ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.796「赤い箱と汚れた雪と温泉と」    2016(平成28)年1月29日掲載
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 今朝は、雨。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、歩道の脇に、大きな赤い箱が設置されているのに気がつきました。2本の太い柱で支えられた箱は、大人の胸ぐらいの高さの所に。正面に白く消火の2文字があり、その後ろに栓と書いてあったようで、赤色の箱はポストの専売でなく消防関係だって決して忘れては。
 職場へ近づいた頃、田んぼ上、道路に沿ってまるで測ったかのように一定の距離で、茶色い雪の幅広い線がついていました。あれは、道路に積もった雪を、除雪機で飛ばしたもの。真っ白い田んぼの上に、薄汚れた雪の跡。きれいに見える道路だって、目には見えない汚れが。
 さて、山の麓付近に霞がたなびいているこんな日は、あったかい温泉に入り、表面ばかりとりつくろっても、内面が伴っていないと人としてどうかなと、その点、表面だけでなく内面にだって問題だらけのこの身とすれば、どちらも足下から整えることを、考えるのも。。。



No.795「腰を低くした三毛猫と青色ホースと温泉と」    2016(平成28)年1月28日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約30センチです。
 出勤途中、腰を低くして歩道から車道を窺うようにしている、一匹の猫に気がつきました。この寒い時期、猫を屋外で見かけることはないのですが、よほどお腹でも空いていたのか。白、灰色、茶色の三毛猫で、横を通り過ぎると、待ってたかのように反対側へ走って渡る姿が。
 公共施設から少し進んだところで、立って青色のホースを手にしている高齢の男性。ホースが向かっている先は、生け垣の上あたり。見ると、生け垣の上に少々雪が残っており、あの男性水を使って雪をとかしていたところ。でも、生け垣だって夜明け早々、まだ寒かろうに。
 さて、空気がひんやりと感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、よかれと思ってやったことでも、相手や場所によって迷惑になることだって、人の心が読めない点で誰にも引けをとらないこの身とすれば、そろそろ相手の立場になって、考えるというのも。。。



No.794「除雪の仕方と片手合図と温泉と」    2016(平成28)年1月27日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路沿いに並んでいる家、それぞれ除雪の仕方が違うことに気がつきました。ある家の玄関先は、ほうきで掃いたように雪がなくすっきり。ところが、隣の家には、たくさんの雪が残っておりデコボコ状態。雪の時期、家の前を見ると、そこに住んでる人の性格まで分かるようで。
 坂の途中、進行方向に一台の黒い車が止まっていました。向きは、こちら側です。反対車線から車が来たため、一旦停止。すると向こうからきた車の運転者、こちらへ向かい片手を上げて合図。あれは、ありがとうの意味です。あの手の合図を見ただけでだけで、止まって良かったなと。
 さて、吹く風がちょっと冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、理解してもらうには言葉が一番、でも、言葉の伝わらない場合ってあるもの、口べたなら誰にも負けない自信があるこの身、言葉が足りない分、体のあちこちを活用して表現することを、考えるのも。。。



No.793「桜のつららと縛られた車と温泉と」    2016(平成28)年1月26日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約40センチです。
 出勤途中、道路側の公園にある、大きな桜の木に目が止まりました。枝の一部が歩道にかかっているのですが、先っぽが凍ってつららに。つららは他に見あたらず、その部分だけ。車が道路にたまっていた水をはね飛ばしくっついたようで、桜もさぞかし迷惑だろうなと。
 信号に近づいた頃、道路近くにある車庫の中の車が、灰色のカバーで覆われていました。それも、車全体がです。カバーは、茶色い紐で縛られており、あれならどんな吹雪がきても大丈夫。車の持ち主寒い期間運転しないつもりで、ゆっくり冬眠させることにしたのか。
 さて、青空が広がりつつあるこんな日は、あったかい温泉に入り、頑張って働くことは大事なこと、でも時には休養することだって必要、働いているとはいえ実態が休んでばかりのようなこの身とすれば、起きてるふりは止めそろそろ長い冬眠から目覚めることを、考えるのも。。。



