ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.1,008「除雪説明と運転席の女性と温泉と」    2016(平成28)年11月30日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、ブルドーザー車庫の前に、茶色い襟のついた防寒具を着た5〜6人の男性が集まっていました。そのうち1人が他の人たちに何かを話している様子。積雪時ブルドーザーの取り扱いや、注意事項などについて説明してたのかも。いよいよ、雪の心配をする時期に突入か。
 坂道の途中、反対側車線の車の運転席から、こちらへ向かって手を振っている人がいるでは。それも、妙齢の女性です。あの年代に知ってる心当たりはなく、おかしいなとバックミラーを見ると、すぐ後ろに若い女性の運転する車が。なんだやっぱりかと、納得やら少しガッカリやら。
 さて、これまでで一番の冷え込みを感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、うっかりの早とちりに関しては、誰にも負けないほどの経験を持つこの身、またやったよと笑って過ごせるうちは良かったけれど、勘違いで痛い目にあう前、念には念を入れることを、考えるのも。。。




No.1,007「透明のビニール袋と桜の剪定と温泉と」    2016(平成28)年11月29日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路から離れたところにある小さな物置の屋根の上、透明のビニール袋が置かれているのに気がつきました。袋に入っていたのは、遠目から見て、もみ殻です。畑の肥料用として持参したもので、物置に入りきらず一時的に置いたのか。まさか、あそこで冬を越すなんてことは。
 職場すぐ近くにある公園の横を通った時、ヘルメットをかぶった男性3人が、ちょうど桜の枝を切っていたところ。ノコギリを手にしており、木の剪定をすることで、成長を促すことにもなるはず。桜などは葉が散った今頃からが剪定時期のよう。手入れすれば、来年きっとそれに応えて。
 さて、山の上の方が厚い雲に覆われているこんな日は、あったかい温泉に入り、いつの間にか余計な物が体に染みつき、それに邪魔されてか素直に物を見られなくなっているこの身、久しぶりに本でも買い求め、新しい知識を入れることで頭の中のゴミの掃除などすることを、考えるのも。。。




No.1,006「台所の蛍光灯と新築中の蛍光灯と温泉と」    2016(平成28)年11月28日掲載
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 今朝は、強い雨。
 出勤途中、道路横にある家の台所に、蛍光灯が点いているのが目に入りました。雨で家の中が暗くなっており、それで、あんな時間でも点けていたよう。場所は、洗い場のちょうど真上あたり。暗いと気分まで滅入ってくるため、電気を点けて洗い物などをしていたのかも。
 坂道を登り切った付近にある新築中の家の中、裸の蛍光灯が点いていました。外壁部分がまだ覆われておらず、ところどころ中が見える状態。工事をするとき手元が暗いと、作業ははかどらないもの。だから、電気工事は早めに済ませてあったのか、と頭の中でしっかり納得。
 さて、土砂降りの雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、物事には順番というものがあるもの、それなのに優先度合いを無視してその場の思いつきで仕事を進めることが多いこの身、振り返るとどちらがいい結果が出たはずかを灯りの下で、考えるのも。。。




No.1,005「ブルドーザーとダウンの防寒具と温泉と」    2016(平成28)年11月25日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公共施設の敷地に、鉄のパイプで枠が組まれていました。作ってから随分日が経っており、トタンの屋根で、高さは普通の家の二階建てぐらい。今日、その中に大きなブルドーザーが、2台入って。そうか、除雪車駐車場のために作ったものだったかと、ようやく納得。
 坂道を上り始めた時、自転車に乗った男子中学生が下りて来ました。着ていたのは、体にピッタリした、ダウンらしき防寒具。あれだと、中学生が身につけるには、いささか上等すぎるような気もしないでは。でも、寒くて風邪を引くことを思えば、着る物に少々お金をかけても、か。
 さて、雪が目の前の山の中腹あたりまで見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、財布のお金、気がつくといつの間にかスッカラカンに、記憶を辿ると無駄遣いばかりのこの身、天下の回りものが我が家に逗留しているうちに、いいお金の使い方とはどんなものかを、考えるのも。。。




