ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.839「腰かけた女性とゆうゆう猫と温泉と」    2016(平成28)年3月31日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路側にあるコンクリートの低い塀に腰かけ、通る車を見ている高齢の女性。すぐ横に杖が置いてあり、病院などの送迎車を待っている様子。すぐ近くの場所で、よく見かけていた高齢女性ではなく違う人です。あの女性、元気なのかなと思ったりして。
 信号に近づいた頃、田んぼの畔を、背筋と足を伸ばし、ゆうゆうと歩いている猫の姿が。顔の一部だけが黒く、あとは真っ白な猫です。暖かくなってきたので、散歩を兼ねて縄張りの見回りか。天気に誘われ、体がうずうずしてくるのは、人間も猫も同じようで。
 さて、車の暖房を入れなくても寒さを感じないこんな日は、あったかい温泉に入り、前へ一歩を踏み出すには、何かのきっかけがあるもの、それが誰かの言葉や目にした新聞の記事などだったりして、明日から新年度、それも大きなきっかけの一つのだと、考えるのも。。。。



No.838「水仙の花と枯れ枝と温泉と」    2016(平成28)年3月30日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路すぐ近くにある畑の横に、黄色い水仙の花が咲いているのが目に入りました。薄い緑色した長い葉に、ちょっと大きめの黄色い花です。見渡すと田んぼの畔付近など、あちこちに黄色い花が。どうやら昨日の暖かさで、一気に水仙が開いたよう。いよいよ春か。
 坂を下り進んだところで、帽子をかぶった女性が木の枝を運搬中。積んでいたのは、軽四トラックの荷台にです。そこには枝が山のように積まれており、処分するためどこかへ運ぶ準備か。芽吹く前、枯れた木や不要な枝などを切るのは、木にとってもいいことのはずで。
 さて、雲が広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、その時は少しばかりの痛みを伴っても事前に手当が行われていれば、悪化するのを防げるもの、それを何度か経験しているこの身なれど、のど元過ぎれば何とやらではなかったか反省を込めて、考えるのも。。。



No.837「紫色の小さな花と飛行機雲と温泉と」    2016(平成28)年3月29日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路側にある家の玄関脇に置いてあった白いプランターの中、花が満開に咲いてました。不勉強のため名前は分からないのですが、紫色した小さな花です。同じ花の植えられているプランターが、左右に2箱。大きな花も悪くないけど、小さな花も可憐でいいよなと。
 職場へ近づいた時、山側から海の方へ向かって、一本の糸をのばしたような白い飛行機雲。あれは、おそらく小型のジェット機で、白い飛行機雲がみるみるうちに海側へ。子供の頃と同じように、ぼーっと空を見上げながら、あの高さから見える景色ってどんなものかなと。
 さて、空の色が、なんだかやわらかく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、人生真っすぐだけでは生きていけないもの、それに気がついたのは世の中に出て経験を積んだ頃、結局大きく曲がりくねったこの人生、自分の信じる道をどれだけ貫いてきたか、考えるのも。。。



No.836「カラスと石磨きと温泉と」    2016(平成28)年3月28日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、真っ黒なカラスが、車の直前をバタバタと飛び立って。フロントガラス越しすぐ目の前で、口元に長い木の枝をくわえているのがはっきり見えました。枝を集めているということは、巣作りの最中か。迷惑にならないのなら、どんなところに巣を作ってもいいのですが。
 橋を渡った所、石垣の上で腰をかがめている女性がいました。上下のカッパを着て、防水の手袋。石垣の高さは人の背丈以上あり、抱えられないぐらいの大きさ。汚れた石を磨いていたのか、それとも、草でもとっていたのか。春になると、いろんな仕事が待っているようで。
 さて、空気が暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、宝石だって磨かなければ光らないもの、この身が光る原石かどうかは別にして、自分自身を磨く努力をしなければくすんだままなのは当然のこと、まずは書物でも読んで錆びついた心を磨くことを、考えるのも。。。



