ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.775「細い棒と長柄スコップと温泉と」    2015(平成27)年12月28日掲載
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 今朝は、曇り。積雪3センチ。
 出勤途中、道路に面している公共施設の前、白いガードレールに細い棒が結ばれて立っているのに気がつきました。あれは、交通安全等ののぼり旗に使用していたもので、旗は撤去されたのですが棒だけそのままに。しっかり基になるものさえ残してあれば、表側へ出るものの交換なんて難しくは。
 道路沿いにある会社所の前、スカート姿の女性社員が、雪かきをしていました。紫色した合成樹製の長柄スコップを、手にしてです。積もっている雪の量は多くないのですが、来客や他の社員などが滑って転ばないよう朝一番に。あの雪かき、誰かに言われてかそれとも。
 さて、一面白く覆われ清々しい気分になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かに言われてからだと、後で、あの人にやらされたと苦言の一つも出るというもの、そんなことをこの一年どれだけ繰り返したか数えると、両手両足の指どころか家族の指をもってしても足りないこの身、今度こそ言われる前率先して取り組むことを、考えるというのも。。。



No.774「ワイパーと鉄パイプと温泉と」    2015(平成27)年12月27日掲載
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 今朝は、小雪。
 出勤途中、道路沿い家の前に駐車している車に目が止まりました。普段はほとんど見かけないのですが、日曜のためか路上駐車が何台も。そのうちの1台にワイパーが立てられており、あれは、雪の重みなどでワイパーが破損しないため。あんなに軽い雪でも、まとまると。
 坂を登り切って、少し進んだところに、大きな庭木のある家があります。その庭木、建築用の足場を組むのに使う鉄パイプで、伸びた枝を支えているのに気がつきました。枝といっても相当な太さ。あれだけ大きくなっていると、支えがなければ、雪の重さで折れることだって。
 さて、細かい雪が天から舞い降りているこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも誰かの支えを得てこれまでなんとか日を重ねてきたこの身、鉄パイプなどとはおこがましくて言えないが、せめて、困っている誰かの針金ぐらいにはなれないか、考えてみるのも。。。



No.773「フードと電気メーターと温泉と」    2015(平成27)年12月25日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、フードをかぶった中年とおぼしき男性が、駅の方へ歩いてました。強い雨の中、傘もささずにです。まさか、傘を持たずに家から出たとは思えないのですが、近くにそれらしき車も見あたらず。世の中、服が濡れるぐらい、それほどでもないと感じる人がいるようで。
 そこから少し進んだ、道路に面している家の前に設置されている電気メーターに目が止まりました。メーターが2つあり、それが木製の大きな箱の中に入っているのです。前面は透明なガラスかプラスチック製で、外からでも見られるようになって。あれも、雪国の立派な知恵か。
 さて、午前8時半を過ぎても薄暗いこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かのためには結局自分のためへとつながるもの、いつも自分最優先で物事を決めてきた情け知らずのこの身、そろそろ世のため人のためほんの少しでも役に立つことを、考えるというのも。。。



No.772「芝生と型枠と温泉と」    2015(平成27)年12月24日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している家の車庫前に、濃い緑色の芝生が見えました。近づいたら、それは人工芝。少し斜面になっている所に敷かれており滑り止め用としてか。冷え込んで凍結した日など、滑って転ぶことがありますから、あの人工芝はなかなかいい使い方のようで。
 信号が赤で止まった時、信号機すぐ側に軽トラックが停車中。そこでは、黒の雨具上下に、黄色いヘルメット、黄色い長靴を履いた工事関係者が、下を向いて一人で作業を。コンクリートの型枠をはずしていたようで、いよいよ工事の仕上げが近づいてきたのかも。
 さて、山に雲がたなびいているこんな日は、あったかい温泉に入り、仕事の評価は結果で見られることが多いもの、途中どれだけ頑張っても結果が悪ければそれまで、他人の目には敏感なこの身なれど、どなたさんかの評価など気にせず、最初から最後ま気を抜くことなく頑張ってきたか、考えるのも。。。



