ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。出勤日に、温泉と絡めて、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.736「アルミのはしごと雪吊りと温泉と」    2015(平成27)年10月31日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、田んぼの中にある大きな柿の木に、アルミのはしごが立てかけれれていました。片づけずそのままになっていると言うことは、柿の実を採ってる途中、急に雨でも降ってきたのでしょう。その木には、橙色した柿がたわわに実っており、あれだと収穫しがいがありそう。
 少し進んだ所にあるコミュニティセンター前に、10人ほどの人が集まっていました。生け垣の前に竹が何本か置いてあり、その横には大きなクイを持っている人も。どうやら、雪吊りの準備をしていたようです。雨具は身につけていましたが、雨の降る寒い中大変だなと。
 さて、肌寒く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、暖かい部屋の中にいるのに、寒い寒いと文句不平たらたらのこの身、どうすればどんな環境にあっても感謝の心を忘れず仕事ができるか、考えてみるのも。。。


No.735「青いシートと電気と温泉と」    2015(平成27)年10月30日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路から三百米ほど離れたところにある家の周りが、青いシートで覆われていました。外壁の修理などをしているのでしょう。ブルーシートだと思ったのですが、よく見ると風が通るよう網状になっているもの。あれなら、雪が降った時でも大丈夫か。
 そこからしばらく進んだところにある会社の事務所、電気が点いているのに気がつきました。あの時間帯に電気をつけているのは、珍しいことです。これまでと違い、それだけ太陽の昇るのが遅くなった証拠。暗い中での仕事って、気分も晴れずはかどりませんし。
 さて、雲が厚く朝なのに暗く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、他人の悪口ならどれだけでも言えるのに、ほめることはめったに、そんな狭い心しか持ち合わせてないこの身、これから暗い悪口は封印し誰かさんのいい点だけ口にすることを、考えるのも。。。




No.734「プロパンガスと白髪と温泉と」    2015(平成27)年10月29日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に止めた車の荷台で、プロパンガスボンベを動かしている男性が。ボンベは、大人の背丈ぐらいの高さです。あれだと相当重いはずですが、雪が降り出す前に交換するのでしょう。このあたり、プロパンから都市ガスに変わるのは、もう少し先のようで。
 交差点を過ぎてすぐ、トンネルから出てきた何台かの車とすれ違いました。そのうちの一台運転席にいたのが、最近には珍しく髪を染めていない、真っ白い髪の女性。黒だけでなく明るい茶色や金色系の髪まで目にする昨今、自然のままの白髪だって、悪くないものだなと。
 さて、やわらかい日射しが秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、大事なことをやらず、やらなくてもいいことに余計な手を加え失敗することが多々あるこの身、今やってるあのことについて基本をおろそかにしてなかったか、考えるのも。。。




No.733「防寒具とラジヘリと温泉と」    2015(平成27)年10月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、紫色の防寒具を着た高齢の女性が、向こう側から自転車に乗ってやってきました。フードをかぶり、顔の前の方をしっかり紐で結んでです。頬にあたる風が冷たく感じられますから、顔は覆った方が冷え込みを防げるよう。そうすると、次は手袋の出番か。
 職場へ近づいた頃、田んぼのあぜに立てられている小さな赤い三角旗が、風にそよそよなびいて。黒い文字で、ラジヘリと読めました。あの旗は、防虫などのためラジコンヘリで薬を撒く田んぼの印。収穫が終わりましたから不要なはずですが、もしかすると片づけるのを。
 さて、空気が冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、やったらやりっぱなし、出したら出しっぱなし、昔親からよくそんな風に言われたもの、その癖は何十年経っても直ってないこの身、せめて、今やってる仕事ぐらい最後まできちんとすることを、考えるのも。。。




No.732「五色の旗と急ブレーキと温泉と」    2015(平成27)年10月23日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある神社の前に、五色の旗が上がっていました。そして、大きな提灯も。2つの提灯には灯りが点いており、神社の総代さんなどが、朝早くから秋祭りの準備を。耳にする限り、お米は今年も豊作だったようで、天からの恵みに感謝とお祝いをせねば。
 学校近くへ来た時、左側の道路から右折するため、こちら側へ出ようとする車が1台。ちょっと近すぎるよなと思っていたら、その車、フロント部分が出た後に急ブレーキ。そのまま進むと、危ないと判断したようです。認知、判断。昔、そんなこと勉強しましたっけ。
 さて、和らいだ空気が心地よさを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、時間を優先し危ないと思っても無理矢理進むか、少しぐらい遅れても安全な策を選ぶか、答えは簡単なはずなのにいつも迷い続けているこの人生、もう一度初心に戻ることを、考えるのも。。。




