ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,111「紺色ジャージと猿と温泉と」    2017(平成29)年4月29日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、自転車に乗ってゆっくり学校の方へ向かっている、女子中学生がいました。白色ヘルメットには、1本の赤い横線。着ていたのは上下紺色ジャージで、黒いリュックを背負ってです。学校は休みでも、部活のために登校か。思う存分汗を流せる今こそ、青春まっただ中。
 上り坂の途中、橋のすぐ側を、一頭の猿がのっしのっしと。横を通り過ぎるこちらの車を見ても、動じる様子はなく悠々とです。車の中からだったので怖くはないのですが、もし、歩いている途中に突然出会ったら驚いて跳び上がるかも。もちろん、それは猿ではなく人間側の方が。
 さて、黄緑色の葉がやけに目立つようになって来たこんな日は、あったかい温泉に入り、少しばかり頭を使うようになってから、体を動かすのがおっくうになって来ているこの身、変な冷や汗ばかりではなく、心地よい本物の汗を流すための時間をどう作るか、考えるのも。。。




No.1,110「手提げ袋と電信柱と温泉と」    2017(平成29)年4月28日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、緩い坂を登って間もなく、黒いジャンパーに灰色の帽子をかぶった高齢の男性が、ゆっくり道路を横切っていました。駐車していた車へ乗り込もうと近道です。右手に持っていたのは、黒と白の横線が入った小さな手提げ袋。今風に言うと、ちょーかわいい、になるか。
 職場へ近づいた頃、歩道脇に立てられている電信柱に目が止まりました。斜めにつっかい棒のある、電信柱にです。つっかい棒として使われていたのは、外見からして同じ形状の電信柱。メーンの柱になるのもあれば、支える側へまわるのも。あっ。それって人間社会と全く同じ。
 さて、山の雪がキラキラと白く輝いていたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分では分かっているつもりでも、それを正確に伝えるのは難しいもの、語彙と表現能力に乏しいこの身とすれば、独りよがりにならず、とにかく分かりやすく伝えるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,109「青いヘルメットとオレンジ色のベストと温泉と」    2017(平成29)年4月27日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、曲がり角の先、反対側車線に青いヘルメットをかぶった男性の姿が。右側の空き地に1台のトラックが止まっており、その荷台には小型のパワーシャベル。ヘルメットの男性が手に持っていた赤地に白い矢印の看板を道路に置き、これからいよいよ工事が始まるよう。
 坂道を登りきって間もなく、非常灯を点滅させた軽四車から、高齢の男性が横にある家へ行くところ。オレンジ色のベストには、白字で大きく配達中の文字。届け物を郵便受けへ入れに来たようですが、誰が見ても不審者ではないと分かるよう大きく書くのも、今の時代故なのか。
 さて、空気が湿っぽく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、きっと分かるだろう、すぐに気がつくはずだ、だから何もしなくても大丈夫、そんな楽観論が何度も砕け散った経験のあるこの身、万全を期して念には念を入れあらゆる手を打つようしてきたか、考えるのも。。。




No.1,108「除雪用ブルドーザーと編み笠と温泉と」    2017(平成29)年4月26日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、公民館の前にある車庫に、昨日まで止まっていた除雪用ブルドーザーの姿が見えなくなっていました。除雪関係者、もう次の冬まで雪の心配はないと踏んで、別の活躍場所を見つけたのかも。使える機械、車庫の中に置くだけでは、宝の持ち腐れでもったいないもったいない。
 大きな鉄塔の近くにある畑、茶色い編み笠をかぶって畑作業をしている女性がいました。あの編み笠からして、年齢は、間違いなく高齢の部類。離れたところの畑なのでよく見えなかったのですが、その昔ばんどりと呼んでいた藁で作られたミノらしき茶色い物が、背中あたりにちらっと。
 さて、遠くの山の緑が濃くなって来たなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、出来る人間はどこへ行っても引っ張りだこ、その点、待てど暮らせどどこからも声のかからないこの身とすれば、誰にも負けないような宝となるものを身につける努力をしていたか、考えるのも。。。




No.1,107「黒いTシャツとタイヤホイールカバーと温泉と」    2017(平成29)年4月25日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、地域公民館の近くにある家の前、スプレーらしき物を手にした黒い長袖Tシャツ姿の男性がいました。スプレーの先は軒先の下あたりを向いており、どうやら塗装がはがれてきたところの、補修を始めたところだったよう。汚れが目だたないように、だから黒色か。
 坂を登り切ってすぐ、コンクリートの庭に、アルミ製タイヤホイールカバーが置かれていました。それも1個だけ。いくらなんでも、ホイールカバーの日光浴、なんてことはないはず。道路沿いの家のため、どこかの車が落としたの拾い、目立つようにあそこへ置いたのかと。
 さて、車の窓を少し開けて来たこんな日は、あったかい温泉に入り、「あんたは、脱いだら脱ぎっぱなし、もう何度言ったら」と、耳に痛い小言を山ほど聞かされてきたこの身、汚れ落とすには洗うのが一番、誰かさんから言われる前すぐ洗濯機へ入れることを、考えるのも。。。




