ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,050「縦のワイパーと広がった視界と温泉と」    2017(平成29)年1月31日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路すぐ横に停車中の車、ワイパーが縦になっているのに気がつきました。立てられているのではなく、フロントガラスにくっついたままでです。気になって他にそんな車あるかなと、目をこらしながら来たのですが、あの1台だけ。どのような理由があって、わざわざ。
 橋の上を通った時、いつもと違ってなんだか明るい感じが。どうしてかと思ったら、車道すぐ横視界を遮っていた雪がなくなっていたからで、だから景色が広がり明るくなった訳だと納得。変化があった時は気づいても、慣れてくるとつい見落としてしまうのは、いったいどうして。
 さて、雲の間から青空が見え始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、長い間携わっているからやることに間違いがないはずだと妙な自慢や自信に凝り固まっているこの身、当たり前でやってきたことが間違いなく本当に正しいかちょっと振り返ることを、考えるのも。。。




No.1,049「ワイヤーの黄色い筒と灰色シートと温泉と」    2017(平成29)年1月30日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、公民館を過ぎたあたりで、道路横に立っている電信柱に目が止まりました。電信柱を支えているワイヤーの下部分に、円筒状の黄色いカバーがかかっているでは。あれは、歩行者や車等からの注意を促すためのもので、間違えてぶつかったりすると大変大変。
 坂を登り切ってしばらく進んだ所にある車庫のシャッター前に、灰色のシートが2枚下げられていました。胸より少し低いぐらいの高さで、雪が中へ入るのを防ぐためは分かるけど、車の出入りはどうやってするのか。いくら頭を絞っても答えがでず、謎は、こんな近くにも。
 さて、強い雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、なんでも使わねば錆びてしまうものなのに、頭の中だけはいつまでも昔のままだと勘違いしているこの身、疑問に感じたことは間違える前に恥ずかしがらず、どうしてなのかと尋ねていたか、考えるのも。。。




No.1,048「毛糸の帽子と屋根の上のスピーカーと温泉と」    2017(平成29)年1月27日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約35センチです。
 出勤途中、公民館を少し過ぎてすぐのゴミ置き場横に、中年の女性がいました。黄色い防寒服に、茶色の毛糸帽をかぶってです。その帽子、てっぺんに大きな玉がついており、その昔、子供の頃に持っていたのと同じ形。親が一生懸命に編んでくれたあの帽子、いったいどこへ。
 赤信号で止まっていると、向こう側から、橙色の車がやって来ました。あれは、電力会社の巡回車で屋根の上にあるスピーカーの向きが2台とも、進行方向に対し直角なのです。堤防の上から左右側にいる人たちへ知らせねばならず、なるほどあの方向でいいのだなと素直に納得。
 さて、強風のため空の鳥が前へ進めず横へ流されながら飛んでいたこんな日は、あったかい温泉に入り、物ごとにはきちんとした理屈がありそれで形作られているのに、そんなことは無視しっぱなしのこの身、たまには作った人たちの心の奥底を探ってみることを、考えるのも。。。




No.1,047「広い道路と雪の運搬と温泉と」    2017(平成29)年1月26日掲載
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 今朝は快晴。積雪は、約35センチです。
 出勤途中、道路にある雪が、きれいになっているのに気がつきました。ガードレールのすぐ近くまで除雪されており、それもほぼ垂直にです。どうやら専用の小型除雪機を使い、丁寧に雪を片づけたもの。おかげで道路が広くなり、運転も安心してできるし、いいことずくめ。
 学校を過ぎて間もなく、日陰になっている家の横で、雪を運んでいる高齢の女性がいました。紫色のウィンドブレーカーを着、緑色のスノッパーに大盛りの雪を載せてです。もうしばらくすれば、お日様が当たり暖かくなってくるはずなのに、その時間が待ちきれなかったか。
 さて、久しぶりの晴天で、心がうきうきしてくるこんな日は、あったかい温泉に入り、好きなことだと言われなくても我先にと取り組むのに、嫌なことはいつも後回ししてばかりのこの身、ちょっとばかり心を入れ替え、嫌なことから先にやってみることを、考えるのも。。。