No.731「白い花と杖と温泉と」    2015(平成27)年10月22日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路に面している生け垣に、白い花が咲いているのに気がつきました。濃い緑色した葉の間から、顔をのぞかせていたのはツバキ科の種類。これまでどうして気がつかなかったのかと思うほどたくさんあり、あれが赤色だと多分すぐに。やはり、色って重要なもののようで。
 そこから少し進んだところにある低い塀に腰かけて車を待っていた、いつも見かける高齢の女性。手持ちぶさただったためか、両手で杖を膝の上あたりに持っていました。見ると、その杖は下部分を四点で支えるもの。使用者が転ばぬようにと考えられた配慮、いいものだなと。
 さて、白い雲が空全体を覆っているこんな日は、あったかい温泉に入り、もし自分がその立場だったどうする、そんな思いやりが住み良い社会を作るはず、だったらせめてこの身にもできる笑顔で優しく声かけすることをいつから始めるか、考えるというのも。。。




No.730「ベニヤ板と着物と温泉と」    2015(平成27)年10月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関前に、薄いベニヤ板が積み上げられているが目に入りました。それも、大人の胸の高さぐらいにです。あれだけのベニヤ板、いったい何に使うのでしょう。すぐ側にある小屋の周囲には、たくさんの薪が重ねられて。すると、やはり燃料なのか。
 少し進んだところにあるコミュニティセンターの駐車場に、着物を来た妙齢の女性が数人歩いて。薄い緑色の地に、紺色の帯を締めてです。髪の毛は全員アップにして、一部黄金色に染めている人も。どこかで踊りの発表でもするようで、芸術の秋は、こんなところにも。
 さて、空に薄い雲がかかっているためか和らいだ日射しを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、食欲の秋は十二分に満喫しているこの身、たまには高尚な芸術とやらに触れ知性を高めるにはどうしたらいいか、考えるのも。。。。




No.729「古い上着と軽四ワゴン車と温泉と」    2015(平成27)年10月20日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路を、白い手ぬぐいを後ろで縛り、その上に帽子をかぶった高齢の男性が歩いていました。上着は、ちょっと時代を感じさせ、昔働いていた会社で使っていたような作業服。若い人でしたら、あの格好は敬遠するかも。ただ、身なりで、外の仕事はできませんから。
 愛本橋を過ぎたすぐ崖の下に、非常灯を点滅させた軽四ワゴン車が止まっていました。車の横面に、大きく漁場監視、そして、そのすぐ下に、パトロールの文字が。河川の漁業関係者が、魚の無断捕獲を防ぐため巡回している車のよう。男性が車の周囲を見ており、故障でもしたのか。
 さて、山の方から雲が広がり始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、万全を期しているつもりも予期せぬことって起こるもの、万全の上に万全を重ね、いつどんなことがあっても対応できるよう備えているか、考えるのも。。。




No.728「お坊さんと枯れ葉と温泉と」    2015(平成27)年10月19日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路を黒い着物姿のお坊さんが歩いていました。左手には、数珠がしっかり握られて。近くで法事などのお務めあり、行く途中だったのでしょう。黒い着物の下からのぞく白衣が、印象的。町の中にとけ込んでいるお坊さんも、なかなかいいものだなと。
 そこから少し進んだ公園で、歩道に桜の葉がたくさん落ちているのに気がつきました。どの葉も、茶色く枯れたものばかり。木を見上ると、残された葉も濃い茶色と薄い茶色いだけ。もうしばらくすると葉っぱが全部落ち、木枯らしで寒さを感じるようになるか。
 さて、優しい太陽の光から秋を実感できるこんな日は、あったかい温泉に入り、他の人はどうあれ自分だけはいつまでも元気でいられると勘違いをしているこの身、ちょっと具合がよくないかなと感じている体のあの部分、そろそろ専門のところで診てもらうことを、考えるのも。。。