No.1,106「麦わら帽と白い車と温泉と」    2017(平成29)年4月24日掲載
_
 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路に面している家から、ちょうど出てきたのが高齢の女性。長年使い込んだ色合いの麦わら帽を首の後ろに下げ、ピンク色した長めのエプロンの上に毛糸のベストを着、黒い腕抜きをしてです。畑作業へ出かけるところのようで、服装は、もう言うことなし。
 橋のすぐ手前、車1台分だけある狭い場所に、白い車が止まっていました。通勤時間帯、これまであそこに停車している車を見かけたことはなく、見ると千葉県ナンバーです。観光でこの地を訪れ、橋のすぐ近くに車を止め、ゆっくり散策などをしようとしていたものか。
 さて、澄み切った青空が心地よく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中、その場に適した服装というものがあるもの、普段から服装には無頓着のこの身なれど、ちょっと気を張る場へ出かける時、靴下の色などにも気を配っていたか、考えるのも。。。




No.1,105「大型観光バスと街路樹の葉と温泉と」    2017(平成29)年4月21日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、交差点を過ぎてすぐ、向こうから大型観光バスがやって来ました。見ると、東京ナンバーです。ニュースによると、黒部峡谷のトロッコ電車が昨日から運転を始めたとか。春の旅行シーズンが到来し、新緑を求めて遠くから来た観光候客の一行、存分に楽しんでもらえたのならいいけれど。
 職場に近づいた頃、街路樹の枝に、黄緑色した葉っぱが出ているのに気がつきました。ただ、全部の木にではなく、ところどころなのですが。どの木も日当たりのいい場所で、条件は同じはずなのにどうして違うのかと不思議に思えるほど。人間には個性があり人さまざま、それは木だって同じことか。
 さて、道路近くに植えてある黄色や赤色の花が目に飛び込んで来たこんな日は、あったかい温泉に入り、旅行は一人だけより話し相手のある方が楽しいもの、少しばかり団体行動を苦手としているこの身、たまにはすぐ近くにいてお世話になっているあの人に声をかけ出かけることを、考えるのも。。。




No.1,104「芝桜と徒歩通勤者と温泉と」    2017(平成29)年4月20日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している石垣の上に、紫がかった赤色の芝桜が咲いているのが目に入りました。小さな花なのに、まとまってですから目立つこと。濃い緑色の葉が周囲に伸びているため、花もますます広がる予感が。根がしっかりしてさえいれば、花だってきれいに。
 信号に近づいた時、向こう側から中年の女性がこちらへ向かって歩いて来ました。ベージュ色のスプリングコートに、肩からショルダーバッグで、めったに見かけない徒歩通勤者。通勤用の車に何かがあって、今日は、電車での出勤か。まぁ、たまには歩いての通勤だって。
 さて、青空が爽やかに感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、核になる部分がしっかりしてさえいれば少々のことでは動じないもの、ところが根無し草のようにふらふらしているこの身とすれば、花を咲かす以前に、足元をしっかり固めていたか、考えるのも。。。




No.1,103「黄緑色の葉と白い鳥と温泉と」    2017(平成29)年4月19日掲載
_
 今朝は、強い雨。
 出勤途中、公民館に植えられている桜の花が、すっかり散って黄緑色した小さな葉が顔を出し始めていました。木全体に茶色く枯れたようなものが見え、何かと思ったら花が散った後の茎部分です。桜の木が、目に眩しいくらいの鮮やかな緑色の葉っぱで覆われるのも、もうすぐのよう。
 職場へ近づいた時、山の方に白い2羽の鳥が飛んでいるのが目に入りました。カモメにしては大きいようで、こんなところまでやってくるはずがないのに。近づくと、田植えの頃に耕した田んぼへ入っているのを見かけたことのある首の長い鳥が、仲良く2羽寄り添うように空を舞って。
 さて、傘が風で飛ばされそうになったこんな日は、あったかい温泉に入り、若さ故、花よ蝶よと持ち上げられていい気になり、それがいつまでも続くと勘違いをし後で間違いだったことに気づいたこの身、年齢に応じた幅広い知識を習得し自分を磨くための努力を重ねてきたか、考えるのも。。。