No.1,046「大きなベニヤ板と山のよう雪と温泉と」    2017(平成29)年1月25日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約35センチです。
 出勤途中、道路側にある家に、軽四自動車が横づけされていました。まるで、壁へくっつくようにで、あそこが決まった駐車場所のよう。車の道路側に大きなベニヤ板が1枚立てかけられており、あれは雪よけ。通る車が跳ね飛ばす雪を防ぐための方法、おぬし考えたな。
 そこから少し進んだところにある会社の駐車場、除雪した雪が山のように積み上げられているでは。建設関係なので除雪はお手の物のはず、でも、まさか一晩であんなにたまるはずが。毎日見ているつもりでも、ある限度を越えねば気がつかぬ、それが脳の仕組みなのか。
 さて、雲の間から青空がほんの少し顔を出していたこんな日は、あったかい温泉に入り、分かったつもり、知っているつもり、そんなつもりばかりの人生を歩んでいるこの身、脳の研究は専門家に任せ、せめて普段から注意力を磨いておくことぐらい、考えねば。。。




No.1,045「小型ブルドーザーと灰色のトレーナーと温泉と」    2017(平成29)年1月24日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約25センチです。
 出勤途中、道路すぐ横にある家の前、除雪機で雪を片づけている、若い男性がいました。その除雪機、大きさは一輪車より小さく、ブルドーザーをそのまま小型にしたもの。雪を前へ押して運ぶタイプで、これまであの手の機械は見たことがなく、なんだか新鮮。
 そこから少し進んだところで、高齢の男性が、大きなT字型の除雪道具を使って除雪中です。灰色の上下トレーナーに、毛糸の帽子だけ。防寒の上着等は身につけておらず、動いている間はそれほど寒さを感じなくても、後で風邪など引かなければいいのに、と心配に。
 さて、細かい雪が舞っているこんな日は、あったかい温泉に入り、いつまでも若くて新鮮な心を持ち続けるのは大切なこと、なのに体のあちこちにガタが来ていることはガンとして認めようとしないこの身、やせ我慢はもう止めにして暖かく過ごすことを、考えるのも。。。




No.1,044「海側からの風と真っ赤な頬と温泉と」    2017(平成29)年1月23日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路脇に立っている電柱、上から下まで雪がくっついているのに気がつきました。雪がついているのは、どの電柱も同じ、西に面している部分だけです。どうやら、昨夜から今朝にかけて、海側から山側へ向かった強い風が吹き、その跡が電柱にくっきり。
 信号に近づいた頃、紺と白色のチェック柄の割烹着を着た女性が、除雪をしていました。見ると、頬を真っ赤にしながら、緑色のスノッパーを押してです。相当力が入っているようで、ほっぺたが、まるでリンゴのよう。頑張っているなというのが、傍目からもはっきり。
 さて、小さな雪が舞い始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かに見せようと思わなくても頑張っている人の姿は自然に伝わるもの、それに引きかえさしたる事もやってないのにその振りだけは上手なこの身、いい加減仕事へ真剣に向き合うことを、考えるのも。。。




No.1,043「鉄製スノッパーとガードレールと温泉と」    2017(平成29)年1月21日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、緑色の鉄製スノッパーが、道路すぐ横の敷地でひっくり返っていました。朝除雪をして、そのままにしたのではなく、あれは昨夜からのもの。でも、周りは除雪された形跡がなく、どうしてあんな所に置かれたのか。まぁ、事故などではなさそうだから、よしとするか。
 橋のすぐ手前、ガードレールに丸い形をした物があるのに気がつきました。雪をかぶっており、上の部分しか見えないのですが、色とその形状などからしてタイヤそっくり。車が下へ落ちたりしないための安全柵ですが、まさか、いくらなんでもあそこにタイヤを置くなんてことは。
 さて、ベタベタの雪がうっすらと積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、世の中どうにかなると長い間ケセラセラの能天気人生を送って来たこの身、どうにもならず慌てふためいて冷や汗を流したあの日のことを忘れないためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。