No.771「竹ほうきとリサイクルゴミと温泉と」    2015(平成27)年12月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している生け垣の前、年配の女性が竹ほうきを持って立っていました。見ると、手にしたほうきは逆の向き。柄の部分を使って枯れた花を落としていたようで、緑色の葉の下は一面赤い花びらで敷き詰めたように。あれはあれで、なかなか風情があるもの。
 そこから少し進んだところにあるゴミ置き場で、ブラスチックリサイクルゴミを出している、こちらも年配の女性が。緑色の簡易ゴミ箱は、上まであふれるようになっており、そこを押さえるようにしてです。年末を迎え、家の片づけや掃除を始める人が多くなってきたのか。
 さて、ヒヤッとした風が目を覚ましてくれるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、捨てればゴミ生かせば資源のことをつい忘れがちなこの身、まさかとは思うが、この身自身家族などから資源ではなくゴミだと思われていなかったか、考えるのも。。。



No.770「電灯と散水車と温泉と」    2015(平成27)年12月22日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある美容院の玄関上にある、電灯に目が止まりました。明るいのに、黄色い色の電気が灯っていたのです。あれは、営業中のサイン。でも、外から、中に人のいるのが分かる光っていいなと。あの光、今日も元気で頑張りますの意味もあるようで。
 職場に近づいた頃、建設会社の駐車場に、散水車が止まっているのに気がつきました。銀色のタンクに、大きく散水車の文字。工事などで砂ぼこりが立つ時に、使っているのでしょう。生物は、水がなければ生きていけません。普段忘れがちな、水の恩恵に感謝せねば。
 さて、雲の隙間から青空が見え始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、周りの人たちに支えられ、今日も元気でいられるこの身、そのお返しも含め、自分自身が周りの誰かの支えになれるよう頑張っていたか、考えるのも。。。



No.769「波形プラスチックと白い花と温泉と」    2015(平成27)年12月21日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路すぐ横にある小さな祠の周囲が、薄い青色をした波形のプラスチック板で覆われていました。そして、正面中央横には、幅広い板が。少々雪が降っても、周りがしっかり覆われてますから、もう大丈夫でしょう。あの覆いがはずされるのは、雪が消え暖かくなる来春か。
 愛本橋を過ぎたところで、道路沿いにある庭の木に、大きな白い花がたくさん咲いているのに気がつきました。花は、一部茶色くなり始めており、散る時期が近づいているよう。赤系の色が多く目につく今、白い花は珍しいぐらい。雪が遅くなっている分、花たちが目を楽しませてくれます。
 さて、小さな雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、我が身と正反対で、朝から晩まで働きずくめの人が多いように見受けられる昨今、たまには何かで楽しむことを見つけ英気を養うことを、考えるのも。。。



No.768「赤い旗と雪と温泉と」    2015(平成27)年12月17日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、玄関先で、先端に赤い旗状の布をつけた棒を手にしている、高齢の女性がいました。あれは車が出入りする際、ぶつからないようにと目印のため。ここのところ暗い時間が長くなっていますから、ちょっとした不注意を防ぐには、いい役割をするはず。
 職場に近づくと、すぐ近くまで雪がおりており、まるで手を伸ばせば届くぐらいのところまで。山の木々に積もっている雪は、うっすらなのですが麓近くまで白くなっておりいよいよ来たかと。山の中腹から上の方には雲がかかっており、見渡す限り幻想的な白い世界に。
 さて、顔にあたる風が冷え込みを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、来るな来るなと思っていたものに限って、向こうからやって来るもの、反対に待ちこがれているものは、なかなか顔を見せてくれません、知りたくないような気もするが自分はそのどちら側だったか、考えるのも。。。



