ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,070「田んぼの霜と白い煙と温泉と」    2017(平成29)年2月28日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、0センチです。
 出勤途中、道路すぐ横にある田んぼの表面が、うっすら雪が積もったように白くなっていました。今朝方冷え込んで、霜がおりたためです。お日様の当たっている場所には影も形もなく、緑色の草が顔を出しているでは。日影になっているところは、まだまだ厳しい寒さか。
 職場に近づいた頃、遠くに見える家並みから、一本の白い煙がモクモクと上がっているのが見えました。煙は2階の屋根部分あたりから、それも相当な量で不要になった大きな木や枝などを燃やしているのかも。できるものなら、近くへ行って手をかざし暖まりたい気分に。
 さて、一面の青空が気持ちよく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、いい人のところへは黙っていても人が寄ってくるとか、最近声をかけられることが少なくなったような気がするこの身、いささか冷え込んできている心と体をどう温めるか、考えるのも。。。




No.1,069「自転車の高校生とパワーシャベルと温泉と」    2017(平成29)年2月27日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、0センチです。
 出勤途中、道路に面している家から、自転車に乗って飛び出てきた男子高校生。コートなどは身につけておらず、学生服で首に黒いマフラーをしてです。あの時間では始業時間に間に合うはずもなく、何かの事情で遅れたもよう。でも、慌てて転んでケガなどするなよと。
 信号側にある新築中の家の横に、黄色い小型のパワーシャベルがあるでは。庭の整地を始めたようで、打ったコンクリートや組んだ鉄の棒などが目に入ってきました。とすると、家の方は、もうほとんど終わったということになるはずで、入居できるのは、きっともうすぐ。
 さて、空気の冷たさがそれほど感じられないこんな日は、あったかい温泉に入り、それまで順調に来ていたのに、最後の詰めが見えた途端、慌てて失敗をした経験を持つこの身とすれば、いざその場にあたって平常心を持ち続けるにはどうしたらいいか、考えるのも。。。




No.1,068「小さなバックと境内の清掃と温泉と」    2017(平成29)年2月24日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、0センチです。
 出勤途中、黄色い小さなバックを手に持った高齢の男性が歩いていました。幅が30センチ足らずのバックなので書類等を入れるものではなく、おそらく弁当。家族の誰かが早く起きて、準備したものなのでしょう。あの小さなバックの中には、きっと優しさがいっぱい詰まって。
 橋を渡ってすぐ、左の方から白い煙が上がってくるでは。下を覗きこむと揃いの水色上下の雨具を着てフードをかぶった男性2人が、神社の境内で枯れ枝などを燃やしていたところです。祭事などが行われるため、境内をきれいにしていたのでしょうが、朝早くからご苦労様と。
 さて、西の方角に青空が見えていたこんな日は、あったかい温泉に入り、世のため人のために尽くさねばと心の中では分かっているつもりでも、世話役を断った経験のあるこの身とすれば、狭くて小さなこの心を大きく広げ、自分に協力できるのは何かを、考えるのも。。。




No.1,067「耳からの白いコードと右折車と温泉と」    2017(平成29)年2月23日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、0センチです。
 出勤途中、真っ赤な上着に細身の黒いズボン、紺色バックを背負った若い男性が歩いていました。両耳から白いコードが下がっており、音楽などを聴いているよう。音楽は部屋の中でしか聴けなかった時代から、カセット、CD、そして携帯へと。さて、次はいったいどうなる。
 坂を登り切ってすぐ、左側の道路から、頭の部分を出し始めている車が一台。こちらが優先なのに、なんだか止まる気配なし。ブレーキを踏みながらゆっくり進むと、その車右折してそのままこちら側へ。運転席の女性、反対側に気を取られ一番大事なこちらを確認しなかったか。
 さて、強い雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、変に細かなことばかりに目をとられ、最も重要なところを見落としたため何度も冷や汗を流した経験のあるこの身とすれば、きちんとものごとの核心部分を押さえてから進めるようにしているか、考えるのも。。。