No.835「ピンクの花束とフロントガラス雪崩と温泉と」    2016(平成28)年3月25日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、1センチです。
 出勤途中、道路のすぐ横、黒い傘を左手に持ちながら、自転車を運転している高齢の男性が。荷台にピンク色した包みのようなものがあり、通り過ぎるときに横目で見ると、きれいな花束。花の種類からして、どうやら仏壇などへ供えるもので、今日が親戚などの命日か。
 交差点へ差しかかったその時、反対側車線の車、屋根に積もっていた雪がフロントガラスの方へザザザーッと。まるで、雪崩のようにです。あれが運転中だと、驚いて運転に支障が出るだろうなと思うぐらいの量。いつ何が起きてもいいよう、常に心の準備が必要のようで。
 さて、昨日までとはうってかわり一面真っ白になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、他の人はともあれ自身にだけは、突然の事故など起きるはずはないと信じている勘違いの固まり頭、実は、それが単なる幸運に過ぎないことなのだと改めて、考えるのも。。。



No.834「五色の旗と振り返った女性と温泉と」    2016(平成28)年3月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路すぐ横にある神社の入り口に、五色の旗が上がっていました。奥の方を見ると、総代さんたちが白い幕を手にし、何やら作業中。明日が春祭りのため、朝早くから準備に余念がない様子。土曜や日曜の祭りが多くなった今、伝統を守り続けるのも大変かなと。
 少し進んだところで、顔見知りの女性が歩道を歩いていました。車の中からちょこんと頭を下げたのですが、分からなかったようでバックミラー越しに振り返りながら、怪訝そうにこちらの車を見ている姿。大きなマスクで目から上しか見えず、気がつかないのも当たり前か。
 さて、近くの山の中腹まで雪が積もっているこんな日は、あったかい温泉に入り、場所が離れているから気がつかないだろうと挨拶を省くことが多々あるこの身、後で気まずい思いをするより、うるさいと言われてもいいから先に声をかけること忘れていなかったか、考えるのも。。。



No.833「膝上10センチと桜のつぼみと温泉と」    2016(平成28)年3月23日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路の端を、透明のビニール傘を手にした男性が歩いていました。丈が膝上10センチぐらい、白っぽい春用のコートを着てです。あのコートだと、丈は膝から下ぐらいなければと思うのは昔人間だからか。流行は時々刻々変化しており、丈の長さだって。
 公園にある大きな桜の木、枝の先あたりが、なんだかふっくらして。あちこちから開花のニュースが聞こえてますが、このあたりの桜は、もう少し先になるよう。梅は満開、散る花もあればこれから咲く花も。太陽の恵みを得て、植物たちいよいよ緑色を濃くするか。
 さて、小さな雨がポツポツ降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰の世話にならずとも自分一人でなんでもできると大きな勘違いをし続けてきたこの身、多くの人たちに支えられ見守られて今の自分があることをに感謝し、その恩をどう返すか、考えるのも。。。



No.832「畑の小さなハウスと白い煙と温泉と」    2016(平成28)年3月22日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路から少し離れ、一段高くなっている畑付近に白い物が見えました。まだ雪が残っているのかと思ってよく見ると、畑用の小さなハウスです。朝晩の冷え込みから、植えたばかりの野菜を守るため、持ち主が設置したもの。野菜たちあのハウスに守られ、きっとすくすく。
 職場に近づいた頃、キャンプ場の下あたりから、煙がモクモクと上がっているのが目に入りました。山を後ろに、白い煙が風になびいて右左へ。煙の量がとても多かったため、木などをまとめて燃やしていたよう。まだ寒い朝早くからの作業、よく頑張っているなと。
 さて、気持ちのいい青空が広がっているこんな日は、あったかい温泉に入り、朝いつまでも布団の中でぬくぬくとしていたいこの身、たまには早起きをして、家の雑巾がけなど手伝い朝の澄んでいる空気を胸一杯吸って、その日一日頑張ることを、考えるのも。。。