No.1,004「黒いビニールとプラスチックの青いバケツと温泉と」    2016(平成28)年11月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から離れている畑の中で、高齢の女性が、手にした黒いビニールをひらひらさせながら歩いていました。古くて使えなくなった物を、片づけるためにまとめていたのかも。春先から野ざらしになっており、その役割は、きっと十二分に果たしたのだろうなと。
 少し進んだところで、右手に青いプラスチック製のバケツを手に持った女性が歩いていました。小さなバケツなのですが、ちゃんと蓋つきです。中に入っているのは、見られてまずい物ではなく、きっと空気などにふれると支障が出るもの。隠されていると、余計興味が沸いて。
 さて、やけに冷たい風が冷え込みを感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、大した中身もないくせに、俺が俺がとしゃしゃり出てばかり、秘するが花の境地に達するのは、とうの昔にあきらめているこの身、せめて役に立たないおしゃべりを控えることを、考えるのも。。。




No.1,003「忘れ物と消雪装置のノズルと温泉と」    2016(平成28)年11月22日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、公民館を過ぎたあたりで、自転車に乗った男子中学生がハンドルの向きをかえ、学校とは反対側の方へ行こうとしていたところ。片手に白い紙を持っており、忘れ物でもしたのに気がついて戻ろうとしたのかも。慌てた様子がなかったのは、登校時間をあきらめたか。
 坂を登り切ったところで、道路の上がやけに水浸しになっていました。降っている雨の量からして、変だなと感じるくらい。よく見ると、消雪装置のノズルから水が噴き出しており、そのせいです。冷え込んでセンサーが感知し作動したのではなく、あれは、装置の試験運転中。
 さて、細かい雨が空気をやわらかく感じさせてくれるこんな日は、あったかい温泉に入り、本番に強いから準備しなくても大丈夫、などと一度や二度のまぐれが頭から離れず、変に自信過剰なこの身、それで失敗をした多くの経験と反省をどう生かすか、考えるのも。。。




No.1,002「雪吊り作業とこまざらいと温泉と」    2016(平成28)年11月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、作業服姿の年配の男性が数人、公民館の前に集まって作業を始めていました。腰の上から大きなベルトをして、はさみのようなものを提げてです。どうやら外作業に慣れたシルバー人材センターの人たちが、雪吊り作業を。ベテランなので、おそらく午前中には。
 少し進んだ家の前、庭木のすぐ横、小さなこまざらいを持って、落ち葉を寄せ集めている高齢の女性がいました。白いてぬぐいで、ほおかぶりしており、見栄えなど関係なく、寒さを防ぐにはあれがいいよう。それにしても、こまざらいの小型版を見たのは、これまでで初めて。
 さて、空気が妙に暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、長年見慣れているため、こんなものだと既成概念で凝り固まって、それ以外の発想が出来なくなっているこの身、一時休止状態のあの仕事、頭をやわらかくし全く違う方法で取り組めないか、考えるのも。。。




No.1,001「タンクローリー車と街路樹と温泉と」    2016(平成28)年11月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、前の方にハザードランプをつけて、停車している車がいました。灯油などの燃料を運ぶ、大きくないタンクローリー車です。のろのろ動き始めたと思ったら、すぐまた止まってしまいました。連絡を受けて家を探していたのでしょうか、早く見つかればいいのになと。
 職場近くの街路樹の半分ほど、葉っぱがすっかり落ちて、なんだか寂しそう。残っている木の葉は、枯れてどれも黒っぽい焦げ茶色。暑い時、あんなに心を和らげてくれた緑色の葉が、全部散ってしまうのも、もうすぐです。木々たち、来春の年に向けて長い冬ごもりに入るか。
 さて、やけに冷たい空気が冬近しを感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、ぬくぬくと暖かい部屋にいながら、やれ寒いの、水道の水が冷たいだのと、我慢の二文字をすっかり忘れてしまったこの身、暖房器具の前などに居座らず外へ飛びだすことを、考えるのも。。。