No.767「トタン板と猿3頭と温泉と」    2015(平成27)年12月16日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路すぐ近くにある畑に、ところどころ茶色く朽ちているトタン板が置かれているのに気がつきました。トタンの下には、何本もの太い棒が見え、畑物のクイや支柱などに使用するもののよう。木は雨ざらしにしておくと早く腐るため、上を覆う物が必要のようで。
 愛本橋に近づいた時、橋のすぐ手前、下流側から上流側へ道路を横断している猿が。車の往来を見て両手両足を使い小走りでです。大きな母猿と、小猿が2頭。親のすぐ後を追いかけていたのが1頭で、別の1頭は離れて違う方へ。あんなに小さな兄弟でも、もう進む道が違うのかと。
 さて、しとしとと雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、あの時誰かに言われた通りにしたから今こんなことになってと、悪い結果は他人のせいにしているこの身、いい結果が出たのはみんなのおかげ、悪い結果は自分の努力が足りなかったから、そんな気持を忘れることなく努力の道を選ぶにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.766「煙とアルミと温泉と」    2015(平成27)年12月15日掲載
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 今朝は、曇。
 出勤途中、道路すぐ近くにある屋根の上に、白い煙が上がっているのが目に入りました。場所は、少し先の方。煙の色は薄く全体に広がっており、そろそろ消える頃かなと。通り過ぎるとき横目で火元を探したのですが、それらしきものは見えず。何を燃やしていたのやら。
 信号で止まった時、信号機が車道から歩道側へ移設されているのに気がつきました。見ると、信号を支えている柱は、コンクリート製でなくアルミのような素材です。太さも細くなっているようで、技術の進歩があんな身近な所に生かされているのを、この目で実感。
 さて、黒っぽい雲が空を覆い始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、十年前に比べほとんど進歩が見られない、いやいや、逆に退化の兆しがあちこちに見えているこの身、せめて昨日より一歩だけでも前へ進むためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。 。



No.765「大根とコートと温泉と」    2015(平成27)年12月14日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、2本の大根葉っぱ部分をしばり、二股にして玄関前に干してあるのが目に入りました。数えるぐらだけの本数でしたが、いい具合にしおれており、あとしばらくで漬け物にはちょうど。野菜不足になりがちな冬期間、あの大根、きっと貴重なおかずとして食卓を飾るはず。
 学校近くの歩道横に、交通指導員の人が立っていました。黄色い旗の棒を両手で持ち、白いヘルメットをかぶってです。いつも見ている白い防寒具ではなく、紺色厚手のコートを着用。最近、朝方は特に冷え込んでいますから、薄手から厚手の物に変えたのも、遅いぐらいで。
 さて、青い空に薄い雲がかかっているこんな日は、あったかい温泉に入り、我慢にも限界があるというもの、それが体に関することなら早めの対応が大切、昔、よく「我慢せんと」言われた覚えのあるこの身、たまにはやせ我慢するぐらいのことを、考えるのも。。。



No.764「三輪自転車と街路灯と温泉と」    2015(平成27)年12月12日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、緩い坂の途中、三輪自転車を押しながら歩いている高齢の女性がいました。後ろの荷物入れには、ヒョウ柄模様の、ちょっとおしゃれなバッグが置かれて。あそこから駅までだと、もう少しだけの距離。電車に乗って、町へ買い物にでも出かけるところだったか。
 愛本橋に近づいた時、すぐ手前にある大きな街路灯に目が止まりました。左右一対で設置されており、その両方に電気が灯っていたのです。もう明るいのにどうして、と思いながら橋を渡りきると、そこにも灯りの点いた街路灯が一対。橋を利用する人のことを考えての心遣いが、あんなところにも。
 さて、青空が広がり始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、心遣いとは縁遠い世界に住んでいるこの身、みんなを明るくすることはできなくても、せめて自分の近くにいる人だけでも、心が明るくなったと感じてもらえるためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.763「雲と室外機と温泉と」    2015(平成27)年12月11日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、正面に見える山の麓から中腹にかけて、雲がかかっていました。雲の上に見えたのは、黒っぽい色をした山と白い雪。山の途中からまた雲がかかっており、まるでそこだけ鋏で切りぬいたように。杉林が緑色で、あとは黒と白だけの世界ですが、なかなか渋いよなと。
 少し進んだ、道路側にある家のエアコン室外機に目が止まりました。白いカバーで覆われているのですが、それが青色のビニール紐で縦横二重にきちんと縛られて。あそこは、雪が積もる場所ですから、そのままだと故障の原因になると、降る前に準備を。感心感心。
 さて、空気が生暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもその場に行き当ってから頭を抱え右往左往しているこの身、たまには先を読んで動き、後で笑っていられるようにするにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.762「野菜と軽四と温泉と」    2015(平成27)年12月10日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している畑の野菜が、半分ほど収穫されているのに気がつきました。名前は分からないのですが、葉っぱの野菜です。出荷できないからと判断し廃棄したような葉が、地面を覆うよう一面に落ちて。収穫された野菜、いったいどこの誰が口にするのやら。
 少し進んだところで、左側道路から急に出てきたのが、軽四車です。ブレーキを踏んでその車の後ろについたのですが、速度は20キロ強。忙しい時間帯、なんでこんな遅く走るのか思っていたら、すぐ左の路肩へ停車。あんな運転をして事故など起こさねばいいのですが。
 さて、厚い雲が空を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、人って自分だけは大丈夫だとの思い込みがあるもの、周りへの気配りに欠けているのは重々自覚しているこの身、よもやと思うが誰かに迷惑をかけていなかったか、考えるのも。。。