No.1,042「立ち煙草と回覧板と温泉と」    2017(平成29)年1月20日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、灰色と白のカーディガンを着た高齢の男性が、家の前に立って煙草を吸っていました。周りにはたくさんの雪があり、カーディガンだけだと寒いはず。寒さと煙草を比べ、結果として嗜好品である煙草の方を選んだにしても、あんな格好だと寒くて風邪を引かねばいいのに。
 地域の公民館に近づいた時、黒いダウンジャケットを着て、バインダーを手にした女性が歩いていました。バインダーはおそらく回覧板、目を通してから朝一番で次の家へ持っていくところか。インターネット全盛のこの時代でも、一軒ずつ持ち運ぶ回覧板は、現役でしっかり活躍中。
 さて、雲の間から見える青空が目に爽やかに感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、最新情報機器が苦手でその前から逃げ回ってばかりのこの身、分からないことはその道の詳しい人に頭を下げて教えを請い、せめて一つずつだけでも学んでいくことを、考えるのも。。。




No.1,041「大きなゴミ袋と缶コーヒーと温泉と」    2017(平成29)年1月19日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約25センチです。
 出勤途中、公民館を過ぎて間もなく、道路横、自転車を止めながら前カゴに入れた大きなゴミ袋を片手で押さえ、車が通る過ぎるのを待っている男性がいました。今日は、ビニール等を捨てる日で、奥さんに言われてのゴミ出しを仰せつかったよう。男性だって、家のため役に立つことやらねば。
 学校へ近づいた頃、前の方、黒い乗用車が非常灯を点滅させて停車中です。何ごとから思ったら、飲料の自動販売機からゆっくり運転席側ドアに近づく男性がおり、右手に握った黒い缶がちらっと見えるでは。どうやら出勤前に温かいコーヒーが飲みたくなったらしく、喉を潤すために途中下車か。
 さて、冷え込みが緩んできたこんな日は、あったかい温泉に入り、働きづめで忙しくしている人には、たまの休息だって必要なこと、それと引き換え休憩ばかりが目につくこの身とすれば、誰かさんが休んでいる間に自ら進んで周りの役に立つことを探し出し実行することを、考えるのも。。。




No.1,040「紫色の手袋と水たまりの氷と温泉と」    2017(平成29)年1月18日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、学校を過ぎたあたり道路の真ん中に、紫色の手袋が落ちていました。防水製らしく、片方だけです。除雪をした後、ポケットに入れて歩いてる途中にでも落とし、今ごろ気づいて慌てて探しているかも。あの手袋、持ち主ともう片方の手袋に、早く巡り会えますように。
 赤信号で止まっていた時、目の前にある小さな水たまりが、凍っているのに気がつきました。全部ではなく、水の上に氷の筋が光って見えるぐらいです。太陽が上がっていない時間のため、まだ冷え込んでおり凍るのも当たり前か。お日様、そろそろ優しい顔を見せてよと。
 さて、能登半島がくっきりに見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもだとそれが当たり前になり感謝の気持ちさえ失って、それが途絶えた途端うろたえてあたふたするこの身、次にお日様が顔を出してくれた時、頭を垂れ黙って両手を合わせることを、考えるのも。。。




No.1,039「ヤカンと除雪車と温泉と」    2017(平成29)年1月17日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約35センチです。
 出勤途中、左手に大きなヤカンを持って歩いている、高齢の女性がいました。側溝へ雪を捨てる時、鉄製の枠を開けねばなりません。ところが、寒い時は凍っていてお湯でとかさねばならず、そのためのヤカンです。知らない土地の人たちが見ると、あれっと不思議に思うか。
 坂を登って少し進んだあたり、右側の細い道ライトを点滅させながらバックしてくる、黄色い除雪機が1台。広い道の除雪は、すっかり終わっており、細い道路の除雪へと移っているようです。出勤時に間に合うよう計算して、朝早くから除雪をするのも、大変だろうなと。
 さて、道路によって除雪の状態が違うことに気がついたこんな日は、あったかい温泉に入り、ものごとには順番というものがあるのに、いつも行き当たりばったりで動いているこの身、1年先は無理でも、せめて一歩先だけでも読むよう心がけることを、考えるのも。。。




