枚かけてあるのに気がつきました。中に綿がたくさん詰まった、秋冬用の厚手布団です。朝晩の冷え込みが強くなって来たため、押入から出して干すことにしたのでしょう。太陽の光を浴びれば、また元のようにふかふか。
 橋のすぐ手前に、黒いバイクが止められていました。座席に黒いヘルメットが置かれ、その後ろに四角いバッグと丸めたシートようなものが、くくりつけられて。バイク持ち主の姿は見えず、河原へでも下りていったのかも。夜通し走ってきたのか、それとも早出して来たか。
 さて、久しぶりに太陽が顔を出しているこんな日は、あったかい温泉に入り、子供の頃、部屋の中ばかりにいず、たまには外へ出なさい、と言われた覚えがあるこの身、晴れた日の朝ぐらい太陽に向かって深呼吸し、身と心に元気を分けてもらうことを、考えるのも。。。




No.1,231「赤い傘と黄色いパワーシャベルと温泉と」    2017(平成29)年10月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、赤い傘をさし白い半袖の下に茶色い長袖を着て、駅の方へ向かっている若い女性がいました。背中に、バッグを背負ってです。半袖は下に着るもののはずだったのに、いつの頃からか思いもかけないような着方が登場。ファッショに、決まりなどなくなったのか。
 小さな橋の手前、道路横にある小さな田んぼに、黄色いパワーシャベルがありました。田んぼの土が掘られ、隅の方へまとめて積まれていたのです。粘土質の土部分を取り除いてるようで、掘ったあとは低くなっておりきちんと整地された状態。土の入れ替え作業でも。
 冷え込んで吐く息が白かったこんな日は、あったかい温泉に入り、それだとこれまでと違うことになるので出来ません、前例がないから出来ませんなどと、固いことを言ってたこの身、他と違っても悪いことはなくいつも前向きな発想を持つようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,230「鳥と緑色のバッグと温泉と」    2017(平成29)年10月14日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、鉄塔の向こう側、ひとかたまりになった鳥たちが、南西の方へ向かって飛んでいました。数は百羽近く、飛んでいたのはそれほど高くないところです。寒くなって来たため、南の地方へ旅立つことにしたのか。白いものが落ちてくる前、急いで暖かい場所へ行かねば。
 急ぎ足で、細い道から出てきたのが、紺色制服姿の女性高校生。背中に、緑色のバッグを背負っており、片手に長い傘を持ってです。学校、今日は休みのはずだけど、用事があり登校することになったのか。勉強や部活など、やることは山ほど。学生君、やれるときにやっておけよ。
 さて、草刈り機の音が聞こえたこんな日は、あったかい温泉に入り、まだまだ大丈夫と安心しきっていたら、予定が狂って大あわて、そんな経験が豊富なこの身、一人だけならやる気も起きないけれど、ここは仲のいい友人にでも声をかけ一緒に動き始めることを、考えるのも。。。




No.1,229「黄色いヘルメットと回覧板と温泉と」    2017(平成29)年10月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路を横切っている用水路の橋の上、黄色いヘルメットをかぶった男性がいました。黒い長靴をはいており、まるで歩数を数えるかのように大股でゆっくり歩いて。近くに工事用の看板が立てられており、その関係者です。工事が始まるため、いよいよその準備が。
 坂道の途中、道路横にある家の郵便受けに、回覧板が入っているのに気がつきました。二つ折りになっており、表面に企業名などが書かれているカバーです。あれなら、少しぐらい雨に濡れても、中は大丈夫。あの時間に入っているということは、朝早くに近所の家から。
 さて、稲刈りがまだの田んぼが何枚もあるのに気がついたこんな日は、あったかい温泉に入り、事前準備さえきちんとしていれば、本番はうまくいくもの、ところが目先のことに気をとられ、見落としだらけのこの身、ゆっくり深呼吸し今すべきは何かを、考えるのも。。。