No.831「寺院の雪とふさふさ毛の犬と温泉と」    2016(平成28)年3月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある寺院境内に、クレーン車が止まっているのに気がつきました。車の横には、運転手らしき人。そのすぐ後ろに、屋根から落ちた雪がたくさん残っており、全部とけるまで相当時間がかかるよう。あのクレーン車で、御堂の雪囲いでも取り外すのか。
 職場へ近づいた頃、犬を連れた女性が、道路を横断していきました。茶と白色の小さな犬で、寒い時期あれだけ毛があれば、さぞ暖かかったろだろうなと思えるほど、ふさふさ。これから暑くなってくると、あの毛がじゃまになりそうで、果たしていいのやら悪いのやら。
 さて、春の日射しを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、あれもこれもと何でも欲しがる欲張りを絵に描いたようなこの身、希望するもの全てが手に入ることなどあり得ないことを自覚し、身の程を知りつつ望みを達成するにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.830「安全パトロールと黒のリュックと温泉と」    2016(平成28)年3月17日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、登校時間にぶつかったようで、小学生と一緒にいる、安全パトロールの人たちとすれ違いました。揃いの黄緑色のジャンパーを着て、手に黄色い旗を持ちながら子供たちの前後を守るようにです。あれだけの大人たちに守られていれば、子供たちの安全はまず確実。
 職場に近づいた頃、若い男性が道路横を歩いているのが目に入りました。その男性背負っていたのが、黒いリュックです。出勤する途中で、リュックの中に弁当や着替えなどを入れてあるのかも。荷物を手で持たずに済むので、便利は便利。バックを背負うのが、今の流れか。
 さて、空一面が青く輝いて見えるこんな日は、あったかい温泉に入り、これだけは譲れないとつまらない意地を張り、時代から置き去りにされつつあるこの身、ここは一つ頭の中をやわらかくし、恥ずかしがらずに若い人たちの真似から始めることを、考えるのも。。。



No.829「屋根の煙と毛糸のコートと温泉と」    2016(平成28)年3月16日掲載
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 今朝は、曇り。。
 出勤途中、道路側にある家の2階屋根付近に、白い煙が上がっているのが目に入りました。家のたて込んでいるところですが、庭先で不要になった物などを燃やしていたのでしょう。これから晴れた日をみつけては、枯れ木や草などを燃やす機会が多くなるはず。
 愛本橋の上、帽子をかぶった高齢の男性が、駅の方へ向かって歩いていました。コートのポケットに、両手を入れてです。そのコート、買った時は相当高価だったろうなと思われる厚手純毛らしき生地。少々古くなっていたようですが、大切にしていれば何十年も使えるか。
 さて、青空が広がりつつあるこんな日は、あったかい温泉に入り、洋服を買うときデザインと価格を比較し、いつも価格を最優先してばかりのこの身、結局、安物買いのなんとかやらを続けてもう何十年、本物を見極める力を養うにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.828「薄手のパジャマとコンテナと温泉と」    2016(平成28)年3月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ゴミ置き場から戻る途中らしき中年の男性がいました。紺色の暖かそうなジャケットを着てです。下に目をやると、ちょっと薄手のパジャマ。仕事が休みだったのでゆっくり起き、すぐゴミ捨てを手伝ったのかも。男性だって、家の手伝いぐらいせねば。
 山の麓付近に、白い小屋のようなものがあるのに気がつきました。目を細めて見ると、それは宅配便など荷物を運搬する車の荷台コンテナを、そのまま置いたもの。側面に大きな会社のマークがあり、あの中には、おそらく農作業で使う肥料や農機具などが保管されて。
 さて、空気がひんやり感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、普段から、そんなことを言ってもあれは用途が違うから出来ない、などと物事を一元的にしか見てないこの身、ちょっと視点を変え柔軟的に捉えるためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.827「米の糠(ぬか)と消雪装置と温泉と」    2016(平成28)年3月14日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、公園を過ぎて少し進んだところにある畑に、米の糠(ぬか)が撒かれているのが目に入りました。家庭菜園ではない大きな畑で、あれだけの量を準備するのも大変だったろうなと。化学肥料もいいのですが、自然肥料だと、きっとひと味違ってくるはずで。
 赤信号で止まった時、道路真ん中にある消雪ノズルから、元気よく水が吹き出していました。寒くなっていますが、雪が降りだすまで冷え込んでいるような温度ではないのに。消雪装置のコンピューターが過敏に反応したのか、それとも、まさか、本当に降りだすのか。
 さて、細かい雨が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、この世の中自分の思いとは逆に悪い方へと流れていくことが多いもの、それも、よりによってまさかまさかと、万全とはほど遠い身なれど何かがあった場合すぐ対応できるよう努めてきたか、考えるのも。。。