No.1,038「小走りの女性とワゴン車と温泉と」    2017(平成29)年1月16日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、毛糸の帽子に灰色の羽毛上着を来た女性が、道路横を小走りに歩いていました。除雪している人たち以外、外にいる人の姿は、まったく見えず。あんなに冷え込んでいる中、まさか健康のための散歩ではないはずですが、急ぎの用事がなければ早く暖かい家へ戻るべきだよなと。
 こちらの方へ向かってくる、大きなワゴン車が一台。少し先に水たまりがあるのを見て、こちらは、ゆっくりブレーキです。ところが、そのワゴン車は減速せず、たまった水をこちらへ大きくバシャっ。若くて素敵な女性の運転手さん、磨くのは顔だけでなく人としての心も忘れずに。
 さて、見渡す限り一面真っ白になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも外見から判断して人に接しているようなこの身、きれいに取り繕われ表へ出ている部分だけを見てではなく、その人の心の中に秘められた本質を見極めながら対応するようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,037「除雪機と見えない標識と温泉と」    2017(平成29)年1月14日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、道路横にある美容院の駐車場を、男性が機械を使って除雪していました。雪を飛ばすタイプの除雪機で、このあたりママさんダンプ以外は見たことがなく、珍しいこと。何台も止められる駐車場なので、手で除雪するのは大変だと今シーズン導入か。ご主人、頑張ったなと。
 信号へ近づいた時、交通標識に雪がくっつき、見えなくなっているのに気がつきました。いつも通る道なので、おおよそどんな標識なのか分かるのですが、初めての人だときっと困るはず。これだけ文明が発達した昨今、雪のくっつかない標識を作るのは、決して難しくないはずだろうに。
 さて、あちこちの家の玄関前で雪かきをしていた人たちを見かけたこんな日は、あったかい温泉に入り、これはだめ、あれもだめと、見るもの聞くものに悪口を言ってばかりのこの身、自分で動いて汗を流し苦労を味わった後、それでもだめなら初めて口にすることを、考えるのも。。。




No.1,036「除雪具と顔を出した木と温泉と」    2017(平成29)年1月13日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、0センチです。
 出勤途中、道路に面している家の玄関前に、除雪具が置いてありました。長い柄の先に、プラスチック製の黄色い半円形の物が見え、積もった雪を押して始末するためのもの。それが、2軒続けてです。どうやら大雪の予報が出て、そのため素早い動きは、雪国故か。
 橋を渡ってすぐ、山側斜面のコンクリート隙間から、木が30センチほど伸びているのに気がつきました。それも、1本だけ。葉は枯れているけど木は元気な様子で、ほんの少しだけある隙間を見つけ出しそこから地上へ頭を出したよう。小さな生命力に、ただ感嘆。
 さて、冷たい風から寒くなることを感じさせられたこんな日は、あったかい温泉に入り、あの人は弱そうだから、力がなさそうだからと、見た目を根拠にあなどることが多いこの身、秘められた力を有する可能性がある全ての人に敬意を表し接していたか、考えるのも。。。。




No.1,035「リュック姿の男性と非常灯点滅の車と温泉と」    2017(平成29)年1月11日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約3センチです。
 出勤途中、リュックを背負った男性が、駅の方へ向かって歩いていました。山へでも登るような防寒着に、長靴です。その人は、以前車で通勤しているのを見かけた覚えがあり、今朝方降った雪のため電車通勤に変更したのかも。万全を期すのは、プロとして必要なことで。
 橋を渡って間もなく、前方車線に黒い車が非常灯を点滅させて停車しているでは。対向車が来たため、その車の後ろで一時停止した後、通り過ぎる時に見えたのは、運転席からこちらへ向かって頭を下げる若い女性。ちょっとイライラし始めていたのが、その一瞬でどこかへ。
 さて、職場へ向かう道路がきれいに除雪してあったこんな日は、あったかい温泉に入り、自分が悪いと分かっていても言い訳をしてその場逃れに終始し頭を下げることが恥だと思っているこの身、悪かったと謝らない心の中にこそ本当の恥があることを、考えるのも。。。




No.1,034「小さな花と外での一服と温泉と」    2017(平成29)年1月10日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路すぐ横にある庭木に、小さな花が咲いているのに気がつきました。木は、1階屋根ほどもあるぐらいの高さで、白に薄いピンク色がかった、小さな花がたくさん。雪の降りだす前に咲くのはあまり記憶になく、寒さに耐えて、どうかきれいな花を見せてくれよと。
 橋のすぐ下、堤防に停車している車の横、立って煙草を吸っている男性がいました。あれは、電力関係の車で、定期的に河川を巡回しているもの。狭い車の中に座りっぱなしだと、背伸びの一つもしたくなり、外での一服も分かるような気が。時には、ストレス発散もしなければ。
 さて、山の木々から白い煙のようなものが上がっているのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、緊張感とはとんと縁のない日を過ごしているこの身、ぬくぬくと暖房の効いた場所から飛びだし厳しくてもメリハリのある生活をするためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。