No.1,102「緑色の葉と公園の桜と温泉と」    2017(平成29)年4月17日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、職場に近づいた時、道路の横にある田んぼ一面緑色の葉が伸びているのに気がつきました。長さは、約20センチほど。他は田起こしが行われているのに、同じ並びの田んぼが3枚続いて濃い緑色です。そうだ。あれは、転作のために麦を植えたのだと、後でようやく。
 職場すぐ前にある公園の桜が、満開になっており今が一番の見頃。花は薄いピンクと、濃い目のピンク色の2種類です。種類の違うのが遠目からもよく分かり、なかなかの見ごたえ。遠くの山の雪も随分とけ、目で春の息吹を感じさせられる時期まっただ中へ、いよいよ突入か。
 さて、空気が妙に暖かく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、まさか変わっているはずがないだろうと思い込み、やってから間違いに気がつき大あわて、そんな経験豊富なこの身とすれば、初動時じっくり腰を構えてから物事に取りかかることを、考えるのも。。。




No.1,101「コタツ台とチューリップと温泉と」    2017(平成29)年4月13日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂道の上り口にあるゴミ箱の横、太い白紐でしばったコタツ台が置かれていました。今日は金属やガラス等を捨てる日で、あのコタツも壊れるなどしたためゴミとして出したのか。でも、まだ使えそうな上板も一緒にあり、なんだかもったいないような気も。
 学校に近づいた頃、道路沿いの車庫の横に置いてあるプランターの中、チューリップが隣と背比べをするかのように並んで立っていました。赤と黄色い花で、いつ開いてもおかしくないくらいに育っています。今は、どこへ行っても花や木々を目で楽しめるから、いい時季。
 さて、ヒヤッとした空気を感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、使っている時は重宝してたのに、もう用がなくなったからと簡単にポイ捨て、そんなことを繰り返して来たこの身、たとえ物であっても普段から感謝の気持ちを忘れずに扱っていたか、考えるのも。。。。




No.1,100「田起こしと生け垣と温泉と」    2017(平成29)年4月12日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、小高くなっている道路から下を見ると、田起こしの終わった田んぼが、あちこちにあるのに気がつきました。降った雨が、低くなっているところにたまり、小さな水たまりも。田植えの準備は着々と進んでいるようで、田んぼに満々と水が張られるのも、もうすぐ。
 坂を上ってすぐ、道路沿いにある生け垣の向こう側、男性の上半身が見えました。台に上っているらしく、水色の雨具で頭にフードをかぶってです。足下には、葉のついた枝が散らばるよう落ちており、枝打ちをして長さを切りそろえていたか。午後あたりには、きっとすっきり。
 さて、細かい雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、途中の経過などどうでもいいと結果だけを追い求め、目に見えるものではないからと手抜きをし結局失敗ばかりのこの身、基礎になる部分についてきちんと耕すことを忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,099「黄色いジャンパーと竹ほうきと温泉と」    2017(平成29)年4月11日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、公民館を過ぎたあたりに、黄色いジャンパーを着た男性が歩いていました。あれは、子供たちの登下校を見守る安全パトロールのボランティアです。でも、これまで見たことのない人で、もしかすると4月からの新しい協力者かも。年度初め、新人は、あちこちに出没して。
 道路沿いにある庭の前、大きな竹ほうきを手に持って掃いている、高齢の女性がいました。白手ぬぐいを頭に姉さんかぶり、手に水色のゴム手袋です。小降りとはいえ雨の中、濡れて体が冷え込み風邪など引かねばいいのになと。体の弱い高齢者は季節の変わり目、特に注意せねば。
 職場すぐ近くにある公園の桜が、ようやく咲き始めていたこんな日は、あったかい温泉に入り、実はそれほどでもないのに、さも長年働いているような顔をしているこの身、外見は別にして、せめて働き始めたころの初々しく素直で純真な心を忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,098「桜の開花と警察官と温泉と」    2017(平成29)年4月10日掲載
_
 今朝は、曇り。
 出勤途中、公園にある桜、どの木も花が開いて、それはきれいに。薄いピンク色なのですが、木全体は白っぽく見えます。つい先日まで、花のかけらもなかったところに、あれだけたくさん咲いているのを見ると、やはり桜はいいなと。多くの人が、きっと花を愛でることに。
 坂を登ったところの横断歩道横に、警察官が立っていました。白いヘルメットに、白いコートを着てです。白い紐のついた笛を、口くわえていましたから、子供たちが横断歩道を渡るときなど、合図のために吹いていたのでしょう。登校時間は終わったけど、見守りはまだ。
 さて、空気が冷たく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、そこにわずか一輪の花があるだけで心は和むもの、ましてや桜となるとその荘厳さに感動さえ、どうやら花開かずつぼみのままのこの身、多くの人に好かれずとも嫌われないようにしてきたか、考えるのも。。。




