ブログ「・・と温泉」 

本波 隆(ほんなみ たかし)が、2012(平成24)年10月18日〜ふなみの湯「ふれあい温泉」ブログに書いているものです。温泉と絡めて、出勤日、毎日更新中。ブログ原文に一部手を加えてご紹介。。。


No.628「野菜と麦畑と温泉と」    2015(平成27)年5月29日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、自転車に乗った高齢の女性が、こちらの方へ向かって進んできました。見ると、荷台カゴから、緑色の野菜があふれるように頭を出して。朝、畑で収穫した野菜を、どこかへ持っていくところだったのでしょう。取れたての野菜の味は、格別ですから。
 職場へ近づいた頃、水の張られた田んぼの向こう側にある麦畑が、きれいな黄金色に染まっているのが分かりました。麦の色具合から見て、どうやら刈り入れが近づいてきているようです。田んぼの苗は生まれたてですが、その隣にある麦は、そろそろ成熟期を迎えているよう。
 さて、吹くが爽やかに感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、生まれる命があれば消えていく命も、それが世の常だと頭では理解しているつもりでも、そのことから目をそらそうとしているこの身、人生とはなんぞやについて、考えるというのも。。。



No.627「黄色いテープと街路樹と温泉と」    2015(平成27)年5月28日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の駐車場で、目が止まりました。玄関前屋根つきの駐車場なのですが、前の柱2本に黄色いテープが貼ってあるのです。テープの場所は、大人の胸と膝ぐらいの高さ。車庫入れの際、ぶつからないようにとの目印なのでしょう。
 職場近くへ来ると、街路樹に薄いピンク色した花が。街路樹の花は、白と薄いピンク色の2種類なのですが、今咲いている多くが薄いピンク色。白色はほんの少ししか咲いておらず、まとまった純白の花を目にできるようになるのは、まだ先のようです。
 さて、薄い雲が広がり始めているこんな日は、あったかい温泉に入り、黙っていてもこちらが考えているようになると思ったら大間違い、小学生でも分かるよう丁寧に説明をし、それでようやくこちらの意図が伝わる、普段からそんなことを心がけているか、考えるのも。。。



No.626「鉢とジョウロと温泉と」    2015(平成27)年5月27日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある家の玄関階段に、鉢が置いてあるのが目に入りました。鉢の中は、白とピンク色の花が混在しており、あれはツツジ科の種類。その隣に、もう一鉢あったのですが、そちらの花は赤い色。どちらの花も、今がちょうど見頃のようで。
 少し進んだ左側の家の前、ジョウロで花壇に水をやっている男性が。薄い水色のシャツに白いTシャツ姿、見るからに爽やかな服装でです。晴れた日が続いてますから、水不足を心配し花に水をやっていたのでしょう。水のお陰で、花たちもきっと元気に。
 さて、そよそよと吹く風が心地よく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、アルコールで体の中を清めるなどと不埒なことを言いがちなこの身、たまにはそちら系でなく、本などから知恵と言う名の水を吸収することを、考えるのも。。。



No.625「ビニールと脚立と温泉と」    2015(平成27)年5月26日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路沿いにある畑の野菜に、透明のビニールがかけられているのが目に入りました。他に、青色ネット状のもので覆われている野菜もあり、あれらは、強い風や寒さなどから防ぐためのもの。幼い頃、ほんの少しの手助けがあると、ぐんぐん育つようで。
 そこから少し進んだ公民館の駐車場に、軽四トラックなどが何台が停車。その中の1台に、大きな脚立を積もうとしている高齢の男性が。荷台の隅に濃い緑色の葉が見えましたから、木を伐採するため山の方へ出かける準備をしていたのでしょうか。
 さて、すがすがしい青空が気持ちいいこんな日は、あったかい温泉に入り、ほんの少しの手入れで長持ちすることがあるのに、暴飲暴食寝不足と不摂生の限りを尽くしてきたこの体、今からでも遅くないことを信じ、体にいい何か始めることを、考えるというのも。。。