No.792「郵便局のつららときれいな女性と温泉と」    2016(平成28)年1月25日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約50センチです。
 出勤途中、道路沿いにある郵便局の軒先から、大きなつららが下がっているのが目に入りました。太さは10センチほどもあり、屋根と地面の、ちょうど真ん中あたりまでの長さ。あんなに長いつららを見たのは、久しぶりのことです。それだけ、冷え込んだ証拠のようで。
 少し進んだところで道路に水がたまっており徐行していると、反対側から来た車、速度を落とさずそのまま。こちらの車に、思いっきり水をかけて行きました。運転席を見ると、とてもきれいな女性です。顔はきれいでも心がなければ、向こうはどうあれ個人的に絶対好きには。
 さて、降ってた雪が収まりつつあるこんな日は、あったかい温泉に入り、顔を重視していたのは若い頃、それが年と共に心根に重きを置くようになったのは、この顔がきれいとは正反対だったせいかも、そんな顔でもこれまで誰かに冷たい水をかけてなかったか、考えるのも。。。



No.791「おしゃれなバス停と軽四トラックと温泉と」    2016(平成28)年1月23日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約10センチです。
 出勤途中、道路沿いにあるバスの停留場が目に入りました。屋根などはないのですが、上の部分が緑色の地に白抜きの文字で書かれており、とてもおしゃれな感じ。待っている人はおらず、それは単にバスの運行時間ではないからのはず。バスは大切な交通手段の一つで、守らねば。
 坂を上り始めた時、後ろから軽四トラックがやってきたのがバックミラー越しに。こちらの車のすぐ後ろへくっつき、何だか嫌な気分です。その車、右ランプをつけると、あっという間に私の車を追い越して。制限速度の40キロをきちんと守っていたのにあんなに速度を出すなんて、やれやれ。
 さて、冷え込んだため道路が凍っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、自分が良ければ他の人はどうだって、と人生を歩んできたようなこの身、そのためどれだけ世間の人たちに迷惑をかけてきたことか、大事に至る前そろそろ周りのことに気配りすることを、考えるのも。。。



No.790「お寺の白い幕と赤い傘と温泉と」    2016(平成28)年1月22日掲載
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 今朝は、小雪。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路近くにあるお寺の前面に、白い幕のようなものが下げられているのに気がつきました。あれは、建物に雪が入り込むのを防ぐため。雪をそのままにしておくと、長い年月の間に建物が痛んでしまいます。日を遮っているため少々薄暗くても、我慢我慢。
 公共施設を過ぎたあたりで、白いコートに赤い傘をさした高齢の女性が、こちらへ向かって歩いて来ました。車を見て立ち止まり、手にしていた傘を下げる様子。道路にたまっていた水を、車がはね飛ばすのから身を守るためで、もちろんそこは徐行しゆっくりと。
 さて、細かい雪が降り続いているこんな日は、あったかい温泉に入り、言われて物事をすすめるのは当たり前、でも自ら最善の方法を考え実践するのが人というもの、最近頭を使うことを忘れているこの身、誰かさんから言われる前にやるべきことやってたか、考えるのも。。。



No.789「タイルの入り口と短い長靴と温泉と」    2016(平成28)年1月21日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路沿いにある美容院の入り口斜面に敷き詰められている、タイルに目が止まりました。何種類かの色があり、それがきれいな模様に。タイルですからほんの少し段差があるようで、滑り止めになって実用的だなと。入り口付近は、もちろんきれいに除雪されて。
 そこから少し進んだところで、ゴミ置き場に高齢の男性が一人。手にしていたゴミを捨てるため、短めの長靴を履いてです。その長靴、上部分に毛のようなふさふさがついているタイプ。あれは、以前流行していたもので、あの男性物を大事にしていることが、見ただけでも。
 さて、一面白い世界が世の中の汚れを隠してくれるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、流行にこだわっているとちょっと古くなったからと粗末にすることが、その点流行とは無縁なこの身なれど、物を大切にしてきたかどうか胸に手をあてて、考えるのも。。。