No.1,066「スコップと杖を持った女性と温泉と」    2017(平成29)年2月22日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約1センチです。
 出勤途中、通学路になっている坂の途中、すべり止め用剤が入っている緑色の箱に、スコップが立てかけられていました。今朝はとても冷え込んだため凍っており、場所によっては危ないくらい。子供たち滑って転ばないよう、気配りをした名残りが、あんなところに。
 少し進んだ道路の横に、毛糸の帽子に暖かそうなベストを着て立っている高齢の女性がいました。足が不自由なのか、左手に花柄模様のある杖を持ってです。服装からして遠出ではなく、ちょっとした用事などで家の外へ出てきたよう。晴れると、心も体も軽くなりか。
 さて、田んぼの雪がとけてなくなっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かさんのことだと、なんでこんなことも分からないのかと、些細なことまで気になってしまうこの身、でも棚に上げっぱなしにしているのあのことそろそろ引っ張り出すことを、考えるのも。。。




No.1,065「水の跡と枯れた杉の葉と温泉と」    2017(平成29)年2月21日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路に面している家の前、コンクリート打ちされた庭に、黒っぽく水の流れた跡がついていました。緩い傾斜があるようで、等間隔に道路側へ向かって水が徐々に広がってです。あれは、雪をとかすために流しており、雪に対抗できるものとして水の力を活用か。
 坂の途中、歩道部分に、枯れた杉の葉が、たくさん落ちていました。昨夜の風で落ちたようですが、一面茶色の中に、1本だけ緑色した杉の枝があるでは。よほどの強風があったようで、それに耐えきれなかったのかも。若い枝でさえ、思ってもいなかったことが突然に。
 さて、どの屋根にもうっすら雪が積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、ものごとには順番というものがあるはずなのに、人生思い描いていた通りにいったためしのないこの身とすれば、そろそろ逃げの一手からから攻めへ転ずることを、考えるのも。。。




No.1,064「室外機と前照灯と温泉と」    2017(平成29)年2月18日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、緩い坂道の途中、屋根の上にエアコンの室外機があるのに気がつきました。白い箱の何カ所かが茶色く錆びており、それで目に入ったよう。あの室外機は、風雪に耐え365日外で過ごしており、年月が経てば錆びるのも当たり前。黙々と、頑張ってるよなと。
 坂の途中から、バックミラーにオレンジの色の光が見えるでは。すぐ後ろについた車、車のライトを点けたまま運転だからです。周りは明るく、ライトは必要ないのに、トンネルで点けたのを消し忘れたのかも。運転席にいたのは、若い女性。早く気がつけばいいのに。
 さて、冷え込みが戻ったようなこんな日は、あったかい温泉に入り、あまり身近すぎると気がつかず、離れている方が案外よく見えたりするもの、最近とみに眼鏡の必要性を感じているこの身とすれば、目先だけでなく社会全体のことに目を凝らすことを、考えるのも。。。




No.1,063「濡れた髪と曲がったポールと温泉と」    2017(平成29)年2月17日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、神社近くを、灰色の短いコートに黒いリュックを背負った若い女性が歩いていました。雨が降っているのに、傘も持たずにです。家を出るとき、傘はいらないと判断したのかも。でも、濡れる降り方なので、きっと頭がびしょびしょに。風邪など、引かねばいいが。
 橋に差しかかったとき、左手前に立てられている紅白のポールが、斜め左側へ曲がっているのに気がつきました。あれは、除雪機の運転する人などに目印で立てられているもの。通勤の車などがぶつけたと思われ、ポールが曲がるほどなので、車の衝撃だって相当あっただろうに。
 さて、空気が生暖かく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、机の角にほんの少しぶつけただけで痛い痛いと大きな声でわめき散らしているこの身、口には出さずもじっと痛みに耐えている人たちに寄り添って、その痛みを和らげるためどうすればいいか、考えるのも。。。