No.1,000「白い大根と年代の竹と温泉と」    2016(平成28)年11月17日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路から少し高い場所にある畑で、地面と緑色の葉っぱの間から白い物が顔をのぞかせているでは。丸々と太った、とは言えず、まだまだ細面の大根です。大根は寒くなると、どんどんおいしくなるとか。雨に打たれた真っ白い根本部分が、キラキラ輝いているようで。
 少し進んだ家の庭木に、太い竹が斜めに立てかけてありました。1階の屋根以上ある高さの木が3本、それぞれにです。とても年代を感じさせる竹で、あれは、おそらく雪吊りの心棒にするためのものだろうなと。今週末あたり、あちこちの家で、雪吊りや雪囲い作業が始まるかも。
 さて、冷たい雨が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなものでも成熟するまで年月が必要なのに、いきなり成果を求めてしまう、やけに気の短いこの身、収穫できるようになるまで、きちんと耕し、十分な栄養を与え、倒れないように支えてきたか、考えるのも。。。




No.999「積まれたダンボールと鉈(なた)と温泉と」    2016(平成28)年11月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横にあるゴミ置き場に、ダンボールを捨てようとしている女性がいました。足元には、束ねたダンボールが台車の上に積み重ねられており、相当ためこんでいたのが分かります。それにしても、使ったダンボールを再利用できるなんて、昔は、思いもしなかったのに。
 橋を渡ってまもなく、道路のすぐ横で、木の枝を切っている高齢の男性がいました。すぐ側に長くて大きな丸太が置かれており、燃料として使うためなのか、その枝をです。ちょうど、手にした黒い鉈(なた)を、大きく振り上げたところで、今時、鉈を持ってる家なんて珍しいなと。
 さて、ヒヤッとした空気を感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、古くなったことを理由に、まだいくらでも使えるのに、処分してしまうことが多いこの身、簡単に捨てる前、物を大切にしてきた先人の心に思いを寄せ、短い我が足にブレーキをかけることを、考えるのも。。。




No.998「ロングダウンコートと黄色い葉っぱと温泉と」    2016(平成28)年11月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、学校へ向かって走っている男子中学生がいました。膝下まである黒いロングダウンコートを着て、口に白いマスクをしてです。雨がポツポツきているのに傘も持たず、本格的に降り始めたらどうするのかな、などと人ごとながら心配したりして。学生君、風邪、引くなよ。
 赤信号で止まった時、黄色い葉っぱが、ひらひらとフロントガラスに落ちてきました。周りの部分は枯れて焦げ茶色になっているのですが、真ん中部分はきれいな黄色。葉一枚だけでも紅葉を感じられるのに、山の木々全体が染まっており、今、この付近の自然は見応えたっぷりで。
 さて、木の鮮やかな黄色が目立ったこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かに見られると緊張して顔も引き締まるとか、緊張感からほど遠く、だらしのない顔なら自信のあるこの身、少々うっとおしくても暖かいものと着て、背筋をしゃきっと伸ばすことを、考えるのも。。。




No.997「コンクリートミキサー車と栗のイガと温泉と」    2016(平成28)年11月14日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面する家の前に、コンクリートミキサー車が止まっていました。玄関先から道路側に向け、幅広い板で木枠が組まれており、どうやらその中へ流し込むよう。車の横に男性4人が集まっており、作業開始はもうすぐか。道路から玄関へのきれいな通路が、夕方には。
 緩やかな坂道の途中、道路の隅に、黒っぽい小さな固まりが落ちてるのに気がつきました。よく見ると、栗のイガです。大きく育つ前に、落ちてしまったよう。あれだと、中に入っている実も小さくて、食べられないはず。成熟して食べられるようになるまで、もう少しだったのに。
 さて、山全体が茶色っぽく見えているこんな日は、あったかい温泉に入り、早くから頭角を現す人もいれば、若い時には鳴かず飛ばずでも晩年になって輝きを見せる大器晩成型の人も、そのどちらとも縁がないこの身とすれば、地道にコツコツと足元を固めることを、考えるのも。。。