No.826「キジと卒業式の袴と温泉と」    2016(平成28)年3月11日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、0センチです。
 出勤途中、公園前にある空き地に、一羽のキジが立っているのに気がつきました。丸々と太った雄のキジで、背筋をぴんと伸ばし、体は横を、顔だけこちら側を向き、凛とした風情。雪の時期はその姿を見ることができず、これまで、どこでどう過ごしていたのやら。
 坂を上り少し進んだところで、二人の女性がこちらの方へ向かって歩いて来ました。若い女性は淡いピンク色の着物に紫色の袴姿、隣の女性は、大きな箱を手に抱えてです。袴なんて一生の内で、そう身につけられるものでは。おそらく今日が卒業式、めでたいハレの日か。
 さて、空気がやわらかく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、卒業したからと心の中で自慢げに思っていた身の程知らずのこの男、卒業式なんて人生にとって節目の一つに過ぎず、実は、あの時が出発点で、その後どう自分自身を磨き上げてきたか、考えるのも。。。



No.825「高所作業車と扇風機と温泉と」    2016(平成28)年3月10日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、0センチです。
 出勤途中、信号で止まった時、進行方向の先で、高所作業車の箱部分に男性2人が乗って、電線工事の真っ最中です。車の手前側には、大きな赤と黄色い旗を手にした交通指導員が。作業車の上にある電線を見ると何本もあり、あの中から探し出しての工事は大変だろうなと。
 坂を下りたところに設置されているゴミ箱の横に、扇風機2台が置かれていました。背が高めの扇風機で、羽根の色は濃い青。外見からは、まだ十分使えそうなのですが、古くなったからと廃棄することにしたのでしょう。月に1回だけの金属類収集日、他に忘れ物はなかったか。
 さて、空が明るくなっているこんな日は、あったかい温泉に入り、全身物忘れの固まりでできているようなこの身、メモを書けばいいのにそれを怠るなど忘れるのは当然のこと、三度目はないことを肝に銘じ、せめて次回のゴミ捨て日に何を処分するか、考えるのも。。。



No.824「閉めたままの雨戸とずぶぬれタオルと温泉と」    2016(平成28)年3月9日掲載
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 今朝は、小雨。積雪は、0センチです。
 出勤途中、坂に近づいてきた頃、雨戸が閉められたままになっている家が、何軒もあるのに気がつきました。積雪時、雪の重みで内側のガラスが破損しないよう閉めたもの。もう雪の心配はしなくてもいいはずなのですが、部屋が暗いのに慣れてそのままにしているのかも。
 道路側にある物干し竿に、タオルが掛けたままになっているが目に入りました。遠目からも、濡れてずぶずぶ状態です。タオルは真っ白で汚れておらず、まだまだ使えるもの。取り込むのうっかり忘れたか、それとも、雑巾への格下げが決まり、あそこが定位置になったのか。
 さて、細かな雨が降り続いているこんな日は、あったかい温泉に入り、たとえ洗顔タオルから雑巾になったとしても、その立ち位置で自分の役割を全うすることが大切、最近一所懸命の四文字を忘れがちなこの身とすれば、初心を思い出すにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.823「公園の石碑と田植機のカバーと温泉と」    2016(平成28)年3月8日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、0センチです。
 出勤途中、道路沿いにある公園の奥、石碑が建てられているのに気がつきました。表面には漢字が書かれているのですが、読むことはできません。右端は圃という字でしたから、おそらく田んぼに関係があることだとは思うのですが、基本的な日本語の勉強が必要なようで。
 信号に近づいた頃、ある家の庭先に橙色のカバーをかけられた機械が置かれているのが目に入りました。カバーが少しめくれており、そこから小型の田植機らしいぞと。田植えの時期まで2カ月ほどありますから、まだまだ先のことなのですが、準備に早すぎることはないか。
 さて、いつ降りだしてもおかしくない空模様になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもギリギリにならないと動き出さず結局手抜し失敗だらけのこの身、2カ月先のことは到底無理でも、せめて来週のことぐらいきちんと前準備しておくことを、考えるのも。。。