No.788「合成製樹脂スコップと空き地の軽四と温泉と」    2016(平成28)年1月20日掲載
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 今朝は、曇り。積雪は、約20センチです。
 出勤途中、道路沿いある家の前で、多くの人たちが雪かきをしていました。こんなに、人がいたのかと思うくらいです。手にしていたスコップは、オレンジ色や緑色など強い色した合成樹脂製。雪はそれほど積もっていませんが、それでも、終わると疲れるだろうなと。
 坂の途中、道路近くの空き地に、軽四自動車が一台停車。以前から、何度も見かけている車なのですが、その近くに人家は少なく、工事関係の車だとばかり思っていました。ワイパーは上げられており、屋根の上には雪がたくさん。いったい、どこの誰が止めているのか。
 さて、海の方に青空が見えているこんな日は、あったかい温泉に入り、問題が起きると犯人捜しをすることが多いもの、原因を探るため犯人を捜すのは重要だけれど、人捜しが目的になるとどうかなと、後ろめたいことがたんとあるこの身とすれば、何か言われる前すぐ報告することを、考えるのも。。。



No.787「ミニパトカーと雪の交通標識と温泉と」    2016(平成28)年1月19日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約5センチです。
 出勤途中、屋根の上に設置している赤色灯を点滅させ、向こう側からミニパトカーがやって来ました。普段でしたら、捕まえられるようなことをしてなかったかと身構えるのですが、今日は雪のため巡回しているのだろうと、頼もしくさえ。同じものを見てもその時々で、こんなにも違うとは。
 信号機で停車したとき、交通標識や案内板などが、雪のため見えなくなっているのに気がつきました。表面全体に雪がついており、全くです。今朝方の強い吹雪のせいで、雪がくっついたもの。その道路に慣れた人ならいいのですが、初め運転する人だと困るだろうなと、ちょっと気になって。
 さて、雪が降り、やけに冷え込んでいるこんな日は、あったかい温泉に入り、こんなことなら言わなくても分かるるはずと教えもしないで、何かあった時どうして失敗したのかと叱るだけ、そんな覚えがあるこの身、初心者にもきちんと分かるよう伝える努力をしていたか、考えるのも。。。



No.786「中学生と台所と温泉と」    2016(平成28)年1月18日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、3人の中学生らしき学生が、寄り添いながら歩いていました。お揃いの黒い傘に、黒いコート。ズボンは、もちろん黒ですから、全身黒ずくめ。背中のザックだけは、色はついてましたが、とても地味なもの。あの学生たち、学校の規則はきちんと守っているようで。
 道路沿いにある、多くの家の部屋に、電気が点いていました。とても薄暗い日のため、普段は点けてない電気をどの家でも灯していたようです。電気が点いて明るくなっている台所らしき部屋を見て、家族があそこへ集まり揃って朝食をとってるのかなと、なんだか心まで温かくなって。
 さて、通勤時どの車も前照灯を点けていたこんな日は、あったかい温泉に入り、普段みんなで食事ができる幸せなんて思いもしないもの、元気な顔を目の前に見て、楽しくおしゃべりしながら笑顔で食事が出来る幸せを、次の食事のときぐらいに改めて、考えてみるのも。。。



No.785「おしゃれなマフラーと衛星アンテナと温泉と」    2016(平成28)年1月16日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、マフラー姿の高齢女性が手に小さなバックを持ち、道路を歩いていました。見るからに暖かそうな、防寒具を着てです。首に巻いていたマフラーは、縦にきれいな色が編み込まれて。無地だって悪くないのですが、あれはなかなかしゃれたいいデザインだなと。
 坂の上り口へ近づいた頃、ある家の屋根のところに、白い衛星テレビ用アンテナが2台設置されているのに気がつきました。このあたり、ケーブルテレビを利用している家が多いため、アンテナはほとんど。そう言えば、と屋根にアンテナが並んでいた時代のことを思い出して。
 さて、雲の間から青空が見えただけで、心まで元気になってきそうなこんな日は、あったかい温泉に入り、古くて使わなくなったからと見向きもせず捨ててしまうことが多いこの身、物と一緒に次代へ伝えなければならない大事なことを処分してなかったか、考えるのも。。。