No.761「霜と高級車と温泉と」    2015(平成27)年12月9日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、道路側にある畑の上が一部白くなっていました。朝方冷え込んだため、霜がおりたようです。注意して見ていると、田んぼの日陰など、あちこちに霜が。このあたり、雪は見慣れているのですが霜は珍しいこと。気温が下がり、氷を見られるのももうすぐのようで。
 坂の途中、反対側車線からこちらへ向かってくる黒い車が一台。すぐ近くに来た時、その車の前照灯がパッと。日陰の所だったのですがライトを点けるほどではなく、思わず近くで速度違反の取り調べをしているのかと。あの車、暗くなると自動で点灯する高級車だったか。
 さて、頬にあたる風がやけに冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、高級なものにはとんと縁のないこの身、たとえこの身はボロで覆っていても、心だけは貧相にならないよう自己研鑽を重ねていたか、考えるのも。。。



No.760「立ち入り禁止と薪と温泉と」    2015(平成27)年12月8日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、信号で止まった時、電柱の根本を囲むように立ち入り禁止の長い棒が置かれて。その棒の色が、赤と白。そして、黄色と黒なのです。どうして違うのかと思ったら、電柱とガードレールの注意目印は、黄色と黒。雪の目印用棒などは、赤と白でした。そうか、これで、また一つ利口になったなと。
 道路の下の方に見える家の庭に、丸い木がたくさん積み上げられているのに気がつきました。あれは、料理のためなどでなく、察するに暖房用。最近、暖炉のある家が増えているとか。パチパチ燃える火に手をかざしていると、まるで、心の中までポカポカしてくるようで。
 さて、空気がやけに冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、どれだけ着飾っても心まで温かくなるという保証は、その点着飾ることとは無縁なこの身、優しい言葉の一つもかけて、誰かさんの心をあたたかくすることを、考えるのも。。。



No.759「バッグと大型観光バスと温泉と」    2015(平成27)年12月7日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、片手に大きなバックを2つ下げ、家の玄関から出てきた女性がいました。暖かそうな、厚手のフード付きコートを着てです。フードの周りには、ふさふさの毛が。見るからに出勤前の慌ただしい様子で、あの大きな荷物どこかへ出かけた時に買った、配り物のお土産でもか。
 信号を過ぎたすぐのところで、大型観光バスとすれ違いました。それが、京都ナンバーです。昨日、温泉でゆっくりし、帰るところだったのでしょう。あの時間から京都だと、直行しても到着するのはお昼頃。楽しい思い出をたくさん持って、無事帰宅できますように。
 さて、高い青空が目に染みるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、旅に出かけるとついはめをはずしがち、知った人がいないからと気が緩んでのことですが、どこかで誰かが見ているもの、普段から緊張感をあちこち置き忘れているこの身、いつでもどこでも誰にでも、見られて恥ずかしくないような行動をとっているか、考えるのも。。。