No.624「うろこ雲とコンテナと温泉と」    2015(平成27)年5月25日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、正面に見える山の上、うろこ雲が大きく広がっているのが目に入りました。あの雲、秋になると多く見かけるような気はするのですが、今の時期だとほとんど目にすることが。確か、鰯(いわし)雲とも言い、随分高いところある雲だったはずです。
 職場へ近づいた頃、田んぼのすぐ横に、黒い貨物コンテナが置かれているのに気がつきました。あのコンテナは、列車で荷物を運ぶためのもの。お役ご免になり、第二の人生を、田んぼで生かすことになったのでしょう。中には、きっと農業資材などが保管されて。
 さて、車の窓から入る風が、ちょっと寒くさえ感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、人や物など役に立たなくなったからと見向きもせず、ましてやゴミのようにポイと捨てるのではなく、どう生かせるかを考えるのも。。。



No.623「石垣とオートバイと温泉と」    2015(平成27)年5月23日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近く段差ある田んぼの斜面に、石垣が積まれているのが目に入りました。大きな丸い石が、きれいに並べられて。気をつけて見ていると、そのほか畑や道路側にも、石垣のところが何カ所も。あれは、先人が苦労して作り上げたものです。
 その少し先、交差点を通り過ぎようとした時、左側の道路に流線型のオートバイが停車中。そのすぐ後ろには、オープンタイプのスポーツカーです。車は小型で2人乗りのようでしたが、あんなバイクやスポーツカーに乗って風を切ると、さぞ気持ちいいだろうなと。
 さて、やわらかい風が心地よく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、過去の歴史の上に現在があることをつい忘れがちなこの身、周りを見渡しながら先人への感謝について、改めて考えるというのも。。。



No.622「田んぼと釣り人と温泉と」    2015(平成27)年5月22日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、畔(あぜ)にしゃがんで、田んぼの様子を見ている高齢の男性がいました。田植の後、水の量などに問題がないかを、定期的に見なければなりません。それをするのは、通常、朝と晩。それが、秋の刈り入れまで続きます。朝晩休みなしの仕事が、いよいよ開始したようで。
 愛本橋の上から下流側を見ると、釣りをしている男性が二人。最近、釣りをしている人を見かけなかったのですが、また魚の姿が見られるようになったよう。釣り人たち、雪解け水の流れの中に立ち相当冷たいはずですが、それでも、好きなことの方が勝るのか。
 さて、吹く風がちょっと冷たく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、好きなことなら少々のことぐらい我慢できるのに、それが仕事だと些細なことでも頭へカチンときたりして、場にあたり平常心を保つにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.621「カラスと布団と温泉と」    2015(平成27)年5月21日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路にゴミが散らばっており、そこにカラス一羽いるのが目に入りました。カラスのやつめ、ゴミ箱の前でゴミ袋を破り、食べ物をあさっていたよう。ゴミ箱の中にもカラスが一羽おり、こちらも袋をめちゃくにして。今日は、ビニールの日なのにです。
 しばらく進むと、道路沿いにある家の庭に、布団と毛布が干してありました。布団を干すには、ちょっと時間が早いかなと思ったのですが、雨の心配がありませんから。夜、干した布団の中へ入ると、いつも以上にぐっすり眠られます。太陽の恵みは絶大のようで。
 さて、窓からの風が爽やかに感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、布団へもぐり込んでもなかなか寝付けないのは、我が家のせんべい布団のせいだけではなさそう、たまには心の奥まで虫干しにすることを考えるというのも。。。。