No.784「排気口と2台の巡回車と温泉と」    2016(平成28)年1月15日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の側面から、排気口が出ているのに気がつきました。その排気口は、道路側へ向かってです。玄関が横にあり、排気口のあるところは台所のはず。そうすると、あの家の間取りは多分あんなふうに、などと勝手に想像したりして。
 愛本橋に近づいた時、橋の下に橙色の車が止まっていました。あれは、電力会社関係の巡回車。普段目にするのは1台だけなのですが、今日は左岸と右岸に計2台あり、運転時間をあわせたのかなと。橋の下流側には雪がないため、例年に比べ、巡回するには安全かも。
 さて、どんよりとした雲が山の麓近くまで下りてきているこんな日は、あったかい温泉に入り、安全が向こうからやってくることなんてほとんどなし、普段からさしたる努力もせず事が起きてから、あたふたばかりのこの身とすれば、一歩先を読みどう動いておくか、考えるのも。。。



No.783「真っ赤な車と模様のある長靴と温泉と」    2016(平成28)年1月14日掲載
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 今朝は、みぞれ。積雪は約0.5センチです。
 出勤途中、屋根の上に雪を載せ、ライトを点けた真っ赤な車が、向こうからやって来ました。それも、相当スピードを出しながらで、制限速度20キロオーバーぐらい。あんなに慌て運転するくらいなら、どうしてもう5分だけでも早起きできないのかなと、それが不思議で。
 橋を過ぎてから少し行ったところで、灰色コートを着て傘をさしながら立っている女性が。通り過ぎてバックミラーを見たら、道路を横断し向かい側にある駐車場の方へ。膝下あたりまである、模様の入った長靴を履いてです。いよいよ、本格的な雪の支度が必要になったか。
 さて、湿っぽい雪が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、格好がいいとか悪いとかも重要だけれど、実用的なことを忘れる訳には、いい格好とはとんと縁のないこの身なれど、せめて実用的な面だけでもきちんとすることを忘れてなかったか、考えるのも。。。



No.782「うっすら霜と手編みの帽子と温泉と」    2016(平成28)年1月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くの広場や田んぼなどが、うっすらと白くなっていました。あれは、雪ではなく霜。このあたりで霜を目にすることはあまりないのですが、これも雪が積もってない証拠か。もうすぐお日様が顔を出す時間で、暖かくなるとあっという間にその姿も。
 坂を登り切って少し進んだ所に、高齢の女性が立っていました。どうやら送迎の車を待っている様子で、病院かそれとも買い物などへ出かけるのでしょう。頭にかぶっていたのが、毛糸の黒い帽子です。見るからに手編みのようで、あれだとさぞかし暖かいだろうなと。
 さて、冷え込みのため駐車場の地面が凍っていたこんな日は、あったかい温泉に入り、手をかければかけるほど、それが成果となって表れるもの、どう手抜きをするかで頭を悩ましているこの身とすれば、つまらないことで悩む前まず手を動かすことを、考えるのも。。。



No.781「もみ殻と犬と温泉と」    2016(平成28)年1月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、学校近くにある大きな畑に、もみ殻が山のように積み上げられていました。あれは、トラックなどで運んできたもの。いつもの年でしたら雪の下になって目に入らないはずなのですが、今年は特別。ただ、あれだけ量が多いと、肥料にしても使いでがありすぎかも。
 職場に近づいた時、たんぼ道を小さな犬を連れ散歩している人が。紐は手にしているのですが、首輪からはずしてぶらぶら状態。犬は、その人の少し先を、元気に走り回っていました。犬だって、紐で束縛されているより、たまにはあちこち自由に動き回りたいはずだろうと。
 さて、雲の間から青空がほんの少しだけ見えているこんな日は、あったかい温泉に入り、自由すぎると歯止めが効かずやりたい放題好き放題になりがちなこの身、そんな時こそ頑丈な鉄の囲いの中に、緩みがちなこの心をどう入れておくか、考えるのも。。。