No.1,228「紺色のカッパとガスボンベと温泉と」    2017(平成29)年10月12日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、青い細線の入った白ヘルメットをかぶった男子中学生が、自転車に乗って横道から出てきました。フードのついた紺色上下カッパを着てです。カッパの上からバッグを背負っているけど、あれだと濡れてしまうだろうに。防水だから、少々濡れても大丈夫なのか。
 信号で止まっていると、荷台に大きなガスボンベを3本積んだトラックが通り過ぎていきました。後ろに小さなボンベも4本あり、計7本です。空になったボンベと交換するため、運搬しているところだったのかも。このあたり、都市ガスではなく、プロパンガスがまだ活躍して。
 さて、雨がシトシト降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、まだまだ大丈夫だろうと安心していたら、限度を超えてしまったのかとうとう、という経験があるこの身、物ごとは心配性ぐらいがちょうどいいようで、いささかズボラなこの胸に手を当てて、考えるのも。。。




No.1,227「トラクターと緑色の袋と温泉と」    2017(平成29)年10月11日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、坂の上り口に、トラクターが置かれていました。稲刈りが終わった田んぼを、起こすために出されたもの。一つ終われば、また一つ。やることが次々に出てきます。それをきちんとやっておかないと、米は育ってくれないし。大変でも、やるべきことはきちんと。
 職場に近づいた時、田んぼのあぜに、緑色の袋が等間隔で置かれているのに気がつきました。高齢の男性が、その近くで何かを運んでいる様子。緑色の袋は肥料。それを小分けして、手で田んぼへまこうとしているところだったのかも。機械を使えば早いけど、手でだって。
 さて、空気が妙に暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、このくらならいいだろうと手抜きをした結果、取り返しのつかないことになり、泣き泣き最初からやり直したことがあるこの身、大変な時こそじっくり構え、基本に忠実だったか、考えるのも。。。




No.1,226「緑色の傘と青いスモールランプと温泉と」    2017(平成29)年10月10日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、交差点に近づいたあたり、右手で黄緑色の傘をさし、左肩に茶色いバッグをさげた女性が歩いていました。縁の部分に飾りがある、上品な傘です。お日様は出てないので、ささなくてもいいいのにと思ったけれども、紫外線はあちこちから。予防に、勝るものはないか。
 橋の向こうから、大きな乗用車がやって来ました。青いスモールランプをつけてです。電気をつけるほど暗い訳でもなく、他の車はどれ一台として。朝、暗いうちから家を出て、途中で消すのを忘れてしまったのかも。鮮やかな青色ランプが目を引き、デザイン的にはいいのに。
 さて、街路樹の紅葉が目立ったこんな日は、あったかい温泉に入り、ぶっつけ本番に強いからと変な自信過剰で準備せずに大失敗、そんな経験が何度もあるこの身、失敗して泣くより、予定通りにいかず無駄になったと笑って言える道を選ぶようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,225「カメラと橙色の柿の実と温泉と」    2017(平成29)年10月7日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公園を過ぎてすぐ、首からカメラをさげた男性が、こちらの方へ向かって歩いて来ました。水色の作業服なので工事関係者が、仕事の進捗状況などを報告書貼付用として撮影に来たのかも。今、デジタル時代なので、フィルムと違って何回でも撮れるから安心。
 緩い坂道の途中、道路の向こう側に植えてある、柿の木に目が止まりました。降った雨のためか葉っぱがほとんど落ちて、橙色の柿の実がたくさんなっているのが見えたのです。あれは、甘柿、それとも。もし渋柿だって、さわし柿や干し柿にすれば、また違うおいしさが。
 さて、久しぶりに犬を連れて散歩している人を見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、金額を見てカラーフィルムを24枚撮りにするか、36枚撮りにするか迷ったことのあるあるこの身、デジタルカメラだからとめちゃくちゃな撮り方をしてなかったか、考えるのも。。。




No.1,224「灰色のプレハブと黒い缶飲料と温泉と」    2017(平成29)年10月6日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公民館の先にある空き地に、灰色のプレハブが建てられていました。その小屋を運んで来た大きなトラックなどが奥の方に止められており、関係者数人が近くで作業中です。朝一番の仕事、無事に終わればいいけれど。でも、あそこでいったい何が始まるのか。
 学校に近づいた頃、自動販売機の前、黒い缶飲料を手にしている若い男性がいました。黒いスーツに、ネクタイ姿です。すぐ横に止まっていたのが、真っ赤な色の車。朝、仕事に行く前、気合いを入れるため苦めのコーヒーでも飲もうとしたのか。頑張れよ、働き盛り君。
 さて、川の色がとてもきれいだったこんな日は、あったかい温泉に入り、朝いいことがあると、その一日がるんるん気分に、ところが逆の場合は落ち込んで一日中憂鬱なもの、そんな単純細胞のこの身、朝一番の仕事気を抜いてやっていなかったか、考えるのも。。。