No.620「作業服とホーロー看板と温泉と」    2015(平成27)年5月20日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、信号機のすぐ下に、上下作業服姿の人が7人ほど立っていました。すぐ側にある空き地で草刈りが行われており、それを見ていたよう。あそこで、何か工事が始まるのでしょうか。見ている中に女性が一人。今は、工事の現場だって、女性が活躍している時代か。
 そこから、しばらく進んだ小屋の壁面に、蚊取り線香のホーロー看板が取り付けられているに気がつきました。看板は、他にどこかで聞いたことのある店のものも。ホーロー看板、昔あちこちで見かけたものですが、最近はほとんど見ることもなくなって。
 さて、青空が心まで爽やかにさせてくれるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、一時の流行についつい追われることが多いこの身、いつでもどこでも自分を見失わないようにするにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.619「霧と自転車と温泉と」    2015(平成27)年5月19日掲載
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 今朝は、小雨。
 出勤途中、愛本橋から上流の方を見ると、川の上あたりに霧がかかっていました。霧の上部には、山の濃い緑が見え隠れ。目を下流の方へ落とすと、橋から離れたところに霧霧霧。その風景、まるで水墨画を見ているよう。雨と霧と緑色、これぞ春の景色かなと。
 坂へかかったところで、高校生とおぼしき男子学生が自転車で下がってきました。傘をささず、雨具も着ずにです。小さな雨ですが、濡れるのになと思っていたら、次々下がってくる学生が皆雨具なし。少々の雨などに濡れても動じない、あれも若さの特権か。
 さて、雨のおかげで植物などが生き生きとし始めているのを感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いい意味での冒険や挑戦を忘れたこの身、ここは一つ、あんなことをしてなどの陰口は聞こえないないふりをして、荒れ地へ一歩踏み出すことを考えるというのも。。。



No.618「ジャガイモの花とパトカーと温泉と」    2015(平成27)年5月18日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路に隣接している畑に、白い花が一輪二輪咲いていました。あそこは、確かジャガイモの畝(うね)。植えてからそれほど経っていないはずなのに、もう花が。地面には葉っぱが密集しており、ジャガイモの苗は順調に育っているようです。
 少し進んだところにある交差点で赤信号のため止まっていると、屋根にスピーカーをつけた車がこちら側へ向かってくるでは。そのすぐ後ろに、赤色灯を点滅させたパトカーがくっつくように。交通安全協会と警察官の人が、啓蒙などのため地域を巡回していたのか。
 さて、なんだか生暖かくさえ感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、黙っていても分かってもらえるだろうと思うのは甘い甘い、努力の跡など見られない私の仕事っぷり、それを評価してもらうなどとはおこがましいが、いったい何が足りないか、考えるのも。。。



No.617「若葉と剪定と温泉と」    2015(平成27)年5月14日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、機械を使い家の前にある生け垣を、刈っている人がいました。麦わら帽をかぶった高齢の男性で、おそらくあの家の主。生け垣の上に若葉をつけた細い枝が、たくさん伸びているのが見えましたから、今のうちにということなのでしょう。
 職場に近づいた頃、ある家の庭先、松の木2階ほどの高さのところ、白い上下服を着た男性がすくっと立って。その姿かたちなどから、こちらはプロで、松の木の剪定等を行っていた様子。木々が生長する今の時期、きちんと手さえかければ、いいものに育つようで。
 さて、窓から入る涼しい風が気持ちよく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、変な育ち方をしたのは自分のせいだと自覚しているつもりのこの身、今からでも遅くないはずとほんの少しの希望を残し、せめてこれから真っ直ぐな道を歩むにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.616「杖と空き缶と温泉と」    2015(平成27)年5月13日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、杖をついた高齢の男性が、道路を歩いていました。つばの広い帽子にサングラス姿で、両方の手に杖を持ってです。その杖は、上から押さえる特殊なタイプ。ゆっくりした歩みでしたから、リハビリを兼ねた散歩だったのでしょうか。
 そこから少し進んだ広場に、空き缶が一個落ちているのが目に入りました。飲んだら決められた場所へ捨てればいいのに、誰がポイしたのか。気になり、他に空き缶が落ちてないか注意して見ていたのですが、他には1本もなし。日本人の意識も、一部を除きなかなかなものだなと。
 さて、朝から強い風が吹いているこんな日は、あったかい温泉に入り、私一人ぐらい大丈夫だろうと道からはずれたことをする輩、まさかとは思うが、自分もその一味ではなかったか、胸に手を当てて考えるのも。。。