No.780「左義長と黒い瓦と温泉と」    2016(平成28)年1月11日掲載
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 今朝は、雪。積雪は、約1センチです。
 出勤途中、ビニール傘をさした高齢の男性が、道路を歩いていました。左手に持った透明のビニール袋の中には、しめ飾りなどが入っているのが遠目からも。どうやら神社で左義長(どんど焼き)があるようです。無病息災、どなたにとってもこの一年が良い年でありますように。
 道路沿いにある家の屋根が、普段は見られない格子模様で目へ飛び込んできました。黒い瓦の上に雪が積もり、雪の白色との対比がそれは見事なくらい。真っ黒な瓦だけだと気がつかないのに、雪が降ると屋根瓦の仕事関係者きちんといい仕事をしていたことがよく分かります。
 さて、小さな雪がゆっくり空から舞い降りてきているこんな日は、あったかい温泉に入り、公私とも手抜きばかりが目立つこの身、周りから、あの人は見かけによらずきちんと仕事をしていたんだと言われるようにするためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.779「編み笠とシャッターと温泉と」    2016(平成28)年1月8日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路で端で、おしゃべりをしてる高齢の女性が二人。二人ともフードのついた、白い防寒具を着てです。一人は、大人用三輪自転車に乗っており、傘を持たず頭の上に編み笠。体が濡れるのにな、と思って気がつきました、自転車の傘差し運転は禁止だったと。
 道沿いにある家の車庫を見ていて、シャッターが多く使われていることが分かりました。色は、ほとんどが白系。車を出し入れするの際の簡易さと雪や風などを防ぐことを考えると、シャッターが適しているようです。冬の今、シャッターが閉じられていて、ようやくそれに気づいたか。
 さて、職場の近くにある山の中腹までうっすら雪が積もっていたこんな日は、あったかい温泉に入り、毎日見ていてもうっかりしていると頭に残らないことが多いもの、うっかりの固まりのようなこの身としては、小さな、いえいえ、大小に関わらずどんなミスであっても無くすることができないか、考えるのも。。。



No.778「水柱と街路灯と温泉と」    2016(平成28)年1月7日掲載
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 今朝は、強い雨。
 出勤途中、道路沿いにある家の屋根の向こう側に、水柱が上がっているのが目に飛び込んできました。まさか、あんな所で消防訓練をやっているはずは、と思いながら近づくと消雪装置から水が吹き出して。どうやら、ノズル部分が壊れたようで、早く治さねば大変大変。
 職場へ近づくと、公園に設置されている街路灯に明かりが灯っていました。それが、橙色の明かりです。白っぽい街路灯が目につく中、橙色だと、なんだか気持まで穏やかになってくるよう。朝から雨で薄暗くなってる日も、明かりを目にできるので、案外悪くないなと。
 さて、強い雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、人を照らす大きな灯台になれないことは承知しているこの身なれど、せめて、携帯用の懐中電灯、いやいやそんな立派なものではなくても結構、小さなロウソクぐらいになるためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.777「トレーナーと柿と温泉と」    2016(平成28)年1月5日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、駅の方へ向かって歩いている女性がいました。紺色のトレーナーに、ズボン姿です。そうそう。今、ズボンではなく、パンツと言うのだとか。その女性、傘は持っているのですが、広げずに下げたまま。後ろ姿だけを見ると、男女の区別がつかないような時代になってきているようで。
 緩い坂を下りたところにある柿の木に、橙色した実がたくさんついているのに気がつきました。他の柿の木には、まったくないのにです。いまの時期、あれだけ柿が残っているのは珍しいこと。あの柿、鳥などをよせつけないよう特別苦い味をしているのか、それとも逆に甘すぎたりして。  
 さて、小さな雨が降っているこんな日は、あったかい温泉に入り、詰めが甘いことは自覚しているこの身なれど、甘いだけではだめ、辛いだけでもだめ、その両方を適度に使い分けながら人と接し、少しでも成長するにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.776「犬の散歩としめ飾りと温泉と」    2016(平成28)年1月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、白い子犬を連れ、散歩をしている男性がいました。暖かいためコートなどは身につけず、灰色のセーターだけを着てです。右手に白いビニール袋を手にしており、あれは犬のうんち始末用。道路などを汚さないため、飼い主がきちんとしてれば、きっと犬だって。
 道路沿いにある家々の玄関にある、しめ飾りに目が止まりました。前にさがっている紙垂(しで)が、白、赤と白、金色のものなど様々です。ただ、しめ飾りのない家が、思いのほか多くあり驚くほど。新年を喜ぶことのできる幸せを、噛みしめねばならないか。  
 さて、春を思わせるような気温になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも自分だけが幸せならそれでいいと、おごり高ぶっているこの身、みんなの支えがあればこそ穏やかに日を過ごせることを肝に銘じ、みんなが幸せになれるため自分自身どれだけ努力できるか、考えるのも。。。












本波 隆(ほんなみ たかし)

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