No.1,062「白い花と曲がった腰と温泉と」    2017(平成29)年2月16日掲載
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 今朝は、快晴。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路横の庭にある木の枝の先に、ピンクがかった小さな白い花が咲き始めているのに気がつきました。そう言えば、あの木は、いつも他に比べて早く咲いてたような記憶が。木の周りには、まだ雪がたくさん残っており、そこだけ見る限り、春はまだまだ遠いのに。
 公民館近くの道路に、腰をくの字に曲げた高齢の女性が歩いていました。朝一番の用事を済ませた、帰りなのかも。その昔、近所で腰の曲がった人たちの姿をよく見かけたものですが、最近はほとんど。働きづめに働いたその結果の証なので、勲章より貴い姿だと認めねば。
 さて、青い空が心までうきうきさせてくれるこんな日は、あったかい温泉に入り、高価な物を持つ人を見ると、偉い人かなと思ってしまうこの身とすれば、たとえボロは身にまとっていても、体からにじみ出るらしい品格とやらをどう磨き上げていくか、考えるのも。。。




No.1,061「スコップを持った交通指導者と突然の雪と温泉と」    2017(平成29)年2月15日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、学校近くにある横断歩道で、スコップを持って雪かきをしている男性がいました。頭に白いヘルメット、紺色厚手の防寒具なので交通指導の人。子供たちが安全に通学できるよう、スコップを持参し空いた時間に除雪です。2つも同時にやるなんてなんて、なかなか。
 橋に近づいた時、突然雪が降りだしました。それも、ワイパーを動かさねばならないほどの量です。その距離は100メートル弱で、橋の上に来ると雪は降っておらず、どうやら山側の杉の木々に積もっていた雪が、風で吹き飛ばされて落ちたきたよう。なるほど、災害は突然に。
 さて、小さな雪が舞っているこんな日は、あったかい温泉に入り、困っているとき助けてもらったことは忘れられないのに、誰かが困っていても知らんぷりを決め込んでいるこの身、この体を包んでいる薄いという字を消し去って残った情という文字だけ生かすことを、考えるのも。。。




No.1,060「煙草の一服と予告信号機と温泉と」    2017(平成29)年2月14日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路横にあるゴミ置き場から、近くに止めてある車へ戻ろうしている高齢の男性が一人。吐く息が白く見え、外はやけに冷え込んでいるなと思ったら、手を口元へ伸ばすでは。指の間に挟んでいたのは煙草で、仕事後の一服のよう。あそこなら、心おきなく吸えるはず。
 坂を登り切る手前、信号機の黄色が点滅中しており、予告信号の表示も。何かが違うよなと感じながらゆっくり進むと、すぐ先にいつもの信号機があるでは。曲がり角のため先の信号が見づらく、予告信号機を設置することにしたのかも。それにして、今頃になって気づくとは。
 さて、太陽の光が見え始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、いつものことだから見落としなんてしないはず、そんな変な自信のせいもあり、うっかりの連続で失敗だらけのこの身とすれば、日頃からどんな些細なことでも神経を研ぎすますようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,059「緑色のスコップとソーラーパネルと温泉と」    2017(平成29)年2月13日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、公民館を過ぎて間もなく、道路横にあるゴミ置き場前に、毛糸のベストを着た高齢の女性がいました。ブラスチック製長い柄の大きな緑色スコップを使って、雪捨ての真っ最中です。ゴミ捨て日は明日なのに、みんなの邪魔になる雪を片づけるとは、頭の下がること。
 橋を渡り坂の上り口付近、道路すぐ近くあるソーラーパネルの上、雪が積もっていました。パネルには一定の傾斜があり、雪が降ると滑り落ちるように設計されているようなのですが、多すぎて計算通りにはいかなかったのかも。これで、太陽さえ顔を出してくれば、すぐに。
 さて、木の枝についた雪がまるで花のように見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、頭の中では考え抜いたつもりだったのに、結果は思っていたのと大違い、そんなことを嫌になるほど経験してきたこの身とすれば、核心部分をきちんと押さえるようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,058「運動とビニール傘と温泉と」    2017(平成29)年2月10日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、黒い上下のスポーツウェアを着た男性が、こちらの方へ向かって走って来ました。手袋はしていたのですが、髪を短く刈り上げ帽子はかぶらず、精悍な顔立ちです。細身で運動しなくてもいい体型のはずなのですが、好きな趣味や健康のこととなると、また別か。
 橋を渡ってすぐ、車庫横の雪の上に、薄いピンク色のビニール傘が立てられていました。どうやら、置いたまま忘れてしまったよう。あの傘はコンビニなどで求められる、安価なものです。高いから大切にし、安い物は粗末にする。それって、あまり褒められたことでは。
 さて、どんよりとした雲が空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、値踏みしながら人を見て、実は同じことを相手からされていることに気がついていないこの身、高い値段をつけてもらえるよう心身ともにしっかり磨くための努力を続けてきたか、考えるのも。。。