No.615「物置小屋とさび止めと温泉と」    2015(平成27)年5月12日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路から少し離れたところにある畑で、高齢の女性が畑仕事をしているのが目に止まりました。その畑には小さな物置小屋があり、高さは女性の肩ぐらい。中へ入って、物を取るには不自由だと思うのですが、それでも物がきちんと保管できれば。
 しばらく進むと、道路のすぐ横にある屋根に、男性二人が上がって仕事の真っ最中。トタン屋根の四分の三ほどが茶色く塗られており、どうやらさび止めを塗っていたようです。今朝の予報では、午後雨になるとか。雨が降る前に塗ってしまおうと、急いでの仕事だったか。
 さて、暖かい空気を感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、なんだか内緒の休憩時間が多いような気がする我が身、そのため期限に遅れる可能性があるあの仕事、どうしたら確実に間に合わせることができるか、ちょっとではなく、じっくり考えるというのも。。。



No.614「石灰とオートバイと温泉と」    2015(平成27)年5月11日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路すぐ横にある畑に、石灰が撒かれているのに気がつきました。その畑は、家と家の間に囲まれた、あまり日当たりの良くない小さな畑。他の畑に比べ少し遅いかも知れませんが、暖かくなったのを見極めてから、野菜の苗などを植える準備が始まったようです。
 しばらく進むと、バックミラー越しにオートバイに乗っている中年男性の姿が。ある程度車間距離を保ちながら、離れずにくっついて来てました。真っ赤な上着で、あれはどうみても仕事へ行く途中ではなく、遊びに出かけるところ。中年のライダーだって、なかなか悪くないものだなと。
 さて、爽やかな風がちょっと肌寒いかなと感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも息抜きばかりのこの身なれど、やっている途中の仕事が完全に片づいた後、ご褒美を兼ねてちょっと休むことを考えるというのも。。。



No.613「雑草とツバメと温泉と」    2015(平成27)年5月8日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路のすぐ側に、整地された空き地があります。道路に面した部分は全面ロープが張られ、そこには入れない状態。その空き地が、あまりにもきれいで、草が一本も生えていないのです。きれいなのはいいのですが、それが度を超したように見えると何だか。
 車の前を、スーッと黒い鳥が横切っていきました。車の窓を開けているため、チッチッチッと鳴く鳥の声が耳に。見覚えのある鳥の姿と鳴き声。あれは、紛れもなくツバメです。今年も、遙か遠い南の国から子育てのため、はるばるこの地を訪れてくれたよう。
 さて、若葉と青空が目に染みるようなこんな日は、あったかい温泉に入り、遠くからのお客さんを歓迎してあげる手だても知らないこの身、せめて自分がどこかへ出かける時、相手が喜ぶようどんなお土産を持っていか、考えるのも。。。



No.612「ゴミ収集箱と生け垣と温泉と」    2015(平成27)年5月7日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路近くに設置されているゴミ収集箱の前で、前屈みになり何かをしている様子の女性が二人。近づくと、道路側に、いくつもゴミ袋が置いてありました。連休明けでゴミ袋が大量に出たため、箱の中の整理をしていたよう。その行為に、ただ頭が下がるだけです。
 しばらく進むと、生け垣の上に、新芽がちょこんと顔を出しているのに気がつきました。上の部分が平らに刈られていた生け垣ですが、春を迎えそこにも新しい息吹が。緑色の生け垣もいいのですが、白、赤、ピンク色した大輪のツツジの生け垣も悪くないなと。
 さて、通る車がなんだか少なくなったような気がするこんな日は、あったかい温泉に入り、いつもと同じだと気分的にはすごく楽なもの、でも、そろそろ新しいことに挑戦し、ちょっと苦労することを考えるというのも。。。