No.822「咲き始めの梅と黄色いクレーン車と温泉と」    2016(平成28)年3月7日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、0センチです。
 出勤途中、愛本橋手前に差しかかったとき、下の方で梅の花が咲いているのが目に入りました。高さが2階の屋根ぐらいまである大きな木で、花の色は薄いピンク。咲き始めて間もないようで、見頃になるのは、もう少し先のよう。しばらくは淡い色が、目が楽しませてくれるかなと。
 橋を過ぎてすぐの、道路右側にある空き地に、黄色いクレーン車が止まっていました。運転席には、背中を伸ばした姿勢の男性が、こちらを向いて待機状態です。今日、あの近くで、工事などがあるのでしょう。大きな木を伐採するのか、それとも長い柱でも立てる予定なのか。
 さて、どんよりとした雲が覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、こうだろうとの思い込みで決めつけることが多いこの身、でも、それが当たることなんてほとんど、その点、昔の人たちが言ってたことはよく当たったもの、あの域に達するにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.821「廃材運搬と青葉若葉と温泉と」    2016(平成28)年3月4日掲載
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 今朝は、晴れ。積雪は、0センチです。
 出勤途中、道路に大きなトラックが止まっていました。家などを壊した時に出る、廃材などを運搬するためのもので、荷台が高く囲われていてたくさん積めるようになっている車です。すぐ横にある家では改築作業が行われており、今日は、大がかりなことになりそう。
 職場へ近づいた頃、道路側にある田んぼに、うっすら草が生えているのに気がつきました。それが、隅だけだったり、一面だったりなど、田んぼによって違うのですが、薄い緑色はどこも同じです。積もっていた雪はすっかり消えて、いよいよ青葉若葉の季節が到来か。
 さて、暖かくやさしい日射しを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、ちょっと寒いからと家中の温風ヒーターを強にしまくっていたこの身、長い冬雪の下で耐えに耐え、ようやく日の光を浴びた草たちの、爪のアカをほんの少しだけもらって飲むこと、考えるのも。。。



No.820「アルミの長ハシゴと紫色のスコップと温泉と」    2016(平成28)年3月3日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、3センチ程です。
 出勤途中、道路近くにある家の軒先に、アルミ製の長はしご置かれていました。あれは、屋根に積もった雪を下ろす時のため準備してあるもの。今シーズンは出番がなく、横になったまま春を迎えることになったか。ハシゴが大活躍するより、一度も使わない方がいいようで。
 道路沿いにある会社の玄関先に、スコップが立てかけられていました。先の角部分が鮮やかな紫色した合成樹脂製のもの、残っていた雪を片づけ一段落したので中へ入ったのかも。たくさん雪がある時はママさんダンプが重宝するけど、細かな作業はスコップでなければ。
 さて、空気が暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、細かい仕事が得意な人もいれば、そうではない人も、手先が不器用な上に細かな仕事だと頭が痛くなってくるこの身、向いてないからと毛嫌いせず、ちょっとは嫌なことにも挑戦してみることを、考えるも。。。



No.819「大輪の花と靴の跡と温泉と」    2016(平成28)年3月2日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、道路沿いにある美容院玄関前に、花瓶に入った花が飾られていました。花瓶は、とても大きなもの。中に入っている花も、大輪のものが多く、あの花たちこのあたりの産ではなく、きっと暖かいところからやってきたもの。寒さに耐えて、どうか咲き続けてくれよと。
 坂の上り口付近にある家で、玄関先に踏み跡のないところがありました。雪がうっすらと積もっていますから、誰かが出入りすると靴跡がつくのに、その家はなし。空き家ではないはずなので、遠くへでも出かけているのか。それとも、疲れて朝寝坊し、ぐっすりお休み中か。
 さて、雲の間から青い空が見え始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、一生懸命働くことは人間にとって大切なこと、けれども時には休むことだって必要のよう、振り返ってみると休んでばかりのこの人生、一生は無理でも懸命に働くことぐらい、考えるのも。。。



No.818「ほんわか除雪と解禁初日と温泉と」    2016(平成28)年3月1日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約15センチです。
 出勤途中、道路のすぐ近くで、側溝に雪を捨てている人たちがいました。見たところ若い祖父、娘、そして小さな孫の3人です。孫は、自分の体ぐらいあるスコップを持っており、手伝いというより邪魔な部類。でも、温かくほんわかしたものが、こちらまで伝わって。
 愛本橋に来るとすぐ下に、釣り人が7人見えました。それほど積もってないのですが、雪の上です。暖かそうな上下の防寒具を身につけているとはいえ、流れている水の近くで、さぞ寒いだろうなと。今日が解禁日のようで、待ち焦がれていた人たち朝早くから出勤したか。
 さて、バリバリという音を耳にしながら運転してきたこんな日は、あったかい温泉に入り、楽しいことはあっという間に過ぎるけど、嫌なことの時間はやけに長いもの、どちらかと言えば嫌なことが多いこの人生、楽しいことを見つけ出す努力をしてきたか、考えるのも。。。














本波 隆(ほんなみ たかし)

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