No.1,057「ビニール袋とサイクリングと温泉と」    2017(平成29)年2月 9日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、道路すぐ横にあるゴミ箱の上に、小さなビニール袋が無造作に置かれていました。買い物をすると無料でもらえるような、白っぽい袋です。中に、ゴミらしきものの影がいくつか見え、ゴミを捨てる時は指定の袋へ入れねばならないのに、ちょっとまずいよなと。
 坂道を過ぎてすぐ、自転車に乗った人が男性が。紺色の防寒上着に黄色いヘルメット、サングラスをかけ両手には黒い手袋です。春になるとサイクリングの人は見かけるのですが、雪があるこの時季は珍しいこと。とてもゆっくりした速度で、慣らし運転を始めたところか。
 さて、冷え込みが緩んできたように感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いきなり全速でとばした結果、すぐ体力を使い果たし後塵を拝することが多いこの身、世の中の決まりはきちんと守った上で、物事を一歩ずつ着実に進めていくにはどうしたらいいか、考えるのも。。。




No.1,056「大根の葉っぱと車トラブルと温泉と」    2017(平成29)年2月 8日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路すぐ横の畑の中、薄い緑色した大根の葉っぱが半分ほど雪に埋もれていました。雪で覆われている時は、そこに大根があることさえ気がつきません。雪が全くない時だって、そう。目につくということは、すぐ近くに何かで比べられるものがあった場合は、特に。
 緩い坂道を上り始めた時、車のボンネットを上げ、透明なペットボトルから液体を注いでいる中年の男性が。運転しようとして不都合が生じ、そのための対応なのでしょう。誰だって、時々手入れをしてないと文句の一つも言いたくなるもの。あの車、今朝はそれを態度で示したか。
 さて、凍った雪の上を滑りそうになりながら歩いてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、頑張っている人を見ても優しい声をかけることを忘れてしまっているこの身、一生懸命の人を見かけたら他の人と比べず、すぐに苦労をねぎらう声をかけることを、考えるのも。。。




No.1,055「ピンクの桶と電気工事中と温泉と」    2017(平成29)年2月 7日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、公民館へ近づいた時、高齢の男性が道路横にある駐車場で手に持ったピンクの桶から、水をすくってフロントガラスにかけていました。あれは、水ではなく多分お湯。ワイパーが凍って動かなくなり、とかしていたのでしょう。雪の降り続く中、傘もささずにです。
 坂道を登り切ってしばらく進んだところの電信柱に、電気工事中の文字が。大人の腰ぐらいの高さのところに、黄色いシートに大きな黒文字でです。周囲を見渡しても工事をしている気配はないのですが、これから始めるのかも。いきなり始まるより、事前に予告されていた方が。
 さて、細かい雪がしんしんと降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かにせかされないと物事を進めようとはしない、ものぐさを絵に描いたようなこの身とすれば、予想もしないことがいつ起こってもいいよう言われなくても準備だけは万全にしているか、考えるのも。。。