No.611「半ズボンと田植機と温泉と」    2015(平成27)年5月6日掲載
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 今朝は、快晴。
 出勤途中、歩道を、小さな子供2人連れの、若いお父さんが歩いていました。子供たちは長ズボンなのですが、お父さんは膝丈の半ズボン姿。昔でしたら大人が半ズボンをはくなんて、考えられなかったこと。会社で締めつけられ、せめて休日ぐらいラフな格好でか。
 職場に近い田んぼでは、大きな田植機が3台出て田植えの真っ最中。見ると運転手の他、苗を手渡す2人が田植機に乗っていました。最近の田植機、大人3人が乗ってもいいくらい頑丈になったという証拠。25年程前まで、手押し型の田植機を使っていたのに。
 さて、五月晴れで朝から気持ちがいいこんな日は、あったかい温泉に入り、手に入れた当初はこんなに便利だと喜んで使っていたのに、時間が経ち古くなったからと簡単に処分していることが多いこの身、物への感謝を忘れないためにはどうしたらいいか、考えるのも。。。



No.610「日の丸と肥料と温泉と」    2015(平成27)年5月5日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、道路側にある家の玄関に、日の丸の旗を揚げている家が2軒目に入りました。子供の頃、祝日にはほとんどの家で旗を揚げていた記憶があります。そのため、祝日に通りへ出ると、白、赤、金色が青空に映え、なんだか賑やかな雰囲気があったもの。
 しばらく進むと、田んぼのすぐ横に、袋が山積みにされてました。あれは、肥料などの入った袋で、田植えが終わってしばらくしてから、撒くのだと思います。苗だって人間と同じで、育つためにはいろんな栄養分が必要。それらが十分にとれるよう、もう準備されて。
 さて、外へ出ると肌寒く感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、いつも好きな物ばかり口にしているこの身、少しは体のことを思い、好き嫌いなど言わず、もう何年も食べてないあれだって口にすることを、考えるのも。。。



No.609「藤の花と田植えと温泉と」    2015(平成27)年5月4日掲載
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 今朝は、曇り。
 出勤途中、旧中学校跡にある公園の、大きな木の上の方からに淡い紫色した花が、いくつも下がっているのに気がつきました。何かなと思って見ると、あれは藤の花。小さな花がいくつもまとまり、まるでたわわに実った果物のようにです。
 職場へ近づくと、田んぼ道に、軽四トラック4台が止まっていました。荷台には、箱に入った稲の苗がたくさん積まれて。田んぼの角では、たまったわらを畔にすくい上げている女性が。田んぼの中に田植機が2台入っており、いよいよ田植えが本番を迎えたようです。
 さて、久しぶりの曇り空で、しのぎやすく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、収穫まで八十八回手をかけねばならないその第一回目が無事終わるよう念じながら、他人の心配も大事だがそれ以上に自分の仕事をきちんとしていたか、考えるというのも。。。



No.608「半袖下着と草刈り機と温泉と」    2015(平成27)年5月1日掲載
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 今朝は、晴れ。
 出勤途中、道路側にある、家の庭へ出ている高齢の男性がいました。見ると、上に着ていたのは白い半袖の下着シャツだけ。いくら暖かくなってきたとは言え、さすがに半袖の下着一枚だけでは寒かろうに、と思うのですが、あの男性それだけ元気な証拠か。
 しばらく進むと、田んぼのあぜの上を、草刈り機を手にした人が歩いていました。顔に、小石避けのマスクをし、腰から下に大きなゴム製のエプロンをしてです。雑草が随分伸びてますから、田植えの前に雑草を刈りとってしまおうと、汗を流し始めたようです。
 さて、朝から緑が目にまぶしく感じるこんな日は、あったかい温泉に入り、大仕事の前、細かな部分で手抜かりがないよう努めてきたか、我が身に照らして考えるのも。。。




本波 隆(ほんなみ たかし)

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