No.1,097「つぼみの桜と黄色いのぼりと温泉と」    2017(平成29)年4月7日掲載
_
 今朝は、小雨。
 出勤途中、公園にある桜の木全体が、ピンク色に染まっているように見えました。つぼみが大きくふくらんでおり、そのためです。開花はまだでも、雨が止むと一気に開くような予感が。桜の時季は雨のことが多く、運が悪いと花見ができません。今年は、晴れてくれればいいのに。
 緩い坂の途中、ガードレールに数本の黄色いのぼりが立てられていました。黒や赤い色で、大きく交通安全の文字。交通安全運動が始まり、運転しているたちへの注意喚起のためです。のぼりは道路のあちこちに立てられており、あれだけあれば、まさかうっかり見逃すことなど。
 さて、細かい雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、運のいい人はどこまで行っても運がついてまわるよう、その点悪運とやらにすっかり魅入られているような気がするこの身、嫌な運を跳ね返すだけの力を備えるため地道な努力を重ねていたか、考えるのも。。。




No.1,096「新聞とスーツと温泉と」    2017(平成29)年4月6日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に面している家の玄関先、手すりにつかまりながら、もう片方の手で新聞を持ち、階段を上がっている高齢の女性がいました。紫色のはんてんに、黒い帽子です。新聞受けを開け、これから読もうと持っていくところだったか。朝起きて手にする新聞は、楽しみなもので。
 緩い坂道を進んだところに、黒っぽいスーツにネクタイ姿の中年男性が一人。片手に黒っぽい袋を持ち、これから出かける様子です。ただ、駅へ向かっている風はなく、あの時間帯いったいどこへ歩いて行こうとしていたのか。車でなく、スーツ姿の通勤者を見るのは、珍しいこと。
 さて、穏やかな空気を感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、ニュースはTVや新聞、ラジオからと相場が決まっていたのに、最近はスマホとやらからが多いよう、最新機器にはとんと疎いこの身なれど、両手で広げた新聞の隅々まできちんと目を通していたか、考えるのも。。。




No.1,095「初心者マークと足のマッサージと温泉と」    2017(平成29)年4月5日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、橋を渡って間もなく、薄い水色の軽四がやって来ました。若い女性が運転しており、フロントガラスの内側に緑色の初心者マークが下げられ、免許を取ったばかりの新入社員のようです。ドキドキ運転が終わると、次は会社で清い汗を流せよ、青春。
 職場に近づいた時、歩道と田んぼの間にある、安全柵の間へ片足を入れている女性がいました。脚の裏側を横棒に押し当て、前と後ろに動かしながらマッサージを。どうやら、散歩の途中で足が痛くなったか。でも、時には途中で立ち止まる勇気だって必要かと。
 さて、上着はもうじゃまかなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、動かずに楽することばかり考えているため体重がやけに増え、特にズボンの胴回りがきつく感じるようになったこの身、体を動かし汗を流すことを忘れていなかったか、考えるのも。。。




No.1,094「作業服と水仙と温泉と」    2017(平成29)年4月4日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館の駐車場で、高齢の男性10人ほどが二重になって円陣を組み、何やら打ち合わせ中。全員作業のできる服に、帽子をかぶってです。周りに軽四トラックなどがたくさん停車しており、これから外仕事へ向かうよう。仕事前の打ち合わせは、綿密にしなければ。
 職場に近づいた時、街路樹の根本に植えてある水仙が、一輪咲いているのに気がつきました。たった一輪の黄色い花ですが、春を実感させてくれます。他はまだどれもつぼみの状態で、少し暖かくなるのを待って一気に花開くはず。あちこち、花で賑やかになるのはもうすぐ。
 さて、外に出ている人を何人も見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、言われていたのに自分で勝手に解釈をし、やり終わってから指摘を受け慌ててやり直したことが何度もあるこの身、取りかかる前、全体像の把握と細部について詰めるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,093「散った花びらとサングラスと温泉と」    2017(平成29)年4月3日掲載
_
 今朝は、晴れ。
 出勤途中、公民館手前にある生け垣の前、落ちた花を集めている高齢の女性がいました。ツバキ科の赤い花は、ほとんど見あたらないのですが、緑色の葉の影に隠れるようにまだ何輪も。しゃがみながら手にしているちり取りの中には、枯れて茶色くなった花びらが山のように。
 坂を過ぎて間もなく、こちらへ向かって進んでくる軽四が一台。運転席には若い女性がおり、白いマスクに黒いサングラス姿です。日射しはそれほど強くなく、きっと太陽の光が正面に見えまぶしく感じられたためのサングラス。おしゃれと実用を兼ねられるのも、いいよなと。
 さて、やわらかい日射しが心地よく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、目を楽しませてくた花がひっそりと散る中、桜の花が見頃になっているところもあるとか、花見とはとんと無縁のこの身なれど、散る花を惜しむ心を忘れていなかったか、考えるのも。。。








本波 隆(ほんなみ たかし)

前のページに戻ります
トップページに行きます