No.1,223「白いススキの穂と赤いポリタンクと温泉と」    2017(平成29)年10月5日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の前あたり、白いススキの穂がかたまって咲いているのが目に入りました。十五夜は昨夜。まさか、それにあわせた訳ではないでしょうが、今がちょうど見頃の時期。青い空に、白い穂の対照が絶妙です。秋は、目でも楽しませてもらえるので、いい季節だなと。
 道路沿いの家の前に止められていた軽四トラックの荷台に、18キロ入りの赤いポリタンクが、6個並んで積まれてました。あれは、多分灯油を入れるためのもので、朝晩、冷え込むようになって来たため、石油ストーブの燃料として買いにいくのかも。いよいよ、寒さ対策の準備か。
 さて、転作で植えられている大豆の葉っぱが随分落ちていたこんな日は、あったかい温泉に入り、嫌な点ばかりが目につき、どうして、なんで、とすぐ悪口が出てくるこの身、誰かの悪いところが見えても目と口は閉じ、どこかにあるはずの良い点だけ探すことを、考えるのも。。。




No.1,222「黄色いフキンと細長い板と温泉と」    2017(平成29)年10月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している駐車場で、半ズボンの若い男性が車の清掃をしていました。黄色いフキンのような物を手に持ち、フロントガラスを拭いていたところ。雨も上がり、目についた汚れなどを、きれいにしていたのでしょう。でも、半ズボンだと寒いだろうに。
 ゴミステーションの横、作業服姿の高齢男性数人が、仕事中。周りに軽四トラックが止められており、何かを積もうとしていたようです。奥に細長い板が何枚も重ねられており、形状からしてどうやらポスターの掲示板。近づいて来たため、いよいよ準備が始まったか。
 さて、車から下りたら冷気を感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、しなくてもいいのにやせ我慢、若い頃だと体がついていったけど、あちこちガタが来はじめているこの身、少しでも寒さを感じたら、おっくうがらずに長袖肌着にズボン下を履くこと、考えるのも。。。




No.1,221「道路をふさいだ車と緑色のホースと温泉と」    2017(平成29)年10月3日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、進行方向の先、片側一車線の道路をふさいで、真横になっている車がいるでは。どうしてこんな所で止まっているのか、とぶつぶつ言いながら停車です。すると、その車ハンドルを切り返しながらゆっくりUターン。おいおい、もっと広い所が、いくらでもあるだろうに。
 道路すぐ横にある家の玄関、小さなほうきを持っている女性がいました。毛糸で編んだ茶色いベストを着た、ちょっと年を召した方。紫色の長靴を履き、足下には曲がりくねった緑色のホースが。コンクリートについた泥などを取るため、雨の中、ホースの水で流しながらの清掃か。
 さて、細かな雨が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、周りの人にどれだけ迷惑をかけているか気がつかず、気ままな道を歩んでいるこの身、世のため人のためなどと大げさではなく、せめて、近くにいる人だけにでもきちんと心配りをしているか、考えるのも。。。




No.1,220「背負いの黒いバッグと白い紙と温泉と」    2017(平成29)年10月2日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、広い道路から細い通学道路へ向け、自転車で下りていく男子中学生がいました。黒い学生服で、背中に黒いバッグを背負ってです。少し幅のあるバッグの肩ひもは白色で、ランドセル状のもの。その昔、学生カバンと言えば、肩から斜めにかけるものだったのに。
 緩い坂道の途中、黒い半袖シャツに、黒いズボン姿の女性が、道路近くにある家の方へ向かっていました。半分に折った紙を左手に持ち、近所の家などへ届けにいくところだったか。背筋を伸ばし、手を大きく振りながらさっそうと歩く姿は、見ているこちらまで元気になるよう。
 さて、街路樹の紅葉が進んだような気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、同じものでも時代と共に様がわり、それについていくのがやっとのこの身、昔のものが一番と甘く切ない郷愁はどこかへ置いて、新しいものを受け止める努力をしていたか、考えるのも。。。








本波 隆(ほんなみ たかし)

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