No.727「外壁とサイクリングと温泉と 」    2015(平成27)年10月17日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある郵便局の前で、外壁を覆っていたブルーシートを、男性二人が向かい合ってたたんでいました。黒色の上下服に、白いヘルメットをかぶってです。建物の周囲には、組まれた丸いパイプが姿を表して。冬に備えてやっていた修理が、ようやく終わったよう。
 しばらく進むと、サイクリング自転車に乗った男性が、愛本トンネルの方へ向かっていました。体にぴったりした上着とズボンを身につけ、頭には流線型のヘルメットです。どちらかと言えば、やせ型。そう言えば、サイクリングで、太った人を見かけることは、あまり。
 さて、秋晴れという言葉がそのまま当てはまるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、体のためにはあまり太らない方がいいと頭では分かっているのに、お腹のあたりを見ると冷や汗が出てきてしまうこの身、どうやってお腹の脂肪をそぎ落とすか、考えるのも。。。




No.726「花壇と肥料袋と温泉と」    2015(平成27)年10月16日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、愛本トンネルに近づくと、道路側に設置されている花壇の花がそれはきれいに咲いて。専門の人が手入れをしているようで、満開の時期を同じ頃に持ってくるとは、やはり素人と大違いです。種類はそれほど多くないのですが、目を楽しませるには十分過ぎるほど。
 職場へ近くと、田んぼのあぜに、肥料らしき袋が山積みにされていました。稲刈りが終わった田んぼで、来年の田植えに備えて運んできたようです。稲刈りが済んだら、すぐに翌年の準備を。そんなことを欠かさず繰り返していれば、来年もきっと豊作間違いなしか。
 さて、すっきりした青空が気持ち良く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、来年どころか来週の準備さえままならないこの身、せめて明日のあのことぐらい完璧に準備を済ませていたか、考えるのも。。。




No.725「携帯電話と羽毛布団と温泉と」    2015(平成27)年10月15日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路を、青いリュックを背負った女子高校生が歩いていました。手で携帯電話を操作しながらです。SNSとやらで、友達などと、やりとりをしていたのでしょう。学校へ行けば会って話しができるのに、どうしてまた。でも、そんな風に思うのは、時代遅れの証拠か。
 信号で止まった時、少し先の方で、洗濯物干し竿に布団をかけている高齢の男性が。見た限り、とても軽そうな布団のようでしたから、あれは羽毛布団かも。昔、羽毛布団と言えば高級品と相場が。普通の家では、なかなか手が出なかったものですが、今は安価な物もあるようで。
 さて、空気が暖かく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、周りを見ると昔だったら考えられないことばかり、服装にしてもしかり、普段着だってよそ行き以上の物を身につけているのですから、恵まれている今の時代感謝の気持ちを忘れないようにするにはどうしたらいいか、考えるのも。。。




No.724「敬老会とモミジと温泉と」    2015(平成27)年10月14日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある公共施設の前に、敬老会と表記された看板が立てられていました。社会のため長年貢献されてきた高齢者の方々へ、感謝の意味を込め秋の一時を楽しんでもらおうと年1回企画。本来でしたら、毎日でも感謝しなければならないのに。
 少し進んだ家の庭先に植えてあった、小さなモミジの木に目が止まりました。下はまだ緑色なのですが、上の葉何枚かが真っ赤に色づいて。紅葉は山の上から里の方へ、モミジの木もそれと同じで、やはり上から下へ。あのモミジの葉全体が赤く染まるのも、まもなくか。
 さて、薄い青色した空が気持よく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、家族と社会のため長い間働いて経験と知恵を重ねてきた高齢者へ、よもや、ないがしろしたことがなかったか胸に手を当てて、考えるのも。。。