No.996「雪囲いと白い鳥と温泉と」    2016(平成28)年11月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から横の奥の方に見える寺院の正面が、黄色い雪囲いで覆われていました。雪が降ってくる前にと、総代さんたちが力を合わせて、設置したのでしょう。とても広いシートで、重さも相当あるはず。一人や二人だけの力では、なかなかつけられるものでは。
 橋の上から、下を見ると、背の高い白い鳥が一羽、流れの真ん中にスッと立っていました。見えたのは後ろ姿で、下流側をじっと見ているように。朝の食事を採るため、小魚でも狙っていたのか。凛とした風情のその背中から、生きるための厳しい姿が伝わってくるようで。
 さて、山の紅葉がきれいだなと感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、ろくな働きもしてないくせに、やれ味が薄いだの、しょっばいだのと、つまらないことで料理にけちをつけてばかりのこの身、たまには人が生きるということについて、ゆっくり考えるのも。。。




No.995「半袖とハザードランプと温泉と」    2016(平成28)年11月11日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、白い袋を手にして、ゴミ置き場の方へ向かっている、中年の女性がいました。チェック模様の、半袖。その下に、紺色の長袖シャツを着てです。最近、半袖を、長袖の上に重ねて着るのがおしゃれな感じ。既成概念は、時代とともにちょっとずつ変わっていくようで。
 緩い坂道の途中、前に2台の車が停車中。追い越そうと、右側へハンドルを切った時、前の方にいた車のハザードランプが点滅です。あれっと思い、急いでブレーキを踏むと、その車ゆっくり前へ進むでは。すぐ後ろに車があったためとしても、後方の確認はきちんとやらねば。
 さて、なんだか暖かくさえ感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、知らなかったでは通らないのがこの世の中なのに、知らぬ存ぜぬで押し通したこと数知れないこの身、難しい法律の本に書かれていることは別にして、日頃から常識をもった行動をしていたか、考えるのも。。。




No.994「菊の花と毛糸の帽子と温泉と」    2016(平成28)年11月10日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路横、家と家の間にある小さな畑に、菊の花がいっぱい咲いていました。あそこは野菜でなく、菊だけを作っている専用の場所です。花の盛りは過ぎてるかな、と見受けられたのですが、それでも、黄、赤、白などの色がきれいに。花は、散るまで人の心を和らげて。
 信号に近づいた頃、駐車場の軽四トラックのすぐ隣に、中年の男性がいました。建築関係の仕事をしているらしく、灰色のジャンパーに、黒い毛糸の帽子。そして、白い手袋をしていたのですが、あれは軍手かも。冷え込みが強くなってきたているため、防寒は、万全にせねば。
 さて、職場の目の前にある山の中腹まで、雪のあるのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、自慢して誰かに見せることなどないくせに、伊達の薄着を気取って、風邪を引いたことがあるこの身、体調とおしゃれを比べて、どちらが重要かよくよく、考えるのも。。。。




No.993「緑色の一輪車と上下の合羽と温泉と」    2016(平成28)年11月9日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路側の一段高い所にある畑に、濃い緑色の一輪車が取り残されていました。持ち主、雨が降り始めたので濡れては大変と、体一つで慌てて家へ逃げ帰ったのかも。でも、置き去りにされたあの一輪車、外で夜を明かし、冷たい雨に打たれてブルブルと寒そうに。
 その先、黄色の上下合羽を着て、針金のようなものを側溝の中に入れている人がいました。詰まったものを取ろうとしていたのか、それとも水道工事等の関係者か。雨の中、ひざまづいての作業のため楽なはずはなく、やはり、仕事ってそう簡単なものばかりではないよなと。
 さて、やけに冷え込みが強く感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、小さな苦労さえ避け、少しでも楽な仕事ばかり追い求めているこの身、楽の上にあぐらをかいて仕事を選ぶような思い上がりは、もう止めにして、冷たい雨の中へ一歩踏み出すことを、考えるのも。。。。