No.1,054「街路灯と除雪した雪と温泉と」    2017(平成29)年2月 6日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、公民館に近づいた時、街路灯が灯っているのに気がつきました。他は全て消えており、その1本だけです。道路幅が広がっている場所で、少し円みを帯びた形。雨のため空が暗くて、光を感知する機器が、まだ明るくなっておらず夜だと認識したのかも。
 職場へ近づいた頃、道路横にある田んぼ、道路から一定の間隔を置いて、黒く盛り上がった雪の筋のようなものがありました。あれは、除雪車が道路の雪を飛ばした跡です。道路の除雪をした際、雪と一緒に道路の汚れも吹き飛ばし、それが遠目からもはっきりと。
 さて、強い雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、朱ではなく怠け者たちと交わりその影響を受けて、顔が紅くなるようなことを平気でやってしまうことのあるこの身、心の中の機器を一度リセットし真っ白な状態へ戻すことを、考えるのも。。。




No.1,053「アルミ製スコップと軽パトカーと温泉と」    2017(平成29)年2月 3日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路横にある駐車所の中、大きなスコップが1本立てかけられていました。鉄ではなくアルミ製の軽いやつなので、雪かきをする時にはとても便利なはず。昔は重い鉄製のスコップしかなく、堅い雪の時にはその威力を十二分に発揮したのに、重い故にか淘汰されて。
 坂の途中、向こう側から軽パトカーがやって来ました。たまたま片手運転しており、パトカーが目に入った途端、両手でしっかりハンドルを持ち直しです。うっかりしていることでも、きっかけさえあれば気がついてすぐに直せるよう。それが、抑止力というものの一つかも。
 さて、川を流れる水がなんだかきれいだなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、私語厳禁と言われているのにおしゃべりが止まらず、誰かさんの姿を見た瞬間口を閉じた振りをしているこの身、あなたは不要だと言われる前、口にチャックをすることを、考えるのも。。。




No.1,052「閉じられたシャッターと吹き出した水と温泉と」    2017(平成29)年2月 2日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路のすぐ横にある車庫へ向かって、頭から入ろうといる形の車が一台。車庫のシャッターは閉められており、車の後部が車道まではみ出している状態なので、正直通行にちょっと邪魔してるよなと。まてよ、あの車入ろうとではなく、出ようとしていたのか。
 橋を渡ってすぐ、道路中央にある消雪装置から吹き出した水がフロントガラスへ。瞬時に凍るほど冷え込んではおらず、すぐワイパーを作動です。注意していると、あちこち元気のいい水がぴゅんぴゅんと。同じ水源、ノズルの具合だけで、あんなにも勢いが違うなんて。
 さて、小さな雪が舞っているこんな日は、あったかい温泉に入り、同じように教育を受け、同じような社会環境で育ってきたはずなのに、大きく差をつけられてしまったような気がするこの身、錆び始めた脳の組織アルコールを使わずに清掃することを、考えるのも。。。




No.1,051「可憐な赤い花と停車の指示と温泉と」    2017(平成29)年2月 1日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、信号に近づいた頃、道路すぐ横にある木に、小さな花が咲いているのが目に入りました。2階建てぐらいの高さもある、大きな木。その枝に薄い赤色した可憐な花が何輪もです。咲き始めた時季と花の形からして、どうやら梅のような気が。春は、もうすぐそこまでか。
 坂を登ってすぐ、白いヘルメットに白の上下防寒具を着た警察官が、赤い交通棒を横にして停車の指示。何ごとかと思ったら、そのすぐ先に停車していた病院の送迎車に乗ろうと、高齢の女性が横断中。あんな身近なところで警察官に見守られるなんて、いい地域社会だよなと。
 さて、青空が空一面に広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、自分一人の力だけで世の中を渡って来たと勘違いをしつつ、大きく花開きたいと願い続けているまだまだ未完のこの身、多くの人に支えられた恩を忘れず、そろそろその恩返しをすることを、考えるのも。。。








本波 隆(ほんなみ たかし)

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