No.723「干し柿と工事と温泉と」    2015(平成27)年10月13日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路沿いにある家の2階軒先に、皮をむいたばかりとおぼしき干し柿が下がっていました。昨日雨になりましたから、それを利用して準備したのでしょう。色は白っぽい黄色で、これから日に照らされて黒くなっていくはず。口にできるのは、雪の便りが聞こえてくる頃か。
 そこから少し進んだ家の玄関前に、何枚かの板が立てられていました。あれは、工事などをするために、測って置いたもの。物置を作るのか、それとも車庫などを考えているのか。なにしても、外仕事は雪が降る前に終えておいた方が利口であるのは、間違いないなと。
 さて、立山では雪が降ったと耳にし急に寒く感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、雪の備えいつも今年こそは早めにと思っても結局押し迫ってからでなければやらなかった大怠けのこの身、今度こそ本気で準備に取りかかることを、考えるのも。。。




No.722「外壁カバーと猿と温泉と」    2015(平成27)年10月10日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、工事をしていた家の外壁カバーが取り外され、玄関の上に美容室の名前が書いてあることに気がつきました。新たに開店するようで、玄関はスロープになっており、手すりまで設置です。サービス産業は、足腰不自由な方々のため、バリアフリーが必須のよう。
 愛本橋に差しかかったとき、ちょうど真ん中あたりの右側に、猿が一匹じーっとこちらを見て。車が通るのに、こんな所まで珍しいなと思っていたら、左側にもう一匹。どうやら、夫婦か親子で赤い橋を横断中。山に食べる物が少なくなり、いよいよ里へお出ましか。
 さて、衣替えした紺色制服姿の女子中高生の姿を目にしたこんな日は、あったかい温泉に入り、黙っていても目の前に食事が出てくるのが当たり前だと勘違いをしているこの身、農業・漁業・畜産業など、食べ物を支えている人たちの苦労に思いを寄せ、どう感謝するかを、考えるというのも。。。




No.721「柿と腕カバーと温泉と」    2015(平成27)年10月9日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、あちこちの柿の木に、橙色に色づいた食べ頃の近づいている実が、たくさんなっているのが目に入りました。今年の柿は、見る限り豊作のよう。昔、よく柿を食べていたものです。甘柿だと思って渋柿を食べ、ペッペッと口からはき出したことが何度もありましたっけ。
 坂を登り切ったあたりで、家の外壁修理をしており、そこに若い男性職人が一人。白いシャツに黒い腕カバーをつけ、腰の後ろに工具を入れた袋を下げてです。袖口が止められてないと、引っかけて事故やケガにつながることも。やはり、大事に備える心構えが必要か。
 さて、太陽の光が優しく感じられるこんな日は、あったかい温泉に入り、これぐらいなら大丈夫だろうと安全を過信し続けているこの身、大事故になる前、まずは足下から見直すことを、考えるというのも。。。




No.720「ガードレールとヘルメットと温泉と」    2015(平成27)年10月8日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ガードレールに白い棒が1本立っているのに気がつきました。そのすぐ手前には、プラスチックらしき細くて白い物が、下の方から車道側へ出て。あれは、ついこの間まで掲げられていた、交通安全啓発用旗の支柱と、それを縛っていた結束バンドか。仕事が終わって、ご苦労様と。
 赤信号で停車すると、すぐ横でダンプが土砂を下ろしていたところ。側溝の工事をしていたようで、近くには赤い交通指示棒と金槌を手にした人が2人。見るとヘルメットの外側に筆記具が挟めるようになっており、そこには緑色の長い鉛筆が1本。あれはいいアイデアだなと、ただただ感心。
 さて、厚い雲が山の方を覆い始めているようなこんな日は、あったかい温泉に入り、物事はこうあらねばと古い観念に支配されている石のように固いこの頭、どうやったら常識を打ち破るほど柔軟になれるか、ゆっくり考えるのも。。。




No.719「葉っぱと田んぼと温泉と」    2015(平成27)年10月6日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路近くにある畑で、緑色した葉っぱが芽を出していました。あそこは、以前トウモロコシ畑だったところ。植えてからそれほど日は経っていませんが、もうあんなに成長して。野菜の種類はなんであれ、雪の降る前は無理として、春先の収穫に期待を。
 職場へ近づいた頃、稲刈りをしてない田んぼが1枚残っています。稲の色は、光の具合で黄色に白が混在した、まさに黄金色。近くにある街路樹の葉は赤く染まっており、これぞ秋の風景だなと。どこかへ出かけなくても、この目と体で四季を楽しめることに感謝しなければ。
 さて、遠くの山が茶色くなり始めてきたような気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、自分一人だけで生きてる気になっているこの身、周りの人たちのお陰でこの日があることを素直に認め、森羅万象全てのものに両手を合わせ感謝の心を形で表現することを、考えるというのも。。。