No.992「ワゴン車と学生服のボタンと温泉と」    2016(平成28)年11月8日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路の先、進行方向車線に、1台のワゴン車が止まっていました。どうして道路の真ん中に、と思って周りを見ると、すぐ近くの家の前で、新しい車庫が建築中。庭先に2台の車が駐車しており、他に止める場所がなくて、道路で止めたのか。でも、それはちょっと。
 自転車に乗った、学生服姿の男子中学生が、懸命にペダルをこいでいました。他に学生は見あたらず、始業時間に間に合うかどうかの瀬戸際だったか。通り過ぎてからバックミラーで見ると、一番上のボタンだけをして、ほかは開いたまま。せめて、上着のボタンぐらいきちんと。
 さて、空気が暖かく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、慌てた時に限って、普段だとすぐに気がつくことでも、うっかりすることがあるもの、普段からうっかりだらけのこの身とすれば、ギリギリの生活に別れを告げ、時間に余裕を持つ努力をすることを、考えるのも。。。




No.991「雪吊りと蛇腹のホースと温泉と」    2016(平成28)年11月7日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、下り坂に差しかかる家の庭先で、垣根越しに高齢の女性と男性が何やら話し中。女性は、アルミ製の脚立に手をかけており、横にある庭木には、雪吊りがしてあるでは。専門的な編み方で、あれはどこかで学んできたもののよう。女性だって、やって出来ないことは。
 橋を過ぎてすぐ、右の方へ目をやると、男性2人が急な斜面で作業をしていました。一抱えもありそうな、黒くて太い蛇腹のホースの横でです。側に機械などは見あたらず、もう仕上げに入っていたのかも。でも、日陰になっているため、あの場所での仕事は、きっと寒いだろうなと。
 さて、空気がとても冷たく感じられたこんな日は、あったかい温泉に入り、やったことがないから出来ない、寒いから出来ないなどと、やりたくないための屁理屈を探しては、仕事から逃げ回っているこの身、四の五の言わずどんなことにも挑戦することを、考えるのも。。。。




No.990「マフラーと白い中型犬と温泉と」    2016(平成28)年11月4日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、細身の白いズボンに、ヒールがちょっと高めの黒い靴を履いた女性が歩いていました。首には、濃げ茶色の、あったかそうなマフラーを巻いてです。後ろ姿ですが、相当おしゃれに気を配っている人だなと。バックミラーで見ると、茶色の髪がキラキラと輝いて。
 緩やかな坂道を、自転車に乗った女性が、軽やかそうに。斜め前を白っぽい中型犬が走っており、一緒に朝の散歩です。万一、手から紐が離れた場合に備え、腰にもその紐が巻きつけられていました。犬は、元気いっぱい。一緒にいる飼い主も、なんだかとても嬉しそうに。
 さて、遠くの山の頂付近、白い雪をかぶっていたのが見えたこんな日は、あったかい温泉に入り、これもさせられ、あれもさせられ、どうしてこの私にばかり、などと不平たらたらのこの身、させてもらえ、できる幸せについて、感謝の心で噛みしめていたか、考えるのも。。。




No.989「ウェストポーチと黄色い旗と温泉と」    2016(平成28)年11月1日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路横を中型犬をつれて散歩している高齢の男性がいました。薄い緑色のウィンドブレーカーの腰部分に、黒いウェストポーチが。ブレーカーの内側ではなところが、なんとも今風です。でも、あれだと両手が使えるので、犬のウンチを始末するにはとても便利なはず。
 横断歩道の横側に、白い上下の合羽を着た、交通指導員が立っていました。白いヘルメットに、緑と白色の腕章をしてです。今日が1日だったと気づいて頭を下げた時、指導員手にした黄色い旗をあげ、こちらへ合図。あれは、きっと今日も元気で頑張りなさいよとの応援サイン。
 さて、小さな雨粒が落ちてきたこんな日は、あったかい温泉に入り、どんなに心の中で思っていても、それを伝えるには言葉などが必要、余計なことなら溢れるほど口から出てくるこの身、一番大事な、誰かさんへの激励や感謝の言葉を忘れていなかったか、考えるのも。。。















本波 隆(ほんなみ たかし)

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