No.758「線香台とすんばと温泉と」    2015(平成27)年12月4日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、道路近くにある小さな祠の前に置かれている、線香台に目が止まりました。ちょっと大ぶりなもので、きれいな金色です。近くの人などが手入れをしているように見受けられ、祠の中はこざっぱりした感じ。やはり手を加えてさえいれば、きれいさは持続するのか。
 坂を登り切る手前あたり、すんば(枯れた杉の葉)が道路一面に。どうやら、昨夜の強い雨風で落ちたようです。すんばの上を通った時、ガタゴトと車が上下に揺れたぐらいの多さ。あそこで、速度を出しすぎるとスリップするかも。小さな葉でも、まとまると危険なことにだって。
 さて、車の中から、はじめて降る雪を見たこんな日は、あったかい温泉に入り、小さいから、弱そうだからなどとあなどった応対をしていると、いつか手ひどい目にあうことも、人を見てではなく誰に対しても敬意を持って接していたか、考えるのも。。。



No.757「雪囲いとパトカーと温泉と」    2015(平成27)年12月3日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路に面している家の前、雪囲い用とおぼしき真新しい板が斜めに立てかけられていました。後は、プラスチック製の板などを挟めばいいはずですから、半分以上終わったようなもの。昨日、晴れた間に組みましたから、気持ちよくできたはず。これで、いつ雪になっても。
 少し進んだところで、前照灯を点けこちらへ向かって来る車が一台。こんなに明るいのに、どうしてかなと思って見るとミニパトカー。警察官なら、法令に厳格だと納得です。しばらくすると別のミニパトカーが、こちらはライトを点けず。警察官もいろいろあるようで。
 さて、小さな雨になっているこんな日は、あったかい温泉に入り、みんな画一的だと世の中おもしろくないもの、いい意味で人それぞれの考えと動きがあっていいはず、最近付和雷同ぎみのこの身、ここは意識して独り立ちすることを、考えるのも。。。



No.756「道路標識と送迎車と温泉と」    2015(平成27)年12月2日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、信号機の向こう側に大人の胸ぐらいの高さがある、木製の道路標識が立てられているのに気がつきました。ただ、雨風に打たれ、書かれた文字はほとんど見えず。あそこには、古い街道の案内等が表示されているのでしょう。歴史あるものは、いつまでも大切にしたいもの。
 坂を登り切って少し進んだ所に、マイクロバスが非常灯を点滅して停車中。その車の方へ向かって、道路の右側から杖を手にした高齢の女性が。車の側面には大きな病院の文字。病院の送迎車が家のすぐ近くまで迎えにきてくれているようで、高齢者にとってはありがたいこと。
 さて、空を見上げても雲ひとつないこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも誰かの恩義を感じながらそれを言葉に表すこともせず、高慢ちきな態度を取ることが多いこの身、ここは大いに反省し、何かあれば素直に「ありがとう」と口にすることを、考えるのも。。。



No.755「雪吊りと雨宿りと温泉と」    2015(平成27)年12月1日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、道路沿いにある庭木の雪吊りに目が止まりました。荒縄が中央から放射線状に下へ向かって。どれもが、芸術的とさえ思えるほどです。それを、真ん中でしっかり支えているのは、太い竹。あの竹が心棒となって木全体を支えており、中心になるものはやはり重要。
 坂の途中、軽四の後部扉を開け、その下で雨宿りをしている一人の男性が。黄色い上下の雨具を身につけ、頭に白いヘルメットをかぶってです。道路工事関係者のようで、仕事が始まるまであそこで待機か。雨の中、外での仕事はつらいもの、早く止んでくれればいいのですが。
 さて、どんよりした雲がすぐ近くまで下りているこんな日は、あったかい温泉に入り、誰かの言うことに従っていればいいと、自ら考えることを避けつつあるこの身、多くの人を支えることは無理でも、せめて誰か一人のためにだけでも役に立てないか、ちょっとばかり考えるのも。。。










本波 隆(ほんなみ たかし)

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