No.718「ガードレールと鳥と温泉と」    2015(平成27)年10月5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、ガードレールの道路側に二人の男性が立っていました。白いヘルメットに、黄色いたすき安全ベストを着用し、上下作業服姿です。顔を見ると、どちらもいわゆる高齢者。手に赤い旗を丸めた棒を持っており、あの近くで工事などがあり交通指導をするためか。
 愛本橋から下流側を見ると、コンクリートの上に灰色がかったちょっと大きめの鳥が一羽。そのすぐ下には水がたまっており、釣り人をよく見かける場所。あの鳥、どうやら小魚をねらっていたようです。魚を捕るためにはそういう場所があるようで、人も鳥も考えることは一緒のよう。
 さて、空気がやわらかく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、間違いは誰にだってあること、その失敗を生かすか殺すかでその人の質が決まるとか、人生失敗だらけのこの身、経験豊富なその失敗をこれからどう生かすか、考えるのも。。。



No.717「草刈りとおしゃべりと温泉と」    2015(平成27)年10月3日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路側のにある公園で、大勢の人が草刈りと草むしりをしていました。男性は草刈り機を手にし、女性は草刈り鎌を持ちながらしゃがんでの草取りです。見ると、高齢の人たちばかりだったようで、冬支度に入る前、伸びている草をきれいさっぱりするためか。
 そこから少し進んだ家の玄関前で、男性二人が石階段に腰かけておしゃべりの真っ最中。一人はリュックを背にしてましたから、どこかへ出かける前のよう。女性同士のおしゃべり姿はよく見かけるのですが、男性でしたので珍しいなと。でも、男だって話ぐらいは。
 さて、そよそよと吹く風が秋を感じさせるこんな日は、あったかい温泉に入り、これは女性でなければ、このことは男性に限るなどと、根拠のない思い込みをしていることがあるこの身、やったことがなくても性別の垣根を取り除き一度取り組んでみることを、考えるというのも。。。



No.716「つなぎ服と濁流と温泉と」    2015(平成27)年10月2日掲載
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 今朝は、雨。
 出勤途中、紺色上下のつなぎ服を着た男性が、道路を歩いていました。強い雨の中、両手をポケットに入れ、白地に黒線の入ったヘルメットにマスクをしてです。カッパなどの雨具は身につけておらず、あれだとびしょ濡れになるはず。風邪を引かねばいいのですが。
 愛本橋の上から下の方を見ると、茶色く濁った水がゴウゴウと流れていました。あまり見ないほどに川幅が広がっており、あれだけの水量を見るのは久しぶりのこと。昨夜から今朝方にかけ降った雨、上流では相当降ったようです。水の量、まだまだ増すかも。
 さて、強い雨風のため道路に落ちた杉の葉がたくさんあり運転に支障を感じたこんな日は、あったかい温泉に入り、物事の後もう大丈夫だろうと気を抜くと大事に至ることだって、いつまでも注意力を持続させるにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.715「観光バスとザクロと温泉と」    2015(平成27)年10月1日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、愛本トンネルのすぐ手前で、大型観光バス2台とすれ違いました。どちらも、県外ナンバーです。黒部峡谷の紅葉はもう少し先なのだと思いますが、それでも旅行のシーズンが到来したようで。全国の人たちに、ぜひ自慢の自然をたっぷりと楽しんでもらいたいもの。
 橋を過ぎたあたりで、道路沿いにある庭の大きな木に目が止まりました。葉っぱの間から赤っぽい色をした実が、たくさん顔を出していたのです。あれは、おそらくザクロ。このあたりで他に目にしたことはなく、めずらしいなと。あのザクロ、食べるとどんな味がするのか。
 さて、寒く感じタンスから上着を取り出したこんな日は、あったかい温泉に入り、初めてのことだといつも躊躇して二の足を踏んでしまいがちなこの身、いつでもどんなことでも平常心で挑戦する心を持つためにどうしたらいいか、考えるのも。。。






本波 隆(ほんなみ たかし)

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