No.1,033「左義長と2匹の猿と温泉と」    2017(平成29)年1月9日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある神社境内を、青や緑色の上下合羽を着た人たちが、本殿の方へ向かって歩いていました。それぞれ、手に何かを持ってです。今日は左義長で、その準備が始まっていたよう。役割を終えた古いお札と正月飾り、大勢の人たちに見守られ天へ向かうか。
 トンネルへ近づいた時、2匹の猿が道路を左から右側へ横断。車に気がついたのか、1匹が途中から戻ってしまいました。こちらから随分距離があり、渡るのに支障はないはずなのに、何かが気になったよう。横を通り過ぎる時、真っ赤な顔をして、じっとこちらを見つめる姿が。
 さて、灰色の厚い雲が今にも降りだしそうな予感をさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、先のことなど考えずその場の思いつきで物事を進めてばかりのこの身、きちんと事前準備をして、少々過剰すぎてもいい慎重さを忘れず真摯に取り組んでいたか、考えるのも。。。




No.1,032「畔の霜と毛糸の手袋と温泉と」    2017(平成29)年1月7日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くにある田んぼの畔が、白くなっていることに気がつきました。このあたりにしては珍しく、霜が降りていたためです。今の時期、例年だと雪が積もっており霜の出番はないはずなのに、これも暖冬のせい。でも、その分、どこか違う寒さが厳しいようで。
 地域公民館を過ぎた頃、女子中学生らしき女の子が、学校の方へ向かって歩いていました。雪模様のある毛糸の手袋、毛糸の帽子に、毛糸マフラーです。防寒具は着てなかったのですが、あれだけ身につけてれば、寒さもどこかへ行ってしまうかも。薄着で、風邪引くなよと。
 さて、眩しい太陽が顔を出しているこんな日は、あったかい温泉に入り、伊達の薄着はオシャレの基本、長い間そんな勘違いをしていたこの身、最優先すべきはオシャレでなく健康のはず、寒い日には厚手の長袖シャツを1枚余計に着るようにしていたか、考えるのも。。。




No.1,031「バックと橙色のランプと温泉と」    2017(平成29)年1月5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、歩道を駅の方へ向かって歩いている、男子高校生がいました。手に持っていたのは、学生カバンではなく、黒いビニール製の縦長バッグです。どうやらスポーツ系らしく、始業式の前、部活が始まったのかも。初顔合わせで、若さほとばしる汗を流すのも、いいか。
 職場へ近づいた時、公園の中にある橙色のランプが灯っているのに気がつきました。時間帯からすると消えてていいはずですが、おそらくまだ薄暗いため点けたままに。横長の蛍光灯でなく丸い形だから、自然に景色の中へとけ込んでいるようです。日中の灯りも、悪くないなと。
 さて、小雪がパラパラ降っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、悪い方の手本なら俺が一番と自信を持って言えるこの身、誰かさんの明るい光になれればいいが、どうやらそれは適わぬよう、誰かが見ても見てなくても頑張ってせめて汗の滴ぐらい流すことを、考えるのも。。。




No.1,030「サンダルとピンク色の服と温泉と」    2017(平成29)年1月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公民館の近くで、灰色のフードをかぶった男性が、自転車に乗っていました。上下揃いのスエットに、足下はサンダルです。この時期、外出時に長靴を履かずにすむというのは、めずらしいこと。冬にサンダル履きで自転車に乗って走り回れるということにも、感謝せねば。
 学校に近づいた頃、小型犬を連れて、散歩している高齢の男性がいました。飼い主は上から下まで黒っぽい服装なのですが、それに引き替え、犬はピンク色の可愛いい服を着てです。動きやすいよう、肩と足の部分が大きく開いており、ちょこまか動く姿が、なんだか愛らしく。
 さて、風がやけに強いこんな日は、あったかい温泉に入り、しかめっ面だと人は近づき難いもの、最近、眉間のしわがやけに深くなってきた気がするこの身、無理矢理でもいいから周りに笑顔を振りまいて、些細なことに対しても「ありがとう」と口にすることを、考えるのも。。。








本波 隆(ほんなみ たかし)

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